◇地域の商工会等と教育機関、
自治体が協働した好事例
◇小学校での設置例
◆ショッピングモール、
商店街
◆産業まつり等の 地域のイベント
環境省が コーディネート
します!
人々が行き来 する場所に、
回収箱を設置
これからの展開イメージ
90
・再資源化事業計画を作成し、主務大臣(環境大臣、経産大臣)
に当該計画の認定を受けた者
<再資源化事業計画の記載事項>
・引取り~処分が終了するまでの一連の行程
・収集区域(3以上の隣接する都府県)
・収集・運搬又は処分を行う委託者(委託者がいる場合)
・上記※を高度に分別して回収することが可能であることを 証する書類 など
中間処理施設
(破砕・選別等) 金属製錬等
排出
市町村A
循環利用
住 民
・再資源化事業計画の認定
・再資源化事業計画の認定 を受けた者に対する指導・
助言、報告徴収、立入検 査
・市町村に対する支援
・国民への普及啓発 など
携帯電話、ゲーム機、デジタル カメラ等の28品目
国の役割 制度対象品目
○ 平成25年4月、小型家電リサイクル法が施行された。
○ 認定事業者又はその委託を受けた者は、再資源化事業の実施にあたり、市町村長等の廃棄物処理業 の許可が不要。
○ 認定事業者は、使用済小型家電の広域的かつ効率的な回収が可能となるため、規模の経済を働かせ、
採算性を確保しつつ、再資源化事業を実施することが期待される。
※各市町村の特性に合わせて 回収品目・回収方法等を選択
直接回収 小売店等の
回収拠点 広域的回収
運搬
認定事業者 排出
住 民 市町村B
排出
住 民 市町村C
鉄・アルミニウム・銅
・金・銀・プラスチックなど※
認定事業者 (イメージ)
90
(参考)小型家電リサイクル法の概要
資源循環部門
11.浄化槽の普及
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浄化槽は住宅などの建物毎に設置される民間主体の汚水処理施設であり、
以下のような特長を有する
•
昭和30年代後半~50年代 下水道未普及地域における水洗化要求が高まり、し尿のみを処理する単独処 理浄化槽の整備が急速に進展 →水質汚濁に関連して社会問題化も•
昭和58年 浄化槽法制定 (60年施行、議員立法)•
昭和62年 合併処理浄化槽整備に係る国庫補助制度創設 (平成6年 市町村設置型事業)•
平成12年 浄化槽法改正 単独処理浄化槽の新設禁止•
平成17年 浄化槽法改正 水質保全という目的の明確化等、水質管理体制の強化単独処理浄化槽(し尿のみを処理)から、合併処理浄化槽(し尿と生活雑排水を併せて処 理)への転換が必要
•
微生物の浄化機能を活用し、下水道と同等の処 理性能 (BOD20mg/L以下)•
設置費用が安い(5人槽で約84万円)•
地方部で効率的な汚水処理施設•
短期間(約1週間)で設置可能•
地形の影響を受けずにどこにでも設置可能(車1台分のスペース)
•
処理水をその場で放流するため、健全な水循環 や河川の水量の確保が可能•
地震に強く、被災しても早期の復旧が可能浄化槽の特長
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助成対象 個人財産
個人財産
浄化槽
トイレ
お風呂 台所
浄化槽設置整備事業 ( S62 ~) 浄化槽市町村整備推進事業 ( H6 ~)
10(15)/30 国 17(12)/30
市町村負担(地方債充当可能)
1/3(1/2) 国 2/3(1/2)
個人負担(6割) 市町村 個人負担(3/30)
国庫助成対象額(4割) 国庫助成対象額(10割)
• 個人が設置し、市町村が設置費用(本体+施工費)を 助成する事業。
• 個人が維持管理を行う。
• 市町村の負担は小さいが、個人の負担は増える。
• 市町村が個人の住宅に設置する。
• 市町村が維持管理を行う。
• 個人の負担は減るが、市町村の維持管理事務が増え る。
〔標準的な工事費用〕
5人槽(通常型)・・・
83.7
万円 5人槽(高度型)・・・102
万円 7人槽(通常型)・・・104.3
万円 7人槽(高度型)・・・113.4
万円注)環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、沖縄、離島地域において、助成率は1/2となっている。
最大8割地方交付税措置 地方債元利償還金の49%は地方交付税措置
浄化槽に係る国庫助成の概要
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背景・目的
事業概要
事業スキーム
51人槽以上の既設合併処理浄化槽にかかる、省CO₂型の高度化設備
(高効率ブロワ、インバータ制御装置等)の導入・改修及び、旧構造基準 の浄化槽(ブロワを使用するものに限る)の中でも101人槽以上の既設合 併処理浄化槽の交換については、構造や本体のコンパクト化からエネル ギー効果の高いと見込まれる浄化槽について、 1/2を補助する。
期待される効果
平成25年度予算
○○百万円
省エネ型中・大型浄化槽システム導入推進事業
事業概要 イメージ
・21人槽以上の合併処理浄化槽設置状況 (H27末)約279千基
・うち101人槽以上の合併処理浄化槽 (H27末)約80千基
・そのうち旧構造基準型合併処理浄化槽 (H27末)約24千基
大型浄化槽 省エネルギーシステム導入支援
集合住宅等に設置されている大型浄化槽の処理工程上で使われてい る機械設備(ブロワ、水中ポンプ、スクリーン等)の省エネ化につ いては、小型浄化槽と比べて比較的遅れている。
既設の大型浄化槽及び既設の中・大型浄化槽に付帯する機械設備を 省エネ改修することにより、浄化槽システム全体の低炭素化が大幅 に図られると同時に、老朽化した浄化槽の長寿命化を図る。
エネルギー起源CO₂の排出抑制
大型浄化槽には、好気性微生物へ酸素供給するための送風設備(ブロ ワ)、混入物を除去するスクリーン、水中ポンプなど、処理工程上様々 な電気・機械設備が必要
⇒ エネルギー起源CO₂排出源
大型浄化槽の機械設備の例
実施期間:平成29年度~平成33年度 補助対象:地方公共団体、民間団体
エネルギー起源二酸化炭素排出抑制(1基あたり6.17t-CO₂程度想定)
地域の低炭素・自立分散型生活排水処理システムの構築の促進
国 地方公共団体
/民間団体 非営利法人
(補助率)1/2
(補助率)定額 補助金 補助金
〇高効率ブロワ等
〇インバータ装置、
タイマー等の 省エネ運転設備 など
<高効率ブロワ>
<スクリーン>
<インバータ制御装置>
浄化槽設備では 浄化槽本体の入替え
94
(平成28年度末)
100万人以上 50~100万人 30~50万人 10~30万人 5~10万人 5万人未満
100 汚水処理人口
普及率 全国平均:90.4%
90
80 普
70
60 及
50
40 率
30
20 (%)
10
0 人口規模
浄:19.5%
浄:15.2%
浄:9.5%
浄:7.6%
農:0.5%
99.6%
94.0%
93.1%
90.0%
84.8%
78.3%
農:2.5%
農:8.2%
農:4.5%
下:50.2%
下:64.7%
下:77.8%
下:84.4%
下:99.2%
農:1.0%
浄:5.9%
浄:0.3%
下:87.4%
汚水処理施設(全体)
都市規模別汚水処理人口普及率(平成28年度末)
※東日本大震災の影響で調査不能な10市町村を除いた値。
人口の少ない市町村ほど未普及率及び浄化槽普及率が高い
(万人)
未普及 人口
1,223
(9.6%) 普及
人口
11,531
(90.4%) 下水道
コミプラ
農集排等
浄化槽
9,982
(78.3%) 22
(0.2%) 352
(2.8%) 1,175
(9.2%)
95
単独、汲みとり
コ:0.4%
都市規模別の汚水処理施設の普及状況
17 11 9 23 32 28 34 47 66
346 522
52 56 700
1,314 3,149
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500
基数
年