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2019 年度 愛知学泉大学シラバス

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2019 年度 愛知学泉大学シラバス

科目番号 科目名 担当者名 基礎・専門

別 単位数 選択・必修 別

開講年次・

時期 1202320 微生物学

Microbiology 臼井 宗一 専門 2 必修 2 年 前期

科目の概要

微生物は40億年ほど前に地球上に現れた最初の生命である。以来、連綿と生き続けており、その賦存量は生 物界で最大である。従って、この地球は微生物の世界であると言っても過言ではない。

人間と微生物との関わりは深い。微生物は感染症の原因としてヒトの病気の重要な因子の一つである。また、

食中毒のほとんどは微生物が原因となっている。一方、微生物は我々の役にも立っている。発酵食品を代表に さまざまな分野(食品、農業、工業、医薬品など)で微生物が利用されている。

本講義では、微生物に関する基礎知識を学ぶとともに、ヒトと微生物のかかわりについて学修する。

学修内容 到達目標

① 微生物の種類と増殖条件等を理解する。

② 食品と微生物の係りを理解し、食品の保存性を高 める方法を理解する。

③ 発酵食品の生化学、種類、製造法を理解する。

④ 感染症の成立条件、感染症の予防、治療など感染症 に対する理解を深める。

⑤ 感染症に対する生体防御としての免疫のメカニズムに ついて理解する。

① 微生物とは何か、またその増殖条件を説明すること ができる。

② 微生物を視点に食品の保存性を高める方法とその 原理を説明することができる。

③ 発酵という現象について、生化学的側面を説明で き、その種類や製造方法を説明することができる。

④ 感染症の成立条件、感染から発症まで、感染症の化 学療法、予防などを説明することができる。

⑤ 免疫の仕組みについて説明することができる。

学生に発揮させる社会人基

礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例

前に踏 み出す

主体性 授業内容の復習をして、理解度を高め、知識を蓄積することができる。

働きかけ力 理解できない部分については、積極的に教員あるいは友人に質問できる。

実行力 感染症の流行などに関する新聞記事を見て、理解することができる。

考え抜 く力

課題発見力 教科書の章末問題を解き、理解できない点や疑問点を明らかにできる。

計画力 学修計画を立て、実行することができる。

創造力 発酵食品を実際に食べ、関与微生物、発酵の原理について説明することができる。

チ ー ム で 働 く

発信力 微生物に関するニュースや話題を他の人に説明することができる。

傾聴力 授業内容の理解と整理ができ、その内容をノートに記述することができる。

柔軟性

情況把握力 感染症の発生時などに冷静に対処する能力を身につける。

規律性 授業の最初に説明する留意事項を守り、他人に迷惑をかけないよう行動する。

また、社会におけるルールの役割とその重要性を認識する。

ストレスコントロール力 テキスト及び参考文献

テキスト:「エキスパート管理栄養士養成シリーズ 微生物学」 小林光、白石淳 編集 化学同人

(参考文献)「感染症と文明」山本太郎著 岩波新書 「もっとよくわかる!免疫学」河本宏著 羊土社 他科目との関連、資格との関連

他の科目との関連:生化学、食品衛生学、食品衛生学実験、食品学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ、食品加工学実験、公衆衛生学Ⅰ、

資格との関連:管理栄養士、食品衛生監視員、食品衛生管理者

学修上の助言 受講生とのルール

・ 予習よりも復習に重点を置くことを勧める。ミニテストに 向けしっかり勉強することが大切である。

ただし、学修に余裕のある場合は予習を行うこと。

・ 教えられたことをただ暗記するのではなく、なぜそうな るのかについて考え、理解するよう努めること。

・ 微生物学と社会とのかかわりについて注意を払うこと。

(感染症などのニュースに関心をもつ)

・ 授業は教員と学生の協同で成り立つものである。

講義を傾聴すること。

また、授業中であっても大いに質問すること。

(2)

【評価方法】

評価方法 評価の 割合

到達

目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント

筆記試験 50

① ✓ ・授業で学修した内容の理解度を確認する。

・次の到達レベルをもって合格の基準とする。

S:微生物の分類とそれぞれの構造、有する性質と生理・代謝について、食 品の微生物相と保存性を高める方法、発酵食品の種類と製造方法、感染 症の成因、新興・再興感染症、化学療法、免疫について完璧に説明する ことができる。

A:微生物の 5 つの分類と基本的な性質、食品の保存性を高める方法、発 酵食品の種類と製造方法、感染症の成因、新興・再興感染症、化学療 法、免疫について説明できる。

B:微生物の分類、食品の保存性を高める方法、発酵の種類と製造方法、

感染症について説明することができる。

C:食品の保存性を高める方法、発酵食品の種類、感染症についてわかる。

D:Cのレベルに達していない。

② ✓

③ ✓

④ ✓

⑤ ✓

小テスト 40

① ✓ ・小テストの点数を平均して判定する。

① 授業内容を理解できているか確認する。

② 穴埋め、〇×、簡単な記述問題を中心に出題する。

③ 国家試験予想問題の内容からも出題する。

・出題範囲は、各時点までに授業で学習した内容とする

② ✓

③ ✓

④ ✓

⑤ ✓ レポート

成果発表

(口頭・実技)

作品

社会人基礎力

(学修態度) 10

① ✓ ・授業中や出席カードでの質問内容を評価する(主体性)

・国家試験問題を解き、理解できない点を明らかにできる(課題発見力)

・「あいづち」や「うなづき」など話を聞く姿勢ができている(傾聴力)

・「欠席や遅刻」、「私語や居眠りなどの学習意欲の低下」が見られる場合は減 点する(規律性)

② ✓

③ ✓

④ ✓

⑤ ✓ その他

総合評価

割合 100

【到達目標の基準】

到達レベル A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準

微生物の分類ができ、基礎的な性質を説明できること。

食品と微生物の関わり、食品の保存性を高める方法、発 酵食品の種類と製造方法について説明できること。感染 症について、感染とその経過、化学療法とその問題点、

免疫、予防接種の意義等について説明できること。

S(秀)は総合得点が 9 割以上とする。

微生物を分類できること。食品と微生物の関わ り、食品の保存性を高める方法、発酵食品の種類 と製造方法を説明できること。感染症について は、感染とその経過、免疫等について説明できる こと。

(3)

週 学修内容 授業の 実施方法

到達レベル C(可)の基

準 予習・復習 時間

(分)

能力 名

1週 /

1章:微生物とは

微生物の生態系における役割、

微生物が地球環境の形成に果 たしてきた役割について理解 する。

講義

微生物が地球上最初の 生命であること、また 生態系における役割な どを説明できる。

( 復 習 ) 生 命 の 歴 史 に ついて整理すること。 90

主 体 性 実行力 傾聴力

2週 /

1章:微生物学の歴史

微生物学の歴史について説明 する。各年代の微生物学者の功 績を理解する。

講義 著名な微生物学者の功

績が説明できる。

(予習)テキストp3-5 を 読んでくること。

(復習)パスツールとコッ ホの業績について整理 すること。

90

主 体 性 実行力 傾聴力

3週 /

2章:微生物学の基礎 微生物の種類と構造を学ぶ。

細菌、ウイルス、真菌(酵母)、 原虫などの種類と構造を理解 する。

講義

微生物の分類ができ、

大きさや構造を説明で きる。

(予習)テキストp11-21 を読んでくること。

(復習)微生物の種類、

細菌の構造について整 理すること。

90

主 体 性 実行力 傾聴力

4週 /

2章:微生物学の基礎 微生物の生理と代謝を学ぶ。

細菌の増殖、代謝を理解する。

講義

細 菌 の 増殖の 特 徴 、代 謝の諸形態について説 明できる。

(予習)テキストp21-35 を読んでくること。

(復習)微生物と水、酸 素等の関係について整 理する。

・小テストに向けた復習 p3-21

90

主 体 性 実行力 傾聴力

5週 /

3章:食品微生物学1

食品中の微生物相について学 ぶ。食品は常に微生物によって 汚染されていることを理解する。

小テスト、答え合わ せと解答の解説 講義

食品中の微生物相につ いて説明できる。

(予習)テキストp37-44 を読んでくること。

(復習)土壌、大気、水 中の微生物の関連を整 理すること。

90

主 体 性 実行力 課 題 発 見力

6週 /

3章:食品微生物学2

微生物(細菌)の増殖因子につ いて学ぶ。細菌が増殖するため には、さまざまな条件が必要なこ とを理解する。

講義 栄養、水分、pH、温度、

酸素濃度などと細菌の増 殖の関係を説明できる。

(予習)テキストp44-47 を読んでくること。

( 復 習) 細 菌の 増 殖条 件を整理すること。

90

主 体 性 実行力 傾聴力

7週 /

3 章:食品微生物学3

食品の腐敗・変敗及び保存法を 学ぶ。食品の腐敗の過程で生じ る物質及び食品の保存法を理 解する。

講義

腐敗した食品のアンモニ ア 臭 、 酸 臭 の 原 因 及 び 食品の保存法を説明で きる。

(予習)テキストp47-54 を読んでくること。

( 復 習) 保 存食 品 に つ いて、なぜ保存性が高 いのか考える

・小テストに向けた復習 p37-54

90

主 体 性 実行力

8週 /

3 章:食品微生物学4 発酵とは何かについて学ぶ。

発酵の生化学、さまざまな発酵 食品について理解する。

小 テ ス ト 、 答 え 合 わせと解答の解説 講義

発酵を行う微生物及び発 酵 食 品 の も つ 特 徴 を 説 明できる。

(予習)テキストp54-67 を読んでくること。

(復習)発酵による食品 の変化、発酵のメリット を整理する。発酵食品 メーカーのホームペー ジを見て製造法を学ぶ こと。

90

主 体 性 実行力 傾聴力 課 題 発 見力

能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力

(4)

週 学修内容 授業の 実施方法

到達レベル C(可)の基

準 予習・復習 時間

(分)

能力 名

9週 /

3 章:食品微生物学5

発 酵 の 生 化 学 的 側 面 及 び お 酒、酢、味噌など発酵食品のつ くり方について理解する。

講義

なぜ、微生物が発酵を行 うのか生化学的に説明で きる。

さまざまな発酵食品の製 造法を説明できる。

(予習)解糖系について 復習してくること。テキス トp54-67 を読んでくるこ と。

・小テストに向けた復習 p54-67

90

主 体 性 実行力 傾聴力

10 週 /

4 章:病原微生物学1 感染とは何かについて学ぶ。

小テスト、答え合わ せと解答の解説 講義

感染症成立の要件、感 染後の経過について説 明できる。

(予習)テキストp71-75 を読んでくること。

(復習)病原体とその感 染経路について整理す ること。

90

主 体 性 実行力 傾聴力 課 題 発 見力

11週 /

4 章:病原微生学2

細菌感染症、ウイルス感染症に ついて学ぶ。

講義

主要な細菌感染症及び ウイルス感染症について 説明できる。

(予習)テキストp75-118 を読んでくること。

(復習)感染から発症ま での経過について整理 すること。

90

主 体 性 実行力 傾聴力

12 週 /

4 章:病原微生物学3

感染症法のしくみ、再興・新興 感染症について学ぶ。

講義

感染症法の概要、再興・

新 興 感 染症とは 何 かに ついて説明できる。

(予習)テキスト 6-10, 118-126 を読んでくるこ と。

(復習)新興、再興感染 症の病原体を整理する こと。

・小テストに向けた復習 p6-10、p75-126

90

主 体 性 実行力

13 週 /

5章:病原微生物学4

化学療法及び滅菌・消毒につい て学ぶ。

抗生物質など化学療法剤とそ の問題。滅菌、消毒など微生物 を除去する方法とその効果お よび意義を理解する。

小テスト、答え合わせ と解答の解説 講義

化学療法剤の種類と問 題 点 。 殺 菌 、 滅 菌 、 静 菌、除菌の違いと消毒剤 の効果を説明できる。

(予習)テキストp126- 146 を読んでくること。

( 復 習) 化 学療 法 剤の 種類及び滅菌と消毒の 違いについて整理する こと。

90

主 体 性 実行力 課 題 発 見力

14 週 /

6 章:病原微生物学5

微生物による感染を逃れる生体 側の防御機構である免疫につい て理解する。

講義

免疫のメカニズム及び高 原、抗体など免疫に関す る用語を説明できる。

(予習)テキストp147- 159 を読んでくること。

( 復 習) 特に獲 得 免 疫 について、そのメカニズ ムを理解すること。

・小テストに向けた復習 p147-159

90

主 体 性 実行力 傾聴力

15 週 /

7 章:病原微生物学6

能動免疫としての予防接種及び アレルギー、自己免疫疾患につ いて理解する。

小テスト、答え合わ せと解答の解説 講義

予防接種法の概要、アレ ルギーの分類、代表的な 自己免疫疾患について 説明できる。

(予習)テキストp159- 170 を読んでくること。

(復習)アレルギーの分 類、主要な自己免疫疾 患とその症状について 整理すること。

定期試験に向け、本科 目で学んだことをしっか り復習すること。

90

主 体 性 実行力 課 題 発 見力

能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力

Referensi

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