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令和3年度 決 算 の 概 要 私立学校は

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Academic year: 2023

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令和3年度 決 算 の 概 要

私立学校は、建学の精神にもとづき、教育研究活動を永続的に行っていくこ とが求められており、そのために、営利を目的とする企業会計とは異なり、学 校会計では、安定した運営が継続できるよう、長期的な収支の均衡が要請され ています。

また、経常費補助金を受けている私立学校は、学校会計基準に従った会計処 理を行い、ここに掲げた計算書類を作成しなければなりません。

令和3年度の鉄鋼学園の決算について概要をお知らせします。

貸借対照表は、年度末における法人の資産総額と、それが借入金などの負債 や自己資金である基本金、および内部留保である繰越収支差額からなりたって いることを表しています。令和3年度末の資産総額は、57億8,200万円で、前

年度より 1 億 3,700 万円減少しました。固定資産のうち、建物などの有形固定

資産では、減価償却による資産の目減りや償却完了した機器備品の除却などで

4,400万円減少しました。特定資産(積立金)も空調工事などの財源として取崩

したため 2,200 万円減少しました。流動資産では、未収入金が大きく減少しま

した。

負債は、流動負債の未払金などの減少により、負債全体で、前年度より 1 億 1,500万円減少しました。

基本金とは、学校が継続して教育研究活動を行っていくために、必要な土地・

校舎・設備などを、自己資金により取得した資産の総額のことです。第 1 号基 本金とは、土地、建物、設備などの金額で、今年度は、空調設備やネットワー ク、クラウドシステムの更新などにより、8,900万円増加したことになっていま す。繰越収支差額は、前年度より1億1,000万円減少して3億300万円の収入 超過となっています。

資金収支決算書は、その年度の教育・研究活動や管理運営などに伴う資金の 使途と、これに対する資金の収入、調達のすべてを明らかにしたものです。令 和 3 年度決算では、学費、補助金収入や、前受金収入などに前年度からの繰越 資金を加えた資金収入総額が、24億5,400万円になりました。資金収入の総額 から人件費、物件費・設備投資支出や積立金への積立て支出などを差し引いた 後の次年度への繰越資金は、前年度より3,400 万円減の 9億 1,600 万円になり ました。この金額は、貸借対照表の流動資産中の現金預金の額と一致すること になります。

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事業活動収支決算書は、企業の損益計算書にあたるもので、収支状況を、経 常的なものと臨時的なものとに区分し、さらに経常的収支を、教育活動と教育 活動外の金融収支とに分けて把握できるようになっています。全体として、基 本金組入(設備投資)前の収支バランスがどうかをみます。令和 3 年度は、学 費、寄付金、補助金収入などの経常的な教育活動収入は、前年度より1億2,900 万円減の10億7,200万円でした。

一方、人件費や物件費などの経常的な教育活動支出は、前年度の学生寮の取 壊し費用がなくなったため、前年度より1億1,500万円減の11億円となり、教 育活動に伴う経常的収支は、2,800万円のマイナスとなりました。利息収入など の教育活動外収支を加えた経常的収支は、2,200万円のマイナスになります。こ れに、資産売却時の臨時的な収支が加わり、令和 3 年度の基本金組入前の当年 度収支差額は、2,100万円のマイナスになりました。

この計算書では、単年度収支から、いわゆる設備投資にあたる基本金組入額 を控除した後の基本金組入後の収支をみます。当年度の設備投資は、空調設備 やネットワーク、クラウドシステムの更新など8,900万円ありました。

前年度からの累積収支差額は、プラス 4 億 1,500 万円あり、この額から上記 の単年度赤字 2,100 万円をマイナスし、さらに基本金組入額をマイナスした当 年度末の累積の収支差額は、プラス3億300万円となりました。

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申請に当たっての留意事項 ○本事業について 私立小中学校の授業料負担が、ご家庭の経済状況からすると極めて重いと考えられる世帯 について、授業料負担の軽減を行うとともに、義務教育段階で私立学校を選択した理由や ご家庭の経済状況などの実態を把握し、経済的支援の在り方を検討する事業です。 ○支援金額について