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一般入試前期 A日程 1日目 国語

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Academic year: 2024

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(1)

 出典 ﹃森林の思考・砂漠の思考﹄︵鈴木秀夫︶NHKブックス  書名には﹁森林﹂﹁砂漠﹂とありますが︑内容は東洋と西洋との比較です︒内容を整理しつ

つ読めば︑難しい文章ではありません︒

問1︻漢字問題︼︵解答番号は1〜

10︶

 正答と正答率を示しておきます︒

 a 荘重 ︵

15%︶

 b 回顧 ︵

32%︶

 c 縁辺 ︵

15%︶

 d 秘伝 ︵

96%︶

 e 専念 ︵

96%︶

問2︻空欄補充・前後の文脈から接続詞を導き出す︼︵解答番号は

11・

12︶

 空欄前段では︑ドイツにおける﹁自由﹂について︑また︑空欄直後では日本の

ことについて述べられています︒ここを押さえれば逆接の接続詞が入ることがわかります︒

空欄の前後は︑前文の当然の結果として後文が導かれる︑という関係です︒  二〇一三年度の国語の入試問題は︑公募制推薦・一般入試A日程・B日程・後期日

程に﹁事実の記述﹂に関する問題を2題から3題出題しました︒﹁事実の記述﹂について全

く知識のない受験者であっても︑前提となる知識を受験者全員が理解したうえで解答

できるように配慮して︑﹁事実の記述﹂を日本で初めて紹介した木下是雄氏の説明文を該

当問題の前に掲載しました︒

 漢字問題の出題形式を︑二〇一二年度入試から変更しています︒同音の漢字を複数

示し︑その中から正しい漢字を選んで熟語を作る形式にしています︒この出題形式は︑

受験者の語彙力・漢字力を試すことができます︒現代社会では︑ワープロソフトを用

いて文章を書くことが当然となっています︒現代社会に適した出題形式です︒

 読解問題は︑一般入試A日程・B日程に各1題出題しました︒論理的な考えを重視

した︑比較的長文を選定しています︒文学的な感性を問う設問は出題しません︒また︑

単なる知識だけに頼る問題や︑文学史についても出題しません︒文章全体を把握しな

いと解けない問題を中心にするようにしています︒

◆二〇一四年度入試以降は︑文章全体を把握したうえで︑論理的な思考力を試す読解

問題を中心とした出題とする予定です︒

一般入試前期

A日程

1日目

国語

(2)

問3︻空欄補充・文脈把握︼︵解答番号は

13・

14︶

 空欄直後の﹁科学は分析と総合からなりたつ﹂とある部分と︑空欄

前段を読めば︑空欄は﹁分析﹂︑空欄は﹁総合﹂となります︒正答率は8%でした︒

受験者には難問だったようですが︑本文の内容を整理して読めば正答に導かれます︒

問4︻空欄補充・文脈把握︼︵解答番号は

15︶

 空欄の直前がヒントです︒正答率は

45%

でした︒

問5︻空欄補充・段落の内容理解を問う問題︼︵解答番号は

16︶

 小見出しがヒントです︒日本の科学者が取ってきた行動が空欄の後に書かれてい

ることに注意しましょう︒正答率は

56%

でした︒

問6︻文脈把握と内容理解に関する問題︼︵解答番号は

17︶

 ①は﹁真理を無視して﹂が不適切︑②の﹁常に真理を⁝⁝姿勢﹂は森林の人間に関する記述

の混入︑③は﹁ひま﹂という点で比較しているのではない︑⑤は東洋も西洋も学問の姿勢は

同様だとして差異の説明になっていない︑これらの点で︑④以外は︑砂漠の人間の学問の

自由の﹁軽やかさ﹂の説明にはなっていません︒正答率は

51%

でした︒

問7︻内容合致問題︼︵解答番号は

18・

19︶

 ①﹁敬遠されている﹂︑②﹁表裏一体の意味﹂︑③﹁除外するという欠点﹂︑⑤﹁一般的に科

学者は﹂︑⑥﹁世界的に最も評価﹂という箇所がそれぞれ本文に書かれていません︒多くの

受験者が②・③を選んでいました︒完答という条件も加わって︑正答率は

13%

でした︒

 出典 日本経済新聞 二〇一一年九月十二日 夕刊 らいふプラス  説明が必要と思われる設問のみ解説しておきます︒

問1︻事実の記述判定問題︼︵解答番号

20・

21︶

 正答は③と⑤です︒半数近くの受験者が②と⑥を選んでいました︒②は︑﹁若者のライフ

スタイルに詳しい﹂の部分についてはテストや調査によって﹁客観的な真偽の判定﹂ができ

ません︒この記事を書いた記者の意見と受け取れます︒⑧の﹁社会貢献事情に詳しい﹂も同

様です︒ ⑥は︑﹁防災士研修によれば﹂とあるので︑⑤と同様︑引用の記述のようにみえます︒し

かし︑⑤が﹁ディ・エフ・エフによれば︑〜という﹂と引用部が明確であるのに対して︑⑥

はどこまでが引用か不明確です︒

(3)

 出典 ﹃環境アセスメントとは何か﹄︵原科幸彦︶岩波新書  ﹁環境アセスメント﹂とは環境影響評価のことです︒本文は︑地球環境の有限性を世界が

共通認識するに至った過程を重要な出来事を挙げて説明しています︒説明が必要と思われ

る設問のみ解説しておきます︒

問1︻漢字問題︼︵解答番号は

26〜

35︶

 正答を示し︑その後に︑括弧内に正答率を記します︒

 a 肥大 ︵

91%︶

 b 希薄 ︵

74%︶

 c 深刻 ︵

74%︶

 d 浄化 ︵

87%︶

 e 擬似 ︵

76%︶

問2︻事実の記述判定問題︼︵解答番号は

36・

37︶

 正答は③と⑧です︒⑧の文末の﹁としている﹂は︑引用の記述なので確認可能です︒②や

⑥と答えている受験者が

25〜

30%

いましたが︑②は文全体が筆者の意見︑⑥は﹁壮大な﹂と

いう表現が入っているので︑正答ではありません︒正答率は

15%

でした︒

問7︻空欄補充・文脈把握の問題︼︵解答番号は

46・

47︶

 空欄は︑﹁アポロ

11号の月面着陸﹂

がいかにして環境問題に対する意識の変革を促し

たかという大きな文脈が把握できているかを試す問題です︒﹁地球を外から見る﹂という箇

所に気づけば︑正答に導かれます︒﹁相対的﹂の意味の理解も重要です︒正答率は

34%

でした︒

 空欄は直後の文から﹁環境問題を考える具体的なきっかけ﹂となる﹁数値﹂とは何か

がヒントとなります︒

Referensi

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