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第 2 章 教育研究組織

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神戸女子大学 自己点検・評価報告書 15

第 2 章 教育研究組織

第1章

第2章

第3章

第4章

第5章

第6章

第7章

第8章

第9章

第10章

第11章

第12章

第13章

第14章

第15章

基礎データ

大学評価

(認証評価)

結 果 第2章

第 2 章 教育研究組織

 本学は、建学の精神に基づく教育目標の達成のため、必要にして十分な教育研究上の組織を 設置し、本学の特色を一層発展させるため、常に社会の変化に即応した教育研究組織であるこ とを追求していかなければならない。

 大学院研究科においては、関連する学部との関係に留意し、大学院研究科の目的を達成する ために人的・物的環境を整えるべく、教育研究組織に対する検証を重ねてきた。

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神戸女子大学 自己点検・評価報告書

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第 2 章 教育研究組織

A.教育研究組織

必須・当該大学の学部・学科・大学院研究科・研究所などの組織構成と理念・目的等との関連

[現状の説明]

<教育研究組織の概要>

 本学は建学の精神ならびに教育綱領を実現するため、教育研究組織として文学部・健康福祉 学部・家政学部の 3 学部、学校教育学専攻科の 1 専攻科、大学院家政学研究科・文学研究科の 2 研究科を設置している(表 2-1 参照)。

 表 2-1 神戸女子大学教育研究組織図

学        

日 本 語 日 本 文 学 科 英 語 英 米 文 学 科 神 戸 国 際 教 養 学 科

健 康 福 祉 学 部 健 康 福 祉 学 科 管理栄養士養成課程 専   攻   科 学 校 教 育 学 専 攻 科

大   学  

家 政 学 研 究 科

博 士 前 期 課 程 食 物 栄 養 学 専 攻 生 活 造 形 学 専 攻 博 士 後 期 課 程 食 物 栄 養 学 専 攻 生 活 造 形 学 専 攻

博 士 前 期 課 程

日 本 文 学 専 攻 日 本 史 学 専 攻

博 士 後 期 課 程

日 本 文 学 専 攻 日 本 史 学 専 攻

 文学部には、日本語日本文学科・英語英米文学科・神戸国際教養学科・史学科・教育学科・

社会福祉学科の 6 学科がある。社会福祉学科は 2006 年 4 月の健康福祉学部開設にともなって 募集を停止しており、2009 年 4 月からは 5 学科となる。

 健康福祉学部は、健康福祉学科の 1 学科のみであるが、社会福祉コース、こども家庭福祉コー ス、健康・介護福祉コース、感性・医療福祉コースの 4 コースに分かれている。現在学科再編 を進めており、2009 年 4 月からは社会福祉コース、精神保健福祉コース、介護福祉コースから なる社会福祉学科と、新たに設置する健康スポーツ栄養学科の 2 学科の構成となる。

 家政学部は、家政学科と管理栄養士養成課程の 2 学科で構成されている。

 大学院は、家政学研究科に食物栄養学専攻・生活造形学専攻の 2 専攻を開設し、文学研究科 に日本文学専攻・英文学専攻・日本史学専攻・教育学専攻の 4 専攻を開設している。

 なお、学部・学科の枠を超えて基礎科目、教養科目等の全学的な学士課程教育を実施・運営 するための組織として教育研究機構を設置している(『神戸女子大学教育研究機構規程』参照)。

 その他、研究所に準じる組織として古典芸能研究センターを三宮教育センターに設置してい

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神戸女子大学 自己点検・評価報告書 17

第 2 章 教育研究組織

第1章

第2章

第3章

第4章

第5章

第6章

第7章

第8章

第9章

第10章

第11章

第12章

第13章

第14章

第15章

基礎データ

大学評価

(認証評価)

結 果 第2章

る。

 教育と研究を支援する重要な組織である図書館は須磨キャンパスに本館があり、三宮教育セ ンターに分室を置いている。また、健康福祉学部はポートアイランドキャンパスの神戸女子大 学・神戸女子短期大学図書館を短大と共同利用している。

 文学部・家政学部・大学院家政学研究科・文学研究科は須磨キャンパスに、健康福祉学部はポー トアイランドキャンパスに設置されている。ポートアイランドキャンパスには神戸女子短期大 学が併設されている。また、三宮教育センターは大学院文学研究科の夜間開講サテライト教室 や、地域貢献のためのオープンカレッジ(公開市民講座)の場としても機能している。

 なお、本学の教育研究組織の妥当性を検証する仕組みとしては、常任理事会で恒常的に議論 が行われ、それに基づいて部局長会で議論を重ね、全学教授会で承認された事項については最 終的に理事会・評議員会に提案されて決定されるという形になっている。

<建学の精神と教育研究組織の関係>

 本学の建学の精神の基本は実学教育による自立した女性の育成にある。本学のルーツとなる 神戸新装女学院は 1940 年に設立され、洋裁の技術を習得することにより銃後にあって自立し、

かつ国家に奉仕しうる女子の育成を目的としていた。

 戦後の平和と民主化の時代を迎え、1950 年にわが国に短期大学の制度が発足すると同時に、

家政系の神戸女子短期大学を設立し、女性の社会的進出を促すべく 1954 年に家政科第一部が 栄養士養成施設として認定され、1955 年には初等教育科を開設した。

 高度経済成長が進行していた 1966 年には、女性の高学歴化指向を先取りして須磨キャンパ スに神戸女子大学を開設した。当初は短期大学からのステップアップを目的として家政学部家 政学科のみの単科大学として発足し、1967 年には家政学科栄養課程が栄養士養成施設としての 指定を受けた。また、1968 年には管理栄養士養成課程を設置して、女性の特性を活かした高度 な専門職として管理栄養士の養成を開始した。

 1969 年には文学部を開設して総合大学としての道を歩み始めた。女性の職業教育として短期 大学からのステップアップを目的として、教育学科における小学校教諭・幼稚園教諭の育成に 重点が置かれたが、「学術の研究を通して、人間社会に対する広い視野と深い洞察とを身につ け、識見高く、心情豊かな女性を育てる」という教育綱領に対応して、文学科国文学専攻・英 文学専攻と史学科が同時に設置され、それぞれ国語、英語、社会の中学校教諭・高等学校教諭 の育成という職業教育を行うと同時に、人文科学における高度な学術研究に裏付けされた幅広 い人格教育を実施する体制が整った。更に 1984 年から 97 年にかけては、より高度な学術研究 と教育を実現するために順次、各学科の上に大学院が設置され、それに伴って研究施設、教員 組織共に格段の質的向上が図られた。その一方で、「地域が求める大学」、「時代が求める大学」

として女性の職業教育の領域を広げるために、1996 年には文学部に社会福祉学科を新設し、そ れを 2006 年には健康福祉学部として拡大した。また、学部、学科、大学院の研究科各専攻の 多様化と内容の充実に伴って、神戸女子大学全体としてのアイデンティティーを維持、確認し、

高度で幅広い教養教育を推進するための全学組織として、2006 年に教育研究機構を設置した。

<教育研究組織の運営>

 日常的な教育と研究は、学科毎に独立性をもって運営されている。それぞれの詳細は第 3 章 で述べるが、専任教員数の合計は 125 名であるのに対して、学生の収容定員は 3,020 名であり、

単純計算では教員 1 名当たりの学生数は約 24 名となる。この数値が妥当であるかどうかにつ

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神戸女子大学 自己点検・評価報告書

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第 2 章 教育研究組織

いては、学部・学科によって特性が異なるので一概にはいえないが、より緻密で行き届いた少 人数教育の実施を目指している。

[点検・評価−長所と問題点]

 大学の設立以来、建学の精神の実現と時代の要請に合わせて学部・学科を設置してきており、

教育研究組織としての適切性、妥当性は満たされている。それぞれの学科では第 3 章で詳述す る通り、時代の流れや社会の変化を先取りして内容の充実や改変に取り組んでおり、相当の成 果をあげている。

 やや問題点があるとすれば、学科や専攻ごとの独立性が強く、学部・大学院の教育と研究が 高度化して専門性が高くなるに従って、学問の細分化に応じて個別分散化が進んでいることで ある。その結果、二つの問題が生じている。

 第 1 は、教育研究活動の内容に学科間、専攻間で精粗があり、その成果にもばらつきが生じ ていることである。それが授業アンケートや研究成果にも表れている。

 第 2 は、学科間、専攻間での教員の交流が少なく、学際的な研究活動や幅広く高度な教養教 育の実現に活かされていないことである。そのことによって、神戸女子大学全体としての個性 の主張が建学当初に比べ弱くなってきている。それを解消するために教育研究機構と教育研究 部が設置されたが、組織としての整備がまだ十分ではなく、教務部との連携が円滑でないのが 現状である。新組織の整備を急いでいるところである。

[今後の改善・改革に向けた方策]

 本章の目的でもある「学生が求める大学」、「地域が求める大学」、「時代が求める大学」の三 つの観点が、教育と研究の二つの側面に反映されているかどうかは、常任理事会、学園企画室 で恒常的に検討されている。新たな要請が生じていると判断した場合には、教育研究組織に反 映させるために、副学長、法人本部長、企画室に加えて理事長、学長も適宜参加する学科再編 会議を組織し、新たな学科再編案を策定する。現在、2009 年度から実施する学科再編を成功さ せるための取り組みを継続中である。なお、入試広報部は必要に応じて参加し情報を提供する こととしている。

 更に、長期的な視点に立って時代の流れや社会の変化を先取りして教育研究組織の内容の充 実や改変に取り組むことが重要で、2008 年 4 月、学長の諮問機関として行吉学園の将来計画を 議論する「将来計画タスクフォース」が組織された。学長からの諮問事項は、「各学部・学科 が抱える課題について」と「行吉学園の将来構想に関する基本的な考え方」の 2 点で、1 年を めどに答申の提出が求められている。

Referensi

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