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断熱等性能に関わ る仕様

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Academic year: 2024

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(1)公益財団法人建築技術教育普及センター令和 2 年度調査・研究助成. 目視等により仕様確認不能な木造一戸建住宅に対応した新しい性能向上インスペクションの評価方法の考案と その安定性及び作業効率性に関する研究(概要書) 阿南工業高等専門学校 講師 多田 表1. 1.研究の概要. 1992~2020 年の住宅における壁の断面仕様の一例 壁9. 2021 年度から 2023 年年度までを計画期間とする新しい住生活基. 壁 10. 壁 11. 壁 12. 本計画(全国計画)にて「脱炭素社会に向けた住宅循環システムの構. 耐震性能に関わる 仕様. 面材. 面材. 面材. 面材. 築と良質な住宅ストックの形成」として,既存住宅を耐震性能,省エ. 断熱等性能に関わ る仕様. 充填断熱+ 付加断熱. 充填断熱+ 付加断熱. 充填断熱+ 付加断熱. 充填断熱+ 付加断熱. 熱貫流率 (W/㎡ K). 0.21. 0.18. 0.17. 0.14. ネルギー性能,バリアフリー性能等の性能向上リフォーム等により 安心・安全で良好な温熱環境を備えた良質な住宅ストックへ更新す る目標が掲げられた。性能向上リフォームに先立ち,性能向上インス ペクションを行う必要があるが,昨年度研究で示したように耐震性 能と断熱等性能については建設年代が新しい住宅程,目視による検. 図. 査可能範囲が狭まる傾向にある。加えて,各種法令に基づく図面等の 保管義務期間を整理したところ,2030 年には 2010 年以前の住宅は各 種法令の保管義務期間等を過ぎており,転売時等に紛失すれば検査 時に図面等がなく,住宅仕様が全く不明となるおそれがある。 この課題に対応するためには,非破壊検査の制度向上と破壊検査. 外装材. サイディング. サイディング. サイディング. サイディング. 通気胴縁. 18 透湿防水シート. 18 透湿防水シート. 18 透湿防水シート. 18 透湿防水シート. HGW16K-50,縦桟 45*50455, HGW16K-50,横桟 45*105@910. HGW16K-50,縦桟 HGW16K-50,縦桟 HGW16K45*50@455,押出 45*50,HGW16K- 105+105,横桟 法ポリスチレン 100,横桟 38*105@910 フォーム断熱材 3 45*105@910 種 b t=50,横桟 45*105@910. を踏まえた性能向上インスペクションの検査手法を確立していくこ とが必要であるが,破壊検査については学術的にも社会的にも十分. 外張断熱材. な知見がない。そこで本研究(図 1)では,目視による住宅仕様の確 認が難しいと考えられる 1992 年(省エネ法改正)から 2020 年まで に建築された木造(在来軸組工法)一戸建て住宅を対象として,破壊. 面材. 構造用合板 t=9 N50@150. 構造用合板 t=9 N50@150. 構造用合板 t=9 N50@150. 構造用合板 t=9 N50@150. 検査を含む新しい性能向上インスペクション(耐震性能,断熱等性能). 柱間充填断熱材. GW16K-105 防湿フィルム. GW16K-105 防湿フィルム. GW16K-105 防湿フィルム. GW16K-105 防湿フィルム. の検査手法を考案する。破壊検査は高度な検査技術を前提とするた. 内装下地材. PB t=12.5. PB t=12.5. PB t=12.5. PB t=12.5. め,検査者により検査結果に大きく差が生じないか安定性について. 内装仕上材. 仕上材. 仕上材. 仕上材. 仕上材. 検証を行う。 表2. 2.対象住宅の住宅仕様(耐震性能,断熱等性能)の把握 1992~2020 年に公表された住宅に関わる 12 制度を整理し,耐震性 能は 1-1 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)等級 2 以上,断熱等性 能は 5-1 断熱等性能等級 4(外皮平均熱貫流率(6 地域)0.87~0.46. 破 壊 ・ 非 破 壊. 番. 整理した検査手法のうち壁に関する検査手法一覧. 検 査 の 位 置. 検 査 名 称. 内外 内外 外 内 外 内 外 内 内 内 内. ⑪. 内壁外壁間距離 内壁外壁温度差 金属探査 金属探査 木材探査 木材探査 打診 打診 開孔指針 開孔機械目視 内装下地撤去後 検査. 号. W/㎡ K 程度),省令準耐火構造に適合した住宅を研究対象とした。 断面仕様(具体的な耐震性能,断熱等性能を発揮させる外皮の構成) について,広く公表されたガイドライン 3 資料等より,屋根・天井 7 例,壁 12 例(表 1 に一部を示す),床 6 例に整理した。これを天井点 検口や床下等から目視による調査が出来るか検討し,目視による検 査が全く行うことができない壁について研究対象とすることとした。. 非 破 壊. 3.破壊検査を含む検査手法の整理 破壊検査を含む検査手法を住宅性能表示制度,自立循環型住宅へ の設計ガイドライン,JIS,研究段階の検査方法,民間の性能向上イ ンスペクション教育関連団体 6 団体への調査より整理した(表 2)。 破 壊. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩. 他. 図1. 研究フロー. ○ ○. ○ ○ ○. ○. ○ ○. △. ○ ○ ○. ○ ○ ○. ○ ○. ○ ○ ○. ○ ○. ○ ○ ○. ○ ○. △ △. ○. ○. ○. ○. ○. ○. △. ⑫ 外 ⑬ 外 外 ⑭. 開孔指針 △ 開孔機械目視 △ 外装材撤去後検 査 ○. △. △ △. △. △ △. △ △. ○ ○. ○. ○. ○. ○. ○. ○. 外. 防水層撤去後検 査 ○. ○. ○. ○. ○. ○. ○. ⑮ 測推. 検査対象部位・項目 ⅶ防 ⅵ断 ⅲ軸組 ⅳ耐力壁 露措 ⅸ防水等 熱材 置 有 金物 有 釘・ 有 措置 防水 通気 無・ 等 無・ 金物 無・ 状況 層の 層の 寸法 寸法 等 種 有無 有無 類・ 寸法. ⑯ 年代推測 ⑰ 安全側推測 ⑱ 全体 常時微動測定 ⑲ 内 気密測定(JIS) ⑳ 内 スモーク試験. △ △. ○ △ ○ ○. 検 査 道 具. △ メジャー等 サーモカメラ 金属探査器 金属探査器 ○ 木材探査器 ○ 木材探査器 ○ 打診棒 打診棒 △ 針 △ ファイバースコープカメラ 打診棒,サーモカメラ, △ 金属探査器,木材 探査器, ○ 針 ○ ファイバースコープカメラ 打診棒,サーモカメラ, ○ 金属探査器,木材 探査器 打診棒,サーモカメラ, ○ 金属探査器,木材 探査器 年代で断熱材推定 無耐力壁,無断熱 常時微動測定機 気密測定器 スモークペンシル. 豊. (2) 4.実大模型への破壊調査等の実証実験及び評価,安定性の検証 壁に焦点を当て実大模型(図 1,図 2)による試験を行う。壁の断. 表3 ⑨-C. 壁の断面仕様検査⑨内部開孔・刺針(C 面) 被験者 1 被験者 2 被験者 3. 面仕様(ⅲ軸組,ⅳ耐力壁,ⅵ断熱材,ⅶ防露措置,ⅸ防水等)に用 いられる検査手法として非破壊検査①~⑧8 種類,破壊検査(内部). 状況. ⑨~⑪3 種類,破壊検査(外部)⑫~⑮4 種類を 3 名の被験者に行わ せ(表 3),各段階で断面仕様を推測させた。各段階の推測は次の 3 つ の視点から評価を行った。B 面は①外壁内壁間距離の測定を行わない。 (a)構成…外部から内部への断面構成(例:構造用合板直張り) (b)寸法…構成する材料の厚み(例:12mm). 器具 針,定規,照明. 針,定規,照明. (c)仕様…部材の性能を変化させるもの(例:釘径・ピッチ) その結果,非破壊検査では特に①外壁内壁間距離の測定が重要で. 外壁材 15 通気胴縁 不明 外張断熱材 80 合板類 12. 防水→. あり,(a)構成(図 3),(b)寸法は①を行う場合には正答率が 60%程度. 外壁材 14 通気胴縁(横)18 外張断熱材 100 合板類 12. 防水→. 防湿不明→. 防湿不明→. PB 12.5. 壁内壁間距離の測定は検査の安定性を高める重要な調査である可能 ただし,(c)仕様(図 4)については,非破壊検査では正答率が高 まらず,内部及び外部の破壊検査を行う必要があった。即ち,破壊検 査は(c)仕様に関する安定性を高める可能性があることが分かった。 被験者毎の能力に起因する差(図 5)は,非破壊検査から,破壊検 査(内部) ,破壊検査(外部)に進むほど正答率は高まった。 以上より,破壊検査は非破壊検査と比べて検査結果の安定性が高 まることが明らかになった。. D. 162.5. 平面図. 図1. 外装材 t=15 通気胴縁(横) 18*45 防水層 構造用合板(非) t=12 柱間充填断熱材 t=105 防湿層 PB t=12.5. 実大模型図面. 12.5. 1,078. 257.5. 105. 257.5. 18 12 12.5 15 80 120. 12 105 18. C1 外壁 15mm, 断面仕 通気胴縁不明, 様の推 防水層, 測 外張断熱材 80mm, 合板 12mm, 柱 127.5mm,間柱あり 断熱材不明, 金物不明, 筋交い不明, 防湿層不明, 胴縁なし, PB12.5mm. 100.0% 80.0% 60.0% 40.0% 20.0% 0.0%. 162.5. ①. ②. 図3 C-A断面図. 100.0% 80.0% 60.0% 40.0% 20.0% 0.0%. 100.0% 80.0% 60.0% 40.0% 20.0% 0.0%. ③. ④. ⑤. 外壁 15mm, 外張断熱材 100mm (外壁一体), 通気胴縁不明, 防水層, 面材類 12.5mm 柱 127.5,間柱あり 断熱材あり, 金物あり, 筋交い不明, 防湿層, 横胴縁 厚不明, PB9.5mm. ⑥. ⑦. ⑧. ⑨. ⑩. 構成B. ⑪. ⑫. ⑬. ⑭. ⑮. ⑬. ⑭. ⑮. ⑬. ⑭. ⑮. 構成C. 調査段階別・面別の正答率(構成). ①. ②. ①. ③. ④. ⑤. 仕様A. 図4. ⑥. ⑦. ⑧. ⑨. 仕様B. ⑩. ⑪. ⑫. 仕様C. 調査段階別・面別の正答率(仕様). ②. ③. ④. ⑤. 被験者1. 実大模型写真. PB 12.5. 柱頭柱脚金物等あり. 910. 図4. 図2. バライタ 9 PB 12.5. 外壁 14mm, 通気胴縁(縦)18mm, 防水層, 外張断熱材 100mm, 合板 12mm, 柱 120mm,間柱不明 断熱材なし, 金物不明, 筋交い不明, 防湿層, バライタ 9mm, PB12.5mm. 構成A. 外 部. 内 部. 柱 127.5 断熱材あり 127.5 防湿不明→. ※アンダーバーは正答の構成,寸法,仕様を示す. 105 24. 177.5 12 15 105 18 7.5. 12.5. 910. A 18 12 12.5 15 80 120. 12.5 300. 外装材 t=15 通気胴縁(縦) 18*45 防水層 外張り断熱材 t=80 構造用合板(非) t=12 無断熱 PB t=12.5. 3.8. B. 12.5. 12 15 120 18. 910. C. 外装材 t=15 通気胴縁(縦) 18*45 防水層 外張り断熱材 t=80 構造用合板(非) t=12 柱間充填断熱材 t=120 防湿層 PB t=12.5. 外装材 t=15 通気胴縁(横) 18*45 防水層 構造用合板(非) t=12 柱間充填断熱材 t=105 防湿層 PB t=12.5. 外装材 t=15 通気胴縁(縦) 18*45 防水層 構造用合板(非) t=12 柱間充填断熱材 t=120 防湿層 PB t=12.5. 1,695. 外装材 t=15 通気胴縁(縦) 18*45 防水層 外張り断熱材 t=80 構造用合板(非) t=12 無断熱 PB t=12.5. 外壁材 17.5 外張断熱材 100 通気胴縁 不明 面材類 12. 防水→. 柱 120 無断熱. 柱 127.5 断熱材不明. であるが,実施しない場合には正答率が 10%以下となる。従い,①外 性が高いことが明らかになった。. 針,定規,照明. PB+柱幅 145mm,PB 厚み PB+柱 幅 130mm ,PB 厚 み PB+ 柱 幅 140mm , PB 厚 み C1 12.5mm,胴縁なし,防湿層 12.5mm,バライタ 9mm,防湿層 12.5mm,防湿層不明,柱幅 結果 不明,断熱材不明,外周側 不明,断熱材なし,外周側 127.5mm,断熱材あり,外周 に合板類あり,金物不明 に合板類あり,金物不明 側の構成不明,金物不明. ⑥. ⑦. ⑧. ⑨. 被験者2. ⑩. ⑪. ⑫. 被験者3. 調査段階別・面別の正答率(被験者別). (3)

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