第 1 節 修業年限及び在学年限
(修士課程及び博士前期課程の修業年限及び在学年限)
第 13 条 修士課程及び博士前期課程の標準修業年限は 2 年とする。
2 在学年数は、標準修業年限の 2 倍の年数を超えることはできない。
3 学生が職業を有している等の事情により、前項に規定する標準修業年限を超えて一定の期間にわたり計画的に教 育課程を履修し、課程を修了することを希望する旨を申し出たときは、その計画的な履修を認めることができる。
4 前項の規定が適用される場合、在学年数は、標準修業年限の 2 倍の年数を超えることはできない。
5 主として実務の経験を有する者に対して教育を行う場合であって、教育研究上の必要があり、かつ、教育上支障 を生じないときは、研究科、専攻又は学生の履修上の区分に応じ、標準修業年限を 1 年以上 2 年未満の期間とす ることができる。
(博士後期課程の修業年限及び在学年限)
第 13 条の 2 博士後期課程の標準修業年限は 3 年とする。
2 在学年数は、標準修業年限の 2 倍の年数を超えることはできない。
第 2 節 入学
(入学の時期)
第 14 条 本大学院の入学の時期については、※ 2本学学則を準用する。
(修士課程又は博士前期課程の入学資格)
第 15 条 修士課程又は博士前期課程に入学することのできる者は、次の各号の一に該当する者とする。
(1) 学校教育法第 83 条に定められた大学を卒業した者
(2) 学校教育法第 104 条第 4 項の規定により学士の学位を授与された者
(3) 外国において、学校教育における 16 年の課程を修了した者
(4) 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育におけ る 16 年の課程を修了した者
(5) 我が国において、外国の大学の課程(その修了者が当該外国の学校教育における 16 年の課程を修了したとされ るものに限る。)を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって、文部 科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了した者
(6) 専修学校の専門課程(修業年限が 4 年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)
で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者
(7) 文部科学大臣の指定した者
(8) 学校教育法第 102 条第 2 項の規定により大学院に入学した者であって、本大学院において、大学院における教 育を受けるにふさわしい学力があると認めたもの
(9) 本大学院において、個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、22 歳に達したもの
(博士後期課程の入学資格)
第 15 条の 2 博士後期課程に入学することのできる者は、次の各号の一に該当する者とする。
(1) 修士の学位又は専門職学位(学校教育法第 104 条第 1 項の規定に基づき学位規則(昭和 28 年文部省令第 9 号)
第 5 条の 2 に規定する専門職学位をいう。以下この条において同じ。)を有する者
(2) 外国において修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者
(3) 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修し、修士の学位又は専門職学位に相当する 学位を授与された者
(4) 我が国において、外国の大学院の課程を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教 育施設であって、文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了し、修士の学位又は専門職学位に相当す る学位を授与された者
(5) 文部科学大臣の指定した者
(6) 本大学院において、個別の入学資格審査により、修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があ ると認めた者で、24 歳に達した者
(7) 国際連合大学の課程を修了し、修士の学位に相当する学位を授与された者
(8) 外国の学校、我が国において、大学院の課程を有すると認定できる外国の教育施設及び国際連合大学の教育課
(6) 文部科学大臣の指定した者
(7) 本大学院において、個別の入学資格審査により、修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があ ると認めた者で、24 歳に達した者
(5) 国際連合大学の課程を修了し、修士の学位に相当する学位を授与された者
(8) 外国の学校、我が国において大学院の課程を有すると認定できる外国の教育施設及び国際連合大学の教育課程
程を履修し、専攻分野に関する高度の専門的知識及び能力並びに関連分野の基礎的素養を当該前期課程におい て修得又は涵養すべきものについての試験や、博士論文に係る研究を主体的に遂行するために必要な能力を当 該前期課程において修得すべきものについての審査に相当するものの合格により、修士の学位を有する者と同 等以上の学力があると認められた者
(入学の出願、入学者の選考、入学の手続き、入学の許可)
第 16 条 本大学院への入学の出願、入学者の選考、入学の手続き、入学の許可については、※ 3本学学則を準用する。
(転入学)
第 17 条 他の大学院に在学する者で、本大学院への転入学を志願する者があるときは、欠員のある場合に限り、選 考のうえ研究科委員会の議を経て転入学を許可することがある。
2 前項の規定により転入学を志願するときは、在籍する大学院の学長又は研究科長の許可書を願書に添付しなけれ ばならない。
3 転入学する者の既に履修した授業科目及び単位数の取扱い並びに転入学する年次については、研究科委員会の議 を経て学長が決定する。
(退学者の再入学)
第 17 条の 2 本大学院を退学した者の再入学については、※ 4本学学則を準用する。
第 3 節 教育課程等
(教育方法)
第 18 条 本大学院の教育は、授業科目の授業及び学位論文の作成等に対する研究指導によって行うものとする。
2 本大学院は、前項の授業又は研究指導を、夜間その他特定の時間又は時期において行うことができるものとする。
3 本大学院は、第 1 項の授業又は研究指導を、多様なメディアを高度に利用して、当該授業等を行う教室等以外の 場所で履修させることがある。
(教育内容等の改善のための組織的な研修等)
第 18 条の 2 本大学院は、本大学院の授業及び研究指導の内容及び方法の改善を図るための組織的な研修及び研究 を実施するものとする。
(授業科目及び単位)
第 19 条 本大学院における授業科目及びその単位数は、別表Ⅰのとおりとする。
(単位の計算基準)
第 20 条 各授業科目の単位数の計算基準については、※ 5本学学則を準用する。
(履修科目の届)
第 21 条 学生は各学期初めに履修する科目を選定し、学長に届け出るものとする。
(他の大学院等における授業科目の履修等)
第 22 条 本大学院は、教育上有益と認めるときは、他の大学院(外国の大学院を含む。)等との協議に基づき、当該 大学院等の授業科目の履修を認めることができる。
2 本大学院において修得したものとみなすことができる単位数は、第 23 条により本大学院において修得したものと みなす単位数と合わせて 10 単位を超えないものとし、認定は当該研究科委員会の議を経て行う。
を履修し、専攻分野に関する高度の専門的知識及び能力並びに関連分野の基礎的素養を当該前期課程において 修得又は涵養すべきものについての試験や、博士論文に係る研究を主体的に遂行するために必要な能力を当該 前期課程において修得すべきものについての審査に相当するものの合格により、修士の学位を有する者と同等 以上の学力があると認められた者
(入学前の既修得単位の認定)
第 23 条 本大学院は、教育上有益と認めるときは、学生が本大学院に入学する前に他の大学院(外国の大学院を含む。)
において履修した授業科目について修得した単位を、本大学院に入学した後の本大学院における授業科目の履修によ り修得したものとみなすことができる。
2 本大学院において修得したものとみなすことができる単位数は、前条により本大学院において修得したものとみ なす単位数と合わせて 10 単位を超えないものとし、認定は当該研究科委員会の議を経て行う。
第 4 節 課程修了及び学位
(単位修得の認定)
第 24 条 履修科目の単位修得の認定は、試験により担当教員が行うものとする。
2 履修した授業科目の成績は、A、B、C、D、F をもって表わし、A、B、C、D を合格とする。但し、研究科長は 別に定めるところにより、これら以外の表記で成績を表すことを認めることができる。
(修士課程及び博士前期課程の修了要件)
第 25 条 修士課程及び博士前期課程の修了要件は、次のとおりとする。
(1) 国際学研究科の修了要件は、当該課程に2年以上在学し、34 単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受け たうえ、本学学位規則に定める修士論文又は研究成果報告の審査及び最終試験に合格することとする。研究成 果報告の審査をもって修士論文の審査に代える者については、36 単位以上を修得しなければならない。但し、
在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については、研究科委員会が特に認めた場合に限り、1年以上在 学すれば足りるものとする。
(2) 老年学研究科の修了要件は、当該課程に 2 年以上在学し、34 単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受け たうえ、本学学位規則に定める修士論文又は研究成果報告の審査及び最終試験に合格することとする。但し、
在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については、研究科委員会が特に認めた場合に限り、1 年以上在学 すれば足りるものとする。
(3) 大学アドミニストレーション研究科の修了要件は、当該課程に 2 年以上在学し、34 単位以上を修得し、かつ、
必要な研究指導を受けたうえ、本学学位規則に定める修士論文又は研究成果報告の審査及び最終試験に合格す ることとする。但し、在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については、研究科委員会が特に認めた場 合に限り、1 年以上在学すれば足りるものとする。
(4) 大学アドミニストレーション研究科(通信教育課程)の修了要件は、当該課程に 2 年以上在学し、30 単位以上 を修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえ、本学学位規則に定める修士論文又は研究成果報告の審査及び 最終試験に合格することとする。
(5) 経営学研究科の修了要件は、当該課程に 2 年以上在学し、34 単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受け たうえ、本学学位規則に定める修士論文又は研究成果報告の審査及び最終試験に合格することとする。研究成 果報告の審査をもって修士論文の審査に代える者については、36 単位以上を修得しなければならない。但し、
在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については、研究科委員会が特に認めた場合に限り、1 年以上在学 すれば足りるものとする。
(6) 言語教育研究科の修了要件は、当該課程に 2 年以上在学し、34 単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受 けたうえ、本学学位規則に定める修士論文の審査及び最終試験に合格することとする。但し、在学期間に関し ては、優れた業績を上げた者については、研究科委員会が特に認めた場合に限り、1 年以上在学すれば足りるも のとする。
(7) 心理学研究科臨床心理学専攻の修了要件は、当該課程に 2 年以上在学し、30 単位以上を修得し、かつ、必要な 研究指導を受けたうえ、本学学位規則に定める修士論文の審査及び最終試験に合格することとする。健康心理 学専攻の修了要件は、当該課程に 2 年以上在学し、30 単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえ、本 学学位規則に定める修士論文又は研究成果報告の審査及び最終試験に合格することとする。研究成果報告の審 査をもって修士論文の審査に代える者については、32 単位以上を修得しなければならない。但し、在学期間に