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"Shoho hyakunanajusan" kimeishiki uragaki ni okeru hiuragakinin no meisho no massho to tegata shojinin no kenri koshi (Tokyo kosai Showa yonjushichinen kugatsu itsuka hanketsu)

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Academic year: 2021

Membagikan ""Shoho hyakunanajusan" kimeishiki uragaki ni okeru hiuragakinin no meisho no massho to tegata shojinin no kenri koshi (Tokyo kosai Showa yonjushichinen kugatsu itsuka hanketsu)"

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(1)Title. Sub Title Author Publisher Publication year Jtitle Abstract Notes Genre URL. Powered by TCPDF (www.tcpdf.org). 〔商法一七三〕 記名式裏書における被裏書人の名称の抹消と手形所持人の権利行使 (東京高裁昭和四七年九月五日判決) 高鳥, 正夫(Takatori, Masao) 商法研究会(Shoho kenkyukai) 慶應義塾大学法学研究会 1977 法學研究 : 法律・政治・社会 (Journal of law, politics, and sociology). Vol.50, No.10 (1977. 10) ,p.84- 88 判例研究 Journal Article http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koar a_id=AN00224504-19771015-0084.

(2) 判. 例. 研. 究. 記名式裏書における被裏書人の名称の. 八四. ︵一三〇四︶. の取立のため、AからBにあてた記名式裏書の被裏書人の名称のみ. ︹商法 一七三︺. 抹消と手形所持人の権利行使. を抹消し、取立のための裏書をつけて銀行に交付したが、不渡とな. ︵鱗羅隷響︶. 約束手形の記名式裏書の記載のうち被裏書人の表示の抹消は、抹. ︹判示事項︺. はYに対して手形金の支払を求める訴を起したが、第一審︵横浜地. つたため手形の返還を受けて現にこれを所持している。そこで、X. ︹参照条文︺. 裁小田原支判昭和四六・七・二八︶は敗訴したので、Xから控訴したの. 消権限の有無にかかわらず裏書全部の抹消となる。. 手形法工の条一項、七七条一項一号. が本件である。. Xが本件手形を取得した際には、AからBにあてた記名式裏書が. ︹判旨︺. ︹事実︺. 昭和四五年三月一五目の約束手形一通を振出したところ、Aはいつ. あるとし、更にXが本件手形の取得後、右の裏書のうち被裏書人の. なされていたから、本件手形は裏書の連続を欠くことは明らかで. Y会社︵被告・被控訴人︶は訴外Aに対して金額一〇〇万円、満期. たん被裏書人をB信用金庫とする記名式裏書をなして手形をBに交. はいわゆる全部抹消説の立場をとつている。すなわち﹁記名式裏書. 名称を抹消したことを認定した上、被裏書人の名称の抹消について. 付した。ところが、その後昭和四五年一月頃にAはBから手形の返 件手形をCに交付した。Cも割引のため手形をそのままDに交付し、. の記載のうち被裏書人の表示が抹消されても、このことによつて記. 還を受け、Bに対する記名式裏書を抹消することなく、割引のため本. Dは更にXから再割引を受けて手形を交付した。その後Xは手形金.

(3) 名式裏書が白地式裏書に変更されたのと同様の効果が生ずるものと の見地から適当と言い難く、むしろ記名式裏書の記載のうち被裏書. 解することは、無権利者による改ざんの防止、裏書制度の信用維持. いつたんB信用金庫に裏書したが、昭和四五年一月頃にはこれを取. 和四五年三月一五日とする約束手形を振出したところ、Aはこれを. が、満期より二月ほど前に手形を取戻した理由は明らかでない。判. 戻している。Bに裏書譲渡したのは割引のためであろうと思われる. れたかどうかの別を問うことなく、裏書全部の抹消がなされたもの. 人の表示が抹消されたときは、その抹消が権限ある者によつてなさ. 解除されていること、また、AはB信用金庫からこの手形を取戻. 旨に現われているように、手形振出の原因となつた売買契約が合意. 出の原因関係の解除されたことを知つていたと抗弁している。これ. も考えられる。そしてYは、本件手形の取得に当つて、Xが手形振. 質的には、Aは本件手形を割引のためXに譲渡したのではないかと. 用金庫への裏書をつけたままなされていることなどからいうと、実. Xに割引を受けているが、これら三回の割引が同日中に・しかもB信. し、この手形を取引先であるCに割引を受け、CはDに、Dは更に. と解するのを相当とする。﹂と判示した。. 本件手形はいずれにしても裏書の連続を欠くものであるが、﹁手 形所持人が正当に当該手形を取得したことを証明するときは、手形 義務者に対して手形上の権利を行使することができるものといわな ければならない。これを本件について見るに、本件手形は、それぞ. れ割引を原因として、受取人AからC及びDを経て順次控訴人に譲. 渡され、控訴人は更に取立委任の趣旨でこれを他に譲渡したが、右. B信用金庫からの返還の経緯などが明らかにされていれば、事実関. らの事実から見ると、原因関係である売買契約の合意解除の時期、. さきに認定したところによつて明らかであるから、控訴人は本件手. 委任が解除されて控訴人が再び本件手形の所持人となつたことは、. 形の正当な所持人として手形上の権利を有効に取得したものと解す. る。. 二. 八五. ︵二二〇五︶. ては、従来、三つの学説が存在している。第一は、被裏書人の名称. かなる効果を生ずるかを検討してみることとする。この問題につい. を有するか、更に、それを最終所持人であるXがなした場合に、い. いる。そこで、記名式裏書の被裏書人の名称の抹消がいかなる意味. したBあての記名式裏書のうち、被裏書人Bの名称のみを抹消して. 満期が近づいて金融機関に取立のため裏書をするに際して、Aのな. Xは右に述べてきたような経緯で本件手形を入手してから、. 係が不明確のために生ずる疑惑は解消できたのではないかと思われ. るのを妨げない。﹄とした。更に、Xは本件手形の原因関係が解除 されたことを知つて取得したというYの主張については、これを肯 命じた。. 認することはできないとして原判決を取消し、Yに手形金の支払を ︹評釈︺. 本件手形の流通過程を見ると、砂利、砂などの売買契約に基. 判旨には疑問がある。. 一. く代金の前渡金の支払のため、Yは売主であるAにあてて満期を昭. 判例研究.

(4) 慮説は適切でないとして、全部抹消説と白地式裏書説のいずれをと. 外形的、客観的に確定すべぎであるという理由から、第三の権限考. ︵二二〇六︶. の抹消は、裏書の連続に関しては裏書全部の抹消と同視すべきであ. るかが議論の中心となつている。この場合の選択の基準は、被裏書. 八六. るという全部抹消説であり︵鈴木竹雄・手形法小切手法二六四頁、大隅. 人の名称のみの抹消を白地式裏書と認めて手形所持人の便宜をはか. 究. 健一郎・河本一郎・増補手形法小切手法一四一頁、上田宏﹁被裏書人の氏名. るか、それとも、このような効力を認めることから予想される不正. 研. だけの抹消﹂手形小切手判例百選一九八頁︶、第二は、抹消部分のみの. 利用の危険を優先的に考慮するかの点であり、同時に、手形法上の. 例. 記載がないものとして、常に白地式裏書と同様に取扱われ、裏書の. 判. 下四九五頁、小橋一郎・手形法小切手法講義九七頁、中西正明﹁戻裏書と裏. 連続があるとする臼地式裏書説である︵田中誠二・手形小切手法詳論. 抹消のときは抹消の効力を生ぜず、いぜんとして当初に記載された. を有する者による抹消のときは白地式裏書となり、無権限者による. てこれを譲渡した場合、そこに裏書連続の存在を認めて善意取得を. とつた場合に生ずる実際上の差異は、被裏書人の名称のみを抹消し. のところ私自身は白地式裏書説に関心を有している。ただ、両説を. も必要である。従つて、この点の選択は困難な問題であるが、現在. 他の規定︵手一六1など︶または諸法則とのつながりを配慮すること. 被裏書人に対する記名式裏書があるとする折衷説ないし権限考慮説. 肯定するかという点であり、白地式裏書説をとれぽこれを肯定し、. 書の抹消﹂講座三巻一三〇頁︶。第三に、抹消権限の有無を考慮し、権限. がある︵伊沢孝平.手形法小切手法三七八頁︶。判例も権限考慮説をとる. 裏書人の名称のみを抹消したが、その後の譲渡は行われていないか. はAからBへの記名式裏書が残つており、Xはその裏書のうちの被. けれども本件においては、最終所持人であるXが入手した時点で. 反対に、全部抹消説をとればこれを否定することとなる。. 五.二三新聞三二八一号二頁︶に分れているが、近時の下級審判決に. 一七高裁民集八巻一号一三頁︶、白地式裏書説をとるもの︵大判昭和六・. もの︵大判昭和二・三・二九民集六巻二四三頁、名古屋高判昭和三〇・一・. 集一四巻八号五五一頁、東京地判昭和三九・六二一九下級民集一五巻六号一. は白地式裏書説をとるものが多い︵大阪高判昭和三六・二・一三高裁民. い。むしろ問題となるのは、この手形をXが入手した後になした被. ら、白地式裏書説と全部抹消説との差異は明瞭には現われてこな. いかなる効果が生ずるかという点である。この点については、Xが. 裏書人の名称の抹消によつて、現に手形を所持しているXについて. 六五三頁、同昭和四二・二二五判例時報四八三号六一頁︶。これに対し. て、本件判旨は全部抹消説をとつた数少ない判例︵福岡高裁宮崎支判. 力として手形の移転を受けたことにはならないし、また裏書連続の. 記名式裏書の被裏書人の名称を抹消しても、それによつて裏書の効. 昭和三九・三.一九手形研究一〇五号九頁︶の一つといわれ、その意味. 以上述べてきた三つの学説は必ずしも同一場面に並ぶものとは思. 存在が認められるとしても、Xの権利取得のために役立つものでは. でも注目すべきものである。. われないが、最近では、裏書連続の整否という形式的資格の問題は.

(5) ないから、白地式裏書説をとつても全部抹消説をとつても、Xが権利. り、YはXが右の事実について悪意であつたことを主張している. をする場合、Yはいかなる抗弁をもつて対抗でぎるかという問題が. が、判旨はXが悪意であつたというこの抗弁を採用していない。従. ある。本件においては原因関係である売買契約が合意解除されてお. 来の多数説に従えぽ、手形抗弁が切断されるのは原則として裏書譲. を行使しようとすれば、自己の実質的権利を証明しなければならな. きようが ︵最判昭和四一・一一・一〇民集二〇巻九号一六九七頁︶、それ. 連続の作成を手形の変造として、手形法六九条で処理することもで. で手形債権が移転する場合には、Aについて存在する抗弁は切断さ. 渡の場合であつて、それ以外の方法、たとえば指名債権譲渡の方法. いものと解される。その理由としては、Xのなした抹消による裏書. ら、Xの権利行使のためには、実質的権利を証明する必要があると. よりも端的に、本件手形の取得当時は裏書の連続が欠けていたか. 三 本件手形は裏書の連続を欠くものないしは裏書連続の効果を. 四六八参照︶。これに対して本件判旨は、悪意の抗弁における悪意の. 異議なき譲渡承諾をとりつけておかなければならないとされる︵民. を対抗されないためには、債務者である振出人Yから、確定日付ある. に対抗でぎると解されている。従つて、譲受人であるXがこの抗弁. れることなく、譲受人であるXの善意、悪意を問わず、Yは譲受人. 受けえないものであるが、それだからといつてXは権利行使ができ. 認定時期は手形取得の時であるという一般原則に従つて、Xが本件. 手の法律相談二八三頁参照︶。. 解すれば足りるのではないかと考える︵河本一郎.河合伸一.手形小切. ば、その権利行使が可能となることは、副般に承認されている。そ. ないわけではなく、Xが正当に手形所持人となつたことを証明すれ. として、Yの抗弁を採用していない。この点については、指名債権. 手形を取得する際に原因関係に関する事実について悪意がなかつた. 対に、Xの善意、悪意を問わず、Yは対抗できると解するのが要当. 譲渡の方法による手形債権の移転があつたと理解すれば、判旨と度. るという前提に立つて議論を進め、認定事実に基いて、AからC、. CからD、更にDからXへと割引に伴つて移転したと解している。. して判旨は、手形上の権利は指名債権譲渡の方法によつても移転す. 手形に適式な裏書がないときに、所持人が実質的権利を証明して権. Yの抗弁対抗に関して、判旨が通説と異なつた見解をとる点はき. のように思われる。. わめて簡単に述べているから、人的抗弁がXの善意、悪意によつて. の包括承継のほかに、指名債権譲渡の方法による移転をも含めるこ. 影響を受ける根拠を推測することは難しい。判旨が全部抹消説の立. 利行使でぎるのはいかなる場合であるか、たとえば相続、合併など. ︵高鳥・手形法小切手法一六二三〇頁︶、判旨はこの点では通説の立場. とができるかについては、なお検討すべき問題があるように思うが. て割引を原因として譲渡されたといつていることから見ると、ある. ︵二二〇七︶. 場をとりながら、AからC、Dを経てXへ手形が移転する点につい. 八七. このように、Xが自己に至るまでの権利移転を立証して権利行使. 例研究. に従つている。. 判.

(6) 悪意によつて判断するとしているため、かえつて余計なせんさくを. ︵コニ○八︶. いは、AがBから手形の返還を受けた時にBの名称を抹消せず、し. たように、本件手形の流通過程などを更に明確にすることによつて. しなければならないこととなる。あるいはこの点は、最初に指摘し. 八八. かも、そのままの形でXまで手形が譲渡されたことについて、そこ. 判例研究. に裏書自体の効力としてC、D、Xに権利が移転したとでも理解し. うほかはない。. 解決するものかも知れないが、このままでは判旨に疑問があるとい. 正夫. に当つては自己の実質的権利を証明しなければならないと述べてい. 高鳥. ているのであろうか。判旨が全部抹消説をとり、Xもその権利行使. るのに対し、抗弁制限の点については、きわめて簡単にXの善意、.

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