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2022 年度 第 2 回 10 月北大本番レベル模試地理 採点基準

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2022年度 第2回10月北大本番レベル模試地理 採点基準

1 単答記述問題

誤字,脱字,漢字間違いは0点。

記号問題で 「イ)」が正答の場合「イ」も正答とする。

2 論述問題

①「設問別加点基準」に基づき加点する。また,その他各問題の主旨に適した解答にも適 宜加点する。ただし,満点を超える得点は与えない。

② 以下の「共通減点基準」に基づき減点する。

3 共通減点基準

① 加点要素における誤字・脱字および漢字の間違いは1点減点。

② 下線の付け忘れは1点減点。

③ 指定用語不使用は1つにつき1点減点。

④ 字数オーバーは1点減点。

*減点しなくていい要素,その他の注意

① 地理用語に関して,漢字の新字体/旧字体や,スロヴェニア⇔スロベニア,パキスタ ン⇔パーキスターンといったカタカナ表記の通念の範囲内での異体に関しては減点はし ない。

② 加点要素以外で誤った記述があった場合,その部分は0点だが,減点はしない。

③ 加点項目は内容的に整合性が取れていればよく,字句の順序や表現は必ずしも完全に 一致していなくてもよい。

④ 文章が未完のものも減点しない。

4 採点記号について

1.<□□□□> 加点ポイント 2.□□□□× 事実に誤認あり 3.□□✔□□ 誤字あり/脱字あり

(2)

5 設問別加点基準

1) 部分は必須キーワードであり,この表現がなければ当該加点ポイントに おける加点はしない。その他は同義であれば加点する。

2)○○/△△ は「○○でも△△でも可」を意味する。

3)「②(①の説明として)」は,加点ポイント①を正解していなくても,加点ポイン ト②に該当すれば加点する。

4)「 A 」が「 B 」→1点 は,「 A 」と「 B 」の両方の要素があれば 1点加点する。

問1 8点

北西季節風が越後山脈で上昇して雪雲が生じる風上側の津南に比べ,風下側のみなかみは 降雪後の乾燥した季節風が吹き下ろす。北西季節風に直面し,後背に山地を持つ高田に対 し,新潟は北西季節風に対して佐渡の陰になるうえ,大気を上昇させる山脈から遠い。

【加点ポイント】

①(降水の要因)北西季節風 →2点 (※「季節風」のみ →1点)

②(降水の要因)①が山脈にぶつかる/地形性降雨/地形性降雪となる →2点

③(みなかみと津南について)みなかみは山脈の風下で津南は風上になる

/津南で降雪後の乾燥した風がみなかみに吹く →2点

④(新潟と高田について)高田は背後に山地を持つが新潟は山脈から遠い /高田は北西季節風に直面するが新潟は佐渡の陰になる

/高田は地形性降雪があるが新潟は佐渡で降雪後の風が吹く→2点

問2[記述] 4点

札幌は,シベリア高気圧からの北西季節風による降雪が増える冬季に日照時間が少ない。

中標津は,オホーツク高気圧からの北東風による霧が増える夏季に日照時間が少ない。

【加点ポイント】

★問2[記号]の両方の正解を加点の前提とする

①(札幌は)冬季(冬)に日照時間が少ない →1点

②(①の理由)「北西季節風」により「降雪/雪雲/降水量が多くなる」 →1点

③(中標津は)夏季(夏)に日照時間が少ない →1点

④(③の理由)「オホーツク高気圧(オホーツク海)からの風/冷たい北東風」により 「霧が増える/濃霧が発生する」 →1点

(3)

問5A 2点

頂上付近の植生がハイマツ中心なので寒冷地の利尻島である。

【加点ポイント】

① 利尻島である →1点

★②は①の正解を加点の前提とする

② 頂上付近にハイマツ地の記号がある/ハイマツは寒冷地に分布する →1点

問5B 2点

陥没した火口があるので活発な活動を行っている火山島の三宅島である。

【加点ポイント】

① 三宅島である →1点

★②は①の正解を加点の前提とする

② 陥没した火口がある/南側の平坦地は火口だと考えられる

/岩崖や土崖が四方に見られ溶岩が流れた跡だと考えられる →1点

問5C 2点

1500m付近の植生に広葉樹林があるので,暖候地の屋久島である。

【加点ポイント】

① 屋久島である →1点

★②は①の正解を加点の前提とする

② 1500m付近の植生に広葉樹林がある/高地で広葉樹林が分布するので暖地である

/屋久島には高い山が多数連なる →1点

問6 A:トンボロ/陸繋砂州 →1点

C:掘り込み/掘込 →1点(※堀込 →×)

問1③ 3点

武装した海賊による,略奪や身代金請求などの犯罪行為が横行している。各国が軍隊など を派遣し,自国船を警護し,日本も自衛隊を派遣している。

【加点ポイント】

①(共通の問題)海賊/略奪や身代金請求などの犯罪行為 →2点

②(対応策)各国が軍隊を派遣/警護(警備)体制の強化/自衛隊の派遣 →1点

(4)

問3[説明] 3点

国土の広大なAは内陸の農畜産物や資源を出荷する貨物の鉄道利用が盛んだが,旅客は発 達した他の交通機関を利用する。他の交通機関の整備が遅れたBでは旅客・貨物ともに植 民地時代から敷設された鉄道の分担率が高い。

【加点ポイント】

★問3[国名]で「A:アメリカ合衆国」と「B:インド」の正解を加点の前提とする

①「Aでは貨物の鉄道利用が盛ん」で「Bでは旅客・貨物ともに鉄道利用が盛ん」 →1点

②(Aの理由)「国土が広大」で「農畜産物/資源」が豊富(を輸送する) →1点

③(Bの理由)他の交通機関(高速道路や航空網)の整備が遅れた

/早くから(植民地時代に)鉄道網が整備された →1点

問4[説明] 3点

FTAは,2 か国以上の国の間で関税などの貿易制限を撤廃・削減し合う自由貿易協定で,

EPAは関税のほか投資・人の移動・知的財産権など広範な貿易上のルールを取り決める 経済連携協定である。

【加点ポイント】

①(FTAは)関税などを撤廃・削減する →1点

②(EPAは)関税だけではなく/FTAの内容も含んで →1点

③(EPAは)投資(人の移動/知的財産権)などの貿易も含む

/ヒト・モノ・カネの移動の自由化を図る →1点

問5[説明] 4点

1980年頃までは閉鎖的な自給自足の経済体制の下で貿易依存度は低かった。その後,改革 開放政策が実を結び,安価な労働力を背景に外資導入を進める輸出指向型工業化で,原材 料や部品を輸入し製品を輸出する「世界の工場」に成長したため貿易依存度が高まった。

しかし,経済成長により国内市場が成熟した近年は貿易依存度がやや低下している。

【加点ポイント】

① 2000年頃から貿易依存度が高くなった →1点

②(①の背景)輸出指向型工業化が進んだ

/原材料や部品を輸入し製品を輸出するようになった →1点

③(その他)

・1980年頃は貿易依存度が低かった

・(1980年頃は)閉鎖的な自給自足の経済体制/計画経済下であった

・改革開放政策を実施した 1つ1点

・外資を導入した/経済特区を設置した/安価な労働力を生かした 2点まで

・経済成長により国内需要が増大し近年は貿易依存度がやや低下した

(5)

問2⑵ 6点

現在のアフリカ諸国の国境の多くは植民地時代の境界を引き継いでおり,国内に複数の民 族が居住し,同一民族が複数の国に分断される状況にある。よって民族間の調整による国 家統合が難しい。

【加点ポイント】

①(国境は)植民地時代に引かれた/宗主国によって引かれた →3点

②(①により)国内に複数の民族が居住/同一民族が複数の国に分断

/国境が民族分布を無視している →3点

問2⑶ 5点

スリランカでは,多数派で仏教徒のシンハラ人と,少数派でヒンドゥー教徒のタミル人の 対立が内戦に発展し,多数派政府軍が少数派の武装組織を制圧した。

【加点ポイント】

①(国名)スリランカ →1点

②(民族名)「シンハラ人/シンハリ人」と「タミル人」 →1点

③(シンハラ人は)「多数派」で「仏教徒」 →1点

④(タミル人は)「少数派」で「ヒンドゥー教徒」 →1点

⑤(対立内容)多数派(シンハラ人)政府軍が少数派(タミル人)の武装組織を制圧した /シンハラ人の優遇策にタミル人が反発した

/対立の契機は公用語をシンハラ語のみにしたことであった →1点

問2⑸ 4点

カナダでは,国全体ではイギリス系住民が多数を占めるが,ケベック州ではフランス系住 民が多く,分離・独立運動が続けられてきた。

【加点ポイント】

①(国名)カナダ →1点

②(言語について)イギリス系が多数を占める/英語を話す人が多い →1点

③(言語について)ケベック州ではフランス系が多い

/ケベック州ではフランス語を話す人が多い →1点

④・(③では)分離・独立運動が続けられてきた/独立を求める人が多い

/独立を問う住民投票が実施された いずれかで

・(対立を防ぐ対策として)フランス語を国の公用語に加えた 1点

/多文化主義を取り入れた/連邦制を導入した

(6)

問2 5点

草原の枯れ草の腐植を豊富に含む肥沃なパンパ土が,周囲の平野に分布する。また,波が 穏やかで水深が深く,天然の良港となるエスチュアリーに面する。

【加点ポイント】

①(土壌について)パンパ土が分布する →1点

②(①は)肥沃である →1点

③(②の要因)草原の枯れ草の腐植が豊富/乾季に枯れる草原の腐植が流失しない →1点

④(港について)エスチュアリー/三角江 に面する →1点

⑤(①の利点)波が穏やかで水深が深い/天然の良港となる/後背地が平野である →1点

問4 8点

ブラジルでは,原油価格が高騰した石油危機後に,石油の代替燃料となるバイオエタノー ルの原料にするサトウキビの消費量が増えた。一方,キューバは,同じ社会主義国のソ連 が崩壊し,主要な砂糖の輸出先を失った。

【加点ポイント】

①(ブラジルについて)バイオエタノールの原料としての消費が増えた →2点

②(①の契機として)石油危機 →2点

③(キューバについて)主要な砂糖の輸出先を失った/砂糖の輸出が減った →1点

④(③の背景)ソ連の崩壊 →2点

⑤(④について)同じ社会主義国であった →1点

問7 8点

[キーワード] 余剰労働力 インフォーマルセクター 不法占拠

3つすべて使用すること (※下線不問 キーワード不使用は1つにつき1点減点)

農作業の機械化は農村の余剰労働力を増やし,農村から大都市への人口移動が活発化した。

しかし,大都市の就業機会も十分ではないためインフォーマルセクターで働く人々が増え,

彼らの多くは土地を不法占拠してファベーラを拡大させた。

【加点ポイント】

①(機械化の影響)農村の余剰労働力が増えた →1点

②(①は)大都市へ移動した/農村から大都市への人口移動が増えた →1点

③(都市問題として)

・就業機会が十分ではない/失業者が増えた →2点

・インフォーマルセクター(で働く人々)が増えた →2点

・土地(空家など)を不法占拠してファベーラが拡大した/スラムが増えた →2点

Referensi

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2 論述部分 ◆論述問題・共通の基準◆ 1.採点基準においては加点要素を,3点のものは太字・アミカケ☐☐で,2点のものは二重線□□ で,1点のものは下線□□で,それぞれ示している。採点に際しては常に前後の文脈に留意する (◎で示した事項,( )内に示した事項に内容が反していないかを確認する。例外的対応などに