[ 時間割名 ] [授業科目名]
[時間割担当]
[ 単 位 数 ] [ 実 施 期 ]
[曜日・時限]
[ 対象学生 ]
対人関係論B(138020)
Science of Human Relations B 対人関係論B(2012X025)
福本和哉
後期 2 選択
月・3
工学部機械(4期) 工学部総合機械(4期) 工学部電気電子(4期) 工学部建築(4期) 情報学部情 報SY(4期) 情報学部情報DZ(4期) 情報学部総合情報(4期)
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科目の概要
私たちは様々な集団の一員として日々の生活を送っています。個人にとって集団に所属するということは、自分には仲間がい るという安心感を得られるといったプラスの側面がある一方で、集団の一員としての役割を果たすために自分のやりたいよう にできないといったマイナスの面も存在することは確かです。しかし集団の側も所属するメンバーの振る舞いによって良くも なれば悪くもなります。私たちは身近にいる他者や所属する集団と相互に影響を与えあう存在なのです。対人関係論Bでは他 者との関係の発展、援助行動、そして集団との関係について焦点を当て、実際に行われた実験や調査の結果とともに紹介して いきます。
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授業の内容
□■学習到達目標
[1]【対人関係論とは】対人関係論Bで扱う内容について概 [1]対人魅力の形成,対人関係の展開,ならびに対人コミュ 説します。さらに、この授業の内容と進め方、学習目標、受 ニケーションの過程について理解することができる。
講上の注意事項などを説明します。 [2]援助行動と攻撃行動におけるそれぞれの規定因について [2]【対人関係の展開1】対人魅力とは何か、その形成要因に 理解することができる。
ついて解説します。 [3]集団の特徴について知り,個人と集団との関係について
[3]【対人関係の展開2】対人関係が親密化していく過程につ 理解することができる。
いて解説します。 [4]集団規範と同調行動,リーダーシップといった集団の意
[4]【対人コミュニケーション1】言語的コミュニケーション 志決定的基盤について理解することができる。
と非言語的コミュニケーションについて解説します。 [5]集団間関係から生じる問題(内集団びいきやステレオタ [5]【対人コミュニケーション2】コミュニケーション力につ イプ・偏見)について、理解することができる。
いて解説します。
[6]【援助行動1】援助行動の実情と生起する過程について解 説します。
[7]【援助行動2】援助要請のプロセスと規定因について解説 します。
[8] 中間試験
[9]【反社会的行為1】社会規範からの逸脱行為について解説 します。
[10]【反社会的行為2】対人的迷惑行為について解説します
。
[11]【集団と人間1】集団の定義と集団アイデンティティに ついて解説します。
[12]【集団と人間2】集団の規範とリーダーシップについて 解説します。
[13]【集団と人間3】集団間の関係と社会的ジレンマについ て解説します。
[14]【集団と人間4】日本人特有の対人コミュニケーション について解説します。
[15]【まとめ】対人関係論Bのまとめと復習を行います。
[16] 期末試験
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成績評価の方法
中間試験、レポート(30%)および期末試験(70%)。
ただし中間試験は、授業の進捗状況等の理由で他の課題に置き換える場合があります。
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教科書
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参考書
「対人関係の心理学」〈ナカニシヤ出版〉吉田俊和・橋本剛・小川一美 編
「体験で学ぶ社会心理学」〈ナカニシヤ出版〉吉田俊和・元吉忠寛 編
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履修要件
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履修上の注意事項
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履修者の遵守事項
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その他 (科目)
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その他 (授業)
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備考
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学位授与の方針に対する貢献度
学位授与の方針 貢献度
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該当なし
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授業時間外学習について
1単位は、45時間の学修を必要とする内容をもって構成することとなっています。本学では、授業の方法に応じ、授業時間内の 学修と授業時間外の学修を次のとおり定めています。
(1)講義及び演習(1単位科目) 授業時間内の学修30時間(毎週2時間)、授業時間外の学修15時間(毎週1時間) (2)講義及び演習(2単位科目) 授業時間内の学修30時間(毎週2時間)、授業時間外の学修60時間(毎週4時間) (3)設計(3単位科目) 授業時間内の学修60時間(毎週4時間)、授業時間外の学修75時間(毎週5時間)
(4)実験、実習及び製図(1.5単位科目) 授業時間内の学修60時間(毎週4時間)、授業時間外の学修7.5時間(毎週0.5時間) (5)実験、実習及び製図(2単位科目) 授業時間内の学修60時間(毎週4時間)、授業時間外の学修30時間(毎週2時間)