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社会科 第6学年活用例

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Academic year: 2024

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1◦ ICTを活用するポイント

① 導入の資料提示での活用

単元の導入で児童の問題意識を高めることは学習を成功させる上で非常に大切なことです。これまで は,教科書を使ったり教師が黒板に資料を掲示したりしていましたが,ICT(電子黒板やデジタル教 科書)を活用して大きな画面に美しい資料を提示することで今まで以上に児童の関心を高めることが できます。

② 調べたことについて話し合う場面での活用

調べる活動では,資料集や図書館などの図書資料も活用しますが,全員がもっている教科書が中心資 料になります。そして,調べてわかったことを発表し合い共有化を図る際には,児童の発表に合わせ てデジタル教科書の資料を提示すると理解を一段と深めることができます。

児童がデジタル教科書や電子黒板を活用しながら調べたことを発表するような学習も,慣れてくれば 難しいことではありません。

 

③ 講義型の教え込み学習にならないよう注意が必要

児童に学習への主体性をもたせるためには,「問題解決型」の学習を展開することが効果的です。教 師が教科書通りに学習を進める「講義型」の学習ばかりでは,児童の知識・理解はある程度高まりま すが,資料活用の技能を高めることは困難です。

これは,デジタル教科書を使う場合でも同様です。教え込みの学習にならないよう気をつけていきま しょう。

2◦大単元名 大昔の暮らし 中単元名 国づくりへの歩み  

3◦中単元の目標

○縄文時代と弥生時代の想像図を比べながら,人々の暮らしの様子について話し合い,歴史に対する興 味・関心を高めさせる。

○米づくりが始まって人々の暮らしや社会の様子が変化してきたことをつかみ,巨大古墳の広がりや神 話の内容などから,王(首長)を中心としたくにが,大和朝廷によって統一されていった様子をおさ えて,国の形成の経過を理解させる。

1

デジタル教科書 このように使おう

社会科 第6学年活用例

(2)

4◦指導計画(7時間)

小見出し ねらい 主な学習活動 デジタル教科書活用ポイント

オリエンテーション②

縄文の暮ら しウオッチ ング

(1・2/2)

狩りや漁をしていたこ ろの暮らしの様子をと らえるとともに,米づ くりが広まったころと の変化・発展の様子に 気づき,歴史に対する 興味・関心をもつ。

○縄文時代の出土物を観察して,暮ら しの様子を想像する。

○想像図などの資料を使い,狩りや漁 をしていた頃の人々の暮らしの様子 を調べる。

○狩りや漁をしていた頃と米づくりが 広まった頃の想像図を比べて,共通 点や相違点を見つけ,変化した理由 を予想する。

◎縄文土器や矢じりを見せ る。

◎縄文時代の想像図を見せ る。

◎人々の食べ物(縄文時代)

を拡大提示する。

◎弥生時代の想像図を見せ る。

大昔の暮ら しの変化を 見つけよう

(1/5)

大昔の暮らしの変化や 発展の様子について学 習問題を設定する。

○2枚の想像図を読み取って,見つけ たことや疑問に思ったことを話し合 う。

○考えをまとめて,学習問題を作る。

○調べる内容を考える。

◎児童の発言に合わせて想 像図を部分拡大して見せ る。

米づくりが 始まる

(2/5)

米 づ く り の 方 法 や 道 具,大陸から伝わった 技術について調べ,農 耕によって暮らしが変 化していったことをと らえる。

○弥生時代の出土物を観察して,使い 方を想像する。

○教科書を読んでわかったことを話し 合う。

○縄文時代と食べ物や道具を比べ,ど のように変化したかをまとめる。

◎弥生土器や石包丁などを 見せる。

◎米づくりの様子の想像図 を見せる。

◎児童の発言に合わせて資 料を拡大提示する。

1  国づくりへの歩み⑤

むらからく にへ

(3/5)

首長の登場や戦いの様 子などを調べ,むらか らくにへと社会が変化 していったことをとら える。

○吉野ヶ里遺跡の資料を見て,気がつ いたことを話し合う。

○教科書を読んでわかったことを話し 合う。

○米づくりがさかんになったことに伴 う,社会の変化をまとめる。

◎吉野ヶ里遺跡の様子や首 のない人骨の写真を見せ る。

◎児童の発言に合わせて銅 鐸などの写真を見せる。

巨大古墳と 大王

(4/5)

だれがどのような目的 で古墳をつくったのか を考え,大和朝廷と豪 族の動きをとらえる。

○大山古墳の写真を見て考えたことを 話し合う。

○教科書を読んでわかったことを話し 合う。

○大和朝廷のはじまりと勢力の拡大に ついてまとめる。

◎大山古墳の写真を提示す る。

◎児童の発言に合わせて前 方後円墳の分布図や鉄剣 の写真などを見せる。

古墳をつくっ た人々

(5/5)

古墳をつくらせた人物 が強い権力をもってい たことや,古墳づくり には大陸から伝わった 技術を用いたことをと らえ,大昔の人々の暮 ら し の 変 化 を ま と め る。

○古墳のつくり方を想像する。

○古墳づくりの様子の想像図や教科書 の文章からわかったことを話し合う。

○学習をふり返り,大切な事柄を確か める。

○大昔の人々の暮らしが,どのように 変化してきたのかを文章でまとめる。

◎古墳づくりの想像図を見 せる。

◎児童の発言に合わせて資 料を提示する。

2

学習問題  大昔の人々の暮らしは,どのように変わってきたのだろう。

(3)

5◦本時の授業案(オリエンテーション 1/2)

(1)本時のねらい

縄文時代の出土物を観察したり想像図などを使って調べたりして,狩りや漁をしていた頃の暮らしの 様子を理解し,歴史に対する興味・関心をもつ。

(2)授業の導入にあたって(準備など)

デジタル教科書を使った学習を展開するので,画面が見やすいような机の配置に気をつける。矢継ぎ 早に資料を提示するのではなく,資料をじっくりと見せる場面もつくり,児童が主体的に取り組めるよ うにする。

 

(3)主な学習活動とデジタル教科書の活用場面

① 縄文時代の出土物を観察して,暮らしの様子を想像する(10分)

② 出土物を観察して考えたことを話し合う(5分)

・かなり昔の道具のようだ。

・道具は手作りで作っている。

・1つめの道具は,食べ物をしまっておくために使ったのではないか。

・食べ物を料理するために使ったのではないか。

・2つめの道具は,動物や魚をとるときに使ったのではないか。

③ 想像図などの資料を使い,狩りや漁をしていた頃の人々の暮らしの様子を調べる(10分)

「この道具を見て,ノートにかきましょう。」

「どのように使っていたかを想像してかきましょう。疑問に 思ったこともかきましょう。」

「この道具もノートにかきましょう。」

「使い方を想像してかきましょう。」

「この図や教科書4ページを見て,この道具を使ってい た頃の暮らしを調べましょう。」

「暮らしを知るためには何を調べたらいいですか。」

 →衣・食・住(道具)を引き出す

※調べている間は,想像図を画面に映しておく

3

(4)

④調べてわかったことを話し合う(15分)

⑤ 当時の暮らしの特徴を見つけてノートに書く。学習の感想を書く(5分)

・自然の中から食べ物をとって暮らしていた。季節によって食べるものは違っていた。

・いくつもの家族が一緒に暮らしていた。みんなで共同で使う建物もあった。

(4)ICT活用における効果,期待される子どもの姿

・話し合いをする場面では,仲間の発言を集中して聞くことのできない児童もいる。デジタル教科書を 使って画面に映し出すことで,仲間の発言に関心をもてるようになるだろう。

・学習の終わりに考える活動を設定したが,考えるためには確かな事実認識が必要である。話し合いの 際に資料を映し出すことで,発言の内容を理解することも容易になるので,考える活動も取り組みや すくなることが期待できる。

※児童の発言に合わせて資料を拡大して映し出す

《食べ物について》

・弓矢ややりで動物をとってきた人たちがいる。

・クリのようなものをとっている人がいる。

・魚を干している人もいる。

・魚は網や銛でとるのではないか

・春は貝,夏は魚,秋はクリやブドウ,冬はイノシシやシカが多い。

  ※児童の発言に合わせて資料を映し出すのが難しいときは,

   想像図の該当部分に赤い丸などを書いて注目させる。

《建物について》

・小さな建物と大きな建物がある。倉庫のような建物に何かをしまっている。

・小さな建物が「竪穴住居」ではないか。

※デジタル教科書の本文の「竪穴住居」に下線を引く。

「大きな横長の建物や,三階建ての建物は何をするものだろう。」

  ※子どもの考えをさらに深める発問を返す。

「倉庫のような建物には何を入れているのだろう。」

・土器を倉庫に入れている。

・食べ物をしまっているようだ。

《道具について》

・土器を使って食べ物を煮たりたくわえたりしていた。

・左下でいくつもの土器を焼いている。

・その下では,何かをこねて土器の形を作っている。

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Referensi

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