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実践家のためのソーシャルワーク・リサーチとは

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Academic year: 2023

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第1 8 回社会福祉実践家のための臨床理論・技術研修会

実践家のためのソーシャルワーク・リサーチとは

~ソーシャルワーク実践の科学化に向けて~

明 治 学 院 大 学 社 会 学 部 付 属 研 究 所 主 催

第18回社会福祉実践家のための臨床理論・技術研修会を下記の通り、開催 いたします。本テーマに関心をお持ちの社会福祉実践に携わる皆様、奮ってご 参加くださいますよう、ご案内いたします。

1)開催日時 2004年11月20日(土)

①基調講演 10:00~11:30

②ワークショップ 13:00~16:20 ③全体総括 16:30~17:00

2)会場 明治学院大学 白金キャンパス

基調講演・ワークショップ等の各会場は、当日ご案内いたします。

3)対象と定員

原則として、現在、社会福祉の諸領域にて実践活動を行っている方

各ワークショップの定員は30名です。先着順にて受付します。

4)参加費

3,000円

申し込み受付後、振り込み用紙を送付しますので、事前にお振り込みください。

参加費振り込み後の返金には応じられませんのでご了承ください。

5)内容

総合テーマ「実践家のためのソーシャルワーク・リサーチとは

~ソーシャルワーク実践の科学化に向けて~」

基調講演とワークショップ (詳細は後述の通りです)

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6)申込方法

申込用紙に所定事項を記入の上(参加希望のワークショップを必ず選んでください)、

郵送・ファクスにて当研究所へお送りください(Eメールでの申込も可。所定事項を もれなく記入してください)。折り返し、振り込み用紙をお送りします。参加費入金 確認後、受講票をお送りします。定員になり次第締め切らせていただきます。振り込 みの控えが領収証となります。改めての領収証の発行はできませんので、ご了承くだ さい。

7)研修プログラム

●●基調講演●●

科学的ソーシャルワーク実践とは何か

ソーシャルワーク・リサーチ(調査・研究法)の応用-

講師:東京福祉大学 教授 平山 尚

ソーシャルワークにおける「リサーチ(調査研究)」の重要性は、これまで実践の長い 歴史のなかでたえず指摘されてきました。また「社会福祉調査」は、社会福祉援助技術の ひとつとして、社会福祉士養成教育の必修科目のひとつに位置付けられています。

しかし一方で、これまでの実践の場では、ともすると専門職の経験やそれにもとづいた 技(わざ)が強調され、一定のリサーチにもとづいて実践すること、また自らの実践を評 価し、まとめるという観点が脆弱であったことは否めません。

しかし、近年、社会福祉の現場では、ソーシャルワーカーには、自分たちの実践の結果 について、利用者や他の専門職に対して、具体的に提示していくことが求められてきてい ます。また、地域福祉実践の領域を中心にして、地域のニーズをリサーチによってあきら かにし、それにもとづいた計画を立案し、推進していく担い手として、ソーシャルワーカ ーの役割が強調されています。

ソーシャルワーカーが、実践の場で「リサーチ」を行い、その結果にもとづいて自らの 実践を組み立てることや、自らの実践について他者に伝わるようにまとめること、また個 々の実践体験を共有し、新たな実践理論を生み出すといったことが、これからは一層求め られていくのではないでしょうか。

今回の研修会では、このような問題意識のもとに、「実践家のためのソーシャルワーク

・リサーチとは-ソーシャルワーク実践の科学化に向けて」というテーマを設定しました。

ソーシャルワーカーにとっての「リサーチ」の必要性について、またその具体的なすすめ 方について、講演、ワークショップを通じて、参加者のみなさんとともに考え、学んでい くことを目的としています。

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●ワークショップA●

ソーシャルワーク・リサーチの方法

-ニーズ把握の量的技法を中心にして-

講師:東京都老人総合研究所 深谷 太郎 コーディネーター:明治学院大学 和気 康太

ソ-シャルワ-ク実践は、利用者のニ-ズ(必要)を把握するところから始まりますが、

その技法には、大別して量的な技法と質的な技法の2つがあります。ここでいう量的な技 法とは、統計調査法によって利用者の集合的なニ-ズ(collective needs)を量的に把握す る技法のことであり、質的な技法とは、事例調査法によって利用者の個別のニ-ズ

(individual needs)を把握する技法のことです。これまでのソ-シャルワ-ク実践では、

直接援助の方法が中心的な役割を果たしてきたため、質的な技法が中心であったといえま す。しかしながら、ソ-シャルワ-ク実践の多様化に伴って、間接援助の方法(コミュニ ティワ-クなど)で、質問紙調査法などを活用した量的な技法があらためて重要になって きています。そこで、このワ-クショップでは、そうしたニ-ズ把握の量的な技法につい て、さまざまな現地調査で得られたデ-タを実際に用いながら、参加者がパソコンの統計 解析ソフト(SPSS)を使って分析を行い、それをもとに全員で議論を深めていくことにし ます。

注)このワ-クショップでは、統計解析ソフト(SPSS)の使い方についても、初歩から学ぶことができますので、日常 業務でパソコンを使用している方(例えば、ワ-ドなどで文章を書ける方)ならば十分に参加できます。

●ワークショップB●

質的調査法の基礎を学ぼう

- グラウンデッドセオリーを中心に-

講師:甲南女子大学 三毛美予子 コーディネーター:明治学院大学 大瀧 敦子

ソーシャルワークの実践現場で問題意識を持てば持つほど、「この現実を何かの形にし て訴えたいことがある!!」と思ったことはありませんか。でもそれは、アンケート調査 などの数字では表せ切れないようにも思える、そんな方たちにもう一つの調査方法として の質的調査の基礎をじっくり学んでいただきたいと思います。

今回はご自身の医療現場実習体験から堅実にインタビュー調査を重ね、退院援助の実践 モデル形成を試みた研究で、日本社会福祉実践理論学会奨励賞を受けられた三毛先生をお 招きしました。質的データの収集方法から分析方法、論文へのまとめ方にいたる一連の流 れを学び、特に分析方法の部分では、近年看護や福祉といった対人援助領域での研究手法 として注目されているグラウンデッドセオリーを中心に理解を深めていきます。実践の場 から研究を深めて行きたいと考えている方のご参加をお待ちしています。

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●ワークショップC●

ソーシャルワークの計画化

- 地域福祉計画の実践-

講師:金沢市福祉保健部 二宮 勝 講師:中野区社会福祉協議会 木内 浩 コーディネーター:明治学院大学 河合 克義

地域福祉計画はもともと社会福祉協議会の計画でした。1990年の福祉関連8法の改正に より、「老人保健福祉計画」の策定が地方自治体に義務づけられて、新たに行政計画とし ての福祉計画が生まれました。それ以降、行政計画と民間計画を区別するため、社協の計 画は「地域福祉活動計画」と呼ばれるようになっています。

2000年に社会福祉法が施行されて、同法に行政による「地域福祉計画」策定が位置づけ られました。いま地方自治体ではこの計画をすでに策定したところもありますが、これか らのところが大半です。また社協の計画も改定を重ね、地域によって特色ある計画が見ら れます。本ワークショップでは、行政と社協の2つの報告を受けて、住民のための計画の あり方、地域福祉領域の専門家の役割を考えたいと思います。

■主催・詳細及び申込先:

明治学院大学社会学部付属研究所

〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37

TEL03-5421-5204・5205 FAX03-5421-5205 E メール issw@soc.meijigakuin.ac.jp

Referensi

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