平成 18 年度決算について
学校法人武蔵野美術大学の平成 18 年度決算が、平成 19 年 5 月 25 日の理事会において決定しま したので、お知らせいたします。
Ⅰ.決算報告書の構成
1. 消費収支計算書
学校法人の財政状態を把握するため、当該会計年度の消費収入及び消費支出の内容及び均衡 の状態を明らかにするものです。
1-a. 消費収支内訳表
消費収支計算書に記載される消費収入及び消費支出の決算額を、部門ごと(法人・大学・武蔵 野美術学園)に区分して記載するものです。
2. 資金収支計算書
当該会計年度の教育研究諸活動に対応するすべての収入及び支出の内容並びに当該会計年度 における支払資金(現金及びいつでも引き出すことができる預貯金)の収入及び支出のてん末を 明らかにするものです。
2-a. 資金収支内訳表
資金収支計算書に記載される収入及び支出で当該会計年度の教育研究諸活動に対応するもの の決算額を部門ごと(法人・大学院・造形学部通学課程・造形学部通信教育課程・武蔵野美術学 園)に区分して記載するものです。
2-b. 人件費支出内訳表
資金収支計算書に記載される人件費支出の決算額の内訳を部門ごと(法人・大学院・造形学部 通学課程・造形学部通信教育課程・武蔵野美術学園)に区分して記載するものです。
3. 貸借対照表
資産の部、負債の部、基本金の部及び消費収支差額の部を設け、当該会計年度の資産、負債、
基本金又は消費収支差額の科目ごとに、当該会計年度末の額を前会計年度末の額と対比して記 載するものです。
3-a. 固定資産明細表 3-b. 借入金明細表 3-c. 基本金明細表
貸借対照表の重要項目である固定資産、借入金及び基本金の状況、事由等について明らかに するものです。
3-d. 基本金明細表の付表(第 2 号基本金の組み入れに係る計画表)
第 2 号基本金を第 1 号基本金に全て振替をする年度まで、継続して作成するものです。
Ⅱ.決算書類の計算構造
貸借対照表
資 産 負債・基本金
消費収支差額
消費収支計算書 資金収支計算書
Ⅲ.決算書類の説明
1. 消費収支計算書の概要 (決算書類 3~4 ページ)
帰属収入は 99 億 8,700 万円となり、予算と比較して 5 億 6,300 万円の増加、前年度決算と比 較して 2 億 5,600 万円の増加となりました。そのうち、基本金組入額は 15 億 2,900 万円となり、
予算と比較して 4 億 2,000 万の減少、前年度決算と比較して 1 億 4,700 万円の減少となりまし た。この基本金組入の減少は建物、構築物及び備品等の固定資産の取得額が予算を下回ったこ と、及び除却を行ったことによります。
この結果、帰属収入から基本金組入額を差し引いた消費収入は 84 億 5,800 万円となり、予算 と比較して 9 億 8,300 万円の増加、前年度決算と比較して 4 億 300 万円の増加となりました。
一方、消費支出は 85 億 600 万円となり、予算と比較して 5 億 1900 万円の減少、前年度決算 と比較して 5,300 万円の増加となりました。
したがって、今年度の消費収支差額(消費収入-消費支出)は、4,800 万円の支出超過となり ましたが、翌年度への繰越は 20 億 8,200 万円の収入超過となりました。
以下「消費収入の部」「消費支出の部」に分けて説明します。
消費収入の部 (決算書類 3 ページ) (1) 学生生徒等納付金 83 億 7,200 万円
予算と比較すると 1 億 2,600 万円の減額となりましたが、前年度決算と比較するとほぼ同額 となりました。
(2) 手数料 2 億 8,200 万円
入学検定料は 2 億 7,900 万円となり、前年度決算と比較すると 200 万円の減額となりました が、予算と比較すると 1,200 万円の増額となりました。証明手数料と合計すると 2 億 8,200 万 円の収入となりました。
(3) 寄付金 2 億 9,300 万円
特別寄付金は 1 億 2,900 万円となり、これは平成 18 年度から募集を開始した 80 周年記念募 金によります。予算と比較すると 2,900 万円の増額、前年度決算と比較すると 1 億 900 万円の 増額となりました。現物寄付金は 1 億 6,200 万円となり、これは主に本学顧問故小川(三雲) マリ氏からの遺贈に係る土地及び建物を計上したことによります。また、一般寄付金の 225 万 円は土地及び建物と同様、全額故小川(三雲)マリ氏からの贈与によります。
資金支出
次年度 繰越支払資金
前年度 繰越支払資金
資金収入 消費支出 消費収入
消費収支差額
基本金組入額
帰属収入
(4) 補助金 7 億 600 万円
主に国庫補助金として経常費補助金、研究設備整備等補助金の他、平成 18 年度に採択された 現代GP、特色GPからの収入を計上しています。前年度決算と比較すると 3,000 万円の減額 となりましたが、予算と比較すると 2 億 8,600 万円の増額となりました。これは前年度に採択 された施設設備費補助金に該当する装置又は工事がなかったことによる減額分(2 億 2,800 万 円)を、経常費補助金、研究設備整備等補助金が増額となったことにより、国庫補助金全体とし ては予算より増額となりました。
(5) 資産運用収入 1 億 4,500 万円
奨学基金運用収入及び受取利息・配当金は合計 1 億 4,500 万円となり、予算と比較して 1 億 500 万円の増額、前年度決算と比較して 1 億 1,000 万円の増額となりました。
(6) 事業収入 3,900 万円
予算と比較すると 1,600 万円の増額、前年度決算と比較すると 400 万円の増額となりました。
これは公開講座収入の増額及び日本学術振興会や IKEA 等との受託研究に係る収入が増額とな ったことによります。
(7) 雑収入 1 億 5,100 万円
主な収入は退職金財団からの交付金 1 億 1,900 万円であり、この金額は退職する人数により 金額が大きく変動します。その他の雑収入には、(株)武蔵野美術大学出版局からの事務手数料 及び出向者給与負担金等が含まれています。予算と比較すると 8,700 万円の増額となりました。
(8) 帰属収入合計 99 億 8,700 万円
予算と比較すると 5 億 6,300 万円の増額、前年度決算と比較すると 2 億 5,600 万円の増額と なりました。
(9) 基本金組入額合計 15 億 2,900 万円
基本金明細表(決算報告書 15 ページ)のとおり、第 1 号基本金に固定資産の取得額として 26 億 8,700 万円を組み入れました。第 2 号基本金は、基本金組入計画のとおり 7 億円を組み入れ、
2 号館(アトリエ棟)第 1 期工事の完成に伴って第 1 号基本金へ 19 億円を振り替えました。また 第 4 号基本金へは、恒常的に保持すべき資金として 4,200 万円を組み入れました。
(10) 消費収入の部合計 84 億 5,800 万円
帰属収入合計 99 億 8,700 万円から基本金組入額合計 15 億 2,900 万円を控除した額で、予算 と比較して 9 億 8,300 万円の増額、前年度決算と比較して 4 億 300 万円の増額となりました。
消費支出の部 (決算書類 4 ページ) (1) 人件費 46 億 8,000 万円
退職者の増加により退職金に係る支出(退職金及び退職給与引当金繰入額)が 1 億 5,800 万円 となり、予算と比較して 1 億 1,700 万円の増額となりました。このため、予備費から 1 億 1,000 万円を振り替えました。
(2) 教育研究経費 30 億 1,000 万円
予算と比較すると 5 億 300 万円の減額、前年度決算と比較すると 5,600 万円の減額となりま した。予備費から研究費及び支払手数料へ計 2,200 万円を振り替えましたので、その分予算も
増額となりました。
(3) 管理経費 7 億 7,600 万円
予算と比較すると 7,400 万円の減額となりましたが、前年度決算と比較すると 2,000 万円の 増額となりました。
(4) 資産処分差額 3,900 万円
建物(付属設備)及び図書の除却に伴って、除却差額が 3,900 万円となりました。
(5) 予備費
人件費及び教育研究経費へ計 1 億 3,200 万円を振り替えました。
(6) 消費支出の部合計 85 億 600 万円
前年度決算と比較すると 5,300 万円の支出の増額となりましたが、予算と比較すると 5 億 1,900 万円の支出の減額となりました。この結果、今年度の消費支出は 4,800 万円の支出超過 となりましたが、翌年度繰越消費収支は 20 億 8,200 万円の収入超過となりました。
2. 資金収支計算書の概要 (決算書類 1~2 ページ)
消費収支計算書に計上されていない「前受金収入」「その他の収入」「施設関係支出」「設備関 係支出」「資産運用支出」「その他の支出」等が、資金の収入及び支出を伴うため計上されます。
一方、消費収支計算書に計上されている「基本金組入額」「退職給与引当金繰入額」「減価償 却額」等は、資金の支出を伴わないため除かれています。
以下「収入の部」「支出の部」に分けて説明します。
収入の部 (決算書類 1 ページ) (1) 前受金収入 19 億 2,600 万円
平成 19 年度入学予定者の入学金、授業料等の学費が主な収入です。予算と比較して 2 億 1,000 万円の増額、前年度決算と比較して 2,700 万円の増額となりました。この収入は平成 19 年度の 収入となります。
(2) その他の収入 23 億 8,600 万円
2 号館(アトリエ棟)第 1 期工事の完成に伴い、大学施設整備充実資金引当特定資産(第 2 号基 本金)から 19 億円を繰り入れ、また退職金の支出に充当するため退職給与引当特定資産から 9,900 万円を取崩し充当しました。
(3) 資金収入調整勘定 20 億 8,000 万円
期末未収入金及び前期末前受金は、教育研究諸活動に対応する収入ですが、実際に支払資金 の収入がない金額ですのでマイナスしました。
(4) 収入の部合計 201 億 3,500 万円
前年度繰越支払資金が 80 億 7,800 万円あり、予算と比較して 5 億 8,600 万円の増額、前年度 決算と比較して 11 億 8,300 万円の増額となりました。
支出の部 (決算書類 2 ページ) (1) 施設関係支出 27 億 5,800 万円
2 号館(アトリエ棟)第 1 期工事代として、建設仮勘定支出に 19 億 5,000 万円を予算計上して いましたが、建物が完成しましたので建物支出としました。建物支出には、他に耐震補強工事
(図書館、体育館及び吉祥寺校 1~3 号館)、11C 号館の建設、工房の冷暖房化工事等が含まれ ています。
構築物支出は主にテニスコート照明設備、グランド浸透配管埋設工事等の支出であり、また 建設仮勘定支出は 2 号館周辺境界塀第 1 期工事分を計上しました。
(2) 設備関係支出 4 億 6,000 万円
教育研究用機器備品支出は 2 号館新築に伴い設置した講義室 AV システム、講義机・椅子、ガ ス窯等の重点整備備品が主な支出となりました。
図書支出の支出超過は、研究設備整備等補助金の緊急募集に応募のため、今年度に代金の支 出が必要になったことによります。(交付確定済みで経費の 3 分の 2 補助)
(3) 資産運用支出 8 億 6,100 万円
基本金組入計画のとおり、大学施設整備充実資金引当特定資産(第 2 号基本金)へ 7 億円を繰 り入れました。退職給与引当特定資産へは退職金の資金を確保するため 5,100 万円を繰り入れ、
また減価償却引当特定資産へは将来の減価償却相当額を確保するため 1 億 900 万円を繰り入れ ました。
(4) その他の支出 6 億 9,700 万円
前期末未払金、前払金及び立替金の支払支出を計上しています。
(5) 資金支出調整勘定 8 億 2,600 万円
期末未払金及び前期末前払金は、教育研究諸活動に対応する支出ですが、実際に支払資金の 支出がない金額ですのでマイナスしました。
(6) 支出の部合計 201 億 3,500 万円
次年度繰越支払資金は 84 億 2,900 万円となり、予算と比較して 20 億円の増額、前年度決算 と比較して 3 億 5,100 万円の増額となりました。
3. 貸借対照表の概要 (決算書類 5~7 ページ)
平成 18 年度末における資産の部合計は 429 億 8,600 万円となり、前年度末と比較して 18 億 5,900 万円の増額となりました。固定資産は 14 億 6,200 万円増額の 338 億 9,500 万円となり、
そのうち有形固定資産は 26 億円増額の 207 億 2,800 万円、その他の固定資産は 11 億 3,800 万 円減額の 131 億 6,700 万円となりました。この減額は、2 号館(アトリエ棟)第 1 期工事の完成 に伴って、大学施設整備充実資金引当特定資産(第 2 号基本金)から建物へ 19 億円を振り替えた ことによります。
また流動資産については、3 億 9,800 万円増額の 90 億 9,100 万円となりました。現金預金は 3 億 5,100 万円増額の 84 億 2,900 万円となり、この金額は資金収支計算書・支出の部の次年度 繰越支払資金と同額になります。
一方、負債の部合計は 46 億 8,100 万円となり、前年度末と比較して 3 億 7,800 万円の増額と
なりました。これは主に未払金の増加によるものですが、3 月末締 4 月末業者未払額が 6 億 2,700 万円に上ったことによります。
また基本金については、主に 2 号館(アトリエ棟)第 1 期工事の完成、三雲邸の贈与等有形固 定資産の増加に伴い合計で 362 億 2,300 万円となり、前年度末と比較して 15 億 2,900 万円の増 額となりました。なお、未払金の支払時に組み入れる基本金未組入高が 2 億 7,700 万円となり ました。
翌年度繰越消費収支差額は 20 億 8,200 万円の収入超過となりました。純資産額(資産総額-
負債総額)は 383 億 500 万円となり、前年度末に比較して 14 億 8,000 万円の増加となりました。
(単位 円)
収 入 の 部
科 目 予 算 決 算 差 異
学生生徒等納付金収入 8,497,316,000 8,371,651,300 125,664,700
授業料収入 6,404,789,000 6,246,764,050 158,024,950
入学金収入 410,070,000 474,467,500 △ 64,397,500
実習費収入 210,822,000 206,093,500 4,728,500
施設費収入 1,333,575,000 1,309,651,250 23,923,750
維持費収入 138,060,000 134,675,000 3,385,000
手数料収入 268,684,000 281,461,285 △ 12,777,285
入学検定料収入 266,950,000 279,410,000 △ 12,460,000
証明手数料収入 1,734,000 2,051,285 △ 317,285
寄付金収入 100,000,000 130,956,000 △ 30,956,000
特別寄付金収入 100,000,000 128,706,000 △ 28,706,000
一般寄付金収入 0 2,250,000 △ 2,250,000
補助金収入 420,011,000 705,718,298 △ 285,707,298
国庫補助金収入 419,000,000 705,353,500 △ 286,353,500
地方公共団体補助金収入 1,011,000 364,798 646,202
資産運用収入 40,000,000 144,759,471 △ 104,759,471
奨学基金運用収入 600,000 13,500,900 △ 12,900,900
受取利息・配当金収入 39,400,000 131,258,571 △ 91,858,571
事業収入 23,179,000 39,249,035 △ 16,070,035
補助活動収入 5,920,000 5,635,850 284,150
公開講座収入 11,259,000 15,173,800 △ 3,914,800
受託研究収入 6,000,000 18,439,385 △ 12,439,385
雑収入 64,705,000 151,478,263 △ 86,773,263
退職金財団交付金収入 47,748,000 118,989,800 △ 71,241,800
共済定期保険配当金収入 0 654,745 △ 654,745
その他の雑収入 16,957,000 31,833,718 △ 14,876,718
前受金収入 1,716,582,000 1,926,421,970 △ 209,839,970
授業料前受金収入 1,093,632,000 1,233,355,100 △ 139,723,100
入学金前受金収入 396,378,000 440,205,000 △ 43,827,000
実習費前受金収入 29,137,000 32,339,000 △ 3,202,000
施設費前受金収入 178,594,000 194,868,000 △ 16,274,000
維持費前受金収入 18,841,000 20,899,170 △ 2,058,170
その他の前受金収入 0 4,755,700 △ 4,755,700
その他の収入 2,288,925,483 2,386,111,777 △ 97,186,294
退職給与引当特定資産より繰入収入 37,241,000 98,850,348 △ 61,609,348
大学施設整備充実資金より繰入収入 1,900,000,000 1,900,000,000 0
前期末未収入金収入 351,684,483 351,684,483 0
預り金受入収入 0 35,576,946 △ 35,576,946
資金収入調整勘定 △ 1,947,650,350 △ 2,080,046,262 132,395,912
期末未収入金 △ 47,748,000 △ 180,143,912 132,395,912
前期末前受金 △ 1,899,902,350 △ 1,899,902,350 0
前 年 度 繰 越 支 払 資 金 8,077,737,382 8,077,737,382 0
収 入 の 部 合 計 19,549,489,515 20,135,498,519 △ 586,009,004
資金収支計算書
平成18年 4月 1日 から 平成19年 3月31日 まで
1
(単位 円) (単位 円)
支 出 の 部 科 目 予 算 決 算 差 異
科 目 予 算 決 算 差 異 その他の支出 679,726,067 696,501,827 △ 16,775,760
人件費支出 4,699,348,000 4,727,606,678 △ 28,258,678 前期末未払金支払支出 439,726,067 439,726,067 0
教員人件費支出 2,878,891,000 2,891,881,374 △ 12,990,374 前払金支払支出 240,000,000 245,501,191 △ 5,501,191
職員人件費支出 1,571,481,000 1,570,936,642 544,358 立替金支払支出 0 11,274,569 △ 11,274,569
役員報酬支出 45,821,000 47,648,302 △ 1,827,302 ( 132,000,000 )
退職金支出 188,467,000 205,832,360 △ 17,365,360 〔予備費〕 0 0
その他の人件費支出 14,688,000 11,308,000 3,380,000 資金支出調整勘定 △ 122,688,398 △ 825,883,647 703,195,249
教育研究経費支出 2,706,925,000 2,329,652,729 377,272,271 期末未払金 △ 100,000,000 △ 803,195,249 703,195,249
用品費支出 175,915,000 149,616,199 26,298,801 前期末前払金 △ 22,688,398 △ 22,688,398 0
消耗品費支出 228,305,000 217,711,416 10,593,584 次 年 度 繰 越 支 払 資 金 6,429,596,846 8,429,074,225 △ 1,999,477,379
モデル費支出 47,100,000 49,204,434 △ 2,104,434 支 出 の 部 合 計 19,549,489,515 20,135,498,519 △ 586,009,004
光熱水費支出 201,594,000 179,339,267 22,254,733
旅費交通費支出 65,880,000 48,807,944 17,072,056 (注記)
奨学費支出 143,209,000 125,819,500 17,389,500 予備費 132,000,000 円の使用額は下記の通りである。
修繕費支出 503,440,000 371,647,332 131,792,668 人件費支出
撤去費支出 22,392,000 16,792,143 5,599,857 退職金支出 110,000,000円
援助費支出 36,750,000 20,978,398 15,771,602 教育研究経費支出
業務委託費支出 424,953,000 360,726,469 64,226,531 研究費支出 12,000,000円
通信費支出 51,600,000 55,896,456 △ 4,296,456 支払手数料支出 10,000,000円
研究費支出 93,550,000 95,212,623 △ 1,662,623 合 計 132,000,000円
印刷費支出 168,940,000 133,624,321 35,315,679
会議費支出 24,980,000 22,830,570 2,149,430
損害保険料支出 9,014,000 7,926,286 1,087,714
渉外費支出 12,390,000 4,945,693 7,444,307
支払手数料支出 246,050,000 261,188,002 △ 15,138,002
賃借料支出 250,863,000 207,270,676 43,592,324
雑費支出 0 115,000 △ 115,000
管理経費支出 760,383,000 700,057,744 60,325,256
用品費支出 35,415,000 18,479,499 16,935,501
消耗品費支出 30,200,000 29,002,972 1,197,028
光熱水費支出 18,706,000 24,886,661 △ 6,180,661
旅費交通費支出 26,470,000 18,192,633 8,277,367
修繕費支出 48,192,000 56,767,216 △ 8,575,216
撤去費支出 1,608,000 1,554,979 53,021
福利厚生費支出 14,140,000 13,589,260 550,740
業務委託費支出 39,546,000 53,450,143 △ 13,904,143
通信費支出 42,284,000 19,574,010 22,709,990
印刷費支出 115,920,000 86,970,719 28,949,281
会議費支出 10,940,000 9,017,244 1,922,756
損害保険料支出 6,436,000 1,916,099 4,519,901
渉外費支出 19,322,000 13,683,013 5,638,987
支払手数料支出 155,248,000 159,879,136 △ 4,631,136
賃借料支出 72,798,000 65,071,298 7,726,702
広報費支出 116,908,000 122,023,062 △ 5,115,062
租税公課支出 3,150,000 4,466,604 △ 1,316,604
雑費支出 3,100,000 1,533,196 1,566,804
施設関係支出 3,034,715,000 2,757,569,193 277,145,807
建物支出 919,265,000 2,695,147,743 △ 1,775,882,743
構築物支出 163,900,000 49,527,450 114,372,550
建設仮勘定支出 1,951,550,000 12,894,000 1,938,656,000
設備関係支出 661,484,000 459,586,781 201,897,219
教育研究用機器備品支出 506,822,000 292,664,808 214,157,192
その他の機器備品支出 40,367,000 13,327,828 27,039,172
図書支出 87,295,000 132,392,019 △ 45,097,019
美術資料支出 22,000,000 21,202,126 797,874
車輌支出 5,000,000 0 5,000,000
資産運用支出 700,000,000 861,332,989 △ 161,332,989
退職給与引当特定資産への繰入支出 0 51,425,114 △ 51,425,114
大学施設整備充実資金への繰入支出 700,000,000 700,000,000 0
減価償却引当特定資産への繰入支出 0 108,694,875 △ 108,694,875
その他の投資への繰入支出 0 1,213,000 △ 1,213,000
2
(単位 円)
消 費 収 入 の 部
科 目 予 算 決 算 差 異
学生生徒等納付金 8,497,316,000 8,371,651,300 125,664,700
授業料 6,404,789,000 6,246,764,050 158,024,950
入学金 410,070,000 474,467,500 △ 64,397,500
実習費 210,822,000 206,093,500 4,728,500
施設費 1,333,575,000 1,309,651,250 23,923,750
維持費 138,060,000 134,675,000 3,385,000
手数料 268,684,000 281,548,699 △ 12,864,699
入学検定料 266,950,000 279,410,000 △ 12,460,000
証明手数料 1,734,000 2,138,699 △ 404,699
寄付金 110,000,000 292,782,009 △ 182,782,009
特別寄付金 100,000,000 128,706,000 △ 28,706,000
一般寄付金 0 2,250,000 △ 2,250,000
現物寄付金 10,000,000 161,826,009 △ 151,826,009
補助金 420,011,000 705,718,298 △ 285,707,298
国庫補助金 419,000,000 705,353,500 △ 286,353,500
地方公共団体補助金 1,011,000 364,798 646,202
資産運用収入 40,000,000 144,759,471 △ 104,759,471
奨学基金運用収入 600,000 13,500,900 △ 12,900,900
受取利息・配当金 39,400,000 131,258,571 △ 91,858,571
事業収入 23,179,000 39,249,035 △ 16,070,035
補助活動収入 5,920,000 5,635,850 284,150
公開講座収入 11,259,000 15,173,800 △ 3,914,800
受託研究収入 6,000,000 18,439,385 △ 12,439,385
雑収入 64,705,000 151,479,234 △ 86,774,234
退職金財団交付金 47,748,000 118,989,800 △ 71,241,800
共済定期保険配当金 0 654,745 △ 654,745
その他の雑収入 16,957,000 31,834,689 △ 14,877,689
帰 属 収 入 合 計 9,423,895,000 9,987,188,046 △ 563,293,046 基 本 金 組 入 額 合 計 △ 1,949,010,000 △ 1,529,402,199 △ 419,607,801 消 費 収 入 の 部 合 計 7,474,885,000 8,457,785,847 △ 982,900,847
消費収支計算書
平成18年 4月 1日 から 平成19年 3月31日 まで
3
(単位 円)
消 費 支 出 の 部 (注記)
科 目 予 算 決 算 差 異 予備費 132,000,000 円の使用額は下記の通りである。
人件費 4,662,106,000 4,680,181,444 △ 18,075,444 人件費
教員人件費 2,878,891,000 2,891,881,374 △ 12,990,374 退職給与引当金繰入額 50,000,000円
職員人件費 1,571,481,000 1,570,936,642 544,358 退職金 60,000,000円
役員報酬 45,821,000 47,648,302 △ 1,827,302 教育研究経費
退職給与引当金繰入額 50,000,000 51,425,114 △ 1,425,114 研究費 12,000,000円 退職金 101,225,000 106,982,012 △ 5,757,012 支払手数料 10,000,000円
その他の人件費 14,688,000 11,308,000 3,380,000 合 計 132,000,000円
教育研究経費 3,513,325,000 3,010,383,062 502,941,938
用品費 175,915,000 149,616,199 26,298,801
消耗品費 228,305,000 217,711,416 10,593,584
モデル費 47,100,000 49,204,434 △ 2,104,434
光熱水費 201,594,000 179,339,267 22,254,733
旅費交通費 65,880,000 48,807,944 17,072,056
奨学費 143,209,000 125,819,500 17,389,500
修繕費 503,440,000 371,647,332 131,792,668
撤去費 22,392,000 16,792,143 5,599,857
援助費 36,750,000 20,978,398 15,771,602
業務委託費 424,953,000 360,726,469 64,226,531
通信費 51,600,000 55,744,834 △ 4,144,834
研究費 93,550,000 95,212,623 △ 1,662,623
印刷費 168,940,000 150,117,584 18,822,416
会議費 24,980,000 22,830,570 2,149,430
損害保険料 9,014,000 7,926,286 1,087,714
渉外費 12,390,000 4,945,693 7,444,307
支払手数料 246,050,000 261,188,002 △ 15,138,002
賃借料 250,863,000 207,270,676 43,592,324
減価償却額 806,400,000 664,388,692 142,011,308
雑費 0 115,000 △ 115,000
管理経費 849,983,000 776,232,115 73,750,885
用品費 35,415,000 18,479,499 16,935,501
消耗品費 30,200,000 29,002,972 1,197,028
光熱水費 18,706,000 24,886,661 △ 6,180,661
旅費交通費 26,470,000 18,192,633 8,277,367
修繕費 48,192,000 56,767,216 △ 8,575,216
撤去費 1,608,000 1,554,979 53,021
福利厚生費 14,140,000 13,589,260 550,740
業務委託費 39,546,000 53,450,143 △ 13,904,143
通信費 42,284,000 19,653,492 22,630,508
印刷費 115,920,000 86,970,719 28,949,281
会議費 10,940,000 9,017,244 1,922,756
損害保険料 6,436,000 1,916,099 4,519,901
渉外費 19,322,000 13,683,013 5,638,987
支払手数料 155,248,000 159,879,136 △ 4,631,136
賃借料 72,798,000 65,071,298 7,726,702
広報費 116,908,000 122,023,062 △ 5,115,062
租税公課 3,150,000 4,464,204 △ 1,314,204
減価償却額 89,600,000 76,097,289 13,502,711
雑費 3,100,000 1,533,196 1,566,804
資産処分差額 0 39,473,725 △ 39,473,725
建物除却差額 0 39,413,207 △ 39,413,207
図書除却差額 0 60,518 △ 60,518
( 132,000,000 )
〔予備費〕 0 0
消 費 支 出 の 部 合 計 9,025,414,000 8,506,270,346 519,143,654
当年度 消 費 支 出 超 過 額 1,550,529,000 48,484,499
前年度繰越 消 費 収 入 超過額 2,130,497,894 2,130,497,894
翌年度繰越 消 費 収 入 超過額 579,968,894 2,082,013,395
4
(単位 円)
資 産 の 部
科 目 本 年 度 末 前 年 度 末 増 減
固定資産 33,894,714,746 32,433,209,828 1,461,504,918
有形固定資産 20,727,904,870 18,128,882,593 2,599,022,277
土地 2,458,411,879 2,301,450,599 156,961,280
建物 13,599,236,333 10,636,261,142 2,962,975,191
構築物 254,887,962 228,607,814 26,280,148
教育研究用機器備品 989,849,632 887,415,958 102,433,674
その他の機器備品 58,149,568 53,039,584 5,109,984
図書 2,539,787,518 2,405,586,769 134,200,749
美術資料 804,080,478 782,857,352 21,223,126
建設仮勘定 23,501,500 833,663,375 △ 810,161,875
その他の固定資産 13,166,809,876 14,304,327,235 △ 1,137,517,359
借地権 346,942,494 346,942,494 0
電話加入権 3,372,109 3,372,109 0
施設利用権 22,938,925 22,938,925 0
退職給与引当特定資産 1,818,254,748 1,865,679,982 △ 47,425,234 大学施設整備充実資金引当特定資産 1,662,449,269 2,862,449,269 △ 1,200,000,000
第3号基本金引当特定資産 1,334,500,000 1,334,500,000 0
将来計画事業引当特定資産 2,056,468,642 2,056,468,642 0
減価償却引当特定資産 5,886,351,689 5,777,656,814 108,694,875
その他の投資 35,532,000 34,319,000 1,213,000
流動資産 9,091,491,842 8,693,938,546 397,553,296
現金預金 8,429,074,225 8,077,737,382 351,336,843
未収入金 180,143,912 351,684,483 △ 171,540,571
貯蔵品 223,963,824 240,294,162 △ 16,330,338
立替金 12,808,690 1,534,121 11,274,569
前払金 245,501,191 22,688,398 222,812,793
資 産 の 部 合 計 42,986,206,588 41,127,148,374 1,859,058,214
負 債 の 部
科 目 本 年 度 末 前 年 度 末 増 減
固定負債 1,818,254,748 1,865,679,982 △ 47,425,234
退職給与引当金 1,818,254,748 1,865,679,982 △ 47,425,234
流動負債 2,862,937,085 2,437,371,337 425,565,748
未払金 803,195,249 439,726,067 363,469,182
前受金 1,926,421,970 1,899,902,350 26,519,620
預り金 133,319,866 97,742,920 35,576,946
負 債 の 部 合 計 4,681,191,833 4,303,051,319 378,140,514
基 本 金 の 部
科 目 本 年 度 末 前 年 度 末 増 減
第1号基本金 32,597,052,091 29,909,649,892 2,687,402,199
第2号基本金 1,662,449,269 2,862,449,269 △ 1,200,000,000
第3号基本金 1,334,500,000 1,334,500,000 0
第4号基本金 629,000,000 587,000,000 42,000,000
基 本 金 の 部 合 計 36,223,001,360 34,693,599,161 1,529,402,199
消 費 収 支 差 額 の 部
科 目 本 年 度 末 前 年 度 末 増 減
翌年度繰越 消 費 収 入 超過額 2,082,013,395 2,130,497,894 △ 48,484,499 消 費 収 支 差 額 の 部 合 計 2,082,013,395 2,130,497,894 △ 48,484,499
科 目 本 年 度 末 前 年 度 末 増 減
負 債 の 部、 基 本 金 の 部
及 び 消費収支差額の部 合 計 42,986,206,588 41,127,148,374 1,859,058,214
貸借対照表
平成19年 3月31日
5
[ 注 記 事 項 ]
1.重要な会計方針 7.その他財政及び経営の状況を正確に判断するために必要な事項
(1) 引当金の計上基準 (1) 有価証券の時価情報
① 徴収不能引当金
貸借対照表計上額 時 価 差 額
未収入金の徴収不能に備えるため、個別に見積もった徴収不能見込額を計上している。
第3号基本金引当特定資産 1,000,000,000 944,799,000 55,201,000 (うち満期保有目的の債券) (1,000,000,000) (944,799,000) (55,201,000)
② 退職給与引当金 退職給与引当特定資産 500,000,000 491,650,000 8,350,000
(うち満期保有目的の債券) (500,000,000) (491,650,000) (8,350,000) 退職金の支給に備えるため、学校法人武蔵野美術大学退職金規則に基づく期末要支給額 減価償却引当特定資産 3,000,000,000 2,781,215,000 218,785,000 2,500,297,470 円 の60%を基にして、私立大学退職金財団に対する掛金の累積額と交付金の (うち満期保有目的の債券) (3,000,000,000) (2,781,215,000) (218,785,000)
累積額との繰入れ調整額を加減した金額を計上している。 合 計 4,500,000,000 4,217,664,000 282,336,000
(うち満期保有目的の債券) (4,500,000,000) (4,217,664,000) (282,336,000)
(2) その他の重要な会計方針 第3号基本金引当特定資産 71,069,536 71,069,536 0
将来計画事業引当特定資産 1,500,000,000 1,500,000,000 0
① 引当特定資産に組入れている有価証券の評価基準及び評価方法 退職給与引当特定資産 318,254,748 318,254,748 0
減価償却引当特定資産 260,032,848 260,032,848 0
移動平均法に基づく原価法である。 合 計 2,149,357,132 2,149,357,132 0
(2) 学校法人の出資による会社に係る事項 ② 棚卸資産の評価基準及び評価方法
当該学校法人の出資割合が総出資額の2分の1以上である会社の状況は次のとおりである。
貯蔵品は移動平均法に基づく原価法である。
① 名称及び業務内容 ③ 所有権移転外ファイナンス・リース取引の処理方法
【 名 称 】
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる以外のファイナンス・リース取引については、 株式会社 武蔵野美術大学出版局 通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっている。
【 事業内容 】
・ 建物および建物付属設備維持管理ならびに清掃業 ④ 預り金その他経過項目に係る収支の表示方法
・ 不動産の賃貸及び斡旋業 預り金及び立替金に係る収入と支出は純額表示としている。
・ 出版、印刷業
・ イベント・コーディネートおよびデザイン企画業 2.重要な会計方針の変更等
・ 画廊の経営および建物付属設備の維持管理ならびに清掃業 なし。
・ 教科書、画材、学用品、家庭電気製品、煙草等の販売 3.減価償却額の累計額の合計額 11,772,703,377 円 ・ 食堂経営
・ 損害保険代理業
4.徴収不能引当金の合計額 0 円
・ 自動車損害賠償保障法に基づく損害保険代理業
5.担保に供されている資産の種類及び額 ・ 生命保険募集に関する業務
該当なし。 ・ 旅行業法に基づく旅行に関する企画、販売、斡旋、手続代行
・ 前各号に関連する一切の業務 6.翌会計年度以後の会計年度において基本金への組入れを行うこととなる金額 276,809,684 円
勘 定 科 目 平成18年度 (平成19年3月31日) 時価が貸借対照表計上額を超えないもの
時価が貸借対照表計上額と同額なもの
6
② 資本金の額 10,000,000 円 ( 200 株 )
③ 学校法人の出資金額等及び当該会社の総株式等に占める割合並びに当該株式の入手日 昭和58年3月1日 10,000,000 円 100 %
④ 当期中に学校法人が当該会社から受け入れた配当金及び寄付金の金額並びにその他の取引額
配当金 0 特別寄付金 20,000,000
現物寄付金 0 業務委託費 2,400,000
当該会社への支払額 業務委託費 41,972,443 注) 【 特別寄付金 】 ~ 受配者指定寄付金
【 業務委託費 】 ~ 200,000円 × 12ケ月分
【 業務委託費 】 ~ 通信教育課程テキスト作成業務委託費等
期 首 残 高 資 金 支 出 等 資 金 収 入 等 期 末 残 高
当該会社への出資金等 10,000,000 0 0 10,000,000
当該会社への未払金 2,000,000 20,661,448 2,000,000 21,711,448
当該会社への立替金 80,514 76,458 80,514 76,458
当該会社からの未収入金 0 0 0 0
⑤ 保証債務
債務保証はありません。
(3) 所有権移転外ファイナンス・リース取引
通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っている所有権移転外、ファイナンス・リース取引のうち 平成10年4月1日以降締結したものは次のとおりである。
リース資産の種類 リース料総額 未経過リース料期末残高 教育研究用機器備品 446,470,720 円 178,055,463 円 その他の機器備品 26,842,620 円 10,569,688 円 車両 8,420,579 円 5,188,791 円 計 481,733,919 円 193,813,942 円
当該会社からの受入額