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「NATO 研究会」について

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「NATO研究会」について

2009年9月24日

【研究概要】

NATO(北大西洋条約機構)は、冷戦終結以降、当初の集団防衛機構の役割を超えて大き な変容を遂げた。特に近年では、アフガニスタンでの活動などに見られるように、欧州地 域のみならず世界の安全保障に大きな役割を果たしている。2009 年に創設 60 周年を迎え たNATOはいま、新しい戦略概念(strategic concept)の策定作業のさなかにあり、NATO は現在もなお変容の過程にある。そして今後のNATOのあり方をめぐっては、28カ国に増 えた加盟国の中でも様々な議論がある。

最近の国際安全保障環境に鑑みて、日本とNATOが潜在的に協力しうる分野は今後増え ていくものと思われるが、これまで日本にとってNATOは必ずしも身近な存在ではなく、

NATO の実際の様子は日本ではあまり詳しく伝えられて来なかったように思われる。国内 世論への対応に苦慮しながら犠牲を払って作戦に参加している加盟各国の努力や、NATO が進もうとしている将来像とそれを巡る加盟国間の意見の相違など、現在のNATOの努力 やNATOが内外に抱える課題について理解を深めることは、日本とNATOとの関係を考え る際にも極めて重要なことである。

このような問題意識の下に、本研究会は、NATO の任務の変化や、いくつかの主要加盟 国のNATO政策の動向、そしてNATO とユーラシア地域との関わりなど、NATOの現状 と展望について理解と分析を深め、日本におけるNATOのより深い理解を促すことを目的 に発足した。

【これまでの成果】

本研究会は、2008年4月に発足した。2008年度は、12回の研究会を実施し、各回の研 究会では、委員が担当分野についての報告を行い、それについての議論を行ってきた。ま た2008年11月に委員の一部がブリュッセルのNATO本部に赴き、NATO関係者等と意見 交換を行った。2008年度末に中間報告となる報告書をまとめた。2009年度も、前年度の研 究をより深めるべく研究会を行っている。2009年度末に報告書を取りまとめるとともに、

ひいては出版という形で最終的な成果を広く発信したいと考えている。

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【研究会メンバー】

主査:

内藤 昌平 日本国際問題研究所客員研究員 委員:

岩間 陽子 政策研究大学院大学教授

河東 哲夫 東京財団研究員・早稲田大学客員教授 鶴岡 路人 防衛研究所教官

広瀬 佳一 防衛大学校教授

宮原 信孝 久留米大学教授・東京財団研究員 吉崎 知典 防衛研究所第5研究室長

渡部 恒雄 東京財団研究員 委員兼幹事:

小窪 千早 日本国際問題研究所研究員

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