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gaikokujin rikishi no nihongo shutoku to gakushu sutorateji:shakaiteki sutorateji o chushin to shite

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外 国 人 力 士 の 日本 語 習 得 と

学 習 ス トラテ ジ ー:社

会 的

ス トラ テ ジ ー を 中 心 と して1)

キ ー ワ ー ド 外 国 人 力 士,社 会 的 ス ト ラ テ ジ ー,イ ン タ ー ア ク シ ョ ン, 学 習 ス ト ラテ ジ ー,ネ ッ ト ワ ー ク 要 旨 本 稿 は,外 国人 力 士 の 目本 語 習得 過 程 を,社 会 的 ス トラテ ジ ー を中心 に 検 証 した研 究 で あ る。調 査 対 象者 と して,幕 内 な らび に十 両 の外 国 人力 士 の ほ か に,力 士 が形 成 す る 目本 人 ネ ッ トワー クの うち,普 段 目本 語 で イ ン ター ア ク シ ョン を行 って い る 目本人 に も力 士 達 の 目本 語 習 得過 程 に関 す る イ ンタ ビ ュー を行 った 。 そ の結 果,一 般 の 目本 語 学 習 者 とは異 な る,力 士 特 有 の学 習行 動 が,彼 らの 目本 語 習 得 に 大 き く影 響 し てい る こ とが明 らか に な った 。力 士 た ちは,体 系的 な 目本語 学 習経 験 はな い も の の,一 般 の学 習 者 と比 べ,目 本 人 との さ ま ざま な接触 場 面 で,周 囲 の リ ノー ス を有 効 に 利 用 し な が ら 自然 習 得 を行 っ て い た 。 さ らに,社 会 文 化 的 な イ ン プ ッ ト が,イ ン ター ア ク シ ョン能 力 の習 得 に効 果 的 で あ る こ とも検 証 され た。 こ うした研 究 成 果 を,一 般成 人 の た め の 目本 語教 育 に ど の よ うに応 用 す べ き 1)本 研 究 は,伊 藤 謝 恩 育 英 財 団2000年 度 日本 研 究 の助 成 交 付 に も とづ い て行 われ た もの で あ る。 一1一

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か につ い て も あわ せ て考 察 し,目 本 各 地 で ボ ラ ンテ ィ ァ を中心 に行 われ て い る 「目本 語 教 室」 の教 育 内容 と方 法,あ るい は 地 域在 住 の外 国人 に対 す る 目本 語 学習 の支 援 の あ り方 につ い て も提 言 した 。 さ ら に,目 本 相 撲 協 会 に対 して も,外 国人 力 士 に対 す る今 後 の指 導 ・育 成 面 で の助 言 の可 能 性 を 模 索 した 。 1は じ め に 日本 語 能 力 が高 い とい われ る外 国人 学 習 者 は,教 室 以 外 の接 触場 面 で ど の よ うな学 習 ス トラ テ ジー を使 用 して い る の で あ ろ うか 。本 稿 は,そ うし た 学習 者 の うち,一 般 的 に 目本 語 能 力 が高 い と言 われ る外 国 人 力 士 に注 目 し,そ の 目本 語 習 得過 程 を社 会 的 ス トラ テ ジー か ら分 析 した実 証研 究 で あ る。彼 らの習 得 環 境 は,一 般 の成 人 目本 語 学 習者 とは異 な り,教 室 場 面 に お け る 目本 語 教 師 との接 触 が全 くな い。 さ らに,日 本 語 の教 科 書 を系 統 立 て て使 用 した こ ともな く,自 らの 日本 語 能力 に関 す る習 熟 度 や理 解 度 に 関 す る客 観 的 な 評価 を受 け た こ とも な い。 こ うした こ とか ら,そ の習 得 過 程 は・教 師 の管 理 が及 ば な い 自然 習 得場 面 で の イ ン ター ア クシ ョンが 中心 に な って い る こ とが予 想 され る。 しか し一方 で は,目 本 人 との イ ンター ア ク シ ョンの 中 で,日 本 語 に漬 け浸 され る環 境 が提 供 され て お り,教 師 に よ っ て管理 され な い場 面 で習 得 す る学習 者 の 一事 例 研 究 と して今 後 大 き く展 開 させ る必 要 が あ る 。本 稿 は,外 国人 力 士 の 目本 語 習 得 過 程 を解 明 し,社 会 的 ス トラ テ ジ ー が そ の習 得 に どの よ うに影 響 す る か につ い て検 証 す る。 ま た彼 らの習 得 方 法 を,ど の よ うに一 般 の 目本 語 教 育 に応 用 す べ きか にっ い て もあ わせ て考 察 す る。 2外 国人 力士 と日本 相 撲協 会 外 国 人 力 士 の 目本語 習得 過 程 につ い て検 証 す る前 に,こ こで は財 団法 人 目本 相 撲 協 会 に所 属 す る外 国人 力 士 が,ど の よ うに して入 門 し,修 行 して い るか に つ い て 概 観 す る 。 外 国 人 力 士 が 入 門 す る際 の 手 続 き と して は,

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「外 国人 に し て力 士 を志 望 す るも の は,確 実 な保 証 人2名 と連 署 にて,師 匠 で あ る年 寄 りを経 て,力 士検 査 届 を協 会 に提 出 しな けれ ば な らず,協 会 検 査 に合 格 し,協 会 所 属 力 士 と して登 録 され る場 合 は,外 国 人 登 録 済 証 明 書 を協 会 に提 出 し な けれ ば な らな い 。」(財団 法 人 目本 相 撲 協 会 寄 付 行 為 施 工 細 則55条 昭 和33年1月 改正)と あ る。 さ らに,理 事 会 の方 針 に従 っ て,各 相 撲 部 屋 は,一 部 屋 あた りの外 国人 力 士 の入 門 を,二 人 ま で に制 限 し,協 会 全 体 で40人 とす る こ とが決 め られ て い る 。 目本 語 能 力 につ い て は,相 撲 協 会 は,新 弟 子 検 査 を受 け る前 に,相 撲 教 習 所 の授 業 が理 解 で き る程 度習 得 して い るこ と を義 務づ け て い るが,と くに強 い規 定 で は な い よ うで ある 。 新 弟 子 検 査 に合 格 した 力 士 は,相 撲 教 習 所 で6ヶ 月 間 の 研 修 が義 務 付 .け られ て い る。相 撲 教 習 所 は協会 所 属 力 士 と して新 し く登録 され た者 を教 育 す るた めに設 立 され た もの であ る。教 習 の うち,実 技 指 導 の 目的 は,相 撲 の基本 を習 得 させ,各 々 の相撲 部屋 で の 稽 古 に 耐 え るだ け の体 力 ・気 力 を養 い,更 に相 撲 道 の研 究 に打 ち込 ん で行 く気 迫 を持 たせ る こ とに あ る 。 実 技 指 導 は年 寄 と現役 の幕 下力 士 が指 導 員 と して 当た り,相 撲 の基本 動 作 や実 技 の習 得 を担 当す る。 一方教 養 講 座 で は一 般 常 識 を養 い,専 門講 師 に よる,相 撲 史,国 語(書 道),社 会,生 理 学,自 然 科 学,相 撲 甚 句 な ど とい った,常 識 あ る相 撲 人 を育成 す る た め の 一 般 教 養 科 目 を,毎 目1科 目ず つ受 講 す る。 で は,こ う し た外 国 人 力 士 は 何 名 ぐ ら い所 属 して い る の で あ ろ うか 。 2000年11月(九 州 本 場 所)場 所 の 時 点 で,相 撲 協 会 に所 属 す る外 国 人 力 士 は,十 両 以 上 が7人(横 綱2人,平 幕2人,十 両3人),そ れ 以 外 は, 幕 下5人,三 段 目2人,序 二 段9人 の計23名 に上 っ て い る。 そ の割 合 は 協会 に所 属 す る幕 内 か ら序 の 口ま で の 中 で,全 体 の3%余 りを 占 め る ま で に な っ て い る。 ち な み に,2000年11月 場 所 の 時 点 ま で に,相 撲 協 会 に 登 録 され た外 国人 力 士 の 出身 国 と入 門者 数 は表1に 示 す とお りで あ る。 3

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表1国 別 外 国 人 力 士総 数(2000年11月 現 在) ア メ リ カ モ ン ゴ ノレ ブ ラ ジ ル 台湾 韓 国 ト ン ガ 中国 フ ィ リ ピ ン 35 14 13 12 9 7 5 3 ア ルゼ ンチ ン 西 サモ ア カ ナ ダ 香港 イ ギ リ ス ス リラ ン カ ロ シ ア パ ラ グア イ 2 2 1 1 1 1 1 1 3社 会 的 ス トラテ ジ ー と言 語 習得 ここ で は,外 国 人力 士 の 目本 語 習 得 過 程 を調 べ る上 で,キ ー ワー ドとな る学習 ス トラテ ジ ー に つ い て言 及 す る。 これ ま で の言 語教 育観 では,学 習 者 の言語 習得 過 程 にお け る,参 加 者 と して の学 習 者 と教 師 の役 割 分 担 が比 較 的 は っ き りして い た 。 そ こで は,学 習者 の言語 学習 計 画 や実 践 面 で大 き な役割 を果 た す の は教 師 で あ り,言 語 を習得 す べ き学 習 者 は,ど うして も 受 身 の立 場 に な ら ざる をえ な か った 。 これ は,言 語 習 得 は,言 語 教 育 に よ っ ての み完 成 され る もの で あ る とい う考 え方 に支 配 され て い る とい う傾 向 を反 映 し て い る。 しか し なが ら,1970年 代 か ら,こ れ ま で 考 え られ て き た以上 に,学 習 者 の習 得 過 程 で,学 習 者 自身 が大 き な役 割 を果 た してい る こ とが広 く理 解 され る よ うにな り,や が て学 習 者 は,自 らの言 語 習 得 に も っ と積極 的 に関 わ るべ きで あ る とい う考 え方 が支 持 され は じめ た。 学 習者 の習得過 程 を誰 が 管理 す る のか とい う問 題 と深 く関 わ る学 習 ス トラテ ジ ー の概念 は,そ の よ うな状 況 下 で現 れ た の で あ る 。Oxford(1990)は,学 習者 が 自 らの 言語 習得 を管 理 す る学 習 ス トラテ ジー と して,直 接 こ とば に 働 きか け る直接 ス トラテ ジ ー と,習 得 のた め の条件 や環 境 を整 え る,間 接 ス トラテ ジ ー に分 類 して い る。 そ の中 で も,習 得過 程 で起 きた 問題 を,ネ ー テ ィブ ス ヒ㌧ カ ーや 他 の学 習 者 との イ ン ター ア クシ ョンに よ って調 整 し た り,学 習 者 同士 が協 力 す る とい った社 会 的 ス トラテ ジ ー は,問 接 ス トラ テ ジー に分 類 で き る 。 Oxfordの 学 習 ス ト ラ テ ジ ー の 分 類 項 目(StrategyInventoryof LanguageLeaming)(Oxford1990)は,と くに認 知 ス トラ テ ジー や記

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憶 ス トラ テ ジ ー な ど の よ う な 直 接 ス ト ラ テ ジ ー の 研 究 者 に 支 持 され て き た 。 一 方,習 得 の環 境 を整 え る間 接 ス トラ テ ジ ー に つ い て は,そ の役 割 の 大 き さ に も か か わ ら ず,理 論 的 フ レ ー ム ワ ー ク が 未 完 成 で あ る こ と に 加 え,分 類 項 目 が 不 十 分,か つ 未 整 理 で あ っ た こ とか ら,研 究 対 象 と し て 十 分 注 目 さ れ な か っ た 。例 え ば,ネ ウ ス トプ ニ ー は,現 在 の 社 会 的 ス トラ テ ジ ー 項 目 の 中 に は,「 ネ ッ ト ワ ー ク を 形 成 す る 」,「 ネ ー テ ィ ブ ス ピー カ ー と 友 達 に な る 」 な ど と い っ た ス ト ラ テ ジ ー が 含 ま れ て い な い と,そ の 弱 点 を 指 摘 し て い る(ネ ウ ス トプ ニ ー1995b:261)2)。 ま た,90年 代 後 半 の 英 語 教 育 で 発 表 さ れ た 学 習 ス トラ テ ジ ー 研 究 を検 索 し て も,社 会 的 ス ト ラ テ ジ ー に 関 す る 実 証 研 究 は あ ま り確 認 で き な い こ と か ら も,間 接 ス トラ テ ジ ー 研 究 は ,十 分 に進 展 して こなか った とい え る 。 しか し なが ら,現 代 型 パ ラ ダ イ ム の 目本 語 教 育 の 中 で,教 師 が 管 理 す る 場 面 以 外 で の 習 得 も重 要 で あ る とい う意 識 が 高 ま る と,徐 々 に 実 践 研 究 が 試 み ら れ る よ う に な っ て き た 。 た と え ば,宮 崎 ・ ヒ。ロ ッ タ 丸 山(1996)の 研 究 で は,in-country programで 目本 に 留 学 し た オ ー ス トラ リ ァ 人 大 学 生 が 使 用 す る 社 会 的 ス ト ラ テ ジ ー の 変 化 を1年 問 縦 断 的 に 研 究 し,習 得 場 面 の 変 化 が,使 用 す 2)Oxfordの 社 会 的 ス トラ テ ジ ー は 以 下 の6種 類 で あ る 。 1質 問 を す る(Askingquestions) 1-1明 確 化 あ る い は確 認 を 求 め る(Askingforclari血cationorveri一 且cation) 1-2訂 正 し て も ら う(Askingforcorrection) 2他 の 人 と協 力 をす る(Cooperatingwithothers) 2-1学 習 者 同 士 が 協 力 す る(Cooperat至ngwithpeers) 2-2外 国 語 に 堪 能 な 人 と 協 力 す る(Cooperatingwithpr面cient usersofthenewlanguage) 3他 の 人 々 へ 感 情 移 入 をす る(Emphasizingwith・thers) 3-1文 化 を 理 解 す るカ を 高 め る(Deve1・pingculturalunderstand-ing) 3-2他 の 人 々 の 考 え 方 や 感 情 を 知 る(Becomingawareofothers' thoughtsandfeelings) (宍 戸 通 庸 ・伴 紀 子 訳 『言 語 学 習 ス トラ テ ジ ー 』 凡 人 社1994の 訳 に よ る) 5

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る学 習 ス トラ テ ジ ー の種 類 と頻 度 に ど の よ う に 影 響 す る か を 調 査 し た と こ ろ,在 目 中 の ス トラ テ ジ ー の 使 用 頻 度 は,必 ず し も 滞 在 期 問 に は 比 例 せ ず,む し ろ 減 少 す る傾 向 が 確 認 され,帰 国 後 の ス トラ テ ジ ー の 維 持 に 関 し て は,維 持 活 動 の バ リ エ ー シ ョ ン が 少 な く,ほ ぼ 全 員 の 調 査 対 象 者 が 困 難 さ を感 じ て い た こ と が わ か っ た 。 さ ら に,海 外 で の 目本 語 教 育 で は,目 本 人 コ ミ ュ ニ テ ィ と の 接 触 が,重 要 な社 会 的 ス トラ テ ジ ー の 習 得 に つ な が る と い う認 識 か ら,日 本 人 コ ミ ュ ニ テ ィ と の 接 触 を デ ザ イ ン し た い くつ か の プ ロ グ ラ ム が 報 告 さ れ て い る (岸本1995,植 田1995,ト ム ソ ン 木 下1997,宮 副 ウ ォ ン1998,宮 崎 1999)。 植 田(1995)は,タ イ の カ セ サ ー ト大 学 で デ ザ イ ン し た,2泊3目 の ホ ー ム ス テ ィ プ ロ グ ラ ム が,地 域 の 目本 人 と の ネ ッ トワ ー ク を広 げ ,目 本 語 学 習 意 欲 の 向 上 に 効 果 が あ っ た と報 告 し て い る 。 同 じ く,岸 本 (1995)も,大 学 の 初 級 後 半 レ ベ ル の 目 本 語 学 習 者 に,日 本 人 コ ミ ュ ニ テ ィ との コ ン タ ク トの 中 で,週 に 数 回 目本 人 家 庭 へ の 家 庭 訪 問 を義 務 づ け る と い う,養 子 縁 組 制 度 を 導 入 し た プ ロ グ ラ ム で の 効 果 を報 告 し て い る 。 残 念 な が ら,植 田 や 岸 本 の 論 文 で は,学 習 ス トラ テ ジ ー を キ ー ワ ー ドと す る 研 究 を志 向 し た も の で は な い が,教 室 外 で の 日本 人 と の イ ン タ ー ア ク シ ョ ン の機 会 を 増 や し,自 律 学 習 を促 進 させ た プ ロ グ ラ ム の 好 例 と い え る 。 さ ら に,ト ム ソ ン 木 下(1997),宮 副 ウ ォ ン(1998)な ど は,海 外 の 目本 人 コ ミ ュ ニ テ イ との 接 触 を,リ ソ ー ス と い う観 点 か ら ど の よ う に効 果 的 に 利 用 す べ き か を 論 じ,目 本 人 ネ ッ ト ワ ー ク と の イ ン タ ー ア ク シ ョ ン を シ ラバ ス の 中 に 体 系 的 に 組 み 込 む 必 要 性 を 説 い て い る 。 で は,外 国 人 力 士 の 目本 語 習 得 過 程 に お い て,社 会 的 ス ト ラ テ ジ ー は ど の よ うな 役 割 を果 た し て い る の で あ ろ うか 。 彼 ら は,一 般 の 目本 語 学 習 者 と比 べ,目 本 人 と の さ ま ざ ま な接 触 場 面 で の イ ン タ ー ア ク シ ョ ン の 中 で, 周 囲 の リ ソ ー ス を 有 効 に 使 っ て い る こ とが 予 想 され る 。 し か し 一 方 で は, 目本 語 教 室 で の 学 習 体 験 を 経 な い に も 関 わ らず,ど の よ う に 目本 語 を習 得 し て い る の か と い う疑 問 が あ ら わ れ る 。 こ こ で は,そ う し た 問 題 を 明 ら か

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にす るた め,実 際 に デー タ収集 を行 い検 証 して み た 。 4デ ー タ収 集 外 国人 力 士 は,ど の よ うな 日本 人 ネ ッ トワー クの下 に で イ ン ター ア ク シ ョン して い る の で あ ろ うか。 そ う した 習 得 過 程 を実 証 的 に解 明 す る た め に,目 本 相 撲 協 会 広 報 部 を通 じて取 材 許 可 を得,幕 内 な らび に十 両 の現 役 外 国 人 力 士 に,目 本 語 に よ る録 音 及 び 録 画 イ ン タ ビ ュー を行 い分 析 し た 。 調査 対象 者 の詳 細 は以 下 の とお りで あ る。 表2外 国人力士調査対象者一覧 力士A 力士B 力士C 力士D イ ン タ ビ ュ ー 日 時 2000.5.30 2000.12.8 2000。10.15 2000.12.11 イ ン タ ビ ュ ー 場 所 早稲田大学 若松部 屋 み の 陸奥部屋 玉 ノ井部屋 出身国 モ ンノゴ ノレ モ ン ゴ ノレ アル ゼ ンチ ン ブ ラ ジ ル 母 語 モ ン ゴル語 モ ン ゴル 語 スペ イ ン語 ポ ル トガル 語 年 齢* 25歳 20歳 35歳 25歳 所属部屋 大島部屋 若松部 屋 陸奥部屋 玉 ノ井部屋 在 目年 数* 8年 4年 14年 9年 番 付* 西前頭6枚 目 十 両西 三枚 目 幕下西筆頭 十両西六枚 目 母 国での日本語学習歴 な し な し な し な し *年 齢,在 目年 数 及 び番 付 は,イ ンタ ビ ュー 当 時 の も の 以 上 の対 象 者 に加 え,力 士 と関係 が深 い,親 方,現 役 な い しは元 親 方 夫 みち の く 人(若 松,玉 ノ井,陸 奥 部 屋3人),付 け人(若 松 部 屋1人),元 幕 内 力 士 (1人),目 本 相 撲 協 会 教 習 所 親方(高 砂 部 屋所 属1人),力 士 の 髭 を結 う部 屋 付 き の床 山(高 砂 部 屋1人),及 び 相 撲 部 屋 の近 所 に住 み,目 常 彼 ら と 接 す る機 会 の 多 い 日本 人(2人)に もイ ン タ ビ ュー を行 っ た。 イ ン タ ビュ ー はす べ て 目本 語 で行 わ れ,録 音 され たテ ー プ(30分 ∼90分)は,研 究 調 査 者 の 目本 人補 助 員(3人)に よ って,2週 問 以 内 に文 字 化 され,目 本 語 の 習 得 行 動 に 関 す る部 分 の コメ ン トを中心 に分 析 した 。 一7一

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5分 析 外 国人 力士 な らび に彼 らの 目本 語 習 得 に関 わ る 日本人 関係 者 の イ ンタ ビ ュー を分 析 した結 果,彼 らの 目本 語 習 得 に は,以 下 の よ うな共 通 した特 徴 が ある こ とが判 明 した 。 5.1学 習 動機 外 国人 力 士 は,目 本 人 とのイ ン ター ア ク シ ョン場 面 で起 き る問 題 を解 決 してい か な け れば な らな い た め,目 本 語 の習 得 に対 す る強 い動 機 が見 られ た 。彼 らは一 般 の 目本 語 学 習 者 と比 べ,さ ま ざ まな場 面(教 習所,国 技 館, 稽 古 場,ち ゃ λ。こ場,後 援 会 と の交 流,そ の他 相 撲 関係 者 と の接 触 場 面) で起 き る イ ン タ ー ア ク シ ョ ン問題 に適 応 す る行 動 が要 求 され て い る。 ま た,番 付 が上 が っ て も,他 の力 士 に は な い接 触 場 面 で のイ ンター ア ク シ ョ ン,例 えば,目 本 語 に よ る 口上,挨 拶,色 紙 書 き,イ ンタ ビュー,各 界 で 活 躍 す る 目本 人 との対 談 な どが発 生 し,そ れ に伴 う 目本 語 のイ ン ター ア ク シ ョン能 力 も要 求 され る よ うに な る。具 体 的 に は,そ う した場 面 で の新 た な習得 項 目 と して,よ り高 度 な社 会 文 化 事 情 や敬 意 表 現 な どが挙 げ られ る だ ろ う。幕 内 上 位 に位 置 す る外 国人 力 士 は,そ れ ま で,主 に耳 か らのイ ン プ ッ トに よ っ て,目 本語 イ ンタ ー ア ク シ ョン能 力 を習 得 して きた が,よ り 複 雑 な接 触 場 面 で も対応 で きる よ うな調 整 能 力 を習 得 す るた めの 強 い動 機 付 けが求 め られ る ので あ る。 5.2社 会 文 化 情 報 力士 た ち は,入 門 す る とす ぐに相 撲 教 習 所 で,国 技 と して の相 撲 の歴 史,風 俗,習 慣,し きた りな どを学 ぶ 。 それ は,角 界 とい う伝 統 社 会 で イ ン ター ア クシ ョンす る 「相 撲 界 の 目本 事 情 」 教 育 とい え る。 また,相 撲 部 屋 での生活 を通 じて伝 統 社 会 で の人 問 関係 も身 につ け る。 イ ン ター ア クシ ョン能 力 の習 得 に は 言語 能 力,コ ミュ ニ ケ ー シ ョン能 力 の他 に社 会 文 化 能 力 の習 得 も欠 か せ な い が,一 般 の学 習 者 と比 べ る と,目 本 社 会 や 文化 に対

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す る知識 をイ ン プ ッ トす る機 会 は は る かに 多 い とい え る。 5.3目 本 人 ネ ッ トワ ー ク 相 撲 界 に 入 っ た 外 国 人 力 士 は,様 々 な 目本 人 と の ネ ッ ト ワ ー ク を構 築 し て い る こ と が 明 ら か に な っ た 。 そ の 中 で も,部 屋 の 親 方,兄 弟 子,付 け 人,お か み さ λ・と 呼 ば れ る 親 方 夫 人,床 山,行 司,呼 び 出 し,教 習 所 な ど を は じめ と す る相 撲 協 会 関 係 者 が,も っ と も頻 繁 に 接 触 す る 日本 人 ネ ッ ト ワ ー ク と い え る 。 さ ら に,こ う し た ネ ッ ト ワ ー ク の 次 に,ち ゃ ん こ番 に な る と 近 所 の 商 店 街 の 人 々 と の 付 き合 い も加 わ る 。 ま た,本 場 所 が 始 ま る と 相 撲 関 係 者,タ ニ マ チ,そ れ か ら 一 般 の フ ァ ン な ど と い っ た イ ン タ ー ア ク シ ョ ン が 加 わ り,地 方 場 所 や 巡 業 で は,地 元 の 後 援 会 と の 接 触 も増 え る 。 こ の よ うな バ ラ エ テ ィ ー の あ る ネ ッ ト ワ ー ク環 境 を持 つ 目本 語 学 習 者 は 極 め て ま れ だ と い え る か も しれ な い 。 ネ ッ トワ ー ク を築 く ス ト ラ テ ジ ー は, 学 習 ス ト ラ テ ジ ー の 中 で も,習 得 に 大 き く 影 響 す る(ネ ウ ス ト プ ニ ー 1995a,宮 崎 ・ネ ウ ス トプ ニ ー1999)が,一 般 の 目本 語 学 習 者 と 異 な り, 外 国 人 力 士 は,す で に こ う し た ネ ッ ト ワ ー ク が 形 成 され て い る点 が 特 徴 だ と い え る 。 こ う し た ネ ッ ト ワ ー ク は,本 人 の 意 思 に よ る 場 合 も あ る が, 「さ ま ざ ま な 方 に 可 愛 が られ る よ う に っ き あ わ せ て い た だ く」(親 方 夫 人) とい っ た 配 慮 も あ る 。 こ の ネ ッ ト ワ ー ク の 中 で,と りわ け 大 き な 役 割 を果 た し て い た の が,お か み さ ん と い わ れ る,親 方 夫 人 の 存 在 で あ る(宮 崎2001)。 イ ン タ ビ ュ ー に 応 じ て くれ た お か み さ ん は,厳 し く稽 古 の 指 導 を す る 親 方 に 対 し,外 国 人 力 士 の 目本 語 の 面 倒 を い ろ い ろ と見 た と報 告 し て い る 。 そ の 中 で も,と くに 留 意 し た の が,敬 語 の 使 い方 で あ っ た と い う 。 これ は,協 会,後 援 会 な ど と い っ た 方 々 と の っ き あ い の 大 切 さ を教 え 込 む た め で あ っ た 。 相 撲 の 世 界 は上 下 関 係 が 厳 し い た め,お か み さ ん は,殊 の 外 神 経 質 に な っ て い た の で は な い だ ろ うか 。 あ わ せ て,相 撲 界 の し き た りか ら は じ ま り,後 援 会 と の 付 き合 い 方 ま で 細 か な 心 遣 い を し,指 導 し て い た の で あ る 。 一9一

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5.4目 本 語 に浸 る環 境 日本 人 とのネ ッ トワー ク が形 成 され て い て も,日 本 語 に よ る イ ンタ ー ア ク シ ョンが な けれ ば,効 果 的 な習 得 はで きな い 。外 国人 力 士 の場 合,相 撲 部 屋 関係 者 と常 に生 活 を共 にす る た め,目 本 語 に漬 け浸 す 環 境 が整 っ て い る とい え る 。例 えば,朝 稽 古,ち ゃん こ番,兄 弟 子 の世 話,電 話 番,お か み さん をは じめ と した部 屋 の関 係 者 との イ ンタ ー ア ク シ ョン な ど,常 に 目 本 語 を使 う機 会 に恵 まれ て い る。 さ ら に,同 じ国 の 出身 者 と固 ま らな い傾 向 があ る とい うこ と も見 逃 せ ない 。 モ ン ゴル 出身 の力 士 は,同 部 屋 の兄 弟 子 に よっ て,モ ンゴル 語 厳 禁 に伴 う罰金 制 度 が導 入 され た こ とに よ り,同 郷 出身 力 士 問 で も,目 本 語 を使 うよ う指 導 され た 。 こ う した状 況 が設 定 さ れ る こ とで,常 に 目本 語 に よ るイ ン ター ア ク シ ョ ンが義 務 付 け られ る よ う に な っ て い った の で あ る。 これ は,バ イ リン ガ ル 教 育 の 中 で発 達 し て き た,イ マ ー ジ ョン プ ロ グ ラ ム の理 念 と通 じ る とこ ろ で あ る 。相 撲 部 屋 で の 外 国人 力 士 とお かみ さん や 兄 弟 子 をは じめ とす る,さ ま ざま な 日本 人 との イ ン ター ア ク シ ョン は,ま さ にイ マ ー ジ ョン プ ログ ラ ム そ の も の で あ る 。 場 面 につ い て も,教 習 所,稽 古 場,国 技 館,さ らに は後 援 会 の集 ま りな ど といっ た非 伝 統 的 教 室 場 面 で のイ ン ター ア ク シ ョン に な っ て い る 。こ う し た特徴 は,教 師 だ けが 目本 人 参加 者 とい う意 識 を も たせ ず,様 々 な 日本 人 との接 触 に よ っ てイ ン ター ア クシ ョン能 力 の 向上 を 目指 す イ マ ー ジ ョン プ ロ グラ ム の 目的 と合 致 し てい る。 6日 本 語 教 育 へ の 応 用 ・ これ ま で外 国 人 力 士 の 目本語 習得 に つ い て検 証 して きた が,一 般 の 目本 語 学習 者 とは 異 な る習 得 過 程 で あ る こ とが 明 らか に な っ た 。 外 国 人力 士 は,周 囲 の環 境 を うま く応 用 し,工 夫 しな が ら習 得 してい る こ と が明 らか にな っ た。 そ の 習 得環 境 は,一 般 の成 人 日本 語 学 習 者 とは異 な り,教 師 が 全 く管 理 しない 自然 習 得場 面 で,目 本 語 に漬 け浸 され るイ ン ター ア ク シ ョ ンが 中心 で あ った 。 学 習者 に どの よ うに 自然 習 得 の機 会 を与 え,自 律 学 習

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を させ る か につ い て,目 本人 との ネ ッ トワー ク,学 習 リ ソー ス,社 会 的 ス トラ テ ジー な どを考 察 した場 合,外 国 人力 士 の 目本 語 習 得 は,理 想 的 な モ デル と して考 え られ る ので は ない だ ろ うか 。 で は,こ の よ うな 学 習 者 の習得 過 程 を,ど の よ うに 目本 語 教 育 に応 用 し てい くべ きで あ ろ うか 。 目本 語教 師 に よ って 言 語 習 得 を管 理 され てい な い とい う彼 らの 習 得過 程 の特 徴 は,自 律 学習 を考 え る場 合 の参 考 に な る。 教 室 の外 で も 目本 語 学 習 に応 用 で き る リノー ス は多 い はず だ が,そ うし た リ ソー ス を有 効 に使 って継 続 的 に 自律 学 習 して い る,バ ラ ン ス の取 れ た 学 習 者 は以外 に少 な い 。 この外 国,人力 士 は,さ ま ざ ま な リ ソー ス を利 用 し,そ れ を習 得 に役 立 て て い る。成 人 や年 少 者,ま た は,専 門 分 野別 日本語 教 育 を考 えた場 合,ま ず社 会 的 ス トラテ ジ ー の習 得 の意 義 を理解 させ,コ ー ス デ ザ イ ンの 中 に取 り入 れ るべ きで あ る 。 これ か らは,学 習 者 に どの よ うに 自然 習 得(ま た は 自動 習 得)の 機 会 を与 え,自 律 学 習 を させ る か につ いて,.目 本人 コミュニテ ィー との接触,リ ソ ー ス ,社 会 的ス トラテジー,教 室場面 の参加者 の多様化 な どとい ったキー ワー ドに基 づ い た コー ス をデ ザイ ン して い か な けれ ば な らな い 。 そ う した 意 味 で,外 国人 力 士 の 目本 語 習得 は,目 本 語 教 育 へ の新 しい ア プ ロー チ の ヒ ン トを提 供 して い る 。 た だ し,こ う した力 士 た ちの環 境 は,相 撲 社 会 へ の 一種 の 同化 プ ログ ラ ム で あ り,一 般 の 日本 語 学 習 者 に と って は,必 ず し も最適 な モ デ ル を提 供 して い るわ け で は な い こ と も あわ せ て考 え るべ き で あ る。 な ぜ な らば,外 国 人 力 士 に求 め られ る社 会 文 化 リテ ラシ ー は,相 撲 社 会 へ の適 応 プ ログ ラ ム の 中 で習 得 され る もの で,一 般 の接 触 場 面 とは大 き く異 な る同化 政 策 とい え る か らで あ る。 しか しな が ら一 般 の学 習者 の言 語 習得 過 程 も,教 室 場 面 で教 師 に よ る管 理 を通 した,一 種 の 目標 社 会 へ の 同化 過 程 と解 釈 で き る の で は ない だ ろ うか 。 た だ そ の過 程 は,外 国人 力 士 と比 べ る とか な り緩 や か で あ る とい え るか も しれ な い 。 以上 の こ とか ら,教 師 と学 習者 は,今 ま で以 上 に,学 習 者 の学 習過 程 に 注 目 し,さ らに,学 習 者 は,・自己 の学 習 を ど うや っ て管 理 す べ き か を真剣 一11一

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に問 いか けな けれ ば な らな い とい う提 言 を 引 き出 す こ と がで き る。 学習 者 が 積極 的 に 自己 管理 を行 うよ うに な り,自 律 学 習 が で き る よ うにな れ ば, 必 然 的 に教 師 の役 割 も変 わ って く るで あ ろ う。 7結 論 以上,外 国人 力 士 の 目本 語 習 得 研究 か ら,こ れ まで 考 え られ て い た 以 上 に,社 会 的 ス トラテ ジー の重 要 性 を認 識 す る必 要 が あ る こ とが明 らか に な った 。同 時 に,そ うした ス トラテ ジ ー の習 得 には,教 師 は常 に必 要 不 可欠 な存 在 で は な く,む し ろ学 習 者 自身 の意 識 の変革 が必 要 で あ る こ ともわ か って き た。 学習 者 の 習得 は教 師 が管 理 す べ き だ とい う考 え方 を支持 す るグ ル ー プ は,言 語 教 育 と は,「 教 育 」 で あ る とい う意 識 を依 然 強 く もっ て い るか も しれ ない 。 しか しな が ら,本 研 究 の結 果 か ら,学 習 者 自身 も,自 ら の 習得 過程 で積 極 的 な役 割 を果 た して お り,さ らに,効 果 的 な 自律 学習 を 目指 す 学 習 者 は,こ れ まで考 え られ て き た以 上 に学 習 ス トラテ ジー を強 く 意識 す べ き で あ る と結 論 付 け られ る。 これ か らの 目本 語 教 育 で は,習 得 過 程 を,学 習 者 自身 が強 い 関 心 を払 っ て管 理 す る よ う意 識 させ る必 要 が あ る。 それ と同様 に,目 本 人 ネ ッ トワー ク とのイ ン ター ア ク シ ョン をシ ラバ ス の 中 に体 系 的 に組 み 込 ん だ試 み が な され るべ き で あ る 。 で き る だ け多 く,日 本 人 と接 触 す る機 会 を作 り出す 。そ う した 接触 は,言 語 能 力 だ けで はな く,社 会 言 語 や 社会 文化 的 な知 識 も提 供 し,友 人 の 作 り方 も学 べ る。 こ う した研 究 成 果 は,留 学 生 の た め の 目本 語教 育 ば か りで な く,日 本 各 地 でボ ラ ンテ ィ ァ を 中心 に行 わ れ て い る 「目本 語 教 室 」 の教 育 内容 と方 法,あ るい は地 域在 住 の外 国人 に対 す る 目本 語 学 習 の支 援 の あ り方 を考 え る場合 の参 考 に な る はず で あ る。地 域 とのイ ン ター ア ク シ ョンが必 要 な 日 本 語学 習者 に,ど うや って ネ ッ トワー ク を構 築 す べ きか を意 識 させ るア ク テ ィ ビ テ ィ を,積 極 的 に コ ー ス の 中 で デ ザ イ ン して い か な けれ ば な らな い。 さ らに,こ れ か らの外 国人 力 士 の適 切 な指 導 ・育 成 を考 えた 場 合,相 撲 部屋 や 地 域 で の 目本 人 との イ ン ター ア ク シ ョン は,彼 らの 目本 語 習得 を

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促 進 させ る結 果 につ な が る と再 認識 させ る必 要 が あ る 。逆 に,そ う した接 触 が 積極 的 に図 れ ない 場合 には,ス トラテ ジー の 習 得 も遅 れ る こ とが予 想 され る。外 国 人力 士 の 目本 語 習得 過 程 か ら学 ぶ こ とは 多 い 。 参 考 文 献 岸 本 俊 子1995「 米 国 地 方 都 市 に お け る プ ・ ジ ェ ク ト ・ワ ー ク の 展 開 一 目本 人 コ ミ ュ ニ テ ィ ー と の イ ン タ ー ア ク シ ョ ン を 取 り入 れ た プ ロ グ ラ ム 」 『世 界 の 日本 語 教 育 〈日 本 語 教 育 事 情 報 告 編>』3265-280頁 国 際 交 流 基 金 目本 語 国 際 セ ン タ ー 宮 崎 里 司1999「 イ ン タ ー ア ク シ ョ ン能 力 の 習 得 を 目 指 し た イ マ ー シ ョ ン プ ロ グ ラ ム:98年 度 旱 稲 田 ・オ レ ゴ ン プ ・ グ ラ ム で の 試 み 」,『 講 座 目 本 語 教 育 』,第34 分 冊,197-211頁,早 稲 田 大 学 目本 語 研 究 教 育 セ ン タ ー 宮 崎 里 司2001『 外 国 人 力 士 は な ぜ 目 本 語 が う ま い の か 』,束 京:目 本 語 学 研 究 所 宮 崎 里 司 ・J・V・ ネ ウ ス ト プ ニ ー 玉999(共 編 著)『 目本 語 教 育 と 学 習 ス ト ラ テ ジ ー 』,東 京:く ろ し お 出 版 宮 崎 里 司,ピ ・ ッ タ 丸 山 淳ig96「 イ ン タ ー ア ク シ ョ ン揚 面 の 変 化 と学 習 者 ス ト ラ テ ジ ー 」,JALTJouma1,VoL18,no。2,pp。269-278 宮 副 ウ ォ ン 裕 子1998「 自 律 的 日 本 語 学 習 者 支 援 の た め の ネ ッ ト ワ ー キ ン グ ・ス ト ラ テ ジ ー 」,『 日 本 学 刊 』2,1-15頁,香 港 目本 語 教 育 研 究 会 ネ ウ ス ト プ ニ ー ・J・V・1995a『 新 し い 日本 語 教 育 の た め に 』,東 京:大 修 館 ネ ウ ス トプ ニ ー,J.v.1995b「 日本 語 教 育 の ネ ッ トワ ー ク ー ラ ン ゲ ー ジ ・マ ネ ー ジ メ ン トの 観 点 か ら一 」 ,rひ ろ が る 日本 語 教 育 ネ ッ トワ ー ク 最 新 事 例 集 一 』,1-15頁 日 本 語 教 育 学 会 ネ ウ ス トプ ニ ー,」 、V.1995c『 新 し い 日本 語 教 育 の た め に 』,東 京:大 修 館 Oxford,R.1990L`zη9麗 α98,乙θ`zγηガπgSオ7α オ8寧θ5」陥 α診Eの87yT8`z6hε ■Sho麗14

Kηozo.NewYork:NewburyHouse Oxford,R・ 著,宍 戸 通 庸 ・伴 紀 子(訳)1994『 言 語 学 習 ス トラ テ ジ ー 』,東 京:凡 人 社 トム ソ ン木 下 千 尋1997「 海 外 の 日本 語 教 育 に お け る リ ソ ー ス の 活 用 」,『 世 界 の 日 本 語 教 育 』,7号,17-29頁,国 際 交 流 基 金 目本 語 国 際 セ ン タ ー 植 田 栄 子1995「 海 外 目本 人 家 庭 で行 う ホ ー ム ス テ ィ プ ・ グ ラ ム の 有 効 性 一 タ イ に お け る 日本 語 学 習 者 の 場 合 」,『世 界 の 目本 語 教 育 〈目本 語 教 育 事 情 報 告 編>』2 号,213-232頁,国 際 交 流 基 金 日本 語 国 際 セ ン タ ー 一13一

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