第2学年 国語科学習指導案
指導者 1 つけたい力 登場人物の行動から登場人物の心情や場面の様子の移り変わりを読み取る。
2 教材名 思いを見つめて読もう「きつねのおきゃくさま」
3 教材について
(1) 教材観
本教材は,学習指導要領第1学年及び第2学年の「C読むこと」の目標「書かれている事柄 の順序や場面の様子などに気付いたり,想像を広げたりしながら読む能力を身に付けさせると ともに,楽しんで読書しようとする態度を育てる。」にもとづき,指導事項ウ「場面の様子に ついて,登場人物の行動を中心に想像を広げながら読むこと。」を受けて設定されている。こ れまで子ども達は,第1学年での「おおきな かぶ」・「お手がみ」の物語文や第2学年での「ひ っこしてきた みさ」の物語文に触れ,情景や人物の様子を思い浮かべながら読む学習をして きた。そして,「きつねのおきゃくさま」では,これまで学習してきたことをさらに発展させ,
登場人物になりきって作品を味わっていく。これらの学習を通して,中学年での登場人物の性 格や気持ちの変化に着目して人物像を読み取ることにつながっていくのである。
本教材は,あまんきみこの作品であり,「思いを見つめて読もう」の単元に位置付けられて いる。作品の内容としては,登場人物である「きつね」と,「ひよこ」・「あひる」・「うさぎ」
とのやり取りを描いたものである。お腹をすかせた「きつね」は,初め太らせて食べるつもり で「ひよこ」・「あひる」・「うさぎ」に歩み寄るが,それらの出会いを通して,きつねはしだい に惹かれ,それらを守り抜こうと気持ちが変容していくのである。そして,最後,おおかみと の戦いによって,死んでしまう。また,内容の展開は,時間の移り変わりや登場人物の行動か ら捉えやすいという特徴がある。この作品は,「きつねの死」によって締めくくっているが,
「むかしむかし,あったとさ。」や「とっぴんぱらりのぷう。」など民話の語り口調を取り入れ ていることによって,この作品が悲劇的なストーリーで終わらず,一つのユーモラスな民話と して読み手に語りかけていることも,作品を味わう上でとても適していると考える。
(2) 児童の実態
本学級は,男子9名,女子 12 名の計21名で構成されている。学級全体の様子は,明るく 元気で,何事にも一生懸命に取り組むことができる児童が多い。音読や読書については,意欲 的に行うことができる児童が多い。国語科学習については,挙手する児童が多く,自分の考え や意見を積極的に発表することができる。しかし,登場人物の心情について考えたときに,本 文に書いてあるところをそのまま読んで発表するという形が依然としてあり,本文に書いてあ る部分を見つけ,自分なりに読み取り,重要なキーワードを使って表現することが不十分であ ると考える。
そこで,本単元の学習を行う上で,子どもたちに対して事前アンケートとレディネステスト を行った。以下に事前アンケートの結果を示す。
<事前アンケートの結果>(児童調査数21名)
① 物語文は好きですか。 はい→20 人(95%) いいえ→1人(5%)
【理由】・物語文の内容が面白いから ・読むことが楽しいから
・お話のストーリー展開が興味深いから ・印象深い場面がたくさんあるから
・自分にとって,たくさんのことを知ることができるから
② 文を書くことは好き はい→12人(57%) いいえ→9人(43%)
ですか。
【はいの理由】・自分の意見を書くことができるから ・たくさん書くことがあるから ・自分の気持ちを表現することができるから
【いいえの理由】・考えることが苦手だから(嫌いだから) ・書くことが思いつかないから
③ あまん きみこ さん はい→0人(0%) いいえ→21人(100%)
の作品を知っていま すか。
④ 読書は好きですか。 はい→21人(100%) いいえ→0 人(0%)
⑤ 発表することは, はい→13人(62%) いいえ→8人(38%)
好きですか。
次に,レディネステストの結果を示す。
<レディネステストの結果>(調査児童数21名)
【使用教材】・『スイミー』レオ=レオ-二作 谷川俊太郎訳 ・『かみなり雲がでたぞ』最上一平作
登場人物の心情の読み取りの問題では,問題文の中から言葉を選んで書く場合は,20 名の児童が 解答できていた。しかし,問題文から心情を想像して選択肢の中から選ぶ場合は,一人も解答出来て いなかった。このことから,問題文の中の言葉を書き抜いたり,問題文の文章を使ったりすることに ついては,よく理解しているが,文章から想像して気持ちを考えたり,重要なキーワードを使って言 葉に表現したりする力が不十分であることが指摘できる。
また,文章全体の主題を読み取る問題では,多くの児童が解答することが出来ていた。
次に,本教材である「きつねのおきゃくさま」について事前に初発の感想を取った。主な感想は以下 の通りである。
<初発の感想の一覧>
(印象に残った場面について)
・きつねとおおかみが戦った場面
・おおかみとの戦いの後,きつねが死んでしまったこと
(きつねの人物像について)
・きつねは,最初は怖かった
・やさしい
・きつね自身は,最後に死んでしまって,とても悔しいと思っている。
・最初ひよこやあひるやうさぎを食べようとしていたが,次第にそれらを守り抜こうという気持ちへ と変容していったこと
(疑問に思ったこと)
・どうしてひよこ・あひる・うさぎを食べようとしていたのに,きつねは,やさしく触れ合ったのだ ろうか。
・きつねは,どうしてひよこ・あひる・うさぎを守った(助けた)のだろうか。
・きつねは,どうして恥ずかしそうに笑って死んだのだろうか。
初発の感想の類型化を通して,二つの点が指摘できる。第一点目は,登場人物であるきつねの気持 ちが次第に変化してきているということを捉えられている児童が多いことである。登場人物である「き つね」が,最初食べようとしたのに,次第に守り抜こうとする気持ちに変化したと捉えている。しか しながら,漠然と気持ちが変容しただけの捉えや「やさしい」というきつねの人物像にとどまってい る捉えをする児童もいる。第二点目は,きつねがひよこ・あひる・うさぎを守り抜くために,おおか みと戦った場面に関心が強いことである。この「きつねのおきゃくさま」の物語の中で,一番盛り上 がるクライマックスの場面をしっかりと捉えている。そして,おおかみとの戦いやきつねの死につい てなぜきつねは,そのような状況に至ってしまったのかと関心を強く抱く児童の考えが見られた。
(3) 指導観
児童の実態を踏まえて,文章の展開上のきつねの気持ちの変容を捉えられていることが分 かる。しかし,きつねの心情をより深く考えることは難しいことが予想される。
そこで,本単元では,以下の三つの点を指導していきたい。
第一点目は,登場人物の気持ちがわかる言葉について気付かせ、そこからわかる気持ちにつ いてじっくりと考えさせていきたい。
第二点目は,各場面でのきつねの気持ちの程度(食べるために 守りたい)を考え、そう思 う根拠について話をさせたい。また,登場人物の気持ちになりきって音読したりすることがで きるようにしたい。
第三点目は、子どもたちが,授業の中で考えたこと,思ったことを発言という形で終わらせ るのではなく,「きつねの日記」という表現活動を取り入れることで,子ども自身の言葉にし て表現する力を培っていきたい。
以上の三点から,子どもたちが自分の考えを発表したり,他者の考えと交流したりしながら,
文章を深く読み取っていく授業を展開していきたい。
この「きつねのおきゃくさま」という本教材は,フィクションの世界を描いている。しかし,
現実の子どもの生活の中にも,相手との関わりの中で,自分の心が変容していくことを経験す ることがあるだろう。そのため,この時期の子どもたちは,きつねや他の動物などに様々な思 いを寄せると考えられる。その意味で,こうした作品と出会わせることは,今を生きる子ども たちの人間形成の上からも望ましいことであると考える。
仮説1 文章の姿をとらえ,課題を持つことができれば,主体的に読むことができるだろう。
(文章の姿)
思いを見つめて読もうきつねのおきゃくさまあまんきみこ
むかしむかし,あったとさ食べようえさ○ひよことの出会い・やさしい・きつねお兄ちゃん挿絵→少しぼうっとなった
ひよこは,まるまる太ってきたぜ。○ひよことあひるとの出会い・親切な・きつねお兄ちゃん挿絵→ぼうっとなったうっとりしたあひるも,まるまる太ってきたぜ。○ひよことあひるとうさぎとの出会い・かみさまみたい挿絵→うっとりして,気絶しそううさぎも,まるまる太ってきたぜ。
わらってしんだ きつねは,はずかしそうに挿絵
とっぴんぱらりのぷう守り抜こうやさしい おおかみとの戦い
きつねの心の変化
(手立て)
① 挿絵や大段落の活用
挿絵と大段落から捉えることによって,文章全体のあらましを捉えていく。具体的には,大段 落の活用では,時を表す言葉に線を引かせて時間経過を読み取っていく。また,挿絵の活用では,
用して文章全体のあらましをつかみ,きつねの心の変化を捉える。
② 段落の中で出てくる登場人物の言葉に着目する 登場人物の会話文から場面の展開を捉える。
③ 初発の感想からの「読みの課題」づくり
子どもたちの初発の感想から「読みの課題」を作っていく。子どもたちが疑問に思うことを発 表させて,まとめていく。
仮説2 文章の読み取り方の基礎,基本が身につけば,意欲的に読むことができるだろう。
(本単元で身に付けさせたい読み取りの基礎,基本)
① 登場人物の心情が反映されている登場人物の行動を読み取る
② 登場人物の心情の変化の契機となった言葉を見つける
③ 時間経過を表す言葉を見つける
④ 強調表現の言葉を見つける
(手立て)
1 登場人物の言葉や行動に着目し,心情を考える
登場人物の会話文と登場人物の行動に当たる部分に線を引かせ,心情について考える。
2 各場面でのきつねの心情の程度を捉え,きつねの心情の変化を考える 登場人物の心情の重さ比べを通して,きつねの心情の変化を捉えていく。
仮説3 読み取ったことを表現していく場を工夫すれば,意欲的に読むことができるだろう。
(表現活動)
きつねになりきって日記を通して表現する→登場人物の心情の変化を捉えさせることにつなげる
(手立て)
① きつねの日記による登場人物の心情の捉え
各場面で読み取ったことを日記に書き表す活動により,登場人物になりきって考える。
② 作者の作品や繰り返しのある昔話を読み味わう活動
同じ作者の作品を読むことによって,作者が描く世界観や優れた叙述を味わう。また,「きつね のおきゃくさま」のストーリー展開と同じような「大きな かぶ」などの物語の展開に繰り返しの あるお話を読むことによって,自ら進んで読書をしようとする態度を培っていく。
4 単元の目標
関心・意欲・態度 ○課題について積極的に自分の考えを持ち,進んで話し合おうとすること ができる。
読むこと ○登場人物の行動から登場人物の心情や場面の様子の移り変わりを読み取 ることができる。
伝統・特質(伝統的な国語文化と国語の特質に関する事項)
○昔話独特の語り口調や言い回しに気付き親しみを持って,昔話や繰り返 しのある本を読むことができる。
5 指導計画(9時間扱い)
過程 つけたい力 学習活動(◆評価方法,評価規準) 形態
見 出 す (1)
考 え る (3)
・文章の姿を捉える
・読みの課題をつかむ
<読みの課題>
・登場人物の行動から登場人物 の心情について捉える。
・登場人物の行動や時間経過を 表す言葉から場面の移り変 わりを捉える。
<捉えさせたい言葉・文>
・ぶるるとみぶるいした ・ぼうっとなった
・心の中でにやりと笑った ・ひよこは,まるまる太って
きたぜ
○文章全体を場面ごとに段落分けを行う。
○初発の感想を発表する
○挿絵を活用してあらましをつかみ,きつねの心の 変化を捉える。
○登場人物の心情曲線を考える。
◆ワークシートに自分なりに考えた心情曲線が書け ているか(ワークシート)
○場面の時間経過や登場人物について捉える
○きつねの心情が分かる文にサイドラインを引き,
話し合う。
○ひよこと出会ったときのきつねの気持ちを考え,
日記に書く。
◆サイドラインが引けたか(机間指導)
◆きつねになりきって日記が書けたか(日記)
一斉 一斉 一斉
一斉
個 個・一 斉 個 きつねの心のへんかを読みとろう。
きつねは,なぜ,はずかしそうにわらって,しんだのだろう。
ひよこと出会った時のきつねのきもちを読み 取ろう。
深 め る (2)
本時 5/9
・登場人物の行動から登場人物 の心情について捉える。
・登場人物の行動や時間経過を 表す言葉から場面の移り変 わりを捉える。
<捉えさせたい言葉・文>
・うっとりした ・五回もつぶやいた ・ぼうっとなった ・あひるも,まるまる 太ってきたぜ
・登場人物の行動から登場人物 の心情について捉える。
・登場人物の行動や時間経過を 表す言葉から場面の移り変 わりを捉える。
<捉えさせたい言葉・文>
・うっとり
・気ぜつしそうになった ・ぼうっとなった
・うさぎも,まるまる太って きたぜ
・登場人物の行動から登場人物 の心情について捉える。
・戦いの様子が表われるように 音読する。
・登場人物の心情の変化を捉え る。
○場面の時間経過や登場人物について捉える
○きつねの心情が分かる文にサイドラインを引き,
話し合う。
○ひよことあひると出会ったときのきつねの気持ち を考え,日記に書く
◆サイドラインが引けたか(机間指導)
◆きつねになりきって日記が書けたか(日記)
○場面の時間経過や登場人物について捉える
○きつねの心情が分かる文にサイドラインを引き,
話し合う。
○ひよことあひるとうさぎと出会ったときのきつね の気持ちを考え,日記に書く。
◆サイドラインが引けたか(机間指導)
◆きつねになりきって日記が書けたか(日記)
○きつねの心情が分かる行動を見つける
○戦いの様子が表われるように音読する。
○きつねの心情の変化を考え,きつねが恥ずかしそ うに笑って死んだ理由を話し合う。
一斉 個・一 斉 個
一斉 個・一 斉 個
個・一 斉
一斉 個・一 斉 ひよことあひると出会った時のきつねのきも ちを読み取ろう。
ひよことあひるとうさぎに出会った時のきつ ねのきもちを読み取ろう。
きつねは,なぜ はずかしそうに わらって しんだのだろうか。
ま と め 上 げ る (3)
<捉えさせたい言葉・文>
・「いや,まだいるぞ。きつ ねがいるぞ。」言うなり,
きつねはとび出した
・ゆう気がりんりんとわいた ・じつに,じつに,いさまし
かったぜ
・おお,戦ったとも,戦った とも
・登場人物の心情の変化を捉え る。
<捉えさせたい言葉・文>
・ありがとう
・本当は食べようとして いてごめんね。
・ずっと長生きしてね。
・登場人物になりきって音読す る。
・登場人物の心情の変化を深め る
<捉えさせたい言葉・文>
・やさしい ・まもろう ・いじわる ・食べよう ・リズミカルな書き方 ・読み方の強弱や工夫 ・登場人物の立場
・読書に楽しむ。
・優れた叙述を味わう。
○恥ずかしそうに笑って死んだときのきつねの気持 ちを考え,日記に書く。
◆きつねの心情の変化を考えて日記を書いているか (日記)
○あひる・うさぎ・ひよこになりきって,きつねさ んへ手紙を書く
○きつねの心情の変化を振り返る
○きつねになりきって,あひる,うさぎ,ひよこへ 手紙の返事を書く。
◆登場人物になりきって手紙を書いているか。
(机間指導)
○登場人物の心情を考え,読み方の工夫をする
○登場人物の心情を考えて音読をする
◆登場人物になりきって音読することができている か(机間指導)
○あまんきみこの他の作品を読む
◆意欲的にあまんきみこの作品を読んでいるか (机間指導)
個
個
一斉 個
個 一斉・
個
個・一 斉 登場人物になりきって物語を読んでみよう。
あまんきみこさんの作品を味わおう。
てんごくから あひる,うさぎ,ひよこさんへ 手がみの おへんじを 書こう。
6 本時の指導(5/9)
(1) 目標
関心・意欲・態度 ○課題について積極的に自分の考えを持ち,進んで話し合おうとする ことができる。
読むこと ○恥ずかしそうに笑って死んだきつねの気持ちを深く読み取ること ができる。
伝統・特質(伝統的な国語文化と国語の特質に関する事項)
○戦いの時の語り口調や言い回しを味わい,音読することができる。
(2) 展開
・読書に楽しむ。
・繰り返しのある昔話を味わ う。
○繰り返しのある昔話を読む。
◆意欲的に繰り返しのある昔話を読んでいるか。
(机間指導)
個・一 斉
時配 学習活動 教師のかかわり
(・指導 ☆評価◆評価規準・方法)
資料 2
5
5
1 本時のめあてを確認する
2 課題について考えながら音 読する
3 おおかみと戦うきつねの
・これまでの場面について文章のあらましを活用し,
振り返らせる
・きつねの気持ちを変化を考えながら,全文を音読 する。
・繰り返すことの効果について考えさせる。
文章の あらまし
前時まで の掲示物
掲示物 挿絵
短冊
きつねは,なぜ,はずかしそうにわらって,しんだのだろう。
繰り返しのある昔話を読み味わおう。
5
13
10
気持ちが分かる行動を見 つける
・「いや,まだいるぞ。き つねがいるぞ。」
言うなり,きつねはとび 出した
・ゆうきがりんりんとわい た
・おお,たたかったとも,
たたかったとも
・じつに,じつに,いさま しかったぜ
4 おおかみと戦うきつねの 気持ちを話し合う ・守りたい ・助けたい ・おおかみを倒すぞ ・うさぎとあひるとひよこ
を守り抜くぞ
5 きつねが恥ずかしそうに 笑って死んだ時の気持ち を話し合う
「きつねははずかしそう にわらってしんだ」
・後悔
・自分は何をやっていたんだ ろう
・あひるとうさぎとひよこを 守ろうと戦ったのに死ん でしまった
・最初は食べようとしていた ことが,はずかしい。
・気持ちがだんだん変わって いったことが,なんだか照 れる
6 きつねの気持ちを日記に
☆戦いの時の語り口調や言い回しを味わい,音読す ることができたか。
◆戦いの様子が伝わるように音読しているか
(観察・発表)
・繰り返し音読をさせる。
・おおかみと戦うきつねの気持ちについて考えさせ る
・発表児童の発言内容からキーワードを板書する
・これまでのきつねの気持ちの変化から考えさせる
☆恥ずかしそうに笑って死んだきつねの気持ちを深 く読み取ることができたか。
◆きつねの気持ちの変化を捉えることができている か。(発言)
・挙手出来ない児童も指名するようにする。
・板書を使い,きつねの気持ちの変容について確認 する。
心情曲線 の掲示物
文章の あらまし
短冊
手紙
5
書く
・自分は死んでしまったけ ど,ひよこやあひるやうさ ぎを守り抜くことができて よかった。
・ひよことあひるとうさぎ が,
7 きつねの日記を発表する
☆登場人物の行動から登場人物の心情や場面の様子 の移り変わりを読み取ることができたか。
◆きつねの気持ちの変化が書かれているか。(日記)
・机間指導の中で,板書に書いてある言葉を参考に するなど板書を使い,登場人物の気持ちについて 捉えられるように指導していく。
・子どもたちの日記の内容から数人選んで指名する。
心情曲線 の掲示物