平成29年度 愛知学泉短期大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名 基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
32102 Excel 基礎演習Excel basic skill
菅瀬 君子
神谷 良夫 専門 1 選択 1・2 年前期
科目の概要
表計算ソフトエクセルは、世界中の企業・学校・家庭で幅広く使われている利便性の高い表計算ソフトです。
授業内容は、「エクセル」の基本操作方法を習得します。初心者向けに分かりやすく、具体的に授業展開するので、コ ンピュータが苦手な人も履修してください。 Excel 2016 のソフトを使い、入力からはじまり、基本的な関数による計算、
データをグラフ化するという一連のデータ処理の手法を学びます。 使用ソフト:Excel 2016
学修内容 到達目標
① Excel 2016 の基本的な操作を習得する。
② 基本的な関数(合計・平均・最大・最小・カウント)を使 用しデータを素早く計算できるようにする。
③ 実習問題を通して、スムースにデータを処理しグラフ 化できるようにする。
① Excel 2016 の基本的な表やグラフの作成について理 解し、操作できる。
② Excel の基本的な関数(合計・平均・最大・最小・カウン ト)を使用しデータを素早く計算できる。
③ 練習問題を通して手早くデータを処理しグラフ化する ことができる。
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性 授業以外の時間を使い、表作成、データ入力、関数を使用しての計算、グラフ作成をスム ースに行えるよう努力を惜しまず取り組む。
働きかけ力
実行力 授業以外の時間を使い、授業で学んだ Excel の基本操作(表作成、データ入力、関数計 算、グラフ作成)を繰り返し粘り強く練習する。
考え抜 く力
課題発見力 Excel の基本操作をマスターするため、学修目標を達成するための問題点を考えながら取 り組む。
計画力
創造力 Excel の基本操作の中で、自分が不得意とする操作について、どのようにすれば習得でき るか自分に適した方法を考え実践してみる。
チ ー ム で 働 く 力
発信力 理解度を確認するため、「練習問題」を行うので、操作説明をよく聞き、理解できないところ は積極的に質問し解決する。理解できるまで取り組む姿勢を持つ。
傾聴力 教員の説明を聞かずに、自分の解釈で勝手に先に進まないよう、しっかり説明を聞き、メモ を取りながら受講する。
柔軟性 情況把握力
規律性 演習授業であり、毎週、新しいことを学ぶため、無断欠席、遅刻をしない。授業中は私語を 慎み不明な点は積極的に質問をし、授業時間内で解決できるようにする。
ストレスコントロール力
テキスト及び参考文献
テキスト:30 時間でマスターExcel 2016(実教出版) 必要に応じてプリントを配布する 参考文献:なし
他科目との関連、資格との関連
他科目との関連:「Word 応用演習」「Excel 応用演習」
資格との関連: 情報処理士・ウェブデザイン実務士・ビジネス実務士
学修上の助言 受講生とのルール
Excel は利便性の高い表計算ソフトで、グラフ機能も充実 し、アンケート調査の集計や結果のグラフ化などレポート作 成に役立つ。基本操作を身に付け解らない個所は教員に 積極的に質問する。
Excel の基礎操作技術と知識を身につけ将来に役立たせ たいという意識を持ち学んでほしい。
演習授業であるので欠席せず、スキルを積み上げていくこ とが必要。解らないことは、その都度担当教員委質問す る。
【評価方法】
評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
実技試験 60
① ✓ ・Excel を活用する実技試験で、データを入力し、処理条件に従い関数を使用 して一覧表を完成させる
・処理条件に従いデータを指定されたグラフにして完成させる
② ✓
③ ✓
小テスト 30
① ・2 回~10 回目、11 回~13 回目の授業で学んだ内容についての小テスト
(①、②の内容実技試験)を実施する。
① データの入力と編集、関数について
② IF 関数、条件付き書式、スパークラインについて
② ✓
③
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品
社会人基礎力
(学修態度) 10
① ✓ 【主体性】授業以外の時間を使い、表作成、データ入力、関数を使用しての計 算、グラフ作成をスムースに行えるよう努力を惜しまず取り組む。
【実行力】:授業以外の時間を使い、授業で学んだ Excel の基本操作(表作 成、データ入力、関数計算、グラフ作成)を繰り返し粘り強く練習する。
【課題発見力】:Excel の基本操作をマスターするため、学修目標を達成する ための問題点を考えながら取り組む。
【創造力】:Excel の基本操作の中で、自分が不得意とする操作について、ど のようにすれば習得できるか自分に適した方法を考え実践してみる。
【発信力】:理解度を確認するため、「練習問題」を行うので、操作説明をよく聞 き、理解できないところは積極的に質問し解決する。理解できるまで取り組む 姿勢を持つ。
【傾聴力】:教員の説明を聞かずに、自分の解釈で勝手に先に進まないよう、
しっかり説明を聞き、メモを取りながら受講する。
【規律性】:演習授業であり、毎週、新しいことを学ぶため、無断欠席、遅刻を しない。授業中は私語を慎み不明な点は積極的に質問をし、授業時間内で 解決できるようにする。
② ✓
③ ✓
その他 総合評価
割合 100
【到達目標の基準】
到達レベル A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準
・Excel 2016 の基本操作である、データの入力、基本的な
関数による計算、データのグラフ化という一連のデータ処 理全般において、自分一人で正しく操作することができ理
解できる。・小テスト、期末実技試験において、時間内に指示どおりの ことができていること。
・授業に無断欠席、遅刻をせず、積極的に取り組んでいるこ と。S(秀)を獲得するためには、前述した事項ができている ことが重要である。
・Excel 2016 の基本操作である、データの入力、基
本的な関数による計算、データのグラフ化という一 連のデータ処理全般において、他者に助けてもらい
ながら操作することができる。・小テスト、期末実技試験において、時間内に指示ど おりのことが80%できていること。
・授業に無断欠席、遅刻をせず、積極的に取り組ん でいること。
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1週 /
○授業の概要説明
OS(Operating System)の基本操作 Excel の基本操作(起動と終了)
講義 演習
Excel の基本操作、入力・
保存・終了の一連の操作 が行える
(予習)Excel の起動と 終了、ファイル保存の 確認
20 傾聴力 主体性
2週 /
入門1 データの入力と編集 データの入力(数値・ひらがな・漢 字・カタカナ・英数字)・消去・入力 モードの切り替え操作を学ぶ
技 術 の レ ク チ ャー
演習
Excel でのデータ入力と 編集作業ができる
(復習)起動~保存ま での動作の確認
(予習) データ入力、
編集方法を確認
60 主体性 実行力
3週 /
入門2 計算と印刷
合計の計算・関数、ファイルの保存 と呼び出し、印刷・連続データの入 力(オートフィル)を学ぶ
技 術 の レ ク チ ャー
演習
Excel で簡単な集計がで きる。ファイルの保存、印 刷までの一連の操作が行 える
(復習)テータの入力
(予習)データの合計 計算と関数、印刷まで の一連の操作確認
60 主体性 実行力
4週 /
ワークシートの活用1-(1)
行列の削除・挿入・移動、列幅・行 の高さの変更、平均の計算、計算 式の複写とセル番地の相対参照を 学ぶ
技 術 の レ ク チ ャー
演習
行 列 の 編 集 AVERAGE 関数、セル番地の相対参 照を活用した計算ができ る
(復習)合計(計算と関 数)
(予習)データの編集 と平均計算・関数機能 確認
60 主体性 実行力
5週 /
ワークシートの活用1-(2)
表示形式の変更①、文字位置の指 定
便利なデータ入力方法 罫線の設 定
オートカルク・セルのスタイルを学 ぶ
技 術 の レ ク チ ャー
演習
データの便利な入力方法 を活用してデータを入力 できる
(復習)行列の編集
(予習)表示形式、罫 線の設定(種類)確認
60 主体性 実行力
6週 /
ワークシートの活用1-(3)
データ入力・表の作成・表示形式・
SUM 関数・AVERAGE 関数の実習 問題
技 術 の レ ク チ ャー
演習
実習問題を通して関数を 理解する
(復習)罫線の設定
(予習)小テストの範囲 を確認、関数を使用し てのデータ処理確認
60 主体性 課題発 見力
7週 /
小テストの実施
ワークシートの活用2-(1)
セル番地絶対参照(割合の計算)
表示形式の変更②・文字属性の変 更、最大・最小の関数を学ぶ
技 術 の レ ク チ ャー
演習
2週~6週で学んだ内容 の実技試験
絶対参照を活用した計算 ができる
MAX・MIN 関数を活用し た計算ができる
(復習)割合の計算と 絶対参照の関係、平 均・最大・最小関数確 認
(予習)セル番地絶対 参照の確認
60 主体性 実行力
8週 /
ワークシートの活用2-(2)
データ入力・セル番地絶対参照・
MAX・MIN 関数の実習問題
技 術 の レ ク チ ャー
演習
実習問題を通して関数を 理解できる
(予習)関数を使用し てのデータ処理確認 30
主体性 課題発 見力
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9週 /
ワークシートの活用2-(3)
データのカウント、四捨五入、切り 上げ、切り捨ての関数を学ぶ
技 術 の レ ク チ ャー
演習
関数 COUNT、ROUND を 活用した計算ができる
(予習)四捨五入、切り 上げ、切り捨て数値確 認
30 主体性 実行力
10回 /
ワークシートの活用2-(4)
COUNT ・ COUNTA ・ ROUND ・ ROUNDUP・ROUNDDOWN 関数の 実習問題
技 術 の レ ク チ ャー
演習
実習問題を通して関数を 理解する
(復習)関数(四捨五 入、切り上げ、切り捨 て)を使用してのデー タ処理確認
30 主体性 課題発 見力
11週 /
ワークシートの活用2-(5)
条件の判定(IF 関数)、条件の複合 と倫理関数を学ぶ
技 術 の レ ク チ ャー
演習
IF 関数を使い指定された 条件を判断し、計算処理 ができる
(予習) IF 関数の使 用方法、条件の複合 を理解する
60 主体性 実行力
12週 /
ワークシートの活用2-(6)
IF 関数のネスト(入れ子)の使用を 学ぶ
技 術 の レ ク チ ャー
演習
入れ子の使い方を、実習 問題を通して理解する
(復習)関数を使用し てのデータ処理確認 30
主体性 課題発 見力
13週 /
グラフの作成1
条件付き書式、スパークライン、棒 グラフ・積み上げグラフの作成操作 を学ぶ
技 術 の レ ク チ ャー
演習
数値を棒・積み上げグラ フにすることができる
( 予 習 ) ス パ ー ク ラ イ ン、棒・積み上げグラ フの作成方法を確認
30 傾聴力 実行力
14週 /
グラフの作成2
折れ線・円グラフの作成操作を学 ぶ
技 術 の レ ク チ ャー
演習
数値を折れ線・円グラフ にすることができる
(復習) 棒グラフの作 成
(予習)折れ線・円グラ フの作成方法を確認
60 傾聴力 実行力
15週 /
○フィードバック・総括
実技試験に向けての模擬試験の実 施
(データ入力・表作成・関数計算・グ ラフ作成)不明な操作についての 質問と解答
模擬試験 補習
自分が出来なかった操作 について確認をすること ができた
(予習)実技試験に向 け、問題の処理と確認 60
課題発 見力 実行力
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力