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リチウムニ次電池炭素負極と電極/電解液界面

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リチウムニ次電池炭素負極と電極/電解液界面

< リチウムニ次電池と炭素負極>

1800年 のイタリアのVoltaによる発明以来, 電 池は長い歴史を有し, この 二 世 紀 の あ い だ 多 く の 一次電池, 二次 電 池 が実 用化に至っている. これ らの 電 池の多くは19世 紀 に 発 明 , 開 発 さ れ た 電 池 であるが, 1980年代にリチウム 一次電池が,また,

1990年代に入ってニッケル水素 電 池, リチウムイ オン 電 池が開発され,携帯電話, ビデオレコーダー,

ポータプルコンピューターなど携 帯 用電 子機 器 の 急 速 な 普 及 と 相 ま っ て 現 在 ほ ど 電 池 が 注 目 さ れ た ことは歴史上無 か っ た で あ ろ う . 特 に リ チ ウ ム イ オン 電池は小型軽量 で あ り , 現 在 で は 容 量 お よ び 体 積 エ ネ ル ギ ー 密 度 は4 0 0 W h d m―3 お よ び150 W h k g̲'に至っている. これらは従来の鉛 蓄 電 池, ニッケルカドミウム 電池, ニ ッ ケ ル 水 素 電 池 を 逢 かにしのぐエネルギー密度である. 1991年 の 実 用 化以来, リチウムイオン 電 池 は 驚 く べ き ス ピ ー ド で多くの携帯用電 子機器に採用されている. たと えば平 成13年 3月時の携帯 電 話 の加入者は6,670

人に 逹 しており,他の 電 子 機 器 を 含 め る と 現 在日 本人のほとんどがリチウムイオン 電 池 の 恩 恵 に あ ずかっていると 言 っても過言 でない. またその 高 エネルギー密度という特徴を 生 かして, 電気自 動 車 ハ イプリッド 車, 分 散 型 電 力 貯 蔵 用 の 大 型 電 池の開発も 急速に進められている1)

電池の 負 極 には,放電 電位 が 卑 で あ る こ と , 単 位重量 ならびに体栢 当 たりに取り出せるエネルギー が大 きいことが要求される. こ れ ら の 観点 か ら は 金属 リチウムがその低い酸化還 元 電 位 ( 標 準 水 素 電極 に 対 し て ー3.045V), な ら び に 大 き な 菫 鼠 当 たりの容 量 (3 8 6 0 m A h g―' )から, 最 も 好 ましい 特性を有しており, 一次電 池 の 負 極 材 料 と し て す でに20年の実績 を持つ. ところが, 二 次 電 池 負 極

稲 葉 稔*

として用いると, リチウム 金 屈 は 充 電 時 に デ ン ド ライト(樹脂)状に析出し,セパレータを突き破っ て短絡の原 因 となる,また,放 電 時 に 孤 立 し た リ チウムか生成 し て サ イ ク ル 特 性 が 低 下 す る な ど の 問題点があり ,実用 化 が 遅 れ て い る . 現 在 市 販 さ れているリチウム ニ次電池(リチウムイオン電池)

で は 負 極 と し て リ チ ウ ム 金 属 の 代 わ り に 炭 素 材 料 が用いられ,次式に 示 す リ チ ウ ム 吸 蔵 放 出 反 応 が その負極反応として利用されている2. 3). 

充電

C+xLi ++xe

—~

Li,C  (1) 

放電

炭 素 材 料 は リ チ ウ ム 金 属 と 比 較 し て 重 量 当 た り の 容量 は 劣 る も の の ( 黒 鉛 で3 7 2 m A h g―l) , リチウ ム金属 に匹敵する卑な 電位 で 充 放 電 が 進 行 し , ま た 優 れ た サ イ ク ル 特 性 を 示 す. これを L i C o 02, LiNi02,  L i M n⑬ な ど の 含 リチウム遷移 金 属 化 合 物正極と組み 合 わせ, 4 V級の 二次電池が構成され ている . この型の 電池 で は , 充電 時 に は リチウム イオンが正 極 から負極へ,放 電 時 に は 負 極 か ら 正 極に移動し ,電極 間 の リ チ ウ ム イ オ ン の 移 動 の み でその充放電 反応が進行する. こ の メ カ ニ ズ ム が

リチウムイオン" 電 池と呼ばれる所以である.

後で詳細に説明するが, 黒 鉛 負 極 上 に は 初 回 充 電 時に 表面保護皮膜が生成し, こ の 皮 膜 の 存 在 が 電 池性能,特に不可逆容 量 安 全 性 , 耐 久 性 に 大 きな影密を及ぼすことが知られている . こ の 皮 膜 の存在 なしにはリチウムイオン 電 池は機能せず,

リチウムイオン 電池 に は 欠 く べ か ざ る 一 つ の コ ン ポーネントである. しかしながら,皮膜の形状,

化学組成,形成機構には未だ謎の部分が多く, 高 性 能 化 に は こ れ ら 皮 膜 の 性 質 を 明 ら か に す る こと か重 要 である.本稿では, リチウムイオン 電 池 炭 素 負 極 と電 解質界面に形成される 表 面 皮 膜 に 関 し

・同志社大学工学部機能 分子 工 学科 〒610‑0321 京都 府京田 辺市多々羅都谷1‑3

Transactions of The Research Institute of  Oceanochemistry  V ol.  17,  N o.  I,  Apr.,  2004 

19 

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て概説し,我々の行ってきた原 子 間 力 顕 微 鏡 観 察 による 表面皮膜形成反応の解析例を紹介する.

<黒鉛,黒鉛層間化合物と黒鉛への電気化学的 リチウム挿入脱離反応>

炭素には典型 的には sが 炭 素 か ら な る ダ イ ヤ モ ンドと, sが炭素からなる黒鉛があるが, リチウム イオン 電池の 負極として用いられるのは後 者 の黒 鉛あるいはその類似体である. 黒 鉛は 炭素のsp2 混 成 軌 道 を も つ 炭 素 が 六 角 網 目の甚 底 面 (basal 面)を形成し,この 基 底 面 がvan de!  Waals力に より A B A B A B….の規則的配列で c軸 方 向 に 積 層 した典型的な 圏状化合物である. 黒鉛層間には種々 の異種原子 や分子(インターカレートと呼ばれる)

が電 荷移動を伴って挿入され, 黒 鉛 層 間 化 合 物

(GIC) を形成する. 最大にリチウムが吸蔵された

Li‑GICの組成はLiCs となり, これにより 黒 鉛 負 極の理論比容量 は3 7 2 m A h g1 となる.

天然黒鉛粉末の充放電 曲線を図1に示 す. 黒 鉛 へのリチウム挿入はリチウム 電極 に 対 し て0.25V 以下 の電位領域で起こり,充放 電 曲線 上 にいくつ かの 電位平坦領域を伴いながら, 300‑3 6 0 m A h gl

の可逆容量 を示す.図1に 示 さ れ る よ う に , 初 回 充電 で消費された 電気星 (約4 0 0 m A h gl) は,続 く放電 で完全に取り出すことができない. この 失 われる容量 は 不可逆容量 と 呼 ば れ て お り , 初 回充放電 にのみ 見 られる現象である.不可逆 容 量 は後述するように表面保護皮膜形成のために消 費 されると 考 えられている. 2回目 以 降 の サ イ ク ル ではクーロン効率は99%以上 と な り , 極 め て 俊 れ たサイクル特性を示す. 1990年 代初期の市販リチ ウム 電池では結晶 性の低い 炭 素 材 料 か 負極として 用いられたこともあるが,現在市販のリチウムイ オン 電池では比容量 の大きな黒鉛 質 炭 素 材 料 が 最 も広く 負極として用いられている.

20 

<黒鉛負極上の表面皮膜とその形成反応>

炭素への 電気化学的なリチウム挿入反応はリチ ウム 金/属析出に近い極めて 卑 な電 位 で進行する.

このため水溶液を 電解液として用いることはでき ず, 高 い耐還元 性を 有 する非水系 電 解液が使用さ れる.初期の研究では 一次電 池に用いられてきた プロピレンカーボネート (PC) を主成分とする 溶 媒を用いて行われたが, リチウムが挿入される 電 位に到逹する以前に 電解液の分解が起こり, 電 気 化学 的にリチウムを挿入脱離することができなかっ た 後 に エ チ レ ン カ ー ボ ネ ー ト (EC) を主 成分と する 電解液を用いることで, 黒鉛 負極にも 電 気 化 学 的にリチウムの挿入が可能であることが報告 さ れ, E C系の 電解液を使用することが一般的となっ た. E Cは常 温 で固体 で あ る た め , 低 粘 度 の 直鎖 エーテルあるいは 直鎖ェステルとの混合溶媒とし て用いられる.

熱力学 的にはリチウムが挿入される 電 位ではほ とんどすべての溶媒が還元 されるはずである. と ころが, 一部の非水電解液 中 でリチウムの挿入が 可能であるのは, 黒鉛表面 に安定 な皮膜が形成さ れ黒鉛表面を 不活性化するためと考えられている.

この皮膜はリチウムイオン 伝導性を 示 すが, 電子 伝 導性を持たないと考えられており, これにより 電解液のさ らなる分解を抑制し, 黒鉛へのリチウ ム挿入を可能とする. この様な表面皮膜の概念は 1970年 代 に 最 初に提案され, Solid  Electrolyte  Interface  (SEI) と呼ばれている. この 表面 皮 膜 は,初回の充電時(リチウム挿入時)に1V(vs. Li  /Li十)付近で進行する 電解 液 の 分 解 を 伴 っ て 形 成 され, これが前述の不可逆 容屋 を生 む原因とな っ ている.

炭素負極上 に形成される 表面 皮膜の組成に関し ては分光学 的手法などを用いてかなり 詳細に 調 べ られている. FT‑IRの測定結果 から,炭 素 表 面 上 には主 に溶媒の還元生成物(例えばアルキルカー ボネート系溶媒ではR O C O山i) ならびに Li2C Oa

海 洋化学 研 究 第17巻 第1号 平 成164

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の生成が確認されている.すなわち溶媒か負極上 で還元分解を受け,その分解生成物が表面に堆積 し表面皮膜として機能すると考えることができる.

しかしながら,以下に示すような炭素 電 極 の 特 異 的な振る舞いが報告されている.

①  黒鉛負極を P Cを 主 成 分 と す る 溶 液 中 で 充 電すると,溶媒分解と炭素材料の破壊が起こ

, リチウムは挿入されない.

②  P Cを 主 成 分 と す る 溶 液 中 で あ っ て も , 低 結 晶 性 の 炭 素 材 料 で は リ チ ウ ム 挿 入 が 可 能 で ある.

③  P Cを主 成 分 とする溶液に, ある種の 高 電 位で分解する添加物を添加すると,黒鉛にも

リチウム挿入が可能になる.

我々は走査型トンネル顕微鏡 (STM)47), 原 子 間力顕微鏡 ( A F M )s13) を用いて高配向性熱分解黒 鉛 ( H O P G ) を モ デ ル 電 極 と し て , 黒 鉛 負 極 / 電 解質溶液界面での皮膜形成機構の解明を目指して 研究を行ってきた. 一 例 を 以 下 に 示 す8). 図2(a)  にE C系有機溶媒中でのH O P G基底面の サイクリッ

クボルタモグラムを示す. 1.0,  0.8,  0.5V に還元 ピークが,また大きな還元電流が0.3V以下の 電 位 領域で観察された. これらのピークは溶媒分解と 表面皮膜形成に関連するピークであると考えられ る.このサイクリックボルタンメトリー測定と同

時にA F Mにより観察した表面形態変化を図2(b) 

から(f)に示 す. これらの 表面形態変化から, 黒 鉛 負極における表面皮膜形成は 2つ の 異 な る 過 程 か らなることがわかった.一つは1 V よ り わ ず か に 卑な電位領域で起こる溶媒和リチウムイオンの挿 入反応と,その溶媒和リチウムイオンの 黒 鉛 圏 間 での分解反応である.図2 (d)の 下 部 に 観 察 さ れ る 複雑な形態の模様は各々1‑2 n m の高 さの原 子 レベ ルで平坦な表面が互 いに 重 なり合った構造を持ち,

これは溶媒和リチウムイオンが 層 間 に 挿 入 し て で きた構造であると考えられる. 0.8V付近から高さ は2 0 1 0 0 n mの隆起構造が現れ, これらは 黒 鉛 層

Transactions of The Research Institute of 

Oceanochemistry Vol. 17, No. 1,  Apr.,  2004  21 

間に挿入された溶媒和リチウムイオンか分解し,

層間で凝集してできた構造である. こ の よ う な 黒 鉛内部にできる構造(一種の皮膜と考えられる.)

は,黒鉛端面からの溶媒の共挿入(溶媒和リチウ ムイオンの挿人)を防ぐ役割を持つものと考えら れる.

もう一つの過程は, さ ら に 低 電 位 で の 黒 鉛 表 面 における直接的な溶媒分解反応である. 0.65V よ り卑な 電位 で測定した図2(e)と(f)で は 膀 開 面 上 に 微細な粒子状堆積物か生成 し て 様 子 が 観 察 さ れ る が,これらは表面での溶媒分解生成物と考えられ る.図2で 観 察 し た 領 域 ( 5 x 5 μm ) に生成した 堆積物はA F M観 察 を 繰 り 返 す こ と で ほ ぼ 完 全 に 削り取ることができる. こ の よ う に し て 完 全 に 表 面に生成した堆積物を削り取った後,観察領域を

lOxlOμmに広げて観察したA F M像を図3に示す.

A F M探 針 で 削 り 取 っ た 領 域 の 外 側 に , 堆 積 物 層 が再び観察された. 高 さ プ ロ フ ァ イ ル か ら 堆 積 層

の厚みは4 0 n mであることがわかった. このよう

な表面の外側にできる堆積層は溶媒の分解により 生成したものと考えられ,黒鉛表面でのさらなる 溶 媒 分 解 を 抑 制 す る 機 能 を 有 す る も の と 考 え ら れ る.以上の観察結果 より E C系 溶 媒 中 で の 表 面 皮 膜 形 成 は 初 期 に 溶 媒 和 リ チ ウ ム イ オ ン の 挿 入 反 応 を伴う複雑な反応であることが明らかになり, こ の過程の存在 が黒鉛 負 極 に 特 異 的 な 現 象 の 原 因 と なっているものと考えられる.

一方 , 同 様 の 測 定 を 充 放 電 が で き な い P C中で 行 っ た と こ ろ , 溶 媒 和 リ チ ウ ム イ オ ン が 挿 入 さ れ る1.0V付近で激しい 黒鉛層 の剥離が観察された5) .

このような 黒鉛層の剥離 は 溶 媒 和 リ チ ウ ム イ オ ン の黒鉛層間の挿入かきわめて激しく起こり, 層 間 に著しい応力が働くために起こると 考 えられる.

E CとP Cは構造的にはメチル甚の有無しか違いが なく,溶媒和リチウムイオンの挿入過程になぜこ のように大きく影響を与えるのかについては現時 点 で は こ の 原 因 は 明 ら か に な っ て い な い . 挿 入 後

(4)

に層間で分解される過程で, P Cの場合はガス発 生を伴うことも報告されており, このようなこと

も原因の 一 つである可能性もある.

同様の手法を用 いて,我々はこれ まで黒鉛負極 表 面 皮 膜 形 成 に 関 し て , 共 溶 媒 の 影 響 叫 添 加 物 の影響10), 溶 媒 和 の 影 響 児 黒 鉛 粉 末 合 剤 電 極 上 での皮膜形成12), 高 温 で の 皮 膜 成 長13‑14) などをい くつかの輿味深い現象を明らかにしてきた.紙面 の都合でこれらに関しては割愛するが,輿味のあ る読者は原著を参考にしていただきたい.

< おわりに >

黒鉛負極上に生成する表面皮膜は不可逆容量,

安全性などリチウムイオン 電 池 の 特 性 に 大 き な 影 響を及ぼし,その形成過程,形態,組成を制御す ることは今後さらなる高性能化のために 重要 な 課 題である .近年,黒鉛負極における表面皮膜の成 長は,大型リチウムイオン電池の 長 期 繰 り 返 し 充 放電時の容量劣化の 主原因であることも示されて おり,表面皮膜を制御するための溶媒系,添加物 の探索は,長寿命の大型リチウムイオン 電 池開発 にとっても 一 つの大きな鍵となるであろう.我々 の研究例でも明らかなように, A F M観 察 は 試 料 表面の形態変化を電解液中でしかも 電 位を制御し た状態で観察できるため,まさに「百 聞は 一 見に 如かず.」であり,表面反応,皮膜形成反応の反応 機構を解析する有用な手段であると 考 えられる.

今後様々な溶媒系,添加物の開発のための解析ツ ー ルとして多くの 電池研究者に利用されることを期 待している.

参考文献

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13.  M .  Inaba, H .  Tomiyasu, A.  Tasaka, S.‑K. 

Jeong, Y. Iriyama, T.  Abe, and Z. Ogumi,  Electrochemistry, accepted for publication. 

14.  M .  Inaba,  H.  Tomiyasu,  A.  Tasaka, S.‑K. 

Jeong, and Z. Ogumi, Langmuir, submitted. 

海洋化 学 研 究 第17巻 第1号 平 成164

(5)

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3 3 5  mAh/g 

 

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6 5  mAti/g 

Specific capacity/ m A h  g‑1 

4 0 0  

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書い三ニ ぃごい\ド B  

B  

9  um  

1 黒 鉛粉末の充放電挙動.充電 :リチウム挿入,放電:リチ ウム脱離, 電 解液: lMLiCJO,/ エ チ レ ン カ ー ボ ネ ー ト + ジ ェ チ ルカーポネ ート (体積比1 :  1 ). 

3 2(a)のサイク リックボルタンメトリー 終 了 後 に 観 察 範 囲 を 広 げ て 得 た A F M

( lOxlOμm) と高さプロファイル. (点線で示

した 部 分 は 図2で観 察 し た 領 域 で , 繰 り 返 し て A F M観 察 を 行 っ た た め 表 面 皮 膜 が 削 り 取 ら れ ている .)

(a) C V  (1st cycle) 

N  

t  

10 0  

□ 

(d) 0.95 0 .8 0  V  (↑) 

(b) before C V  

(e) 0 .6 5→0.50 V  (↑) 

9  99,  n , 9 ,   ̀*こ '

l  

(c) 1.10 0.95 V  (↓) 

(f) 0 .20 0.05 V  (↓) 

2  μm  

2 E C系電 解液中での 高配向性熱分解黒鉛 の サ イ ク リ ッ ク ボ ル タ モ グ ラ ム (a) と 同 時 に 測 定 し た 表 面 の A F M (b‑f,  5 x 5 μm ).電解液: 電 解液: lM L i C I O,/ エチレンカーボネート + ジエチルカ ーボネート (体積比1 :  1). 

(a)サイクル前 (2.9V), (c)l.10‑0.95V,  (d)0.95‑0.SOV,  (e)0.65‑0.50V,  (fl0.20‑0.05V. 走査速度:0.5mVs―I.

Transactions  of The Research Institute of  Oceanochemistry Vol. 17,  N o.  I,  Apr.. 2004 

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Referensi

Dokumen terkait