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ス ク ー ル リ ー ダ ー シ ッ プ 開 発 コ ー ス

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Academic year: 2023

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(1)

ス ク ー ル リ ー ダ ー シ ッ プ 開 発 コ ー ス 福 岡 教 育 大 学 教 職 大 学 院

● 教 科 教 育 リ ー ダ ー プ ロ グ ラ ム ● 学 校 適 応 支 援 リ ー ダ ー プ ロ グ ラ ム ● 特 別 支 援 教 育 推 進 コ ー デ ィ ネ ー タ ー プ ロ グ ラ ム ● 学 校 運 営 リ ー ダ ー プ ロ グ ラ ム

2024

(2)

福岡教育大学 学長   飯田 慎司

教科教育力の組織的向上を目指すリーダー 児童生徒支援の専門性向上の担い手

特別支援教育の体制づくりの推進役

学校の課題解決を目指す次世代スクールリーダー

学長メッセージ

 福岡教育大学は、豊かな知を創造し、教育実践力にあふれた教員の養成を目指しています。

 そして、教職大学院は、新しい学校づくりの有力な一員となり得る新人教員の養成、地域や学校における指導 的役割を果たす確かな指導理論と優れた実践力・応用力を備えたスクールリーダーの育成を目指しています。

 本学では、平成21年に教職大学院(専門職学位課程)を設置し、これまで354名の修了生を輩出してきました。

現在、高度な実践力とリーダー性を持つ修了生が県内外の教育機関で活躍しています。

 また令和3年度から、本課程に対するニーズを踏まえ、学部卒業生等を主対象にした「教育実践力開発コー ス」と、現職教員を主対象にした「スクールリーダーシップ開発コース」の2コース8プログラムへと改編しま した。今後も、学校や教育委員会との連携を更に深めながら、研究・教育体制の充実と発展に寄与していきます。

 未来の教育を担う熱意あふれるみなさんの入学を心よりお待ちしています。

国語科、社会科、数学科、理科、英語科、保健体育科の6教科を対象に、専 門的学びの創造を目指します。教科の指導法や専門内容の学修と、授業実 践力の向上や研修のシステムづくりに向けた力量を高めます。

教科教育リーダープログラム

1 教科指導力を組織的に高める

校内の生徒指導・教育相談・キャリア教育・特別支援教育等の学校適 応支援状況を俯瞰し、個別の課題への対応と、体制づくりに向けた組 織的取組を推進する専門的力量の育成を目指します。

学校適応支援リーダープログラム

2 学校適応を包括的に推進する

特別支援教育を推進する地域のリーダーとなり、通級指導教室や特別支援 学級での指導等にも対応できる力量形成を目指します。障害の理論と実践 は、オムニバス方式で特別支援教育の諸領域の専門的に学びます。

特別支援教育推進コーディネータープログラム

3 校内外の特別支援教育を発展させる

学校全体の教育実践や指導の改善や、研究プロジェクト推進のための 指導力を育成します。学校運営に必要な諸理論を学び、現場を多面的 に捉えられる、教頭、主幹教諭、指導教諭等、リーダーを目指します。

学校運営リーダープログラム

4 学校課題解決のシステムを構築する

育成するリーダー としての人材像と カリキュラムの特色

現職教員を対象とするスクールリーダー シップ開発コースでは、4つのプログラ ムを設け、地域や学校において指導的役 割を果たすことのできる、確かな専門性 と優れた実践力・応用力を備えたスクー ルリーダーを育成します。

また、本コースは、学校マネジメント系 科目を4つのプログラムの必修・選択科 目と位置づけ、総体として小学校・中学 校・高等学校・特別支援学校における「ス クールリーダー」人材を幅広く育成する ことを目指しています。

コース内の 4 プログラム

(3)

教育課題と一体化した課題演習テーマ

専攻主任   坂井 清隆

スクールリーダーシップ 開発コース主任

西山 久子 課題演習の特色

在籍校等の管理職らによる 実践研究への協力

専攻主任挨拶

 本教職大学院は、令和3年度に、教員養成においても新たな社会変化への対応してい くためにさらなる改組を行いました。

 これまでの大学院教育の成果を踏まえ、新しい学校づくりの有力な一員となり得る新 人教員の養成、地域や学校における指導的役割を果たし得る確かな指導理論と優れた実 践力・応用力を備えたスクールリーダーの養成、現代的な課題に対応する研究能力を有 した専門職人材の養成などを目指した大学院づくりに向けて日々邁進しております。

 現在、令和7年度の特別支援教育コース(仮称)の設置に向けて、関係諸氏の皆様の ご意見をいただきながら様々な取り組みを進めているところです。今後の教職大学院の 取り組みにどうぞご期待下さい。

University of Teacher Education Fukuoka

現職教員院生と学部卒等院生が共に学ぶ

共 通 科 目

共通科目は、全コースの院生が共通に学ぶ基本科目で、今日的な教育 課題について幅広い専門的知識と実践力を修得するための5領域から 構成されています。

■概要 学部卒等院生と現職教員院生が学校教育に関する内容5領域

(教育課程、教科指導、生徒指導、学級・学校経営、学校教育 と教員の在り方など)について学びます。

18 単位

2年間の学びの成果としての

「課題演習」

教職大学院では、2年間を通して「課題演習」が設定されています。教 育実践研究の進め方を習得したり、学校現場がもつ課題の改善・解決 のための取組を実践し発表します。

■概要 各人の設定するテーマに基づく2年間の実践的研究(学校・

自治体に貢献するテーマを検討します。)

単位 4

教師としての各領域の専門的力量をさらに高める 

コース別科目

実践力、教育の未来を考えるための幅広い専門的視野と実践的開発力 の育成のため、各プログラム3〜5領域から構成されています。各コー スやプログラムの育成する人材像に沿った授業を講義・演習形式で行 います。

■概要 教師としての各領域の専門性を深める科目

14 単位

理論と実践の往還の基盤となる 

学校における実習

教職大学院の基本的課題である理論と実践の往還をめざし、すべての プログラムにおいて幅広い領域の実習を2年間通して行います。実習 は本学の附属学校に加えて、公立学校と連携して実施します。

■概要 理論と実践の往還の基盤となる継続的な実習

10 単位

教職大学院 学校/教育委員会

勤務校・自治体の現状分析

焦点化する課題の決定

改善プランの作成・提案

改善策の試行・評価・修正

汎用性のある改善策の生成

互恵性のある課題解決モデル

教育委員会・現場のニーズに合う人材育成 現場の実態をふまえたシミュレーション 現場での実践研究の運用面からの理解

大学教員の知見の活用 エビデンスに基づく科学的な分析

修士レベルの学習による新たな介入手法 学校現場の課題に対する理解の深化

大学院教育の可視化

大学教員による課題 演習への指導・助言

教職実践専攻 (教職大学院) 4 つの特徴 46

単位合計

現職院生の認識する学校課題 現場の教育課題

2

(4)

• 高等学校における教科のスペシャリストになりたい。

• 教科に関する高度な教材研究を深めたい。

• 授業研究やカリキュラム開発の手法を学んでみたい。

• 各学校における人材育成の指導的な役割を担う人材を目指したい。

教科等の高度な実践的指導力を有し、教科指導上の課題分析、課題解決に向けた具体的な取組の推進にお いて指導的役割を果たすリーダー教員を育成します。「校内体制づくり」領域、「教育実践開発」領域、「学校 マネジメント」領域をプログラムの柱として、教科の専門的な指導力向上を推進する人材を育成します。

● 教科のスペシャリストとしての優れた教科指導能力の向上

● 教科・領域を関連付けた教育課程の開発

● 教科のスペシャリストとしての教科指導能力向上を促進する実習と講義

の往還

教科教育リーダープログラム

※ 共通科目 コース別科目

大竹 晋吾 

教授 出願時のポイント

● 特色あるカリキュラム

「教科内容研究と教材開発」 (英語科)

英語教育の変遷をふまえ、代表的な教授法を理解し、

コミュニケーションの4技能向上を含む英語教育の 在り方について、同僚の教科指導力の向上に資する支 援と評価が行えるようになることを目指します。

● 授業科目紹介

● 時間割

理論に基づいた英語科指導法を原文で読みながら、講義 をしていただきました。学校現場で試行錯誤しながら 行っていた授業が、理論的に裏付けされ、また新たな方 略を習得し、実践するなど、良い学び直しの機会となり ました。

福岡県立京都高等学校(英語)

横山 笛美

受講生の声

1年前期 1年後期

プログラム代表

井之上 浩幸 

特任教授

月 火 水 木 金

1

【実習】

異校種実習

(附属中学校  6月2週間週4日)

特別活動・総合的な 学習の時間の

実践と課題

2

生徒指導の理論と実践 スクールコンプライアンスと教職プロ フェッションの開発

現代社会に おける 教育の課題

3

障害のある児童生徒の理解と 合理的配慮

教科教育の理論 と実践Ⅰ 

(英語科)

教科教育実践と 指導法の改善

4

勤務校との調整 先進校の視察等

5

教科内容研究と 教材開発Ⅰ

(英語科)

学校カウン  セリングの方法

課題演習

Ⅱ−1

集中講義:学校における統計基礎 チーム学校と学校組織マネジメント

月 火 水 木 金

1

教育改革の動向と学校経営・

学級経営の課題

【実習】

教科指導 基礎実習

(10 月〜2月 週1回 15 週間)

課題演習

Ⅱー2

2

教科内容研究と教材開発Ⅱ 

(英語科)

学校間連携・ 

地域連携  マネジメント

3

自立活動の理論と心のバリアフリー の実践

勤務校との調整 先進校の視察等

4

マネジメントのカリキュラム・

理論と実践

授業分析・

リフレクション の理論と実践

5

教科内容研究と 教材開発Ⅲ 

(英語科)

教科教育の 理論と実践Ⅱ

(英語科)

集中講義:チーム学校と学校組織マネジメント

(5)

• 子どもの学校適応を支援する専門的力量を高めたい。

• 生徒指導・教育相談・特別支援教育・キャリア教育・学習指導・校内体制づくりを包括的 にコーディネートする力量を高めたい。

• 学校内外の関係機関を含めたネットワークづくりをリードする人材を目指したい。

「学校の教育目標の達成には、子どもの学校適応が不可欠である」という認識のもとに、「教育相談コーディ ネーター」をはじめとする学校適応支援の包括的かつ専門的な力量形成を目指します。全ての子どもが学 校に適応できるように、学校内外の教育や福祉に関わる関係者および関係機関をコーディネートし、地域 の児童生徒支援のネットワークで指導的な役割を果たすことができるスクールリーダーを育成します。

学校適応支援リーダープログラム

出願時のポイント

西山 久子 

教授

● 授業科目紹介

「予防・開発的教育相談」

1年前期に履修するこの科目では、子どもの学校適応を ねらいとした心理教育プログラムの理論や手法を理解 し、自らがそれらを実践できるとともに、実際に学校に 導入できるようになることを目指します。

※ 共通科目 コース別科目

● 時間割

1年前期 1年後期

● 校内の生徒指導・教育相談・キャリア教育・特別支援教育等の学校

適応支援の状況を俯瞰

● 学校心理士資格取得(学校心理士養成課程に準拠したカリキュラム

による受験科目免除の措置が受けられます)

● 教育相談コーディネーター等としての学校適応の専門性取得に向け

た実習と講義の往還

● 特色あるカリキュラム

野口 博明 

特任教授

プログラム代表

山田 洋平 

准教授

学校現場では、たくさんの心理教育プログラムが実践さ れていますが、私自身、授業実践に難しさを感じていまし た。しかし、この授業をきっかけに、学校の実態に合った 心理教育プログラムの授業展開を構想することができる ようになりました。

北九州市立篠崎中学校 井上 鷹

受講生の声

月 火 水 木 金

1

課題演習Ⅱ−1

【実習】

特別支援教育  実践実習

(附属福岡小・中学校  9月2週間週4日)

授業研究実習

(附属小・中学校  6月2週間週4日)

勤務校との調整 先進校の視察等

2

生徒指導の理論と実践 スクールコンプライアンスと教職プロ

フェッションの開発

現代社会に おける 教育の課題

3

障害のある児童生徒の理解と 合理的配慮

教科教育実践と 指導法の改善

4

予防・開発的教育相談

5 (

合同ゼミM2 との 

セリングの方法学校カウン 

集中講義:学校における統計基礎 チーム学校と学校組織マネジメント

月 火 水 木 金

1

教育改革の動向と学校経営・

学級経営の課題

学習指導支援の 理論と実践

【実習】

学校カウン  セリング実習 A

(10 月〜2月  週1回 15 週間)

勤務校との調整 先進校の視察等

2

教育的ニーズの把握と評価

3

課題演習Ⅱー2 自立活動の理論と心のバリアフ リーの実践

4

マネジメントのカリキュラム・

理論と実践

授業分析・

リフレクション の理論と実践

5 (

合同ゼミM2 との 

スーパー ビジョン実習 

集中講義:発達援助の理論と実践 チーム学校と学校組織マネジメント

4

University of Teacher Education Fukuoka

(6)

• 特別支援教育コーディネーター、通級による指導、特別支援学級担当者としての力量を高めたい。

• 自立や社会参加と共生社会の実現にむけて、特別支援教育の校内組織体制づくりを進めたい。

• 特別な教育的ニーズのある児童生徒の学習指導や支援に向けた学校体制づくりをリードしたい。

小・中・高等学校等において、学校組織に働きかける「特別支援教育コーディネーター」等として、生徒指導・

教育相談・キャリア教育といった全ての児童生徒に通じる視点をもちながら、特別な教育的ニーズのある 児童生徒への学習指導や適切な支援に向けた学校体制づくりの取組をリードします。

特別支援教育推進コーディネータープログラム

※ 共通科目 コース別科目

プログラム代表

中山 健 

教授 出願時のポイント

「特別支援教育実践実習」

附属福岡小・中学校で履修するこの実習は、特別支援 学級における個別の指導計画に基づいた授業づくり や学級経営について観察及びTT指導を通して学びま す。特に知的障害児の特性や教育的ニーズについて、

アセスメントを基に指導案を作成し授業実践を行い ます。

● 授業科目紹介

牛島 玲 

教授

● 時間割

1年前期 1年後期

河村 暁 

准教授

実態に応じて学びの内容をコース別に設定することで、

一緒に学びながら子どもに寄り添った学びを展開する授 業づくりを実践しました。子どもの実態を把握し、授業づ くりを学ぶ実習となり、特別支援学級を担う教師ならで はの実践経験はとても有意義な実習だと感じました。

福岡市立赤坂小学校 松尾 章子

受講生の声

● 特別支援教育を推進する地域のリーダーとなり、通級指導教室や特別支

援学級での指導等にも対応できる力量形成

● 学校心理士資格取得(学校心理士養成課程に準拠したカリキュラムによ

る受験科目免除の措置が受けられます)

● 特別支援教育コーディネーター等として特別支援教育の推進を担える力

量を形成できる実習と講義の往還

● 特色あるカリキュラム

月 火 水 木 金

1

課題演習Ⅱ−1

【実習】

特別支援教育  実践実習 

(附属福岡小・中学校  9月2週間週4日)

授業研究実習 

(附属小・中学校  6月2週間週4日)

勤務校との調整 先進校の視察等

2

生徒指導の理論と実践 スクールコンプライアンスと教職プロ

フェッションの開発

現代社会に おける 教育の課題

3

障害のある児童生徒の理解と 合理的配慮

教科教育実践と 指導法の改善

4

予防・開発的教育相談

5 (

合同ゼミM2 との 

セリングの方法学校カウン 

集中講義:学校における統計基礎 チーム学校と学校組織マネジメント

月 火 水 木 金

1

教育改革の動向と学校経営・

学級経営の課題

学習指導支援の 理論と実践

【実習】

学校カウン  セリング実習 B

(10 月〜2月 週1回 15 週間)

2

教育的ニーズの把握と評価 障害の理論と 実践

3

課題演習Ⅱー2 自立活動の理論と心のバリアフ リーの実践

勤務校との調整 先進校の視察等

4

マネジメントのカリキュラム・

理論と実践

授業分析・

リフレクション の理論と実践

5 (

合同ゼミM2 との 

スーパー ビジョン実習 

集中講義:発達援助の理論と実践 チーム学校と学校組織マネジメント

(7)

• 学校組織をマネジメントする理論的・実践的な知識・技術

• 教育課程開発(編成・実施・評価)、校内研修・人材育成、危機管理、学校評価、学校−

地域連携などの学校組織マネジメントの分野を専門的に学びたい。

これまでの教職経験で身につけた学級経営力および授業力、若手教員等を指導してきた経験をもとに、そ れらを科学的な分析・考察により客観化する能力を身につけます。学校全体の教育実践や指導の改善をリー ドする指導力を発揮し、教頭、主幹教諭、指導教諭等として、学校及び研究会等を運営し地域の課題を解決 することができる将来の学校運営リーダーを育成します。

● 

「次世代スクールリーダー教育」「ミドルリー ダー人材育成」をコアとしたカリキュラム

● 学校運営リーダーとしての学校経営・運営力

の修得に向けた実習と講義の往還

学校運営リーダープログラム

プログラム代表

鬼木 務 

教授 出願時のポイント

● 特色あるカリキュラム

峯田 明子 

特任教授

大竹 晋吾 

教授

森 保之 

教授・副学長

※ 共通科目 コース別科目

● 時間割

1年前期 1年後期

この授業では、理論から先進的な事例まで幅広く学べ ました。また、在籍校のOJTの改善案を提案し、現場で 活かしていくことが想定された授業内容でした。院生 や教授と熱く議論する場もあり、大変充実した授業で した。

筑紫野市立筑紫東小学校 西村 幸治

受講生の声

● 授業科目紹介

「OJTとチームマネジメント」   

研究先進校・開発校、在籍校での具体的な実践事例の 分析をもとに、グループディスカッションやプレゼン テーションをベースとした学習を行います。各学校に おける人材育成計画、校内研修テーマを踏まえ、目標 の具現化、方法の焦点化、指導法の開発、評価等、研 究推進の基礎的な理論や実践を習得します。

月 火 水 木 金

1

【実習】 

授業研究実習 

(附属小・中学校 6月2週間週4日) 

  教育連携

コラボ  レーション実習 

(附属幼稚園・協力校 6 月・9 月 各1週間5日)

課題演習

Ⅱ−1

2

生徒指導の理論と実践 スクールコンプライアンスと教職プロ フェッションの開発

現代社会に おける 教育の課題

3

障害のある児童生徒の理解と 合理的配慮

教科教育実践と 指導法の改善

4

教職員の人材育成

マネジメント 勤務校との調整 

先進校の視察等

5

セリングの方法学校カウン 

集中講義:学校における統計基礎

     学校組織開発とデータ分析 チーム学校と学校組織マネジメント

月 火 水 木 金

1

教育改革の動向と学校経営・

学級経営の課題

学校の危機管理 と教育法規

【実習】 

学校組織 マネジメント 

実習Ⅰ 

(10 月〜2月  週1回 15 週間) 

課題演習

Ⅱー2

2

マネジメントのカリキュラム  PDCA

OJT とチーム  マネジメント

学校間連携・ 

地域連携  マネジメント

3

自立活動の理論と心のバリアフ リーの実践

勤務校との調整 先進校の視察等

4

マネジメントのカリキュラム・

理論と実践

授業分析・

リフレクション の理論と実践

5

集中講義:チーム学校と学校組織マネジメント

6

University of Teacher Education Fukuoka

(8)

 教育現場は GIGA スクール構想による 急速な ICT 化や新学習指導要領実施に伴 う学習評価の充実等、大きな過渡期を迎 えています。在籍校では、パフォーマン ス課題と評価法の作成・活用による「目 標−指導−評価」が一体となった授業改 善に組織的に取り組むことが、生徒の資 質・能力育成の一助になると考えました。 1 年次は、英語科を中心 に研究を進め、教師同士が学びあい、知見を深めることは大変意義 深い と感じました。教職大学院で学んだ理論と実践の往還により県 全体の教育に寄与できるよう、さらに学び続けます。

 今、粘り強く学習に取り組む姿勢や、

自己調整的に学習する力である「主体的 に学習に取り組む態度」を育むことが求 められています。私はこの能力の育成を ねらいとして、生徒自身が主体的に取り 組む自学ノートや、理科学習において

「SEL-8S」の実践効果を検証しました。

実践を通して、生徒自身が学習目標の設定をし、適切な学習環境や 効果的学習方略を選び、自己モニタリングをして学習に対する自己 効力感をもつようになってきました。今後はこの取組を、在籍校だ けでなく校区の小学校とも連携しすすめていきたいと考えています。

1年前期 1年後期

多様なキャリアステージの仲間と学ぶ 授業 個別課題に迫る 課題演習 様々な 学校実習

・モデル事業実践(試行)

・エビデンスによる成果検討

・次年度計画調整・改善

モデル

づくり 9月:(学内)

課題演習報告 秋期:(自治体)

長期派遣進捗報告 春期:(自治体)

長期派遣進捗報告

課題演習(合同ゼミ)

教職大学院での2年間の学びの流れ:授業・課題演習・学校実習が連動し学びを深めるカリキュラム

演習を取り入れた共通科目 新人院生と合同の共通科目

研究者教員と実務家教員による指導

ハイブリッド型授業の活用 オリエンテーション

特別支援教育に関わる実習 実習先での活動 プログラムをこえた協議

スクールリーダーシップ開発コース

4月:オリエンテーション・

   歓迎行事

自身の授業実践を再点検する附属学校での実習

M1の次年度に向 けた実践研究の 発展のため、プロ グラムを越えてス クールリーダ ー シップ開発コース の教員・院生で協 議し、改善策を検 討します。

高等学校における組織的な授業力向上の一考察

―パフォーマンス課題と評価法の作成・活用を通して―

福岡県立折尾高等学校

山田 雅人

教科教育リーダープログラム

テーマ

・学校課題の分析

・探求課題の焦点化

・勤務校との調整

学校

アセスメント・

ニーズ調査

中学生の「主体的に学習に取り組む態度」の育成に関する研究

―社会性と情動の学習プログラム「SEL‑8S」の実践を通して―

みやこ町立勝山中学校

有吉 由紀子

学校適応支援リーダープログラム

テーマ

(9)

 通常の学級には、生活面や学習面など で支援を必要としている子供が数多く在 籍しています。その子供たちのニーズを 適切に把握し、担任だけではなくチーム で子供を支えていくことのできる仕組み 作りを研究しています。1年目は、チー ム支援の有効性を検証するための実践を 行いました。実践を重ねる毎に新たな課題がみえてくるところに、

研究の難しさとやりがいを感じた1年間でした。

 在籍校では、校長先生をはじめたくさんの先生方が研究に協力し てくださっています。多くの先生方と対話を重ねながら研究を進め ていきたいと思います。

 多様化・複雑化する教育課題に対して、

教職員の協働体制を構築し、参画意識を 高め、自律的に学校を運営することが求 められています。講義や実習を通して「自 律的組織運営を目指す学校評価の活用」

や「ICT を活用した校務分掌組織のマネジ メント」について研究を進めています。

学校評価指標を共有化する部会運営や、部会業務のデジタル化を図る 支援の在り方について追究しています。理論と実践の往還から、変化 に対応できる学校運営の在り方や課題解決に向けたミドルリーダーと しての参画意識等について学んだことを、在籍校をはじめ福岡市の学 校教育に活かすことができるよう研鑽を積みたいと考えます。

研究報告会での発表 対面型/オンライン型

春期:(自治体)

長期派遣最終報告

2年前期 2年後期

「研究報告会」では、研究成果を学内外の方々に発表します。

・学校全体など課題解決の  提案を広く展開

・スクールリーダーとしての  課題意識に基づく検討

本実践

・実践成果と課題の集約

・改善内容の定着化

・スクールリーダーと  しての俯瞰的視点

春期:(自治体)

長期派遣進捗報告

本実践の汎化 学校改革の推進 9月:(学内)

課題演習報告 秋期:(自治体)

長期派遣進捗報告 学内行事:

現職コース 合同ゼミ

学会発表

個々のゼミ指導 授業時のディスカッション 校種の異なる現場の課題解決

実習先での報告会 管理職業務のシャドウイング 若年層教員の人材育成 実習先での校内研修

〇講義系科目(共通科目・コース別科目)は1年前期・後期が中心になります。各種実習・課題演習が並行して行われます。

〇実習:各期毎にテーマの異なる実習が行われます。プログラムによって通年型・集中型の多様な実習先(附属学校・児童支援施設・勤務校等々)で学びを深めます。

〇課題演習:1年度・2年度末に教育委員会や勤務校・実習校、多数関係者にご参加いただき「中間報告会」 「最終報告会」で成果を報告します。

「FUE学校 適応研究会」

本教職大学院で 学び、学 校 心 理 士の資格を取得さ れた方のリカレント 教育のため、本研 究会では年6回程 度 の 研 修 会 を 行っています。

「継続した 学会等での 研究発表」

修了後も学び続 ける教師としての 多様な取組をサ ポートします。

修了後の フォローアップ

M1の次年度に向 けた実践研究の 発展のため、プロ グラムを越えてス クールリーダ ー シップ開発コース の教員・院生で協 議し、改善策を検 討します。

通常の学級における特別な教育的支援を要する 児童へのチームによる支援に関する研究

―ケース会議の活用・校内支援体制の整備を通して―

宗像市立河東小学校

矢内 遥平

特別支援教育推進コーディネータープログラム

テーマ

小規模校における自律的組織運営に関する研究

―「校務運営部会」のマネジメントを通して―

福岡市立東光小学校

船津 吉統

学校運営リーダープログラム

テーマ

8

University of Teacher Education Fukuoka

(10)

:教育実践力開発コース :スクールリーダーシップ開発コース

教 員 紹 介

●担当授業

学校間連携・地域連携マネジメント、

スクールコンプライアンスと教職プ ロフェッションの開発

●研究分野の内容

学校現場と教育行政での業務経験に 基づき、これからの時代に求められ る学校及び教育行政のリーダーシッ プとマネジメントの在り方について 研究を進めています。特に地域との 連携・協働による学校経営(コミュ ニティ・スクール、地域学校協働本 部活動)を推進しています。また、数 学的活動を重視した算数科教育も研 究しています。

森 保之

教授・副学長・

研究科長

【専門分野】

学校経営地域連携教育 算数科教育

●担当授業

教科教育実践と指導法の改善、教科 等における授業実践と評価の研究Ⅲ

(国語)

●研究分野の内容

専門は国語科教育。説明的文章の読 解指導を中心に研究しています。学 習者が日常の読みを通して、論理的 に認識の限界を克服していけるよう な読解指導のあり方について研究し ています。また、国語科教育全般に ついて、楽しい授業づくりを実現す るための研究にも取り組んでいま す。

青山 之典

教授

【専門分野】

教育学国語科教育

●担当授業

教育実践研究の理論と授業分析トラ イアル、教科教育実践と指導法の改 善

●研究分野の内容

授業研究、カリキュラム研究を中心 に、教育方法学の知見(授業分析)を 生かした実践研究に取り組んでいま す。特に社会科教育・シティズンシッ プ教育のフィールドで、学校現場と 連携しながら個を生かすカリキュラ ムや授業プランの開発・実践・評価 にも取り組んでいます。

坂井 清隆

教授 教職実践専攻主任

【専門分野】

教育方法学 社会科教育

●担当授業

学校カウンセリングの方法、教育的 ニーズの把握と評価

●研究分野の内容

人生を通じた成長に向けた、学齢期の学 習面・心理情動面・キャリア面の発達の促 進を、学級担任や担当者がガイダンスと 個別指導でどう展開するか、管理職のリー ダーシップやミドルによる学校コンサル テーションをどう推進するかについて、

組織臨床的な研究をしています。国内外 でSCとして勤務した経験から、他の文化 圏との比較研究をふまえた、包括的スクー ル・カウンセリングにおける専門性の在 り方にも興味があります。

西山 久子

教授 スクールリーダーシップ 開発コース主任

【専門分野】

学校教育学 教育相談

●担当授業

教科教育実践と指導法の改善、授業 実践と評価の研究Ⅰb(数学科)

●研究分野の内容

公立中学校や高等学校等に20年間勤 務し、数学科についての実践研究を 行ってきました。最近は、数学理論 の成果を課題学習等の素材として再 構成することにより、主体的学びを 展開するための教材開発を行う研究 に取り組んでいます。算数・数学科 において、「主体的・対話的で深い学 び」を実現する授業づくりについて 皆さんと一緒に考えていきたいと 思っています。

有元 康一

准教授 教育実践力開発 コース主任

【専門分野】

算数・数学科教育

●担当授業

教育実践の理論と授業づくり(英語 科)、教科内容研究と教材開発Ⅰ(英 語科)

●研究分野の内容

学校現場(高校)では、実用英語をバ ランスよく伸ばす英語教育と大学入 試問題の研究に取り組んできまし た。指導主事時代、小学校英語や中 学校英語に触れた経験も生かして、

英語を学ぶ楽しさを感じながら実践 的英語力を身につける授業づくりの 研究に取り組んでいます。

井之上 浩幸

特任教授 教科教育リーダー プログラム代表

【専門分野】

外国語英語科教育

●担当授業

自立活動の理論と心のバリアフリー の実践、障害の理論と実践

●研究分野の内容

指導行政及び学校管理職としての実 務経験をもとに、特別支援学級・通 級指導教室の授業づくりや特別支援 教育の考え方に基づく校内支援体制 の構築などの実践に取り組んできま した。また、交流及び共同学習や心 のバリアフリーなどについても実践 的な研究を進めています。

牛島 玲

教授

【専門分野】

特別支援教育 学校運営

●担当授業

教職員の人材育成マネジメント、カ リキュラム・マネジメントの理論と 実践

●研究分野の内容

教育経営学が専門分野です。学校に おけるスクールリーダーとしての管 理職層、ミドルリーダー等のマネジ メント層の職能開発について、プロ グラム開発・指導法の開発等を通じ て理論的・実証的研究を行っていま す。また、教育委員会の政策評価、教 員研修プログラム開発、カリキュラ ムマネジメントの研修にも携わって います。

大竹 晋吾

教授

【専門分野】

教育経営学校経営 スクールリーダー教育

●担当授業

授業実践の理論と授業づくり(社会 科)、授業実践と評価の研究Ⅳ(社会 科)

●研究分野の内容

1950年代から1970年代、または現代 のアメリカ社会科教育について研究 しています。

小田 泰司

教授

【専門分野】

社会科教育

●担当授業

学校評価と学校改善、OJTとチーム マネジメント

●研究分野の内容

小学校での教員・管理職経験や教育行 政での経験を生かして、先生や学校を 元気にする研究・実践を目指していま す。学校経営・学校運営では、学校組 織マネジメントとリーダーシップ、コ ミュニティ・スクールについて研究を しています。また、教科では、数学的 な見方・考え方を生かした算数科学習 指導、学ぶ意欲を高める算数科の教材 づくりについても研究しています。

鬼木 務

教授 学校運営リーダー プログラム代表

【専門分野】

学校経営学校運営 算数科教育

●担当授業

道徳教育の実践と課題、未来をつく る教師の力量

●研究分野の内容

教師の職能成長や教師間の人的ネッ トワークに関心を持っています。特 に、教師の学校内外の人的資源、さ らにそれらと教師が行う授業の関わ りについて研究しています。一人ひ とりの教師の職能成長は、児童生徒 の学力向上など教育の質に結びつく 重要なものであると考え、研究を進 めています。

兼安 章子

准教授

【専門分野】

教師教育家庭科教育

●担当授業

学級経営のPDCAと学習環境デザ イン、教育連携フィールドワーク

●研究分野の内容

社会科や生活科、総合的な学習の時 間で地域素材、地域人材を教材化し 主体的、対話的で深い学びの具現化 のあり方について研究しています。

また、学校における機能的な組織運 営を通した人材育成の在り方につい て実践的な研究を進めています。

川島 耕司

特任教授

【専門分野】

社会科教育 学校経営人材育成

●担当授業 発達援助の理論と実践

●研究分野の内容

特別支援教育の対象となる児童生徒 の中でも特に発達障害について研究 しています。発達障害の心理と教育 について取り組んでいます。障害の ある児童生徒の教育相談や臨床活動 に取り組んだ経験を活かしながら、

地域の学校に巡回相談に出向くなど の活動をしています。障害のある人 のロマンティック・サイエンスに興 味をもっています。知能検査や認知 検査等の心理アセスメントに関する 研究を行なっています。

中山 健

教授 特別支援教育推進 コーディネーター プログラム代表

【専門分野】

特別支援教育

●担当授業

特別支援教育における資源の活用と 連携、学級における特別支援教育の ケース研究

●研究分野の内容

発達障害のある子どもの認知特性を アセスメントし、それに応じた学習 支援の技術を選択、開発する研究・

実践を行います。読み書きだけでな く読解や作文、計算、問題解決(文章 題)を対象としています。ワーキン グメモリの概念に基づいて個別から 集団での支援方法を考えます。子ど もが学習や環境に対し無力ではない と感じることを目指します。

河村 暁

准教授

【専門分野】

特別支援教育

●担当授業

教育の情報化における課題と実践、

教科教育実践と指導法の改善

●研究分野の内容

教科教育におけるICT活用(教師の ICT活用や児童生徒の1人1台端末 の活用等)や情報活用能力の育成に 向けた実践的研究に取り組んでいま す。また、教員のICT活用指導力の向 上、ICT活用の普及に取り組んでい ます。

中西 一雄

講師

【専門分野】

教育工学情報教育(ICT活用)

(11)

アドミッション・ポリシー 入学者受入の方針

 教職実践専攻においては、1)教員としての高い使命感、豊かな人間性・社会性、2)

教員としての高度で専門的な知識・技能、3)学校現場の課題に対応できる教員とし ての実践的指導力、4)教員のキャリア・ステージに応じたリーダー教員としての力 量を培い、小学校、中学校・高等学校で活躍できる教員の養成を目標としています。

 そのために、若年教員層のリーダーや、教科教育、学校適応支援、特別支援教育推進、

学校運営といったスクールリーダーに求められる専門的な知識・技能、実践的指導力 等を高めるカリキュラムをプログラムごとに編成しています。

〈そこで、次のような人の受験を期待します〉

◎高い教育実践力により学校教育を推進・発展させようという熱意を持った人  教育実践力開発コースでは、学士課程において身につけるべき教員としての幅広 い視野と豊かな教養、高い専門性、確かな実践力、責任を担う社会性、将来にわた る自己実現力を有すると共に、幼稚園教諭一種免許状、小学校教諭一種免許状、中 学校教諭一種免許状若しくは高等学校教諭一種免許状のいずれかを有している人 または取得見込みの人

 スクールリーダーシップ開発コースでは、原則として、一定の教職経験に基づく 教育実践力を有している人

◎高い人権意識、バランスのとれた思考と自己理解力のある人

◎それぞれのプログラムにおいて必要となる基礎的な知識・技能を有している人

〈入学者選抜では、次のような力を評価します〉

◎教育実践力開発コースでは、一般選抜、福岡教育大学学内推薦選抜、協定校特別推 薦選抜を実施します。

○教育実践力開発コースにおいては、「論文(教科等もしくは教職に関する内容)」、「集 団による課題解決・面接」を課します。

・「論文(教科等もしくは教職に関する内容)」では、基礎的な学習の到達度や、当 該コースに関する関心や理解、教育課題に対する意識、分析能力、論理的記述能 力等を評価します。

・「集団による課題解決・面接」では、グループ協議によって教職に関する課題を 解決する力、口頭で明確に論理的に発表する力、自己への省察力、教職への意欲・

熱意、高い人権意識について総合的に適性を評価します。

○福岡教育大学学内推薦選抜、協定校特別推薦選抜においては、「面接」を課し、口頭 で明確かつ論理的に発表する力、自己への省察力、教職への意欲・熱意、高い人権 意識について総合的に適性を評価します。

◎スクールリーダーシップ開発コースにおいては、一般選抜を実施します。

・試験は「口述試験」を課し、事前に提出された教育実践や課題演習構想に関する 関心や理解、教育課題に対する意識、分析能力等の当該コースおよびプログラム において求められる力、自己への省察力、高い人権意識について総合的に適性を 評価します。

ディプロマ・ポリシー 学位授与の方針

 福岡教育大学大学院教育学研究科教職実践専攻は、教育現場において、児童・生徒 への実践的指導、学校適応の推進、特別支援教育の推進または学校運営を行う高度専 門職業人としての力を「教職修士力」として、それらを身につけ、かつ所定の単位を 修得した学生に対して、修了時に「教職修士(専門職)」の学位を授与する。

○教員としての高い使命感、豊かな人間性・社会性

  学校教育や教員の職務への深い理解に裏打ちされた教職に対する高い使命感、生 涯にわたり人間的に成長していく能力を有すると共に、学士課程等で培われた国際 性、教養、学識を一層幅広く深めることにより学校教育での諸課題に対応できる豊 かな人間性・社会性を備えている。

○教員としての高度で専門的な知識・技能

  学士課程等で培われた幅広い専門的な知識・技能をさらに深め、学級経営・学校 経営、教育環境に関する知識・技能、教科等の教材開発及び授業改善、学校適応支援、

特別支援教育推進に関する知識・技能、教員としての人間関係形成に関する知識・

技能を一層広く有している。

○学校現場の課題に対応できる教員としての実践的指導力

  教職において求められる高度で専門的な知識・技能を土台とし、学校教育での特 別支援を含めた多様な諸課題を解決できるとともに優れた教育実践を創造し、遂行 する能力を有している。

○教員のキャリア・ステージに応じたリーダー性

  キャリア・ステージに応じて、児童・生徒に確かな学力を身につけさせることが できる高い授業力、豊かな人間性を育成できる心温かく的確な生徒指導・学級経営 力、学校において中核となって教育実践や運営を推進できるリーダーとしての能力 を有している。

カリキュラム・ポリシー 教育課程編成・実施の方針

○それぞれのプログラムにおいて、若年教員層のリーダー、教科指導のリーダー、学 校適応支援のリーダー、特別支援教育推進のリーダー、または、学校運営のリーダー となる人材の育成を目指し、専門的な知識・技能や学校現場の課題に対応できる実 践的指導力を向上させ、教員としての強靱な精神を涵養する教育課程を編成・実施 する。

○学部卒等院生(教職系・教科系)、現職教員院生(教職系・教科系)の計4つのタイ プの院生を、今日的な教育課題に向かい課題解決力を磨く学修者ととらえ、異なる キャリアや体験を活かし主体的・協働的に教科実践力・教職実践力を高めて行く ことができるように教育課程を編成・実施する。

○教職の専門性を幅広く確実に習得するため、研究者教員と実務家教員の協働体制の もと、事例研究の方法やワークショップの指導方法を重点的に身につけるととも に、講義・演習、実習、課題演習といった科目間の関連性が確保された階層的で体 系的な教育課程を編成・実施する。

○高度専門職業人としての教員に求められる資質・能力を育成するために、講義・演 習、実習、課題演習科目等を通じて、優れた教育実践を分析・検討して理論化したり、

理論的な背景に基づいた構想を実践レベルに具体化したりするなど『理論と実践の 往還』を重視した教育課程を編成・実施する。

○全開講科目において、本学の理念・目的に沿い、高度専門職業人としての教員を養 成するための一般・到達目標並びに成績評価の判断基準・方法を定め、教員間で共 有し、適正な評価を行う。

○課題演習では、教育実践における諸課題の解決を目指し、各自が設定したテーマに ついて主体的かつ継続的に学修した成果を総括的に評価する。

●担当授業

授業実践と評価の研究Ⅰb(理科)、

教科内容研究と教材開発Ⅰ(理科)

●研究分野の内容

研究分野の内容 生化学・分子生物 学などの理解を背景として、小学校・

中学校・高等学校の理科(主に生命・

生物分野)の観察・実験の科学性と再 現性の視点からの工夫・改善・開発と 授業改善について研究しています。

カリキュラム・マネジメントの視点 からの教科間の結びつけにも取組ん でいます。

西野 秀昭

教授

【専門分野】

理科教育理科教材開発

●担当授業

スクールコンプライアンスと教職プ ロフェッションの開発、家庭・地域・

学校の連携・協働の構築

●研究分野の内容

理科及び総合的な学習の時間に関す る授業や単元構成についての実証的 な研究に取り組んでいます。また、

中学校理科教員や教育行政、小学校 と中学校における管理職経験を踏ま え、組織マネジメントや若年層教員 の人材育成についても研究していま す。

花島 秀樹

特任教授

【専門分野】

理科・総合的な 学習の時間 学校経営人材育成

●担当授業

教育実践の理論と授業づくり(保健 体育科)、教科教育の理論と実践Ⅰ

(保健体育科)

●研究分野の内容

学習者が教師の支援により、知識の 構造化とその活用を図る体育科・保 健体育科教育の研究に取り組んでい ます。体育授業における「試行」と「思 考」の往還を大切にし、3つの資質・

能力をバランスよく育んでいく授業 研究にも取り組んでおり、小・中学 校の先生方との協働による様々な領 域での実践研究を行っています。

本多 壮太郎

教授

【専門分野】

体育科教育学 体育科教師教育

●担当授業

授業実践と評価の研究(保健体育 科)、教科内容研究と教材開発(保健 体育科)など

●研究分野の内容

保健体育科教育における指導の工夫 や指導と評価の一体化を実現するた めの授業実践に取り組んでいます。

管理職や指導主事としての経験を活 かし、教師の指導力向上や授業改善 力向上に取り組んでいます。

松﨑 治一

特任教授

【専門分野】

保健体育科教育

●担当授業

地域教育資源の開発ワークショッ プ、カリキュラムマネジメントの PDCA

●研究分野の内容

これまで、地域の教育資源(人・もの・

こと)を活用した生活科・総合的な 学習の時間を軸に、地域と連携・協 働する社会に開かれた教育課程の在 り方について研究を進めてまいりま した。また、その編成・実施・点検・

改善にあたって、学校・地域が一体 となって取り組んでいく体制や仕組 みについても実践的な研究を行って います。

峯田 明子

特任教授

【専門分野】

教育課程地域資源開発 生活科・総合的な 学習の時間における 理論・実践

●担当授業

教科等における授業実践と評価の研 究Ⅲ(英語)、教科教育の理論と実践

Ⅰ(英語科)

●研究分野の内容

専門は英語科教育。主として初等・

中等の英語教育におけるリーディン グ、ライティングおよび語彙習得の 研究をしています。またコミュニ ケーションにつながる文法指導や4 技能統合、さらにそれを実現に導く タスク活動についても研究を行って います。

森 千鶴

教授 

【専門分野】

英語科教育

●担当授業

生徒指導の理論と実践、予防・開発 的教育相談

●研究分野の内容

子どもの学校適応の促進を目的に

「社会性と情動の学習」と呼ばれる社 会的能力を育成するための教育プロ グラムを開発し、幼稚園や小学校な どの学校現場で実践的な研究を行っ ています。特に、良好な人間関係を 築くために重要となる他者の感情を 理解する能力や自分の感情をコント ロールする能力の育て方に関心を 持っています。

山田 洋平

准教授 学校適応支援リーダー プログラム代表

【専門分野】

生徒指導教育心理学

●担当授業

授業分析・リフレクションの理論と 実践、授業実践と評価の研究Ib(国 語)

●研究分野の内容

研究分野は、話し合いの指導、個別 化・個性化の実現、教師教育の3つ です。話し合いの指導は、話し合う ときの思考過程を対象、個別化・個 性化の実現は、大村はまの「学習の 手びき」とイエナプラン教育を対象 としています。そして教師教育は、

リアリスティックアプローチ、リフ レクション、レジリエンスを探求し ています。

若木 常佳

教授

【専門分野】

教師教育国語科教育

●担当授業

カリキュラムマネジメントの理論と 実践、未来をつくる教師の力量

●研究分野の内容

学校現場(中学校)では、数学科教育 や道徳教育の研究を中心に、わかる 授業づくりを実現するための授業改 善を柱とした教師の指導力の向上に 努めてきました。また、管理職とし ての実務経験を踏まえた実践的な研 究にも取り組んでいます。

西岡 和成

准教授

【専門分野】

数学科教育

●担当授業

子供のキャリア発達支援、特別活動・

総合的な学習の時間の実践と課題

●研究分野の内容

協働的な学びや児童生徒の自己実現 の育成には、特別活動の充実が効果 的です。特別活動の実践を学校全体 で組織的・継続的に展開することを 通して、児童生徒の学級・学校生活 が豊かになることを研究していま す。

野口 博明

特任教授

【専門分野】

特別活動

●担当授業

教育実践の理論と授業づくり(社会 科)、学級経営の実際と分析

●研究分野の内容

社会科の授業づくりの基礎・基本と なる考え方や、1単位時間、並びに 1単元におけるよりよい社会科の授 業づくりについて研究しています。

藤島 俊幸

准教授

【専門分野】

社会科教育

10

University of Teacher Education Fukuoka

(12)

〒811‑4192 福岡県宗像市赤間文教町1-1 福岡教育大学 教職大学院 TEL 0940-72-6012 FAX 0940-35-1746

[U R L]https://www.fukuoka-edu.ac.jp/

[E-mail][email protected]

問い合わせ先

検定料、入学料、授業料

(令和5年度実績)

●検定料…30,000円 ●入学料…282,000円

●授業料…前期分 267,900円・後期分 267,900円(年額 535,800円)

大学院受験までのプロセス

進学に興味がある方は

・出願の意向確認

・情報収集(HP・資料) 

進学に興味がある方は

・出願の意向確認

・情報収集(HP・資料) 

3月

・前期募集

・後期募集受験の  方は出願準備

・前期募集

・後期募集受験の  方は出願準備

9月

・入学志願者  事前説明会

・入学志願者  事前説明会

10月

・後期募集

・後期募集 4〜6月 11月

・管理職への相談

・教育委員会  との調整

・管理職への相談

・教育委員会  との調整

7〜8月

・大学院入試  説明会への参加

・出願手続き

・大学院入試  説明会への参加

・出願手続き

福岡教育大学教職大学院

1400 1600

場所:教職大学院/オンライン

2

令和5年 7 22

1400 1600

場所:教職大学院/オンライン

1

令和5年 6 3

1400 1600

場所:教職大学院/オンライン

8 19

令和5年

〔ホームページ〕

〔教職大学院 個別相談〕

説 明 会

対面およびオンラインでの個別相談を 積極的に受け付けております。

個別相談を希望される場合は、ホーム ページまたは、右記QRコードよりお申 込みください。

詳細は、本学ホームページをご覧 ください!

個 別 相 談

説明会へのご参加は、ホームページまたは、

右記QRコードからお申込みください。

【修了年限】

【修了要件】

【学  位】

【取得免許】

【入学定員】

【対 象 者】

【選抜方法】

小学校、中学校又は高等学校のいずれかの教諭一種免許状を有する者で、次の①又は②を満たす者

※教科教育リーダープログラムについては、高等学校教諭一種免許状(国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、外国語(英 語))を有する者に限ります。

①本学教職大学院入学時において、現職教員及び教育関係諸機関に常勤職員として在職している者で、令和6年3月末日時点で原則 として5年以上の教職経験(常勤講師の経験を含んでもよい。)を有する者(現職教員には幼稚園教諭や保育所勤務の保育士は含 みません。) 又は、この教職経験の年数に該当しない場合で、都道府県教育委員会等又は所属長が受験を認めた者

②「①」に相当する教職経験を有する社会人

※②「①」に相当する教職経験を有する社会人については、学校適応支援リーダープログラム及び特別支援教育推進コーディネー タープログラムに限り出願できます。

スクールリーダーシップ開発コース

口述試験 2年 46単位以上 教職修士(専門職)

教育職員専修免許状 教科教育リーダープログラム 学校適応支援リーダープログラム

特別支援教育推進コーディネータープログラム 学校運営リーダープログラム

入 試 概 要 (詳細は、ホームページ及び募集要項をご確認ください。)

若干名 若干名 若干名 若干名

2名程度 前期募集 後期募集

4名程度 3名程度 3名程度

出 願 期 間 試 験 日 程 合 格 発 表

[前期募集] [後期募集] [2次募集]

入 試 日 程 (詳細は、ホームページ及び募集要項をご確認ください。)

令和5年8月28日(月)〜9月1日(金)

令和5年9月23日(土)、24日(日)

令和5年10月5日(木) 10時

令和5年11月1日(水)〜11月8日(水)

令和5年11月25日(土)、26日(日)

令和5年12月6日(水) 10時

令和6年2月2日(金)〜2月8日(木)

令和6年3月12日(火)

令和6年3月21日(木) 10時

〔教職大学院説明会〕

Referensi

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教育開発センター委員会の議事内容 2020年度の教育開発センター委員会の議事内容は、表9のとおりである。 【表9 2020年度 教育開発センター委員会の議事内容】 開催日 内容 第1回 2020 年 4 月 8 日(水) 議題1.教育開発センター全般に関わること ①教育開発センター規程・全学における役割について ②教育開発センター2020年度事業計画