令和 2 年度 愛知学泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名
実務経験のある 教員による授業
科目
基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
科目の概要
学修内容 到達目標
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性 働きかけ力 実行力
考え抜 く力
課題発見力 計画力 創造力
チ ー ム で 働 く 力
発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性
ストレスコントロール力 テキスト及び参考文献
他科目との関連、資格との関連
学修上の助言 受講生とのルール
330421104 理科研究
Study of science education 宇都宮 森和 専門
2
必修 2年前期小学校理科の3〜6年生の内容区分「A物質・エネルギー」、「B生命・地球」を取り上げ、教科の全体像とそ の系統性に関する知識、及び小学校理科の目標・内容を理解する。また、各内容区分の観察・実験を通して、児 童の科学的な見方や考え方を養うための主体的な問題解決学習の重要性を理解するとともに、教材の取り上げ 方、教具の工夫など授業研究の意義を実践的に学び、基本的な指導法についての知識を身に付ける。
①小学校理科の学習内容を理解し、取り上げられている教材の教材 性の解釈・吟味の実際を学ぶ。
②主体的な問題解決学習に必要な観察・実験の概要を理解し、主要 な観察・実験を実践することで、指導方法や指導上の留意点、理科 教育の意義を学ぶ。
①小学校理科教育の目標と内容を理解し、教材の意味や系統性に ついての認識を深める。
②自然事象に興味関心を持ち、科学的なものの見方や考え方を会 得するとともに、理科の役割や有用性に関する理解を深める。
「小学校学習指導要領解説(理科編)」をもとに、理科の目標や学習内容、学年間の系統性などについて、
自ら調べたり復習したりする。
教材・教具や実験・観察の意味、身に付けたい科学的な見方・考え方など、理科の学習の特徴や留意点など を見出す。
理科の目標や各学年の学習内容をもとに、具体的な授業展開と子どもの反応を推測し、教師の支援策を考え ることができる。
グループワークや全体討議において、互いの考えを理解したり、討議に参加したりすることができる。
学習課題には真摯に取り組み、仲間と共に見、聞き、考え、まとめ、学修内容の理解に努める。
テキスト:小学校理科教科書 たのしい理科 3年、4年、5年、6年 (大日本図書) 参考文献:小学校学習指導要領解説 理科編 文部科学省 (大日本図書)
理科教育法(3年前期)
小学校理科の授業を展開するためには、中学校 理科の内容や系統性を理解しておくことが必要 になるので、中学校理科の教科書を読み返して おくとよい。
定刻に授業を開始し、終了時刻に終えるので、遅刻はしな いようにする。また、授業内容に関わらない私語は控える ようにする。
【評価方法】
評 価
対象 評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
学修成果 学期末試験
筆記(レポ ート含む)・
実技・口述 試験
①
②
③
④
⑤
平常評価
小テスト
①
②
③
④
⑤
レポート
①
②
③
④
⑤
成果発表
(プレゼンテ ーション・作 品制作等)
①
②
③
④
⑤
学修行動
社会人基礎 力(学修態
度)
10
①
②
③
④
⑤ 総合評価 割合 100
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準
30
✔
✔
講義の中で学ぶ理科教育(教材研究)に関する基本的、基礎的 な知識や、見方、考え方などについて、毎時間、学習した内容 の学習確認記録(小テスト)を行い、理解の程度、思考の深さ を評価する。
※学習確認記録は毎回、授業終了後に提出。次回の授業で返却 する。
60
✔
✔
理科という教科の特徴である観察と実験を中心とした内容、そ して、実験と観察を支える教材・教具についての理解をふまえ て、観察・実験の手順や内容、記録、適切な振り返りができて いるかを中心に評価する。
評価の観点:構造性、参加度・集中性、児童にとって知的好 奇心を満たすか、評価機能、授業への参加態度・準備(各回の 課題への取組み)
✔
✔
主体性2(各授業の課題への取り組み)、実行力2(計画的に 準備ができているか)、課題発見力2(各授業への取組みの内 容)、創造力1(表現方法の工夫)、発信力1(発表や提案の 内容)、傾聴力1(他のグループの発表内容の理解:学習記 録、相互評価表シート使用)、規律性1(グループでの協調の 様子)について、取り組み、参加姿勢、学習確認記録記載状 況、ならびに、提出された課題、成果物を通して評価する。
・小学校理科教育の目標と内容や系統性に基づき、科学 的なものの見方や考え方、理科の役割や有用性について 的確に説明できる。(S)
・小学校理科教育の目標と内容を理解し、小学校理科の 特徴や役割、有用性を説明できる。(A)
・小学校理科の学習内容や、理科の授業で大切に するべきことについて説明できる。
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1週 /
2週 /
3週 /
4週 /
5週 /
6週 /
7週 /
8週 /
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
オリエンテーション 理科の役割と理科で身に付 けるべき学力は何かについ て、理科の目標から見出す ことの全体討議
小学校理科の役割や理 科の授業で身に付ける べき学力について調 べ、まとめることがで きる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学習内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
講義 全体討議 90 課題
発見力 傾聴力
理科の各学年の目標と学習 内容の系統性について、グ ループワーク及び全体討議
講義 グループワーク 全体討議
小学校理科の各学年の 目標と学習内容の系統 性について調べ、考え をまとめることができ る。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 課題 発見力 規律性
理科における観察・実験の 意味と指導上の留意点につ いて、グループワーク及び 全体討議
講義 グループワーク 全体討議
理科における観察・実 験の意味と指導上の留 意点について調べ、ま とめることができる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 課題 発見力 規律性
領域(生命)「身近な自然 の観察」「昆虫の育ち方」
「季節と生き物」の指導内 容と観察記録の意味や留意 点
講義 グループワーク 自然観察の方法や観察 記録の意味について調 べ、考えをまとめるこ とができる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 主体 創造性 傾聴力 力 領域(生命)「植物の発芽
と成長」「動物の誕生」の 指導内容と双眼実体顕微鏡 や顕微鏡の有効性と留意点
講義 グループワーク 生物教材を扱ううえで 顕微鏡などの器具の有 効性や指導上の留意点 について調べ、まとめ ることができる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 課題 発見力 傾聴力
領域(生命)「人の体のつ くりと働き」「生物と環 境」の指導内容と模型やモ デル図の扱い方についての グループワーク
講義 グループワーク 生物教材で指導する上 で、模型やモデル図の 効果について調べ、ま とめることができる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 課題 発見力 規律性
領域(物質)「物の重さ」
「空気と水の性質」の指導 内容と実験ノートの意味と 留意点についての全体討議
講義 グループワーク 全体討議
理科実験における記録 の方法や留意点につい て調べ、まとめること ができる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 課題 発見力 規律性
領域(物質)「金属、水、
空気と温度」「物の溶け 方」の指導内容と過熱器具 等使用の意義と留意点につ いてのグループワーク
講義 グループワーク 物質概念に関する教材 を扱ううえで、加熱器 具の使用法や指導上の 留意点について調べ、
まとめることができ る。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 主体 創造性 傾聴力 力
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9週 /
10 週 /
11週 /
12 週 /
13 週 /
14 週 /
15 週 /
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
領域(物質)「水溶液の性 質」の指導内容と理科薬品 の扱い方と安全管理につい ての全体討議
講義 グループワーク 全体討議
水溶液や化学薬品を取 り扱う実験の内容と指 導上の留意点について 調べ、まとめることが できる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 主体性 課題発
傾聴力見力
領域(エネルギー)「風や ゴムの働き」「光の性質」
「磁石の性質」の指導内容 と教材・教具を工夫する意 義
講義 グループワーク 理科における観察・実 験の意味と指導上の留 意点について調べ、ま とめることができる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 主体 傾聴性 力
領域(エネルギー)「電気 の通り道」「電流の働き」
「電気の利用」の指導内容 と生活との関連についての 全体討議
講義 グループワーク 全体討議
電気を扱う学習内容や 日常生活との関連につ いて調べ、まとめるこ とができる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 主体 規律性 性
領域(エネルギー)「振り 子の運動」「てこの働き」
の指導内容と実験結果の処 理方法についてのグループ ワーク
講義 グループワーク 振り子やてこで指導す る学習内容や実験結果 の処理方法について調 べ、まとめることがで きる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 課題 発見力 傾聴力
領域(地球)「太陽と地面 の様子」「天気の変化」の 指導内容とICTの活用に ついてのグループワーク及 び全体討議
講義 グループワーク 全体討議
気象や天気の指導内容 やICTの活用方法につ いて調べ、まとめるこ とができる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 課題発見力
創造力 規律性
領域(地球)「月と星」
「月と太陽」の指導内容と 教具(天体望遠鏡等)使用 の効果についてのグループ ワーク
講義 グループワーク 天体に関する指導内容 や観察器具としての望 遠鏡等の使用効果につ いて調べ、まとめるこ とができる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 課題 発見力 傾聴力
領域(地球)「火山と地 震」「土地のつくりと変 化」の指導内容と言語活動 のあり方についてのグルー プワーク及び全体討議
講義 グループワーク 全体討議
火山や地震、土地の変 化に関する指導内容及 び言語活動のあり方に ついて調べ、まとめる ことができる。
(予習)小学校理科 の教科書に目を通 し、学修内容を把握 する。 (復習)授業内容を 振り返り、疑問点に ついて調べる。
90 主体 傾聴性 力