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⑤ボランタリーコミュニティの特質と課題を学ぶ

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Academic year: 2023

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現代コミュニティ論

Theory of Contemporary Community 田中 人 専門 2 必修 1年春

 「なぜ今、コミュニティなのか?」という問いを軸に、私たちの生活の基盤であるコミュニティと経済や社会といったより広 い領域に関わる諸問題との関係性について基礎的なレ ルから説き起こし、現代において各地でコミュニティ再生が強 く求められるようになった社会的背景を明らかにする。また、地域社会の様々な公的課題の解決に向けた市民ボランティ アの役割と課題について検討し、新時代のコミュニティ・マネジメントのために必要な専門的知識と視野を備える。

①コミュニティとは何かを原理的に考察する。

②コミュニティ観の歴史的変遷を学ぶ。

③なぜ今コミュニティ再生なのかを検討する。

④現代コミュニティの社会的位置付けと課題を学ぶ。

⑤ボランタリーコミュニティの特質と課題を学ぶ。

①現代コミュニティの特質や課題と役割を現実の社会状況から理解する。

②コミュニティをめぐる社会学の基礎的な理論や用語を学ぶ。

③コミュニティを基盤とした住民同士の相互扶助やボランティアの役割の重 要性について理解する。

⑤地域でのボランタリーな活動の実践に求められる専門的知識と視野を備 える。

主体性 課題発見力 創造力 発信力 傾聴力

・自発的に問いを立てて考え抜く姿勢を身に付ける。

・コミュニティの現状と課題に関して基礎的な説明ができる。

・専門用語の意味や理論の概念をノートにまとめることが出来る。。

・人間の共同性の今日的特質と課題を整理する。

・地域を支える市民協働とマネジメントのあり方を提言することが出来る。

教科書:現在作成中のテキストが刊行され次第紹介する(4月刊行予定)。その他毎回の授業でプリントを配布する。

参考文献:田中ほか共著『甦るコミュニティ 哲学と社会科学の対話』(文眞堂)『ボランティア論 共生の理念と実践』(ミ ネルヴァ書房)他、図書館所蔵の図書資料を中心に適宜紹介する。

他科目との関連:まちづくり論、コミュニティデザイン、現代家族論などの社会学領域の科目で扱われる現代社会の理論 的フレームワークや現代マネジメント実習で取り組む公的課題の克服に向けた実践の方法論と関連する。

本学部で取得できる資格との関連:ボランティア実務士(必修)

 コミュニティをめぐる新聞やインターネットの記事をスク ラップするなどして日頃から地域社会とコミュニティの現 状への知識と関心を深めておくと良い。また、コミュニティ を支える様々な組織やボランタリーな活動についても注 目しておきたい。

 授業は「問い」の場である。本科目を通じて学んだことを基礎とし、自分 自身の言葉で「問い」、積極的に「表現」する姿勢を身に付けてほしい。

現代コミュニティの視点を理解することは、今日の経済社会 抱える諸 問題の理解により一層の奥行きをもたらすことになるだろう。重要なこと は、ここで得た知識を未来を切り開くために活用することである。コミュニ ケーションを重視し、質問は大いに歓迎する。

80 20

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○○

    

         

    

    

  

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(2)

80

30

・論述式の期末試験と必要に応じて授業内での小レポートやリアクションペーパーの提出を課す。評価 においては主に以下の点を重視する。

・与えられた課題の意味を正確に理解している。

・理論的な視点から対象を捉え、対象の特質や課題を正しく理解している。

・関連する資料やデータを適切に扱うことで、客観性をもって論旨を展開している。

・自分自身の意見や考えも交えながら論述している。

・新しい時代にふさわしい独創性を持って課題克服の方法を提言している。

20

・欠席を極力減らすこと。

・授業中の私語を慎むこと。

・授業内容のノートをしっかりと取ること。

・疑問点や興味関心のある点について積極的に質問や意見を述べること。

 筆記試験、授業態度の合計評価が90%以上に秀、80%

以上に優を与える。

 筆記試験、授業態度の合計評価が70%以上に良を 与える。

(3)

授業ガイダンス 現代コミュニティ論を 学ぶ目的と意義につ いて理解する。

90 ①④

なぜ今コミュニティなのか

①近代社会の光と影

講義 近代化とは何か。また

その過程で人間の共 同性とコミュニティがど のように変容したのか を理解する。

・近代社会の特質に ついて配布プリント を復習して要点を整 理する。

90 ①④

なぜ今コミュニティなのか

②地域社会の現状と課題

講義 少子高齢化や人口流

出、減少など日本の地 域社会が抱える課題 について包括的に理 解する。

・前回の配布プリント を復習する。

・地域社会の課題に ついて要点を整理す る。

90 ①④

コミュニティ論の潮流

①伝統的コミュニティ観

講義 コミュニティの語源から その原理を学ぶ。

古典的、伝統的なコ ミュニティ概念を理解 する。

・前回の配布プリント を復習する。

・コミュニティの基礎 概念について要点を 整理する。

90 ①④

コミュニティ論の潮流

②近代的コミュニティ観

講義 コミュニティ観の近代 的特質を学ぶ。特に テンニースのゲマイン シャフトとゲゼルシャフ トの概念を理解する。

・前回の配布プリント を復習する。

・コミュニティと社会 の二元的理解につ いて要点を整理す る。

90 ①④

コミュニティの視点から考え る現代日本社会の課題

①少子高齢化と孤立・無縁 社会にどう向き合うか

講義 少子高齢化と孤立の

現状から地域コミュニ ティの課題を理解す る。

・前回の配布プリント を復習する。

・孤立を防ぐためのコ ミュニティの役割につ いて要点を整理す る。

①④

講義 ・事前にシラバスに

目を通し、講義全体 の趣旨や学修上の 達成目標について 理解しておく。

90

コミュニティの視点から考え る現代日本社会の課題

②地域社会の持続可能性 を高めるためにはどうしたら よいか

講義 夕張市やデトロイト市 の事例から自治体財 政の危機とコミュニティ の自助自立の現代的 意義を学ぶ。

・前回の配布プリント を復習する。

・行政依存がもたらし てきた諸問題につい て要点を整理する。

90 ①④

コミュニティの視点から考え る現代日本社会の課題

③中心市街地の衰退の背 景と再生への道筋

講義 都市の郊外化の背景

とその諸影響について 理解する。

中心市街地の再生の 事例とその意義につい て理解する。

・前回の配布プリント を復習する。

・郊外化の問題点と 中心市街地再生の 課題について要点を 整理する。

90 ①④

(4)

コミュニティの視点から考える 現代日本社会の課題

④外国人集住都市の諸課題 と多文化共生のための取り組 み

講義 グローバル化、多文化 化の現状を学び、異文 化共生におけるコミュ ニティの課題を理解す る。

・前回の配布プリント を復習する。

・グローバル化とコ ミュニティの課題につ いて要点を整理す る。

90 ①④

ボランティアコミュニティの時 代

①コミュニティ再生とボラン ティアの役割:自発性、非営 利性、公共性の視点

講義 コミュニティ再生にお けるボランティアの役 割とその位置づけを理 解する。

・前回の配布プリント を予習する。

・ボランティアコミュニ ティの基礎概念につ いて要点を整理す る。

90 ①④

ボランティアコミュニティの時 代

②ボランタリーセクターの社 会的位置づけ(公・共・私の 三つのセクターの特質を理解 する)

講義 ボランタリーセクターと してのコミュニティの社 会的位置づけを理解 する。

・前回の配布プリント を予習する。

・社会を構成する三 つのセクター(公・

共・私)の特質につ いて要点を整理する

90 ①④

ボランティアコミュニティの時 代

③NPOが開く新しい公共空 間(事例紹介)

講義 地域内の相互扶助で

安全安心の暮らしを支 える様々なNPO、ボラ ンティア団体について 理解する。

・前回の配布プリント を予習する。

・NPOの特質や役 割、課題について要 点を整理する。

90 ①④

ボランティアコミュニティの時 代

④市民協働によるコミュニ ティ・マネジメント(市民参加と 合意形成の手法を学ぶ)

講義 コミュニティを基盤とす る住民同士のボランタ リーな連携・協働の事 例と手法、その社会的 意義を理解する。

・前回の配布プリント を予習する。

・市民協働の実践上 の手法と課題につい て要点を整理する。

90 ①④

ボランティアコミュニティの時 代

⑤地方創生とボランティアの 課題

講義 今後の地方創生、地

域創造におけるボラン ティアコミュニティの役 割と課題について理解 する。

・前回の配布プリント を予習する。

・地域創造を担うボラ ンティアコミュニティ について要点を整理 する。

90 ①④

まとめ:明日のコミュニティの 担い手として考える

講義 今後の日本社会の担

い手としてコミュニティ および地域社会の再 生のための新しい方向 性を構想する。

・前回の配布プリント を予習する。

・講義全体をふり返 り、期末試験に向け て重要な論点をまと める。

90 ①④

Referensi

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