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Shinshutsubon Tohoku daigaku fuzoku toshokanzo [Nanbokucho] utushi "Shin kokin wakashu" - kanka bango 911 632 - ni tsuite : Tenri toshokanzo Karasumabon tono hikaku o chushin ni

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Membagikan "Shinshutsubon Tohoku daigaku fuzoku toshokanzo [Nanbokucho] utushi "Shin kokin wakashu" - kanka bango 911 632 - ni tsuite : Tenri toshokanzo Karasumabon tono hikaku o chushin ni"

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(1)Title Sub Title Author Publisher Publication year Jtitle Abstract Notes Genre URL. Powered by TCPDF (www.tcpdf.org). 新出本東北大学附属図書館蔵〔南北朝〕写『新古今和謌集』-函架番号911・632-に就いて : 天理図書館蔵烏丸本との比較を中心に 平澤, 五郎(Hirasawa, Goro) 慶應義塾大学附属研究所斯道文庫 1990 斯道文庫論集 (Bulletin of the Shidô Bunko Institute). No.25 (1990. ) ,p.1- 120. Departmental Bulletin Paper http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00106199-00000025 -0001.

(2) 平. 津. 五. 良R. L 客蔵︹南北朝︺写 ﹃新古今和詩集﹄ l 一幽架番号叩新出本一 M酔 mーーに就いて. め. 預り、初春数度の御迷惑をおかけいたした折のことである。その蔵書目録によって大凡の見当はついていたのである. が、仕事も事なく終りに近付き、極く一般の普通書の点検にと移った頃かと憶われます。あれこれと、そそくさと目. を転じては閉じてゆく洋装本の中に本書が入雑っていたのに同行の者共とに柳か吃驚の吐息を抑えることが出来、ず、. 文字通り脱めまわすとでもいった緊張の気配でもあった。折も折、唐突とは斯様なものかもしれません。. いつごろのことであるのか、黒クロス仕立に改装され、元装訂は最早推し量るべくもない。紙質は旧くくすんだ斐. 紙に古墨のあとは永く馴染んで旧紗本特有な古雅な風趣を漂わせている。南北朝期の、しかも中期を降らない伝存本. である。両帖巻首に捺される朱印二頼には、旧制宮城中学校・同第二高校の図書記が見出されるが、その伝来は既に. -1-. ー天理図書館蔵烏丸本との比較を中心に│. じ. 既に数年前のことになる。東北大学附属図書館所蔵の歌書類全般にわたる書誌調査に併せて、その撮影の御許可に. t 工.

(3) 手懸りをとどめていない。当然のことながら然るべき所由の襲蔵書であったのであろう。現在の装訂から一般翌日架の 中に紛れ込む結果となったのであろう。. 本集の旧紗本は、猶古写にして、その数も他集に比べて砂いとは云い難いが、本書両帖に載せる奥書群は天理図書. 館蔵書の、本集伝本の白眉である所謂烏丸本と全く同じくし而も該本上帖の奥書冒頭を補欠するものである。同時. 一方、本文は天理本と其の奥書を共有しながらに後述するごとき顕. に、隠岐本撰抄歌符、撰者名注記、作者勘物、その他を全巻に豆り本文同筆にて移写され、天理本第十四・五の両巻 に遺漏するのを補填する点にも更に要祝される。. -2-. 著な一異同が看取されて、叉その意味に於ても勉めて留意されるべき伝存本である。唯、本書は上記のごとくに原態を. とどめず、 且つ巻七・八・九の両三巻の散離、閉そ見出す一・二葉の剥脱の痕跡などが惜しまれるのである。. 一昨春、天理図書館の歌書類の調査を願い、その際、烏丸本の充分な繕関の御厚意に預り、この機に便乗. その資料紹介は、当初より痛感するところであったが、愁じいに着手するのも惇かられて其儲にさしおいていたの であるが、. して、敢て本書解題のごときを試みたのである。. 一一一口を重ねるまでもなく、本集はなまなかに論題すべき対象ではなく、 且つ叉、もとより迂拙の任とは思わぬが、現. 訪 日 仙. 状のまふの放却も如何かとも思返し、標題に誌すごとく天理烏丸本との比較を以って解題ともつかぬ報告に代える次 第である。. 卦 一 回. 本書は既述のごとく南北朝期の古紗本であるが、東北大学附属図書館に収蔵されるに至る経由の間に黒表紙の洋装. 付.

(4) 本仕立に改装され現在にいたったのであろうが、それは何時の事か明らかにしない。原装訂は恐らく綴葉装の上下二 帖であったかと想定される。. 現装訂寸法は、堅二十四・二糎、横十六・六糎である。その改装時には天地左右の四辺は裁断し整えられたことで あろうか、下辺は少々詰屈している。. 上帖と下帖は、以下のごとく梢と相違し、各帖書写者も異るかの印象を受ける。まず、料紙は共に斐紙であるが、. 上帖は厚手、下帖は前者に比し幾分薄手であり、且つ歌本文上下に押界を施している。字面高さは共に約十九・八糎. 一見あるいは両帖は相異る事情・時期の許に書写された寄合書のごとくにも想像されるの. 前後であるが、上帖は毎半葉八行であるに対し、下帖は九行に、詞書略二字下げ、作者名、歌二行に書写している。 この書写状況よりして、. であるが、その書写年代、叉筆者も書写過程に起りがちな小異の印象を去れば殆んど同じくして、略同一時期に同一. 筆写者による書写本であり、両帖の行数の相違、押界の存否等は、下帖に移るに伴い料紙の変更、叉、撰者名注記・. 作者勘物などを考慮しての偶との変化ではなかったかと、ひとまず推測しておくことにする。. 春寄上 (1釈教奇)﹂と誌す。但し、部立の﹁寄﹂字は巻第一・十一 i十三・. 下巻﹂(左肩別筆補)と目安として新しく打付書きしている。. 外題・題策等は既に亡侠し、上帖は一扉(遊紙)に、﹁新古今和歌集﹂(左肩別筆補)、﹁上巻﹂(中央別筆補)、下帖は、後 補格紙に、﹁新古今和歌集. 13 内題、﹁新古今和詩集巻第一ハ. 十五 j 廿、巻第二i 六・十・十四は﹁謂﹂字に作る。. 本書は、巻第七 j九の三巻l賀歌・哀傷歌・離別歌ーを欠落し、叉、以下のごとく落丁・切取りが散見される。上 下帖の丁数を併せ誌す。. - 3ー.

(5) 本文墨付一八二丁、真名序・仮名序i 一丁オi 一二丁オ!、自巻第一春寄上至巻第六冬詩!二二丁オ;一七. 一七二丁と次葉の問、冬詞六八六詞書より同一ハ八九歌までの約一葉分である。. 一四こ丁と次葉の問、雑一苛上一正八七巻末歌下旬、. 一葉。. 一三三丁と次葉の問、雑一母上一五四忠歌より同一歪ο詞書前半までの約一葉。. 一一五丁と次葉の問、雑帯上一四六七歌より同一四吉一詞書前半までの約一葉。. 一一二丁と次葉の問、雑一母上一四五五詞書後半より同一四五七詞書冒頭までの約一葉。. 備忘ノ!トには、同巻首表模写欺、同裏余白残紙に一畏打す、と誌す。. 九O 丁裏余白、即ち恋一骨五、一一ニゴ一八作者名より同一一一一四 O歌までである。本書は一紙両面書きであるので書写状況不審。. 八四丁と次葉の問、恋詩四、一一一一実歌下旬より同一一一三詞書尾辺までの約一葉。. 二六丁と次葉の問、恋一骨一、一 O毛詞書後半より同一 O一一ニ作者名までの約一葉。. 一八丁と次葉の問、覇旅詩九八一歌下旬より同九八九巻末歌までの約一葉。. O 丁と次葉の問、蕗旅詩九一一一九作者名より同九四一一一歌上旬までの約一葉。 一. 下帖の落丁・切取り等は十余ケ処に豆り散見される。. 本文墨付二四二丁、自巻第十爵旅謂至巻第廿釈教寄i 一丁オ1 一一二八丁ウl 、奥書l 二二九了オ1 二四二了. 落丁は、. 七丁オl 、奥書J 一七八丁オ;一八三丁オ、但し一八一・二丁の間に白紙一丁i 。. 帖. 一一一詞書までの約一葉。 一四四了と次葉の問、雑寄中一五九八歌下旬より同一六 O. - 4ー. 上 下 帖 ウ.

(6) 一四八丁表五行より同丁一畏五行まで、雑豆町中一六二︿作者名より一六一八歌までを切取っている。即ち綴目より表一畏各四行 を残し、表五行裏五行を逸してい石。 一九四丁と次葉の問、雑豆町下一八一三一歌下旬より同一八一毛詞書冒頭までの約一葉。. 二二二丁表六行より同裏四行まで、釈教寄一九四九歌より一九五一詞書までを切取る。即ち同丁綴目より表裏各五行をとど め、表四行裏四行を欠いている。. 巻第七 j九の欠巻はともかくとして、上掲の落丁・哉除は伝来の間の偶発的な痕跡とみるよりも寧ろ古筆断簡とし. さ一九番守覚法親王歌・言一 O詞書. -5-. て裁断されたものとするのが妥当であろう。既に本集古鈴本としての音 ω 義が見出されていたのである。. 猶、本書には別融の三箇処を細補じているが、いずれも他本文と同筆と見受けられ、書写後の誤脱を補訂したもの であろう。. 本書は前書きしたごとく、ハ円隠岐本系奥書、。同撰抄歌符、同撰者名注記、帥作者勘物、等が克明に書写され、隠. 岐本系古紗一本として留意されるので右記の次第に従い略言及又は詳記してゆくことにする。. 印記、両帖巻首に﹁宮城中/学校図/書之印﹂(方形大型朱印)、両帖一扉に﹁第二高/等学/校図書﹂(方形大型朱印)、 と二頼を捺すが、伝来の旧蔵者は未詳というほかはない。. 第下 五回六八番贈左大臣長実歌 註 秋巻諦. 先. 保の野のくさはをしなみをく露にぬれてや人のたつねゆくらん 巻第六. 詩.

(7) ヘハ朱﹀. むかしおもふさよのねさめのとこさえて涙もこほるそでのうへかな. 合一四番摂政太政大臣歌・一ハ一霊詞書. 百首寄たてまつりL時. 悶冬詩 ヘ︿朱﹀. みなかみやたえ/¥こほるいはまよりきょたきかはにのこるしら波 百首寄たてまつりし時. 以上、一二箇処である。 書. 先ず、その奥書を全掲する。叉、,以下に天理本奥書に言及の必要上、その右傍に該本の異同を細書した。但し、そ. でもある。. まらず、同本系の奥書が提示している紛雑する書写経由に終止符的な意義ーを留保するものでもあるかと思われるから. 前半部奥書に所見する欠落部を本書が存し、その全貌を補完し得ることである。それは、天理本系の一部補足にとど. 註一. 蔵本のそれと同じくすることであり、 且つ本書が天理本に相接する時期の古鈴木たると共に、該本に於ける上帖末の. 次掲する本書奥書に於て留意されるのは、隠岐本系諸本の中では、就中︹鎌倉末南北朝︺期写本である天理図書館. にはじまり全十一巻を以て構成され、後半部奥書は当然の事ながら集尾に置かれている。. されている前半奥書部分は、巻第六冬謂の末に列記されている。下帖は、通常巻第と異り梢と変則的に巻第十属旅詞. 本書の奥書は、既述のごとく上帖は巻第七・八・九の両三巻が落失し、所謂隠岐本系に見られる巻第す巻尾に書写. 奥. の校記は漢字・仮名、仮名遣い等の小異は省略したものである。叉、各奥書の頭首に、その次第番号・略符を私に付. -6-. t ミ.

(8) 写 之. 品下ナシ. ﹃定長'四年二月甘一日以或誌本所令書〆写也﹄﹂(問ウ﹀ ︿三行余白﹀. すきに/たれはいまさらあらたむへきには/あらねともしっかにこれをみるに﹂︿川オ)思との風情ふるきも. の/上みつからえらひさためてよりこの/かたいヘミとのもてあそひものと L /てみそちあまりのはる娠を. ﹃立与畑暫今集はいにし一克久の比/をひ護所のともからにおほせて/ふるきいまの歌をあっぞめてそ. ﹄. 宣旨所と被直之正其草本即/上皇召此本令書写之御一f 弥 為 備 / 証. 在 判. したのは、両帖相互の対比を略示するためである。. 承元三年五月十二日. ア. 勅定被直改之記一社﹄ 1 ; 坦k. 下賜御本書之詑 家日. 上皇御本被書写之後/依重. 書 オ. 新本者是賜. I 氾. 1 7 8. 内シ廿. 延応元年四月九日以梶井宮御所御本、/一交了彼御本云以証本五度校合7. 」ー. 宮長月. あたらしきも/わきかたくしな/¥のよみ人たかき/いやしきもすでかたくしてあっ/めたるところの膏ふ. -7--. 隆依. 可 税 、. 卿二 メ』 口. 本. 本会上 云シ帖 末 奥 書. 書早. 『同 以早七 本草本 云会数 シ度 校. 皇 重 巴=. =u =司. t 2. 4 3 5.

(9) たち. なりかす/のおほかるにつけてはうたことにいふ/なるにしもあらすそのうちみつ/からか寄をいれ. tA. mウ)ふともいかてか集のやつれをかへり/ たること三十首にあ/まれりみちにふけるおもひふかしとい﹂(. 見さるへきおほよそたまのうてな/風やはらかなりしむかしは﹄なをのへの/くさしけきことわきにもまき. れ/きいさこのかと月しっかなるいまは/かへりでもりのこすゑふかきいろを/わきまへつへしむかしより. 集を抄/することはその跡なきにしもあらされは﹂(附オ﹀すへからくこれを抄しいたすへしと/いへとも摂. 政太政大臣に勅して/仮名の序をたてまつらしめたり/きすなはちこの集の詮とすしか/るをこれを抄せし. -8-. めはもとの序を/かよはしもちゐるへきにあらすこれに/よりですへての歌ないし愚詠のかす/はかりをあ. らためなをすしか﹂ハ則ウ)/のみならすさき/¥の歌の中かさ/ねて千歌むも斗ちをえらひてはた/まきと. すたちまちにもとの集をす/つへきにあらねともさらにあらためか/けるはすくれたるへしあまのうきは/. しのむかしをきふわたりゃへかき/の雲のいろにそまむともからはこれ/をふかきまことにひらきったヘ て/はるかなるょにのこせとなり﹂(則オ﹀. 建長四季三月廿二日以大夫阿関梨/円嘉之自筆本校合阜市朱点/上之注同以付之了抄序者此本/難有端依無其. 年四平. (一八二丁表裏白紙﹀. m ウ) 仁治四年ご月比以京極中納言入道自筆/本校合上之注写之早﹂ (. 延応一克年十一月十六日以或貴所御所/長一一範能と校合了不合点寄者於遠/所被出寄也. 本. 此新古今者竹馬之時以御室御本/所信書写也. 書本云. 8 7 6 9.

(10) L_. 書了. 同七月廿二日依重 己上書本. 行 余 白. 在判. 手平. 上皇御本被書写之後/依重. 上皇召此本令書写之御戸弥為/備証本数度校合可秘ととりと﹂(別ウ﹀. 以宮内卿家隆自筆本憶書写之了﹂(別オ) 新本者是賜. 勅定被直改之. オ. 承元三年五月十二日. 下賜御本書之詑. 書本云. 令 書 写. 約即 四. ︿約五行及同一義余白) 新古今被直事 春下 大神宮に百首豆町たてまつり侍しなかに. ナV. 太上天皇. 宣旨所と被直之正其草本. ( m z. 延応元年四月九日以梶井宮御所/御本一校了井作者名注了彼御本云/以証本五度校合了﹂. 也. いかにせんょにふるなかめしはのとにうつろふはなのはるのくれかた. -9-. -処所 奥 下 帖 末 奥 r . . /. 秋 上. 2 '. 3 ' a.

(11) m オ一). ﹂︿. ﹂(剖ウ). 定家つらきあらしの声もうし下 故摂政. ( m オ﹀ ﹂. あさっゅのをかのかやはらやまかせにみたれてものはあきそかなしき 以、. 己上二首被出之 秋下. 可被切入. 此寄下. 可被切入. たのめすは人をまっちのやまなりと. 恋高三. 此寄上. あけほのやかはせのなみのたかせふね. 左衛門督通光. むらさめのつゆもまたひぬまきのはに. 寂蓮寄. さひしさはみやまのあきのあさくもり. 御 製. なにゆへとおもひもいれぬゆふへたに上. -10-. 同 詞.

(12) (一行余白). 此集者拾遺三品定家卿以自筆/所令書献御室也其後叉有取/捨事被直改之間如此令注進/之処叉遺彼人之. mウ)定了 許悉被直﹂( (一行余白). 之. 延応元年十一月廿一一一日以前内大臣家/御本一範に位能と令校合了但於/合点者於隠岐令抄御と本之定也/合点之 外者被捨寄也. 平. -11-. 書写本一広校合本芳秘蔵者也努﹂(邸オ)力/¥不及外見 定家卿書進御室以件本/書写了﹂(邸ウ) (約三・四行余白) 定家卿消息云. 八月一日 L (別 ウ ). (一行余白). 僧都御房. 興候之故乍恐/所進上候也得御意可然之様可被加/御詞候也恐と謹言. 於如此物者為僻/字等不候以不思議手跡書付候事﹂(捌オ)雄其数候外題者今一重片腸痛/候之間生涯未試候比. 言. 新古今直付進上之狼籍鳥跡無/左右被召留候之条猶と恥辱面/目両方相兼候於今者随分此集/証本候欺外題事. 在 判. 寛一克と年六月十六日以京極/中納言入道定家真筆之本/校合了此本努可令秘蔵本也. 定 家. b. 7 ' 6 ' ※ c. 8 '.

(13) (約二・一一一行及同一畏余白) 平. 建長四年三月廿七日以大夫阿閣梨/円嘉之自筆本校合了﹂(制オ) (約一二・四行及同一畏余白﹀ 7. 在判﹂(加オ). 以家長朝臣自筆本校合平件本奥書云 七敗 1 天ナン 建仁元年十月和寄可撰進之由被仰下六人/嫡限腕鯨腕敵同二年七月寂蓮法師入減/の五人撰之同一一一年十一月廿コ一 日入道三品/釈阿賜賀九十葬/次年十一月/入誠九十一於和一骨所有此事﹂(問オ) 統. 子細注別帯元久元年各撰進五人撰/進之後委皆叡覧有御点於和寄所/部類五人撰者各参会毎日終日宗宣/以 部. 経清範同参会書写之一克久二年/披露阜清書後京極殿令承之給﹂(町ワ)夏目マテ御書写之間御頓減早 平. 仮 名 序 後 京 極 殿 真 名 序 権 中 納 言 親 経 卿 ノ元 承久之 元勅 年各 定直 御令了 蒙﹂ ( 別 オ ) (約二・三行及同裏余白﹀. tA. し此も外見/更/¥あるましけれはた L元久. Lハ加オ)/元年のころ和. 建保主一年丙子十二月日清書し侍ぬ/比本以御本於和一骨所馳筆之問/外見かへす/¥みくるしきさ/まなれは かさねて手自清書し侍/ぬるになむた. 叡覧ありて御点ありて/五. 高所の関閣に/なり侍てこの集えらはれ侍し/ことはしめより撰者逮のもとへ/ひまなく仰らるふ事も叉申/ こともし侍しのちえらひて/まいらせてのちはまたそれをこ﹂ ( 別 ウ ﹀ と/¥く. 人の寄とも一品開類のほとは/撰者達五人なから日ことに和寄所/にまいりでひめもすに候へはひわりこ/く 部. たものなとおの/¥めしょせあけ﹂(別オ﹀たてはくるふをかきりにて日類/侍てのち寛宴をこなはれ侍き/そ. -12-. 9 ' d e.

(14) のよは御遊叉和帯の会なと/侍きさて披露侍しほとにその斗/ちおふく寄ともいたされまたい﹂ (川ウ)れら ナシ. るふこと侍り寛宴之後の/寄かく出入せらるふもしらす/出入以前の本をおのつからかきて/あらん事はあさ. a みi. ましきひかこ/とある本なるへしかるかゆヘに/いたさるふうたとも右ニしるし﹂(加オ)をくのちにいれら. (加ウ)かもかはるところあるまし/. る斗耳町ともは/年号たしかに侍寂勝四天王院の/障子なとにかふれたる寄その/ほかも少と侍かくれあるまし ナシ. /これらみなさたまりてのちこの/清書はして侍れは御本にいさ こ t の天アリナシ. ︿加オ). これにたかはん本内わろき/本と末代人おもふヘしあな/かしこ/¥. 在判﹂. ナシ. /院御所上北面所伝得之也. -13-. 建保四年十二月廿六日 和寄所開閤正五位下行備前守源朝臣. 宝治元年三月廿三日左近大夫/将監源朝臣家棟自手 左兵衛権少尉源盛棟﹂ (加ウ). その検証の是非に帰すものと推測されるのである。そして、それは. 註二. 現在の資料上からの観点よりすれば、後藤重郎氏の﹁烏丸本新古今和歌集奥書に関する問題﹂にて巨細にわたる詳密な. r 奥書に載する宮内卿家隆自筆本系かに逢着し、. する争点は詰るところ此の烏丸本系の原拠たる祖本が、. ω承元三年月日の年紀を誌す定家本系か、又は、例上掲の2. 文の基底をなす祖本の認定と其後の校合、移点、転注の経過を解明する二点に存するのである。そして、この問題に関. 諸との問題を提起しているのであるが、当面する隠岐本系の一流たる所謂烏丸本の形成経過に焦点を絞れば、その本. この掲出した奥書群は書写・校異・政文・識語等と諸般にわたり、本集の成立、切継、伝流、その他多岐におよぶ. f.

(15) 論証結果が殆んど其億に最も妥当性ある結論として受け入れらるべきと勘案されるのである。即ち 今、上掲本の奥書群の対処も叉氏の御論証に沿って疏とながら略記してゆくことにする。. の起点である。 MW. 2 ・3 ・4 の各奥書と隠岐本政文の前半部で 倍、本音一日奥書が天理本を補綴するのは上掲奥書中、上帖に於ける 1 ・. ある。其他小異は傍記校異に見るごとく極く些細の事柄として対処され、参考までに注付したものにすぎない。叉、. ,,、. 、-、. }9f iif i ! 4E444Eq444nLqM4lwqus. 、. 天理本に所見する、僧弁実以下、鶴丸・満義・冬光等の相伝奥書は本書には存しないが、直接には本書と無関係と考 え言及を省くことにする。 此処で、先ず注目されるのは、 本書による補足奥書を以って所謂烏丸木系上下両帖は、. tv、73T、81r、gty、と対称し並記された形態が烏丸本系本来の祖形であったのが判明することである。就. 中、上帖 4 の奥書は後述するが本系統本の底本と校合諸本との関聯を明示する要諦ともなるものとして留意されるの であり、あらため、後藤氏の論証を確認するものと思われるのである。. 2 ・ 3 ・4 とそれに相 第一に、烏丸本系本文の祖形となる依拠原本に就いて右奥書群から抽出すると、上帖の 1 ・. 詮三. 対応する下帖の V-r-Y、となる。 1 ・ V は定家又は家隆のいずれかについては猶存疑あるとするも、本書奥書の. r に記す﹁宮内卿家隆自筆本﹂即ち依拠底本の記事を指すと見るのが自然である。同首尾に. 現状からすれば、 2乃至. ﹁書本一広﹂﹁緊﹂と付記するのも依拠本の記を書写に当り、家隆自筆本にはかく識語が追付されていることを冒頭に断. り誌したものと素朴に受けとることは出来がたいとの一方の推測も否定しがたいものもあるが!しかし、その真偽は. r. V の記を継承する書写と、問書の改直の経過を記す説明、即ち上皇下賜御本 叉別としてi 。とすれば、 2 ・ は1 ・ ←家隆書写←被直革本と経て上皇令写本に至る由来の付加である。. -14ー.

(16) 一般のそれとしては、底本書写、他本校合. ・ の奥書は﹁延応元年四月九日﹂に﹁梶井宮御所御本﹂を以って一校したというのであるが、この校 y. ・ の﹁:::自筆本憶書写之了﹂の時期と如何様に係るかである。 r. 次いで、 3 合は 2. は自ら歳次を程隔てずして同一筆写者叉はそれに準ずる者の手になることであろう。仮りに此慣例を本奥書にも充当. ・ の書写のことが了り、同記に見る改直経過が追補された、それ r. すると、延応元年同NS四月の頃遠からぬ時期に 2. V の﹁書本﹂の補説的な識語であった、と推論することは果して無理であろうか。 は即ち1 ・. ともかくも、所謂烏丸本系本文の基底は、上下両帖に併記される右記述からは、家隆自筆本系本文を書承し梶井宮 御所本に依る校合本であるのは略確かであろう。. 更に、本書に於いては、上帖に4 の奥書を有し、建長四年二月廿一日に或証本を以って書写せしめたことを誌して. いる。﹁或証本﹂とは、前記 113 ・ Mliy の奥書を併持する伝存本を指すものであろう。下帖にこれを欠くの理由. は不審であるが、 viyの両記との間が丁を改め書写されているのを参考すると、或は本書に聞と散見するごとく、. その次葉を侠却したごときことなども臆測されるのである。それは扱措き、 天 理 本 に 上 帖 に 此 の 1 ・2 ・3 ・4 を. 欠くのは、次の隠岐本政文前半と共に恐らく落丁した結果であろうかと推測され、 4項建長四年書写の記も叉存し、 上下両帖が相対応するのが本来であったかと想定されるのである。. そして、この建長四年二月廿一日の書写の期日の後、 ついで同年三月廿二日 (上帖) 廿七日 (下帖) に大夫阿閣梨. 円嘉自筆本、即ち定家本系(奥書云御室本﹀の校合、更に年紀は誌さぬが家長本系による対校の経過が存したのが、所. 謂烏丸本系諸本の祖本形態ではなかったかと思われるのである。その意味に於ても本書上帖の 114項の奥書の伝存 意義は砂くないであろう。. -15ー.

(17) -NO・C-wuである。上帖. 5隠岐本政文は天理本落丁を. 次に、第二の奥書群は、後藤氏の御指摘されるごとく校合本、大夫阿閣梨円嘉自筆本に見る書写校合の経由を誌す 諸本奥書であろう。即ち、上帖518及び下帖a-b-T・※. 7 ・8 ・9 は又下 補うのほか、天理本との異同は既述校記したごとくに小異を所見するにす、ぎない。 且つ、上帖 6 ・. 帖 N0・ T 0・Vと相対応するものと認められるのである。 引 ・ まず、上帖5 の隠岐本政文は、上帖9尾部に誌す﹁雄有端依無其処奥令書写了﹂の記にて巻初叉は巻尾に書写され. r. ていたものであろうが、 6 ・ に云う定家自筆御室本か、或は 7 ・ T に云う家隆真筆前内大臣(基家欺) 家本の執れ. かであろうが、該記述は明示するところでない。 しかし、 T ﹁但於合点者於隠岐令抄御と本之定也﹂の記からしても. Noir の 両 本 618・. -16-. 家隆本に存したものとするのが自然であろう。. 次の 6 ・ V の両奥書は円嘉自筆本に載するものとすると、円嘉本の底本は、定家が御室に﹁童日進﹂したivj該本. wu 項、に於ける﹁在判﹂の付記をそれと推測するのほかはないが、. であり、それは﹁竹馬之時L16!と往昔を想つての記述となっている。その書写者は、 9 ・ f の記﹁円嘉之自筆本﹂ と認知する手懸りは、僅かに. 一読四. 校合の記も円嘉その人の手にかかることであったろうと推測するのほかはない。続拾遺集に千載集の書写に係り家隆. ﹁新古今被直事﹂、 b奥書、それに c僧都御一男宛﹁定家卿消息﹂が添えられ. との交渉を誌すの詞書などを看ると、右の書写・校合の当事者であったのであろう。 この氏本たる定家自筆御室本には、. 御室側の添付識語と読みとられ、 田中裕氏が述べちれるごとく﹁定家が自筆本を御室に献じて後、 間もなく改訂のこ. 叫が五. 家卿﹂ の呼称を遠り問題を提起されるが、この記述そのものは素朴に文脈を辿れば、 a ﹁新古今被産事﹂に付随する. 併せて転写したのである'三こふに一五う御室本の実体は、後藤氏の詳説(前掲書) される b奥書に記す﹁拾遺三品定. a.

(18) とがあったので、とりあえず注進したのが(一﹀ l新古今被直事 i の条々であ﹂ったと解し、 やがて﹁悉被直定了﹂の. 事を追記したと。天理本は四首いずれも載録し、切出歌二首には被除築符を付しているのも其の聞の事情を語るので. はなかろうか。但し、本書は、後述するが、此の切出歌二首は既に被除されている。それは、しかし、後述するごと くに単に転写途上の問題として対処し得るか否かは猶決めがたいものが残る。. g十月(天理本、 ついで、 7 ・ T の両奥書は前記書写本文に対する第一次校合とも云うべき記述であり、延応元年︼M (本鉄). 十一月)十六日(上帖﹀、同十一月廿三日(下帖)に、﹁或貴所御所﹂171・﹁前内大臣家御本﹂ lTlたる家隆自筆本に. て﹁能と校合﹂を了ったと誌し、隠岐に於て﹁合点﹂、﹁抄御と本之定﹂と付記するのをみると、本文校合と共に、所. 謂隠岐本の眼目たる御鳥羽院撰抄歌符の移点が施されたものと想定される。奥書文面より此の家隆本の実体は測りが. 京極本無之﹂のごとき朱筆校記l 後述l を所見するが、厳密には同合点のほかは、第一の書写本、第. たいが、やはり同合点符を付された形態の本であったろうかと想像される。現本文の中では、聞と作者につき、﹁壬 生自筆性無之. 二の円嘉本底本・校合両本l 家隆本・京極中納言入道本l との識別は困難である。叉、既述したごとく隠岐本政文も 此の校合時に併せ転写されたのであろうか。. この両奥書は、略右記の経過を辿ったのであろうが、下帖の両記は上帖の記載次第が 6 ・7 の 妥 当 な 序 列 に 対 し. て 、-T-V の順序と処を変え書写され、その不審が指摘されるところである。天理本、本書共に一・二字下げに書写. されて確かに処を得ぬがごとくに落着かぬ感を拭い得ない。兎角の臆測は屋上屋を架するの難は逃れがたく、此の一. 連の奥書群を円嘉本奥書と認める上は、上帖の経過を辿るのほかはなく、現状に於ては既に推測しがたいものとなっ. ているのであろう。 たど下帖V に対応する上帖6 の記中﹁此新古今者竹馬之時﹂とある御室御本の書写本には、 定 家. ー. _ : _1 7.

(19) 白筆本のそれに附随する a ﹁新古今被直事﹂・ b奥書 -T奥書・ c定家卿消息が添査一一目されていたことからでもあろう. か、とすれば偶発的な結果として其の転写本などには起りがちなことかとも叉して臆測に走るのである。. o の両記は、上帖は仁治四年目立 ω二月項、下帖は同年二月二十六日改元、寛元元年六月十六日に、前記 次の、 8 ・w. 6 ・ V の円嘉本底本たる定家本とは異る京極中納言入道自筆本を以って各帖を校合した記述であろう。上帖8 の記は. 更に﹁上之注写之己ごと追補しているところから、天理本・本音一同等に所見する撰者名注記を移写するものと指摘され. ているが、その通りであろう。但し、本文校合に就いては、家隆本同様に、﹁京極自筆本無姓﹂のごとき朱校を散見 するのほかに現在その識別は困難である。. の三. NmN. 如上の書写校合を経由したのが大夫阿閣梨円嘉自筆本であるというのであろう。そして先の第一の書写本、即ち梶. 井宮御所本の校合を経た家隆自筆本に対して校合を加えたのが此の円嘉本であり、その校合日付は建長四年目. 月廿二日(上帖﹀、三月廿七。日(下帖)であるというのが、 9 ・ V の両奥書である。且つ、上帖9 には、同時に上述の. 校合結果である﹁朱点﹂、﹁上之注﹂、叉﹁抄序﹂を移写した旨を一括再記しているのである。. 叉-更に加えて、天理本系・本幸一一回は第二次の校合本として家長本を選び、 d家長自筆本奥書、 e建保四年十二月廿. 六日の年紀を誌す和歌所開閤家長の識語と f同奥書・識語の源盗棟に至る相伝奥書とを併せ添えて付載している。し かし、この校合も前二者と同様に、その跡を辿るのは殆んど不可能のようである。. 以上を以って、本書の上下両帖の奥書群は終り、天理本系に所見する相伝奥書は全て記載していない。が、両者一回奥. 書群は二・三の語句上の小異を除き全く同じくし、その依拠する処も叉その源を同じくするものと想定せざるを得な. い。そして、本書が天理本に比し、その書写年次を檎と降るとしても略同時代の古紗本であるところから、天理本上. -18-.

(20) 帖に於ける奥書群起首の侠落、即ち114を補綴するの意義は砂くない。既述したごとく、上下両帖に相対応する元. 来の奥書形態をとり、両書の依拠底本に関する第一群の奥書は、本書に所見する 114、 就中 4 の記述をもって更に 検証されるのではないかと思われるのである。. 隠 註一天理本系の転写本中、書陵部蔵享保十七年初冬烏丸光栄書写識語を誌す烏丸本の上帖奥書群に於て、天理本侠落の 5 ﹁ 岐本政文﹂前半部が存して補綴するにとどまる。 註二後藤重郎氏﹁新古今和歌集の基礎的研究﹂第六章第四節塙書房昭和四十三年三月 (也). 従二位家隆. - 19-. 註三後藤氏は前掲書当該部に於て、定家書写本系に於ける類似奥書、即ち﹁承元三年六月十九日書之/同年七月廿二日依重. 勅定被改直之﹂、﹁承元三年七月一白書之/向廿二日重勅定有改直事等即注付了﹂(唐招提寺蔵伝正徹書写本﹀、の記を挙げて論. 及され‘当該奥書を家隆本との関聯に於てのみ把えられうると断言することは、﹁現在の資料を以てしてはその何れとも決し得 F. ない﹂ と述べられている。更に後考を侯つものである。. 註四 大夫阿閤梨円嘉に就いては、手許の辞典類に依るのほか寡聞にして知るところではない。﹁大江氏流。大夫阿閤梨・爪木. 阿闇梨とも。生没未詳。僧門盛の子。叡山の僧﹂との事である。勅撰集には続後撰集雑歌中に初出、以下、続拾遺集雑歌上、. と、家隆との贈答を看る。. 円嘉法師. 統一千載集罷旅歌、新拾遺集雑歌上、に各一首を入集しているその人であろう。その続拾遺集雑歌上二五四番に、 従二位家隆千載集かかせ侍りけるを、っかはすとてつつみ紙にかきつけ侍りける あととめでとはるるかひもありなまし昔おぼゆるすさびなりせば し. いにしへのながれの末のたえぬかなかきったへたる水ぐきの跡. 返.

(21) 阪番組議未叢卦一回﹁新古今和歌集局丸本上(下). 隠岐本撰抄歌符. 外者被捨寄也iT記. 解題﹂. 昭和四十九年九月十四日. と、誌す文面により、前内大臣家本 l 家隆自筆本の校合を経た円嘉本に依拠したものであろう 諒一. Q. 所謂隠岐合点本の. 延応元年十一月廿三日以前内大臣家/御本務一に位能と令校合了但於/合点者於隠岐令抄御と本之定也/合点之. 延応元年十月十六日以或貴所御所/量一仁蹴能と校合了不合点著者於遠/所被出寄也17記. ︿本飲). T の記に見る、 両書の撰抄歌符の移写叉転祭は、 7 ・. 先ず、両書の撰抄歌符より省関してゆくことにする。. ある。. そして、両書は円嘉本奥書に記すがごとく、隠岐本撰抄歌符、撰者名注記を共有し、 且つ極めて近似類縁するので. ったと推測される。. ﹁二一月廿二日﹂(上帖)、﹁三月廿七日﹂(下帖)、 円嘉本校合を以って此の烏丸本奥書群は、本書のごとき形態と成. 聞くところでないとすると、本書4記﹁建長四年二月廿一日﹂に或証本にて書写の後、両書の 9 ・ V記に見る同年. て、両書の此の奥書群の源は、その本文は暫く措き、共通祖本を想定されねばならない。 しかし、現在その伝存本は. 本書は、上述のごとく、所謂烏丸本と奥書群を同じくし、本書上帖の補欠をもって完備する、と推定される。従つ. 凸V. 註 J 五. 原形態は猶存疑を残すもの斗、現天理図書館蔵の藤原隆祐(家峰子)奥書本に記す一ー朱合点之外皆除之﹂とある記に. - 20ー. の.

(22) 註ニ. 依っても家隆本系の移点本たる両書が撰抄歌に付点・付策しているのは当然の推移であろう。もっとも、天理本下帖. には一部﹁被出寄﹂尾に朱点を施す処を散見し、その来由は叉別に辿られるべきであるが。この点を除けば、両書の 撰抄歌符は元来同一たるべきものである。. しかし、天理本は、その影印本にも見るごとく、巻第十四・十五両巻l厳密には巻第十四、三一ニ七番歌以下l に於て. は、如何なる理由かは審らかにされぬが、この撰抄歌符と撰者名注記とを欠いている。その転写本である書陵部蔵享. 保十七年烏丸光栄書写本・同蔵嘉永六年書写本は当然の事ながら当該部は此の符・注記を欠いているが、同一奥書本 としては書写時期を程隔てぬ本書にこれを載録し補完するのである。. 又、天理本に於ける此の撰抄歌符は本書等に看る朱合点符と異り、数種の色紙の細片を以って貼付されるという特. 殊性のために伝存経過に伴い既に剥落する処も砂くなく、叉、績かながらも誤認再貼付する箆処も推測され、これを 本書が補足する意義も砂くない。. この天理本に対し、本書も叉既述したごとくに巻第七1九の両三巻を散験し、聞と落丁、切取り箇処が散見され、. 却って天理本を以って補足されて、両書相補って完全に具備することを予測されるのである。. が、しかし、上記のごとき事柄とは別して両書の書写上に於ける誤認や或は既に依拠本に於ける転写・経由途上の 異同も予想されるのである。 以下に、 一覧したのは、上述の事項等を含めて両書の異同を掲出したものである。. まず、両書の当該箇処を新一編国歌大観番号にて掲示し、東北大本の存否を上記し、その許に天理本の存欠、剥落の. 痕跡有無等を記した。天理本に貼付する同細片は剥離の後も微かに痕跡を留め、今回調査に際しては私ほか更に別者. - 2 1ー.

(23) の検閲を加えたのであるが査定はなかなかに困難であり、既に確実な再現は期しがたい状況にある。従って略認知さ ワ ・. れ る 痕 跡 に は ﹁ 跡 ﹂ と し 、 微 細 な 残 痕 と 推 測 可 能 な も の に は ﹁ 跡 ﹂ と 疑 問 符 を 付 す こ と Lした。. 又、﹁阪意図師富岡本叢書﹂所収同影印本の上梓後、補修のことでもあったのであろうか、若干の移動が生じている。そ の相違箇処には現在時のそれとして﹁現﹂と記し、前者と区別することにした。. 又、東北大本に付す﹁不明﹂の記は同書が洋装本仕立に改訂され、その綴目に組入れられ、解綴以外には現在未詳 であることを示すものである。. Q. 欠i 註(付表、. 一覧. 不明 l 存、一芸一i 一一台天理本落丁、東北大本一五一一一・一五四・. 存j 跡、八四. 存i 跡、一四. 存j 跡、八一. 猶、本稿尾に、両書の撰抄符を一覧した。同一覧には、小宮堅次郎氏蔵本のそれを併掲し、加えて後藤重郎氏によ. 存l 欠、一一ニ. 存(東北大本、以下向略)l跡(天理本、以下同略﹀、六四. 欠 l 長跡 存 l 欠、三一. 存i跡. 存i跡. - 2 2ー. る右記痕跡の検証結果を参照付記させて戴いた。併せ参校されたい。 巻第. 一O五. 表註参照)、九五 巻第. 存. 一 五 七 f よ ︿ C存、一七 O 不明 i 存 、 一 七 一 一 一. 存i 跡、一九九. 存i 欠、ヨ一八. ニ 八 四. 、 存i欠. 存. 巻第三. 存i 欠 、 一 一 一 一 七. 止. 存l 跡、三︿一. イA 1 E. 九 四 、 ニ 存 i跡. ずアーーかか、. 存l 跡 、 二 六 一 一. 、 存l 跡、一一 一 O 存 ー i欠、一一 O四 存i 欠、ニ O 存i跡 一 ︿ 一 一 一 一 九 存l 欠 、 一 存i 欠、一一ニ四. I I. 存 i 欠、一一三. s d J i? 跡. 存i 現、三︿ O 存 l 跡、一一六. 存存. ブし. 存 i 跡、ニ四九. 仁 二 三. ニO七. i尽. 七. j. 存l 欠 、 一 一 一 一 一 五. 存i 跡、一一七八 存i 欠、一一八九. /、. プし. ノス. ブし 二二.. 跡 跡?二. 存l跡、一一八六. 財:?跡. 戸 │. 跡?跡. ;欠、一一一一ニ. ニ 八 五. 存存. 寸二三. 存l 跡、一一六回 巻第四. 存存. ニ存. I. j. 一 七 三 /、. 跡 ?ブし 一 ヒ ユ. i二存. 存. 跡?丘 存. 欠.

(24) 二 九 五. 一 ニ 一 ニ 八. 存l跡、ニ九九. 各跡、一ニ五六. 存 跡、一ニ O l 一 一 一. 存l 欠、一ニ五九. 存l 跡、=一 O八. 9. 存l 欠 、. 存l跡 、. く〉. 、 存j欠. 存l欠 、 一 ニ 七 二. 存 l 跡、一元 O 存l跡、一言一. 存l 欠 、. 存l跡 、 一 ニ 五 一. 匹十ワブじ I i m・. j-. 存i跡、一色七. 存二. 存l 跡、一ニ四九. 跡 、 存i 跡、三二九存j 骨. 存l 跡 、 一 面 一 一 一. 存l 欠、一ニ六四. 、 一 ニ 八 一 一 一 存l 跡、一ニ八 O 存j 跡. 存l 跡、四 CC. 存l 跡、吉一七七. 存l跡、一ニ九九. 発存l 欠、一ニ七五 一 元 八. 寸 二 三. 欠. 欠│特存、堅一一一. 存l 跡、四四八. 存l跡、五六九. 存l 跡、老一. 存l跡 、. 存. 存 l跡 、. 存i跡、さ一(. 存l跡、五七回. 存l 跡、き四. O. 存l跡、さ一七. 存l 跡、六六. 存l 跡、さ一五. 存l跡、六五六. 存l 跡、穴一. 存l 跡、完四 存l 跡、六一九. 存i跡、六四五. 存. 存l 跡、宜 O ニ 一. 存l跡、四七三. 存l跡、四五九. 欠i 勢存、皇一. 存l 跡、四九 O 存l跡、四九六. 存i 跡、四七一. 存j 跡、四四七. 存l 跡、四 Oニ 存i 欠、四 O 存l跡、四 O五 存l跡、四 O七 存i跡、四一 O 一 一 一 存l跡、四一三 存l 跡、四ニ五 欠l 長跡、四二一ハ 欠l特 存 、. 存l 跡. 存i 現、四ニ一. 存i 跡、四一言. 欠 l 骨存、空九. 、 四 一 ニ コ 一 存l跡. ー跡、四一ニ 四 ニ 八. 存l 跡、四四 O 存l跡、四四一. 存l 跡、四六六. 存l 跡、四八四. : ; ; t T . . .. 存l 欠 存l 跡 、 E 、 茸 ニ ( 存l 跡、五一七 存l跡、五一八 四 一 、 五 四 一 一 一 存l特 跡 存i 跡、五四一 存j 現. 存l 跡、四八一ニ O. l Z ! 1 I. 存i跡、売。. 存l 跡、豆六六. 存l 跡、喜一七. 持存l 欠、五一. 存l 跡、四八ニ. 存i跡 、 四 六 一 一. 〈 コ. ノ、. 存i 跡、六四 C 欠l 勢存、六回. 存l 跡、さ六. 存l跡、五八九. フ勺. 巻第五・四一毛 四 六 ( ) 存l跡、四六 ー跡、四七回. 存j 跡、豆五六. 存i 跡、吾一五. 存i 跡、き八 欠、五三 巻第六. 跡?宅. 存 ブし. 跡 寸 二 三. 存 ノ又. 存. 存. 存. 存. 存l 跡、五八四. 、. 寸 二 三. 存 跡?夫. 存三存 │孟│ 跡?跡 、存 互主. ノ 六 、 、. 主王. - 2 3ー. 存欠. j. 0. ニ跡?四. 四. 欠 跡?空. み ? 芝. 存. 存. 存 存跡. * 互王 跡?会. ゐ ? 塁. 三玉. 、 ^. フu. 跡. 跡 く コ. 存. 存. 存l 現、六一毛. 八跡. 三Eζ. 欠跡. 三 ヨ 己. 存. 存 主王. 跡?宅. 存. 存三 0. *. 存. 跡? 、存 三玉. 跡? 、存. 存. 九跡. 存跡. 欠 欠. 五 七 七. 跡 、.

(25) 跡、一ハ六七. 存l 跡、六六八. 九東北大本落丁、交. ザペ. 子ーaーか口、止 て己 ノ士 存i跡、交正. 存j 欠、九 00. 巻 第 七i 九 東 北 大 本 散 秩 八 九 六. 存!跡、六七四 存l 跡、パ九六. 存 li 跡、六七五. 存 i跡、き一︿. 存 i 跡、六七七. ワ ・. 存 l跡 、 一 ( 八 一. 存!跡、パ八六{}. 存!現、九 O九 存l 欠 、. 存!跡、. 存 i 欠、九五一. 存!跡、九一一一九i. 存 1 跡、在一六. O. 存l 欠 、 九 一 一 一 八. 存j 欠、九五. 00 九. 存l 欠、一 O二 存. 存!跡、九七八. 存ー欠、九一(五. 存!跡、一. 毛1 O 存!欠、 一O 一 一 一 存l跡 、. 存l 欠、ご()九. 存l 跡 、. 存!現、. 七 四. 存!跡、. 欠 存 ij. 存j跡 、 一O. 存!欠、一 O一一六. 存i 欠、二 O八 存l 欠、二一一瓦. 存. 巻第十. 存l 現 、 九 一 一 一 六. フu. 存l 跡、九七七. 存l 跡、九六回. 一OO六. 存!欠、九七六. 一O六八. 旬、/¥.. 存. 存ー現、九 O 存 i 欠、九 O四 存i 欠、九 O七 一 一 一 、 九 一 一 一 一 存l 跡、九一九 存i 跡、三一 存i 跡. 存i 跡、九一一一 存l 跡、主一一品. 存lA跡、九四八. 存l ※存. ム ヮ ち 士三. 存跡 アじ. ; Ju. 跡. I_I. 存i 欠、九二 存i 欠 、 九 一 一 一 一 一 一. 存i 跡 、 一 一 四 一 一 一. 存存. 九 一 。 存l 欠 、 九 一 一. 欠、在一七 存i 欠、九四七. 存j 欠、九七回. 存ー欠、九五八. 存j 欠 、. - 24-. 存l 跡、九四六. 存1 欠 、 九 五 一 一 一 存ー跡、九七一. 存 i欠 、. 跡?跡. 存. 四一ニ東北大本落丁、九四四 存ー欠、主一 存l 欠、九六九. i金. 存. 時?坊. 持 ブu. 存存. 跡?欠 く〉. iql. 欠. プu. 主函. 跡? 、存 宅│ 五欠 J. ). I. 九 六 八. 六 一. ' 、 、. 否~. 跡 ζ〉. ブじ. 時?跡. 存. 存i 欠、九八一了九東北大本落丁 ブし. 存i 欠 、. ブu. 存j 跡 、 一O 存i三仔、二 O五 存i 欠、ご O七 一 九 存l 欠、一一一一一 存i 欠、一二三 存l 欠、一一一回. /、. 存 j 存. ー跡、九八 O 跡?失. 存 1跡 、 一0 8 存l 欠 巻第十 九 九 一 一 一 、 一OO 一 一 一 存l跡 存i 跡 存i跡、一 O 、 一O 、 一O j 欠、一 O 回 一 七 一 八 一 五 一 存i 跡、一 o z 存l 跡、一 0 8. 一O四八. 一O八九. !落. 存i 欠、三一. 巻第十二 一 一 一 。. く〉. 〈 コ. o. 東. く〉. 存存. 存跡. 寸 ニ コ. ご t 玉. 〈コ. 存 跡?了. 存l 欠 、. c コ ヨ三. 北 大 存本. 一 一 一 一 一 一.

(26) 一 一 一 九 一. 巻第十五. 一 一 五 ( ) 存!跡、 存!跡、二八八 存 i跡 、. 存!欠、 存ー欠、 一 一 九 九. 一 一. 存 1 跡、二七一. 存l 欠 、. 存i 欠. 00. 存!跡、二六九. 存l 欠 、. 存l 欠 、. 一 一 九 一 一 一. 存i 欠 、. 一 ︿. ワ・. ・. 存l跡、一五五八. 欠l#存 、 一 五 七 八. 存l跡 、 一 五 二 百 一. 。,.. 存 l 跡、二七四. 存j 欠 、 至 。. 存!跡、一五五一. 欠j 特存、一五二五. O. 存 、. 存 、 一 一 一 一 五 一1 4 ( 存、コ一一五八j九 存、. 存l跡、一五ニ四. O. 存l 欠 、 一 五 八 一 一 一. 存l欠 、 一 五 七 一 一 一. 存ー跡、一五六 O 存j 欠、一五六一. C. 存j 欠、一吾一. 存l 跡、一五八. 長存l 欠 五 五 九 、 一 存!欠、 一 五 六 九. 存 l欠 、 一 五 七 九. 存ー. 一 四 六 八1七一東北大本落丁、一四八. 存 、 = 一 九 五i 一 四 一 九 存、一四二子﹀五. 存l跡 、. 存、三九一. 、 = 一 一 一 一 一 八1 8切取リ、一一言一l ニ 存、三四回 j六 存、一一ニ四八 三 一 一 ニ 六i七 存. 存l 欠 五 七 七 、 一. 存ー欠、 一 四 九 九 存l跡、一五 O九 存l 欠、一五一一. 四 五 五j六東北大本落丁、 一 、 一 存l 欠 四 六 四. ) 1八 存、三八 0 1一 存、三八子、九 一 七( 存 、 = 四 存. 'tJ. 存l跡、一四四六. 存、一四一三. 三 六 一i四 存、=一六八 一 回 二 九i一色. 存. 存l 跡、一五四五i九東北大本落丁、一五五. 存l跡、一四九ニ存l跡、一四九六. 寸三. 存l 欠 四 八 五 、 一. .9. 三玉. 存i 跡、一五一ニ九 ー 一. 2三. 存. 巻第十三 存l 欠、二八四 ー 欠 、 ゴ 三 存i跡 三 七 、 一. 天理本同巻一二一毛ヨリ巻第十五巻末一四一重マデ撰抄歌符ヲ欠ク、従ツテ以下東北大本同歌符番号ヲ誌ス. < : = : >. . / 、 、 . / 、 、. 一 ニ ゴ 一 七j 、 一 存、三四四1 8 存、三塁す七 存、一三︿ O 存 一 ニ 七 ニ 存、一ニ七四i九 存、一ニ八一{}八 存 三218 、 ニ 四 一 ニi八 存、=一二oi一一一。 存、三一一一ニi五 存、三九一一一よ︿ 存 ニ 九 八j九 存 、 三 OtL 存 、 三21二落丁、 三 、 一. 巻第十四. 一 一 一 一 一 一. 一 一 一 一. 一 一 一 一. 、. 三玉. 存l 跡、一五一五欠l 骨跡、一五一八 , 。. 跡?一. 存l 欠 、 一五六七存│欠、 一 五 六 八. l l埼. 一 四 四 一 一 一 区百. - 25-. 存 │存 跡? 1 一 一 、欠. 存. 存l 欠、一五一四 2己 ヨ. ー跡、一五三一. ヨ 三 ‘ 三 f i .. 、 ノ. 存 1 跡、一五七五. 存l 欠 、. 存. 存. 存. 存. 一 一 一 一 一 一. ヨ ヨ 己. ヨL. 三 f i .. l. 存. 存 ヨL. プて. j 欠 跡?. 存 存巻 l第 跡?十 │存存欠 跡? I I . . 欠跡?五.

(27) 存l 欠 存l 跡 、. ワ・. 存 l跡 、 一 五 九 一 一 一. 欠. 存l 欠、一五八七 五 九 存!跡、 一. 欠 、. 存ー欠、 一 一 ︿ 八 六. 存. 1. 六 七 五 跡 、 一 存i 跡、一六八七. 存i 跡 七 六 七 、 一. 跡 、 ワ・. 耽 府 村. 存l 跡、一五九七. 、 存i 欠. 存i 跡、一六一一七. O. 存ー. 存. ()O. 存. 存. 存i 跡、一六五. 存i 跡、二(七九. 一 七 九 一 一. 七 一. 存 l 跡、二(六五. 存i 欠 、 一 六 四 八. 一 七 七 ニ. 存 l跡 、. 民. ,. T. tE. 子,i. J. 一 八 一 一 一 一 一 一 土 ( 東 北. O 存l 跡 、 O七 一 八 一 ( 八 一 、 一 一 八 一 四 存i 欠 八 一 七. 一 七 八 八. 存i 跡 、 一 七 四 回. 一 一 ︿ 九 九. 存i 欠 、 一 六 六 一 一 一. 存 i跡 、 二 ( 七 七. 存i 跡 、. 1. ヂ ト. 一 乙J L 11 1 小1 4. 存ー欠、 一 七 七 五. 存 l 欠、一七一四. 存i 跡、. 存!現 存l 跡、二︿九七 存!跡、 一 七 ( ) 九. 存ー跡、 一 七 六 一 品. 4. 八 四 九 八 四 一 ( 存i欠 、 一. 欠i #跡、 一八ニ七. 存 1跡 C 、 一 一 八 一 八 一 一 一 一 存 存 f! 跡 、 一. 存i跡 、 一 七 八 六 O. aa. 、 存i 欠. 一ノ、 二 一ノ 司. 、 一. 一 八 一一. 七 八 五 存l 跡 、 一. 七 一 一 六 ) 存l 跡 、 一 存l 欠 、 一 七 百 一 一 一 一. 存ー跡、二︿九五 七 ( ) 七 存 1 跡、 一. 存i 跡、二尖一. 存i 跡、ニ(四 O 存i 欠 、 一 一 ハ 四 七. 、 存l 欠. 1. 、 一 六 五 七 存i跡. 存. 存 -. 存. 欠 CJ. 存 / 、. 一 五 八 八. 存i 跡 、. 一 五 九 八1 Oニ東北大本落丁、 存l 跡、 O 一 一 ハ 一 ハ 二 存l 跡 一 ハ 一 九 存 i跡 、 六 一 六j 八東北大本切取リ、 一 、 一. 存i 跡 、 存i 跡 、. CJ. フ. . .. 六 七 ( ) 存i 跡 存i 欠 、 一 、 一 六 七 一 ( 八 一 存 ii 欠 、 一. 存!欠、一六九四. 七 八 四 跡 、 一. /、. ー跡、一五八五. ニ八. 存i 跡 、 ハ 一 ︿ 九 存l欠 、 ニ. /、. ヨ ヨL. 存l跡 、 一 七 ニ ー. 、 一 七 ( ) 五 存l 跡 七 一 三 存l欠 、 一. 1. 存!欠、 一 八 四 五. 石跡. i※跡、. 一 六 九. ー跡、 一 六 八 O 存 i欠. 巻第十八. 存. 存l 跡 、. 存!跡、一志ニ. 存 i欠 七 六 、 一. 七 一 一 一 存 i跡 、 一. 、 一 七 ( ) 存l 跡 一 七 一 六. 一 七 五 五. 存 i跡 夫 、 一. 一 / ロ ニ 一 一. 跡? 存. 主乙. 存. 存. 存. 存. - 26-. 存宗. 品 ? ?. ブし. 三欠. ノに. " 、. ブL. 存. 一 プて. フ勺. I I. 跡?跡. ヨ 三E. h ?突 存存. 十. 一句、司三. 跡?会. 一 七 七 八. 、 存!跡、 守、、一 5f. 4. 一 一 ノ 一 ニ ↓ ノ. f¥.. . / 、 、. 一 一・ 一. 一 七 九 五 存!欠、 一 七 九 七 00 八 一 O 八 存i 跡 O九 、 八 一 八 一 、 二 日 一 子 lie 、 一八三、存!跡、 一 八 二 五 一ノニロ 1 5 が 叫 慰 一. 大本落丁、. 存存存. → 二 :. . / 、 、. ヨ ヨL. 存五 i窃 助ト 、存 存. く〉. . / 、 、. ノ¥. 助17跡. 存. / 、. I I I. 跡?跡?跡. ブし. 1. I. . / 、 、. ー 一 一 / ¥ . .. /六、. /、. / .、. 存存. 跡. 跡?宗. 互 ヨ 己. ノ 、. 一 一 一 /、. . / 、 、. 巻 存第 │十 跡?七 欠 跡. 跡. 跡 跡 跡.

(28) ー欠、一八九四. 巻第二十. 一 九 一 七. 一 八 五 五. 一 九 ニ O. 存ー跡、丈夫. 存i 欠、一八五九. 一 八 九 八. 存i 欠、一九一三. 存ー跡、一八六五. 存l 跡、一八六八. 存 i 欠、一八七ニ. 存l 欠、一八八八. 存ー跡. 存 i 欠、一九二七. 存l跡、一九 O一 存 !. 存!欠、一八八六. 存1 欠、一九8. 存!跡、一九一一ニ. 存 l 欠、一九三︿. 存l跡、一九六五. 欠l 長跡、一九四九i五O東北大本切取リ、一九五一一一. 存l 跡、一九一完. 存l 欠、一九三. 存l 跡、一九一ニ六. gg. 、 存 i欠. 、 存l 欠. 存ー跡、一九一一三. ^. 一 八 五 ニ 存!跡、一八八一. 存ー跡、一八九七. 存ー欠、一八七八. 存ー欠、一八九五. 存. 跡、一九 O四 存l 欠、一九 O五 存ー欠、一九 O六 存l 欠、一九 O七 存 l 欠、一九. !存. ヰ ? 存. 存!跡、一九六一ニ. 存l 欠、一九. 存l跡 、. ブじ. / ¥ . .. 存l 欠、一九六一. 主 跡、 豆玉. 跡? [ 、と う J、 、 フL 一 フL ^ 存. 両 書 各 と に 於 け る 撰 抄 歌 符 の 異 同 は 如 上 の 四 九O余例が所見される。その内分は、. ω 両書相互に看る問符の、存I 欠(右表)、と記す明らかな異同筒処は略一六O例ほどである。が、その中、. 大本に同符を欠くのは七例(後述﹀にすぎず、 他は天理本の欠符となっている。 天理本の同符剥離に伴う現象 として、其の過半は対処されるべきであろう。. 制 そ し て 、 そ の 天 理 本 に 於 て 看 取 さ れ る 剥 離 痕 跡 は 凡 そ 二 五O 例ほどの多きが数えられるのである。 r. 。・. 付同じく天理本に於て微細な残痕﹁跡﹂として推測可能なものは約七十例である。. 付 又 、 影 印 後 の 天 理 本 に 於 て 同 符 の 貼 付 移 動 箇 処i 即ち右記﹁現﹂は八例が看取される。. 存. 存. 東 北. - 27-. 存l 欠、一九四七. コ. 時?存. 存 │存 跡? ) 跡. 存l 跡、一九六 C. 存l 跡、一九四六. !存. 存茜. 寸コ. 存l跡、一九五九 O. ブし. ブL. 存ー跡、一九七. 跡? ) 欠. 跡. 、九. 付記勢符は小宮本に於て撰抄歌符を欠く各歌である。叉、 ※符は天理本に看取される特異例として後述する。. 存. 存. /又 ブじ. gg 2王. ブ 1 . ". プし. │第 跡?十 /、. 完欠. 存巻 ブL. ブL. Z王. │存 跡? ) 欠 ノ、.

(29) 制東北大本に於ける右記﹁不明﹂筒処は二例を見出す。 村両志向北ハに同符は存しながらに、 天理本に於てのみ歌尾に隠岐本被除符を朱書する、. 一 一 一 ・ 二 四 一 一 ※符を付した一 O九. 八 の の両例が散見される。これと関聯し、天理本には微かな残痕﹁跡﹂を示すと共に歌尾同被除符を付する一 O一 一例が存する。. 的註一例、天理本八四に所見する特異例であるが、 歌頭の同符、 其の痕跡も存せぬも上旬と下旬の間に同符細片. が現在貼付されている。恐らく他の剥離符策が紛れ誤り貼付されたのであろう。岡本ニ(六況には、叉、剥離痕跡. をとどめるが、問符細片がやはり現在、同歌の詞書右上に貼付されている。この両例は同影印本には撮られて. いない。共に残留遺片の橋入であろう。付・川 W項については附載一覧表に註記したので併せ参照されたい。. 両書の概要内分は以上のごとくであるが、一五うまでもなく、それらが両者相互に於げる撰抄歌符の異同を示すもの. でなく、天理本に多と所見する不祭符箇処も又その一部を除き散亡する処と推測されるのである。. その大概の目処として一覧表中には、同じく家隆書写本系の一本、小宮堅次郎本の同符を併掲し、対照した。その. 一本の有無を以って対比するにとどめたのは繁楼を避けると共に後. 表中結果から、右記欄異同からは、 *符を除き!但し、村二例、一 O九一一一・ご四一一一と問項一例、ニ︿六五、 の両三例は特異例と して別すi 小宮本中に問符を付するものである。. *符を付すマ一七千五 O九・一五ニ八・一歪八、. の四例に. 藤重郎氏の集成総覧表に拠り敢て言及するまでもないからにほかならない。従って以下の結果記述もその限りに留保 することにする。 項約一六O 例中、小宮本に於ても問符を付していないのは、 w. 川W 川. すぎず、執れも天理本と共通する。即ち東北大本に存し、 一方天理本に於ては単なる剥落による結果としての. - 28-.

(30) 東北大本に存し且つ天理本には﹁跡﹂を残しながらも、 小宮本に同符を欠くのは、同*符の一三一九・一重. みは捉えられず、元来これを欠くものと推測し得る可能性は砂くない。. ω 次に、. -五四一ニ・九四七、四例である。天理本の痕跡査定には主観的判定によるものであれば、この四例は小宮本との関聯. o. 一 芸 一 回 ・ 一 五 七 七 、 0・. に於てのみ同符存否の事実は未だ存疑の一面を残すものである。猶後藤氏の御調査(前掲書)時に於ては一重一番 歌には同符は貼付され、他三例は痕跡を認定されている. q o 一方、天理本に存し、東北大本並びに小宮本に欠くのは、同*符の、四三・空一・四三ハ・四七一・六四. ω項と異り、東北大本・小宮本と天理本との異同を確実に提示するものであ. の七例である。この七例は前記 る 。. ω 叉、天理本に於て、同符貼付の﹁跡﹂を残す、同*符の哩一五・一八ニ六、の二例、微かながらも残痕かと看取され. る﹁跡﹂ある、同*符の九五・ニ宅・穴二・さ一?九七四・一五一五・一九四七、の七例は、執れも東北大本並びに小宮本に同. 本書も同様とは臆測さ. ω項同様に存疑の一面を残すものである。因みに後藤氏の御調査結果は上例すべて痕跡なしとされ. 符を欠き、. ている。此処には私共調査結果にひとまず拠り再考を期したい。. O. ω 東北大本に於ける﹁不明﹂筒処、一四一・一七 、 の二例は執れも天理本・小宮本に存し、 れるが、 猶未詳というほかはない。. 納付二例は天理本に両符!撰抄歌符策・被除歌符i を付するが、東北大本・小宮本には撰抄歌符のみを記す。. 天理本の雨符の意義は不審であるが、 ひとまず撰抄歌符に従い除外する。叉同項一例i 一O i も前者に準じ同 八 一 様対処して言及しない。. - 2 9ー.

(31) 両書に於ける撰抄歌符の相違は、簡略な図式な、がらも、その大概は右記の事項を以って了解し得るものと思われ る。要約すれば. ワ-. a確実に両書本来の異同として認定されるのは ω項の七例である。即ち、天理本に存し、東北大本に欠いている。 b叉 、ω 項四例は小宮本との対比にす、ぎぬが、東北大本に存し天理本に欠く可能性を多分に想定されるのである。 項四例、ω 項の、﹁跡﹂二例・﹁跡﹂七例は共に天理本に於ける同符祭の痕跡の査定如何に係る点に問題が存 し、共に疑点を残すのである。 しかし、ω項九例は後藤氏の御調査のごとく全て向符痕跡を欠くとすれば、この九例 ω c. ωω ・ 項は前記したご. 中には東北大本に欠き天理本も共に欠くという共通性を見出すことになるのである。その他、 とくである。. 以上が大凡の異同として想定されるが、やはり論拠の脆弱さは否みがたい。 しかしそれはつまるところ天理本に於. ける撰抄歌符の貼付という特殊性に逢着し、その現在に至る変化 i侠落・再貼付等jの跡を辿るところに基因するの. である。しかし、その結果から観れば概ねは両書よく類同し相補足し得るものであるといえようか。. 又、あらため付記するまでもないが、如上の結果は、小宮本一本による対比という、意図的な簡略化を以って、ひ. ωω ・ ω ・ 項のごときは他の傍証を以って論及し得ると. とつの蓋然性を抽出することに存したものであり、例えば、. ころは多と予測されるが、結句は推論の層累を徒らに招くの帰着を倶れ、単一化した推測に絞った結果である。当然. 該本は江戸前期頃の書写二冊本である。その奥書は、. のことながら、個との事柄は今後に残されるものである。. 註. - 30-.

(32) 本云. 承元三年六月十九日書之/同七月廿二日依重勅定被改直之/己上 号阿波院/土御門院之御宇﹂ 故二位入道殿自筆正本也の不透一字書写之/藤原隆祐在判. 此本是後鳥羽院於隠岐手自有御撰定而家/隆卿之許被送遺也此号御撰本の彼卿自筆書/写之而所止置家也朱合点之外皆除之. 一-AK. 後覧知之子時寛元二年十二月十七日以彼自筆/之本書写之為備後代明鏡執云前権介隆祐加/判形早尤為尋重不僅底而己﹂ 己上千九百七十八首之内/除帯三百六十七首/御撰定本千六百十一首也. と誌している。その奥書によれば、承元三年の定家本奥書│﹁本云﹂i に次いで寛元二年家隆自筆本を隆祐書写のことを記し、. 一四五一・一四喜一・一四五回. 一O圭 一 ・ 一 O壱・二一千二一?二二九・三一 0・二一一一一二塁、巻. 二 六 一 一 一 ・ ご 七 0・二主・二八 0・二九七・一云)一・三 Oニ・三二一ニ・三一六・三一一ニ、巻第十六. 一O一 回 ・ 一 O芝・一 O詰・一 O 八 ・ 一 O一千一 O四 一 宍 ・ 一 O七六、巻第十二. 天理本には、その下帖のみに、撰抄歌符築とは別に歌尾に被除歌符を朱合点している。以下の四巻に、. 示唆するものである。. ない。前記の﹁本云﹂とある奥書と本文は結びつくか。ともかくも、隆祐奥書の記述は屡と指摘されるごとく隠岐本の来由を. 該本が後鳥羽院より家隆許に送遣された御撰本の書写本であるという。しかし、この隆祐奥書本には御撰合点は何も付してい. 註 巻第十 第士一一. 九一一一・二四三番の の二十八首を朱符している。その経由は天理本奥書群中執れの伝本よりの移写かは類推しがたい。且つ、右記一 O. 両首は撰抄歌符を歌頭に貼付し、叉一 O一八番には微かな同符貼付残痕をとどめ、両三首が被除対象となる事情は解しがたく、撰. 抄歌符の貼付錯誤とも考えられず、転写過程に於ける他本との校合結果とでも推測するのほかはない。. : : -3 1: -.

(33) 撰者名注記. 続いて、本書と天理本に於ける撰者名注記を対照してゆくことにする。. 上帖. 下帖. r. その注記の縁由するところは、本書叉天理本に見る阿閣梨円嘉本奥書に誌す校合一本奥書、 即ち、 8 ・ の記であ ろう。 仁治四年二月比以京極中納言入道自筆/本校合上之注写之羊. 寛元と年六月十六日以京極/中納言入道定家真筆之本/校合了此本努可令秘蔵本也. Q. この撰者名注記の澱、又その経由に関しては猶問題を残すのではあるが、現存諸本に同注を載記する伝. i. と見える、就中上帖の﹁上之注﹂の記がそれを指すのであり、上帖 9 の 一 而朱点上之注向以付之﹂の記に対応する のであろう. 本として、後藤重郎氏は従来の諸論を踏え総括され、 イ承元三年六月十九日藤原定家書写本 ロ藤原定家書写九条内大臣家本. の両本との関係の上に立論され、小宮本・書陵部合点本、又天理本とその転写本等をロ系の同注記移写本と分類さ. れている。本書も又、天理本と当該奥書を同じくするものであれゴ、当然の事ながら、その限りに於ては同系移写本 として想定されるのである。. Q. り. 一﹄通具・有家・定家・家隆・雅経﹂ の五名の. i通/凶﹂ 4、﹁i /一有﹂ 6、 のごとく記すが、 一両書の同注記は、 その巻首部分には、 ﹁二定/一一一隆/ほ雅﹂ 1、l 一 以下同じく略符一, i - 一-二・二一・四!一を以って付注している. 日J I. - 32-. ω.

(34) 略記符である。. 一方、 本書は巻第七・八・九の両三巻を逸脱し聞と. 但し、既述したごとく、天理本には巻第十四・十五の両巻には撰抄歌符と共に此の撰者名注記も全て欠いている。 因みにその転写二本l烏丸光栄本・嘉永六年本jも叉同様である。. 一覧したのは上記箇処を除く両書の異同部分を拾い掲出したものである。. 落丁・切取り等が散見し、両書相補する関係にある。 以下に、. 両書の当該箇処は前例に倣い各歌番号に従い示し、東北大本、天理本の撰者名注記を略称﹁通有定隆雅﹂を以って. ︺圏は同本注記の判読箇処を示すものである。 叉﹁註﹂と記すは本稿尾に付載し. 有定隆雅l#ナシ、完. 定隆雅lキナシ、. 有定l*ナシ、七九. 一 五 ニi. 定隆雅j. 有隆雅j有雅、. ︹ 定 ︺. O 天理本落丁、. 定隆j有定、ゴ一九. 定隆l*ナシ、八七. 有隆雅l通隆、き 定j 隆、毛 通l*ナシ、七八. 定隆雅i*ナシ、二八. 定隆雅l定隆・不明、. 不明j定、二七. 通隆雅j*ナシ、一五一. - 33-. 対比することにする。表中に付記する﹁不明﹂は天理本一五一番下旬より一六一番作者迄の落丁部分を除き他は東北大本に 於ける既述の綴目部分であり、. のである。 巻第. 一O五. 有定隆l定隆. *ナシ、五八. 巻第. 有(東北大本、以下同略)lMTナシ(天理本、以下向略)、一ニ八. 予定したが通具を欠く注記たるにより同書を採り、且つ後藤氏の集成された﹁撰者名註記一覧表﹂にあわせ準じたも. その撰者名注記一覧表には両書に併せ穂久週文庫本(甲﹀を対照した。 撰抄歌符一覧と同じく小宮堅次郎氏蔵本を. た両書撰者名注記一覧表に於ける註記事項筒処である。. 「一¥. 有隆l有定、一四九. 不. 寸三. 雅l定隆雅、一四五. 六 一. 当 明 該. フ 1 ..

(35) 一 七 八. 八 九 九. 00. 隆、一五六. 一 五 七. 通、一五八. 有定雅、一五九. 隆、二 (O 雅 、. 定雅. 、 通隆 1雅. 通i定隆雅、一一一六五. 有lネナシ、一一五六. 通!定隆、一一一五一一一. 不明i 隆、言。. 定隆!*ナシ、吉一一一一一一. 不明l有、ニ一七. 通有定・不明・雅 1 通有定隆雅. 有雅、一五四. 一 七 回. 雅l隆、一一. 定!*ナシ、一一一 O五 定隆l隆雅、一ニ一志. 経l*ナシ. 定l 有. 定隆l有隆、吾一. 有定雅i*ナシ、思一回. 定l*ナシ、五ニニ. キナシl 定雅、五八一. 有隆雅j有雅、六八六{﹀六八九東北大本落. 隆l 定、五八 通雅l*ナシ、六五六. 隆l*ナシ、五七六. 隆l*ナシ、穴四六. 隆 i*ナジ、主主. 定雅i定隆、穴 Z 回 一. 経i*ナシ、歪七. 2 佐. 雅jネナシ、. 有隆雅j有定隆、一 O七八. 通有定l通定隆、一08. 定雅l有雅、九一三( 隆j定、九一一一九1九四一一東北大本落丁、九六四 有定・不明i有定隆、九八二 f ﹀九八九東北大本落丁. 定j*ナシ、一 O七一一一. 一Oニ同一. 有l*ナシ、喜一五. 不 明 ・ 定 隆 雅 l 通 定 隆 雅 、 九 00 定雅l定隆、九 O一 通定j定雅、九 O四 有定隆雅i通有定、九 O六. 巻第七1 九 東 北 大 本 欠 落 巻第十. ま 住. 有定雅!有、一 O二六 定隆雅l定雅、一 Q 1一O5東北大本落丁、一 C一一一七 一 七 一 一 有定隆i有隆雅、一 O七四 通有定雅l通有雅、一 O 主. 定雅!定、九八. 定※雅i定雅、九一一一一 九七山︺. ヨ三. 隆!雅、一 O歪. 巻第十. 雅. 不明i 通 、 一 九 五. ︹雅︺l雅、. 部東北大本ヲ以テ補ス、. 巻第三. 一. 一O七九 *ナシj定隆、 一O八O * ナ シ l 有 定 隆 雅. 通. 雅. / 、. ヨ三. 雅 シ. . " . 、 、. 一 一. 有隆雅i定隆雅、毛穴. 巻第四. 宜()回. 定l*ナシ、一元ニ. 巻第五 巻第六 ー*ナシ、さ七. 主主. *. . " . 、 、. 、 J. *ナシj定隆、. - 34-. く〉. ヨ ヨ こ 」. ナ. 一 一 一 /、. 了.

(36) 巻第十二 巻第十三. 一O 通l通隆、三一七. 定l隆. 定隆j隆雅、二七八. 隆l隆雅. *ナシl通、二七六. 通j*ナシ、二四ニ. *ナシj定隆、二七五. 有隆雅j*ナシ、ご一三. 六 八 一 一 六 八 O穴. 定雅、コ一一完 有定隆、三四 O. 出 足 、 士 一 四 一. 定、コ一昭一. 有定、三四七. 有定隆雅、三五八. 一 二 一 ニ 八 雅、コ一四六 隆、士一五六 定雅、コ五七. 定、=一六六 有、三六七. 有定雅、一二七回. 定雅、三九八. v. コ 一 五 一 一 一. 定、三五四. 。 円. 通有定隆. 通定l通有、一ニ O五 有隆雅l定. 定. 定隆雅、. 定、コ一八一. Q. 定隆、=一さ一. 通有定隆雅、コ百五. 定、三五ニ. 通定‘三四回 定、ゴ一五一. 定 、 ゴ 一 四 一 一 一 O. 定隆雅、一二六 O 定隆雅、士一六一. 通雅、一一一七九. 通有定隆雅、一ニ九四 通有. 通有定隆雅、一一一一 00 有定、三 O一 有定隆. 定 、 コ 一 九 一 一 一. 定隆雅、三七七. 定・不明、三六八 有定隆、士宍九 定隆、三七 定隆雅ー一二七六. 定雅、=元九. 定隆、ゴ穴九 通、=完() 定、コ一九二. 定隆雅、三七五. 定隆、一二五九. 定雅、三四九 定雅、一二五. 隆、=一五五 定、三六回 有、=宗一品. 有定隆雅、二一七一ニ. 有定、一二四八. 定、=一三一 一 一 一 七 一. 定雅、三九七. 定隆雅、三八七. 有定雅、ご一九六. 定雅、コ穴六. 定、=歪 定雅、主主 雅、一一喜一. 雅、三回一︿. J. y. 定、三一回八. 有雅. 通有隆雅、三一三. 定、三四七. 隆 雅 、 一 一 一 一 一 一 一 七. 一. 定 、 二 一 一 一 一 三. 隆雅、. 有定隆、三五一. 定隆、三曹一. 有、三五一. 雅 、 三 四 一 一 一. 通 、 三 五 一 一 一. 定、三四四 通 、. 通 、 一 一 ニ 一 一 一 回 定隆雅、=一一ニ五 有定隆雅. O. コ 一 一 一 二 八18東北大本切取リ、一一面 通、三四九 有定隆、三五. 有. 隆雅、士一 定l*ナシ、一ニヨ一七 定. 通有定隆雅、一一ニ O 通有定隆雅、三 O四 有定隆雅、=一一室 定雅、=一一21二東北大本落丁、 通有 一 コ 通定隆雅、三一回 定雅、=二九 定雅‘=一一二 O 通定雅、一一云一一 有定隆雅、二一三ニ 定 雅 、 = 一 一 一 一 七 定、三一九. v一 一 一 一 三. 雅、三一八. 定隆雅. 巻第十五 一 三 四 五. 雅. 巻第十四 定 雅. 同巻コ一一夫以下巻第十五巻末迄、天理本撰者名注記ヲ欠ク、従ツテ東北大本ノ同記ヲ掲グ. プて. 一 一 一 一 一 一 、.

(37) 1. 一 一 一 一 七 ニ. 有定隆雅、. 定経雅. 一 山 田. 定 、 一 五 七. 一 一 七 一 一 一 有隆、 二. /、. 一 一 一 八 一 一 通 、 一. 隆、一一一百八. 有 、 一 一 一 一 七 四 一 一 一 一 八 一 一 一. 三三. 定峰、 三五五雅、. 二 一 一 七 一 三 八 一. ノ、. 有定隆雅、 一 一 一 一 吾 川. o. 定 、. ノ 、 、. _一. 定隆雅、一一一一八七. 定、一一一五(. 隆. 一 一 一 一 九 七. 1. 一 一 一 一 六 一. 定隆. 一 一 一 七 九 定雅、 一. 有 、 一 一 一 一 九 八. 通有隆雅、 一 一 ニ 八 八. 一 一 一 一 七 八. 一 一 七 ( ) 有定 有定隆、 一一ニ六九定隆雅、 ご. /、. 一 一 一 主 ︺ 定隆、 一 一 一 一 一 八 六. 定 、. 隆、三六八 定雅、 一 一 一 一 七 六. 通雅、 一 一 一 一 八 五. 一 三 七 五. 有隆、 一 一 一 一 六 七. 一 一 一 一 八 四. 定隆、. 一 一 一. 隆. 雅. Q. 一 一 一 一 九 四. ブu. 隆 一 一 元 ニ 有雅、 一. Z玉. ヨ玉. 一 三 九 ( ) 有、コ一一九一. 通. 有. 定 、 一一一一八 有定隆雅、 一 一 一 一 八 九. 雅. 隆. 一. 四 一 一 四 一 七 一 回 ニ 穴 一 四 一 重. 巻第十六. 定隆 一 四 四 去 ※ 一. 一 四 一 一 八. 四 ニ 九 隆 、 一. 定隆、 一 四 一 一 六 ) 定隆、一四一三. 定隆、 一 四 一 一 一 ニ. 雅. 雅. 四 宮 一 回 有定隆雅、 一. 1 並. 隆I 有、一四九八. 四 百 一 一 一 一 有隆ー 一. 隆 雅1 #ナシ、 一四歪・一ハ東北大本落丁、一四六七i七一東北大本落丁、 一四八九. 隆. 、 定i 隆. ※雅 11 有定、 一 七 一 ニ. 有 定 隆 雅j 定隆雅、一六五九. 定隆[※隆、. 定隆雅i 定 、. 有隆i 定隆、 一 一 ( 一 六1八東北大本切. 有・不明i 有雅. 有 隆i 有定、 一 五 四 五i九 東北大本落丁、五五一一一. 、 有l 定. 雅l 特ナシ、 一 五 八 七. 五 四 一 一 一 後ナシ!雅、 一 五 七 定i 者ナシ、 一. 五 回 通j 勢ナシ、 一 有 定 隆l 定隆、 一 五 六 八. 定 雅j 定、一五九八i 一広三東北大本落丁、. 定 隆 雅j 有隆雅、一六五八. ()O. ノ、. 五 一 一 七 有 定i 有定、 一. 一 五 八 九. 雅. 、 隆 雅l 雅. 七 一. 有定!有隆 定隆※i 定隆、. 一. 有 隆l 定隆、. 巻第十七. 定※函 o. 六 九 九 一 一 ハ 九 ( ) 定 雅 i 定隆、 一. _ < _ 一 ノ 、、. 有. 雅. 雅 ー. 通 有. 六 八 回 有 定 隆 雅j 有定隆、 一. ノ、. 一 回 ニ ﹂ ]. O六 O七 O五 定隆、 四 有 、 O O 、 、 O 雅、一四 O一 定雅、 00 有 { 疋 、 一 一 ニ 九 九 有 四 一 四 一 四 一一 四 一 四 一 四 一 四 一 一 一 四 一 六 一 四 一 五 四 一 四 回 一 一 一 一 定隆、 一 通定、 一 四 一 ニ 通定、 一 O九 O八 通定、 四 一 四 ニ 五 通隆、 一 回 ニ 四 有 、 一 四 一 一 ニ 有 、 一 四 ニ 一 ニ 回 一 二 有 、 一 一 四 一 一 。 定隆、 一 一 四 一 九 有隆、 一 四 一 八. 隆. 隆. . / 、 、 プミ. 通 ヨ 三 L .. 不 明. 雅 主主. 通 一 ( 六 七 定i 長ナシ、 一. 巻第十八. コ. ノ、. 三 五 二. 取リ、 一六一重?ナシi 通 、 エ ( 四 一 一 一 C. 一. 伊じ. ノ 、 、. - 36-. 雅. 一 ]. 定※四. 通. z ョ. 一 一 . 一 一 。 一 バ , 二 、 、 ー 一. 三 f 5 .. 雅 雅 隆. 通 . / 、 、.

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