PLAN(計画)
KPIとしてベンチマークも入れてください。 ACITON(次への改善)
評価 評価の理由/課
題/根拠データ等
①ベンチマーク結果などを基にした教育改善 高等教育の修学支援新制度や私立大学等改革総合 支援事業への対応を念頭におき、さらなる教育改善を 実践していく。特に退学率については、教学IR委員会 との連携をもって分析を行う。なお、全学生数に占める 退学者の割合は、4%以内を目標とする。特に、1・2年 生の退学者の割合を下げる努力を行う。学年ごとにみ た退学率の目標値(過去3年間の実績から算出)は、1 年生:4.3%、2年生:5.8%,3年生:3.1%、4年生:
2.6%である。各科目のナンバリングについては、早々 に全学統一のルールを作成し、2021年度から運用を 行う。
・教務部(全学教務委員会)における KPIを、退学率と授業満足度と設定し て、データの分析・共有
昨年度より、教務部(全学教務委員 会)におけるKPIを、退学率と授業満 足度と設定して、データの分析・共有 を図っている(授業満足度は後述)。
全学生数に占める退学者の割合は 2.6%であり、昨年度の4.1%であり、
一昨年度の4.4%に比較して低値を示 していた。前年度と比較して学年別の 結果をみると、1年生:4.1%→2.3%、
2年生:5.8%→4.8%、3年生:3.3%
→2.2%、4年生:2.9%→3.5%で あった。つまり4年生だけは前年度より も高値であったが,全体的には退学率 を抑えることができた(特に2年生)。し かしながら、卒業間近の4年生の退学 率が増大していることは、大きな問題 である。
また、昨年度実施できなかった科目の ナンバリングについては、全学統一の 基本ルールを定め、すでに運用してい
個人面談などを通して、正課外活動を含めた 生活実態についても把握し、個別の対応を学 部・学科の特性に合わせて行う。コロナ禍で の授業においては、対面・オンライン授業が混 在するため、臨機応変に、そして細やかな対 応を行う必要がある。
②学修状況調査の実施・分析
学修状況調査は継続して実施し、教学IR委員会との 連携をもって分析を行い、その分析内容を教育改善に 活かす。なお、大学全体としてみた授業満足度は、
75%以上を目標とする。そのためにも、1~3年生にお ける授業満足度を上げる努力を行う(目標としては 73%以上)。
学修状況調査は前年度との結果を比較 するために、全学年を対象に同じ項目 で実施
オンデマンド授業が多く実施した 2020年度においても、学修状況調査 は前年度との結果を比較するために、
全学年を対象に同じ項目で実施した。
昨年と同様、授業満足度の算出方法 は「問18 現在、授業に満足していま すか」の回答より結果を抽出したところ 43.9%であり、昨年度の73.9%に比 して大きく低値であった。学年別にみ ると、1年生:44.2%、2年生:
43.2%、3年生:45.7%、4年生:
41.8%であり、学年に関わらず全体に 低い数値であった。なお、教学IR委員 会への分析依頼が遅くなったことが問 題点であった。
学修状況調査の全体的な結果の分析 については、教学IR委員会に依頼を 行った。その結果については、大学運
経年的変化を追う意味でも、学修状況調査 は基本的にはここ2年と同じ質問項目で実施 する。実施後には、教学IR委員会への分析依 頼を速やかに行う(データを集約した教職員 から直接、分析担当者に送信する)。
③学修ポートフォリオの実施・分析 DPの到達度を確認する目的で学修 ポートフォリオを用いて学生の自己評 価,教員からのフィードバック
DPの到達度を確認する目的で学修 ポートフォリオを用いて学生の自己評 価,教員からのフィードバックを行なっ た。外国語学部、人間学部、保健医療 技術学部においてはTeamsを、経営 学部においてはSalesforceを用いて 実施した。なお実施率については不透 明であり、今後の対応を検討する必要 がある。
全学教務委員会での報告からすると、実施率 が低い学部・学科も散見されるため、学部・学 科ごとに周知・実施の方法を検討する。
④PROGテストの実施・分析
PROGテストは継続して実施し、その分析内容を教育 改善に活かす。
PROGテスト 1、3年生を対象に実施 PROGテストは1、3年生を対象にオン ラインで実施した。そのため回答率が、
例年よりも低かった。結果については、
教学IR委員会に依頼を行った。その結 果については教学IR委員会に分析依 頼を行い、その結果を大学運営会議 で報告した。また学部ごとの分析を依 頼し、当委員会で報告をしていただい た。なお、教学IR委員会への分析依頼 が遅くなったことが問題点であった。
回答率をあげるための対策を、学部ごとに検 討して実施する(基本的には対面での実施)。
実施後には、教学IR委員会への分析依頼を 速やかに行う(データを集約した教職員から 直接、分析担当者に送信する)。
2020年度 全学教務委員会報告
DO(実施) CHECK(評価)
A:課題や問題点についての改善、対策を行い、
次への「PLAN」へ繋げる P:目標を策定、実現するための具体的な方法を考える。 D:計画を実行しその効果を測定する。 実施状況
(実施率)
C:目標とその実践の差異、実践した行動の評価・分析を行 う。
PLAN(計画)
KPIとしてベンチマークも入れてください。 ACITON(次への改善)
評価 評価の理由/課
題/根拠データ等
⑤基礎学力テストの実施・分析 基礎学力テストの実施 外国語学部、経営学部の基礎学力テ
ストは、PROGテスト及びSPIテストは 郵送で実施、TOEICはオンラインで実 施した。また人間学部、保健医療技術 学部においては、すべて郵送で行っ た。学部・学科で実施している内容(科 目)が異なるため、学部間の比較・検討 は不可能である。
経年的変化を追う意味でも、基本的には同一 科目(内容)で実施する。実施後には、その結 果については、プレイスメントテストとして利 用の他に、初年次教育科目やゼミ等におい て、基礎学力を高めるための情報として利用 する。とくに成績の低い結果を示した学生に 対しては、個別支援も検討する。
⑥公開授業実施
各学部において、運営内容などの再検討を早々に行 い、全学教務委員会で情報交換を行う。また、アンケー ト結果については当委員会で共有する。
外国語学部、経営学部、保健医療技術 学部においては、オンライン授業公開 を行った。人間学部では前年度の成果 を継続するため、祝日の開講日に対面 での公開授業も一部で実施した。ま た、学科分科会における遠隔授業の取 り組みについての説明内容に関して は、高い満足度が得られた。
学部の特性に応じた実施方法を検討し、継続 的に実施する。また、アンケートなどによる出 席者の意見を、教育改善に反映させる。
⑦「国際化に対応した地球市民の育成」、「永久サポー ト大学」実現に向けた対応
「Society5.0」も念頭におき、情報リ テラシー教育の強化、さらには数理・
データサイエンス・AIに係る科目の開 講に関する全学的に検討を、全学学士 課程教育委員会で開始した。
卒業生に対するリカレント教育体制の 構築が必要であるが、新型コロナウイ ルスの影響が大きく検討に及んでいな
情報リテラシー教育の強化、さらには数理・
データサイエンス・AIに係る科目の開講を、
全学的に検討する(全学学士課程教育委員 会との連携で)。また
リカレント教育については、在校時に学修した 専門領域に限らず、幅広い教養を修得するた めのサポート体制を検討する。
A:課題や問題点についての改善、対策を行い、
次への「PLAN」へ繋げる
DO(実施) CHECK(評価)
P:目標を策定、実現するための具体的な方法を考える。 D:計画を実行しその効果を測定する。 実施状況 (実施率)
C:目標とその実践の差異、実践した行動の評価・分析を行 う。
2021年度 ⑩ 全学教務委員会(教務部)
PLAN(計画) ACITON(次への改善)
評価 評価の理由/課
題/根拠データ等
①ベンチマーク結果などを基にした教育改善 全学生数に占める退学者の割合は、昨年度と同様に 4%以内を目標とする。特に、2年生、4年生の退学者 の割合を下げる努力を行う。学年ごとにみた退学率の 目標値(過去3年間の実績から算出)は、1年生:
3.9%、2年生:5.6%,3年生:2.7%、4年生:3.2%
以下である。
各科目のナンバリングについては、今春より運用を開 始する。
なお、次年度より「②学修状況調査の実施・分析」も、
この項目内に包括する。
教務部(全学教務委員会)におけるKPI であるを退学率と授業満足度を学部・
学年ごとに調査し、教学IR委員会の協 力を得てデータの分析を行う。また分析 結果を、教務部として共有し、次年度の 教育改善に活かす。
学修状況調査は継続して実施し、その分析内容を教 育改善に活かす。なお、大学全体としてみた授業満足 度の目標は、2019年度の結果を目安として70%以上 とする。そのためにも、授業方法の検討・改善を学部の 教務委員会を中心に展開する。
*学修状況調査の実施・分析は、「①ベ ンチマーク結果などを基にした教育改
善」の項目内に包括する。 ***
②学修ポートフォリオの実施・分析
学修ポートフォリオに関する意識向上を、学生・教員に 対してはたらきかける(学部単位で)。また、実施率の 調査も合わせて行う。
DPの到達度を確認する目的で実施す る学修ポートフォリオは、学生の自己評 価、教員からのフィードバックともに 100%を目指して、はたらきかける。
③PROGテストの実施・分析
継続して実施し、その分析内容を教育改善に活かす
(対面での実施を基本にして)。
PROGテストを1年生と3年生を対象に 対面で実施し、教学IR委員会の協力を 得てデータの分析を行う。また結果につ いては、学部ごとに活用方法を検討す る。また、PROGテストを継続して実施 するかについても、検討する。
④基礎学力テストの実施・分析
継続して実施し、その分析内容を教育内容に活かす。
基礎学力テストを、入学後早期に実施 する。その結果については、学部・学科 ごとに活用する。
⑤公開授業実施
運営方法・内容などの検討を学部ごとに行い、全学教 務委員会で情報交換を行う。また、アンケート結果につ いては当委員会で共有し、教育改善に反映させる。
学部ごとに公開授業を実施する。アン ケート結果は教務部で共有し、次年度 の教育改善に活かす。
⑥「国際化に対応した地球市民の育成」、「永久サポー ト大学」実現に向けた対応
各学部・学科で、カリキュラム改変、卒業生に対するリ カレント教育体制の検討を行う(教務委員会を中心 に)。
各学部・学科で、カリキュラム改変、卒 業生に対するリカレント教育体制の検 討を、学部教務委員会を中心に行う。ま た、研究推進作業部会と連携した共同 研究の可能性について、検討を行う(卒 業生の就職先や実習先など)。
A:課題や問題点についての改善、対策を行い、
次への「PLAN」へ繋げる
DO(実施) CHECK(評価)
P:目標を策定、実現するための具体的な方法を考える。
KPIとしてベンチマークも計画に入れてください。 D:計画を実行しその効果を測定する。 実施状況 (実施率)
C:目標とその実践の差異、実践した行動の評価・分析を行 う。