• Tidak ada hasil yang ditemukan

PDF 検査案内書 - Kazusa

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2024

Membagikan "PDF 検査案内書 - Kazusa"

Copied!
5
0
0

Teks penuh

(1)

1 / 5

Ver 1

検査案内書

(眼歯指異形成症遺伝子検査)

【非保険検査】

使用開始日 2023 年 4 月 12 日

管理者(発行者) 糸賀 栄

精度管理責任者 細川 淳一

(2)

2 / 5

改訂履歴一覧表

No. 改訂内容 Ver. 使用開始日 作成者 承認者 1 新規作成 1 2023/4/12 細川淳一 糸賀 栄 2

3 4 5 6 7

(3)

3 / 5

検査項目: 「眼歯指異形成症」

検査名: 【眼歯指異形成症遺伝子検査】

概略

眼歯指異形成症 (Oculodentodigital dysplasia)は、特徴的な顔貌と眼球、歯、四肢 の異形成を伴う遺伝性疾患である。本疾患の原因遺伝子はGJA1である。

本検査ではGJA1のタンパク質コード領域エクソンとその両端のスプライス部位領域を、

次世代シークエンサーで解析し、主に検出されたアレル頻度 1%以下の稀なバリアント について報告する。短鎖リード型次世代シーケンサーのデータの補完が必要な場合は、サ ンガー法によるキャピラリーシーケンサーでの解析を行う。なお、大規模欠失・挿入等の コピー数変化や大規模なゲノム構造変化に関しては、高精度での検出が短鎖リード型の 次世代シーケンサーでは困難なため、報告対象としない。体細胞モザイクについては、バ リアントコーラーで検出できたものに関しては報告するが、バリアントコーラーで検出 できなかったものに関しては報告しない。

(1) 検査方法

血液から回収したゲノムDNAから、該当する検査対象遺伝子のたんぱく質コード領 域エクソンとそのイントロン境界部分をハイブリダイゼーション、あるいは酵素的 増量法(polymerase chain reaction法、PCR法と略)により濃縮し、次世代シーケ ンサーあるいはキャピラリーシーケンサーによる遺伝子配列決定を行い、検査対象 遺伝子のたんぱく質コード領域におけるシーケンシングで検出可能な低出現頻度の 塩基配列変化の有無を検出する。

(2) 基準値及び判定基準

国際的に用いられているヒトゲノムリファレンス配列との比較から、低出現頻度変異 の有無を判定する。

(3) 医療機関に緊急報告を行うこととする検査値の範囲

特になし。本検査は緊急性を要するものではありません。

(4) 検査に要する日数

検体が本所に届いた日から60営業日以内。

(5) 測定を委託する場合にあっては、実際に測定を行う衛生検査所の名称

測定の委託はありません。

(4)

4 / 5

(6) 検体の採取条件

医療機関にて検査の目的や限界について十分に説明し、本検査の申し込みの意思 を確認する。

(7) 検体の採取容器

弊所発行の匿名化ID記載ラベルが貼付された採血管1本

(真空密封型採血管EDTA-2K(またはNa)顆粒)

(8) 検体の採取量

血液1mL以上を採血する。

(9) 検体の保存条件

採血後は、速やかに冷蔵または凍結保管する。

(10) 検体の提出条件

上記(7)、(8)、(9)を満たす検体について、箱に入れて室温にて本所に発送する

(必要に応じて、保冷剤の同梱も可)。発送日の翌日に到着することを原則とする。

(11) 検査依頼書及び検体のラベルの記載項目

検体貼付ラベルには匿名化IDならびに検体管理用IDを記載する。

検査依頼書は、当検査室指定の様式を使用する。主な記載項目を以下に示す。

・匿名化ID

・希望する検査項目(疾患名、検査コード番号、検体数)

・医療機関情報

・ガイドライン遵守の確認

・請求書送付先情報

(12) 検体を医療機関から衛生検査所(他の衛生検査所に測定を依頼する場合に あたっては、当該衛生検査所等)まで搬送するのに要する時間

発送日の翌日到着を原則とする。

土日祝日は受付け不可なので、医療機関には十分な注意を促す。

(13) 免責事項

なし

(14) 検査のお申し込み、お問い合わせ

(5)

5 / 5

公益財団法人かずさDNA研究所 遺伝子検査室 (かずさ遺伝子検査室)

〒292-0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2丁目5-23 https://www.kazusa.or.jp/genetest/index.html

E-mail : [email protected]

Referensi

Dokumen terkait

3 / 5 検査項目: 「肥厚性皮膚骨膜症」 検査名: 【肥厚性皮膚骨膜症遺伝子検査】 概略 肥厚性皮膚骨膜症はばち指、長管骨を主とする骨膜性骨肥厚、皮膚肥厚性変化(頭部脳 回転状皮膚を含む)を3主徴とする遺伝性疾患である。Uppalら(2008)が、HPGD(PGE2

3 / 5 検査項目: 「芳香族 L- アミノ酸脱炭酸酵素欠損症」 検査名: 【芳香族 L- アミノ酸脱炭酸酵素欠損症遺伝子検査】 概略 芳香族L-アミノ酸脱炭酸酵素欠損症はL-ドーパをドパミンに、5-ヒドロキシトリプ トファン(5-HTP)をセロトニン(5HT)に脱炭酸化する酵素遺伝子(DDC)の異常により、

3 / 7 検査項目: 「 ライソゾーム病 」 検査名: 【 ライソゾーム病遺伝子検査 】 概略 ライソゾーム病は、種々のライソゾーム酵素の欠損により、組織に分解されない代謝 産物の蓄積する疾患である。肝臓、脾臓、腎臓、骨、眼球、心臓、脳などの症状を呈する ことが多い。ライソゾーム病には多くの疾患が含まれ、臨床像により解析する遺伝子は

3 / 5 検査項目: 「 CFC症候群 」 検査名: 【CFC症候群遺伝子検査】 概略 CFC症候群は細胞内 Ras/MAPK シグナル伝達経路に存在する遺伝子の先天的な異常 によって、成長・発達障害、精神発達遅滞、薄い眉毛や側頭部狭小などの特徴的な顔つ き、脆弱でカールした毛髪、湿疹・角化異常・魚麟癬などの皮膚症状、先天性心疾患、

3 / 5 検査項目: 「Nager 症候群」 検査名: 【Nager 症候群遺伝子検査】 概略 Nager症候群は,重度の小顎,上肢短縮からなる優性遺伝疾患である。 本検査ではSF3B4遺伝子のタンパク質コード領域エクソンとその両端のスプライス部 位領域を次世代シークエンサーで解析し、主に検出されたアレル頻度 0.1%以下の稀な

3 / 5 検査名: 【遺伝性ヘモクロマトーシス遺伝子検査】 概略 遺伝性ヘモクロマトーシス HFE は主に常染色体劣性遺伝性の鉄の代謝異常疾患で ある。腸の鉄吸収の増加を特徴とし、その結果、全身の臓器に鉄が過剰に沈着して臓器 障害をきたす。 本検査ではHFE,HJV,HAMP,TFR2,SLC40A1遺伝子のタンパク質コード領域エクソンとそ

3 / 6 検査項目: 「 先天性プロテイン S 欠乏症 」 検査名: 【 先天性プロテイン S 欠乏症遺伝子検査 】 概略 小児の血栓症は近年増加しており、新生児期・早期乳児期と思春期に多い。特発性と 診断される日本人の主な遺伝性血栓症は、プロテインS PS、プロテインC(PC)およ

3 / 5 検査項目:「ウンフェルリヒト・ルンドボルグ病」 検査名:【ウンフェルリヒト・ルンドボルグ病遺伝子検査】 概略 Unverricht-Lundborg 病はシスタチン B(CSTB)遺伝子の異常によって起こる進行性 ミオクローヌスてんかんの一病型である。学齢期(6〜15 歳頃)に発症し、けいれん発