2020 年度 第3回早慶上理・難関国公立大模試 地理 B 採点基準
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2020 年度 第3回早慶上理・難関国公立大模試 地理 B 採点基準 1 単答記述問題
① 誤字,脱字,漢字間違いは 0 点。
② 漢字で書くべき用語(例:扇状地)をひらがなで書いてある場合は0点。
③ 日本の地名(例:茨城県)については漢字で正確に書かれていなければ0点。
④ 中国・韓国の地名(例:ペキン(北京))については,漢字・カタカナのいずれかで正しく書かれて いれば正解とする。
⑤ その他の地名や地理用語について,スロヴェニア⇔スロベニア,パキスタン⇔パーキスターンとい ったカタカナ表記の通念の範囲内での異体に関しては正解と認める。
2 論述問題
以下の設問別加点基準で加点(その他各問題の主旨に適した解答には,適宜加点。ただし,満点は越え ない。)
↓
以下の共通減点要素で減点
共通減点要素
① 加点要素に関わる誤字脱字および漢字の間違いは1点減点。
② 字数オーバーは 0 点
③ 明らかに文章の構成が誤っている場合,論理が合わない場合などは1点減点。
④ 指定語句に下線をつける問題で,下線が引き忘れてある場合は 1 問につき1点減点。
(指定語句は,解答中のどこかで使用していればよい。
加点ポイントの脱落による減点がある場合は,指定語句抜けの減点は不要。)
(*減点しなくていい要素,その他の注意)
① 加点要素以外で誤った記述があった場合,その部分は0点だが,減点はしない。
② 文章が未完のものは減点しない。
③ 以下の基準における加点項目は,内容的に整合性が取れていればよく,字句の順序や表現は必ずし も完全に一致していなくてもよい。
3 採点記号
1 <□□□□> 加点ポイント 2 □□□□× 事実に誤認あり 3 □□□□? 文意不明
4 □□✔□□ 誤字あり/脱字あり
2020 年度 第3回早慶上理・難関国公立大模試 地理 B 採点基準
2/4 4 設問別加点要素
1) 部分は必須キーワードであり,この表現がなければ加点しない。その他は同義であれ ば加点する。
2)○○/△△ は「○○でも△△でも可」を意味する。
3)「②(①の説明として)」は,加点ポイント①を正解していなくても,加点ポイント②に該当す れば加点する。
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問 1 2 点 イ 問 2 3 点 ④
問 3 3 点 ハザードマップ/防災地図 問 4 記号 2 点 ③
問 4 理由 4 点
等高線の主曲線の高度間隔が 10mだから。
【加点ポイント】
・主曲線の間隔が 10m/主曲線が 10mおきに描かれている
・計曲線の間隔が 50m/計曲線が 50mおきに描かれている いずれかで
・253m(264m/255m)の三角点のすぐ下の計曲線を 250mの計曲線とみなせるから 4 点
(※「等高線の間隔が xx」では加点しない)
問 5 2 点 c
問 6 各 1 点×2 カ・キ (順不同可)
問 7 5 点
城下を外敵の侵入から防御する軍事的機能。
【加点ポイント】
・外敵の侵入を防ぐ/敵が容易に近づけないようにする
・軍事的機能 いずれかで 5 点 問 8 2 点 ③
2020 年度 第3回早慶上理・難関国公立大模試 地理 B 採点基準
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問1 各1点×6
a:シ b:エ c:ツ d:ア e:チ f:セ 問2 1点 ウ
問3 2点 フードバンク 問4 2点 アブジャ 問5 1点 ウ
問6 2点 バイオエタノールの原料/バイオエタノール/バイオ燃料 (※「エタノール」のみ→△1点)
問7 5点
[指定語句] 有機物 高温 鉄 3 つ全て 下線付きで使用 (※下線の付け忘れは1点減点)
高温で有機物の分解が速いうえ,大量の降雨で栄養分が流出するため,鉄などが残る腐植の乏しい土壌 となる。
【加点ポイント】
① 腐植が乏しい/栄養分が少ない/痩せた土壌である/有機物が少ない土壌である →1点
② 鉄が残る/鉄分が多い →1点
③(①②の理由として)有機物の分解が速い(早い) →1点
④(③の理由として)高温である/気温が高い →1点
⑤(①②の理由として)大量の降雨/雨で栄養分が流れる/養分が溶脱する →1点
問 8 各 2 点×2 Ⅱ:ガーナ B:コーヒー豆/コーヒー 問 9 各 1 点×2 (ⅰ):ア (ⅱ):エ
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問1 各2点×5
p:カナート q:アラブ r:メジャー s:中東戦争 t:湾岸戦争
問2 3点 ア 問3 2点 イ 問4 2点 ア 問5 3点 エ
問6 5点
観光・サービス業など産業の多角化を進めており,建設現場などの労働力不足を補うため,アジア諸国 からの労働者を受け入れている。
【加点ポイント】
① 労働者を受け入れている/労働者不足である/男性労働者を集めている →2点
②(背景として)産業の多角化を進めている/観光・サービス業などの開発が盛ん /原油依存の経済からの脱却を図っている/第三次産業を育成している /リゾート施設などの建設ラッシュ/建設業の需要増加/施設建設のため
/工業地帯の建設も進んでいる/国際空港を整備し金融センター化が進む →2点
③(移住者の主要出身地として)アジア諸国/南アジア/東南アジア/インドなど →1点
2020 年度 第3回早慶上理・難関国公立大模試 地理 B 採点基準
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問1 各2点×2 オイルサンド:イ 鉄鉱石:エ
問2 2点 エ 問3 2点 ウ 問4 2点 イ
問5 5点
[指定語句] 緯度 端境期 2つ全て 下線付きで使用 (※下線の付け忘れは1点減点)
オーストラリアで最も緯度が高く,冷涼地域で育つ作物の栽培に向く上に,それらを季節が反対の北半 球の端境期に出荷できるため。
【加点ポイント】
① 冷涼である/気温が低い/冷涼地域で育つ作物の栽培に向く →1点
②(①の理由)緯度が高い/高緯度である →1点
③ 北半球(大市場)の端境期に出荷できる/北半球の端境期に収穫できる
/北半球の端境期に輸出できる →2点
(※「北半球の/大市場の」の欠落→1点 「端境期に育てる」など「端境期」の誤用→0点)
④(③の理由)季節が反対/南半球に位置する →1点
問6 各2点×5
1:イギリス連邦/コモンウェルス 2:多文化主義/マルチカルチャリズム 3:ケベック 4:イヌイット/エスキモー
5:アボリジニー/アボリジニ