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Ⅰ 国際関係 01・01 南アジア地域の7ヵ国(インド、パキスタン

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Ⅰ 国際関係

01・01 南アジア地域の7ヵ国(インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパ ール、ブータン、モルディブ)が2015年末までに関税を0−5%まで引き下げて経済統 合を目指す南アジア自由貿易圏(SAFTA)を発足、急成長するインドを牽引力に人口14 億人以上の地域が結束し域内貿易を活発化させ国際競争力を高めることが目的

05 国連安保理常任理事国入りを目指す日本など4ヵ国(G4)のうちドイツ、インド、ブラ ジルが2005年9月に廃案となった安保理拡大のための「枠組み決議案」(旧G4案)を 国連事務局に再提出、日本は共同提案国に加わらずG4が事実上分裂

08 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)東部の琴湖地区で軽水炉事業を行なっていた朝鮮半 島エネルギー開発機構(KEDO)のすべての要員が韓国側に完全撤収、事業終結 10 イランが核燃料製造に関する研究を再開したと発表、米英ロなど6ヵ国が16日に同問題

を安保理に付託するためIAEAに緊急理事会開催を要請する方針で一致(ロンドン)、18 日IAEAが緊急理事会を2月2日に開くと発表

12 日米など6ヵ国による地球温暖化防止への新たな枠組み「クリーンな開発と気候に関す るアジア太平洋パートナーシップ」の初閣僚会合が鉄鋼や電力などの産業分野で温室効 果ガス排出削減の技術協力を進めることを盛り込んだコミュニケ採択(←11日、シドニ ー)

18 国際人権監視団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」(本部ニューヨーク)が年次報告 書などで中国が「内政不干渉」の原則や資源獲得などの経済活動を盾に北朝鮮やミャン マーなど世界各地の抑圧的な政権を手助けしていると指摘

世界銀行などの主催による鳥インフルエンザ対策の資金拠出に関する国際会議開催(←

17日、北京)、各国・機関が表明した拠出額は19億ドル(約2200億円)に達し流行抑止 への決意を盛り込んだ北京宣言を採択

中国と北朝鮮の公式メディアは金正日北朝鮮総書記が10−18日に中国を非公式訪問し たと発表、金総書記は17日に胡錦濤中国国家主席と会談、6ヵ国協議推進を強調し米国 の金融制裁解除に向け中国側に対米説得などを求めたもよう

19 ユネスコが「科学リポート2005」を発表、中国人研究者の数が日本人研究者の数を上回 るなど研究開発の分野で中国が欧米と日本の優位を脅かしつつあると指摘

23 WTOの新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の農業自由化交渉再開(ジュネーブ)

24 国連が2006年の世界経済見通しで日本の実質経済成長率を1.9%と予想、「企業収益の好 転が個人消費に波及しつつある」として緩やかな経済回復が続くと指摘、世界全体の成 長率見通しは2005年の推計値を0.1ポイント上回る3.3%と予想

25 パレスチナ評議会(議会)選挙が10年ぶりに実施され初参加のイスラム原理主義組織 ハマスが132議席中76議席を獲得し第1党に、アッバス自治政府議長の与党ファタハは 43議席で惨敗、27日アッバス議長がハマスに組閣を要請する方針を明らかに

Ⅰ 国際関係Ⅱ 日本関係Ⅲ 地域別 2006年1月1日−31日

濱口  健・細川 洋嗣 編 山岡 宗広 (共同通信)

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28 ドーハ・ラウンドの進展を目指す非公式閣僚会議が閉会(←27日、ダボス)、各国閣僚 らはラミーWTO事務局長が提示し12月の香港閣僚会議で合意した新ラウンドの目標日 程を詳細化した作業計画を承認、これを基に交渉を進めることに同意

29 ブッシュ米政権は米国とロシアが2012年末までに戦略核兵器を最大2200個に削減する ことを定めた戦略攻撃兵器削減条約(モスクワ条約)をめぐり2009年に失効する第1次 戦略兵器削減条約(START 1)の査察・検証条項を延長しモスクワ条約に適用する方 向で検討を開始したことを明らかに

世界の政財界指導者らによる世界経済フォーラム(ダボス会議)が閉幕(←25日、ダボ ス)

30 パレスチナ和平をめぐる米国、ロシア、EU、国連の4者の外相級協議開催(ロンドン)、 25日のパレスチナ評議会選挙で圧勝したハマスに対し暴力の放棄とイスラエルの生存権 の承認などを呼び掛ける声明を発表

国連安保理5常任理事国とドイツの6ヵ国が外相会合(ロンドン)、イラン核問題の安保 理付託で一致

国連国際防災戦略(UNISDR)が2005年夏に米南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」

による経済損失が14兆円を超え阪神大震災を上回ったと発表

31 IAEAがパキスタンのカーン博士を中心とする「核の闇市場」からイランが得ていた書

類が「核兵器の一部の製造に関係する」などと明記した調査報告書をまとめ理事会メン バー国に配布

アフガニスタン復興支援国際会議開幕(→2月1日、ロンドン)、アフガンで平和維持活 動を行なっている国際治安支援部隊(ISAF)の2010年までの活動継続などを明記した アフガニスタン合意を採択

Ⅱ 日本関係

01・01 東京三菱銀行とUFJ銀行が合併して三菱東京UFJ銀行が発足、2005年10月に世界 最大の金融グループとして誕生した三菱UFJフィナンシャル・グループの中核となる銀 行で銀行単体としても総資産は世界最大規模

03 神奈川県横須賀市で女性殺害事件が発生、7日神奈川県警は強盗殺人容疑で米空母乗員 の1等航空兵(21歳)を逮捕、起訴前の身柄引き渡しは1995年の日米地位協定運用改善 後4例目、殺人事件では初

04 小泉純一郎首相が年頭記者会見で自らの靖国神社参拝をきっかけに中国、韓国が首脳会 談を拒否していることについて「1つの問題で他の交渉の道を閉ざすべきではない」と 厳しく批判

民主党の前原誠司代表が記者会見で9月予定の党代表選の時期について自民党総裁選の 状況をみながら前倒しを検討する考えを示す

2005年の米国での年間新車販売台数が発表されトヨタ自動車など日本の大手3社は過去 最高を更新、日本勢のシェアは32.2%

10 谷垣禎一財務相がアナン国連事務総長と会談、日本が米国に次ぐ国連分担金を支払って いる問題について分担金比率の引き下げを要求(ニューヨーク)

11 小泉首相が記者団と懇談(イスタンブール)、自民党総裁選の投票前に自身が支持する

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候補を鮮明にする考えを表明、後継の条件として改革継続に加え「選挙に勝てる」こと を挙げる

12 額賀福志郎防衛庁長官が記者団と懇談(ロンドン)、長時間飛行による情報収集、監視 が可能な滞空型無人偵察機の2007年度導入を目指し機種選定作業を本格化させる考えを 明らかに

在日米軍再編をめぐる日米両政府の外務、防衛当局による審議官級協議実施(←11日、

ワシントン郊外)、米側が提示した再編案の実施計画について意見交換し協議終了 谷垣財務相がライス米国務長官と会談(ワシントン)、ライス長官は2005年10月の日米 安全保障協議委員会(2プラス2)で在日米軍再編をめぐる中間報告で合意した海兵隊の 移転費用など日本の財政面での支援を要請

13 日米両政府が2月中旬電子化した防衛情報を対象に秘密保全協定を締結することが明ら かに、自衛隊と米軍など防衛当局間の情報共有に伴う秘密漏洩を防ぐことが目的、防衛 情報を直接保全対象とする協定は初めて

16 東京地検特捜部が関連会社の企業買収をめぐる証券取引法違反(偽計取引、風説の流布)

容疑でインターネット関連サービス会社ライブドア本社や堀江貴文社長の自宅などを家 宅捜索、本体に粉飾決算の疑いも浮上、23日同法違反容疑で堀江容疑者ら4人を逮捕、

24日ライブドアは堀江容疑者の社長辞任を発表

財務省が発表した2005年の対内対外証券投資で外国人投資家による日本株の買越額が12 兆6000億円超と過去最高を更新

額賀防衛庁長官がラムズフェルド米国防長官と会談(ワシントン)、在日米軍基地再編 の最終合意に向けて協議を加速させることで一致

18 東京証券取引所がライブドア・ショックによる株式取引急増にシステムが対応できず全 銘柄の取引を一時停止する緊急措置を発動、平均株価が急落

20 第164通常国会が召集され小泉首相が施政方針演説

政府が空輸された米国産牛肉に牛海綿状脳症(BSE)の病原体のたまりやすい特定危険 部位の脊柱が混入しているのを確認、米国産牛肉の輸入を再び全面停止、ジョハンズ米 農務長官が検査態勢に深刻な不備があったことを認める

22 米軍普天間飛行場の移設を争点にした沖縄県名護市長選で政府との協議に柔軟姿勢を示 す島袋吉和氏(自公推薦)が初当選

23 静岡、福岡両県警の合同捜査本部と名古屋税関が軍事転用できる無人ヘリコプターを中 国に不正に輸出しようとしたとして外為法違反などの疑いで静岡県磐田市のヤマハ発動 機本社などを家宅捜索

26 マーキー米民主党下院議員ら6議員が日本原燃が使用済み核燃料再処理工場(青森県六 ヶ所村)で計画している使用済み核燃料を使う試運転(アクティブ試験)をめぐり核拡 散上の「懸念」があるとして中止を求める書簡を日本政府に送付

北海道根室沖で漁船「第3新生丸」が転覆し7人が死亡した事故(2005年9月)でイス ラエル検察当局が漁船に衝突した同国船籍の大型コンテナ船「ジム・アジア」の2等航 海士を過失致死罪で起訴

28 麻生太郎外相が小泉首相の靖国神社参拝問題に関連し「天皇陛下の参拝が一番だ」と発 言、中韓は激しく反発

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30 防衛施設庁発注の空調設備工事で東京地検特捜部が競売入札妨害容疑で同庁ナンバー3 の技術審議官河野孝義容疑者ら3人逮捕

中川昭一農相が衆議院予算委員会で米国産牛肉の輸入再開に際して日本側が事前に現地 調査するとの閣議決定を守っていなかったと答弁

31 厚生労働省が発表した2005年12月の有効求人倍率(季節調整値)が前月の0.99倍から 上昇し1.00倍に、1倍に回復したのはバブル崩壊直後の1992年9月(1.02倍)以来13年 3ヵ月ぶり

Ⅲ 地域別

●アジア・大洋州

01・01 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙『労働新聞』など3紙が新年共同社説を発表、北朝鮮と 韓国が民族を挙げて米国の「戦争挑発を打ち砕く」よう呼び掛け、経済分野では前年同 様農業最優先策を強調

02 盧武鉉韓国大統領が南北関係を取り仕切る統一相に李鍾 国家安全保障会議事務次長、

副首相兼科学技術相に金雨植前青瓦台(大統領官邸)秘書室長を任命するなど4閣僚交 代の内閣改造

10 韓国ソウル大調査委員会が黄禹錫教授が世界で初めてヒトクローン胚から胚性幹細胞

(ES細胞)作成に成功したとする2004年2月の米科学誌の論文を捏造と断定する最終調 査結果を発表、12日黄教授が調査委の最終調査結果を受け入れる意向を示し謝罪、検察 当局が黄教授の自宅や同大研究室など関係先を家宅捜索

11 2005年の中国の貿易黒字が1018億8000万ドル(約11兆6650億円)に達したと中国税関 総署が発表、1000億ドル突破は初めて

17 インド、パキスタンが外務次官協議を開き和平進展に向けた包括対話の第3ラウンドを 開始、インド側はカシミール地方を分断する実効支配線(停戦ライン)付近にこれ以上 の兵士駐留所を配置せず警戒活動も抑制することなどを提案(ニューデリー)

20 グスマン東ティモール大統領がインドネシアの東ティモール併合が引き起こした虐殺や 飢餓、病気などのため推計10万2800人以上が死亡したとの報告書をアナン国連事務総 長に提出、インドネシア国軍など責任者の法的責任は問わない意向を示す(ニューヨー ク)

23 胡錦濤中国国家主席がアブドラ = サウジアラビア国王と会談(北京)、戦略的な友好関 係を促進していくことで合意するとともに石油、天然ガスなど資源の2国間協力に関す る協定に調印

25 盧武鉉大統領が年頭記者会見で小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「韓国民が受け る気持ちを考慮しなければならない」と批判

中国衛生省が四川省成都市で高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染した女性が 死亡したと発表、中国での鳥インフルエンザによる死者は7人目

モンゴル国民大会議(国会)が新首相にモンゴル人民革命党のエンフボルド党首を指名 中国国家統計局が2005年の実質GDPは18兆2321億元(約260兆円)で成長率は前年比 9.9%増と発表、1人当たりGDPは1700ドル(約20万円)

台湾で蘇貞昌行政院長(首相)が率いる行政院(内閣)が発足、副院長(副首相)には

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女性で対中強硬派の蔡英文前大陸委員会主任委員、外交部長(外相)には米国通の若手 元外交官の黄志芳総統府副秘書長が就任

29 金正日北朝鮮総書記の義弟で2004年2月ごろ失脚したとされた張成沢朝鮮労働党組織指 導部第 1 副部長が復権したことが朝鮮中央通信の報道で判明

陳水扁台湾総統が中台統一に関する総統府内の諮問機関である国家統一委員会と将来的 な統一への道筋を定めた国家統一綱領について「有名無実化しており、ともに廃止し台 湾主体意識を示すことを真剣に考えるべき時だ」と発言

31 ミャンマー軍事政権が「民主化の第1段階」と位置付け新憲法制定に向け開会している 国民会議のテイン・セイン議長が会議を中断し年末までに再開すると発表、新憲法制定 のめどがたたないまま再開以来わずか2ヵ月で休会

●中近東・アフリカ

01・04 シャロン=イスラエル首相が脳出血による重い脳卒中で緊急入院し緊急手術、政界 復帰は絶望、オルメルト首相代理が首相代行に就任

イラク内務省の発表によると2005年の武装攻撃やテロによるイラク人の死者は5721人、

うち7割の4021人が民間人

05 イラク中部のラマディとイスラム教シーア派の聖地カルバラなどで自爆テロがあり計130 人が死亡、約200人が負傷

06 トルコ東部で高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染し女児が死亡、感染による 同国内の死者は3人に、9日WHOがトルコで計14人が鳥インフルエンザに感染してい たことを正式に確認

12 サウジアラビア西部のメッカ郊外でイスラム教の聖地巡礼行事中に多数の巡礼者が折り 重なって転倒し345人が死亡、1000人以上負傷

15 「イラク聖戦アルカイダ組織」や「勝利の軍隊」などイラクで活動する6つのイスラム教 スンニ派武装組織が「イラク・イスラム戦士評議会」と称する統一組織を設立したとの 声明を発表

19 中東の衛星テレビ局アルジャジーラが国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラ ディン容疑者とされる人物が「米国への攻撃を準備している」と述べる一方で米国民に 対し米軍のイラク撤退を条件に「公正で長期的な停戦」を呼び掛ける録音声明を放送、

CIA当局者が本人の肉声との見解を表明

20 イラク選挙管理委員会が2005年12月15日の連邦議会選挙(定数275)の最終開票結果 を発表、イスラム教シーア派宗教勢力の「統一イラク同盟」が128議席を獲得して第1 党の座を維持し勝利、クルド人会派の「クルド同盟」が53議席で第2位、選挙に初参加 したスンニ派の「イラクの調和」が44議席で3位となった

スーダン西部ダルフールの反政府勢力「スーダン解放軍」と「正義と平等運動」の 2 派 が隣国チャドの首都ヌジャメナで声明を発表、政治的・軍事的に同盟し新たに「スーダ ン西部同盟革命軍」を結成する方針を表明

22 プロンク国連事務総長特別代表(スーダン問題担当)が検討されているスーダン西部ダ ルフール地方への国連平和維持部隊派遣について「200万人の国内避難民を保護するた めには大規模な部隊が必要だ」と述べ派遣が決まった場合1万2000−2万人規模の部隊

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が必要との認識を示す

コンゴ(旧ザイール)北東部のウガンダとの国境付近で国連コンゴ監視団(MONUC)

の部隊がウガンダ反政府ゲリラと交戦しMONUC部隊のグアテマラ兵8人が死亡、14人 が負傷

24 アフリカ連合(AU)が定例首脳会議で新議長にサスヌゲソ = コンゴ共和国大統領を選

出(←23日、ハルツーム)

クウェート国民議会が即位したばかりのサアド新首長を健康不安を理由に退位させるこ とを全会一致で議決、サバハ首相を次期首長に指名

アッバス = パレスチナ自治政府議長とメルケル = ドイツ首相が会談(ヨルダン川西岸ラ マラ)、メルケル首相はハマスがイスラエル生存権を認め暴力を放棄しなければEUは自 治政府への資金援助を見直すと表明

●欧 州

01・13 アフガニスタンで平和維持活動を行なっているNATO主体のISAFの南部展開に伴 いオランダ政府が1200−1400人の追加派兵を閣議決定

17 ラスムセン = デンマーク首相がISAFの南部展開計画に伴い約180人の追加派兵を公表 18 EU 議長国オーストリアのシュッセル首相がEU財政安定化のための「欧州税」創設の

検討を欧州委員会に要請したと表明

19 シラク = フランス大統領がフランスに対しテロ攻撃を行なった国への報復に核兵器使用 を辞さないとの考えを国内での演説で表明

ショーヨム = ハンガリー大統領が4月の総選挙実施を発表

23 英国核燃料会社(BNFL)が傘下の米原子力発電所メーカーのウェスチングハウス・エ レクトリック(WH)を東芝に売却する方針を固めたと英紙『フィナンシャル・タイム ズ』が報道

サンパイオ=ポルトガル大統領の任期満了に伴う大統領選で中道右派の社会民主党が推 すカバコシルバ元首相が勝利

26 リード英国防相がISAFの南部展開に伴い英軍3300人を追加派兵すると発表 28 ポーランド南部カトウィツェ近郊でイベント会場の屋根が崩落し65人以上が死亡 29 EU外相理事会がパレスチナ評議会選で圧勝したイスラム原理主義組織ハマスに対し武

装解除とイスラエルの生存権承認を要求

●独立国家共同体(CIS

01・01 ロシアが親欧米路線をとるウクライナに天然ガスの輸出価格引き上げを通告した問 題で両国の交渉が決裂、ロシアがガス供給を停止、欧州への供給にも影響、4日両国が 今後5年間価格を従来の2倍弱の1000立方メートル当たり95ドルとすることで合意 10 ウクライナ最高会議(議会)がロシアとの天然ガス供給をめぐる妥協への不満を背景に

エハヌロフ首相ら全閣僚の解任を賛成多数で決定

12 ロシアのシベリア、ウラルなどの地域が氷点下35−58度の記録的寒波に見舞われ1人が 死亡、16日から17日にかけてモスクワでも氷点下27度を記録、同市だけで2005年10月 末以降寒さにより107人が死亡、19日各地で被害が拡大、死者は116人に

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16 プーチン = ロシア大統領とメルケル = ドイツ首相が初の首脳会談(モスクワ)、イラン 核問題やロシアからの欧州向け天然ガス供給体制などエネルギー問題を協議

イラン核問題で大統領は欧米が求める国連安保理への付託に一定の理解を示す一方で外 交交渉による解決を模索すべきと発言

22 グルジアに隣接するロシア南部でグルジアへの天然ガスパイプラインと送電線の支柱が 爆発されグルジア向けおよび同国を経由するアルメニア向けのガス供給が停止、グルジ アへの電力供給も一時停止

23 ラブロフ = ロシア外相とサファリ = イラン外務次官が会談(モスクワ)、同外務次官は 核開発問題をめぐりロシアとの協力強化に期待を表明

プーチン大統領が7月にサンクトペテルブルクで開催予定の主要国首脳会議(サミット)

の議長国首脳として声明を発表、主要課題としてエネルギー安全保障、感染症対策など 3分野を提示

24 イワノフ = ロシア安全保障会議書記とラリジャニ = イラン最高安全保障委員会事務局長 が会談(モスクワ)、両者はイランの核開発問題をIAEAの枠内で外交的手段により解決 する必要があるとの認識で一致

25 中央アジアの関税同盟「ユーラシア経済共同体」が首脳会議開催(サンクトペテルブル ク)、ウズベキスタンの加盟承認

26 ウクライナ保健省が寒波に見舞われている同国内でこの日までの5日間に181人が死亡 したことを明らかに

●北 米

01・04 ブッシュ米大統領が2005年12月のイラク連邦議会選挙に合わせて増員した駐留米 軍の兵力を選挙前の13万8000人規模に戻したうえでさらに「数千人」削減する方針を 表明

06 米議会調査局がブッシュ政権が始めた米国家安全保障局(NSA)による令状なしの国内 での盗聴について現行の法律に矛盾し法的な根拠は弱いと批判する報告書を発表 13 ブッシュ大統領がメルケル = ドイツ首相と初会談(ホワイトハウス)、核研究を再開し

たイランに対し外交的手段でウラン濃縮など核兵器開発につながる核関連活動の放棄を 迫っていく方針で一致

15 米情報機関を統括するネグロポンテ国家情報長官がこの日までに北朝鮮とイランに関す る情報を戦略的に統括する2ポストを新設、北朝鮮担当には6ヵ国協議の米次席代表を 務めたデトラニ前朝鮮半島担当大使、イラン担当には中東専門家でCIA長官上席補佐を 務めたアイルランド氏をそれぞれ任命

17 米人権擁護団体の全米市民自由連合がNSAによる国内盗聴問題の違法性を問いミシガン 州連邦地裁に盗聴活動差し止めなどを求め提訴したとの声明を発表

米オレゴン州の「尊厳死(安楽死)法」に基づいて末期患者の自殺幇助にかかわった医 師を連邦政府が処罰できるかが争われた裁判で米連邦最高裁が連邦政府に医師を処罰す る権限を認めないとする判決

19 ライス国務長官が対外援助政策の全面的な見直しを発表、ブッシュ政権が掲げる「民主 化推進」という外交目標実現のために援助を活用する方針を示すとともに援助政策を統

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括する副長官級の新ポスト「外国援助局長」を創設、ブッシュ大統領が初代局長にラン ドール・トビアス氏を指名したことを明らかに

23 カナダ下院(308議席)選の投開票が行なわれ野党保守党が124議席を獲得、中道左派 路線の与党自由党を抑え12年ぶりの保守政権が誕生

24 引退を表明したオコーナー米最高裁判事の後任人事を審議する米上院司法委員会がブッ シュ大統領が指名したサミュエル・アリート連邦高裁判事を賛成多数で承認、31日上院 も承認

26 米議会予算局が2006会計年度(2005年10月−2006年9月)の財政赤字が約3370億ドル

(約39兆2000億円)と2年ぶりに増加するとの見通しを発表

27 ブッシュ大統領がパレスチナ評議会選で圧勝したイスラム原理主義組織ハマスが暴力を 放棄しなければ対パレスチナ援助を停止する考えを明らかに

31 ブッシュ大統領が議会の上下両院合同会議で2006年の施政方針を示す一般教書演説を行 ないイランの核兵器保有阻止と民主化への決意などを表明

●中南米

01・03 ペルー政府がチリで拘束中のフジモリ元大統領の引き渡しをチリ政府に正式要請、

6日フジモリ氏を代表とする政党シ・クンプレがペルー全国選挙評議会(中央選管)に フジモリ氏を4月の大統領選候補として届け出、12日評議会が候補と認めないと最終決 定、15日フジモリ氏が決定受け入れを表明、16日シ・クンプレとフジモリ氏支持派の 2 政党が擁立するチャベス国会議員を大統領選で支援することを確認

04 チャベス = ベネズエラ大統領が4月のペルー大統領選に出馬する左派候補オジャンタ・

ウマラ氏を支援する発言をして内政に干渉したとしてペルー外務省が駐ベネズエラ大使 の召還を発表

10 コルティソ = パナマ農牧開発相が米国と締結交渉中の自由貿易協定(FTA)について

「食の安全が保てなくなる」と批判して辞任

15 チリで大統領選挙の決選投票が行なわれ中道左派の社会党女性候補ミチェル・バチェレ 前国防相が当選、民政移管した1990年以来社会党などの中道左派連合が4期連続で政権 を担うことに

23 チリのサンティアゴ控訴裁がピノチェト元大統領の資産隠し事件に絡み脱税の罪で元大 統領の妻と子供計5人を起訴、25日長女ルシア被告が米ワシントンの空港で拘束され米 国への政治亡命を要求したが28日アルゼンチン経由でチリに送還

24 ダボス会議に対抗し経済のグローバル化や戦争に反対する非政府組織(NGO)や識者が 集う「世界社会フォーラム」開催(→29日、カラカス)

キューバの首都ハバナの米利益代表部前でキューバ政府主催の大規模な反米デモ、代表 部が建物の窓に電光表示板を設置し最新の国際ニュースや人権擁護のメッセージを表示 したことに反発したものでカストロ国家評議会議長が演説でブッシュ米政権を非難 30 カリブ共同体・共同市場(カリコム)のカリブ単一市場の発足式(キングストン)、ジ

ャマイカとバルバドス、トリニダード・トバゴ、ベリーズ、ガイアナ、スリナムの 6 ヵ 国が参加、2008年までに通貨統合も含めた単一市場・経済圏を誕生させることが目標 31 チリ最高裁がフジモリ氏を尋問、引き渡しをめぐり実質的な審理開始

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-69- 第7章 マレーシアの海洋安全保障政策カントリー・プロファイル スマティ・パマル はじめに マレーシアの海域は国際法、なかでも「海洋法に関する国際連合条約(UNCLOS)」が規 定するあらゆる権利に関係している。これらには内水、領海、大陸棚、排他的経済水域(EEZ)、 ならびに該当する海域上空の空域に対する権利が含まれる。マレーシア海域の特徴となる

人文科学)理事、英国日本協会、国際貿易研究所の理事を務めている。また、日本、アジア、20世紀 史、イタリアに関する 14冊の本を執筆しており、2017 年には「『西洋』の終わり」を出版。最新作 「Japan's Far More Female Future」は、日本語版が2019年6月に日本経済新聞社から、英語版が