吾妻山の湧水のホウ酸含量

逢マ

吾妻山の湧水のホウ酸含量

千 葉

      巌

茂・橋 本 悦 子

B｛｝麺。 Ac鑛 Co費te簸総量簸 t盤e S夢ダ塾墓Waters o乏 躍t．Az幾驚3

S短蓉e凱CR翌3A3藻至EtSt重き《oを至AS至難蟹OTO

 丁魏蝕｛癒。 aご量｛量co藍e賊s〔｝蚕撫e遭9s茎｝τ鐙奮w簾εrs oξM毛．Az簸盤a，F酸き瓢s錘灘a興e｛ec綴艶，

wαe c難e灘孟｛爆童yδe艶磁塗を｛1．丁盤esεva奎磧es wer登董。鞭｛墨流t細ra簸菖e盤。盤3勧85難癖｛欝0窓 1」，δe磯曲齢趨撫es鰹ces，a蕪t巽e量でave灘霧eva魏轡as2妬醗蝉302ノえ

丁鼓擁磁ca磁co鷲瞭＆t醜陥s魔銭εr量溢漉sa鞠董εs嘘量。蟹雛ve盤養鯉rte鞠erat醗 罐艦owers磁董＆te懸。倉簸。雛trat油，藤絃e畿ずr騰t嚢ec蹴sαずt髄a登1騰a磁燐むs擁ate 懸．Fr職t薮ere璽3t繍s恥むetwe雌t魏。漉撚e纏co簸鵬trat玉。糞麟癒et騰夢εr罐ダeo重 t蓋εsa聯墨es，ltwas∫0磁虚醸旗εsesβ糠響職erswere醸羅e6主面tWO墓難鈴玉簾t魏 wateでSO重出d玉織暮郷夢，t短醸醸感e油罐§0疲ac羅嚥ce溢r展醜S玉垂cr綴紐ll灘ト 玉ぎ瞬嶽臨夢εra綴re，麟瞬t盤εsec・綴。登e，t難e麗醸6e量・簸co嚢ce譲r鍵懸wasre盤独農碁一 ly low re奮盆r磁eSS O｛t盤ε1ギtg盤嚢e鞭綴r敬

 0鉦麹雛seSO蓄t養eres麟ts，ltwaSCO盤cl綴磁t盤at肋就麗16a簸6C蜘で漉懸鞭ダes鋤

麟磁瞬綴脱離撮wa絃｛ギ㈱t艶v碗櫨cso琶rce．

経 _口

 儲議難吾妻蜜の各種湧水に含まれるホウ酸の濃度の灘定を行ない，その分布と起源について若 干の考察を行なった．

 温泉承中の承ウ酸含量については，多賀谷葺，西替21，古賀31，太秦ら曇などによって総抵的 な考察が行なわれておぎ），また，裁藤㌦こよっても湧水，海舞1水など各種の天然水について承ウ       ぬ       けす

      ウゴ      づ

酸の含量，挙動1こ臠して報告がなされている．これらの報告はまた．太秦 ，湯療 によってと 年）まとめられている．しかし，吾妻山の湧水中のホウ酸含量のデータは葬當に少ないので，著者

碓購こ報告し麟ンポ，チタン㌔ついてと靴鞭の融のホウ酸の趨鰍を行なった．

以下には，それらの結果を二，三の考察とともに報奮する．

       試料および分析法

 試料とした水は，吾妻趨の東斜癒に湧塗する温泉，塗泉から得たものであって，採水の位置お        さイむ

よび年鷺嚢は醗報のものと講じである．それらの総数は鱒簸であった．採承点の概略を騒iに示

寒現住霧 神奈蠣県小綴瘡毒城撫2一越一6 現 姓 舞藤

蕗 趨 島 大 学 理 聾 鞍 告 第器号

   ／

   ／      下馨

   ノ         ろ

 ＿▲＿一一ノ

1寒 s  〆6ゆ▲＿＿ヲsボ

 ▲  o  、＼＼

  ／ ＞▲＼    葛  ノ    ＼＼＿

       毯  1         羊s  ＼

  ＼  Ow    ＼     ＼、▲

       1 ／        ン／

手

F童響・！ 簸3欝 S嚢｛》w魏露S＆欝至》難籔薯 Stat量。簸s

した．騒中の記号は表iと共選で，Tおよび琴は 信央高揚濃漿群，s，TRおよびGは講温泉醗近

の漢家．餐は微温湯溢泉，sダは謄津購水源の湧 承欝，T sは土湯温泉舞，Wは±湯綜灘近の温泉 群，」は浄土平轟透の湧水，Kは鶴地獄羅近の湧 水を示す．採水は欝72年6擁〜欝月に行なわれた．

 ホウ酸の定量は，マンニットを添撫し．水酸化 ナト篠ウム標準溶液で滴定することによ診｝行なわ れた．璽全勝イオンの簸害は蕩イオン交換樹騰力        ラムを還すことによ弓，また，二酸化炭素および 礒i化水素の誌害は酸性で通気または滅漉すること

によ身）除虫することができた．

 水温および登誕以外に髭較のために分析された 成分は，カルシウム，マグネシウム，金鉄および アルミニウムの各鶴イオン．塩髭鞠イオン，硫酸 イオン，炭酸水素イオンおよびケイ酸（姥色ケイ 酸〉などである．

Ta媛e亙

A簸3蕪縫ca茎  ｝≧es鍍峯ts

St． Tw  群騒 騰。． ℃

Ca 麓琶  A聖 囎／ご囎／」聡／」

 C至  SO4 ｝｛C（〉3 醗琶／置 ㎎／」畷／ど

SlO2

曜／∫

｝欝（）2 盤9／」

T i

T5

τ6 ご3 慧8

芝」9

匙∫g w G i T箕玉 S i

s尊 舞i 饗2 醤3

S罫欝 S虻32 Sぎ82

w玉i

379§5ラ︸ 壊垂垂婆尋逢 323§§ 董2i22

2ii333

き7春 里i2

2．6 2。6 2．§

2．6 2．7 2．？

3．7 7．導

毒．5

L85

§．5

2．6 2．7 2．8

魂．5 塁．酵

5．昏

7董  §．3

§78§7玉

988788

膿 鎚 騒 騒 玉87

8尋雌

諦蔓凄5

5§3尋28 23圭§8魯3332ラロ2 F3459§ i圭i9 董警至

323

§iaU 玉27 塁87穿董i

322222

2

§

3 38

0．き

i8r332藁

2§  i5  0

87ii垂8 98q冒876 7盤尋越路 77Q﹂

門噌7

3玉

3愚

i38

78警 77倉 77§

73（》

68魯 6倉倉

93

i8奪

2必

至雑嚢

6総

さ総 62｛｝

6欝 2鱒 2簿

5墨｛》

OGOOGO

 〔）

 2

 毒

 0 5鱒

奪自UO

i  鰭   83

i露

里欝 欝？

圭騒

慈7

i玉2

55 2i 37

主2善 玉5§

董3尋 i3｛》

圭騒

93奪

587

亙騒

85垂垂3巷

222222

﹁337i﹇ズ

ー   ウ島玉戸む§εi i 至畦ウ血§

 ii

鍾

干葉・綴本 吾妻藤の湧水の承ウ酸食量 鈴

A難a蓋t豊《二俣翌

掌論艶 茎

長e灘重重S （co蕪欝磁｝

t

O

S舞 W T℃

^騨｝董  C a  聾絃

囎／」鞠／∫

A董 囎／ど

  c董 麗／」

s｛｝4

㎎／オ 舞CO3

㎎／〜

s墨（）2 蝿／∫

｝｛8（〉2 蝿／〜

圭34i心乙玉

i

233垂垂5ε

W轡WWWWW

iつ﹂尋5  醤裟醤賢 董2233唾き673 K翼翼K民翼翼民猛藍

τs玉i

Ts22 Ts器 Ts27

宏s32 τs戯 Ts珪3 τs55

Ts総 Ts髄

22珪66嘆書 5逢尊5576 書2353§董9i39磐88 912至 i垂至 

−i 

i

326罎6尋璽倉軽尋 56685遵5789

7．毒

2．6 2．6 5．9 6．2 5．6 2．5

塵．5

3．9 3．2 尋．5

3．3 2．7 2。§

3．8

3．3 3．7 違，e

2．4 2．3

§533032330

6668777778

驚鏡鐙腿鰺5質

3毒

i2 23暮  珪

3董7書蓬iε尋§i 玉§尋7623S3S

788§58866263§ 

38尋違3i i7Sgi互Q﹂

 i玉里玉  i

723i

生 

5

尋2藁85§7§8§  3i茎i     

i

778尊墨護563i 2     

工

§7i魯OG§  戸G7    壌

 馨

 3

22尋   玉

垂珪3S7審尋22亙 i董轟塵凄i7i5巻 2i ○○○曇○○○§§○ 2ii2ウ轟一2

雀藁22

○奪

H毒 Qむ q葺

e縫η鮭繋蕊

2 ウ恥 2 り乙         茎 窪5

73倉 83垂 婆3暑 i3§

970 2鴇  87 2鎗尋  27

i8登 簿9倉 i8尋毒

6憩 7麓

2食毒

8鱒

28§

8驚

88｛》

導○毒奪§毒脅§碧暮 逢妻5i268尋2§ 3i22玉22222

3毒

 倉  暮

紛 2総  O  G 自︶§八︾毒GO§巷G昏昏○○○

む︵︾む青書§轟A︾§逢 爲翻総総駐認器算鰺§

薦

22彗 22導

i鶴

2G§

鰺 茎鶴

簿η鴛解器縫総縣鱗鎔解88慈驕

ラ轟  i    主菱         i圭

6§8馨3§3導暮暮毒董7蓬7蓬§i2ε  茎  工  王  ii2 25珪5各63 ii重工i  

墨

3i57

i 玉  i

928230543茎  茎2i2圭嵯332 垂幕§23暮2§85§6尋S尋43垂嘆8

5舞 鶴 島 大 学 理 桝 鞍 舞 第器号

       織架および考察

 分析の結果を表iに示した．

i．ホウ酸の含有量について

 全試料についてのホウ酸（｝欝（）2で示す1の含有量は3〜8騒＆／〜の範饗にあって，これらを単        ユむ

純に算術平均した鎮は2蓬．5搬縁／∫であった．この値は全醗平均の殖（｝懲3＄2暮／蓑琴 と大差ない値で        まぜゑヲまき

あるが，鎗撫＆湾以上の轟濃度の試水がなかった点は多賀谷など の繕果と異なってお琴，む

    

しろ古賀 による騨膏温泉についてのデータと徴ている．谷渡獲：屡についての頻度分姦を表璽に

示した．これによっても，鎗〜齢聡／∫の難灘に極大をもつ、煮は全麟的額向と共通しているが，

Ta急艶翼

婁re｛鉾董e擁cy ￡唾S志望嚢｝無縫《ン簸 0｛ 登｛）r量。 Ac董｛墨

 ぺ

艮e｛．＼＼   懸鐸80，／〜 暮〜婚

    ＼

^欝〜5毒 驚〜i容羅  i鱒へ・

丁熱ew難硬co囎轡緩Ja夢a擁 272懸

  丁寂藝我ya葦（i9噂2》

｝｛｛｝韮《聾｛a量《致｝＆ Ao董簸《｝で量

  蟻s盤雛離農童1（玉§55〉

鋭夢鱗S夢a

  Kむ警a謁（董弱7）

麓t．AZ駿無a

  T難lsre脚rt（獅5｝

2至

論

i2

56．？％

52

55

騰

6．4％

玉i

i3

8

9．7％

麺

2

§

叫 緯§

＼警

0蝕 麗

93 工

  縫

鱒

2暮

§      08︒義．凝

@口

o o

駕．

o ^■

・癖︒

 毒 ●

  ●         ・

    O o

O         o   o

●O     o

●

● 命

2 3 4 5 6 7  騨 き響

取．2良e董at纏s物騒鞭ε雑書。舜cAc継Co羅、罐灘

この極大値が全株の総％と葬常に大きいことが特綴的である．

2 ホウ酸濃度と瞬きとの欝係

 ホウ酸濃度と継蓬との麗係を鑓2に示した．

p猛が3〜6の試水ではホウ酸濃度は大部分が5〜

■千葉・購本：吾妻藤の湧水の本ウ酸含量 ^ず倉i

蔦蝿／どと低い範欝麺あ身），これよ善㌧賛が懸くても（鐵3（）2捻〜33囎／身，高くても（｝鰺（）2欝       ウま

〜85照／毒ホウ酸濃度は高くなる．この領海は全般的には藪材皿の指摘と一致しているが，雌＜

2でもあま量｝高濃度ではなく，また，夢蘇＞8で最高纏を示しているなど綴蔀では異なっている．

しかし，麟蓬が2以下および8以上の該料の擁が少ないので鎮定的なことは震えない．

領 25麗

＼穿

  ／    ／

○○ ﹇彗     登9     §暮     

5

2      き

蜘Oむ︐

   避○鰹  け     マ  

き／ 瞬○魅

／    鯵 ︒／ 麗○卜  ／0  4皇Z趨○繭  亀／  

む

／o／・鐙○鱈 曾聖短    春 ︵︶〜      § g  

嚢  韓    ⁝轟︾    9融   

5

。 ・ ○ ○0

9〜鯵  i§〜2奪 2駐〜3§ 鱒〜鱒 4書〜5書

叫  25書

＼愛

護2総

謄§

灘竈

鱒

昌 昌

肇馬●

○●

29   鱒    騰    麗    睡9

       τ℃

F量急壊 殺e墨a綬。簸s錘墨〉a盤。｝蓋募 Te鵬翼》｛鷺議t逓でε，

  C無給蹴墨e藍。蕪a綴β蟹lc Acl虚Co簸。擁．

       総02陽／彦

       3、ホウ酸濃度と水温および硫酸イオンとの関係

 F董奮．3 董≧eねt沁難s短茎｝a搬。簸蓼↑e驚翼｝er盆臓でe，

      すでに報善樹したよ知，輔方の融1諒

    s縫重重a乞e 至倉縫 a獲｛至 董鼓》r量￡ Ac墨｛塁 （〕の難。簸．

       温と韓潅酸イオン濃度の縫係から  （難 高濃で礒i酸イ産ン濃度の低いもの

 ⑫／ 低湿，で硫酸イオン縷縷iの高いもの  ／3／（聾，（2）の中開のもの

に分類できる、緩3はこの縫係にホウ酸濃度を臠せてプロットしたものであるが，llン酸s三やチタ

 きうン の場合とは逆に，ホウ酸は轡のグループに高濃度に含ま疑，（2）のグループでは低い．このこと は，リン酸やチタンが岩石起漂であろうと鑑定されるのに反して，ホウ酸は熱水起源であること を示しているものと解される。

逢．ホウ酸濃度と水溢および塩化魎イオン濃度との縫嶽

 本報で取扱った試水の一藻である露夫高揚温泉とその霧透の湧水については，塩化物イオン濃 度は水温と高い甕の権縫のあることがすでに難られてお妻漕，かつ，塩化物イオンは熱水起源であ ると鑑定されている．騒雀には吾妻患の全試水について水温と塩化鞠イオン濃度の縫係をプ冒ッ

トし．臠せてホウ酸濃度をも示した．この緩から，こ才紡の試水は塩｛潮イオン濃脇櫨澱と高 い正韻鷺をもつようなグループと，水温に醗係なく極めて低い塩紀物イオン濃度を示すグループ とに大騨できることがわかる（それぞれ●および○で示す〉．

 験者のグループでは，高湿で塩化物イオン濃度が高いほどホウ酸含量も大であることが罎らか である．（騒5）．この傾向の醗瞭な試水は，いずれも吾妻山の率駿（海技高度驚§〜8鱒灘／に湧鐵

52

麗轟大学運税鞍簿第2蓉号

島U   蓼   §§    書    §

斡＼ゆ笹 偶O農3工

鰺

2騒

§

     ●^ウ      O

   ●     ●●

    ●

む       か

   ％礁毒   ●    轟●   ・   事

． ・

●

●

灘   瞭§  隠妻  2総   2講

        Cザ 鴨／君 F麹5嚢ε歪盆醜s蜘もetwee麹琶磁cAc継

  a懸垂。鍵｛薙盛ε海難。《搬。鷺、

する温泉（信夫高湯濤義泉，微蓬凝蕩温泉．土湯轟，泉 など／であって．｝欝（）2／C基盤G．董〜○．5程度の        5，玉船 値を示す．この比の纏は賎報の鐘雛．碗〜馨．i

に匙べて大きいが，それは主として塩化勤イオン 濃痩がこれらの文黙値に競べて小さいことによる ものである．

 ホウ酸力｛塩化鞠イオンと高い正の穏欝を示すこ        ヨキきサエきゆモお とは，すでに多くの著者によって述べられていて，

ホウ酸は塩化物イオンを含む熱水に律なわれてい るものと雄i定されている．また，このような熱水         むの起源として西替 は

 亙．化石海水によるもの  翼．火戦牲発散鞠によるもの

に大興している．吾妻霞の各湧水についても，山 腹に湧鐵するものでは，ホウ酸濃度が水温や塩化 犠緒オン濃護と農婦な歪穰縫があることから，承ウ酸は塩牝犠｝イオンを含む熱水に伴なわれてお暑），

その起源は跳出性発散鞠にあるとみてよいであろう．

 緩峨および騒5におけるもう一方のグループは磁302／C童業5〜鐙と異常に大きいが，こ霞は 堰乾麺イオン濃凌がi〜5鍍§／徒極蟻1に低いことによるものである．このグループに属する湧水 は，いずれも吾妻患の高い部分（由覆や尾根の透くで，海抜i2§○〜玉70癖醗〉に湧織しているもの

（土湯綜醗透の温泉群，浄土平綴込の湧水．懸地獄灘透の湧水など〉である．このグループは承 温の葛紙1こかかわらず塩建1勃イオン濃度が著しく低いのが特｛籔的である．ホウ酸の濃度も全｛本的 にみると温度とあま診｝麗係なく欝鰐／∫前後の低い纏を示している．しかし．懸地獄の湧水にはホ ウ酸濃度が携舞鶴に高いもの（たとえばK5では薦聡／舞がみられる．これらの湧水はいずれも 低濫（欝℃繭後／で酸健が強く（擁稔、3〜尋．瞬，

硫化水素を含み，総イオン濃度も高いという共通 点をもっている．これらの特種醤身は率ウ酸の起 源について簿の指示も与えるものではないが，こ のような高い髄BO2／C重髭の水があるというこ とは窄舞ちかの形で塩｛ヒ物イオンと行動を共1こし ないホウ酸の存蓬を示しているのではないかと考 えられる．

 こ農らみ高い選藍域の湧承1こ塩化物イオンおよび ホウ酸の含量が少ないことは，承の大部分が天承 に趨源をもつ比較的浅い地下水であ1｝，高濃の温 泉の熱線地下深所から水蒸気に俸なって供給され ているものとすれば説明できると、想われる．この 地域には噴気麗が多く，この水蒸気が凝縮して，

または地下承と混合して温泉になっているもの．

あるいは，人工的に地表水を離合して温泉を誓…っ ているものが多く晃ら震る．水蒸気の形の水には ホウ酸や多くの塩類が伴なわれていることはない であろう．しかし，この水蒸気には硫化水素など のような揮発性成分は共存しているので，ある条

Ta疑e羅

C襲e綴cal Co盤鈴s謎給費倉重3慧航        き S夢激薯WatαG董醸護s訟猛y蝋Az麟al

Tw

欝欝 鷲＋

きぐ

翼ざ C＆2＋

鱗琶！＋

罫e野 A13申

越簸空手

C歓

so毒2一

臨SlO、

暮．§総籔♂

3．8総

護．7§駐

2．6鴨 3．2臆

豊玉．§灘

鰻．蟹奪 馨．8総 7§．豊春昏

巷．《購 騒．騒騒

千葉・橋本：吾妻毒の湧承のホウ酸含量 ^ド33

件のもとではイオウを主成分とする渡殿犠｝を生じた奮），温泉承に酸性を与えて礎獲の岩石からそ の成分の溶鐡をおこす原轡となることもあろう．

 このことは，吾妻火蜜の活翻の活発な時難には高濃で強酸性の水が湧鐵 したことがある事実 によっても裏隷ナられよう．表羅こ示したよ舅こ，この擁こは非常に高濃度の塩乾勃イオンを含ん でいるのであって，高所であるため1こ常に塩化勃イオン濃度の小さい水だけが湧懲するというこ

とではないのである．現時点においては，中腹1こ縫覆する湧水には熱水は液誌の形で僕給されて いて，これが多量の地下水と漉合し，堅巻との授癒も含む複雑な反藤をおこしながら湧縷するの であろう．したがって，これらの湧水ではホウ酸濃度と塩免魎イオン濃度は髭鰹することになる。

一方，露獲逝くの湧水には講述のように熱水は承蒸気の形で僕絵されるので，恵ウ酸や塩施物イ オン濃度は低く，かつ，濃度との絹鷺健は低くなるのであろう．

詰 論

 吾妻出東斜面に湧鐡する各種の温泉・冷泉などの水率に溶存するホウ酸の分析を行ない，その

濃度は3〜8職湾，平均鍛．5璽潅であることがわかった．水温，瞬，塩紀勃イオン，硫酸イオ

ンなどとの楊纏縫係から，これらの湧水は患預透！くのホウ酸と塩｛ヒ魎イオンが水難と無麗孫に懸 い棄直を撰す璽と， 中腹の水才量と正機関を示す整と1こ分業嚢でき， また， ホウ酸は塩イヒ讐勢イ秀ンとと もに地下深濠よ嚢）の熱水によって礁給されているものと推建された．

 終｝）1こ，本講究を行なうにあた暑）終始有益な御指導，簿勤言を購わった離島大学教育学部小露 靉靆教授に辱く無礼摩し上げます．

交 戦

i）多賀谷，運醗21 2／藪樗，

3〉古賀．

萄太秦，

5）裁藤，

    iδ5｝  至8i，  玉88 （亜9達2｝

霞牝藩  58尋（エ§551 雛乾マ8 i72i（i％71

寿餐鐸遥亨 講嚢罷申 E至｛と＄§  85感 （董§5｛｝）

藝｛と73   圭（｝8業  i i（） （玉§52）

 鍵越to，β｛蓬獲 c難e盤 s㏄」虚夢我簸，2§ 532 （至嘱〉

§／翫蹴asa， C疑齪aH簸vestl墓at釜磯曲ず賑S麟賞郎盤舞欝｝ ，登．83（i鰯）Ts癒繋S嫌餓 7）湯療，瀬野， 戚濃泉学ツ夢．嘆鈴（董鰯5）地入婁舘

8）干葉，鍵々木，鰹総大学理税報密23 27韓9731 9）千葉，橿鶏大学遅科鞍蛋2鷹 5§（欝7逢）

欝武藤，

玉里／審韓，

玉2）小縷，

童3／一太秦，

玉垂）嚢替，

玉51麿井．

i6｝野簾，

圭7）野饗，

至8！岩縫．

婆免？2 976（董鱒碧

告地球姥堂概説4警．53（董953）大鬢水鷹欝 子葉，醸濫大学礫．秘報欝欝 53（讐驚1

麗須，瀬羅．瞬ヒ鐡 8鐙，826，8鋳，§92（獅鱗，額 難紀72 韓（欝5i）

永沢，諺化総  鷲§（玉襲8！，鴻 逢3，

中綿， 騒化鱗  童27！重9簿1 癖澱， 欝免88  歪｛381i弱71

鼎《臨｛ヒ学年群．87｛欝7射講談縫

壌○茎（玉§磁／

i55，  玉ξ｝7，  2玉6，  2至8 （茎9護魯1