ASA では、建築物石綿含有建材調査者に必要となる知識を高め、経 験を重ねるための基盤となるよう、より深い内容まで講習する講演 会を開催します。
今年度は東京と大阪で3回の講習会を開催予定。
調査者に必要な知識・経験は多岐に渡ります。この中から今回は下 図で示したオレンジの講習を開催。第1回、第2回は建築関係の内 容(分析系の方にも分かりやすい内容で)、第3回は調査の肝であ る建材の種類・採取方法の内容を主に、その他関係法令、完了検査 案などで構成しています。第4回、第5回と続いて開催します。講 習内容は皆様からのリクエストにも対応します。
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正確な調査者になろう!
現地調査 基礎 石綿基礎 建築初級 建築中級 建築上級
現地調査 高層建築物
現地調査 建材採取 分析初級 分析上級
現地調査 実地研修 報告書
作成 石綿除去 石綿除去
完了検査
石綿関連 法規
石綿含有 建材種類
類似建材 種類 空気環境
(一般環境)
空気環境
(作業現場)
施工計画書
(作成・確認)
調査票 作成 石綿除去
監視
石綿除去
リスクコミュニ ケーション
災害時 対応 石綿除去
管理
図面読込
<開催日程・会場>
第1回(東京) 募集人数:100名
日時:令和元年8月27日(火)9:30~17:00
場所:ビジョンセンター浜松町(JR・モノレール浜松町駅から徒歩3分)
第2回(大阪) 募集人数:100名
日時:令和元年9月13日(金)9:30~17:00 場所:新大阪丸ビル別館(JR新大阪駅から徒歩3分)
第3回(東京) 募集人数:100名 日時:令和2年1月(予定)
場所:ビジョンセンター浜松町(予定)
募集状況により開催を追加する場合があります。大阪の追加、他地方での開催も検討中。
<参加費>
ASA賛助会員 :1名 10,000円 (参加人数は最大5名) ASA会員(正会員):1名 20,000円※1
ASA非会員 :1名 30,000円※1(入会希望者は同金額で協会入会金・年会費込※2)
※1:今年度内で1回以上参加の方は2回目以降1回1万円割引となります。
※2:調査者協会 入会条件を満たしている方のみ有効 第1回東京、第2回大阪タイムスケジュール 講演時間 講演内容
9:30~11:00 1.関係法令に関する講習
11:10~12:40 2.煙突石綿断熱材の除去工事完了検査(案)の提案と検討 13:30~15:30 3.建築物の構造等、建築に関する講習
15:40~16:40 4-1.石綿含有建材・非含有建材の種類に関する講習Ⅰ 16:40~17:00 質疑
第3回東京タイムスケジュール(予定、変更の場合あり)
講演時間 講演内容
9:30~11:00 1.関係法令に関する講習
11:10~12:40 6.完了検査方法(案)の提案と検討 13:30~14:30 5.建材試料の採取方法に関する講習
14:35~15:35 4-2.石綿含有建材・非含有建材の種類に関する講習Ⅱ 15:40~16:40 7.分析方法に関する講習
16:40~17:00 質疑
<講演内容>
1.関係法令に関する講習(8月東京、9月大阪、1月(予定)東京)
昨年より大気汚染防止法、石綿障害予防規則の改正について検討が行われており、この中 で調査者の活用に関しても新たな動きがあります。この講習では、石綿関連法規の基礎、こ れまでの経緯、法改正の動向、今後の調査者の活用について講演します。
2.煙突石綿断熱材の除去工事完了検査(案)の提案と検討(8月東京、9月大阪)
環境省審議会にて、完了検査の必要性が検討されています。ASAでは完了検査の実施内 容について検討を重ねてきました。今回は煙突の石綿断熱材除去工事の完了検査(WJ工法 の完了検査)についてASA案を提案します。皆様と一緒に検討したいと思います。
3.建築物の構造等、建築に関する講習(8月東京、9月大阪)
石綿の持つ「耐熱性」「熱絶縁性」「吸湿性」などの特性が、建築物に求められる要求性能 とマッチし、建物の多くの部分に石綿は使用されました。建築基準法の「耐火性能」や「延 焼防止」の規制と、建物の各部位に求められる性能の観点から、石綿調査の勘どころについ て解説します。
4-1.石綿含有建材・非含有建材の種類に関する講習Ⅰ(8月東京、9月大阪)
基本的なレベル1~3建材の含有建材、非含有建材について使用事例写真などを使用し て解説します。また、数十個の試料サンプルを展示します(袋の上から触れます)。
4-2.石綿含有建材・非含有建材の種類に関する講習Ⅱ(1月(予定)東京)
講習Ⅰに引き続きて見落とし易い建材など建材の情報を開設します。講習Ⅰと同様に試 料サンプルを展示します。
5.建材試料の採取方法に関する講習(1月(予定)東京)
各省庁から出されている採取方法をもとに、建材試料の採取時の注意点、採取に便利な器 具等の紹介、分析が確実に実施できるための採取方法などを解説します。
6.完了検査方法(案)の提案と検討(1月(予定)東京)
完了検査の具体的な方法は定められていません。そこで、現場での注意点、確認すべき間 所など、これまで検討してきた内容を提案します。皆様と一緒に検討したいと思います。完 了検査の実施者は、「事前調査を行った者と同等の知識を有する者」と検討されています。
7.分析方法に関する講習(1月(予定)東京)
JIS A 1481-1 の製品中の石綿含有の有無の分析について、映像・動画を交えながら、
解説します。分析経験のない調査者の方を対象として想定しますが、偏光顕微鏡の原理と基 礎のついて知りたい方は受講下さい。
<お申し込み・お問い合わせ>
一般社団法人建築物石綿含有建材調査者協会 事務局
e-Mail 送信先: [email protected]
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-2-31
一社)建築物石綿含有建材調査者協会 事務局 小出・松沢
(TEL) 03-6272-8745 (FAX)03-6272-8746
【下記資料(参加者名簿)を添付してください】
1. 参加者連絡先
住所 〒 電話番号 FAX 番号
2. 参加氏名
(複数の場合は、代表者に○印を付けてください)代表者に○
をつけて下 さい
機関・企業名等所属 氏 名 参加
会場 備 考
例 ○ 株式会社ASA 建材 太郎
東京1回目