koreika shakai ni okeru iryo keizai o koryoshita mibyo taisaku

Title Sub Title Author Publisher Publication year Jtitle Abstract Notes Genre URL. Powered by TCPDF (www.tcpdf.org). 高齢化社会における医療経済を考慮した未病対策 都島, 基夫(Tsushima, Motoo) 慶應医学会 2003 慶應医学 (Journal of the Keio Medical Society). Vol.80, No.2 (2003. 6) ,p.23- 32 綜説 Journal Article http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00069296-20030600 -0023.

慶應 医 学 ・80(2):23∼32,2003. 綜. 説. 高齢化社会 にお ける医療経済 を考慮 した未病 対策 慶応義塾大学 伊勢慶応病院内科 都. Key. words:高. 齢 化 社 会,未. 病,医. 療 経 済,早. 島. 基. 期 動 脈 硬 化,高. 夫. 脂血症. 硬 化 症 血 栓 症 一 次 予 防 国際 シ ンポ ジ ウム と福 生 吉 裕 日本 は じめ に 一健 康 寿 命 と 日本 未 病 シ ス テム 学 会 の 設 立 一. 医 大 助 教 授,大 1994か. 内尉 義 東 大 教 授 らが 中心 とな り,東 京 で. ら96年. に わ た り3回. で,こ れ が 合 体 して1997年 4千 年 の豊 富 な経 験 に基 づ く中 国 の医 薬 学 の理 論 大 系. 開 催 した 東 京 未 病 研 究 会 に大 阪 で 筆 者 が 会 長 と な り. 日本 未 病 シス テ ム学 会(第4回)と. して誕 生 した(第1. の な か で,疾 病 の 予 防 が 重 要 で あ る こ とを記 述 した 「未. 図).こ. の 学 会 で の テ ー マ は 「介 護 よ り前 に未 病 対 策 あ. 病 思 想 」 が あ る.黄 帝 内 経 で は"聖 人 は既 病 を治 さ ず し. り」 「長 寿 を幸 せ と感 じる社 会作 り」 で あ った2).. て,未 病 を治 す"と 疾 病 の一 次 予 防 を重 視 す る思 想 が み られ る.未 病 対 策 と して の 侵襲 の 防御 だ け で な く,身 体 自身 の 生 き る力 を 賦 活 させ る こ とが さ らに重 要 で あ り,. 未 病 とは 一主 と して循環器病 の制圧 と高齢者治療 の視点 から一. 現 代 に翻 訳 す れ ば 食 養 生,運 動 療 法,禁 煙 な どの健 康 維 持 増 進 の 重 要 性 が 認 識 され て い た1).. 動脈 硬 化 は生 後 す ぐか らは じま り長 い経 過 を と り,徐 々 に,時 に は急 激 に進 行 す る 「沈 黙 の病 気 」 で あ る.心 血. 循 環 器 領 域 で は脳 梗 塞,心 筋 梗 塞 な どを 発 症 す れ ば, 壊 死 に陥 ち い った 臓 器 や 細 胞 の機 能 は生 涯 に わ た り欠 損. 管 病 は臓 器 の予 備 能 が な くな っ た時 点,す. 症 状 とな っ て,quality. は平 均 的 に は血 管 内腔 が75%に. of life(QOL)は. 侵 され て 介 護. なわ ち動 脈 で. 狭 窄 した状 態 にな る と. が必 要 とな る場 合 が 多 くみ られ る.最 近,何 歳 ま で元 気. 労 作 性 狭 心 症 な どの 虚 血 症 状 が あ らわ れ,こ れ は動 脈 硬. で暮 らせ るか 健康 な 期 間 を示 す 「健 康 寿命 」 とい う言 葉. 化 の末 期 症 状 と位 置 づ け る こ とが で き る.. が 使 わ れ る.こ れ も 日本 が 世 界 一 で 男 性 が71.9歳,女 性 が77.2歳,平. 均 す る と74.5歳. 歳 と続 く.2002年 歳. 細 胞 の 老 化,動 脈 硬 化 な どの ため に各 臓 器 の もつ 予備 能. で,豪73.2歳,仏73.1. 度 の 日本 人 の 平 均 寿 命 が男 性 が78.1. が 残 り少 な くな って 安 全 域 が 狭 くな っ た状 態 で,小. で あ る.こ の 寿 命 と健 康 寿 命 の差 が. 侵 襲 で も予 備 能 の 少 な い臓 器 に異常 を きた し,連 鎖 反 応. 女 性 が84.9歳. 男 性 が6.2年,女. 老 化 は長 年 身 体 を使 用 して い る間,炎 症 な どの 侵 襲 や. 性 が7.7年 あ り,平 均 的 に この期 間 は. 的 に多 臓 器 疾 患 とな る ケ ー ス も多 い.21世. さな. 紀の高齢化. 病 を 患 って 治 療 を う けた後 死 に 至 る こ とに な る.こ の病. 少 子 化 社 会 にお いて は個人 の健 康 管理 を 含 む未 病 対 策 が. 気 の 期 間 を ぴ ん ぴ ん 元 気 に 過 ごせ た ら,医 療 費 が節 約 で. 医 療 費 を 節 減 して,医 療 の 荒 廃 を 救 う.税 に等 しい介 護. きて少 子 化 した若 い人 た ち の負 担 を減 らす こ とが で き る.. 費 用 や 病 気 にな って 働 けな くな った患 者 自身 の収 入 減,. 健康 で あ る経 済 効果 を 計 算 し,医 療 シス テ ム を改 築 す る. 患 者 家 族 に よ る世 話 を 含 め る と,QOLを. 構想 を 考 え,超 高 齢 に い た って コ ロ リン と大 往 生 を迎 え. な る前 に行 う未 病対 策 は広 い観 点 で の 医療 経 済 の苦 境 を. る社 会 作 りを す る こ とを 目 的 と して,筆 者 らは 日本 未 病. 救 う こ とに な る.. シス テ ム学 会 を結 成 した.学 会 の前 身 は 曲 直部 寿 夫,尾. 病 気 は環 境 と体 質 の相 互 の 関与 が あ り,遺 伝 子 診 断 も. 前 照 雄 元 国立 循 環 器 病 セ ン ター総 長 を会 長,筆 者 が事 務 局 長,学 術 委 員 長 と して 北 京 で2度(1992,1996年), 大 阪 で1度(1994年)開. 催 した3回. 損 な う状 態 に. 現 実 の もの に な った3). 未 病 医 学 に っ い て は(1)体. の中西医結合動脈 一23一. フ ァク タ ー の解 明,(2)病. 質 や環 境 を 含 め た リス ク. 態 の 把 握 や 診 断,(3)発. 症を.

慶鷹 医学. 80巻2号(平. 安 三;ざ. ρ.'.ウ. こ 、.. 、 、.轟..、.. 一 午後5時 ラ イ フホ ール. 国立循環器病セ ンター研究所. 新見英幸. 「リスクフ ヤクターと動脈硬化」 (i)ラ イフスタイル改菩 による肥満および関達疾想の予防 東京慈恵医大健康医学 セン9一. ワー ク シ ョ ップ1座. 長. 和田高士. (2)イ ンス リン抵抗性 と動脈硬化 (3)超 音 波法による動脈硬化診断. 鈴木正昭 和田高士. ワ ー クシ ョ ップ2. 国立循環器病センター内科 東京慈恵医大健康医学セ ンタ ー. 座長 慶慮義塾大学医学部老年科. 広瀬信義. (1)動 脈 硬化の成因に おけ る環境 因子と遺伝素因の寄与について 一三重県紀勢町 における動脈硬化の疫学的研究一 慶慮 義塾大学内科. 中野里美. (2)ヒ ト外因系凝固 インヒビター(TFP【)遺 伝子のプロモーター 領域 の遺伝子 多型(C-399T)は 血漿中TFPlレペルに影響せず、 静脈 血栓症の発症 と関係 しない。 国立循環器病センター病因部 {3)骨 髄 異形成症候群 と非小細胞性肺 癌を発症 し分子生物 学的に. ところ 大 阪 千 里 ラ イ フ サ イ エ ン ス セ ン タ ー5階 ラ イ フ ホ ー ル ー.『 、 ・ ・'`. 地 下鋏御堂筋線(北 大阪急行)千 里 中央駅 下車 徒歩2分. 1;:ξ. 午 前8時30分. 干里 ラ イ フ サ イエ ン スセ ン ター5階. 「 未病における遺伝子診断」. 1997年11月29日(土). 「「・ 一. 大阪. 8=57^-9:24. 介 護 よ り前 に 禾 病 対 策 鳥 雍 を幸 福 と感 じ る社 会 つ く4ｺ. ∫誌. 11月29日(土). 8:30^'8:57. プ ロ グ ラ ム ・抄 録 集. }藷 薄. 日程 場所. 3:00 開場 開会挨拶. 第4麹 日本 未病 システム攣会. とき. 成15年6月). 加藤久雄. GlutathioneS-taps重erおe(G訂)nとGSlrM1欠 損を認めた 一例 慶磨義塾大学医学部老年科. 山村. 憲. ・・ 、、. g:24^-9:51. L了「=. ワ ーク シ ョ ップ3. 座長. 東京大学 医学部地域看護学 金川克子. 「 未病の看 護および未病の意義」 {1)未 病 と看護 国立循環器病 センター看護部. 上峰美代子. (z)東 洋 医学 におけ る未病(半 健康)の 現代医学的意義 武市昌士 佐賀医科大学医学部精神医学 {3)東 西医学による未病(半 健康)の 診断 と治療(バ イロッF研 究) 佐賀医科大学医学部精神医学 裁市昌士 9:51^12:15シ. 座長. ン ポ ジ ウム. 広島大学医学部第一内科教授. 梶山梧朗. 名古屋大学医学部第三 内科教授. 堀田. 饒. 未 病 の診 断 と予防 治 療 森本兼農 大阪大環境医学 大阪府母子総合医療セ内科 木戸ロ公一 東京 大薬学部 新井洋 由 く3)先 天性 ビタミンE欠乏症の分子機構 (1>ラ イフスタイル診 断と疾病予防 (2)妊 娠負荷時の未病 の診断 (4)血iij. Helicobacter. PYIori抗. 体 と 血清 ペ ブ シ ノゲ ン値 に よ る. 胃癌の リスクの評価 く5)血 管 と未病一大豆蛋白質の重要性 一 (6)骨 粗継症の遺伝的素因に関する検討 (7)ホ ルモ ン補充療法の効果と副作 用. 1 夫 気付. (8>アM7ハイマ ー病の遺伝子診断 と痴呆発症危険因子 (9)未 病 としての糖尿病. 第1図. 第4回. 日生病院婦人科. 濱 田博 金海銭道 細井孝之 贋田憲二. 大阪大精神医学 武田雅俊 名古屋大三内 洪 尚樹. 日本 未 病 シス テ ム学 会 の プ ロ グ ラ ム. 未 病 と病 気. 未 然 に防 ぐ食 事 や運 動 療 法 を も含 め た予 防 治 療 法 の開 発 と実 施,(4)発. 広島大一内 弘 前大二内 東京大老年科. 症 した も の で は,機 能 の回 復 ・維 持 ・再. 発予 防 な ど が あ る.最 近 示 さ れ た高 脂 血 症 や高 血 圧 や糖 尿 病 な ど の 治 療 指 針 は,QOLの. 維 持 す る健 康 管 理 の指. 病 気 と健 康 の 間 に 未病 とい う概 念 が 入 る こ とに よ り, 何 を未 病 と し,病 気 との 境 界 を ど こに お くか が 問題 に な. 針 で もあ る4).特 に高 齢 者 に お い て は,若 年 者 と同様 の. る(第2図).未. マ ニ ュ アル に基 づ く画一 的 治 療 を 行 え ば,た. に異 常 が な い もの,(2)検. とえ ば,脱. 病 は,(1)症. 状 が あ って も検 査 デ ー タ. 査 デ ー タに 異 常 が あ って も症. 水 に よ る脳 梗 塞 や 喀 疾 に よ る閉 塞 と,心 臓 各 弁 の 狭 窄 や. 状 が な い もの,と. い う診 断 基 準 が 示 され て い る5).前 者. 閉 鎖 不 全 や 心 ・腎 機 能 低 下 を もっ 老 人 にお こ りや す い水. は東 洋 医学 的未 病 で あ り,西 洋 医学 的 未 病 に入 れ て よ い. の行 き過 ぎ に よ る心 不 全 と は紙 一 重 で あ り,心 不 全 が 軽. か 疑 義 が 残 る.患 者 は症 状 が あ れ ば 気 分 が 悪 くQOLを. 快 して も脳 梗 塞 を 引 き起 こす 事 例 は多 い.こ の思 わ ぬ合. 損 な い医 師 の 元 に 来 る.検 査 に 異 常 が な い こ とは,検 査. 併 症 に よ り,事 後 の 医療 費 や介 護 費,家 族 の行 動 範 囲 が. が そ こ まで 発 達 して い な いか,手 持 ちの 検 査 機 器 で 見 っ. 狭 め られ るな どの経 済 的,精 神 的 負担 は 莫 大 な もの とな. か らな いか,精 神 的 な異 常 で あ る こ とを 意 味 す る.筆 者. る.老 年 医 学 は ま さに 未 病 医 学 で あ り,若 年,中 年,初. は症 状 が あ れ ば病 気 と して 扱 って検 査 を進 めて い くべ き. 老 期 の患 者 に対 す るマ ニ ュ アル に基 づ く治療 と は異 な り,. と考 え る.一 方,後 者 は未 病 と して診 て い くべ きで あ る.. 個 人 に あ った オ ー ダ ー メ ー ド医 療 を す る必 要 が 生 じる.. な か で も,高 脂血 症 や高 血 圧 や ま だ合 併 症 の な い軽 症 糖 尿 病 は症 状 が な く,QOLも. 保 持 され て お り未 病 の概 念. に は い る.医 師 法 上 は病 気 と扱 って い るの で 医 師 の指 示 に基 づ き検 査 や治 療 を行 い,保 険 医 療 で 認 め られ た 薬 物 一24一.

都島. 高齢化社会 における医療経済 を考慮 した未病対策. 低 血 糖 や血 圧 の下 が り過 ぎに と もな う事 故 が高 血 糖 や血 一般公開フ ォーラム. 圧 上 昇 よ り も問 題 に な る.院 外処 方 菱 薬局 で薬 剤 師 に ほ. 「 明Bの 医療 を求めて一高齢化社会 におけ る医療経済 と未病の役割 一」 大阪府医師会生涯教育研修指定(他 府県医師会会 員も単位取得できます) 13:。。-13,2,ワ ー クシ。ガ 「 骨粗駿症 一診断」. 、. 座 長 宮麟. 如. 鯛 院. 抽. か の大 衆薬 や 食 品 を 勧 め られ た と話 す 患者 が い るが,こ. 正人. (1)尿 中カルシウムは腰椎骨密度測定にどこまでせ まれるか 一骨糧瓢症検診 におけ る温故知新の骨吸収マーカー一 国立療養所兵庫中央病院. 扇谷茂樹. 〔2)骨 由来酒石酸耐性酸性フオスフ・ターゼ活性測定法の開発 とその意義 ファルコバ イオシステムズ研究所. 中西. を発 生 させ る可 能 性 が あ る.日 本 未 病 シス テ ム学 会 で は. ワー クショップ 座長. こ う した事 案 も含 め た幅 広 い研 修 に よ り,各 医 療 分 野 間 守. 調 整 と責 任 範 囲 も含 め た医 療 と未 病 対 策 の 知 識 を持 っ 未. (3)骨 粗瓢症 早期診断 と予防におけるTrFsACP測 定の意義 日本女子大食物 13=27-13=54. れ は患 者 の治 療 に混 乱 を招 くだ け で な く,重 大 な合 併 症. 丸山千寿子. 病 認 定 指 導 士 を育 成 す る方 向 を検 討 して い る.全 国 に介. 5 京都大学大学院. 人間 ・環境学研究科. 家森幸 男. 護 や リハ ビ リや 情 報 網 が 充 実 した未 病 セ ンタ ー を設 立 す. 「 骨粗継症 一診療」 (1>骨 粗懸 症健診 システムに関す る検討 星野真二郎. る構想 も広 が って い る.市 民公 開 講座 で あ る 「未 病 フ ォー. (2)骨 租瓢症に関する生化学的疫学研究 京都大学大学院人間 ・環境学研究科 服部裕之. ラ ム」 や 「食 と健 康 フ ォ ー ラ ム」 に よ る市 民 啓 蒙 運 動 を. (3)高 脂血症恵者における血清脂質、血小板機能 、および 凝固線溶系 と動脈硬化の 進展への大豆 たんぱ く長期摂取の影響. 展 開 して い る.社 会 全 体 と して み ん な が,QOLを. 東京大学医学 部老年病学. 一牛乳栄養 との比較. 市立島田市民病院. 脇 昌子. 死 の 直 前 まで 元 気 で,経 済 的 に もで き るだ け他 人 に迷 惑. 14:00^14:20 会長講演 座長 東京大学医学部老年病学 教授 大内尉義 未病 としての動脈硬化一動脈硬化 早期診断と リスクファク9一 国立循環器病セ ンター動脈硬化代謝内科 都島基夫 14:20^14:50招 鰍 演 座長WHO糖 これからの日本経済 と医療 14:5。-15、2。特別諏 保険医療の問題点 15=20^17:00フ. 尿病協力ti9一 舘 服 長銀総合研究所理事長. 座長 国立循環器融 とくにDRGに ついて. ォー ラ ム. 座長. を か け な い よ う健 康 保 持 す るの は当 然 で あ る と い う,主 治 医 は 自分 と い う社 会 通 念 を 広 げ る こ とが 必 要 で あ る.. 赫 好温 竹内 宏. 〃 一名誉綴 尾前購 東海大学名誉教授 五島雄一郎. 日本医科大学第 二内科助教授 ホノルル国除ヵ レ・ ッジ理事長. 未病対策と医療経済効果. 福生吉裕 鈴木勝孔. 医 療 経 済 と未 病 (1)脳 卒中予防 におけるcos[ef6cacy. ビーエフ研究所. 久 山 町 研 究 で は,経. 澤田 徹. (2)こ れからの保健医療 「 健康 日本21」 国立公衆衛生院院長 古市圭治 (3)生 活習慣病(成人病)対策の推進 神奈川リ'、 ビリ事業団専務理事 成瀬遵彦 (4)ス ポーツと医療 経済. 保 ち,. セン トラルスポーッ社長. 時 的 に 肥 満 や 高 コ レス テ ロ ール 血. 症 や 耐 糖 能 異 常 が 増 え,高. 後藤忠治. した6).ま. た,糖. 血 圧 や 喫煙 者 が 減 る傾 向 を 示. 尿 病 の 医 療 費 は も っ と も伸 び が 著 し く,. 大 石 ら7)に よ る と 糖 尿 病 の 医 療 費 の 伸 び 率 は94年 8739億 が 適 応 と な る.血 食 品,あ. 糖,脂. 質,血. 圧 を低 下 させ る特 定 機 能. る い は保 険 適 応 外 の大 衆 薬 と して販 売 さ れ て い. る薬 物 の な か に は,効. 果 が ほ と ん ど な い も の か ら医 療 用. 薬 品 と し て 開 発 さ れ て,開. 発費 用 の手 当 て が で き な い な. 円 で79年. 度 の4.4倍. べ も っ と も 高 い .こ. と他 の疾 患 の 伸 び 率 と比. れ は糖 尿 病 性 腎症 か ら腎不 全 に な っ. て 透 析 に 入 る患 者 が 多 い の も一 因 で,糖 な い も の で は1人. 年 間23万. 44万. に な っ て い た.澤. 円 と約1,9倍. が あ る.高. 者 の 急 性 期,慢. 血 圧 で も糖 尿 病 で も,合. お り,よ. 併 症 を防 御 す るた め control)を. め ざ して. 介 護 費 用 で あ り,重. PREVENT(Prospective the Vascular. 健康 検査所見の異 常 の指摘な し. 脚. 『. 高血圧 糖尿病 .高 脂血症. i. i脂 肪肝 習慣性喫煙 i生 活習慣 に起 因する異常. 閥. 感染(ピ ロ リ菌/HCV等) その他 の検 査所見異常 遺伝子異 常あ り 張病. 護 費 な ど で,平. 症 度 に よ り 差 が 見 られ た. Randomised. Effects. of Norvasc. Evaluation. Trial)で. of. は長時間作. に 投 与 し て 治 療 し,対 照 の プ ラ セ ボ 群408人. と3. 年 間 比 較 し た 試 験 で あ る.治. 療 群 で 不 安 定 狭 心 症 が35. %,PTCA/CABGが43%減. 少 し,エ. 月 で31%減. ン ドポ イ ン トと. 少 さ せ る こ と が で き た.ア. ロ ジ ピ ン投 与 に よ り冠 動 脈 疾 患 患 者100人 人 の イ ベ ン トが 回 避 さ れ,426,462ド. 肝炎 そ の他 の疾患. 均5. 円 以 上 で,. 抗 薬 ア ム ロ ジ ピ ンを冠 動 脈 疾 患 を 証 明 さ れ た. し て は36ヶ. 骨折 胃潰瘍 症状 出現後の生活 習慣病. ;. 高齢 家族歴. 生活習備. 脳 梗塞 心筋梗塞 悪性腫瘍 糖 尿病性細小血管症. 肥満. i生活習慣 の異常あ り. 417人. 一. 物. 一 一. 澗. 用 型Ca拮. 自覚症状あ ヴ 他覚的所児あ ヴ. 自覚症 状な し 検査所 見の異 常あ り. 自覚 症状な し. 余 の脳 卒 中発 症. 年 間 に 要 し た 諸 経 費 は 個 人 あ た り1000万 70%は. く効 く健 康 食 品 や 大 衆 薬 が 加 わ る こ と に よ り,. 性 期 の 治 療 費,介. 併症が あれば. 田 ら8)の 試 算 で は 国. 立 循 環 器 病 セ ン タ ー に 入 院 し た3000人. の 医 師 も 厳 密 治 療(strict. 尿 病 の 合併 症 の. 円 に 対 し,合. どの理 由 で大 衆 薬 に した効 果 の 強 い もの ま で種 々 の段 階. に,ど. 度 は. ル,入. ム. あ た り27.9 院 費 用 は1. 人 あ た り628ド. ル 節 約 で き た9).高. 患 患 者4,444人. を シ ン バ ス タ チ ン投 与 群 と プ ラ セ ボ 群. に 分 け て5.4年(440人. 脂 血 症 の冠 動 脈 疾. の 死 亡 確 認 ま で)の. 経過を見 た. …. 検 討 で は,治 第2図. 未 病 の図. し,総 一25一. 療 群 で 総 コ レ ス テ ロ ー ル 値 は 約25%低. 死 亡 率 は30%減. 少 し,そ. 下. の 減 少 は冠 動 脈 疾 患 に.

慶 鷹 医学. 80巻2号(平. 成15年6月). 歳 と な り,2)全 1年/人. 社 員 を 対 象 に フ ィ ッ トネ ス ル ー ム を 利. の 延命 に要 す る費 用. 用 頻 度 が 高 いC群. 価. 少 な か っ た.こ. 840万 円. は 低 いA群. る と,単 純 に み て 労 働 者1人 360万 円. 万 円,1日19,800円. て は1週 高血 圧治 療. 血栓溶解療 法. (60歳以上). (t-PA,ス トレ. 間2回. の関係で み. 当 た り の 生 産 額 は 年 間722 病 欠 す る と19,800円. 務 成 績 と運 動 の 関 係 につ い. 以 上 運 動 を して い る社 員 の 業 務 成 績 評. 価 平 均 以 下 が,10.9%と. 交通 安全対策. 内 総 生 産)と. と な り,1日. の 生 産 ダ ウ ン と な る.3)業. 180万 円. よ り病 欠 が 年 間 で1.7日. れ をGDP(国. の 半 分 で あ る.さ. 運 動 し て い な い 社 員(21.4%). ら に4)定. 期 的 に 運 動 を 実 施 して い る. プトキナーゼ). 者 と して い な い 者 と の 年 間 医 療 費 請 求 額 の 差 は 男 性 で は 第3図. 年 間55,000円,女. コ ス トエ フ ィ カ シ ー. 性 で は112,000円. と運 動 を実 施 して. い な い者 の 医 療 費 が 多 く な っ て お り,ス よ る も の で あ っ た.冠. 動 脈 の イ ベ ン トは34%,血. 行再. 建 術 を 必 要 と した も の は37%減. 少 し た.cost. ness(費. 用 効 果)の. 院 費 は プ ラ セ ボ 群 で6.0. 億 円,シ. ン バ ス タ チ ン群 で4.1億. で32%低. 面 で は,入. ポ ー ッが健 康 に. 及 ぼ す 効 果 が 大 き い こ と が 示 さ れ たl//.. effective-. 循 環 器 領 域 に お け る未 病 診 断 と そ の管 理. 円 と シ ンバ ス タ チ ン群. く抑 え ら れ た(第3図).こ. れ は,1人. 「無 症 状 で進 む 未 病 と して の 動 脈 硬 化 」 は動 脈 硬 化 性. の患. 者 を1年. 間 延 命 さ せ る た め に 必 要 と さ れ る 費 用 が,約. 心 血管 病 発 症 の温 床 で あ る.(1)心 血管 病 で は リス ク フ ァ. 63-74万. 円 と な る'o).後 藤 ら は 運 動 を す る こ と の 経 済 効. ク タ ー を明 らか に し,そ の 治 療 によ り動 脈 硬 化 の 進 行 を. 果 を 考 察 し,1)フ 均 年 齢40.1歳)一. 状 が 出現 す る前 の病 態 を 把 握 して,予 防. 治 療 の必 要 性 や 治 療 法 の選 択 を 行 う,(3)不. 定 期 間 後 の 平 均 体 力 年 齢 は30∼34. 第1表 1)冠. 止 め る,(2)症. ィ ッ ト ネ ス ル ー ム 利 用 社 員 で は(平. 安定 プ ラー. 心 血 管 病 の予 防 の観 点 か らみ た動 脈 硬 化 の診 断 モ ニ ター. 危 険 因子 検 査. (1)年. 齢,(2)性,(3)家. 低HDL・C血. 族 歴,(4)高. 症 等],(5)高. 血 症,(ll)高. 脂 血 症[高LDL-C血. 血 圧,(6)糖. 尿 病,(7)肥. フ ィ ブ リ ノ ゲ ン血 症,(12)血. (15)高CRP,炎. 症,高Lp(a)血 満(insulin抵. 小 板 凝 集 充 進,(13)線. 症,高. 抗 性),(8)習. レ ム ナ ン ト血 症, 慣 性 喫 煙,(9)高. small. LDL,. 溶 低 下(高PAI-1),(14)高homocysteine血. 症,. 症 指 標 の高 値 等. 2)非 侵 襲 画像 診 断. く診 断 の 目的 〉. [正常 範 囲]. (1)眼 底:細 動 脈 硬 化,高 血 圧 性 変 化,糖 尿 病 性 網 膜 症 (2)単 純XP:大 (3)X線CT:石. [変化 な し]. 動 脈 弓 の 突 出,胸 腹 部 の 動 脈 の石 灰 化,蛇 行,拡 張,大 動 脈 弓部 横 径/横 隔膜 部 胸郭 横 径 灰 化 率,壁 肥 厚 狭 窄 率,壁 肥 厚 石 灰 化 狭 窄 率 CACI<20%SCI<10%]. 動 脈 瘤,壁 肥 厚 石 灰 化 狭 窄 率 (4)MRI:壁. 肥 厚 狭 窄,潰 瘍 形 成,動 脈 瘤, MRア. (5)超 音 波 断 層:壁 肥 厚,プ. ラ ー ク の数,広. ンギ オ. [所見 な し]. が り,厚 さ,潰 瘍,狭 窄 率 [総頚 動 脈IMC-T<1mm,. (6)カ. dense. 尿 酸 血 症,(10)多. 内 外 頚 動 脈 分 岐 部plaque(一)]. ラー ドプ ラー:血 流 状 態,狭 窄. (7)RIア. ンギ オ:臓 器,血 管 の 血 流 分 布,. (8)RIシ (9)サ. ンチ グ ラ ム:血 流 分 布,血 小 板 の血 管 壁 で の活 性(血. 小板 シ ンチ). ー モ グ ラフ ィー:血 流 に伴 う温 度 分 布. (10)DSA:狭 (11)ゼ. 窄,閉 塞,蛇 行,拡. ロ ラ ジ オ グ ラ フ ィ ー:メ. 張,壁 不 整. ンケ ベ ル グ型 石 灰 化,FHア. キ レス腱 厚(XPに. て く8mm). 3)生 理 機 能 検 査(血 管 物 性,血 流 動 態) (1)脈 波 伝 播 速 度(PWV:大. 動 脈 等 の血 管 物 性 の硬 化 性 変 化, sclerosis [大 動 脈PWV<9.O. (2)stiffness (3)超. parameterﾟ(超. 音 波 定 量 的 脳 血 流 測 定:血. (4)Transcranial (5)脈. 音 波 変 位 法):頚,大. 波,加. (6)Ankle. doppler法:頭 速 度 脈 波:指. Brachial. 流 速,血. 管 径,容. 積 弾 性 率,血. 管抵抗. m/sec sclerosisの. ankle-brachial 評価. [頚 動 脈 血 流 量>6.4m/s,血. PWV<1.5m/sec] [β〈13.0] 流 速>12cm/s]. 蓋 内血 流 計 測. 尖 脈 波 等 の 血 管 壁 特 性,血. Pressure. 動 脈 等 の 血 管 機 能,. Index:閉. 液流 動 性. 塞 性 動 脈 硬 化 症,. 一26一. atherosisの. 診 断. [API>0.8].

都島:高 齢化社会 における医療経済 を考慮 した未病対策. ク を安 定化 して,血 管 攣 縮 や プ ラー クの 破綻 に よ る出 血, アメリカの実際 の 死亡 率. 血 栓 の形 成 を 防 御 して梗 塞 の 発 症 を未 然 に防 ぐ.(4)動. ンで 機 能 を回 復 し維 持 す る と同 時 に,強 力 な予 防 治 療 を 行 い,再 発 予 防 を図 る.特 に,動 脈 硬 化 や 病 気 で も心 房 細 動 や 糖 尿 病 性 細 小 血 管 症 とい った 多 くの 病 態 が 循 環 器 未 病 の対 象 と な りう る.. 1.早. 虚 血 性 心 疾 患 の リ ス ク比. 脈 硬化 性心 血 管病 を発症 した もの で は,リ ハ ビ リテー シ ョ. 期 動 脈 硬 化 の 臨 床 モ ニ タ リ ング 100. (1)動 脈 硬 化 を進 行 させ る疾 病 因 子 の 有 無 を あ き らか. 150. 200. 250. 300 (mg/dL). TG値. にす る.(2)心. 血 管 病 の 家 族 歴,年 齢 等 の リス ク フ ァク. ター を調 べ,そ の 成 因 と な る習 慣 性 喫 煙,多 飲,運 動 不. 第4図. 高脂血症 による動脈硬化性疾患 の発症 の リスク比. 足,過 食 な どの 生 活 習 慣 を 知 る.従 来 の 成 績 を 参 照 して 動 脈 硬 化 の 進 展 度 を 推 定 す る.70歳 未 病 状 態 に位 置 す る.(3)近. を越 え る高 齢 者 も. 年,遺 伝 子 診 断 が な さ れ る. し た12,13)ので 参 照 さ れ た い.日 spective. studyl4∼19)の. 本 に お け る 過 去 のpro-. メ タ ア ナ リ シ ス か ら, TCの. 上. よ うに な った.遺 伝 子 欠 損 症 は大 きな 異 常 が 出 現 す る可. 昇 に 伴 う冠 動 脈 疾 患 の 相 対 危 険 率 は 欧 米20)と同 じ上 昇 カ ー. 能 性 が 高 く,生 活 習 慣 是 正 だ けで は症 状 の 発 症 を止 あ る. ブ を 示 し た.こ. ことが で き な い場 合 が 多 いが,生 活 習 慣 病 関 連 の 遺 伝 子. 疾 患 の 発 症 率 の 相 対 危 険 率 は,TGが100. れ に 対 して,TGの. 多型 の異 型 性 に関 して は未 病 と して位 置 づ け て予 防対 策. と す る と,250mg/dlに. を 講 じ る こ とが 可 能 で あ る3).(4)リ. 日 本 人 で は5と. 集 積 す る シ ン ドロ ー ムX,死. ス ク フ ァク タ ー が. の 四重 奏,イ. ンス リ ン抵. TGの. 上 昇 に 伴 う虚 血 性 心 mg/dlを1. な る と 米 国 で1.7と. 急 峻 な 上 昇 カ ー ブ と な り,日. 比 べ て, 本 人 では. 上 昇 が 虚 血 性 心 疾 患 を 引 き 起 こ しや す い.日. 本 人. 抗 性 症 候 群,内 臓 肥 満 症 候 群 な ど の リス ク フ ァ ク タ ー集. の 虚 血 性 心 疾 患 に よ る 実 質 的 死 亡 率 が 欧 米 の 約1/4∼5. 積 症 候 群 が注 目 され て い る(第1表).. で あ る の で,TG. 高 脂 血 症,高 血 圧 な どの メ ジ ャー リス ク フ ァ ク ター の 治 療 を 行 った 多数 の メ ガス タデ ィー で は,虚 血 性 心 疾 患 の一 次 予 防 や 二 次 予 防 はプ ラセ ボ群 と比 較 して,実 薬 に よ り30∼40%の の60%以. 発 症 は減 少 さ せ られ る.し か し,残 り. 上 で は イ ベ ン トを阻 止 で きな か っ た9,10).これ. 250. mg/dZ以. 上 で は 実 質 で は欧 米 と. 変 わ ら な い 発 症 率 と な る が,TGが. 低 い 部 分 に 日米 間 の. 差 が み られ る'4)(第4図). こ れ は,TG を 行 っ て,冠. 100mg/dl前. 後 の 正 常 者 に 脂 肪 負 荷試 験. 動 脈 有 意 狭 窄群 と有意 狭窄 の な い対 照 群 と. を 比 較 し た 成 績21)で,負. 荷 後4∼8時. 間 のTG値. が有意. は,加 齢 の影 響 の ほ か,ホ モ シス テ イ ン,炎 症 反 応'o)な. 狭 窄 群 で は 対 照 群 に 比 して 有 意 に 高 値 で あ リ,前 値 に 戻. どの新 しい リス クフ ァク ター の存 在 を考 え る必 要 が あ る.. る の に 時 間 が か か る.空. さ らに,凝 固 元 進,線 溶 低 下,血 小 板 の活 性 化 な どが 生. 食 後 高 脂 血 症 の 例 に 虚 血 性 心 疾 患 の 危 険 性 が 高 い.筆. じ,種 々の 凝 固 線 溶 マ ー カ ーが異 常 を示 す.. ら も 住 民 を 対 象 に ク ロ ワ ッ サ ン1個. 客 観 的 に無 症 候 の 動 脈 硬 化 の 存 在 を疑 う臨床 所 見 と し て,(1)角. nant. 膜 輪,特 に比 較 的 若 年 者 の 鮮 明 な 角膜 輪,(2). 家 族 性 高 コ レス テ ロ ール 血 症 で は腱 黄 色腫 の一 種,ア. タ ー 負 荷+牛. キ. 腹 時TG値. 乳 食 で,レ. dense. LDLが. 者. に 匹 敵 す る30gバ. ム ナ ン トやIDLを. like particles(RLP)中. 増 加,small. が 正 常 で あ っ て も,. ふ くむrem-. のRLP-CやRLP-TGの 脂 肪 負 荷 前 や 特 に負 荷 後 に. レス腱 の肥 厚 が 診 断 の 決 め て で あ り,ア キ レス腱 が 厚 い. 著 明 に 観 察 で き た13)(第5図).TG値. ほ ど動 脈 硬化 の 進 展 度 は強 く,虚 血 性 心 疾 患 の危 険度 は. 後 で も 脂 肪 エ ネ ル ギ ー 比 や 単 糖 類 摂 取 量 が 多 い 欧 米 で は,. 増 す.(3)眼. 3食 摂 取 す る 日 中 か ら夜 に か け て は 食 後 高 脂 血 症 が 持 続. 瞼 黄 色 腫,結. 節 性 黄 色 腫 の 存 在,(4)触. 診. で 脈 拍 の 硬 さや 左 右 差,触 知 不 良 や聴 診 上 の血 管 雑 音 を. しや す い.食. み る.(5)狭. LDLや. 心 症 や一 過 性 脳 虚 血 発 作,椎. 骨脳底動脈 循. 後 高 脂 血 症 を 示 す も の で は,small. 高 イ ン ス リ ン血 症 が 合 併 す る.虚. 環 不 全,間 欠 性 破 行 な どの 虚血 に と もな う症 状 は,進 行. 発 症 の 日 米 間 の 差 は,(1)TGの. した動 脈 硬 化 の 存 在 す る可 能 性 が 高 い.. 率 の 差,お. よび. (2)肥 満 や. 基 づ く と 考 え ら れ る.日. 2.食. 後高脂血症. あ っ て も食 後2時. この こと につ いて は既 に,慶 鷹 医 学,動 脈 硬 化 に報 告 一27一. が100. 気 泳 動 を 測 定 し て,食. dense. 血性心疾 患 の. 低 い人達 の間 での発症 高TG血. 症 の 頻 度 の差 に. 常 診 療 に お い てTG値. 間 のTG値. mg/dl前. やRLP-C値. が正常で. や リボ蛋 白電. 後 高 脂 血 症 の有 無 を チ ェ ッ クす る.

慶鷹医学. ・:RLP-C. 80巻2号(平. 成15年6月). level?7.S. mg/dl. in. O hrs. after. Kisei-meal. loading. and. TG. level>_ISO. mg/dl. in ▲:RLP-C. fasting. state. level≧7. .5 mg/dl. in. 4 hrs. after. Kisei-meal. loading. and. TG. level. I50. mg/dI. in ○:RLP-C. fasting. state and?150 levelく7.5 mg/dl. and. after. meal. mg/dl and TG. in 4 hrs after loading. levclく150 mg/dl in. fasting. state. Kisei-. loading. 20. 350. izs. 300. IS. High RLP-C 250 oo m う白 (宕 瓦日 )Oト. oy d._. Ya a. 75. 蔦. 100. 50. 0. Normal. 2. 4. 0. group. 4. Time(hrs). Time(hrs.). 第5図. こ と が 必 要 で あ る.脂. の 成 因 と して 肥 満 や 高TG血. 食後負荷 の図. 病,LDL-III分. と な っ て お り,そ. 症 が 多 い こ と が あ る.疫. 邦 に お い て も脂 肪,コ. 量 が 増 え て お り,脂. RLP-Cの. 肪 摂 取 率 の 高 い 日系 米 人 で の 虚 血. 性 心 疾 患 の 発 症 率 は 日 本 人 の2∼3倍. を 越 え,大. RLP-C. 0. 1. 0. 調 査 で は,本. after loading group. ,一.12.5. 粒 子 高 比 重LDLに. 筆 者 ら の 成 績 で は,非. 学. 相 当)濃. HDL-C,. LDL-Cサ. 達 し. 圧,HDL-Cが. 正 相 関,. イ ズ を 表 わ すLDL-C/LDL-apoB比. と は 逆 相 関 を 示 し た.多. 肪 エ ネ ル ギ ー 比 が 全 国 平 均 で25%. 変 量 解 析 で はSSPG,収. 縮期血. 独 立 し た リ ス ク フ ァ ク タ ー と な り28),こ. て い る22).日 本 か ら カ リ フ ォ ル ニ ア や ハ ワ イ に 移 住 し た. れ ら を もっ 病 態 が,血. 虚 血 性 心 疾 患 死 亡 率 が 日本 人 よ り3倍. ら が 開 発 し た 画 像 カ ラ ー 解 析 ソ フ トTES200-ICAPで. 高 い 日系 米 人 の. 脂 肪 の 摂 取 量 に 近 づ い て い るza,2a)ので,近. い 将 来,日. 本. で も虚 血 性 心 疾 患 の 発 症 率 が 増 え る こ と が 予 測 さ れ る.. echo-rich. 度,. 糖 尿 病 非 肥 満 の 高 血 圧 群 でIMT. は イ ン ス リ ン抵 抗 性(SSPG値)やLDL-Cと. レ ステ ロー ル の 摂 取. 学 生 を 対 象 に 調 査 し た 成 績 で は32%に. 画(小. 栓 性 脳 梗 塞 未 病 と も い え る.筆. plaqueとecho-lucent. plaque像. 者. に分 類 す る. こ と が で き る. 2)X線CT. 3.非. 侵 襲 的診 断 法 に よ る早 期 動 脈 硬 化 の検 出. 1)Bモ. contrast分. ー ド超 音 波 断 層 法. 中 心 周 波 数7.5ま ブ を 用 い,高. 解 能 が 高 い の で,石. を 用 い た 解 析 に 適 し て い る が,動. た は10MHzの. パ ル ス エ コー プ ロー. 解 像 超 音 波 断 層 装 置 に よ り測 定 す る.動. 脈. 困 難 で あ る.筆. 灰 化 の検 出 や造 影 剤 脈 硬 化 と血 栓 の 鑑 別 は. 者 らは総 腸 骨 動 脈 分 岐部 を 目安 に そ の上. 方 の 腹 部 大 動 脈 の 単 純 お よ び 造 影CTを. 行 い,10mm. 壁 は 内 膜 表 面 か ら外 膜 面 ま で の 厚 み を 内 膜 中 膜 複 合 体 の. 間 隔 の 連 続 し た ス ラ イ ス で 撮 影 したCT像. 肥 厚 度(intima. 大 動 脈 硬 化 の 観 察 を 行 っ て29・30),大動 脈 石 灰 化 率(ACI),. mm)と. media. して 測 定 で き,ま. complex. thickness,. た,プ. ラ ー ク(1,2. の 周 囲 と 比 べ 膨 瘤 した 粥 腫)の. IMT: mm以. 出 現 を 確 認 す る.短. 上 軸像. 大 動 脈 壁 肥 厚 狭 窄 率(ASI)と 率(SCI)を. 数 値 化 し た(十. 大動 脈 石 灰 化 壁 肥 厚 狭 窄 二 分 画 法).糖. の 断 面 積 計 測 に よ り 狭 窄 度 の 測 定 も可 能 で あ る 。 コ ラ ー. 診 時 に お け る1血糖 値 が 高 い ほ ど,石. ゲ ンな どの 線 維 蛋 白の動 脈壁 組 織 含量 が 多 く な る と高 輝. 率 が 高 値 を 示 し,虚. 度 に(echo-rich),脂. 脈 硬 化 症 な ど の 血[管病 が あ る患 者 で は,石. に な る.頚. 肪 が 多 い と 低 輝 度(echo-lucent). 動 脈 で はIMT重. 症 度 と分 岐 部 の プ ラ ー ク の. 存 在 頻 度 と は 有 意 の 正 相 関 を 示 す25).IMT肥 ク フ ァ ク タ ー は,男. 性,年. 齢,高. 血 圧,喫. 厚 の リス 煙 習 慣,糖. 尿 一28一. に よ り一 連 の. 尿 病 で は初. 灰 化 率,壁. 肥厚狭窄. 血 性 心 臓 病 や 脳 血 管 障 害,閉. 塞性動. 灰 化 率,壁. 肥. 厚 狭 窄 率 と も血 管 障 害 の な い 人 よ り有 意 に 高 値 を 示 し た. 超 高 速X線CT(電 で 撮 影 で き,心. 子 ビ ー ムCT)で. は,最. 臓 の 静 止 画 像 が 得 ら れ,定. 短50. msec. 量 的 な冠 状 動.

都島:高 齢化社会 における医療経済 を考慮 した未病対策. 脈 石 灰 化 の 評 価 が 可 能 と な っ た31).呼 同 期(拡. 張 期R-R80%)3mm厚. 脈 領 域 の 最 大CT値. 吸停 止 下 で 心 電 図. の 撮 影 を 行 い,冠. を 計 測 す る.冠. 較 検 討 が 行 わ れ32),冠 動 脈 のX線. 吸 収 値(CT値)と. の な い 例20%,1枝 病 変92%に nary. 見 ら れ た.最. angiographyが. 近,造. エ コ ー 画 像 でMRIで. 冠. お け る 石 灰 化 出 現 率 は,狭. 試 み ら れ て,呼. 上 行 大 動 脈 の 壁 肥 厚 度 がFHホ. は 明 ら か に で き な か っ た.Fayadら. 窄. 調,Proton. Density(PD)強. はT1強. MRア. 調,. 吸停 止 下 の二 次 元. こ れ に は,velocity-selective paratory. pulseと. flow-suppression. 使わ ずに血. 5.動. 管 系 の 画 像 描 出が 可 能 で あ り,超 音 波 断 層 法 やX線CT. 結 合 さ せ た 高 速 ス ピ ンに よ る高 速 高 imaging)36).. 脈波伝播速 度. 過 去 に 大 動 脈 脈 波 伝 播 速 度 法(aoPWV)が. で は描 出 が 不 可 能 で あ っ た内 頚動 脈,中 大脳 動 脈. 脳底. 動 脈 領 域 の 狭 窄,閉 塞 の診 断 が で き る.最 近,MRを. 駆. 開発実施. さ れ,多 数 の 臨床 的 な成 績 が 報 告 され て い る.aoPWV に寄 与 す る臨 床 上 の因 子 は,血 圧,年 齢. 脈 拍 数 な どで. (V/V%). (%) 30. ● ●. ●. 40. ●●. 壬. ●●. ●. ●●● ●. n=81. ●. フ ス 30 チ ン 量. 10. .二 ・3…:ド..・. 0 s. …:∵. 7. ●. ∴:.. ● ● ●●●. 20. ●. 、 ・.t7..._・. ●. ●. 10. 8910]112. 6. 大動 脈 脈 波 速度. 7. 8. 910111213. (m/sec). 石 灰 化,中. 脈波 速 度. ) % 90 (. 翰 oo ( -. 大動 脈 脈 波速 度. 一29一. ●. 6789101112(m/sec). 脈波速度 に及 ぼす大動脈 壁組成. ・. . ". ●. 8. ・」顧亀 ・. ●. 1. ●●. X X. X X. 45(V/V96). エ ラ ス チ ン量. 第6図. . ● ー. X. 40. ・・蔚. ●● ●. 0 ー. ×. ×藁 妻 炎 X V Q父× ■ X XX X 糞. 35. 0. ● ■. ●. ト. ●. 30. .∵ 10. 試 事 早 ∴ド. = n. 3 3 1. ●. ●. ●. 20. ●●. '. S,ゴ3・ ●. ●. ● 、 . 3 ..● " 軸● .● .・ ● ■ O● ・・ ●竃 ● ●● ・ ・ 0 8 ● ● ● 9. O. ×. 厚 肥 性 雛 非. ●. ●. 25. 30. ● ●. ●. ● ●● ●. ● ●. ●X ×XX X ● ● ●XX ● X● ● ●× 8 × 炎 × ● ×● ●● V 8 苓 X ● X ● ●X ● ●●● X ● ●●● ●● ● O ●●X ● ● × ︾ ● ● ● ● ●. ● ●. 3 ● ■. ● ●● ○ ●. 20. 60 T ア50 口 140 ム. x. ● 零 ●. .. 70. 厚 肥 性 維 線 性 払 び. ●. ● 隻. ● ●○ ●× 8 ● ●. ●. 0 15. ●. ■. ● ● ●●. ●. 20. ●. ■●. 80. 140 ム. (m/sec). 膜 エ ラ ス チ ン とaoPWV7). o. 80. ア60 テ. pre-. MRI). ンギ オ グ ラ フ ィー は造 影 剤 やRIを. 石20 灰化. T2強. 調 画 像 に よ り胸 部 大 動 脈. 解 像 画 像 を 用 い た(black-blood. 気 共 鳴 画 像(MRA,. モ. の プ ラ ー ク サ イ ズ と構 造 に っ い て 診 断 で き る よ う に した .. coro-. 画 像 を 三 次 元 デ ー タ に ま と め る 方 法 が 試 み ら れ て い る33).. 4.磁. 調 ス ピ ン. 接 合 体 で 厚 くな っ て い る こ と を 示 した が プ ラ ー ク の 構 造. 病 変83%,3枝 影 剤 を 用 い たCT. 理 所 見 と 照 合 して 確 認 す る こ と. が 試 み ら れ て い る34).Summersら35)はT1強. の 計 測 か ら動 脈 硬. 病 変66%,2枝. 動 脈 な ど の プ ラー ク の成 分 分 析 を条 件. を 変 え る こ と に よ り,病. 動. 動 脈 造 影 所 見 と の比. 動 脈 狭 窄 率 が 正 相 関 して お り,CT値 化 度 が 推 定 で き る.CTに. 使 し て 頚 動 脈,大. n=277. ○.

慶鷹医学. 第2表. 80巻2号(平. 成15年6月). 2.動. 高 コ レス テ ロ ー ル血 症 の治 療 目標 値. 脈 硬 化 の重 症 度,心 血 管 病 発 症 の状 態 な どを 勘 案. して,予 防治 療 を考 え る. 危 険 因 子 の数. 総 コレステロール値. LDレ コレステロール値. 0. 240mg/dl未. 満. 160. mg/dl未. 満. 1-2. 220mg/dl未. 満. 140. mg/dl未. 満. 200mg/dl未. 満. 120. mg/dl未. 満. 3一. 糖尿病 があれば. 200mg/dl未. 満. 120 mg/dl未. 満. 脳梗 塞 等. 200mg/dl未. 満. 120 mg/dl未. 満. 180 満. 100 mg/dl未. 満. 虚血性心疾患の 既往あ り. mg/dl未. 動 脈 の攣 縮 や血 栓 な どの発 症 因 子 の除 去 や 予 防 も含 ま れ る.. 3.プ. ラー クの安 定 化. promoterで. あ る脂 質 代 謝 異 常 を 是 正 す る こ と が プ ラ ー. ク 安 定 化 に つ な が る が,initiaterの なLDLの. 血 管 内 蓄 積 を 助 長 す る の で,高. ば 血 管 傷 害 因 子 で あ る 血 圧,糖. 危険因子. 1 男性45歳 以上 女 性 55歳 以上 2 糖尿病(耐糖能異常を含む) 3 高血圧 4低HDL一 コ レステロール血症 5 喫煙 6 冠動脈疾患 の家族歴. 治 療 は,こ. 尿 病,喫. のよ う. 脂血症 があれ 煙 と い っ た リス. ク の 管 理 が 特 に 必 要 と な る.. おわ りに. 一高 齢 者 医 療 の 危 機 一. 高 齢 化 社 会 に お け る医 学 的 な 未 病対 策 と問 題点 を あ げ た.社 会 的 に は平 成14年. 度 に お い て は,医 療 費 削 減 の. た め に 老 年 者 の 自己 負 担 が 増 え た り,入 院 期 間 の短 縮 を あ り,血. 管 壁 の 内 膜,中. 膜 の コ ラ ー ゲ ン の 上 昇,石. 灰 化,. め ざ す医 療 法 改正 が 行 わ れ て い る.都 市 の大 病 院 に比 し,. ア テ ロ ー ム,中. 膜 の カ ル シ ウ ム の 増 加 に よ りaoPWV. 地 方 の 中小 病 院 で は重 症 高 齢 者 の入 院 の比 率 が高 く,肺. は 速 くな り,中. 膜 エ ラ ス チ ン の 増 加,内. 炎 等 の重 症 感 染 に よ る入 院 も多 い.こ の原 因 に は,地 方. ミ ノ グ リ カ ン の 増 加 はaoPWVを 図).糖. 尿 病,高. 血 圧,加. 膜 の グ リコス ア. 低 下 さ せ る37)(第6. 住 民 で は老 齢人 口比 が高 く,独 居 老 人 も多 く,さ らに健. 齢 な ど に と もな う動 脈 硬 化 の. 康 意 識 が都 市 よ り低 く予 防 的治 療 を怠 って い る た め救 急. よ い 指 標 と な る.非 糖 尿 病 例 よ り糖 尿 病 例 で は コ ン トロ ー. 入 院 の比 率 が 高 くな る.医 師 に っ い て も病 院 へ の送 致 が. ル が 悪 い 例 ほ どaoPWVが. 者 らは 着 衣 の. 遅 れ て,早 期 治 療 を 逃 す事 例 も多 くみ られ る.こ の た め. 測 定 で き る. 入 院 期 間 が 延 び た り,医 療 費 を 濃厚 治 療 の た め に多 く使. 着 脱 な し にbaPWV(上 FormPWV/ABI脈 baPWVは. 上 昇 す る.筆 腕 一 足 関 節)が. 波 測 定 装 置 が 開 発 に 関 わ り,. 従 来 のaoPWVと. 強 い 正 相 関 を 示 し,寒. う結 果 に な る.一 方 で は 入 院 期 間 が短 縮 した り自 己負 担 冷. が 増 え る と,高 齢 者 で は 入 院 して 急性 期治 療 が行 わ れ た. な ど の 測 定 環 境 の 影 響 も 受 け や す い こ と を 確 認 した.健. 後,地 方 で は慢 性 期 病 院 の 不 足 もあ り,十 分 な社 会 復 帰. 常 住 民 を 対 象 に す る と,hcPWV(頚. hbPWV. の 準 備 も しな い で 退 院 とい う こ とに な る.高 齢者 の入 院. にはいず. 中 の 呆 けの 進 行,肉 体 的 な 機 能 の 低下 に対 す るア フ ター. (上 腕 一 心),haPWV(足. 一 心),. 部 一 心), baPWV間. れ も強 い 正 相 関 が み ら れ た38).. ケ ア ーが な い ま ま にな り,さ らに重 症 な 疾 患 を 引 き起 こ して 短 期 間 で再 入 院 す る可 能 性 が高 い.家 人 や介 護 士 に. 未病 と して の動 脈 硬 化 の ケ ア ー. 十 分 な リハ ビ リを 期 待 す る こ とは無 理 な こ とが多 く,独 り歩 きで きな くな った 状 態 を 回復 させ る医療 体 系 は現 在. 1.リ. ス ク フ ァク ター の管 理,. 1)体 重 管 理.高. 血 圧,高 脂 血 症,糖. 十 分 に 確 保 され て い な い.こ 尿 病 で は,体 重. の増 加 が コ ン トロー ル を悪 くす る.. か え って 医 療 費 あ る い は 介 護 費 の 増 加 を ひ きお こす.. 2)和 食 へ の 回帰.脂 肪 エ ネル ギ ー比 は25%以 線 維 成 分,ω3系. う した準 備 が な い現 在 進 行. 中 の一 連 の医 療改 革 は医 療費 が低 下 す る とは考 え に く く,. 下 に し,. 不 飽 和 脂 肪 酸 摂 取 な ど を考 慮 す る.抗. 「介 護 の 前 に未 病 対 策 あ り」 で,介 護 も医 療 費 も同 じよ うに 国民 に 負担 が か か って くる の で,老 人 が早 め に医 療. 酸 化 食,抗 血 栓 食 な ど推 奨 さ れ るが,多 品 目食 摂 取 に よ. 機 関 で治 療 が受 け られ,疾 患 予 防 の た め の高 齢 者 の 自立. るバ ラ ンス の よ い食 事 が基 本 で あ る.. と リハ ビ リに対 す る施 設 の拡 充 な ど の配 慮 を含 む高 齢 者. 3)運. 動 療 法.適 度 な 有酸 素 運 動(20分. 以上が望 ま し. い)は 微 小 循 環 を よ く し,代 謝 の改 善 にっ な が る. 4)必 要 に応 じ薬 物 治 療 を 行 う.. 一80一. 対 策 が 医 療 費 の 削 減 に は欠 か せ な い..

都島. 高齢化社会 における医療経済 を考慮 した未病対策. 15)小. 文. 西 正 光,飯. 田. 稔,内. 藤 義 彦,寺. 尾 敦 史,木. 山 昌 彦,. 児 島 三 郎,島. 本. 喬,土. 井 光 徳,小. 町 喜 男:地. 域 ・職 域. 献. 別 に み た 血 清 総 コ レ ス テ ロ ー ル 値 の 動 向 と循 環 器 疾 患 と 1)金. 恩 源:医. 食 同 源 と 未 病 思 想.中. 症 ・血 栓 症 ・一 次 予 防(都. 西 医 結 合 ・動 脈 硬 化. 島 基 夫,金. 2)都. 島 基 夫:未. 16)垂. 本 未 病 シ ス テ ム 学 会 誌,4:8-. 橋 佳 子,丸. 山 太 郎,村 田 康 夫,猿. とCholesteryl. ester. 多 型 に っ い て,日. 17)福. 田. 満,中. 野 里 美,丸. 田 享 男,都. transfer. 山 千 寿 子,. 島 基 夫:冠. 動脈疾患. protein(CETP)遺. 伝子. 病 の 医 学(今. 西 二 郎 編).医. Sankai. 原. 裕,藤. 歯 薬 出 版K. 島 正 敏:循. 石 ま り 子,柿. 病 を ど の よ うに 発 見 す る. 原 浩 明:21世. 久 山 町study. 紀 に向 けての糖尿病 の予. 尿 病 学 会 編).診. RP,. J, Miller. 断 と 治 療 社,. efficacy.日. of. and. TR,. Faergeman. 本 未病. the. the occurrence. L,. Scandinavian. Olsson. Randomised. Berg. progression. coronary. Simvastatin. K,. of. Haghfelt. H. Study. lowering. heart. disease. Survival. T,. and. in 4444 the. Study(4S).. pa-. Lancet. dense. 本 未 病 シス テ ム学 会. heart. disease. JD,. 山 太 郎:日. LDL)を. 介 した動 脈. continuous. primary. 脇 克 則:冠. death. and. screenees. 谷 晋 吾,中. 野里. 常朝 食型 高脂肪 食負 荷食. 岡 美 智 子,丸. DL:若. 藤 寛 夫,早. of the. Multiple. 療 適 用 基 準,治. 療 目 標 値.動. 脈 硬 化,25:1-34,. Mainard. ..,1990 山 千 寿 子,山. 本 誠 文 社,大. 本. 実,脇. carotid. 藤 寛 夫:広. C,. 成8年. 度厚. 立循環器. 阪,pp352,1997. 調 査).栄. 養学雑. 島 ・長 崎 の 固 定 集 団 に お け る 循. Touboul. 循 協 誌,27:. Vascular. Thromb. Vasc. F:LDL. with. 50-years-old. C,. Leroux. C,. P:Relation. of. plaque. in. Aging(EVA)Study-.. Biol. C, Tang. A, Karpe. Berr. to atherosclerotic. arteries.-The. Hamsten. P-J,. D, Ducimeriere. thickness. 26)Skoglund-Andesson. 16:310-316,1996. R, Bond particle. carotid. intima-media. men.. Arterioscler. MG,. deFaire. U.. size distribution thickness Thromb. in Vasc. 19:2422-2430,1999. 27)Suzuki. M,. Y,Tsushima. tension. 一31一. 昌. 本 人 と 日系 米 人 の健 康 と食 生 活. F, Courbon. Shinozaki M,. independent. 1997. Risk. 256:2823-2828,. 203-208,1993. Biol. 人 高 脂 血 症 の診 断 基. coro-. 年 者 に お け る粥 状 動 脈 硬 化 性 病 変 の 進. 渕 仁 美:日. 玉 和 紀,加. healthy. 本 動 脈 硬 化 学 会 高 脂 血 症 診 療 ガ イ ドラ イ ン検 討 委 員 会: 1.成. serum. from. graded?-Findings. Trial-. JAMA. 脈 硬 化,18:... 島 基 夫,花. is associated. 脈 硬 化,28:205-213,. MRFIT. between. 動 脈 硬 化 症 に お け る 脂 肪 負 荷 後 の リボ 蛋 白. Arterioscler. 島 基 夫,京. よ る 食 後 高 脂 血 症 の 評 価 と 食 後TG-rich. 高 脂 血 症 診 療 ガ イ ドライ ン. Hiro-. J 54:414-. for the. relationship of premature. Intervention. intima-media. 慶 慮 医 学,78:87-96,2001 山 千 寿 子,都. in a. up,. 誌,47:121-130,1989 24)児. 2001. 準,治. Ciculation. に 関 す る 疫 学 的 研 究(NI-HON-SAN. Scan-. 路 間 の 脂 質 転 送 蛋 白(CETP)と. リ ボ 蛋 白 代 謝 に 及 ぼ す 影 響.動. 14)日. follow. D, Neaton. risk. 25)Bonithon-Kopp. 森 隆 子,丸. Kisei-mealに. and. 病 セ ン タ ー,森 23)加. 本 人 に お け る 高 ト リ グ リ セ ラ イ ド血 症 と 動. 小 粒 子 高 密 度LDL(small. 村 佳 代 子,丸. to risk factors. 環 器 疾 患 の 予 防 に 関 す る 疫 学 的 研 究.日. ポ ー ッ と 医 療 経 済.日. 脈 硬 化 一HDL-LDL経. 硬化の形成. of coronary. 展 と ラ イ フ ス タ イ ル の 解 析 に 関 す る 研 究.平. the. Group,. 誌,4:18-20,1998 島 基 夫:日. coronary. 生 省 循 環 器 病 研 究 委 託 費 に よ る 研 究 報 告 集,国. 344:1383-1389,1994 藤 忠 治:ス. M,. Circulation. Y:Trend. Jpn. Is. 代 謝 の 検 討.動 22)都. K, Miettinen. Wedel. Survival. trial of cholesterol. with. M,. ・:. 21)池. of clinical events.. AG,. Konishi. men.. A26-year. Study.. in 356,222. DB,. Investiga. G, Pyorala. Simvastatin. 勉: 鉄 中央. Nakamura. premature. its relationship. Group. 子,Gee J,. O, Thorgeirsson. dinavian. Hunninghake. PREVENT. on. Kjekshus. T,Wilhelmsen. 美,仲. 本. Y:High-density. Japanese. H, Shimazu. and. choresterol. 102:1503-1510,2000. 10)Pedersen. tients. W,. amlodipine. atherosclerosis Circulation. CD,. Riley. M,. M,. and. urban. J, Wentworth. Research. Factor. Furberg. ME,. Iida. T, Komachi. population. 20)Stamler. 糖尿病学 の進歩糖. 卒 中 予 防 に お け るcost. tors:Effect. disease. nary. B, Byington. in. Y,. Kiyama. cholesterol. shima/Nagasaki. シ ス テ ム 学 会 誌,4:10-13,1998. Mancini. Naito S,. Shimamoto. K, Sasaki. heart. 東 京,pp19-24,1996. 13)今. 野 史 朗,橋. 421,1990. 療 経 済 の 面 か ら.第30回. 田 徹:脳. H,. Saito. disease. Japanese. 環 器 疾 患 と疫 学. 尿 病 の 療 養 指 導('96糖. 12)都. 度研究報告書. 勉,草. 89:2533-2539,1994. 環 器 専 門 医,3:241-244,1995. 防 対 策,医. 11)後. T,. heart. Medicine,38:165-168,2000. そ の 後.循. 9)Pitt. Iso. AR,. 19)Kodama. 年 医 学 と 未 病,未. か.Geriatric. 8)澤. A,. Folsomv. 本 未 病 シ ス テ ム 学 会 誌,6:97-99,. 京,pp82-87,2001. 沢 武 道:老. 7)大. 沢. 管 理 所 報,9:127-140,1985. 脈 硬 化 と未 病 一動 脈 硬 化 の早 期 定 量 診 断 と. 予 防 治 療 一.未. 6)清. 和61年. 知 己 夫,駒. lipoprotein. 島 基 夫:動. 5)金. 田 安 平,林. 18)Kitamura. 2000. K,東. よ び厚 生 省 特 定 疾 患 原 発 性. 高 脂 血 症 調 査 研 究 班,昭. 組 み 合 わ せ 要 因 別 に み た 脳 卒 中 ・心 発 作 発 生.国. 京 谷 晋 吾,池. 4)都. 値 に っ い て 一.. 本 人 に お け る 高 脂 血 症 と そ の 合 併 症.動. 脈 硬 化,18:1-16;1990お. 11,1998 3)本. 井 清 一 郎:日. 阪,pp574-578,1996. 病 と して の 動 脈 硬 化 一動 脈 硬 化 の早 期 診 断. と リ ス ク フ ァ ク タ ー.日. 望 ま し い 血 清 総 コ レス テmル. 動 脈 硬 化,15:1115-1123,1987. 中 西 医 結 合 ・動 脈 硬 化 症 ・血 栓 症 ・一 次 予 防 国 際 シ ン ポ ジ ウ ム 組 織 委 員 会 発 行,大. の 関 連,一. 恩 源 編).第2回. K, Kanazawa. Harano. Y:Insulin. risk for carotid. 28:593-598,. 1996. wall. A, Hara. Y, Hattori. resistance thickening.. as an Hyper-.

慶鷹医学. 28)Kornet. L,. Lambergts. Differences tery. in. within. Biol. wall. subjects. intima-media. 29)都. J, Hoeks. near. APG,. shear are. rate. RS: carotid. with. Arterioscler. CT. ar-. different. Thromb. 谷 親 夫,山. 本. ZA,. Vasc. 章,内. と し て のX線CTの. と 高 脂 血. M,. Koh. Y,. Harano. quantitative of. 1605,. 1994. and. M. Hill. coronary. artery. Morooka. and. S,. and. FJ,. Zusmer. ultrafast. Y,. S,. Inagaki. detected. by. Yamada. Uda. T,. Y:Coronary CT:clinical. correlates.. Kirchgeorg dimensional triggered,. in the. 勉,矢 健,阿. vivo. Achenbach. S,. M:Coronary imaging contrast. Seese artery. with. B,. Bachmann. stenosis. K,. by. TL,. Fallon. 一32一. Hoeg. Bove. IM, KE,. JM:Eval from. pa-. hypercholeste-. JT,. JJ, Shinnar evaluation. Goldman. M,. M,. Chesebro. JH,. of atherosclerotic aorta:acomparison. 101:2503-2509,2000. 谷 川 元 治,中 部 喜 正,荒. 川. 淑,八. 井 親 雄,柏. 木 下 重 博:動. 木 晋 一,林 倉 義 弘,相. 知 己 夫, 沢 義 則,. 脈 硬 化 に関 す る研究 一. 谷 晋 吾,中. 野 里 美,本. 山 太 郎:頚. 橋 佳 子,仲. 森 隆 子,. 動 脈 のAtherosisと. 早 期 診 断 と リス ク フ ァク タ ー. 一住 民 検 診. 測 定 成 績 を 中 心 に 一.. 日 本 循 環 器 予 防 学 会 誌,37:117-124,2002. electron-beam. B,. MRI:Insights. thoracic. に お け るPWVとABIとIMTの. electrocardiographically. agent-enhanced. Wise. 管 学,18二863-873. 島 基 夫,京. Sclerosisの. three-. MR. Circulation. 丸 山 千 寿 子,丸 WE,. T,. human. 部正威. Arterioscler. familial. JG, Badimon V:In. human. 98:509-518,1998. Nahar. plaque. て 一.脈 38)都. 41. root. Circulation. Fuster. diag-. for. 脈 波 速 度 法 に よ る大 動 脈 硬 化 の定 量 的評 価 と病 態 に っ い. signifi-. Angiology. 1037-1047,1990 33)Moshage. homozygous. FA,. Fayad. J, Feuerstein. MK,. E, Spray. with. 川崎. ar-. Tucker. tients. 駒 沢 Z,. Busse. aortic. TEE.. MRI. characterization.. EC,. BA,. 村 正 蔵,長. vivo. D,. V:The. 19:2756-2761,1999. of the. with 37)吉. computed. 15:827-832,1990. Aoyagi. angiographic. of. ex. uation. Aguinaldo. NR,. S, Dalmacy E, Fuster. Andrasko-Bourgeois. Jones. rolemia.. 7:154S-. of. Biol. RM, SC,. Wehrli. plaque. Vasc. 36)Fayad. R:Quantification. Cardiol. Watanabe. calcification. Hildner. using. Coll. M,. antihypertensive. J Hypertens. WR,. calcim. Naito. N,. Am. Waki. atherosclerosis. new. Detrano. J Am Y,. a. S,. T:Noninvasive. early. report.. Jr,. Kyotani. Omae. of. Janowitz. Viamonte. tomography.. M,. monatepil,. AS,. Gance. Suzuki Y. interim. 31)Agatston. 32)Masuda. H,. evaluation. effect An. accuracy. 35)Summers. 脈 硬 化,18:1091-. JT,. JJ, Harrington. Rishforth. Nishioeda. agent.. Fallon. Badimon. Thromb. 1990. 30)Tsushima. 196:707-714,1995. M,. nostic. 藤 博 昭:. 精 度. 症 治 療 時 の 動 脈 硬 化 の 進 展.動 1Q98,. Radiology. 34)Shinnar. atherosclerotic. 井 繁 樹,由. 動 脈 硬 化 症 の 診 断 法. tery. the. 成15年6月). 18:1877-1884,1998. 島 基 ・夫,藤. the. Reneman in. associated. thicknesses.. 80巻2号(平.