令和 2 年度 愛知学泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名
実務経験のある 教員による授業
科目
基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
科目の概要
学修内容 到達目標
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性 働きかけ力 実行力
考え抜 く力
課題発見力 計画力 創造力
チ ー ム で 働 く 力
発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性
ストレスコントロール力 テキスト及び参考文献
他科目との関連、資格との関連
学修上の助言 受講生とのルール
330332067 子どもの健康と安全 山﨑典子
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専門1
選択 3年後期保育の原点は、子どもの命を守り、子どもの健やかな育ちを支えることにある。一人ひとりの子どもの心身 の状態や発達、特性、個性、にそった保育によって子どもの健康は保たれる。保育士としてまず身につけて ほしい知識・技術を学ぶ。
①保健的観点を踏まえた保育環境及び援助について学ぶ。
②保育における健康及び安全の管理について学ぶ。
③子どもの体調不良に対する適切な対応ついて学ぶ。
④感染症対応ついて学ぶ。
⑤保育における保健的対応ついて学ぶ、また健康及び安全の管理の実施体制つい て学ぶ。
①保健的観点を踏まえた保育環境及び援助について理解する。
②衛生管理・安全対策・危機管理・災害の備えについて理解する。
③体調不良に対する適切な対応や応急処置の方法を知る。
④感染症の集団発生の予防について理解する。
⑤3歳未満児や障害のある子どもへの対応を知り、職員間の連携・協働、自治体・関係 機関との連携について理解する。
子どもの保健に関する知識を学び、保育の中で実践できるよう学修する。
知識の実践のために、実際に体験してみたり、調べてみること、仲間と考えることができる。
どのような場でも子どもの命を守り、健やかな育ちを支えるためには、どのようなことが必要か、自ら学ぶ ことができる。
学んだことを講義ノートにまとめながら、自分なりの課題を見つけさらに考えたことを他の文献などを使い 学びを深めることができる。
グループワークで人の意見を丁寧に聞き、また自分の意見をわかりやすく説明できる。
無断欠席、遅刻、居眠り、私語は慎む。生活ルールを守り、積極的に参加する事ができる。
テキスト『子どもの健康と安全』松田博雄 金森三枝 他 中央法規出版 適宜プリントを配布します。
他科目との関連:保育原理・教育原理・社会的養護・子どもの保健・社会的養護・保育内容(5領域)
関連する資格:保育士・幼稚園教諭一種
・保育者として必ずおさえておきたい、基本的 な事項や、特に重要な内容を学ぶ。
・実際に役立つ知識や考える力を養う。
・近年の動向、関連領域の知識など、発展的な 内容を学ぶ。
・配布プリントや資料は、見やすく講義ノートにまとめ る。 ・予習にテキストを読んで授業に臨む。
・授業中の私語は慎しみ、無断欠席、遅刻、などしないよ うに真摯に学修する。
【評価方法】
評 価
対象 評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
学修成果 学期末試験
筆記(レポ ート含む)・
実技・口述 試験
①
②
③
④
⑤
平常評価
小テスト
①
②
③
④
⑤
レポート
①
②
③
④
⑤
成果発表
(プレゼンテ ーション・作 品制作等)
①
②
③
④
⑤
学修行動
社会人基礎 力(学修態
度)
10
①
②
③
④
⑤ 総合評価 割合 100
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準
40
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・配布したプリントに他の文献からも自ら調べたことを加えま とめる ・演習を通して体験したり、調べたり、仲間と考えたことを解 説を交えて作成することができる。
50
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積極的に演習に参加し、その内容について講義ノートにまとめ ることができる。
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主体性:課題に取り組み、自己学修をすることができたか評価 する。
実行力:必要な用語を調べたり、文献を読んだりすることが出 来る。
課題発見力:健康及び安全管理に関する知識を自ら考えること が出来たか評価する。
傾聴力:グループ活動の中、人の意見をよく聞き、自分の意見 を述べることができたか評価する。
規律性:授業が円滑に進行するようにルールを守ることができ たか評価する。
到達目標の①から⑤において、おおかた達成できてい る。テキスト以外の文献からも主体的に取り組むことが できる。
レポート作成において保育の際の留意点や具体的な手順 など理解し具体的に記すことができる。
到達目標の①から⑤において、7割程度は達成で きている。
レポート作成においてそれぞれの内容に応じて記 することができる。
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1週 /
2週 /
3週 /
4週 /
5週 /
6週 /
7週 /
8週 /
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
オリエンテーション 第1講 <子どもの健康と保育の環 境」>望ましい環境につい て、物的・人的観点から学 ぶ。
専門職としての個人の 課題と、保育施設にお いて配慮すべき視点を 学ぶことができる。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
講義 演習
グループ討議
12 0
主体性 実行力
第2講 <子どもの保健に関する個 別対応と集団全体の健康>
健康観察のポイントや健康 診断について学ぶ。
講義 演習
グループ討議
子どもの健康観察や与 薬の方法について理解 する。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力 傾聴力
第3講 <衛生管理>
保育所などの施設の衛生管 理について学び、理解を深 める。
講義 演習
グループ討議
消毒方法や具体的な衛
生管理の方法を学ぶ。 演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力 傾聴力
第4講 <事故防止および安全対策>
子どもの事故の現状と課題を 学び、子どもの集団での事故 防止対策や安全対策を学ぶ。
講義 演習
グループ討議
事故発生時の対応のた めのガイドラインの理 解をする。
保育における危険な箇 所を探す。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力 課題発見力
第5講 <災害への備えと危機管理>
保育現場で必要とされる災害 対策・危機管理について保育 士のとるべき行動について学 ぶ。
講義 演習
グループ討議
保育現場での危険箇所
を考えてみる。 演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力 課題発見力
第6講 <体調不良や傷害が発生し た場合の対応>
子どもの体調不良時に、様 子を観察し的確に対処でき るように学ぶ。
講義 演習
グループ討議
バイタルサインの測定 や熱中症の対応につい て考えることができ る。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力 傾聴力
第7講 <救急処置および救急蘇生法>
子どもに起こりやすい事故につ いて、適切な救急処置の方法に ついて学ぶ。
講義 演習
グループ討議
子どもの救命救急法を 習得することができ る。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 創造力 実行力
第8講 <感染症の集団発生と予 防・対応>
感染症の基礎知識をや予防 接種について学ぶ。
講義 演習
グループ討議
嘔吐した子どもへの対 応を通して、標準の予 防策の実践を身に付け ることができる。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
課題発見力 創造力
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9週 /
10 週 /
11週 /
12 週 /
13 週 /
14 週 /
15 週 /
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
第9講 <保育における保健的対応 の基本的考え方>
低年齢児・慢性疾患児・障 害児等への保健的対応につ いての考え方を学ぶ。
講義 演習
グループ討議
個別的配慮を要する子 どもの保護者との関わ り、保健的対応を考え ることができる。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力 課題発見力
第10講
<3歳未満児への適切な応対>
3歳未満児の子どもの形態的な 成長発達の特徴、機能的な発達 の特徴、心理社会的発達の特徴 を学ぶ。
講義 演習
グループ討議
乳幼児の成長のアセス メントを通して、今 後、情報収集や観察す べき点を考えることが できる。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力 課題発見力
第11講
<個別的な配慮を必要とする子 どもへの対応>
慢性疾患やアレルギー疾患など をもちながら生活する子どもと 家族への支援の方法を学ぶ。
講義 演習
グループ討議
食物アレルギーについ
て理解する。 演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力 傾聴力
第12講
<障害のある子どもへの適切 な対応>
障害理解の方法や障害のある 子どもたちの保育の重要性や 保育士の役割を考える。
講義 演習
グループ討議
発達障害のある子ども を理解することができ る。また実際の保育を 考えることができる。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力 傾聴力 課題発 見力
第13講
<職員間の連携・協働と組 織的取り組み>
専門機関・地域との連携、
小学校との連携などを学 ぶ。
講義 演習
グループ討議
事例を通して連携、協 働、ネットワークを考 えることができる。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力 創造力 課題発 見力
第14講
<保育における保育計画お よび評価>
保健計画の作成と活用を学 ぶ。
講義 演習
グループ討議
保健活動の実際や健康 計画や指導計画におけ る保健活動について知 る。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力 傾聴力 課題発 見力
第15講
<子どもを中心とした家 庭・専門機関・地域との連 携> 子ども・子育て支援事業を 学修する。
講義 演習
グループ討議
生活上の課題や病気、
障害をかかえる子ども や家族に対する支援の 必要性を理解すること ができる。
演習したことを講 義ノートにまとめ る。
12 0
主体性 実行力傾 聴力