目 次
「ふしぎ」金子みすゞ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・①
目的に合わせて書こう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
姿勢と用具の使い方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
学習の進め方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
書写をとおして学んでいくこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10
学習内容を効果的にノートに書こう・・・・・・・・・・・・12
一 楷 かい書 しょで書こう
1 筆
使い
―
基本点画―
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
2 筆
使いと字形「天地」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16
3 学
習を生かして書く
―
字形、筆順―
・・・・・・20
コラム
筆、墨、硯、紙について知ろう・・・・・・・・ すみすずり
22
二 楷書と仮かな名を調和させて書こう 1 筆脈「いろは歌」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ひつみゃく
24
2 楷
書に調和する仮名「いろは歌」・・・・・・・・・・・・
26
3 学
習を生かして書く
―
行の中心―
・・・・・・・・28
4 学
習を生かして書く
―
配列―
校庭の植物観察をレポートにまとめる・・・・・・・
30
手紙を書く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
コラム
季節の行事と書写・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
34
5 学
校生活に生かして書く
おすすめの本の帯やポップを作る・・・・・・・・・・・
36
ポスターを書く(ポスターセッション用)・・・37
三 学
習活動や日常生活に生かして書こう
1 さ
まざまな書く場面・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
78
コラム
日本建築と「書」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
80
2 学
習を生かして書く
新聞を書く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
82
掲 けい示 じ物 ぶつ(ポスター)に案内を書く・・・・・・・・・・・84
案内状を書く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85
コラム
書の古典の鑑賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ かんしょう
86
書き初めを書く ぞ「 生命の尊重」「伝統の継けい承しょう」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
133
一 行書を深めよう
1 点
画の変化と連続「創造」・・・・・・・・・・・・・・・・・・
88
二 行書と仮名を調和させて書こう
1 行
書と仮名の調和「美しい自然」・・・・・・・・・・・・
90
2 学
習を生かして書く
―
配列―
・・・・・・・・・・・・92
三 身のまわりの多様な表現をとおして文字文化の豊かさにふれ、効果的に文字を書こう
1 多
様な表現による文字・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
94
2 三
年間の学習の成果を生かそう・・・・・・・・・・・・・
98
書き初めを書く
「
友好の精神」「真理の探究」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
137
2
第一学年
11
第三学年
87
中書_P2-3_目次.indd 2 2019/04/23 8:18
https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/
ml-jh/shosha.html 学習に役立つ情報を,
ウェブサイトで見ることが できます。
コラム
文字の変遷・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ へんせん
38
三 行 ぎょう書 しょで書いてみよう
1 行
書学習のはじめに
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
40
2 楷
書と行書の違 ちがい「和」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
42
3 行
書の筆使い「大」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
44
4 点
画の連続と変化
1「大木」
・・・・・・・・・・・・・・・・
46
5 点
画の連続と変化
2「栄光」
・・・・・・・・・・・・・・・・
48
6 点
画の連続と省略「平和」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
50
7 学
習を生かして書く
―
行書の特 とく徴 ちょう―
・・・・・・
52
コラム
暮らしの文字を支える人々
・・・・・・・・・・・・
54
書き初 ぞめを書く「
新たな決意」「世界遺産」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
129
コラム
あの人が残した文字
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
56
一 行書で書こう
1 点
画の省略「初志」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
58
2 筆
順の変化「深緑」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
60
3 学
習を生かして書く
―
行書の特徴―
・・・・・・
62
二 行書と仮名を調和させて書いてみよう
1 行
書と仮名の調和「喜びの声」
・・・・・・・・・・・・・・
64
2 行
書に調和する仮名「いろは歌」
・・・・・・・・・・・・
66
3 文
字の大きさと配列
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
68
コラム
短冊と色紙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ たんざくしきし
71
4 書
く速さを意識して書く
―
行書と仮名の調和―
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
72
5 学
習を生かして書く
―
行書と仮名の調和と配列―
・・・・・・・・・・・・・
74
書式の教室
手紙の書き方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
100
一いっ筆ぴつ箋せんの書き方/封ふう筒とうの書き方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
101
年賀状の書き方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
102
はがきの書き方/往復はがきの書き方・・・・・・・・・・・・・・・
104
包み紙の書き方/エアメールの書き方・・・・・・・・・・・・・・・
105
原 げん稿 こう用紙の書き方/小包伝票の書き方・・・・・・・・・・・・・・・
106
願書の書き方/志願理由書の書き方・・・・・・・・・・・・・・・・・107
書写テストで確 かくにん認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
108
情報を整理して、活動につなげよう
・・・・・・・・・・・・・・
110
小学校で学習した漢字一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
113
中学校で学習する漢字一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
119
漢字一覧表索 さく引 いん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
126
補 ほ充 じゅう教材集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・141
芸術としての書道
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・② 筆記用具を
表す記号
フェルトペン
万年筆 大筆
小筆 筆ペン
鉛えん筆ぴつ ボールペン
サインペン
3
第二学年
55
中書_P2-3_目次.indd 3 2020/02/03 16:06
文字文化の 文字文化の 豊かさにふれ 豊かさにふれ 豊かさにふれ 豊かさにふれ 豊かさにふれ 豊かさにふれ 豊かさにふれ 豊かさにふれ 効果的に書く力 効果的に書く力 効果的に書く力 効果的に書く力 効果的に書く力 効果的に書く力 効果的に書く力 効果的に書く力 効果的に書く力 効果的に書く力 効果的に書く力 効果的に書く力 効果的に書く力
場面や相手を 場面や相手を 場面や相手を 場面や相手を 場面や相手を 場面や相手を 場面や相手を 場面や相手を 場面や相手を 場面や相手を 意識して 意識して 書く力 書く力
文字を正しく整えて 文字を正しく整えて
速く書く力 速く書く力
さまざまな さまざまな 書式に応じて 書式に応じて 効果的に書く力 効果的に書く力
楷 楷か い か い か い書書書書し ょし ょし ょとと仮仮かか名名名名名名なななをを
調和させて 調和させて 調和させて 調和させて 調和させて 調和させて 書く力 書く力 書く力 書く力 行 行 行 行 行 行 行 行ぎょう ぎょう ぎょう ぎょう書書し ょし ょし ょと仮名を と仮名を
調和させて 調和させて 書く力 書く力
楷か い
書し ょと仮か名なを 調和させて
書く力 行ぎょう
書し ょ
と仮名を 調和させて
書く力 文字文化の
豊かさにふれ 効果的に書く力
場面や相手を 意識して
書く力
文字を正しく整えて 速く書く力
効果的に書く力を身につける
配列 字形 筆使い 用具 姿勢・持ち方
大地
何
を学ぶか幹
どのように学ぶか葉 身につける力空 文字文化への広がり
主体的に学ぶ
自ら課題を発見し、
その課題
を自ら考え
解決していく学び
深く学ぶ
学習内容を日常生活や
社会の
あり方と
結びつける学び
対話から学ぶ
話し合い活動をとおした学び 書写をとおして学んでいくこと
書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力 書く力
自ら考え,文字を効果的に 使う力を学ぼう
文字文化を味わい,受け継いでいこう
さまざまな 書式に応じて 効果的に書く力
10
中書_P10-11_書写構造図_一年扉.indd 10 2019/04/23 8:21
何を書 く?
何 を 使 っ て? 何を書く
? 誰に
?
ど の よ う に ? あとで読んだときに,
内容がよくわかる 文字で,速く書く。
ボールペン,鉛えん筆ぴつ, シャープペンシル
授業の内容を ノートに記録したい。
文字には、人と人とをつなぐという大切な役割があります。目的や必要に応じて、表現効果や伝達効果を考えて、筆記用具を選び、書き表し方などにも、さまざまな工夫をしましょう。また、私たちの生活の中には、さまざまな手書き文字や印刷文字があります。身のまわりにある多様な表現をとおして、文字文化の豊かさを知り、主体的な文字の使い手になりましょう。
誰だ れ
に ? 保護者のかたに
校内の生徒に
自分に 誰に?
身につけ たい 力 読みやすく,
速く書く力を 身につけよう。
4
中書_P4-5_目的にあわせてかこう++.indd 4 2019/04/23 8:18
「 何 を 学 ぶ か 」「 ど の よ う に 学 ぶ か 」 「 何 が で き る よ う に な る か 」 を 系 統 的 ・ 段 階 的 に 見 と お せ る
新 指 導 要 領 で 求 め ら れ る 書 写 力 を 図 示
書写をとおして学んで いくこと(p.10)
目的に合わせて書こう(p.4)
目次(p.2・3)
相 手 意 識 、 目 的 意 識 、 方 法 意 識 を 明 示
目 標 を は っ き り さ せ る こ と で 、 つ け た い 力 が 明 確 に な り ま す 。
学 年 カ ラ ー を 活 用 し た 、 ビ ジ ュ ア ル か つ シ ン プ ル な デ ザ イ ン で 「 何 を 学 ぶ か 」 を 確 認 で き ま す 。 親 し み や す く 、 や わ ら か い イ ラ ス ト で 意 識 づ け ま す 。
1 年…10教材 2 年…8教材 3 年…4教材 補充教材集…13教材
収 録 教 材 数
1年 主
な 毛 筆 教 材
「 天 地 」「 い ろ は 歌 」 ( 楷 書 ) 「 大 木 」「 栄 光 」 「 平 和 」( 行 書 )
主 2年
な 毛 筆 教 材
「 初 志 」「 深 緑 」 「 喜 び の 声 」( 行 書 )
主 3年
な 毛 筆 教 材
「 創 造 」 「 美 し い 自 然 」 ( 行 書 ) 発 達 段 階 を ふ ま え た 教 材 配 列 身 に つ け る 力 を 系 統 的 に 見 と お せ る
教科書に掲載されてい るすべての毛筆動画に ついて,書いている様 子を真上から撮影した 動画が視聴できます。
「まなびリンク」には 全教材分の毛筆動画を収録
「 コ ラ ム 」 ・ 季 節 の 行 事 と 書 写 (
・ 書 の 古 典 の 鑑 賞 ( 2 年 ) な ど ・ 短 冊 と 色 紙 ・ あ の 人 が 残 し た 文 字 1年 ) 学 年 共 通 「 書 式 の 教 室 」 ・ 手 紙 ・ 年 賀 状 ・ 原 稿 用 紙 ・ 小 包 伝 票 ・ 包 み 紙 ・ 願 書 ・ 志 願 理 由 書 な ど
1
小学校で学習した 慣れ親しんだ作家の詩を,
導入で扱います。
小学校からの 円滑な接続
『ふしぎ』金子みすゞ
書 き 初 め
各 学 年
2教 材 「 友 好 の 精 神 」「 真 理 の 探 求 」 な ど
学 び を 俯 瞰 3年 間 の
補 充 教 材 集
13教 材 「 出 発 」「 名 作 」 な ど
6
7
知 識 ・ 技 能 を 確 実 に 習 得 す る ― 小 学 校 か ら の 円 滑 な 接 続
小 学 校 段 階 に お い て 、 新 指 導 要 領 で 求 め ら れ て い る 「 適 切 に 運 筆 す る 能 力 」 に つ い て 、 中 学 校 で は 明 快 な 筆 使 い の 図 版 と 、 行 書 の 丁 寧 な 導 入 で 接 続 を 図 り 、 さ ら に 高 め て い き ま す 。
よ い 姿 勢 を と る た め の 要 所 と な る「 体 幹 」に 着 目 し 、 背 筋 を 伸 ば す か ら 腰 を 起 こ す こ と を 習 慣 化 で き る よ う に し ま し た 。
※ 作
業療法は、障害と折り合いをつけながら、活き活きとした生活を送れるよう、仕事、遊びなど日常生活のなかでの活動(作業)をとおして、こころとからだを元気にするリハビリテーション。(一般社団法人日本作業療法士協会ウェブサイトより) 腰こしを起こし背筋を軽く伸のばす。
肘ひじを上げる。 椅い子すと背中の間を少しあける。 よい姿勢と筆記用具のよい持ち方とは、整った文字を書くために大切なことです。しっかりと身につけましょう。
確かめたら、の中にチェックをしよう。
腰を起こし、背筋が伸
びているか。
背中と椅子、机と体の間が、少しあいているか。 両足が床についているか。
肘が机についていないか(大筆)。 用具の置き方には、どんな工く夫ふうがあるだろうか。
半紙
文ぶん
鎮ちん
教科書 下敷きしたじじ
墨すみ
大筆 小筆 硯すずり
墨ぼく液えき
左手で筆を持つ人は、用具を左右逆に置く場合もある。
姿 勢 と 用 具 の 使 い 方
腕うで
を机につけず,宙に
浮うかして書く方法。
懸け ん
腕わ ん
法ほ う
基本の姿勢用具の置き方
机と体の間を少しあける。両足を床ゆかにつけて、少し開く。
振ふり返ろう
6
中書_P6-7_姿勢.indd 6 2019/04/23 8:19
学 習 指 導 要 領 で の 扱 い
毛 筆 を 使 用 し て 点 画 の 書 き 方 へ の 理 解 を 深 め 、 筆 圧 な ど に 注 意 し て 書 く こ と 。 第 3 ・ 4 学 年
毛 筆 を 使 用 し て 、 穂 先 の 動 き と 点 画 の つ な が り を 意 識 し て 書 く こ と 。 第 5 ・ 6 学 年 点 画 の 書 き 方 や 文 字 の 形 に 注 意 し な が ら 、 筆 順 に 従 っ て 丁 寧 に 書 く こ と 。 ※ 指 導 要 領 解 説 書 に は 「 水 書 用 筆 等 」 が 例 示 さ れ る 。 第
1・ 2 学 年 小 学 校
漢 字 の 行 書 の 基 礎 的 な 書 き 方 を 理 解 し て 、 身 近 な 文 字 を 行 書 で 書 く こ と 。
行 書 の 基 礎 的 な 書 き 方 = 行 書 な ら で は の 筆 使 い の 習 得 第
1学 年 中 学 校
作業療法士 笹田哲先生のコメント
行書の筆使い「大」 2
3
止め
止め
穂ほ先さきの通り道は、どうなっているかな。 はじめに、筆の動きを確かめよう。
筆の軸じくを回さないように書こう。 筆を軽く入れ 力強く突つっかけて
ゆっくり反転 力強く
スピードをあげて ゆっくり押おさえる。
突っかけて反転 手を筆先にみたてて書いてみよう。 行書で書いてみよう三
44
中書_P44-45_筆使い.indd 44 2019/04/23 8:25
2
1
3
次に、「大」を書き、行書の筆使いを体験してみよう。右ページの練習を生かして書いてみよう。
変化楷かい書しょと比べ、点画の形や長さ、方向などが変わることが多い。
左上から軽く筆を入れ、滑なめらかに筆を動かす。 力強く筆を入れる。 穂先をひきあげ、次の画へ向かう。
次につなげるように 次の画へのつながりを意識して書く。筆 ひつ脈 みゃく 行書の筆使いについて、気づいたことを書こう。
45
中書_P44-45_筆使い.indd 45 2019/04/23 8:25
行書の筆使い「大」(1年p.44・45)
姿勢と用具の使い方(p.6)
作 業 療 法 ※ の 観 点 か ら
生徒自らがよい姿勢を 確認できる観点を提示。
中 学 生 は 、 発 達 段 階 と し て 、 身 長 、 体 重 な ど の 変 化 が 大 き く な る 時 期 で す 。 よ く な い 姿 勢 で 書 く と 、 運 筆 の 調 整 力 ・ 視 力 ・ 呼 吸 の 低 下 、 体 の 歪 み に つ な が り 、 心 身 に 悪 影 響 を も た ら し ま す 。 よ い 姿 勢 、 疲 れ な い 持 ち 方 に も 目 を 向 け て 、 書 く 力 を 伸 ば し て い く こ と が 大 切 で す 。
プロフィール 神奈川県立保健福祉大学リハビリテーション学科 教授、同学科長 日本発達系作業療法学会理事 「 適 切 に 運 筆 す る 能 力 = 行 書 の 基 礎 的 な 書 き 方 」 を 段 階 的 に 、 丁 寧 に
8
9
点画の連続と変化
1「大木」
4
点画の連続と形の変化を理解して書こう。 目 標 行書で書いてみよう 三
46
中書_P46-47_大木.indd 46 2019/04/23 8:26
点画が連続し、 筆
ひつ脈
みゃくが表れているのは、どの部分だろうか。 楷書に比べて、点画の形は、どう変化しているだろうか。 左 払
はらい・右払い
縦画 点画の形や長さが変わることが多い。
縦画の終筆が変化することがある。
1
1
2
2 3
3 4
変化 変化 変化変化
(○=できた
△=もう少し)
点画の連続を理解して書けたか。 点画の形の変化を理解して書けたか。 生 か そ う
行書には、さまざまな書き方がある。 最初に 楷
かい書
しょで 字形を 確
かく認
にんしよう。 行書で書いてみよう。
筆脈は、次の画へ向かう小さな「はね」の形で表れます。 穂
ほ先
さきの通るところ ( 朱
しゅの 濃
こいところ) に注意する。
筆脈がつながる ように書く。 右下の方向に引く。 軽く止める。
・ ( ) ( ) ・
だんだんと筆圧を 加え,止める。
軽く止め,次の画へ。
変化
「大」の変化
「木」の変化
「 大 」の 三 画 め を(
)さ せ た 結 果 、速 く 書 く こ と が で き た 。 まとめで「大木」を行書で書いて確認しよう。 行書で書いてみよう。 「大」のつく二字熟語を ま と め 書 き と 応 用
振
ふり 返 ろ う 試
ためし 書
がき
考 え よ う
47
中書_P46-47_大木.indd 47 2019/04/23 8:26
3
教 科 書 の 大 判 化 ※ に よ っ て 、 教 材 文 字 に 、 よ り い っ そ う 集 中 で き る 紙 面 に な り ま し た 。
※ 大 判 化 … 「
に な り ま し た 。 ( 縦 が B 5 判 、横 が A 4 判 ) AB 判 」
点画の連続と変化1
「大木」(1年p.46・47)
「 ワ イ ド な 紙 面 」 ― 確 か な 文 字 感 覚 が 身 に つ く
● 半 紙 形 を 維 持 し た 紙 面 に よ っ て 、 書 き 始 め の 位 置 や 字 形 の 整 え 方 、
文 字 の 大 き さ と 余 白 の と り 方 な ど が 、 よ り 実 感 で き ま す 。
で
より詳しい解説により 理解が深まります。
左ページ
ポイントを確認する。
で
半紙形のイメージを 大切にできます。
右ページ
教材文字をじっくり観察する。
点画が連続し、 筆
ひつ脈
みゃくが表れているのは、どの部分だろうか。 楷書に比べて、点画の形は、どう変化しているだろうか。 左 払
はらい・右払い
縦画 点画の形や長さが変わることが多い。
縦画の終筆が変化することがある。
1
1
2
2 3
3
4
変化 変化 変化 変化
(○=できた
△=もう少し)
点画の連続を理解して書けたか。 点画の形の変化を理解して書けたか。 生 か そ う
行書には、さまざまな書き方がある。 最初に 楷
かい書
しょで 字形を 確
かく認
にんしよう。 行書で書いてみよう。
筆脈は、次の画へ向かう小さな「はね」の形で表れます。 穂
ほ先
さきの通るところ ( 朱
しゅの 濃
こいところ) に注意する。
筆脈がつながる ように書く。 右下の方向に引く。 軽く止める。
・ ( ) ( ) ・
だんだんと筆圧を 加え,止める。
軽く止め,次の画へ。
変化
「大」の変化
「木」の変化
「 大 」の 三 画 め を(
)さ せ た 結 果 、速 く 書 く こ と が で き た 。 まとめで「大木」を行書で書いて確認しよう。 行書で書いてみよう。 「大」のつく二字熟語を ま と め 書 き と 応 用
振
ふり 返 ろ う 試
ためし 書
がき
考 え よ う
47
中書_P46-47_大木.indd 47 2019/04/23 8:26
単元名と目標は 半紙形の外側へ。
行書第1教材には中心線 を入れて,わかりやすく。
学習内容を確かめる 書き込み欄。
試し書きは 左ページへ。
習得した知識を自ら書いて確かめることで、 大切なポイントを確実に定着させます。
中心点は全ての教材に 入っている。
単 元 名 が 入 る た め 幅 が 狭 い 。 現 行 本
1 行書と仮名の調和「喜びの声」
二行書と仮か名なを調和させて書いてみよう 2 年 8 折
76
行書と仮名の調和「喜びの声」
1
行書と仮か名なを調和させて書いてみよう二点画の連続と配列を理解して書こう。目標
64
中書_P64-65_喜びの歌.indd 64 2019/04/23 8:27
B 5 判 半 紙 形 が 維 持 で き る 。 新 版
AB判
見開き完結型
(p.64)
(p.76)
10
11
点画が連続し、筆ひつ脈みゃくが表れているのは、どの部分だろうか。楷書に比べて、点画の形は、どう変化しているだろうか。 左払はらい・右払い
縦画 点画の形や長さが変わることが多い。
縦画の終筆が変化することがある。
1
1 2
2 3
3 4
変化 変化 変化変化
(○=できた
△=もう少し)
点画の連続を理解して書けたか。点画の形の変化を理解して書けたか。 生かそう
行書には、さまざまな書き方がある。 最初に楷かい書しょで字形を確かく認にんしよう。行書で書いてみよう。
筆脈は、次の画へ向かう小さな「はね」の形で表れます。 穂ほ先さきの通るところ(朱しゅの濃こいところ)に注意する。
筆脈がつながるように書く。 右下の方向に引く。 軽く止める。
・ ( ) ( ) ・
だんだんと筆圧を 加え,止める。
軽く止め,次の画へ。
変化
「大」の変化
「木」の変化
「大」の三画めを(
)させた結果、速く書くことができた。 まとめで「大木」を行書で書いて確認しよう。行書で書いてみよう。 「大」のつく二字熟語をまとめ書きと応用
振ふり返ろう 試 ためし書 がき
考えよう
47
点画が連続し、筆ひつ脈みゃくが表れているのは、どの部分だろうか。楷書に比べて、点画の形は、どう変化しているだろうか。 左払はらい・右払い
縦画 点画の形や長さが変わることが多い。
縦画の終筆が変化することがある。
1
1 2
2 3
3 4
変化 変化 変化変化
(○=できた
△=もう少し)
点画の連続を理解して書けたか。点画の形の変化を理解して書けたか。 生かそう
行書には、さまざまな書き方がある。 最初に楷かい書しょで字形を確かく認にんしよう。行書で書いてみよう。
筆脈は、次の画へ向かう小さな「はね」の形で表れます。 穂ほ先さきの通るところ(朱しゅの濃こいところ)に注意する。
筆脈がつながるように書く。 右下の方向に引く。 軽く止める。
・ ( ) ( ) ・
だんだんと筆圧を 加え,止める。
軽く止め,次の画へ。
変化
「大」の変化
「木」の変化
「大」の三画めを(
)させた結果、速く書くことができた。 まとめで「大木」を行書で書いて確認しよう。行書で書いてみよう。 「大」のつく二字熟語をまとめ書きと応用
振 ふり返ろう 試ためし書がき
考えよう
47
学習の進め方
目 標
学習の目標を確かめよう。学習のはじめに、硬 こう筆 ひつや毛筆で書こう。
試し書きと教科書の文字とを比べ、自分の課題を見つけよう。 毛筆で学習したことを、硬筆で他の文字に生かして書こう。
まとめとして硬筆や毛筆で書き、試し書きと比べてみよう。
(○=できた
△=もう少し)
課題が解決できたかどうかを自己評価し、学習を振り返ろう。 自ら課題を発見する。 課題に合った練習用紙を選 せん択 たくして練習しよう。
課題を発見し、
課題を解決していく学び方 学習の方法を確かく認にんしてみよう。
振
ふり 返 ろ う 生 か そ う
考 え よ う
点画の連続を理解して書けたか。点画の形の変化を理解して書けたか。 学習の方法を確かく認にんしてみよう。
8
最初に楷かい書しょで字形を確認しよう。行ぎょうしょ書で書いてみよう。試 ためし書 がき
中書_P8-9_学習の進め方.indd 8 2019/04/23 8:20
書写の学習を生かして書きたいね。 まとめ書きについて意見を交 こう換 かんしよう。 筆使いを見て意見を交換しよう。 まとめ書きについて筆使いについて
話し合いには書写の学習用語を使おう
横画
縦画
はね
右払い はら
左払い
折れ
曲がり
そり 点 始 し筆 ひつ
送筆 そうひつ
終 しゅう
筆 ひつ
字形
文字、行の中心
字間
行間
筆圧など どの部分
長すぎる
短すぎる
太すぎる
細すぎる
大きすぎる
小さすぎる
広すぎる
そろっている 狭すぎる せま
そろっていない
強すぎる
弱すぎる
どうなった 話し合いのポイント話し合いのポイント
点画の書き方。
字形が整っているか。
中心がそろっているか。
紙面に対するまとめ方。
書く速さや
筆 ひつ圧 あつ。
穂先の動きは ほさき
どうなっているか。
空中での筆の動きはどうか。
「木」の二画めの終筆は、はねたほうがよかった。
次の画を意識して書いたかな。
学 習 や 日 常 生 活 に 生 か そ う
学習カードの例相 そ
う互 ご評価をしよう 話し合い活動をとおした学び方
う 標目
。う こ書 てし 解理 を化 変の 形と 続連 の画 点
き 書めと ま
) 書行
( 想 感
書 科 教( 46 47 書 科 教( 46 47 年 一
組
番 う ろ 返 り 振
●
△ し少う も ○ たきで
。 か た け 書 て し解 理 を 続 連 の 画 点
・
。 か た け 書 て し 解 理を 化 変 の 形 の 画 点
・
( 月 日)
( 月 日)
うよ み てい 書で 書行 三
変と 続連 の画 点④
化1
」木 大「
)書 楷(
き書 し試が めた かい
)書 行(
き書 し試 ふ 自分の
目標 自分の
目標
学習カードに
書き込こんだり,
書いた文字を 拡大したりして 発表し合おう。
試し書きとまとめ書きとを比べて、よくなったところを伝え合う。
9
中書_P8-9_学習の進め方.indd 9 2019/04/23 8:20
点画の連続と変化
1「大木」
4
点画の連続と形の変化を理解して書こう。目標 行書で書いてみよう三
46
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点画が連続し、筆ひつ脈みゃくが表れているのは、どの部分だろうか。楷書に比べて、点画の形は、どう変化しているだろうか。 左払はらい・右払い
縦画 点画の形や長さが変わることが多い。
縦画の終筆が変化することがある。
1
1 2
2 3
3 4
変化 変化 変化変化
(○=できた
△=もう少し)
点画の連続を理解して書けたか。点画の形の変化を理解して書けたか。 生かそう
行書には、さまざまな書き方がある。 最初に楷かい書しょで字形を確かく認にんしよう。行書で書いてみよう。
筆脈は、次の画へ向かう小さな「はね」の形で表れます。 穂ほ先さきの通るところ(朱しゅの濃こいところ)に注意する。
筆脈がつながるように書く。 右下の方向に引く。 軽く止める。
・
( ) ( )
・だんだんと筆圧を 加え,止める。
軽く止め,次の画へ。
変化
「大」の変化
「木」の変化
「大」の三画めを(
)させた結果、速く書くことができた。 まとめで「大木」を行書で書いて確認しよう。行書で書いてみよう。 「大」のつく二字熟語をまとめ書きと応用
振ふり返ろう 試ためし書がき
考えよう
47
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学習を生かして書く
―
行書の特とく徴ちょう―
7
横画から横画へ 右払はらい・左払い、点変化 直線的・角ばっている曲線的・柔やわらかい
右払い・左払い
点
連続 行書の特徴を理解して書こう。
まとめで次の言葉を行書で書いて、確かく認にんしよう。 まとめ書きと応用
保険
権利
技術
税金
教師
規律 楷かい 書しょ行
書
点画の特徴 全体の印象
2
番号は書く順
12 1
行書で書いてみよう三これまでに学習してきた行書の特徴を振ふり返ろう。目標
52
「左右」の組み立て方(へんの部分)
「左右」の組み立て方(つくりの部分)
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「 学 び 方 が わ か る 」 ― 主 体 的 ・ 対 話 的 で 深 い 学 び へ 向 か う 羅 針 盤 と し て
● 毎 時 間 の 学 習 の 進 め 方 が 確 実 に 理 解 で き 、 基 礎 ・ 基 本 の 定 着 を 図 る こ と が で き ま す 。
● 主
教 材 と な る 1 文 字 の 学 習 か ら 他 字 へ の 応 用 、 日 常 化 ま で の 流 れ を つ か む こ と が で き 、「 深 い 学 び 」 に つ な が り ま す 。
学 習 手 順 の 明 確 化 = 主 体 的 な 学 び
1 2
3 4
5
書 写 用 語 で 伝 え 合 う = 対 話 的 な 学 び 他 字 へ の 応 用 ・ 転 移 = 深 い 学 び
批正することで 課題発見する。
学習カードを例示すること で,主体的な学びを支援。
「 学 習 の 進 め 方 」 に つ い て 、 批 正 場 面 や 学 習 用 語 の 例 示 な ど の 具 体 的 な 手 だ て を 入 れ る こ と で 、 よ り 活 用 度 が 高 ま り ま し た 。
話 し 合 い 活 動 の ポ イ ン ト や 学 習 用 語 を 提 示 す る こ と で 、 話 し 合 い 活 動 を 活 性 化 さ せ ま す 。
「学習の進め方」と,
毛筆基本紙面の連動が明快で,
毎時間の学習の進め方が 身につきます。
5 学習や日常生活に 生かそう
学習の進め方(1年p.8・9)
学習を生かして書く―行書の特徴―(1年p.52)
4
「 硬 毛 関 連 」 毛 筆 で 学 習 し た 行 書 の 書 き 方 を 、 硬 筆 の 他 字 に 転 移 で き る 教 材 が 豊 富 に 例 示 さ れ て お り 、 日 常 化 を 図 る こ と が で き ま す 。
4 振り返ろう
3 生かそう
2 考えよう
1 目標
1 2
4 5
練習用紙を選択し,
課題解決に取り組む。
3
話し合い活動で用いる 学習用語を例示。
点画の連続と変化1「大木」 (1年p.46・47)
12
13
学 習 活 動 や 日 常 生 活 で 、 生 き て は た ら く 書 写 力 を 身 に つ け る
5
●数字は算用数字を使うことが 多い。ただし,「一つ」や「一 度」などは漢数字で書く。
●読点は,コンマ( ,)を使う ことが多い。
●文字の位置は,右の二通りの 書き方がある。
環かん 境きょう
井いの上うえ 図ず鑑かん 撮さつ影えい 日ひ陰かげ 乾かわいた 同じ内容の項こう目もくは,書き出しの位置をそろえる。
ページ数が多くなるときは,
ページ番号を入れる。
行の下の線をめあてに書く方法。
行の中心にそろえて書く方法。
標 題 本文 表紙 植物観察し、レポートにまとめる。
2
行頭の位置の取り方 横書きの書き方
サインペン
書くときの留意点
日付などを忘れずに。
構成は、レポートの形式をふまえる。
「だ・である」体と「です・ます」体を
交ぜて使わない。
相手が読みやすいように、
丁てい寧ねいな文字で書く。 鉛えん筆ぴつ
31
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誤りのないよう、楷かい書しょで丁てい寧ねいに書く。挨あい拶さつ
礼儀れいぎ
継続普通けいぞくふつう
松山市まつやま
大街道行の下の線をめあてに書くと整ってみえる。おおかいどう 願書を書くときは、黒い色の消えない筆記用具で書く。仮名は、漢字より小さめに書く。 願書の書き方志願理由書の書き方
ボールペンボールペン
107
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見やすく丁てい寧ねいな表紙
このノート一冊あれば学習内容は大丈夫!そんなノートにしたいね。
小学校五、六年で学んだ書く速さを意識して書こう。
余白縦書きの場合、行の中心をそろえる。 行頭 (○=できた
△=もう少し)
行間
字形や文字の大きさ、配列に気をつけて書く。 振 ふり返ろう
学習課題はわかり やすいようにけい などで囲む。
同じ内容の項こう目もくは,
書き出しをそろえ る。また,項目ご とに余白を取りな がら書くとよい。
筆記用具 の特とく徴ちょうを 生かす。
まとめは学習課題と 対応させてわかりや すく同じ体てい裁さいにする。
仮 か名 な遣 づかい 頃 ころ 姫 ひめ 求 きゅう婚 こん 昇 しょう天 てん
横書きノートの例
13
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わ か り や す く ま と め る 力 が 学 力 向 上 に つ な が る
実 社 会 で 活 用 で き る 「 書 式 の 教 室 」 各 教 科 の 書 く 活 動 と 連 動 し て い ま す 。 国 語 を は じ め と し て 、 社 会 、 理 科 、 数 学 な ど 、 各 教 科 バ ラ ン ス よ く 教 材 化 す る こ と で 、 カ リ キ ュ ラ ム ・ マ ネ ジ メ ン ト に も 対 応 し て い ま す 。
学 習 活 動 や 日 常 生 活 で の 活 用 は も と よ り 、 義 務 教 育 の 最 終 段 階 と し て 、 実 社 会 で 活 用 で き る 基 本 的 な 手 紙 の 書 き 方 、 包 み 紙 、 小 包 伝 票 の 書 き 方 な ど 豊 富 に 掲 載 し て お り 、 生 涯 に わ た っ て 活 用 で き ま す 。
p.4・5 p.12・13 p.30~37 p.78・79 p.82~85 p.94・95 p.98~107 p.110~112
関連箇所 関連箇所
p.4・5 p.32・33 p.98~107
書式の教室
拝はい啓けい 緊きん張ちょう 励はげます 笑えがお顔 祈いのる 敬けい具ぐ
日付は本文より二,三字分下げる。 段落のはじめを一字分下げる
書き方と,行頭をそろえる 書き方とがある。
署名は行末より一、二字分あける。宛あて名なは上の方に書く。
前文 主文
後付け 末文
縦書き 手紙の書き方頭とう語ご…「拝はい啓けい」など。時候の挨あい拶さつ…季節に合った挨拶文を書く。安あん否ぴの挨拶…相手の安否をたずねる。
起き辞じ…「さて」「ところで」など。本ほん文ぶん…伝えたい用件を書く。
結びの挨拶…相手の健康を気き遣づかう言葉など。結けつ語ご…頭語に対応させる。
日ひ付づけ…手紙の差し出し日署しょ名めい…差し出す自分の名前宛あて名な…相手の名前 早そう春しゅんの候こう 春しゅん暖だんの候 新しん緑りょくの候花の便りも聞かれるころとなりました。
初しょ夏かの候 盛せい夏かの候 残ざん暑しょの候連日厳しい暑さに蒸むされるころとなりました。
秋しゅう涼りょうの候 秋しゅう冷れいの候 晩ばん秋しゅうの候日増しに秋も深まるようになりました。
初しょ冬とうの候 厳げん寒かんの候 余よ寒かんの候寒さもひとしお身にしみるころとなりました。
歳さい 末まつの候 今年もいよいよ残りわずかとなってまいりました。
新しん
春しゅんの候 希望にあふれる新年を迎むかえ、心も新たになりました。
前文 主文 末文 後付け 春
夏 秋 冬 歳末
正月 時候の挨拶 頭語とうご
結けつ語ご 時候の挨あい拶さつ 改まった案内や報告したい内容を知らせる。
結語は行末より一字分あける。
結語は行末より一字分あける。
万年筆
100
中書_P100-101_書式の練習.indd 100 2019/04/23 8:33
お悔やみのときは、薄うす墨ずみで書く。 上書きは、左右の中心に書く。
自分の氏名を書く。
御お祝いわい
太田登おおたのぼる
御おん(お)礼れい 寸志すんし 粗品そしな 御見舞おみまい 記念品きねんひん 御香典ご(お)こうでん
受け取り人の氏名と住所 差し出し人の名前と住所
(氏名)
(国名)
(番地, 地名)
(市, 県, 郵便番号)
包み紙の書き方エアメールの書き方
上書きの例 お祝いのときは
濃こい墨すみ、お悔くやみのときは薄うすい墨で表書きを書く。
小筆 方が日�