Chugoku enkai kaiho to sono hakyu koka
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(3) Keio Economic Observatory Occasional Paper. Keio. Economic. Observatory. Occasional. Paperシ. リー ズ は 慶 應 義 塾 大 学 産 業. 研 究 所 経 済 部 門 の 各 研 究 プ ロ ジ ェ ク トに属 す る 研 究 参 加 者 が そ の 研 究 成 果 を 報 告 す る 論 文 シ リ ー ズ で あ り,各. 論 文 は産 業 研 究 所 か ら不 定 期 的 に 発 行 さ れ る。. こ れ に は 和 文 シ リ ー・ズ(J.Series)と な お,KEO. Occasional. の 定 期 刊 行 物Keio. Economic. Paperは,場. 英 文 シ リ ー ズ(E.Series)と 合 に よ り若 干 改 良 し た 形 で,産. Observatory. Reviewに. が あ る。 業研究所. 再 録 され る こ と が あ る 。.
(4) 中国沿海開放 とその波及効果 佐 々 波 楊 子1, 馬. 成 三2,. 吉 岡 完 治3, 桜本. 光4,. 浦 田 秀 次 郎5, 河 井 啓 希6, 黄. 于 青7. 1994年11月. 1慶應義 塾大学経 済学部教授 2中国経 済 情報セ ン ター所長 3慶應義塾大 学産業研究所 教授 4慶應 義塾大学 商学部教授 5早稲 田大学社 会科学部教授 6日本経済研究 セ ンター研 究員 7慶應 義塾大学経 済学研 究科博士課程.
(5) 平成6年 度現地調査 の概要 は じめ に 平 成6年 度 の現地調査 と して8月28日 ∼9月4日(佐 々波 、吉 岡、 桜本 、浦 田、河井 、及 び馬 、黄 は上海 よ り同行)に 江蘇省 の蘇州 、無錫及 び南京 を訪 れた。調査のため訪問 した企 業及び政府機 関は表一1の 通 りで あ る。 現地調査 に江蘇省 を選 んだのは、同省 が長江流域 に位 置 し、1990 年代 に入 ってか らの経済成長率 が きわめて高いためであ る。同省 への海外 直接投資 金額 は1992年 には実行ベ ースで14.6億 ドルに達 した1。 こ れ は同年の各省別流 入金額の第2位 にあたる。(ち なみに第1位 は広東省) 特 に 日本 の対 中国投資 は従 来か らの華南 地区か ら長江流 域へ と. シフ ト. し、江蘇省 はその中心であ る。江蘇省 の輸 出依存度(省 輸 出/省GDP) も1988年. の7.8%か. ら1992年. には13%へ. と急上昇 し2海外需 要の. 成 長への インパ ク トも大 き くなってい る。 江蘇省 の主要都市の うち 、今 回は、蘇州 と無錫 の二都市の企 業調査 を 行 った。同省 の南部 に位置す る蘇州、無錫 では、もともと農村工業 が発達 していたが 、近年 は繊維 、電子 、電気部 品の生産が拡大 してい る。現地で は これ ら繊維 ・衣料 、電子 ・電気 及び機械産 業の生産 が、国有 、集団所有 及 び個人所有 とい う形態 の異 なった企業で どの よ うに行 われているか を調 査 した。その後 に南京市では江蘇省計 画経済委員会 を訪 れて同省の経 済概 況 、特 に最近 の成長 と外資 導入及 び投資 に対す る資金調達 の方法 について 説明 を うけた。現地調査 のための上 海か ら南京へ の旅行 を通 じて我 々は、 江蘇省経 済の活況 に強い感銘 を うけ た。特 に各都市 の建設 ラ ッシュ、道行 く人 々の忙 しげ な様子 、工場見学 を説明す る中国の方 々の若 さと自信 にあ ふれた様 子 な どが特 に印象的であ った。その理由をめ ぐる活発 な議論 で移 動 のバ スや汽車 の車 中はさなが ら経済発展論やマ クロモデルの討論会場 で あ った。 本報告書 でそ の一部 を伝 え ることが出来 れば幸いで ある。 第1節 では、江 蘇省 が1990以 げ た理 由 を江蘇省統計 年鑑1993年. 降に他省 に くらべ て も高い成長 を と の各表 を もとに考 える。. 第2節 では、現地企業調 査の概 要 を述べ る。 第3節 は調査 参加者の コ メント集であ る。 本調査 は文部省 海外 学術調査 「中国沿海地区経 済開発 の波及効果」(平 1長銀総研 「中国地域別投資環境調査一山東省、安微省、江蘇省編一」1994年1 月,P.53. 2長銀総研,p.51.. 1.
(6) 成4年 ∼6年)の. 一環 として行 われた ものであ り、各人の研究 は、論 文集. と してあ らため て慶応大 学産業研究所 モ ノグ ラフ と して刊行 の予定 であ る。今 回 、Occasional Paperと. して江蘇省 におけ る調査 だけ を まとめた. の は、同省 の 目覚 ま しい成長 を目のあた りに して と りあえず 同省 の経済活 動や企業投資環 境 に関心を もつ方 々に最近 の参考資料 を供 する必要性 を痛 感 したためで ある。 今 回の現 地調査 について 、数 々の有意 なア ドバ イス と格別 の御 配慮 を 頂 いた 日中経済協会 と上海総領事館の方 々に厚 く御礼 申 し上げたい。訪 問 先 の中国の方 々には、高度成長下超多忙 の御様子 に もかかわ らず大変親切 に応対 して下 さ り個人名 をあげ るにはあ まりに多 くの方 々に御厚情 をいた だい た。 ここに深 謝の意 を表す る次 第であ る。. 慶応大学経済学部教授 中国経済情報センター所長. 佐 々波楊子. 慶応大学産業研究所教授 慶応大学商学部教授 早稲田大学社会科学部教授 日本経済研究センター研究員 慶応 大学経済学研究科博士課程. 吉岡完治 桜本光 浦田秀次郎. 2. 馬. 成三. 河井啓希 黄 干青.
(7) 麟. 表1:. 陣 名士.一__. .平訪成 」5」 笙 魔 工蘇 省 現 地 調 査 ・訪 問 先 一 覧 問先 一 一一 一一 説 明事項 __L. 』一『}1江 蘇省童画経済委耳会 」 」 擁垂副處長より.江 蘇省経済の概況一. L楊建中主任より新区開発礁. 鰯. 驫1糊 … 一. 董州沙連三光機電有1限 査 司]旧 市街より新 区に移っだ理由等一 州盛型牒i登 展看 限勾可1個 体経営 によ万生産π販売『一}一 無錫市開発区発展総公司 無錫 _L江i彳籾艮 麟 経理 よ一 切開発区め現状7 f7.対 外経済貿易委頁 套 唐 則 中副霊 任 よ一 り嘸.錫rCJの… 一' 中 国 華 晶 電:集. 1外 資 導 入 政 策 につ い て 説 明. 団 公 司 …㎜ 一一 陳 甲 佛 副総:工租 師 よ.り 一 東 芝乏}一. i. 一. の 合 弁 の経 緯 につ い て. p山 旅游度假開発区一 」1,ゾート開発の現糠を撹察■ 一一『 皿 一 塰 ユ 捕衷嬲 鉱 _=二 三]塵 「 肇囎 塰察一. 3.
(8) 2. 江蘇省の経済状況. 2.1. マ ク ロ経 済 1990年. は1980年. に 入 り長 江 流 域 の 経 済 成 長 の 加 速 が 注 目 さ れ て い る 。 江 蘇 省 で か ら1992年. ま で の 名 目GDP伸. り伸 び 率 で は14.8%で. び 率 が 年 平 均16.4%、. あ った 。 しか し、1992年. 率 は そ れ ぞ れ34%と39%と. と1993年. 一人 当た. の 名 目GDP伸. い う驚 異 的 な 急 成 長 を 記 録 し た(表2)3。. び なか. で も経 済 成 長 の 牽 引 力 と な った の は 明 か に 固 定 資 本 形 成 で あ っ た 。1992年 の 工 業 生 産 高 と固 定 資 本 投 資 の 前 年 比 伸 び 率 は そ れ ぞ れ47.8%と61.8%に 達 した 。 全 国 工 業 生 産 高 と全 国 固 定 資 本 投 資 に 占 め る江 蘇 省 の 割 合 は そ れ ぞ れ16.0%と9.1%で. 2.2. あ る4。. 産業構 造 経 済 成 長 の 加 速 は産 業 構 造 の 変 化 を伴 っ た 。 表4の. 別 構 成 か ら見 る と 、 江 蘇 省 の 産 業 構 造 は1980年. 国 内総 生 産 の産 業. 代 に 、第 二 次 産 業 の比 重. は 既 に 過 半 を 占 め て い た 。 第 一 次 産 業 の シ ェ ア は1985年 し、1992年. に は20%と. な っ た 。 こ れ に 対 し 、 第 二 次 産 業 と第 三 次 産 業 を. 占 め る 割 合 は そ れ ぞ れ52.1%か る(表4)。. ま た 、1992年. そ れ ぞ れ50.1%と49.9%で. か ら次 第 に 縮 小. ら56.7%、17.9%か. ら23.3%に. 拡 大 して い. の 工 業 生 産 高 に 占 め る軽:工業 と重 工 業 の 比 率 は 、 あ り、軽 重 工 業 両 方 が ほ ぼ バ ラ ン ス の 取 れ た 発. 展 を し て い る5。 一 方 、就 業 構 造 の 面 か らみ る と 、1980年 た 第 一次 産 業 の 雇 用 は1992年. に47.6%と. る と 、 第 二 次 産 業 の 就 業 率 は1980年. に70.4%を. 占め. 減 っ て い る 。 しか し、 表4を. に32.7%、1992年. に33.8%と. み. わずか. の 上 昇 で 、 む しろ 第 三 次 産 業 に 雇 用 が 吸 収 さ れ て い る 。 こ れ を み る と 、 今 後 工 業 部 門 の 発 展 と拡 大 に よ っ て 農 村 の 余 剰 労 働 力 を吸 収 す る こ とが 期 待 される。. 2.3. 貿 易 江 蘇 省 の1985-92年. 27.1%と 5.5%を. の 輸 出 と輸 入 の 年 平 均 伸 び 率 は そ れ ぞ れ17.0%と. な っ て い る 。1992年. の 輸 出 額 は46.7億. 占 め た 。 江 蘇 省 の 輸 出 の 約7割. ドル で 、全 国 輸 出 額 の. は 軽 工 業 製 品 で あ る が 、1985年. 以. 降 は 重 工 業 製 品 の 輸 出 シ ェ ア も次 第 に 増 え て い る 。 輸 入 の う ち 、 消 費 財 の 割 合 は1991年. か ら再 び 拡 大 して い る もの の 、生 産 投 入 財6(そ. 31993のGDP成 長率 は現 地調査 で得 た数字 4「江蘇 省統計年 鑑 1993」p.21. 5「江蘇 省統計年 鑑 1993」p.23, 6生産投 入財 は消 費財 以外 のすべての輸入 を含んでい る。. 4. の 内 機i械設.
(9) 備 の 割 合 は2割. 弱)の 比 重 が 圧 倒 的 に 大 き い(表5)。. 業 」7に よ る 輸 出 と輸 入 の 割 合 も1990年 し、1992年. に は 全 省 輸 出 総 額 の4分. い わ ゆ る 、 「三 資 企. の わ ず か6.5%、7.4%か. の1と. ら拡 大. 全 省 輸 入 総 額 の5分. の1を. 占. め る まで に な って い る。 これ は江 蘇省 へ の本 格 的 な海外 直接 投 資 の拡 大 を 反 映 して い る 。. 2.4. 外資 の導入 江 蘇 省 の 外 資 導 入 動 向 に つ い て は 、1992年. に は17.2億. ドル に 達 し、. 前 年 と比 べ る と、2.6倍 の 高 い 伸 び 率 と な っ て い る 。 この う ち 、1990年. に. 入 っ て か ら は 、外 国 政 府 、 国 際 金 融 機 構 及 び 外 国 商 業 銀 行 か ら の 借 款 よ り も 、 直 接 投 資 が 大 き く増 え た 点 が 特 に 注 目 さ れ る(表6)。 へ の1992年 約7割. の 直 接 投 資 の 約 半 分 、 及 び100%外. は 蘇 州 に 集 中 して い る(表7)。. さ らに 、 同省. 資企 業 に よる 直接 投 資 の. こ れ は 、 蘇 州 及 び 無 錫 で は 、1991. 年 頃 か ら工 業 団 地 の 建 設 が 始 ま り、 外 資 企 業 との 合 弁 及 び 技 術 提 携 が 急 速 に 増 え た こ と を 反 映 して い る 。. 2.5. 資金調 達. 江蘇省 の経 済発 展で は、省 内での資金調達が きわめて重要 な役 割 を果 た した点 に注 目すべ きであ る。表3の マ クロでの国民支 出の構造 か ら見 る と、江 蘇省 の民 間及び公的消費支 出の可処分 国民収入 に占め る割合 は全 国水準 よ り低 い。従 って、同省 の固定資本形成 と在庫投資 を合 わせ た可処 分収 入 に占め る比重 は約40%と な り、全国平均 よ り高 い投資比率 を示 し てい る。 これ をさ らに ミクロの面 か ら裏付 けてい るのが表8の 郷 鎮企 業 の固定資産投資の資金調達源 である。表8に. よると、江蘇省 の場合 、資金. 調達 の うち 自己資金 と銀行 か らの借 入の比重 が高 く、自己資金が35.7%、 銀行 か らの借 入が34.0%、 外資 は7.2%で ある。これ らを同 じよ うに急速 な経 済成 長 を実現 している広東 省の郷鎮企業 の固定資産資金 源 と比 べ る と興味深 い。広東 省では外資 の占め るシェアは14.1%に 達 し、自己資金が 26.7%、 銀行 か らの借入 が40.2%と い う構 成 にな ってい る(表8)。 2.6. 集団所有 制 江 蘇 省 に お い て は 、 集 団 所 有 制 企 業(郷. 貢 献 が 大 き い 。 同 省 の1992年. 鎮 企 業)の 経 済 発 展 に 対 す る. の 集 団 所 有 制 企 業 の工 業 総 生 産 額 は1934億. 元 で あ り、 前 年 と比 べ る と 、53.7%の. 成 長 率 を 記 録 した 。 こ れ は1985年. 7中国 の直接投 資 の受 け入れ形態 には、合弁 、合作及 び独 資(100%外 これ を三資企業 とい う。表6の 注 を参照 。. 5. 資)が あ り、.
(10) の46.7%と. い う高 成 長 を 超 え る実 績 で あ る 。 江 蘇 省 の1992年. 生 産 高 は 生 産 総 額(社. 会 総 生 産)の45.5%を. の郷 鎮 企 業. 占 め 、 全 労 働 人 口 の24.3%を. 吸 収 し て い る 。 こ れ ら は い ず れ も全 国 平 均 よ り高 い 比 率 で あ る 。郷 鎮 企 業 の 労 働 生 産 性(全. 産 業)は 、 江 蘇 省 で は30440元/人. で 、 全 国 水 準 の 約2. 倍 に 達 して い る 。 さ ら に 、江 蘇 省 郷 鎮 企 業 に よ る 輸 出 は1922年 億 元 で 、 全 国 郷 鎮 企 業 総 輸 出 の3割. 2.7. に367.9. を 占 め て い る(表9-11)。. ま とめ. 上述 の よ うな江蘇省 の高度経 済成長の メカニズム を概 観す る と、次の ような特徴 を指摘す ることがで きる。 (1)1990年. 以 降の高度経 済成長 をマ クロ的 にみ ると、全 国平均 をは るか. に下 回る消費/可 処分所得比率 の もとで行 われてい る(1991年 江蘇省 が58.7%、. 広東省 が66.5%、 全 国が67.3%で. には. あ る)。 いいか. える と、総投資(在 庫投資 を含 む)/可処分所得 は きわめて高い。 (2)産. 業構造 の変化 も急速 であ り、第一次産 業の総生産 に 占め る比 重 は 1992年 に既 に20%ま. で減 ってい る。 しか し、就業構造 よ りみ ると同. 年 第一次産業 は依然総雇用の47.6%を 雇用 してお り、農村 には労働 供給余 力 を残 している と考 え られる。 (3)輸 出に占める軽 工業品の割合は1992年 には70%に 達 し、輸入の85.6% が生産投入財 である。また輸出に占め る 「三資企 業」の割合 は1990年 の6.5%か. ら1992年 には28.0%へ と増え、輸入では1990年 の7.4%か. ら1992年. の21.8%へ. と急上昇 してい る。つ ま り外資 を梃 子 に した. 輸 出入 の拡大 が行 われてい ることを示 してい る。 (4)三 資企 業が輸 出 を通 じての外貨獲得 と、輸入 を通 じての新 しい技術 導入 によって江蘇省 の経済成長 の加速 に大 きく貢献 して いるこ とは 明かであ る。 しか し固定資本へ の資金源 としての外 資の比重 は現在 の ところ広東省 などに比べ て はるか に小 さい。1992年 郷 鎮企 業の 固定資産投資 の資金源 の うち 、銀行か らの借 入が34%、. 自己資 金が. 35.7%な の に対 し、外資 はわずか に7.2%で ある。 これを(1)で 述べ た江蘇省 の低 い消費支 出/可 処分所得比 とあわせ て考 え る と、同省 の経 済成長 は きわめて高 い貯 蓄率 によって支 え られているこ とが う かが える。 (5)こ. の ような江蘇省 の郷鎮企業の資金源 についての インフオ メーシ ョン の重要性 は 、同省 の郷鎮企業 が1992年. 6. 全 国の郷鎮企 業 に よる輸 出.
(11) の30.8%、. 全 国 の 郷 鎮 企 業 の 生 産 高 の15.6%を. 占 め る こ とか らみ て. も明 か で あ る 。. 3. 江蘇 省1993年. の経済 につ いて一 江蘇 省計画 経済 委. 員会 の楊 森 氏 に よる説明一… 長 江 沿 岸 に あ る 江 蘇 省 は 上 海 に 近 い こ と もあ っ て 、 経 済 の 発 展 が 比 較 的 進 ん で い る 地 域 で あ る 。 省 人 口 は7千. 万 、11の 省 轄 市 か ら構 成 さ れ て. い る 。 主 な 産 業 は 、化 学 、 冶 金 、建 材 、紡 績 、 食 品 、機 械 及 び 電 子 工 業 な どで あ る。 江 蘇 省 の1993年 8.5%を. の 国 民 総 生 産 は2754億. 占 め て お り、1991年. は 約25%を. か ら1993年. 元 で 、全 国 の 国民 総 生 産 の. ま で の3年. 間 に 、 年 平均 成 長 率. 記 録 して い た 。 も ち ろ ん 、 こ れ は 全 国 水 準 よ り も速 い 成 長 を. 示 して い る。 1994年1月. か ら3月. ま で の 実 績 輸 出 額 は 既 に43億. 前 年 同 期 に 比 べ る と 、40%以 (外 国 企 業)に よ る 輸 出 は15億 貿 易 額 は250億. ド ル に至 っ て お り、. 上 の 増 加 率 と な っ て い る 。 こ の うち 、 「外 商 」 ド ル を 占 め て い る 。2000年. ド ル に 達 し 、 国 民 総 生 産 は15400億. に は 、江 蘇 省 の. 元 に 増 え る とい う の. が 予測であ る。 1993年 の 外 資 投 入 金 額 は81億 ド ル(契 約 ベ ー ス)で 、 山 東 省 を 上 回 る 実 績 で あ る 。現 在 、江 蘇 省 に お い で 、外 国 資 本 が 参 加 して い る 企 業 は 約 2万 社 、 そ の うち 、既 に 生 産 の 始 ま っ た 企 業 は7千 省 の1993年 か ら7月. の 外 資 導 入 金 額 は33億. 社 とな っ て い る 。江 蘇. ド ル で あ る の に 対 して 、1994年1月. ま で の 外 資 導 入 金 額 は 既 に21億. ド ル に達 し、 外 資 企 業 の 参 入 が 『. 活 発 化 して い る こ と が わ か る 。 江 蘇 省 に は11の 国 家 級 の 開 発 区 と48の 省 級 の 開 発 区 が 設 け ら れ て い る 。 こ の 両 者 の 外 資 導 入 に 対 す る 優 遇 政 策 は 大 き な 差 は な い 。 しか し 、 国 家 級 の 開発 区 に お い て 、 イ ン フ ラ な どが よ り整 備 さ れ て い る こ と に よ っ て 、 投 資 企 業 を確 保 しや す い と も言 え る 。 土 地 の 使 用 費 用 に 関 して 、 「地 価 」 は 需 給 の 状 況 を考 慮 しな が ら 、地 方 政 府 に よ っ て 設 定 さ れ る 。例 え ば 、 現 在 蘇 州 、 無 錫 で は 最 高1平 蘇 省 の 北 方 地 域 で は1平. 米40-45ド. ル に上 昇 して い る の に対 し て 、江. 米60-70元(7.5-8.8ド. こ に は大 き な地 価 格 差 が存 在 す る 。. 7. ル)に と ど ま っ て い る 。 こ.
(12) 4 4.1. 現地企業調査の概要 蘇 州 横 河 電 表 有 限 公 司(Suzhou. Yokokawa. Meter. Com-. pany) 中外合弁企業. 当 社 は1988年4月. に 設 立 した 、登 録 資 本 が2200万. 億 円)の 合 資 企 業 で 、 出 資 比 率 は横 河 電 機(日)一55%、 廠(中)一30%、. 及 び 西 安 儀 表 廠(中)一15%と. 228名(1994年5月31日. 元(3. 蘇州晶体元件. な って い る。 従 業 員 数 は. 現 在)で 、 う ち 日本 本 社 か らの 派 遣 社 員 が. 3名 い る 。 そ の 他 の 日本 本 社 に よ る バ ッ ク ア ッ プ は ほ ぼ な い 状 態 で あ る。 生 産 生 産 は 工 業 用 パ ネ ル メー タ ー の 一 貫 生 産(自 社 ブ ラ ン ド 及 びOEM 生 産)で 、100%輸. 出 して い る 。 設 立 当 初 の1989-1990年. 生 産 体 制 で あ った が 、1991-1992年 に は200万 万 元(約2億. の150万. は75万. 台. 台 を経 て 、1993-1994年. 台 ま で に 達 す る予 定 で あ る 。1993年. の 売 上 金 額 は1500. 円)に な っ た 。 今 後 、 生 産 ラ イ ン の 改 善 と新 製 品 の 開 発. に 重 点 を お き 、1995年. に は300万. 台 に 生 産 を拡 大 す る 見 込 み で あ. る 。 現 在 、 原 材 料 の 九 割 は 日本 か らの 輸 入 に 依 存 して い る が 、5年 後 に は こ の 九 割 は 現 地 で 調 達 す る よ う に な る と計 画 して い る 。 しか し 、 円 高 の 影 響 に よ り、 現 地 調 達 の 目標 は よ り早 く2年 以 内 に 達 成 す る可 能 性 もあ る。. 投 資資金 投資 資金 の調達 につ いて は、 日本 の銀行 か らの融 資貸付 よ り、 中 国側 の銀行 の利 子率 が低 いので、現地で の資金調達 の方が多い 。 立 地選択 蘇州 にあ る子会社 は横河電機の グローバル戦略の中 の一つ であ り、集中生産拠 点 とい う位 置づ けであ る。現在蘇州子会社で生産 し ている製品 は、5年 前に シンガポールの子会社 で生産 していた もので あ る。 シンガポー ルでの生産 コス トの上昇 によって、よ り廉 価 な生 産地へ の移転 を選択 した。蘇州の労働者 は手先が器用で あ り、さ ら に離職率が月1%以 4.2. 下で、労働力の確保 にはシ ンガポール よ り良い。. 蘇 州 沙 油 克 三 光 機 電 有 限 公 司(Suzhou Machinery. 中外合弁企 業. Electric. CO.,. Sodick-Sanguang. Ltd.). こ の 会 社 の 前 身 は 蘇 州 第 三 工 学 機 械 工 業(75%)と. 大 同 機 械 国 際 有 限 公 司(25%)と. の 合 弁 に よ り、1989年. 香港 の 設 立 した 工. 作 機 械 を生 産 す る 蘇 州 三 光 電 加 工 有 限 公 司 で あ っ た 。今 年 に な っ て 、 さ ら に 日 本 のSODICKと. 技 術 提 携 を 結 び 、 蘇 州 第 三 工 学 機i械工 業. 8.
(13) の 所有資本 の25%をSODICKに 売却 し、投資総額450ド 国、香港 、 日本資本の合弁企 業 となった。. ルの 中. 生産 旧市街 にあ る蘇 州第三工学機械工業 は集団所有 の企業 で、事 業拡 張 のため 、1991年 に蘇州新区 に移転 して きた。合資企業 に対 す る優遇 政策 を受けて 、著 しい発展 を とげた。1980年 には蘇州第三工学機械 工業の年 間工作機械の生産台数 が50台 が、1993年 には年間生産台数が700台. 、従業員数400人. であった. まで に増 え、従業員数 は300. 人 に減少 した。今 後5年 以内に、年産1500台. の規模 に達 す る見込み. である。 しか し、現在 の製品 レベルはまだ国際水準 に達 してい ない。 投資計画 今 後 は、技術 レベ ルを向上 させ るため、改め て土 地 を購 入 し、 資本金250万. ドルの 日中合弁企業(日 本SODICK-80%と. 工学機械 工業20%)を. 蘇州第三. 設立する予定であ る。この新 しい 日中合弁企. 業 は新製 品の開発 に重点 をお く予定 である。 4.3. 蘇 州 盛 宏 服飾 発 展 有 限 公 司. 個 人企業 資本金 は1800万. 元 で、 この うちの60%は. 香 港 の親族 に よる出. 資であ る。1983年 に 厂個体経営」か ら始 まった衣服販売企業 で、現 在 までに設計 ・生産 ・販 売を行 う体制へ と発展 して来た。約1万 平 米の新工場 の建設 は今 年5月 完成 し、生産 が始 まった。 生産1994年. の生産額 は2000万 元の見込みで 、今後毎年10%の. 成長率 で. 増 産す る計画 である。現在の従業員数 は250名 で 、将来従業員500 名 の生産 規模で稼働 してい く予定である。原材料 の殆 どは国 内調達 であ るが、化学繊維 の場合 には、一部 は台湾 、韓 国か ら輸入 してい る。国内30カ 所 の 「大商場」(デパ ー ト)に専売 コーナーを設 け、現 在 、製 品のすべ で を国内市場 向け に販売 してい る。 投 資資金 資金源 については、全部個人 の出資で ある。銀行 か ら融資 を受 け る場合 、資本 コス トの負担増 によって、 リス クが大 きくなるため 、 自己資金で賄 える規模か ら生産 を始める とい う考 え方 を とってい る。 4・4. 無 錫:中 国 華 晶 電 子 集 団 公 司(China Group. Huajing. Electronics. Corporation). 国 有 企 業 と外 資 企 業 との 合 弁 の ケ ー ス マ イ ク ロ エ レ ク トロ ニ クス の 生 産 及 び 開 発 を 専 門 と す る 国 有 企 業 で 、(1)ト ド ・(3)Bipolar. MOS(MetaユOxide. ラ ン ジ ス タ 、(2)ダ. Semiconductor)と. 9. イオ ー. い う三 つ の.
(14) 事 業 部 が 設 け ら れ て い る 。1994年9月. にBipolar. MOS事. 業 部 の東. 芝 と の 合 弁 に つ い て 認 可 を得 、10月 に 生 産 を 始 め る 予 定 で あ る 。 合 弁 事 業 の 投 資 総 額 は2500ド. ル で 、 中 国 側40%と. 東 芝(日. 本)60%の. 出 資 比 率 と な っ て お り、 華 晶 電 子 集 団 公 司 の 工 場 の 一 部 を こ の 新 し い 合 弁 事 業 に貸 す とい うか た ち を とる予 定 に な っ て い る 。. 生産 今 後 は、合弁事業部 では、テ レビ、ビデオ用集積 回路 などを生産 し、 製品の50%を を100%輸. 東 芝のブ ラ ンドで輸 出する。初期 の段 階で は、原材料. 入す るが 、国産化 が進 む ことによって、今 後3年. 入比率 を50%ま. で下げ る計画であ る。. 10. 間に輸.
(15) 5. 現 地 調 査参加 者 の コメ ン ト. 5.1. 江蘇 省 も外資 ・輸出主導型成長パ ター ン? 佐 々波楊子 いま世界で最 も高い経済成長率 を実現 している長江流域江蘇省での現. 地調査 は、「成長のモ メン トとは何 か」 とい う経 済発展論 の基 本的 な問 い か け を考 える うえで もきわめて有益 であった。 1980年 代後 半のASEAN諸 国の 目覚 ま しい経 済成長が 、積極的 な外 資導入 と輸出振興政策 を契機 としては じまった こともあ って 、今や外 資 ・輸 出主 導は発展 のス タンダードパ ター ンの よ うに考 え られている。江 蘇省 、ひいて は中国全体 も同 じよ うなパ ター ンなのだ ろ うか。 確 か に中 国の高度経済成長 をマ クロ的にみれば1978年 には じまる 改革 開放政 策採用以降 に加速 している。国内投資 に占め る外資 の比重 も特 に1980年. 代後半か ら上昇 し、輸 出 も急伸 している。 ミクロ的な情報 も. これ らを裏付け 、各新聞の経 済欄 に 日本の有名企業(少 な くとも筆者 にお な じみの)に よる対 中進出の記事 が載 らない 日はないあ りさまであ る。特 に今 回訪 れた蘇州市 には旧市街 の西側 に蘇州新技 術産業 開発 区(新 区) 、 東側 にシ ンガポール政府 と中国政府 が共 同で開発 したいわゆるシンガポー ル工 業団地があ るため 日系企業だけでな く、ア メリカ企業 、台湾企 業 、韓 国企 業等 の進 出ニュースが あいついでいる。 筆者 が最近読 んだ新 聞記事 だけで も、シ ンガポ ールの ジュ ロン工業団 地 で 生 産 し て い た 日系 企 業 の ポ ッカ レモ ン が 蘇 州 シ ン ガ ポ ー ル 工 業 団 地 で 清 涼 飲 料 の 生 産 に 乗 り出 し 、 ゆ く ゆ くは ウ ー ロ ン 茶 の 輸 出 を 行 う。(日 本 経 済 新 聞1994年9月15日. 付 朝 刊);ア. セ ス を含 む 米 大 手 ハ イ テ ク企 業3社 工 場 を建 設 し、1996年 9月9日. ドバ ンス ド ・マ イ ク ロ デ バ イ. が 同 じ蘇 州 シ ン ガ ポ ー ル 団 地 に 半 導 体. に 営 業 を 開 始 す る 。(日 本 経 済 新 聞1994年. 付 朝 刊);台. 湾 最 大 の コ ン ピュ ー ター メー カ 、 エ イサ ー グ ル ープ が 来 年 か ら蘇 州 市 で パ ソ コ ン周 辺 機 器 の 生 産 を 開 始 す る 。(日 本 経 済 新 聞 1994年10月2日. 付 朝 刊);韓. 国 の ト ップ 企 業 集 団 で あ る 三 星 グ ル ー. プ が 蘇 州 シ ン ガ ポ ー ル 工 業 団 地 で 半 導 体 と1996年 ノ ー 一 一 冷 蔵 庫 や 洗 濯 機 一 一 の 生 産 を 開 始 す る 。(The 994年9月28日)等 ア ジ アNIESの. に は い わ ゆ る 白モ Straits Times. 1. が あ る。 企 業 や 日系 の 在 シ ン ガ ポ ー ル 企 業 が 中 国 に 投 資 す る. 際 の利点 は、 これ らの企 業がすで にアジアの工 業団地での生 産 を経 験 し、 海外への販 路 を含 む経営 ノウハ ウを蓄積 してい ることであ る。この よ うな 外資系企 業の生産拡大が前節 でみ て きた ような江蘇省 の高 い輸出の伸 び率 (1985V92年. 平均. 17.0%)を. 実 現 させ て い る こ と は 疑 い も な い 。. 11.
(16) しか し 、帰 国 後 に 多 くの 方 々 か ら の 「年 率25パ. ー セ ン トな ど と い う 、 日. 本 、韓 国 も経 験 した こ と の な い よ うな 超 高 度 成 長 の 原 因 は 何 で す か 。 や っ ぱ り外 資 と輸 出 で す か?」. と い う質 問 に対 して は 、 「ち ょっ と違 う と 思 い. ま す 」 と答 え な け れ ば な ら な い 。 なぜ 違 う か と い う と 、 ま ず1992年 江 蘇 省 の 輸 出 の 対 前 年 増 加 率 は34.9%と ま た33.9%と. の. 驚 異 的 な値 で は あ る が 、GDPも. ほ ぼ 同 じ程 度 伸 び て い る 。(表2参. 照)1992年. 年 伸 び 率 が 高 か っ た 国 民 所 得(可 処 分 国 民 収 入)の な く 固 定 資 本 投 資 で あ っ て 実 に61.8%に. に特 に前. なか の項 目は輸 出 で は. 達 し て い る 。(江 蘇 省 統 計 年 鑑1. 993年P.21参. 照)こ れ は 輸 出 主 導 とい う よ り も 、投 資 主 導 と い わ れ た. 日 本 の1950年. 代 、1960年. 代 の 経 済 成 長 パ タ ー ン とス ピ ー ドの 違 い. こ そ あ れ 同 じであ る 。 次 に 江 蘇 省 で は い わ ゆ る郷 鎭 企 業(集. 団 所 有 利)の. め る シ ェ ア が 全 国 平 均 よ り も高 く、1992年 (表9参. 照)同. 社 会総 生 産 額 に 占. に は45.5%に. 達 して い る。. 年 に こ れ ら郷 鎭 企 業 が 固 定 資 本 投 資 の 折 に ど こ か ら資 金 を. 調 達 して い る か を み る と 、 外 資 は わ ず か7.2%で 銀 行 か らの 借 入 が34.0%と. あ り 自己 資 金 が35.7%・. な っ て い る 。外 資 へ の 依 存 は 全 国 の 郷 鎭 企 業 の. 投 資 資 金 源 の な か で も驚 く ほ ど低 く、1992年. に わ ず か5.9%で. あ る。. 経 済 発 展 の た め に 必 要 と な る 資 金 源 と して 、 と か く先 進 国 イ コ ー ル 高 所 得 ・高 貯 蓄 国 で あ り、 資 本 供 給 国 と い う イ メー ジ が 強 い 。 しか し中 国 の 可 処 分 国 民 収 入 に 占 め る 消 費 支 出(公 付 消 費+民 92年. の 全 国 平 均 が65.7%、. 江 蘇 省 が58.7%と. 間 消 費)の. 割 合 は 、19. きわ め て低 い 。 い い か え る. と中 国 は 高 貯 蓄 国 な ので あ る。 この よ うな 国 内貯 蓄 が 江 蘇省 の 郷 鎭 企 業 の 投 資 資 金 の 大 部 分 を ま か な っ て い る とす れ ば 、成 長 パ ター ン は 日本 で お な じみ の 高 貯 蓄 ・高 投 資 型 で あ り、外 資 は む しろ 同 省 の 伝 統 的 に 豊 富 な 人 材 を も つ 農 村 工 業 に 新 し い 技 術 を持 ち こ ん だ 点 が 重 要 で あ っ た と考 え ら れる。. 江蘇省 の高度経 済成長の主役 と して新技術 や新市場へ の アクセス とい う革新 的なモ メン トを持ち こんだ外資 ・輸 出にスポ ッ トライ トがあ た りが ちであ る。 しか し高貯 蓄 ・高投資 とい う二人 目の主役 も同 じぐ らい重要 な 役割 を演 じてい るのである。筆者が表題 に? あ る。. 12. 印 をつけたのは このためで.
(17) 5.2. 外 国投 資 導 入 ブ ー ム の 中 の憂 い. 馬. 成三. この度 、現地調査 のため蘇州 、無錫 、南 京 、 と上海 を駆 け足 で回 り、 経 済の高成 長 と改革 ・開放の拡大 の波 に乗 っている中国の現状 を この 目で 確認 す ることがで きた。他方 、幾つかの問題 点の存在 も実感 した。 よ く指 摘 されてい るインフ レの高進 と国有企 業の不振 は もちろんのこ と、外 国直 接投 資導入 において も憂 え るべ きことがある。 憂 いの一 つ は、外 国直接投資導 入の構 造改善 が進 まない ことであ る。 中央 政府 は沿海 地域 にお ける外 国直接投 資導入 の重点 を、量 的拡大 よ り 構 造の改善(イ ンフラ関係の投資 や輸出型企 業、先進技術型企業 の誘致へ の重 点転換)に 移 すべ きだ と主張 して いるが 、蘇州 な どの現状 か らみ れ ば、その兆 しは全然現 れていないよ うである。蘇州西部の 、本 来 「先進技 術 」 の導 入 を狙 うべ き 「技術 開発 区」(国 家科学技術委員会認定)に あ る 外 資系企業 を数社見 学 したが 、「先進技術企業」 と呼べ る企業 は見 当た ら なか った。 中 には、中 国国内の レベ ルか らみて も 「先進」 とはいえない労働集 約 的制 衣工場 も入 ってい る。輸 出市場や管理手法 ・技術 を もた らす気 配 もな く、香 港 との合 弁(香 港の親類 との合弁)と 称 してい るこの個人経営企 業 はなぜ 「技術 開発 区」に入 るこ とがで きたか に対 して も、筆者 は強 い疑 問 を持 って いる。 外 国直接 投資導入の構造改善 を妨げ る要 因の一つ は、各地方間 の外 国 企業誘 致競争 の激化 にある とみ られている。これにつ いて も、今度 の現地 調査 で実感 した。やは り蘇州 を例 としてみ る と、同 じ都市 において東部 の 「技術 開発 区」 と西部の シ ンガポール との合弁工業 団地がそれぞれ設置 さ れている。この両者のいずれ も 「行 政区」 と しての機 能 を持 ち 、また これ といった分業体 制 もないか ら、早 くか らも 「兄弟競争」を展 開 している よ うであ る。 中国対外貿 易経 済合作部 の統 計に よる と、今 年上半期(1∼6月)中 国 の外 国直接投 資導 入 は、実施金 額で は前 年同期 比96.8%増 だ った が 、契 約件 数 と契約金額 は不動産投資 の減少 な どに よ りそ れぞ れ同31 . 6%と16.7%減. 少 した。導入構 造改善 の面か ら考 えれば、この契約件. 数 と契約金額 の対前年 同期 減 は、む しろ良い こ ととみ るべ きで あろ う。. 13.
(18) 5.3. 上 海 一蘇 州 一 無錫 一 南 京 の 旅 吉 岡完治. 現代 版三 国志 があ る とすれば、魏(天 の国)は おそ ら く北 京あた りに 位 置す るこ とになるであ ろ う。 しか し呉(地 の国)や 蜀(人 の国)は 依然 と して上海のあた りと成都 のあた りになるか もしれない。地 の国(自 然 の めぐみ)上 海界隈 は、それほど自然 の恵み を受け経済発展 に適 した立 地条 件 を備 えてい る。今回の調査旅行 は、その上海近辺の経 済状況 をみて まわ る とい うものであ った。 上海 を訪 れたの は、これで3回 目であるが 、その経 済発展 ぶ りには想 像 を絶す る程 で驚 か された。8年 前は、共産主義国中国の大都市 。人民服 と自転車があふ れ貧 しいが まだゆ とりを持 って自転車 をのんび りとこげ る よ うな雰 囲気 であ った。3年 前は発展 の加速期 、町 中が建設現場 とい う感 じで人 々が早足で歩 き、服 装 はカラフルになる。又 、労働 集約的 なアパ レ ル産 業の輸出が経 済発展 の担 い手で もあ った。今 回の訪問では依然 として 建設現場 は拡大 の一途 をた どっている。完成 した再開発 済みの場所 に訪れ れば正 に新宿 さなが らといった感 じであ った。 しか しもう自転車 をのんび り乗 るわけにはいかない。それにかわって自動車の大渋滞。アパ レル産業 を担 った中小 工場 は とりつぶ され、ホテルやデパー ト、銀行 と大都市の 中 枢部 門へ と変貌 を遂げ て きている。 今 回の上 海か ら南京 に至 る旅 の印象 を一言で言 えば、昭和30年 代 の 高度成 長期 におけ る大阪か ら京都への旅 とい うことが 出来 よ う。上海 は も ち ろん大阪 、南 京は京都 、蘇州 、無錫 はその間に点在す る高槻 、茨木 など 衛 星都市 ににか よっていた。市街 に緑が多い名所 旧跡がいた る ところにあ り南京 は大都市 。 しか も上 海 と違 って新 旧が混在 してゆった りと経 済発展 を してい るような気 が した。蘇州 、無錫 は中国では中小 都市 、寒 山寺 な ど 名所が あ るものの、新 しい経済発展 の息吹がやた らと目立つ。お そ ら く成 長率 にす れば上海 を しのぐであ ろう。ち ょうど30年. 代高槻 、茨木 、大津. な どの 田園地帯 に松 下 、サ ンヨー、東 レな どの大工場が忽然 と出没 した こ とを思 い出す。 江蘇省 は、 この ような都市 を中心 に高度成長期の京阪神工業地帯 の よ うな、いや それ どころの騒 ぎではない ような発展 をとげ ている。何 しろサ イズが違 うの である。上海か ら南京 まで約300km、 人 口は7000万 人 と1桁 違 う。は りめぐ された運河は当時 の水の都大 阪 もびっ く り、楊子江 と淀 川 ほ どの違 いであ る。太湖 は琵琶湖 の3倍 強 、一一 とい うぐあいで あ る。 経済成 長は万人が望む所 。ラジオ よ りはカラー ・テ レビを、熱 い夏 に はクーラーを、自転車 よ りはバ イク、バ イクよりは自動車 が安全 で快適 と. 14.
(19) 思 う の は も っ と もで あ る 。 又 、成 長 の 果 実 を謳 歌 して い る 我 々 が 「そ れ は ち ょっ とや りす ぎで す よ 」 と言 う資 格 も な い 。 し か し そ れ に し て も 、 こ の 中 国 沿 海 地 帯 の 「超 ど 成 長 」 果 た して 、 サ ス テ ィナ ブ ル か 疑 い た く も な る 。 エ ネ ル ギ ー の む だ 使 い とエ コ ロ ジ ー に 関 して 、私 の 育 っ た 関 西 流 「ど け ち エ コ ノ ミー 」 を 少 しで も参 考 に して ほ しい と思 う旅 で あ っ た 。. 15.
(20) 5.4. 「中国沿海 開放 とその波 及効果 」の現地調査 に参加 した感想 桜本. 光. 今 回 初 め て 現 地 調 査 に 参 加 して 、 感 じた 諸 点 は 、 以 下 の 通 りで あ る 。. (1)「 中国沿海地域」の経 済は、中国国内及び周辺 アジア太 平洋地域 の経 済 と連動 して、年 々その役割 を着実 に拡大 しつつあ る と言 われてい るが 、現 地 を訪問 し、その経 済成長率 の高 さを実感 した。中で も、 上 海地 区で は、「世界 の金融 セ ン ター」の名 にふ さわ しような高層 ビルが建築 中で 、今後の め ざま しい発展 を予感 した。 この地域 の高度成 長の背景 には、産業構造 及 び消費構造 が大 き く変 化 してい るばか りで はな く、更 に、この構造変化 は、中国国内や ア ジア地域 、世界経済 との リンケージによって 、更に発展 、推 移す る もの と思 われ る。 この様 に、この地域 における相互貿易の比重が高 ま りつつ ある今 日、 各 地域経 済 ・社会の持 つ特徴 を踏 まえなが ら、地域間 ・国 間の産業 ・ 技術 の相 互依存 関係 を、ボ ーダーを超 えて分析 す る必要が ある と思 われ る。この意味で 、地域間産業連 関分析 及 び国際間産業連 関分析 の重 要性が高 まる と感 じた。 (2)こ. の地域 の経済の相互依存の深 まりは、開放経済 政策下での国内及 び 地域 内政策協調 の枠 を超 えて、直接投資 を通 じた資本 、労働 、技 術 知識 の移動 とい う特徴 を もっている もの と考 え られ る。 これ ら生産 要素 や技術 の地域 間及び国際 間移動が この地域 の要素賦存 の動 学的 な変化 をもた らし、それが比較優位 の構造、ひいて は地域 間 ・国際 分業 の形態 を動 か してい ると考 え られてい る。従 来の静学 的地域経 済理論 ・国際経済理論 の枠 を超 えた理論展 開を必要 としてい ると感 じられた。 この地域 の開発責任者 との会談 を通 じて、 この地域の 中心課題 は 、 国内及 び外 国の直接 投資の動 向 と、その政策的運用 に集中 している よ うに思 われる。. (3)特. に蘇 州 の横 河電機 や三光機 有限公 司な どで 、感 じた こ とは以 下の 点 であ る。外資 導入や技術導 入に伴 う、労働移動[製 造業 の農 地へ の進 出に伴 う、農家か ら製造業従 業者、合理化 に伴 う転業 、つ ま り 製造業従事者 か らサ ービス業従 業者(例 えばカラオケ営 業者)]は. 、. 雇用 保 険制度以上 に、この地域の特性の一つ と思 われ る地縁 ・血縁. 16.
(21) の 深 さ を 反 映 して 、 き め 細 か い 配 慮(斡. 旋 や 、 資 金 貸 与)に. み ご とに行 わ れ て い る こ とに 、驚 い た 。. 17. よっ て 、.
(22) 5.5. 急 速 に発展 する江蘇 省 を訪 ね て 浦 田秀次郎. 今 回訪問 した江蘇省 は中国の 中で経 済発展 の進 んだ地域 であ る。 さ ら に、経済成長率 も他 の地域 と比べ て高 く、非常 にダ イナ ミックな地 域であ る。地域 に溢 れるダイナ ミズムは高層 ビルの建築現場 、昼夜行 なわれてい る突貫工事 、忙 しそ うに往来す る自転車の波 な どか ら容易 に察 す ることが で きる。 経 済構造 に目を転 じる と計 画経 済か ら市場経 済へ と急速 に移行 してい る ことが分 かる。企業 の中で郷鎮企業の 占め る割合が高 い(表9)。 さら に江蘇省 にある郷鎮企 業での労働生産性 は全 国の郷鎮企 業における労働生 産性 の2倍 近 くも高 い(表9)。. また 、江蘇省 は直接投 資、資 金借 入 、貿. 易 、人の交流 など様 々な面で海外 との関係 が緊密 である。郷鎮企業 は国営 企業 とは異 な り市場機構 の中で利潤 の追求 を 目的 と して行動す る。海外 と の経済的接触 では競争市場 での行動様 式を余儀 な くされる。 この ような点 を考慮 す るな らば、江蘇省 において市場経済化が進 んでいる ことが認 識 さ れる。 急速 な市場経 済化 が進 んでい る一つの要因 は、地方政府 の積極 的 な政 策 にあ る と思 われる。この事 が最 も端的 に表われているのが、直接投 資優 遇策であ ろ う。地方政府 は、経済開発 区を建設 し、租税面での優遇 措置 を 提 供す るこ とで外 国企 業を誘 致 してい る。開発 区の建設 に当た っては、大 規 模 な ものにつ いては中央政府 の承認 が必要で あ るが 、中規模 以下 の も の につい ては地方政府 が独 自に建設す ることがで きる。そ こで、大規模 プ ロジェク トをい くつかに分割す ることで 、中央政府 の承認 を とるこ とな し に、開発 区の建設がすす んでいる(あ る省 政府の役 人談)。 しか し、様 々な優遇措置 が与 え られているに もかかわ らず、我 々の訪 問 した開発区で は、区画整理 はある程度 されてはい るももの、空 き地が 目 についた。期待す るほどには外 国企業の誘致力勺頂調 に進 んでい ない と思わ れ る理由はい くつか挙げ られる。開発 区での土地お よび建物 の賃貸料 が高 す ぎる とい うのが一つの原 因のよ うである。蘇州市の開発 区(新 区)に あ る外 国人用 の高級住宅の賃貸料 は確か月4千 ドル との ことであった よ うに 記 憶 して い る。一人当た り国民総生産(年 間)が500ド ル以 下の国で 、 この ような高い賃貸料 は正当化 で きる とは思えない。課税 で優遇 して、他 のサ ー ビス に高価格 を課す こ とで収入 をあげ る とい う戦 略 なの であ ろ う か。外 国企 業 を誘致するためには、よ り整合 的で透明度 の高 い政 策の実施 が必 要であ ろ う。 人材不足 も外 国企 業の進出 を阻んでい る一つの原 因で ある。あ る 日系 企業 の経営者 は、技術者 、と くに製品 などの開発 を行 う能力のあ る技術者. 18.
(23) が少 ない と話 していた。市場 経済化 の急速な進展 と急速 な経 済発展 が同時 に進 んだ ことか ら、多 くの人 々は、教 育 ・訓練 に長い時間の かかる技術者 になるよ りは比較 的短期的 に利益をあげ ることがで きる金融 や商業 な どの サー ビス分野 で働 く機会 を見つけ ることが多い。サー ビス分野 は経済の円 滑 な取引 に不可欠であ るが、持続 的な経 済発展 を遂げ るため には、技術 革 新 を もた らす技術者 の存在が不可欠である。そのために も、技術 者の育成 を地道 に行 わ なけれ ばな らない。.
(24) 5.6. 開放中国発展 の要 因 とその条件 河井. 啓希. 私 に とって今 回の中国出張 は、たいへ ん興味深 く、 また勉 強に なる機 会であ った。それ は今 回が初 めての中国訪問で 日本 との違い に驚か されて しまったためで もあ るが 、中国に対す る既存の社会主義 国 としての イメー ジ と現実(建 前 と本音?)と. の乖離がおお きか ったためで もある。私 達が. 今 回訪問 したのは長江沿岸地域の蘇州 、無錫 、南京 、上 海であったが 、中 国の人 々の豊か さと活力 、さらには彼 らの経 済発展 に対す る意欲 と自信 に 驚 か された。 世銀 の 「東 アジアの奇跡亅で は東 アジアの経済成長 を支 え る要因 とし て市場志 向型 の 「フ ァンダ メンタルズ(経 済の基礎条件)」 の充実 とそれ を整備 ・維持 す る政府 の介入 を挙げ てい る。中国におけ る急激 な成 長 もほ ぼそのモデ ル に合致 している と私 には感 じられた。 第一 一に物 的 ・人的資源 の蓄積 は高水準 にあ り、その もとで財市場 ばか りで な く要 素市 場 において比較 的 自由 な配分が達成 され てい る点が挙 げ られる。開発 の担 当者 は工業特区 におけ る道路 、発 電所 、治水 などの物 的 資本 は整 備 されていて、大学数 あるいは卒業者数の多 さか らその教 育水準 の高 さを強調 していた。 さ らに この蓄積 され た資本 を配分す る労働市場 お よび資本市場 も十分機 能 している と考 え られ る。資本市場 では農村部 ・ 都市部での所得上昇 に支 え られた貯蓄率の上昇 、海外 の企業あ るい は銀行 を誘致す るこ とに よる外 国資本 の導入 は、この地域 の高い資金需要 を賄 っ ている。さ らに労働移動 につ いていえば上海では集団就職 の一 団に出会 っ たが 、従 来いわれていた ような農村部か ら都市へ急激 な移動や それに伴 う 失業 の発生 、地域 間の労働移動 の強 い制約 は深刻で はない ようだ。 第2に 市場 メカニズム を維持 し、生産性上昇促進 を 目的 と した政府の 介入 を行 なってい る点が あげ られ る。当地で は工業特区での繊 維お よび同 製 品工業ばか りでな く半導体 などの精密機械工業 などの分野で工場 誘致が 盛 んであ る。 この とき地方政府 は、社会資本 の整備 、優遇税制 、投 資情 報 の提供 な どの介入 をお こなっているが 、特徴 的 なのは外国資本 の資金 あ る い は直接投 資 を積極 的に誘致 しようと してい る点 であ る。 日本や韓国では 外 国資 本 を積 極的に活用す るこ とはなかったが 、中国におけ るこ うした積 極 的な外 国資本導入に よる産業の振 興は、進 んだ外 国技術 を習得 し、生産 性 を高め る上 で効 果があ る と考 え られ る。 開放中 国を 自分 の 目で確 かめ たい ま、この国の発展 とその可能性 の高 さに疑 問 を挟 む余 地はないよ うに も考 え られ る。 しか しそれが今後 も一層 拡 大 かつ確実 な もの とな るため には幾 つかの留保条件 を挙げ る こ とが で. 20.
(25) きる。まず 第1に 政策的 な安定 と開放政策が維持 される必 要があ る。政策 の不安定性 は経済的 ・社会 的な リス クを高め 、国内ばか りで な く海外 か ら の投 資 を抑 制す る。また財市場あ るいは資金市場 におけ る開放政策の持 続 は今 後 とも望 まれ る。80年. 代 のラテンア メリカは政策 の不安定が経 済成. 長 を阻害す る好例 であ る。第2に 政府の過度 な介入 を排 し、企 業 間競争が 維持 あ るいは促進 され る必要があ ろう。競争の維持 は市場 メカニズ ムの発 揮 あ るい は生産性向上 をもた らす うえで重要である。第3に 経済成長が広 く共有 され る必要があ る。経済成長の利益が一部 の特権階級 に留 まるよ う で は社会的 な安定 は望 めないだろ う。中国の発 展 は、 日本 、アジア、さ ら に は世界 の発展 に とっていろいろな意味で重要かつ不可欠 である。私 は今 回の経験 を期 に、今後 もこの国の動 きを さらに興味 をもって観察 してい き たい 。. 21.
(26) 表2. 江 蘇 省 と 中 国 の 主 要 マ ク ロ指 標. 一.__一. 一一一1省.. 一. 人ロ GDP 1人 当 た りGDP. 万人. 億元 元. 輸出額 億 ドル 輸入額 億 ドル 職工年間平均賃金 元 農民年間平均純収入 元 越 郷住民の貯途Lて年末額)一 一 億 元 一_ 一. 一. 『. }曽. 一 『. 5938 319.8 541 8.5 o,s 667 218.0. 6213 651.8 1053 15.6 3.0 1135 493.0. 23.7. 99.4. 一 幽 一一 一. 一. }. 冖一 一. 一 一. 一 一一. _一r. 一. 冒一 ■ 一. 一. 一. 冖. 一. 6911 1971.6 2845 46.7 15.8 2800 1060.0 766.1 一. 一}. 一. 冖一一. 1.3 16.4 14.8 15.3 31.3 12.7 14.1 33.6. 冒. 一 一. 19801995 一. 人口. 万人. GDP. 億元 元. 1人 当 た りGDP. 輸出額 輸入額. 億 ドル 億 ドル. 鑾工年問平均賃金 一. 元. (出 所). 『江 蘇 省 統 計 年 鑑. 3 一一 一 一. 一. rτ「幽一 一. 一. 一一. -19921980-1992 1171711 20188.3 24020.21 1743.0 2050.01 637.9 806.11 718.4 850.01 2340 2711 『 〒} 一. 与皿. w }. 蘇 省 、 広 東 省)の 広東省 }}尋-← 1990 矗一. 饉斑 繭 、. 一. 566 61 222 一冖214 一一 一 一. __. 624 76 259 233. 一. 一皿. 一. 一一. 一. 115823. }亠. 一r一 一一. 598 91 218 118 1025. 一 一一 一. 1.4 15.0. 13.4. 」}一. ==. 1993』. 12.3 13.7 11.2 F一 一. 。. 国 民支 出の構成 一}. 一一}}. }. 、 『中 国 統 計 年 鑑. 一_一_. 金額 民間消費支出 公的消費支出 国内固定資本形成 丑 庫投 資.__ 一. 』. 1991. 一}. 987051105851 4470.018527.4 452.91 805.6 200.21 422.5 181.21 273.5 7621 1148. 1993』. 中 国 ・省 別(江 ¶ 一一. _1. 纒. 全 国___∼. 単位. 表. 一-. 一一. 6844 1471.1 2143 34.6 10.4 2302 921.0 617.6. 一習 一-一. 一. ,985j 1991L1992纏. 19801 1. 単位. 1991 一 _. 700 111 266 144 1221. 全 国 _.一 一 一(単 位 一1」亀 笈 、 」 の.一__一 _1_985__. 1990. 1991. 1992. 4240 639 1883 745. 8202 1461 3008 1712. 9244 1725 3768 1577. 10888 2156 5639 1183. 一. 一 一T. _. 哨__. ¶一-一. 一}}鄲碧 一一. 鴨 講. “. 響. 、:覊. 22. 0 ﹁. 一 一_一_耳. 5 1 の∠. 一一『 一 一一一一-一一一一一一 一 一. ﹁. 一一. 0 2 9 9万 7 0、α 工 α 震﹂1 6 ∠- T (∪. (出 所). }一. 二. 一冒 『. 7_. 5 5 1 9 ﹂ 0 ﹂ ε a 5 ・鋭 飢 5 2 ﹁ 0 } - }. 一一_._一____」_. 一. 一. 甜 飴面. 一 罫}一}. 謝 鉦伽. 可処分 国 民収入 1064 一一 1192 一 7507 __1.4383 16314 1.9866 構 成比 一 一 民間消 費支 出 53.2 52.3 58.3 57.4 公 的消 費支 出 5.7 6.4 8.9 9.1 国 内固定 資本 形成 20.9 21.7 21.3 21.8 20.1 11.5 11.8 査i庫投資__一 一 一 一一 一 『 一一 一一 一19.5 一_ 可処 分国 民収入 100.0 100.0 100.0 100.0 (注) 民間 消費 支出:「 居民消薊`マ 滋公 的消費 支出:「 社会 消費丁叉一`T 一. 套産積累」・在庫投資:「 流動資産積累」・.
(27) 4. 齏 躙 嘲蠣 艫謝 讒數. 表. 江蘇省 の産 業別GDP・. 労働 力構成 (単位:%). ____一 就 業機 1次 産 茎 」 第2次 70.41 53.21 49.21. 造__二 産 茎_趨 19.41 32.71 33.31. 47.61. (出 所). 次 産秦 10.2 14.1 17.5. 33.81. 監)三1 319.8 651.8 1471.1 1971.6. 裳 飆. 18.6. 『江蘇 省統 計年鑑1993』. ー. 5. エ⊥ 凹. 表. ﹁1 り乙 り0 望1 り乙 り乙. 52.1 54.0 56.7. り乙 0σ ︻り り0. 8 1. 恢藤1肇 鑿52.3耋 廓 吹認. 江蘇省の貿易動向 8 9 1 ︻り. 00 つ9 9 ﹁1 ︻︾ 1 2U 1 5. 7.47.2. ・. 1. ●. 69.468.1 23.224.7. 冖1. ﹃ 2. } 92 鴻 惑 = 94 75 241. …6-5一. (注). (出 所). 一一13.1. 744511043781 98.194.4E 1-9. 量 谿i嬲 霙入L_. レ。.」 亙_. 剄 鞨 継率. 1931445415. 入 生 産 投 入 財(%) 消 費 財(%) ______. 単.位.:万f丿. 46709517.0 5.84.0 70.117.2 24.122.2 130639 28.0. 294995346053. ●. 輸 % 0 0・ のる. 輸出 農 産 品(%) 軽 工 業 製 品(%) 璽 工 業 製 品(%). 「三 資 企 業 」 の 輸 輸 出 に 占 め る%. ._」. 19901991. 一. 142481 137. 一5..6. 5541一 一 一一7..4. 158050 85.6 14.4 34 2. 27.1 29.4 17.7. 輸 出 入 は 江 蘇 省 経 営 の 対 外 貿 易 単 位 に よ る 輸 出 天 盃 額 。一 一 「三 資 企 業 」:合 弁 企 業 、 合 作 企 業 及 び100%外 資企 業 。 『江 蘇 省 統 計 年 鑑1993』. 23.
(28) 6. 翻 樗. 表. 江 蘇 省 の 外 資導 入動 向(実 際 利 用外 資 ベ ー ス). ー. ・1. OO OO り乙 ︻り 0 貫︾ a Z 2 α α a ︻り 1 1 り乙. t. ・ 万 ドル 殉. 1991. ㎜ 翳. 1985 11990. 1992. 92/91. は 契 約 で 任 意 に 決 定 さ れ る 、 r独 資 経 営 亅: 『江 蘇 省 統 計 年 鑑1993』. (出 所). 表. (出 所). 1204 83587 66697 7746 9144 1182. 11 9499 49119017 39117356 41 881 51 780 1 169 50 28685 刊下}冒. 2 6 5 0 1 0. 30384 140293 118228 9775 12290. 馴. 一. F. 1549. E. 郷 鎮企 業の 固 定 資 産 投 資 の 資金 源(1992). __449.539 .2墓42.1. 」. 蚤).. 18._6 933. 墜. 100.0. 省… 25,029 48,970 595,655 209.292 396,338 60.138 206.814. 元).___. 一一_.___」. 192.100 457.847 4,203,290 640,058 3,578,116 591,336 1,745568. ⑳. n◎ 0乙 0︾0︾- 虞︾t ヰ a 5 。翫 翫 ε 3 3 1. 26,568 84,543 822,803 173,804 864,676 95,674. 工単 位:_万 全 国. - ︻り 0 0乙﹁1 (U t ③ 嫁 乳 5 生 つ︾ つ︾. 隆 省. ___一_一_一. (出 所). 一. 2683 10526 8616 753 1157. 襲巍. 8. 国家 資 金 管轄 部 門 か らの資 金 銀 行 か らの 借 入 外資 自己 資 金 公 衆 か らの 出 資 の一 他.豊 一____._ △ 鮭 (注). 6 11 10 1 0 0. 17 13209 8 172226 1_._85973 「合 資 経 営 」:合 弁 企 業 、 「合 作経 営 」:利 益 や リス クの 配 分 は 契 約 で 任 意 に決 定 され る、 「 独 資経 営 亅:100%外 資 企 業。 江 蘇 省 の外 資 導 入 総額 に 占 め る割 合 。 (1) 『江 蘇 省 統 計 年 鑑1993』. 表. __.____._一. 資 企 業。. 江 蘇 省市 別 の 外 資導 入 動 向(実 際 利 用 外 資 ベー ス) (単位 三万 ドル %L__ 蘇 廻__」1■)_係 ■)_随 蛎乱 (1) 南 京__一 ℃:D_.一 鎧. _」 借款 直接投資 「合 資 経 営 」 「合作 経 営 」 「 独 資経 営 」 の他 投 資.一_一 (注). 100%外. 1.. 1992年. 7. a. 3L α 牙. l. 0 乙 ﹂曾 ︽﹂U り4 7 ﹂. 借款 5480 43.23038417.648.1 20515 直接投資 1191 23324 49.114029381.5501.5 1140 20099 42.311822868.6488.2 「合 資 経 営 」 1.997755.7991.0 51 896 「合 作 経 営 亅 4.9122907.1427.7 r独 資 経 営 亅 2329 2655 3659 7.715490.9…57.7 の 他投 資__ 合計 _ 工9326) 100._ 43861j_二100.』.47498 100,.Ω 」こ_172226⊥__ユooTo (注) 「合 資 経 営 亅:合 弁 企 業 、 「合 作 経 営 」: 利 益 や リス ク の 配 分. 「 48乏=Ω9旦 ..」oo:=◎L[二IOt一81」6L豆!豆匚=1匸100. O. *統 計 資料 の 分 類 の 中 に 「引進 資金 」 の 外 資 を除 い た部 分 と 「その 他 の 資 金 」 を含 ん で い る。 『中国 郷 鎮 企 業 年 鑑(1993)』. 24. 262.6.
(29) 表. 9. 江 蘇省 郷 鎮 企 業 と全 国 郷 鎮企 業の 推 移 1991. 」 一_.一 1990 社 会 総 生 産 額 に 占 め る シ ェ ア(%) 全 労 働 人 ロ に 占 め る シ ェ ア(%) 生 産 性 」誕 ノ人)___. 一. 一.. 38.11 24.28. 江蘇 省 39.01 23.27. 16148. 19227. 鑾鑾鏘饗)櫨 (出 所). 表. 10. 1992 45.48 24.31 30440. 錮蠶. 31.62 17.88 16622. 『中 国 郷鎮 企 業 年 鑑1993』. 郷鎮企業の主要統計. 江蘇 省 と全 国 との比 較. ,TI# 一一省. (1992). 悟臨. 樫. q晒α. ﹂鱒 ︽U り 0 1. 江 蘇 省 の所 有 形 態別 工 業 総生 産額 一一____一. .」L」. 離疆二 ⊥ll⊥ 儻 璽 (注) (出 所). 6 ⋮t. 表11. 4 ︻り 2U OO ﹁﹂ ∩V ヰ 8 、ε α α 乳 1 3 り乙. 全産 業 企 業 数(万 社) 91.9 2091.6 就 業 者 数(万 人) 906.8 10624.6 生 産 高(全 産 業 ・億 元 ・現 在 価 格) 17659.7 2760.2 輸 出 額(億 元) 1192.8 367.9 固 定 資 産 投 資(億 元) 216.7 1046.8 純 利 潤(億 元) 73.1 1047.9 1社 当 た り就 業 者 数 9.9 5.1 労 働 生 産 性(元/人) 30438.9 16621.5 畠 人 1644.0 一 工元 ∠人 一 一一一 一一 _一 一 1732._7 工業 企 業 数(万 社) 50.5 793.8 就 業 者 数(万 人) 737.5 6336.4 生 産 高(全 産 業 ・億 元 ・現 在 価 格) 2551.6 13193.4 純 利 潤(億 元) 63.8 631.2 1社 当 た り就 業 者 数 8.0 14.6 労 働 生 産 性(元/人) 34598.0 20821.6 人 件 費 .(元/人)一 1774.5 1709.8 (出 所) 『中 国 郷 鎮 企 業 奪 鑑1993』 に よ り算 出 。. 現在価格。 一『}『}一 『江 蘇 省 統 計 年 鑑1993』. 一'…『. 25. }一. 一 ….(単 位). 1992 1319 1934 2fi3 3517. :億.元__. 、.⑳_」1992∠9 37.5 55.0 7.5 100.0. 矧.
(30) 量;近のKeio. Economic. Observatory. Occasional. Paperの. リス ト. 1991年 J.No.19. 小尾 恵 一 郎 「 重 層 市 場 に お け る順 位 均 衡 モ デ ル の 集 計 に つ い て 」15P.. J.No.20. 河井 啓 希 「 家 計 分 布 の 変 化 と消 費 構 造 」50P.. J.No.21. 松野一彦 「 離 散 的 選 択 の モ デ ル に っ い て 」22P.. J.NO.22. 宮 内環 「 家 計 の 雇用 労 働 供 給 の確 率 の モデ ル とその検 証 一 家 計 構 成 員 間 の 相 互 依 存 と雇 用 機 会 の 諾 否 の 選 択 一 」 120P.. 1992年 J.NO.23. 菅幹夫 「航 空 輸 送 産 業 の 大 気 汚 染 物 質 排 出 量 の 推 計 一 産 業 連 関 表 を 用 い た 環 境 対 策 研 究 プ ロ ジ ェ ク ト ー 」46P.. J.NO.24. 松野一彦 「離 散 的 選 択:家. J.NO.25. 計 労 働 供 給 の モ デ ル と 計 測 」58P.. 早見均 「異 動 発 生 源 に よ る大 気 汚 染 物 質 量 の 推 定 一. 自動車 の場 合 一. 」. 32P. J.NO.26. 吉 岡完 治 、外 岡豊 、早 見 均 、池 田明 由 、菅 幹 夫. J.NO.27. 黒 田 昌裕 、 新保 一 成. 「環 境 分 析 の た め の 産 業 連 関 表 の 作 成 」64P. 「CO2排 出 量 安 定 化 と 経 済 成 長 」34P. 1993年 J.NO.28. 早 見均. J.NO.29. 辻 村 江 太 郎 、続 幸 子. 「 労 働 時 間 効 率 と生 産 者 行 動 の 分 析 」129P. 「3財 消 費 モ デ ル に お け る価 格 効 果 に っ い て 」10P. J.NO.30. 佐 々波 楊 子 、黒 田昌裕 、吉 岡 完 治 、馬 成 三 、浦 田秀 次 郎 、菊 池 純 一 「 中 国 沿 海地 区 経 済 開発 の波 及 効果 一 一 平 成4年. J.NO.31. 度 現 地 調 査 の概 要 及 び資料 等 一一. 」48P.. 松野一彦 「二 変 量 離 散 的 選 択 に よ る 非 核 世 帯 員 の 労 働 供 給 モ デ ル と測 定 」 53P.. J.NO.32. 吉 岡 完治 、早 見 均 、池 田明 由、菅 幹 夫 「省 エ ネ 住 宅 の 環 境 負 荷 に 対 す る シ ミュ レ ー シ ョ ン分 析 一 環 境 分 析 用 産 業 連 関 表 の 応 用 一 」32P.. 26.
(31) 1994年 J.NO.33. 岩 田暁 一 、 藤原 浩 一 、 砂 田洋 志 、 飯 田仲 衛 、 吉 田淳 「 板 寄 せ 法 に お け る模 索 過 程 の 分 析 」31P .. J.NO.34. 篠 崎美 貴 、 趙晋 平 、 吉 岡完 治 「日中 購 買 力 平 価 の 測 定 一 日 中 産 業 連 関 表 実 質 化 の た め に 一 」. (英 文 シ リ.” ズ) 1987年 E.No.7. Keiichiro. Obi,. ”Observations. vs.. Theory. of. Household. Labor. Supply”. Vol.1. 236P. 1988年 E.No.8. Shi. Li-. ”An. E.No.9. He,. Analysis. of. Structure. of. Keiichiro. Obi,. The. Production. Chinese. ”Observations. Function. Agriculture”. vs.. Theory. of. of. the. Technical. 27P.. Household. Labor. Supply”. Vo1.2. 138P. E.No.10. Kazuhiko. Matsuno,. ”Formulation tion. to. of. the. Employment. a Quantal. Labor. Supply. Response of. Oppotunities,”. Model. Married. and. Females. Its. Facing. ApplicaMultiple. 50P.. 1989年 E.No,. ll. Nobuko. Inagawa,. ”Economies. of. Scale,. Technology,. and. Intra-lndustry. Trade”. 20P.. 1991年 E.NO.12. Keiichiro. Obi,. ”Household. s. Labor. Income-Leisure. Supply. Preference. Function Field”. in. Terms. of. Numerical. 28P.. 1992年 E.NO.13. Kazuhiko. Matsuno,. ”Bayesian ply. of. Estimation. Multiple. of. Household. 27. Discrete Members”. Choice 37P.. Models:Labor. Sup-.
(32) KEO. Occasional. Paper編. 集 委 貝:吉 岡 完 治 、続 幸 子 、辻 村 和祐 、早 見 均. 発 行:慶. 應義 塾 大学 産 業研 究所. 〒108東. 京 都 港 区 三 田2-15-45. 電 話03-3453-4511(内. 線2323) 印刷:㈱ 高陽印刷. この 論 文 或 い は バ ッ クナ ンバ ー の 入 手 を希 望 され る 方 は 産 業 研 究 所 事 務 室 に 御 連 絡 下 さ い。.
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がら、実質的管理の内実が分析・検討されている。このような研究手法は、海外の先行業績
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