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シェムリアップ通信

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Academic year: 2023

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はじめに

皆さんこんにちは。Stitches for Riches(以下、SFR といいます。) です。「名前は聞いた ことがあるけれども、どのような活動をしているの?カンボジアってどんな国?」と、

思う方もいらっしゃるかもしれません。そこで、本誌は私たちの取り組み、カンボジア の文化や研修会の参加報告などを中心に書いていきます。どうぞ温かい目で見守ってい ただけると幸いです。頑張って毎月発行する予定です。

コロナ禍での取り組み

世界各地で猛威をふるっている COVID-19 は私たちの日常を奪い、新たな生活スタイ ルを生み出しました。その影響はもちろん私たちにも及びました。昨年 8月にカンボジ アワークキャンプ後から今年のワークキャンプに向けて準備を進めていました。しかし ながら、2 月初旬にCOVID-19 が日本で流行し始めました。3 月からは政府の要請で休 校となりました。新年度に予定していた留学説明会に向けて Power Pointを作成したり していましたが、結果的には中止となってしまいました。活動を継続するために私たち は 4月下旬から定期的にZoom でミーティングを行いました。学校が再開し、昼のミー ティングを実施した際、滞りなく話すことができました。

私たちの取り組み

私たちはどのような考えをもとに活動しているかご紹介します。まず、私たちの活動 は、あきる野市にある多摩川幼稚園の理事長、故・長谷川安年さんが NPO法人アジアの 子どもたちの就学を支援する会(以下、ASAPといいます)がカンボジアの教育支援のため に活動をスタートしました。かつての大虐殺で失われた教育を取り戻すために、教育の 大切さをカンボジアのお母さん方に伝えるために動き出したのです。小さく、机もほと んどなかった学校に校舎を建設し、稼ぎが少ないお母さん方に布製品を作ってもらい、

その収入で子どもたちを学校に通わせるなどの取り組みを行い、年 2回現地訪問を行 い、自立に向けた支援を行っています。

私たちSFR は「共に豊かになる」という考えがあります。多忙で裁縫が苦手だとい う、日本のお母さん方に向けてカンボジアのお母さん方

は布製品を作り、私たちは暮していく上で便利になり、

カンボジアのお母さん方は学費を得ることができます。

また、フェアトレードの関係を保つために私たちが販売 する製品は材料費、往復の送料、学校建設費などの様々 な見えないお金を除いた額がカンボジアのお母さん方に 入るように取り組んでいます。また、SFR ではカンボジ アのお母さん方が作業をしやすいように皆さんから寄付 して頂いた布を裁断し、キット状にしてカンボジアへ送

っています。お母さん方は全ての工程を手作業でやって頂いているので、私たちもしっ かりと丁寧にキットを作成しています。皆さんから頂いた布は様々な柄・デザインがあ り、使用用途やお客様へのニーズなどを考えながら裁断するのは意外と苦労します。

次回は、私たちが活動する上で重要視していることについて説明します。裏面もあり ますので、是非ともご覧ください。

1 シェムリアップ通信 啓明学園高等学校 2020928日発行

Stitches for Riches 広報誌

シェムリアップ通信

2020年 10月号 編集長: Stitches for Riches

池田頼人

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1シェムリアップ通信 啓明学園高等学校 2020928日発行

今月号の特集は、カンボジアとはどんな国なのか紹介します。

カンボジアは、インドシナ半島の中央部、ベト ナムやタイなどに囲まれた国で、7~8 世紀ごろ は陸真臘、水真臘とも呼ばれていました。人口は 約 1530万人(2019 年、カンボジア計画省統計局) で、若年層の割合が多くなっています。首都はプ ノンペンで(左記地図の青丸で囲んでいる部分)、

私たちが活動しているシェムリアップは赤丸で囲 んだ部分です。気候は、熱帯モンスーン気候

(Am)で、5月下旬から 10 月にかけてはモンスー

ン(季節風)の影響により雨季となっていて、スコールが毎日のように降っています。公用 語はクメール語ですが、都市部では英語が通じることが多いです。主な産業はサービス 業、農業で、サービス業はカンボジアの GDPの 42.3%を占めています。

~カンボジアの食~

カンボジアの年間降水量は約 1390mm(2018年)です。年間降水量が1000mm を超える と稲作を行いやすいとされ、カンボジアではインディカ米、もち米が主食として食べら れています。香辛料が豊かなカンボジアではカレーも有名で、主な具材として野菜や 魚、鶏肉などが入っています。自分がカンボジアで食べた中でもっとも美味しかった料 理は空心菜の炒めもの(チャートロコーン)です。味はごま油、醤油などで味付けされてい て、ご飯ととても相性がいいです。チャートロコー

ンは本当に感動的な美味しさですので、機会があっ たら是非食べてみてください。私たちがカンボジア の小学校を訪問した際に、校庭に生えていたドラゴ ンフルーツを食べさせて頂きました。色は鮮やかな ピンクで、キウイのような甘すぎない美味しいフル ーツでした。このような状況で、海外に行くことは できませんが、レストランなどで味わうことも出来 るので、機会があれば是非行ってみてください。

~特集~ カンボジアってどんなところ?

~Stitches for Riches の活動に興味がある方を募集しています~

SFRは現在、S3(7名)、S2(3名)、S1(5 名)で活動しています。この活動を 5 年、10 年先も継続していくために、1人でも多くのメンバーが必要です。カンボジ アに行けなくても日本からカンボジアを支援したいという気持ちがある方を随時募 集しています。専門的な知識や、能力は必要ありません!週1回のミーティングが あります。毎週金曜日の昼休みに国際教室に来てください。また、布の募集も行っ ています。寄付して頂ける国際教室前のボックスにお入れください。気になる点が ありましたら、英語科の関根先生または、S2Cの池田までお願いします。

次回の発行は 10 月下旬を予定しています。お楽しみに!

Referensi

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