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平成27年度 事業報告書

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- 1 -

平成27年度 事業報告書

(2)

- 1 -

Ⅰ 学園の概況及び組織に関する事項

1.法人の名称

学校法人 文京学園 2.事業所の所在地

東京都文京区向丘1丁目19番1号

3.認可年月日

昭和26年3月7日 4.沿革及び学園の組織 (1)学園の沿革

年 月 沿 革 大正13年 4月

昭和 2年 2月 昭和 6年 12月

昭和 10年 9月 昭和 22年 2月 昭和 22年 4月 昭和 22年 6月 昭和 23年 3月 昭和 26年 3月 昭和 29年 4月 昭和 34年 4月 昭和 39年 4月 昭和 41年 4月 平成 3年 4月 平成 9年 3月

平成 9年 4月 平成 11年 4月 平成 13年 4月 平成 14年 4月

平成 15年 4月 平成 17年 4月 平成 18年 4月 平成 22年 4月 平成 26年 4月

島田依史子、島田裁縫伝習所を開く。

東京府知事認可を受け、本郷家政女学校と組織名称を変更。

甲種実業学校(高等女学校と同じく専門学校入学資格をもつ)として十佳女子高等 職業学校設置認可を文部大臣より受ける。

本郷家政女学校を本郷商業家政女学校と校名変更、商科を増設する。

本郷商業家政女学校を文京女学院と組織名称を変更。

新学制により、文京学園中学部を開設。

文部省より財団法人文京学園設置認可を受け、島田依史子理事長となる。

文京学園女子高等学校(普通科・家庭科・商業科)の設立認可を受ける。

財団法人文京学園を学校法人文京学園に改める。

文京学園付属幼稚園開園。

文京女学院医学技術者養成選科開校。

文京女子短期大学開学。

文京短大付属第一幼稚園開園。

文京女子大学経営学部経営学科開学。

文京短大付属文京幼稚園及び文京短大付属第一幼稚園は名称変更し、文京女子大学 文京幼稚園及び文京女子大学ふじみ野幼稚園となる。

文京女子大学人間学部人間学科及び大学院経営学研究科を開設。

文京女子大学大学院人間学研究科を開設。

文京女子大学外国語学部英語コミュニケーション学科を開設。

文京女子大学の名称を文京学院大学と変更し、同時に併設短期大学・高等学校・中 学校・専門学校・幼稚園二園の名称をそれぞれ文京学院短期大学、文京学院大学女 子高等学校、文京学院大学女子中学校、文京学院大学医学技術専門学校、文京学院 大学文京幼稚園、文京学院大学ふじみ野幼稚園に変更する。

文京学院大学人間学部共生社会学科・保育学科・人間福祉学科・心理学科を開設。

文京学院大学大学院外国語学研究科を開設。

文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科・作業療法学科・臨床検査学科を開設。

文京学院大学大学院保健医療科学研究科を開設。

文京学院大学保健医療技術学部看護学科を開設。

(3)

- 2 -

(2)学園の組織

(4)

- 3 -

(3)役員および評議員の概要

(1) 役 員 平成28年3月31日現在 役職 職名・担当職務 氏 名 現 職

理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 監事 監事

理事長 大学担当 大学教学担当 大学教学GCI担当 法人事務局担当 大学担当

中学校高等学校担当 ふじみ野キャンパス 大学事務局担当 本郷キャンパス大学 事務局担当

(外部)

島 田 昌 和 工 藤 秀 機 櫻 山 義 夫 本 名 信 行 竹 内 秀 和 佐 藤 芳 孝 森 村 幸 夫 森 岡 俊 也 伊 東 晋 清 水 秀 樹 煙 山 力

文京学院大学教授

文京学院大学学長・文京学院大学教授 文京学院大学副学長・文京学院大学教授 文京学院大学客員教授

学校法人文京学園法人事務局長 文京学院大学統括ディレクター

文京学院大学女子中学校高等学校統括校長 文京学院大学女子高等学校校長

文京学院大学ふじみ野キャンパスディレクター 文京学院大学本郷キャンパスディレクター 伊東晋編集事務所主宰

特定非営利活動法人教職員学校理事長

(2) 評議員 平成28年3月31日現在 評議員 19名

(4)設置する学校の名称及び所在地

名 称 所 在 地 文京学院大学

大 学 院 経営学研究科 人間学研究科 外国語学研究科 保健医療科学研究科 経 営 学 部 経営学科

人 間 学 部 コミュニケーション社会学科 人 間 学 部 児童発達学科

人 間 学 部 人間福祉学科 人 間 学 部 心理学科

外国語学部 英語コミュニケーション学科 保健医療技術学部 理学療法学科

作業療法学科 臨床検査学科

(同学科2~4年次)

看護学科

(同学科2~4年次)

文京学院大学女子高等学校 文京学院大学女子中学校 文京学院大学文京幼稚園 文京学院大学ふじみ野幼稚園

〒113-8668 東京都文京区向丘1丁目19番1号

〒113-8668 東京都文京区向丘1丁目19番1号

〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保1196

〒113-8668 東京都文京区向丘1丁目19番1号

〒113-8668 東京都文京区向丘1丁目19番1号

〒113-8668 東京都文京区向丘1丁目19番1号

〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保1196

〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保1196

〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保1196

〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保1196

〒113-8668 東京都文京区向丘1丁目19番1号

〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保1196

〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保1196

〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保1196

〒113-8668 東京都文京区向丘1丁目19番1号

〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保1196

〒113-8668 東京都文京区向丘1丁目19番1号

〒113-8667 東京都文京区本駒込6丁目18番3号

〒113-8667 東京都文京区本駒込6丁目18番3号

〒113-0023 東京都文京区向丘2丁目4番1号

〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保1196

(5)

- 4 -

(5)設置する学校・学部・学科等の入学定員及び学生数の状況

平成27年 5 月 1 日現在

名 称 入 学 定 員 (a)

収 容 定 員

学生生徒 現 員 数

入 学 応募者数

(b) 平成27年度

入学者数

応募 倍率 (b)/(a) 文京学院大学

大 学 院 経営学研究科 大 学 院 人間学研究科 大 学 院 外国語学研究科 大 学 院 保健医療科学研究科 経 営 学 部 経営学科

人 間 学 部 コミュニケーション社会学科 児童発達学科

人間福祉学科 心理学科

外国語学部 英語コミュニケーション学科 保健医療技術学部 理学療法学科 作業療法学科 臨床検査学科 看護学科

名 30 30 10 20 235 60 130 110 100 240 80 40 80 100

名 60 60 20 40 920 240 520 440 385 920 320 160 320 200

名 50 25 7 41 1,038 188 533 382 393 1,020 345 173 358 209

名 23 9 3 18 274 30 129 91 89 273 89 50 87 106

名 43 31 5 19 771 127 466 295 360 1,049 554 206 610 677

倍 1.43 1.03 0.50 0.95 3.28 2.12 3.58 2.68 3.60 4.37 6.93 5.15 7.63 6.77 大 学 計 1,265 4,605 4,762 1,271 5,213 4.12 文京学院大学女子高等学校 325 975 869 252 349 1.07 文京学院大学女子中学校 150 450 315 83 411 2.74 文京学院大学文京幼稚園 60 180 187 64 143 2.38 文京学院大学ふじみ野幼稚園 100 360 312 99 118 1.18 合 計 1,900 6,570 6,445 1,769 6,234 3.28

(6)

- 5 -

(6)設置する学校・学部・学科等の教職員数の状況

(1) 大学教員 [専任基準](平成27年5月1日)

学部等 教授 准教授 助教 助手

専任教員 合 計

(前年比)

有期契約 教 員 文京学院大学 経営学部 16

4 2 ― 22(+1) ( 4)

人間学部 28 18 7 3 56(▲2) (20)

外国語学部 16 8 5 ― 29(+2) (12)

保健医療技術学部 24 14 21 17 76(+7) (54)

経営学研究科 4 ― ― ― 4(+1) ( 4)

人間学研究科 1 ( 人 間 学 部 と 兼 担 ) 1( 0) ( 1)

外国語学研究科 (外国語学部と兼担)

保健医療科学研究科 (保健医療技術学部と兼担)

合 計 89 44 35 20 188(+9) (95)

(2) 高等学校・中学校等、幼稚園教員 [専任基準](平成27年5月1日) 設置校名 専任教諭 合 計

(前年比)

有期契約 教員 文京学院大学女子高等学校 47 47 (▲4) ( 8)

文京学院大学女子中学校 24 24 (+4) ( 4)

文京学院大学文京幼稚園 12 12 (▲1) ( 2)

文京学院大学ふじみ野幼稚園 21 21 (+1) (10)

合 計 104 104 ( 0) (24)

(3) 職員 [専任基準](27年5月1日)

設置校等 専任 常勤嘱託等 合 計

(前年比)

有期契約 職員 文京学院大学 117 4 121 (+1) (40)

文京学院大学女子高等学校 11 ― 11 (▲1) ( 2)

文京学院大学女子中学校 ( 高等学校と兼任 )

文京学院大学文京幼稚園 1 ― 1 ( 0) ( 0)

文京学院大学ふじみ野幼稚園 1 ― 1 ( 0) ( 0)

学校法人文京学園 24 1 25 (▲2) ( 4)

合 計 154 5 159(▲2) (46)

(7)

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Ⅱ 学園事業の概要に関する事項

1.平成27年度の概況

平成27年度は、国内外の社会情勢はあらゆる面で変化の激しい年となりました。国際情勢では、

グローバル化が進展する中で「イスラム国」(IS)をめぐる内戦やテロの恐怖が広がりを見せま した。対外的には、9月に安全保障関連法が成立、10月にTPPに大筋合意するなど政治経済面 で大きな動きがありました。一方、国内では、9月には東日本豪雨による鬼怒川決壊で大きな被害 が出ました。こうした中、9月にはラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本は南 アフリカに歴史的勝利を飾り、10月にはノーベル物理学賞に大村智氏、ノーベル医学・生理学賞 に梶田隆章氏の受賞が決定するなど、嬉しい出来事もありました。ただ我が国は、平成23年に発 生した「東日本大震災からの復興」という大きな命題を背負いつつ、大きな時代の変化に直面して いるような感さえ窺えます。

以下、平成27年度の学園事業の概要をご報告いたします。

平成27年4月1日より、島田昌和副理事長が、学校法人文京学園第4代理事長に、また大学で は工藤秀機先生が学長に就任され、新たな体制で学園運営がスタートしました。

島田理事長は、建学の精神や校訓に基づき、その精神の目指すところを現代社会の中でいかに実 現できるかを念頭に置いて学園運営に努めるとともに、中高・大学教育において本学独自の視点 と信念を持ち、文京GCI、「新・文明の旅」プログラム、SSHやSGHなどを通じ、欧州 や東南アジアの高校や大学との交流を推進しました。

(1)建学の精神は、「自立と共生」

これは本学院の創立者 島田依史子(1902~1983年)が22歳でしかも独力で女性の 自立を助けたいとの一心で始めた時から一貫した方針であり、自立をする人には人を思いや る心が大切と、創立者は校訓「誠実・勤勉・仁愛」を掲げて、一人ひとりを大事にする教育 を実践して参りました。

平成26年度理事会において示された、学園創立100周年を見据えた方向性を受けて、

法人事務局・各キャンパス教職員が一体となって様々な具体的な取組みに果敢な挑戦を行い、

大きな実績を残すことができました。

主な取り組みとして、次の事項が挙げられます。

(8)

- 7 -

< 文 京 学 院 大 学 中 期 運 営 計 画 ~ 見 直 し 後 >

H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度

4 3月 4 3月 4 3月 4 3月 4月 3

<法人>・1月 本郷キャンパス東本館が「第15回文の京 都市景観賞」で景観創造賞を受賞

・2月 本郷キャンパス東本館が「第18回グッド・ペインティング・カラー」で最優秀賞を 受賞

<大学>・5月 25年続く伝統行事「30km ウォーキング」に141名が参加

・6月 精神障害者が外出するきっかけつくりを支援する「ココロノート」を作成

・6月 埼玉県中山間「ふるさと支援隊」に文京学院大学として初めて採択

・6月 文京区と「文京ミ・ラ・イ対話」を共催

・6月 保育実践研究センターが公開研究会「子どもの最善の利益 -子どもの声の代弁者 として-」を開催

・6月 山下泰子名誉教授が「男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰」を受賞

・6月 シニア対象「60歳からのオープンキャンパス」を初開催

~ 「健康相談」や「歴史講義」など、対象をシニア層に特化~

・7月 先輩が1年生に大学生活で気づいた自らの“てっぺん”や“スイッチ・オン”を発表

・8月 あそび×まなび=無限大 「まなびとあそびのキャンパス」を開催

・8月 学習アドバイザーとして「ふじみ野寺子屋」に学生が参加

・8月 8・9日 学生のためのアートイベント「學展」に学生8名が出展

・9月 大学院生が日本電気泳動学会総会で優秀ポスター賞受賞

・9月 本学学生が制作協力・配給した映画「瞬間少女」が国内映画祭でグランプリを受賞

~9月27日、米国の映画祭「LA EigaFest 2015」で上映

・10月 中山智晴人間学部教授がふじみ野市から功労賞受賞

・10月 経営学部の髙橋円香助教が会計理論学会で奨励賞を受賞

・10月 「第7回地域活動発表会 福島」に本学学生が参加

・10月 CLECが「子ども英語教室」オープンハウスを開催

第 1 回

「新・文明の旅」

(H24.2~3) 派遣国:トルコ・ブ ルガリア・ルーマ ニア

新学科設置

準備委員会発足 看護学科スタート H26.4~

文京GCI 準備委員会発足

H24.1 H24.7

H24.8 H26.1

H26.1 H26.6 東キャンパス新棟第 1 期工事

(工費約 5 億 3 千万円)

西キャンパス S館解体・新築工事

(工費約 25 億円)

東キャンパス新棟第 2 期工事

(工費約1億 5 千万円)

(短大募集停止)

H25.4~

耐震基準に 基づいた S館の建替計画

建築費総額 約 31.8 億円

H26.4 H26.8

文京 GCI スタート H25.4~

(短期大学入学定員実質振替施策)

『国際寮』整備計 第2回

「新・文明の旅」

(H27.3)

派遣国:ポーランド・

リトアニア・ラトビア 学生・教員・職員

三位一体による 全学的 グローバル

教育推進

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- 8 -

・10月 政府が推進する「1億総活躍社会」の実現に向けた「1億総活躍国民会議」

本学人間学部・松爲信雄教授が民間有識者として参画

・12月 日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2015」に出展

・2月 福島県郡山市市民活動推進顕彰事業「まちづくりハーモニー賞」を人間学部の 中山ゼミが“福島県外の団体”で初受賞

・3月 “増える訪日外国人” と “高まる地震リスク”に備え、大学が行う防災の取り組 みとして外国人向けの「地震 防災マニュアル」を制作 - 地震発生から5分

の「初動」に特化し、大学の知見である「インフォグラフィック」を活用 -

・3月 伝統工芸文化の遺伝子をつなぐ産学連携の取り組みとして本学が岩槻人形協同組 合と協定締結~取り組み第一弾は“フクロウ型の眼鏡置き”を開発&商品化

・3月 市民団体と学生による東日本大震災復興支援イベント開催

・3月 日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2016」へ出展

~学生が1年かけて取り組んできた産学連携事例を発表

<中学高校>

○中学高校改革プロジェクト 平成27年度より3コース制度の実施 中学校 : Global Studies Advanced Science Sports Science 高等学校 : 国際教養 理数キャリア スポーツ科学

※中学1・2年 高校1年の3学年で運用(年次進行)

○「SSH(Super Science High School)」関連の主な活動

・プリンセスチュラポーン高校(タイ)との国際科学交流、サイエンスフェア

4月にタイから10名の生徒が来校、12月には TJ-SSF2015 として12名の生徒を派 遣。

プリンセスチュラポーン全12校に日本の SSH 校25校など、600名以上が参加。

・エッグドロップコンテスト(学際科学・SS 数理演習の授業の一環)

6月20日、文京学院大学本郷キャンパスにて、SSH 校など5校200名による大会を 実施。

・さくらサイエンスハイスクールプログラムでノーベル賞科学者を招聘

8月20日、中国とベトナムから約80名の高校生が来校し、2008 年ノーベル物理学 賞を受賞した小林誠先生による特別講演、アジアの高校生と本校生徒の混成グループ によるエッグドロップコンテストを実施。

・研究成果報告会

集まれ!理系女子 第7回女子生徒による研究発表交流会(10/31東京大会:慶應 義塾大学、ノートルダム清心学園主催、本校は実施協力校)、SSH・SGH 研究成果報告 会(12/12:文京学院大学女子中学校高等学校)、第11回関東近県 SSH 校合同発 表会(3/21:文京学院大学:17校、1,000名の参加)、つくばサイエンスエ ッジ 2016(3/25・26:つくば国際会議場)などの機会に日頃の研究成果を発表。

人類働体学会地方会(12/20:横浜)では「外反母趾」研究班が優秀発表賞を受賞。

・「親子で体験!SS ラボ」小学生の親子を対象に理科実験教室を実施(全8回)。

○「SGH((Super Global High School)アソシエイト関連の主な活動

・学校設定科目「Super Global English」

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- 9 - 中学1~3年での週1時間)の「多読」「多書」活動

高校1年(1単位)では英語特別講座「国際塾」のプログラムから任意の1講座を選択履修

・語学研修プログラム

中学3年(Maple BEST) カナダ西部のヴィクトリアでの11日間にわたるホームステイ 高校1・2年(UK BEST) 英国ウェールズ州バンガーでの15日間にわたるホームステイ 高校1・2年 EIC(English Intensive Camp)

米国ミネソタ州のセントベネディクト大学を本拠地に、学寮での生活・学内での英 語特別講座を約3週間にわたり実施。

・学校設定科目「探究の技法Ⅰ~Ⅲ」(中学1~3年)・「探究の技法Ⅳ・根源の探究」(高校1年)

従来、学活・LHR や総合的な学習の時間で展開してきた、世界各地の人々の暮らしや障害 を持った人との交流など、多様性を知るためのプログラムを継承する。また、学年に応じ たテーマの課題解決型・探究型学習活動も順次導入し、いずれも9月の学園祭でポスタ ー・口頭発表を実施した。

中学1年

「ようこそ東京」をテーマに東京各地の魅力を再発見するグループ研究を行い、学園祭で 日本語および英語で発表を行った。

中学2年

「アジア・アフリカを知る」をテーマにエリアスタディを行う。先進国である日本での生 活とは大きく異なる発展途上国の、生徒たちと同年代の子どもたちの生活を知ることに よって、世界の多様性を理解するきっかけとした。

中学3年

10月の鎌倉校外学習への事前指導として、国語・社会(地理・歴史)・英語の各教科・分野 の学習内容と関連づけたテーマ学習を進めた。

高校1年

「根源」「共生」「境界」をキーワードに、各クラス担任の指導・助言のもと課題研究を行っ ている。6月にはクラス内で、9月には学園祭で中間発表を行った。

・日本の歴史・地理を体験的に学ぶ「空間力」プロジェクトの推進

校外学習・研修旅行(中学・高校国内コース)の企画・立案を行う。生徒自身が日本各地を 実際に訪ねて体感することによって、通常の社会科・地歴科・公民科の学習を「机上の学 問」のみにとどまらせず、日本の歴史・地理や現代の日本を多角的・多面的にとらえる機 会を設けている。また、「平和」「環境」など普遍的なテーマを冠することにより、未来の日 本・世界がどうあるべきかを考えるきっかけを提示する。

○「スポ学センター」関連の主な活動

・コースの探究活動のプログラムの実施

中学1年「スポーツ・サイエンスの扉」でのファンデーションプログラム 中学2年「スポーツ・サイエンスラボⅠ」でのグループ研究

高校1年「スポーツ・サイエンスラボⅡ」でグループ研究

「研究報告会(ポスターセッション)」実施 (3/16) BALスタジオ ・「スポ学講座」「スポ学特別講座」の実施

「スポ学講座」スポーツ科学コースを対象とした課外講座で、「人間とスポーツ」をテー

(11)

- 10 -

マに大学等の専門家を招き、高1対象に高校レベルを超えた学びを展開。

「身体のしくみ① ~女性と骨盤~」(7/15)

文京学院大学 理学療法学科 布施陽子先生

「身体のしくみ② ~腰部の機能を理解し腰痛対策に役立てよう~」(9/5) 文京学院大学 理学療法学科 中俣修先生

「身体のしくみ③ ~膝について考えスポーツ障害を予防しよう~」

文京学院大学 理学療法学科 大川孝浩先生(10/26) 「スポーツ① 生体心理学 ~競争中の心拍数を測ってみよう~」

文京学院大学人間学部心理学科 長野祐一郎先生(10/28)

「スポーツ② テーピングの理論と実技」(12/17)

了徳寺大学整復医療・トレーナー学科 野村遼平先生

「こころの調べ方 ~学校生活とスポーツ経験に関する調査~」(10/28) 東京福祉大学 心理学科 新井洋輔先生

「栄養学 ~スポーツと食事~」 (7/16) 家庭科 吉原・穐山・橋本

「スポ学特別講座」全ての部活動の生徒、スポーツに興味のあるある生徒対象に実施 (7/11)

「正しく身体を動かす方法とそのしくみ」 体育科 西山一

「熱中症の予防と対応」 保健室 八東・源田

・「スポーツ・ラボ室」の設置

探究活動の実験サポートや部活動生徒のさまざまな数値計測を実施できる設備を順次整 えていく。ラボ室のテーマは「人間を数値化する」

身長計・体重計・握力計・肺活量計・背筋力計・動体視力計・エアロバイク・トレッドミ ル・iPad(3~5台)・心拍数測定器(4~5台)

・東京都「YOKOSO」プロジェクト (11/4)

元体操競技オリンピック選手の大島杏子氏が来校し、夢、希望、感動との出会いや自己実 現に向けての努力、困難に立ち向かう意欲などをテーマとした特別講演(中学校全学年・

高校1年スポーツ科学コース)、実技指導(中学2年)、交流(中学2年スポーツサイエ ンスコース)を実施。

・「スポーツデー」の実施 (12/16) 高田馬場シチズンプラザ

高校1年を対象に普段は体験することのないアイススケートとボウリング競技を実施

○主なスポーツ、芸術活動 ・高校バレーボール部 関東大会出場「第3位」

全国高校総体出場「準優勝」

全日本高校バレーボール選手権大会(春高バレー)出場 「第3位」

・高校カラーガード部

高校ダンスドリル選手権大会2015関東大会「第1位」

全国ダンスドリル選手権大会2015「第1位」

JAPAN CUPマーチングバンド・バトントワリング全国大会「第2位」

・高校バトン部(平成28年度からチアダンス部に改称)

USA Nationals 全国選手権大会出場

(12)

- 11 -

・中学バレーボール部

関東大会出場「準優勝」

全国大会出場「ベスト8」

・中学サッカー部

U15女子ユース選手権大会 関東大会出場 ・馬術

和歌山国体出場 馬術リレー競技第3位 高校生1名 ・ローラースポーツ

世界大会出場(台湾) 高校生1名

・書道部

第30回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会 中高生8名入賞 第24回国際高校生選抜書展(書の甲子園) 高校生2名入選

○主な進学実績

【国公立大学】九州大学・筑波大学・千葉大学・北海道教育大学・名桜大学 防衛大学校・航空保安大学校

【私立大学】 早稲田大学(8)・慶応大学(2)・上智大学(2)・東京理科大学(2)

学習院大学(8)・明治大学(5)・青山学院大学(6)・立教大学(6)

中央大学(7)・法政大学(15)・津田塾大学(1)

東京女子大学(5)・日本女子大学(6)・成蹊大学(6)

成城大学(4)・明治学院大学(3)・國學院大学(5)

武蔵大学(2)・獨協大学(18)・順天堂大学(5)

杏林大学(2)・東京工科大学(4)・東京保健医療大学(1)

東京電機大学(2)・工学院大学(5)・麻布大学(3)

東京農業大学(12)・女子栄養大学(2)

東洋大学(46)・日本大学(10)・駒澤大学(5)・専修大学(5)

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GMARCH・早慶上理 実績推移

女子大・有名私大 実績推移

〇高大連携による文京学院大学への進学実績

平成25年 63名、平成26年 71名、平成27年 50名 、平成28年48名 これらの成果として、平成27年度は、大学進学実績を伸ばすことができました。特徴とし ては、国立大学の九州大学、筑波大学、千葉大学、防衛大学校や航空保安大学校という難関 への合格、早慶上智は二桁の合格、東洋大学は46名の合格が出るなど、昨年を上回る実績

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- 13 -

となりました。これらの進学実績の伸長は、高校3年生だけの校舎「進学棟」の環境が及ぼ す効果に加えて、春季のスプリングセミナー、夏季の進学講座、冬季の直前講座の効果も大 きいと考えております。これを更に伸ばしていくことで本校の知名度を更に向上させること ができると考えております。

(2)在籍者数

本学園の平成27年5月1日現在の設置校全体の在籍者数は、6,445名となり、収容 定員6,570名を125名下回る結果となりました。一部で定員に満たない学科等があり、

収容定員に対する収容率98.10%となりました。

(3)学園の財政状況

まず、事業活動収支計算書で概括的にみますと、事業活動収入は、当初予算(第1次補正 予算)86億2千7百万円に対し、86億9千6百万円で6千8百万円の増加となりました。

教育活動における収入では、学生生徒等納付金は最大の収入基盤である平成27年度学生生 徒納付金は保健医療技術学部看護学科を平成26年度に新設したことにより入学者数が増え たものの、大学の一部学科、中学校高等学校において入学定員に達せず、入学定員充足率が 大学全体で100.5%、学園全体で93.1%となり、対前年比1千7百万円増の69億 4千万円となりました。手数料収入は2百万円の微増、寄付金が4百万円減少、退職者増に より退職金財団からの交付金が4千8百万円増加したこと等に起因しています。

一方、事業活動支出におきましては、学園運営上の支出主要経費である人件費が50億8 千6百万円となり前年比微減、教育研究費が5千3百万円減少、管理経費が2百万円減少し ました。特別収支の事業活動支出では資産処分差額が7百万円減少しました。

教育活動収支においては、当初予算(第1次補正予算)3億1千3百万円の支出超過を見 込んでおりましたが、光熱水費、修繕費、保守料、業務委託費の削減努力が実り2億1千万 円の支出超過に、教育活動収支と教育活動外収支を合算した経常収支では2億8千万円の支 出超過を計上しておりましたが1億7千7百万円の支出超過となりました。

従来の帰属収支差額に該当する基本金組入前当年度収支差額は当初予算で2億4千2百万 円支出超過のところ、超過分が1億2千6百万円減少し、1億1千6百万円の支出超過とな りました。

(4)本学園全体の状況、在籍、応募状況 大学の概要

厳しい学生募集環境の中、平成28年度入試における総志願者数は7,389名と、3年 連続7,000名を超え、過去3年間の合格倍率(志願者数/合格者数)の平均も、2.36 倍と安定して推移しています。これは単に志願者数を競うことなく、教職一体となって教 育改革に取り組んできた成果でもあります。

特に28年度入試では「AO入試改革」と「合格者対策」に注力して参りました。志高い

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本学を第一志望とする受験生を集める対策と歩留り対策です。

志高い本学を第一志望とする受験生を広く集める事を目的とした「AO入試改革」では、

コミュニケーション社会学科、人間福祉学科に続き、児童発達学科、心理学科でも8月AO 入試を導入致しました。

また、合格者の手続き率を上げ、辞退者を減少させる対策として昨年に引き続き「合格者 パンフレット」を作成し対象者全員に送付いたしました。このパンフレットは、教員と在学 生からのウエルカムメッセージを中心に、本学での学生生活とキャリア教育に焦点を当てた 内容になっています。

辞退者の減少を目的とした施策では、合格者とその保護者を対象とした「合格者対象説明 会」を実施致しました。これは辞退者の減少を目的としたほかに、いわゆる「ミスマッチ」

による中途退学を防ぐことも目的としております。

以上の通り、学園としましては、単に定員確保のみを目標にするのではなく、各学部にお ける更なる魅力付けは勿論のこと、特色ある教育力の強化充実に注力することに主軸をおき、

これからも募集力強化に努めて参ります。

高等学校・中学校の概要

平成24年度に文部科学省より高等学校が東京都内の女子高等学校では初となる「スー パーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定されて4年目となり、これらを更に発展 させ、特色ある教育を積極的に実践しました。さらに、平成27年度から新たに「スーパ ーグローバルハイスクール(SGH)アソシエイト」に指定されました。SSHとSGH のダブル指定は全国でもわずか29校であり、これまでに蓄積された本校の実績と教育改 革が評価されたものと考えております。このプログラムを通して、積極的に探究活動を展 開しており、2020年の大学入試改革を見据えて、思考力、判断力、表現力の育成に取 り組みました。

このような中にあって、誠に残念ではありますが、平成27年度の高等学校・中学校在籍 者は1,185名と前年比93名の大幅減少となりました。

平成28年度生徒募集では、3コース制の特徴を広く周知することを目的として、説明 会や外部相談会等を通じて、各コースがめざす生徒の育成像を具体的に説明することに注 力致しました。こうした活動を通して、中学入試では外部模試の偏差値が向上する等の成 果に結びつき、出願者が増加した結果、平成28年度の入学者が106名と、前年比23 名の増加となりました。また高校入試では、公立回帰の中で埼玉県を中心とした単願及び 公立併願者の出願減があったものの、東京、千葉からの受験生が増加し、募集定員175 名に対して、前年比31名の増加となる178名の入学がありました。ただし、入学者全 体では、中学一貫生の入学が98名であったため、前年比23名の増加となったものの、

276名に留まりました。

この結果、中学校と高等学校を合わせた在籍予定者は1,143名となり、入学者は増加し たものの、前年比42名減という厳しい状況は続いております。

学園としましては、これらの状況を重く受け止め、今後とも中高一貫校として中等女子教 育の実績を上げるべく、基礎学力教育の充実と豊かな人間性が涵養できる教育に努めるとと もに、特色ある本学の女子教育(「国際塾」、「SSH」、「SGHアソシエイト」「スポ

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学活動」)を更に前面に出しつつ、難関大学への進学率向上、中高一貫教育の一層の進展確 立を目指し、保護者の皆さまの期待に応えられるようより一層の努力を傾けて参る所存です。

文京幼稚園・ふじみ野幼稚園の概要

併設幼稚園二園を取り巻く環境も、引き続き少子化の影響を受け厳しい状況にありますが、

二園在籍園児数は、収容定員540名に対して平成27年度は499名となり前年比9名増 加しましたが、平成28年度は486名となり前年比13名減少しました。

文京幼稚園では、「遊びの広場」を土曜日に年間14回程度開催し、園の見学とともに親 子で保育の体験をしていただき、保護者からの質問などに対応しています。こういった取り 組みは保護者に大変好評で、入園希望の動機になっている例が少なくありません。また、

「夕涼み会」(夏祭り)、「運動会」への参加を案内し、当日参加できなかった保護者のた めにホームページで詳細に伝えていることで、園の教育方針などを理解していただける機会 となっています。さらに、9月と10月には1回ずつ「保育見学会(説明会)」を開催し、

日常の保育の様子を見学していただくとともに、入園考査や園の教育方針などを園長よりパ ワーポイントを活用してわかりやすく説明しています。平成26年度は過去3年間連続で男 児応募者の数が女児に比べて少なくなっていたので、説明会で「やんちゃな男の子に向く幼 稚園である」と強調したところ、効果は絶大だったため、さらに文章でも示しました。この 数年、応募者数が毎年上回っていますが、それに甘んじることなく、園として努力している 点をわかりやすく説明し、理解していただくことが大切だと感じています。

ふじみ野幼稚園では、園舎見学を随時受け付けているほか、「あそびのひろば」を年12 回開催し、そこでミニ説明会を実施、入園申込直前には入園説明会を実施しました。このよ うなさまざまな取り組みの中で、教育理念をはじめとして、ふじみ野幼稚園の独自性や強み を説明しつつ、幼稚園の概要(園児数・教職員数・チーム保育・大学連携・特別に支援を要 する子への配慮・教員が大学院で学んでいる現状等)を理解していただくとともに、保育へ の思い(「知ることよりも感じること」「できるようになるためには必ずできない時期があ る」「こども主体の重要性」「あそびから学ぶ必要性」を伝えてきました。この結果、3歳 児90名、4歳児7名、5歳児1名、計98名を迎えることができました。しかし、子ど も・子育て新制度により待機児童解消及び女性の社会進出が叫ばれる時代になり、ふじみ野 市においては小規模保育、家庭的保育、保育所の増設が進められていることを背景として、

少しずつ園児募集に影響が出始めています。子どもを保育園に預けることができれば、働き たいと考えている家庭(母親)が潜在的に存在することを表しています。一方で、ふじみ野 市3、4、5歳児の合計3,133人中1,904人(61%)が幼稚園に就園している現況を 見ると、幼稚園で教育を受けさせたいと思う家庭は多いと思われます。以上から、預かり保 育の充実を試みることが幼稚園運営の安定化を図る方策であると考えられます。

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- 16 - 2.主要施策の概要

前述の概況を背景として、平成27年度に行った学園の主な事業概要は次の通りです。

大学の概要

(1)募集状況

平成28年度入学生の募集状況については、大学(除く、大学院)では、残念ながら人間 学部において入学定員を下回ることとなりますが、大学全体では、入学定員1,175名を2 8名下回る入学者1,147名(充足率97.6%)を迎えてスタートします。平成26年度 に開設された保健医療技術学部看護学科は3年目の平成28年度も入学定員を上回り118 名が入学します。

一方、大学院4研究科については、大学院入学定員90名に対し、入学者56名となり、

入学定員を割込む誠に残念な結果となります。

(2)学生に対するキャリア支援活動

本学のキャリア支援活動は、学生に対する肌理こまかな個別指導は勿論のこと、企業イン ターンシップや学内企業説明会、職員による就職見込み先企業への個別訪問実施によるブラ ック企業の見極め等の施策を拡充している点が高く評価され、NHKテレビ報道でも、本学 キャリアセンターの就職支援体制が取り上げられるなど、既に注目を頂いております。

平成27年度の就職内定率の結果概況については次の通りです。内定率の動向は、社会情 勢の影響を強く受けることになりますが、各学部学科とも総じて好調な内定率となり、大学 全体で内定率98.2%(平成28年5月1日現在)となり、その堅調振りが窺えます。

・外国語学部 英語コミュニケーション学科 ~ 97.2%(前年度 96.1%)

・経営学部 経営学科 ~ 98.5%(前年度 97.0%)

・人間学部 コミュニケーション社会学科 ~ 97.8%(前年度 98.5%)

児童発達学科 ~ 100.0%(前年度100.0%)

人間福祉学科 ~ 97.7%(前年度 98.8%)

心理学科 ~ 96.4%(前年度 98.3%)

・保健医療技術学部 理学療法学科 ~ 100.0%(前年度100.0%)

作業療法学科 ~ 100.0%(前年度100.0%)

臨床検査学科 ~ 100.0%(前年度100.0%)

(3)国家試験合格状況

専門職を志す学生にとって最終目標であります国家試験の合格状況は、次の通りです。

担当教員の優れた指導力と学生各人の弛まぬ努力が結実して、全国平均値を上回る好結果を 得ております。

<人間学部> <本学> <全国平均>

・社会福祉士 35.4% 26.2%

・精神保健福祉士 72.2% 61.6%

<保健医療技術学部>

・臨床検査技師 65.2% 76.4%

・作業療法士 100.0% 87.6%

・理学療法士 86.1% 74.1%

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(4)科研費の獲得状況

平成27年度の科研費採択状況は、本学の教員が研究代表者として採択されている人数は、

延長継続者が4名、継続者10名、新規5名での合計19名でした。学部別にみると、保健 医療技術学部が10名、人間学部が5名、外国語学部が3名、経営学部が1名です。交付総 額は、研究者が使用できる直接経費が11,727,181円、法人が使用できる間接経費が、

3,510,000円でした。また、他大学の研究者が研究代表者であり、本学の教員が研究分 担者となる研究分担者については、19名が研究分担者となっており、直接経費の総額は2,

785,000円、間接経費が814,500円でした。

(5)学長裁量経費の成果

平成27年度から、学長が、学内の教育改革に取り組む教員または組織(学部等)を財政的 に支援することを目的として、「学長裁量経費」制度を創設し、教育改革に特化された取り 組み計画に対して、学長裁量経費予算として一会計年度当たり200万円を計上して、新た に支援を開始しました。平成27年度のテーマは、「ストレス耐性のある人材育成」または

「永久サポート大学」あるいは両方としました。学長裁量経費選考委員会の選考結果は次の 通りです。

テーマ「ストレス耐性のある人材育成」

① 子ども向けサイエンス教育プログラム開発・運用を通じた人材育成 申請者 代表者 人間学部 長野祐一郎

採択金額 580,000円

② 学外の異質な他者との交流とストレス耐性のある人材育成 申請者 代表者 経営学部 絹川直良 経営学部 川崎 清 経営学部 草野千秋

採択金額 240,000円

③ 専門を活かした社会貢献―障がい者スポーツに力を提供し、障がい者スポーツやアス リートから挫折を乗り越え強く生きる力をもらう。

申請者 代表者 経営学部 新田都志子 採択金額 250,000円

テーマ「永久サポート大学」

① 本学理学療法学科卒業生のスイスでの学術研修について 申請者 代表者 保健医療技術学部 福井 勉 保健医療技術学部 正保 哲 GSIグループ 三村節子

採択金額 680,000円

テーマ「永久サポート大学」及び「ストレス耐性のある人材育成」

① 臨床検査学科病理教育導入に向けた大標本作製の試験運用 申請者 代表者 保健医療技術学部 山田哲夫 保健医療技術学部 関 貴行 採択金額 250,000円

高等学校・中学校の概要

(1)平成27年度入学生については、少子化を背景とする厳しい社会情勢に加えて、新しい3 コース制の受験生への浸透が間に合わず、中学校については83名(入学定員比△67名)、

高等学校については252名(入学定員比△73名)の入学者でスタートすることとなりま した。

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このような厳しい募集状況をふまえて、特に一貫教育の入口となる中学校の募集戦略を見直 し、中高一貫のグローバル教育における「国際塾」、「SSH」、平成27年度に新たに指 定を受けた「SGHアソシエイト」の特色などをさらに前面に出す等の工夫を重ねた結果、

回復傾向となり、中学校については106名(入学定員比△44名)、高等学校については 276名(入学定員比△49名)の新入生を迎え入れてのスタートとなりました。

平成27年度の主な活動については、既述の通りです。

(2)平成27年度高等学校卒業生の進学状況は、既述した通り、大幅に伸びた前年度の実績を 維持することができました。中でも、国公立大学や理系分野への進学実績の向上が特筆され ます。今後とも、さらなる進路実績の向上を図るべく、進路教育の拡充強化に努めて参りま す。

<卒業生の進路>

国公立大学 5名、 国立大学校 2名、 私立大学 209名、

文京学院大学 48名、 短期大学 5名、 専門学校 16名、 その他 14名

(3)高等学校・中学校のクラブ活動におきましては、バレーボール部、サッカー部、カラーガ ード部、馬術、ローラースポーツ、書道部と目覚しい活動と立派な成果が見られました。主 な成果、実績につきましては、既述した通りです。

文京幼稚園・ふじみ野幼稚園の概要

(1)文京幼稚園においては、建学の精神を教育の中心に据え、子どもの主体性・自主性を尊重 し、自由な遊びを中心とした保育形態をとっています。園児たちは、土の園庭で毎日のびの びと遊び、その中で友だちとの関わりを通して様々なことを学んでいます。

絵画製作、ゲーム、表現遊びなどをクラスや学年の中で行ったりする中で、子ども同士が お互いの良さを認め合い協力すること、ルールを守ることなどに重点をおいた園運営に努め ています。

英語活動においては、50年以上の実績があります。27年度は担当講師として、本学大 学教員だけでなく、ネイティブ男性(カナダ人)にも英語活動に参加してもらい、さらに充 実した内容となりました。土曜日には自由登園と未就園対象の「あそびの広場」を実施した り、保育終了後の預かり保育の充実、そして早朝預かり保育(朝スマイル)の展開、給食の 充実など、付随する保育サービスにもさらに注力して参る予定です。

また、園のホームページ運営にも配慮し、各種の園情報がタイムリー且つリアルに保護者 の皆さまに伝わるよう工夫を重ねております。このような工夫の積み上げにより、保護者の 皆さまから大きなご理解とご評価をいただき、これらを反映して60名の募集定員に対し、

約2倍の応募があり、平成27年度は66名の新入園児を迎えました。

(2)ふじみ野幼稚園においては、建学の精神を、幼児の生活に即した教育目標に設定し直し、

日々の保育を展開しています。「誠実、勤勉、仁愛」の3つの教育目標に応じて「賢い子ど も・自分をもっている子ども(自己肯定と知的教育)」「よく動ける子ども(創造と労作教 育)」「情緒豊かな子ども、対人能力のある子ども(情操と言語教育)」を育てることを具体 的な教育活動におけるねらいとし、文京学園全体の教育目標である「自立と共生(人間として

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自立し、人や社会と共生していく力)」へ繋げた教育を展開しています。また、より良い保育 を推進するため日々の話し合いを大切したチーム保育を展開し、保育を向上させるために定期 的に研修を行っています。

関係各位にご理解とご協力をいただきながら、平成27年10月23日に園創立50周年記 念行事・祝賀会を挙行いたしました。内容として、ふじみ野祭り50周年神輿を作製、運動会 における50周年セレモニー実施、大学ふじみ野キャンパス・講堂にて親子観劇会(劇団風の 子・影絵)の開催。全園児・教職員が50周年Tシャツを着て各行事に臨みました。また幼稚 園ホールにて祝賀会を開催しました。祝賀会のために園児がホールの飾りつけをしたり、園児 が作った鉢に花を植えたりしてお祝いのムードを盛り上げました。

保護者からの要望により「朝スマイル」及び14時から17時までの預かり保育「スマイ ル」に加え、今年度から夏季休暇中における預かり保育を実施。夏季の預かり保育は9日間、

補助教諭がローテーションで1日2名と管理職の3名体制で実施。保育内容は室内における 遊具遊びと水浴びが中心。延べ人数214名。ニーズの高さが伺えました。

3.施設設備・備品等の整備

平成27年度は「100周年に向けてのビジョン」の方針に基づき、策定後3年目を迎えた「キ ャンパス整備基本デザイン」に沿って施設整備を行ってまいりました。特に安全安心の施設間での 格差をなくし均質な教育環境の整備と老朽化の著しい施設・設備の改善、エネルギー効率の良いバ ックアップ体制の実現に重点を置き、計画の立案と実施を行いました。

上記方針に基づき実施した内容は、安全安心の施設整備として、校舎の耐震化を推進いたしまし た。ふじみ野キャンパスの西2号館、西3号館の耐震補強工事を実施することで大学キャンパス

(本郷・ふじみ野)での耐震化が完了いたしました。老朽化の著しい施設の長寿命化実現のために 優先順位をつけて更新工事を実施しました。本郷キャンパスD館の外部周り全面更新工事(外壁タ イルの落下防止対策工事、空調設備屋外機の全面更新、屋上及び屋根の防水更新、カーテンウォー ルのシーリング更新、エキスパンションジョイントの交換等)を行い緊急性のあった施設の改善が 完了いたしました。ふじみ野キャンパスでは耐震改修工事に合わせて、西2号館の内外装修繕工事

(外部バルコニーの劣化修繕、木製サッシュなど老朽化に著しかった教室間仕切りの鋼製化・環境 整備等)を実施いたしました。また体育館屋根の修繕と合わせて外壁タイルの調査を実施し安全性 の確認を行いました。阪神淡路大震災以来耐震安全性で課題となっている、非構造部材(天井他)

の落下防止のための調査を3キャンパスとも大空間から順次実施いたしました。次年度以降も引き 続き調査を実施すると同時に対策計画と工事を順次進めてまいります。

教育環境に欠かせない環境・視聴覚設備面では、耐用年数に達しており不具合が発生し始めてい た本郷B館・駒込の空調制御システムの更新を行うことで、S館中央監視室で一元監視することが 可能となり、省力化を実現いたしました。空調設備については年度計画に沿って今年も計画的に更 新をいたしました。本郷・ふじみ野の老朽化した視聴覚設備の更新を3か年計画で順次更新行って きましたが、ふじみ野の一部を次年度実施して完了教育環境の均質化を実現できます。

エネルギー効率向上のための方策の一つとしてLED化のために照明器具調査を駒込全館で実施 いたしました。他キャンパスについても順次調査を進めてまいります。また長年メンテナンス性で 懸案であった駒込キャンパスBALスタジオの照明を後援会の援助を受けながら天井デザインを一 新すると同時にLED照明に改修、メンテナンスフリーで高品質な空間を実現いたしました。

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バリアフリー化として未整備であった本郷記念館のトイレの洋便器への更新を行った結果、すべ てのトイレの洋便化が完了いたしました。

校地の整備として、本郷キャンパスで敷地形状が歯抜け状態であった土地の入手により整形化 することができたために、キャンパス計画に大きな可能性を確保することができました。

□ 建設勘定工事・一般施設・設備の整備等

次の区分による建設勘定整備と一般施設・設備等の整備等事業を行いました。

① 本郷キャンパス(東西キャンパス)

a. D館チラー、外調機等更新工事 49百万円 b. D館・プロムナード棟接続部更新工事 3百万円 c. D館カーテンウォールシール打替工事 3百万円 d. D館外壁調査・浮き部分補修等工事 16百万円 e. D館屋上・塔屋防水改修工事 4百万円 f. 体育館陸屋根部防水改修等工事 4百万円 g. B館空調機制御システム更新工事 14百万円 h. 体育館コートライン引きなおし等工事 19百万円 i. B館視聴覚設備更新工事 3百万円 j. C館サロン・ド・ブンキョウ改修工事 11百万円 k. 高額備品購入費(印刷機・コピー機) 4百万円 l. 臨床機器整備工事 6百万円 m. S館カンファレンスルーム改修工事 6百万円

n. 東西キャンパス非恒常修繕費等 27百万円 小計 169百万円

②ふじみ野キャンパス

a. 東館図書館閲覧室等空調機更新工事 6百万円 b. 西館教室系空調機更新工事 6百万円 c. 西3号館耐震補強工事 16百万円 d. 西2号館耐震補強工事 14百万円 e. 西3号館耐震補強に伴う内外改修工事 28百万円 f. 視聴覚設備更新工事 11百万円 g. あやめ寮解体整備工事 18百万円 h. テニスコート前道路に歩道・減速帯工事 2百万円 i. 東館サッシュ金物交換、修繕工事 4百万円 j. 体育館大屋根部金物塗装工事 6百万円 k. W302天井落下防止対策工事 14百万円

l. 非恒常修繕費等 22百万円 小計 147百万円

③駒込キャンパス(中学校・高等学校)

[一貫校舎・進学棟]

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a. 空調制御システム更新工事 20百万円 b. BALスタジオ天井照明更新工事 5百万円

c. 非恒常修繕費等 8百万円 小計 33百万円

④文京幼稚園

a. 旧館2階バルコニー手摺足元修繕工事 2百万円

b. 非恒常修繕費等 2百万円 小計 4百万円

⑤ふじみ野幼稚園

a. 園バス更新 4百万円

b. 体育館木製建具更新 2百万円

c. 非恒常修繕費 1百万円 小計 7百万円

⑥軽井沢セミナーハウス

a. 非恒常修繕費 1 百万円 小計 1百万円

⑦法人関連

a. BGUメールシステム使用料 4百万円

b. 家屋解体整備工事 9百万円

c. 本郷キャンパス隣接地取得費(残金) 162百万円

d. 事務用高額機器整備費等 6百万円 小計 181百万円

⑧学生寮

a. ドームふじみ野 共用部サッシュ更新 9百万円

b. 非恒常修繕費等 2百万円 小計 11百万円

合 計 553百万円

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- 22 - 4.財務指標の状況

平成27年度は、大学教員9名増、高校教員4名減、中学校教員4名増で教員全体では9名増加 となり、人件費総額は対前年比8千3百万円の増加となりました。一方、学生生徒納付金は看護学 科新設に伴う入学者増、中学校高等学校の入学者減により学生・生徒・園児数の合計が対前年比5 0名の減少(5月1日対比)となりましたが、年度を通しての退学者も抑えられたことから、対前 年比では4千5百万円の増加となりました。また、補助金においては、前年度は大学関係の国庫補 助が在籍学生数の減少により、対前年比4千4百万円の減少となりました。これを財務指標で捉え ると人件費比率が0.3%悪化、人件費依存比率が0.7%悪化する結果となりました。

一方、教育研究経費は対前年比1千万円の減少、教育研究費比率においては前年比0.2%改善 しました。管理経費は対前年比1億2千8百万円の減少、管理経費比率においては前年比1.6%

の改善となりました。

今後はより良い教育環境の確保のため教育研究への投資額を維持しつつも、一層の経費節減対策 を実施して財務の健全化に努めて参る所存です。

平成26年度実績 平成27年度実績 前年度比 人 件 費 比 率

(対事業活動収入比率) 58.2% 58.5% 0.3%

人 件 費 依 存 比 率

(対学生生徒等納付金比率) 72.6% 73.3% 0.7%

教 育 研 究 経 費 比 率

(教育研究経費/事業活動収入) 31.5% 31.3% ▲0.2%

管 理 経 費 比 率

(管理経費/事業活動収入) 12.3% 10.7% ▲1.6%

*「事業活動収入」は従来の「帰属収入」。

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- 23 -

Ⅲ 学園財務の概要(平成28年3月期)

1.資金収支計算の概要

平成26年度の繰越支払資金41億7千6百万円を含めた資金収入合計は131億1千4百 万円(前年度比11億3千5百万円減少)となり、そこから当年度資金支出合計88億2千9 百万円(前年度比12億4千4百万円減少)を控除した平成28年度への繰越支払資金は42 億8千5百万円となり、前年度より1億9百万円の増加となりました。なお、この繰越支払資 金には、平成28年度の収入である前受金13億3千2百万円(前年度比4千2百万円減)及 び平成28年度当初に支払われる平成27年度末の未払金4億9千4百万円(前年度比8百万 円増)も含まれています。

(1)資金収入について

資金収入の主な内訳を前年度対比でみると、次のとおりです。

① 学生生徒等納付金収入は、平成26年度の保健医療技術学部看護学科新設による入学者増、

大学の一部学科ならびに中学校高等学校の入学定員未充足により、在籍者数が前年対比50 名の減少となりましたが、年間退学者の減少等により、対前年比4千4百万円増加し69億 4千万円となりました。

② 手数料収入は、中学校高等学校の応募者数が前年対比減少し、前年対比2百万円減少の1億 3千2百万円となりました。

③ 補助金収入は、大学関係の国庫補助が在籍学生数の増加等により7千7百万円増加、高等学 校・中学校等に対する地方公共団体補助金が生徒数等の減少により2千万円減少となり、全 体で5千7百万円増加の11億7千4百万円となりました。

④ 資産売却収入1億1百万円の内訳は、土地売却収入と有価証券償還収入で、前年度対比6億 4千1百万円の減少となりました。

⑤ 付随事業・収益事業収入は1億3千1百万円で、附属事業収入(前年度比1千万円減少)等 の要因により1千万円の減少となりました。

⑥ 前受金収入には、平成28年度入学予定者の納付分が含まれていますが、前年度比4千2百 万円の減少となりました。

(2)資金支出について

人件費、教育研究経費、管理経費、借入金等返済支出、施設関係支出、設備関係支出など当 年度資金支出総額は88億2千9百万円でした。資金支出の主な増減は次のとおりです。

① 資金支出の約57%を占める人件費支出が50億1千9百万円で、前年度5千6百万円の増 加となりましたが、その事由は、

ⅰ)教員人件費は、定期昇給、教員数の増加(9名)による増加要因があり、5千6百 万円増加。

ⅱ)職員人件費は、職員数は2名減少したものの定期昇給などによる増加要因があり、

3百万円増加。

ⅲ)退職金支出が1百万円増加し、ほぼ前年度並みの1億7千4百万円。

(25)

- 24 - という事情によります。

② 教育研究経費は、主に消耗品費や修繕費、保守料の増加はあったものの、経費節減の努力が 実り光熱水費や業務委託費の削減もあり、9百万円の増加となりました。

③ 管理経費は、渉外費や印刷費が増加したものの、前年度に引き続き広告費支出、業務委託経 費、寮費支出等の全般にわたる経費節減を行った結果、7千9百万円の減少となりました。

④ 施設関係支出は、土地支出と建物支出が大幅に減少し、前年度対比では3億8千3百万円の 減少となりました。

⑤ 設備関係支出は、教育研究用機器備品支出が1億7千7百万円の支出増となり、前年度対比 では1億6千2百万円の増加となりました。

2.事業活動収支計算の概要

事業活動収支は平成27年法改正に伴い、従来の消費収支に代わって、当該会計年度の「教 育活動」「教育活動外」「特別活動」に対応する「事業活動収入」と「事業活動支出」を明示す ることで、当該年度の諸活動に対応する全ての事業活動収支の均衡状態を明らかにするもので す。

(1)教育活動の事業活動収入について

① 教育活動の事業活動収入の合計は85億2千6百万円となり、予算対比では4千8百万円上 回りました。

② 予算対比では退職金財団交付金が4千8百万円増加したことが主な要因ですが、前年対比で は学生生徒等納付金収入が4千5百万円増加、寄付金が2千1百万円減少、経常費等補助金収 入が対前年比4千4百万円減少、付随事業収入が1千1百万円減少しています。

(2)教育活動の事業活動支出について

① 教育活動の事業活動支出の合計は87億3千6百万円となり、予算対比では5千6百万円下 回りました。

ⅰ) 人件費においてはほぼ予算通りでしたが、前年対比では退職金が3千8百万円減少 したものの、教員が9名増加したことにより教員人件費が5千6百万円増加、職員 数は2名減少したものの定期昇給等により3百万円増加、退職給与引当金繰入額6 千6百万円増加したため、人件費計では8千3百万円増加したこと

ⅱ)教育研究経費については、予算対比で5千3百万円下回りましたが前年対比では1 千万円の増加となりました。これは、前述の資金支出、教育研究費の項で説明しま したように、前年対比で経費節減の努力が実り光熱水費や修繕費、業務委託費の削 減できたものの、消耗品費や修繕費、保守料の増加はあったことによるもの

ⅲ)管理経費についても、予算対比では2百万円削減でき、前年に比べても1億2千8 百万円削減できました。前述の資金支出、管理経費の項で説明しましたとおり、渉 外費や印刷費が増加したものの、前年度に引き続き広告費支出、業務委託経費、寮 費支出等の全般にわたる経費節減を行ったことによるもの

が主なものとなります。

② 減価償却額は教育研究経費において10億1百万円(ほぼ前年並み)、管理経費において9千 6百万円(前年比3百万円減少)となりました。

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図 書

Referensi

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附 則 1.本学則は平成7年4月1日から施行する。 2.但し、第3条の規定にかかわらず、昭和62年度から平成7年度までの間の文学部 中国語中国文学科の入学定員は100名、平成3年度から平成11年度までの間の経 済学部経済学科及び商学科並びに国際学部国際学科の入学定員はそれぞれ250名と する。 3.第45条の3項については、平成6年度入学生から適用する。

20 5.障害学生支援センター 令和 4 年度スケジュール 令和4年4月~令和5年3月 令和4年 4月 5月 6月 8月 9月 12月 令和5年 1月 2月 3月 5日 上旬 中旬 21日 上旬 26日 下旬 16日 19日 26日 下旬~ 21日 24日 入学式にて