ン の 収 益構 造 と マ ネ ジ メ ン ト ・ シ ス テ ム

日本 管 理会計学 会誌

管 理 会 計 学

2003

年^第

¹²

^{巻 第}1_号

研究^ノート

CVS チ

^{ェ ー}

ン ^の 収 益構 造 ^{と マ} ネ ジ ^{メ ン ト ・ シ ス テ ム}

　　　　　

^ー シュ ミ レ^ー シ ョ ン モ

デ ル

^に

よ る 分 析

^一

竹 内 　祐

^二

〈論 文 要 旨^〉

本 稿 は、

CVS

チ^ェ ー_{ン を 題 材に して}、^{フラ ン} チャイ ズ ・_{ビ ジ ネス の収 益}構造 の特徴 と、

マ

ネ^{ジ メ ン} ト・

_コ

_{ン ト}

_ロ

ー_ル ・_{システ ム のあ り}方 を考 察す る^こ と が 目 的で あ る。 フラ ンチャ イ ズ ・

ビジ ネス の特徴^は、 フラン チ ャ イ ザー_であ^る本 部^と、 フ ラ ン チ

ャ

イ^ジー_{で あ る}加盟店が そ れ ぞ れ独立事業主で あ りな が ら、あた か も運命 共同体^の ご と く経 営機^{能を 分 担 して い る こ とで} あ^る

^。

単独企業^におい て さ え、 本 社 と複 数 事業 部との 目標 斉合性 を確保する^こ と は 困難だ と 言 わ れ て

い る中^で、 何千 と^い う独立事業 主 を一

_つ

_の

目標^に 向 けて誘 導 す る仕組^み、す な わ ち

^マ

ネ^{ジ メ ン} ト・

_コ

_{ン トロ}ー_ル ・_{シ ス テ ムが どの よ う に}設 計^{さ れて い} る^のかを探る

^。

本 研 究^で は、 シ ミ

^ュ

レー_シ

_ョ

_{ン モ} デ^ル を使^{っ て}、 本部 と加盟店 と^の 価値 連鎖を 解 明 し、 成^功 するマ ネ ジメ ン ト・_{シ ス テ ム の あ り 方 を}論述 し て い る

。

〈キ ー_ワ ー _ド〉

オ

^ペ

レー_{シ ョ ナル コ ン トロ} ー_ル

， 価 値連鎖， シ ミュ レー_シ

_ョ

_ン

， 成 功 要 因， 目標 斉 合性，

フラ ン チ^ャイ ズ組織

The



Profit



Creating



Mechanism



of

　

a



CVS



Chain

^and

Management

　　　　　　　 System

^：

Analysis

^{using 　a　simulation 　model}

Yuji



Takeuchi

　 　 　 　

AbStract

　　　

The

　p^町 pose

^of

^thispaper

is

　to　

consider

　the　

feature

　

of

　the　

profit



^crea1ing



^mechanis

^皿

^of

fmncllise　business　

and

　the　

slate

　

of

　

a

　

managemenl

　

control

　

systems

　

on

　lhe　Iopic　

of

　

a

　CVS 　

chain

．　The feature

　 of 　

franchise

　

business

　

is

　 shari

血g



^tlle

 managelnent

血

nction 　

for

　

the

　

comlnon



pu^【pose^{， 山}

^ough

franchiser　

and

franchisee　

are

independent　business　proprietors．

　　　 ^This　paper

^explains

^the

^value



^chain



^of

headquarters　

and

　

a

　

memberIs

　

s 重 ore

　

using

　

a

　

simulation model



first

^．　

Next

，　the　

success

factor　

of

Seven −Eleven　is　

specified

．　And 　finally_，　the　

state

　

of

　

a

management

　

system

　for　

a 

franchise　

organization

　to　

grow

^{is　discussed．}

　 　 　 　　 　 　 　　 　 　

k

¢ywords

opera 重 ional

　

contlol

，

^value



^chai4

　

^simula1ion

^，

key

　factors　

of

　

success

_，　

goal



^congnlence

^{，　Franchise}

organlzatlon

2003年 5月

20

_{日 受 付}

2003

年 6月30日 受^理

株 式 会 社 日 本 総 合 研究所

S

^”

bmitteCl



20，

　

May



20

（

li3・

Acc _叩 ted

　

30

_，

　

June



2003・

TheJspan

　

Research

　 Institute

_，

　 Limited

The Japanese Association of Management Accounting

NII-Electronic Library Service

The 　Japanese 　Assoolatlon 　 ^of 　Management 　Aooountlng

管 理 会 計 学 第

12

_{巻 第}

1

_号

1

．

は

じ

め

^に

　 ^コ

^{ン ビニ エ ン ス ス トア} （

CVS ^{注 1}

）^{が 我 が}国^{に 登 場 したの は}， 1970 年 代で ある ．その名^の と お り ^「必要 なとき^に

^{い つ}

^で も買^い 物 がで き^る」 と^い う便 利さ が消 費者^に受け 入 れ ら れ， 2001 年^{に は}

5

万

5

干店 舗， 総 売^上高

7

兆

7

億の規 模^に達 ^{し て い る} ．今 や 小 売 業^の 一_大

勢^{力 に 成 長 し} た

CVS

であ る^が ， そ^の成 功 要 因^に本質 的^に迫ろ うとす^る研 究は 遅 れて い るよ うで あ^る ． 　^{そ の理 由の一}

^つ

^が

^， CVS

チ ^ェ ー_ンの 75_{％ は} フ ラ ンチ ャイ^ズ チ^ェ ー_{ン で あ り}

，

GMS

や百貨

店^{な ど}直営^{型 小}売業^{とビ ジネス形 態 が 異 なっ て い る こ と に ある} ．フ ラ ンチヤイ ズ ・_{ビ ジネス}

^{注 2}

の 特徴は， フランチャイ ザー_{で あ る 本}部と， フ ランチャ イ ジー_{であ る}加盟店が そ れ ぞ れ独立事 業^主で あ^{り な が ら}， あ た か も 運 命 共 同 体 の ご と く経営機 能^{を 分 担 し てい る こ とであ る}．

　単独企業^にお^{い て} さ え， 本 社と複 数 事業 部との 目標 斉 合 性を確 保する こ と は 困難な中^で ， 成 功 して い る

CVS

は， 何 干 と^い う加盟店を一_{つ の}

目 標^に 向 け^て 誘導 す^る仕 組^み ， す な わ ち^マネ ジメ^ン ト・_{シ ス テ ム を どの よ うに}設 計 して^い る^の で あ ろ う^か ．

本稿^で は， シ ミ

^ュ

^レー_シ

_ョ

_ンモ デ^ル を使^{っ て}

CVS

チ

^ェ

ー_ン全体^の収 益構 造と

，

本 部 と加盟 店^の 価値^{連 鎖 を 解 明 し}

^，

^チ

^ェ

ー_ン全体^の繁 栄 ^に

^つ

なが る ^マ ネ^{ジ メ ン トの} あ ^り方 を論 述 する．

2

．

CVS 業 界

^の

概 要

2

^．

1

業界^の特 徴

　

MCR

統 計^に よ ると，

2001

年 （暦 年 ）^の

CVS

店 舗 数^は

55

，

658

店舗^であ^る ．_その うち， フ ラ ン チャ イ ズ^チ

^ェ

ー_{ン に}属する店舗 は

41

，

576

店 舗^で ， 全体^の

75

％を占める．

CVS

業 界^{で フ}

ラ ンチャ イ ズ方 式^が主流 と^な

^っ

^{て い る}理 由 は

，

フラ ンチャ イ ザー （本部 ）側 と^{フ ラ ン}チ^ャ イ^ジ ー （加盟店）^{側 双方の 利害が 一致 して い るこ と で あ る}．すな わち， 本部^は 加盟 店^の 資金 と 人材 を活用す^{る こ} と^{によっ て}

，

事業 展 開^{のス ピ}ー _{ド を 早 めるこ と がで きる} ，一方， 加盟店^は本 部^の 指 導を受ける こ とに よっ て ， 事業の成 功 率を高める こ と がで きるか らで あ る．

　

2001

年^の

CVS

業界^全体^の売^上高^は

77

，

330

億円^で ， 百 貨店 業 界 （

85

，724 億円）^にほ ぼ 匹敵 する規模とな

^っ

^て

^い

る．しか し， 1980 年代 ^{に は}前 年 比 10^％〜 20 ％^で伸^{び て} きた業界 も， 1990 年 代^になる と 日本経 済^の景^気低^{迷 と}相 ^{まっ て} 1〜2％台^の低^い伸^び率 ^{と なっ て い る}．

2001

年^は

前年比

03

％^の伸び と な り，

CVS

業 界はもは や成 熟期に 入

^っ

た と見^る

^べ

きで あろう．市場^の 成 長鈍 化^に伴^い 閉店数 も急増 ^{し て}お り，こ の

3

年間^{で は}年間新 規 出店 数 約

3

，

500

店 舗 ^に対し^て ，

年間 閉店 数は約

2

，

000

店舗 と な

^っ

^{て い} る．

　^{フ ランチャイ ズ 方 式 を}採用 して い る

CVS

チ^ェ ー_ンは

58

社あ る が （

2000

_{年 度}， 日本^フラン チ ヤイ ズチ ^ェ ー_ン協会）， そ^の う ち大手 5 社^で 3 _万店舗 ^{と 全}体^の半数^を占^めて お り， 上位 集 中 化傾向 が顕 著^である．有^{力 チ ェ} ー_{ン の} ほ と ん ど が 大手^ス ー_パ ー系列で あ り， 資 本力^の あ^る本 部

が優位 性 を持^{っ て い} る^こ と^が 分か る．

　^{ま た}

^， CVS

^一店舗^の 平均 的 な経営 指 標 は

，

売 場 面 積

31

．

5

坪

，

取 り扱^い 品 目 数 3_，086 点

，

日 販 （

1

日 あ た り販 売 高）

41

．

9

万 円， 客単価

679

円， 粗利率

20

．

9

％

_，

ロス率 2．2％ _， 在 庫高 597

万 円^で あ^る （2001 年，

MCR

_統計）．

2

．

2CVS

チ ^ェ ー _{ン の}

業 績

比 較

2002

年

3

月期^の 決算デー_{タ を も とに}

， 大手

CVS

チ

^ェ

ー_ン

5

社^の業績を 比 較 し た．チ

^ェ

ー

54

N 工 工

一

_{Eleotronlo 　Llbrary}

CVS チ ェ

ー

_{ン の}

_{収 益 構 造}

_と

_{マネ ジ}

_{メ ン ト}

・

_{シ ス テ ム}

　 　ー

_{シ ュ ミ}

_レー_ショ

_{ン モ}

_デル

_に

_よ

_る

_分析一

ン全 体^の 規模を 示 す 店 舗 数 （

2003

年

3

月 末 ， 日経 新 聞）と

，

本 部^の 資 本 効 率 を 示 す

ROE

の 両方^の指 標で

，

セ ブ ン・_{イレ ブ ン が} 突出 して^い る^の が 読 み と れ る．

　各社^{と もフラ ンチ ャイ ズ}形態^で

CVS

チ^ェ ー_ンを運営^{して い る に} も関わ らず， 業 績^に格 差が

つ

い て ^いる．その格^{差 が どこか ら生 じて い} る か を 把 握 する た め に は，

CVS

チ ^ェ ー_{ン の}収 益構 造 を 理 解 し た 上で ， 成功要因 を解明 す る作業 が 必要と なる ．

（店 ） 12，^00e 10，⁰⁰⁰ 8，000 6，⁰⁰⁰ 4，000 2，000

詔

0

♂ ∵ ^{／ 〆}

15

％

leSC

5

％

O

瓢

図1．大 手CVS チ

^ェ

ー_{ン の 業 績 比 較}

3

^{． シ}

ミ ^ュ

^{レー シ ョ ン モ}

デ

ル に よ る

分 析 3

．

1

シ ミ

^ュ

^{レー ショ ン モ} デル の 設

計

　

CVS

チ^ェ ー_{ン の} 収益 構 造 を理 解 するた^{め に} は， 本部 と加 盟店^{の 両方の シ ミュ レーシ ョ ン モ} デ^ル設計^{が 必}要 とな^る ． さ ら^に ， 本 部^の経 営 戦略 や加 盟店^の店舗運営^レ

^ベ

^{ル に}よ^っ て， 双方^の 利 益 や キャ

^ッ

シュ フ ロー_{が どの} よ う な 影 響 を 受 け る^{の か} を 分析で き る^モ デ^ル が 求 め られる．以 上^の考 え 方^に基 ^づい て

，

具体的 な 設計^注

³

を 行^っ た．

（1）加 盟 店 と 本 部^{の シ} ミ

^ュ

^レー_シ

_ョ

_{ン モ デルは}

，

そ れ ぞ れ

20

年 間で設 計 し

，

最^終の 20 期 に

　　 ^{は事業 をやめ て}

^，

^資産をす

^ぺ

^{て 現金 化 する もの と して い る．これ は}

^，

^{事 業の立 ち上 げて か 　　 らク ローズする まで に どれ だ けの キ}

^{ャ ヅ}

^シ

^ュ

^{を得たか を測定 する ため で あ り}，最終 年度 ^の 　 　 数 値^に 関 す る 限 り実務 的な意 味は な^い ．

（2）シ ミ^ュ レー_シ

_ョ

_{ンモデル にお ける}借^{入 金 利 子}率^は

8

％ と し，資^{本 コス ト も}8％とみ な した． 　（3）本 部^の 固定 資 産減価償 却は耐用年 数 7 年^の 定 率 法^で 計算 し^{て い} る ．加盟店^{の固 定}資^{産に 　 　 は}建^{物 が}含^{ま れて い る こ と を 加}味 ^して ， 耐^{用 年}数 10^{年 の定}率^{法 を 用いて い る} ．

　（

4

）本 部^の経 営 戦 略^に よ

っ

て 変 動 す^る 以 下^の指 標 を ［本 部 戦略 項 目］とし^て 設 定 し た．シ ミ^{ュ 　 　 レ}ー_シ

_ョ

_ンモデル で は，

5

期 単位で各項 目^の 比率を変動 で き る よ う^に して い る。

D

脱 退

　　 ^{率 や}

E

．業 況 比率は チ ^ェ ー_ン全体^の 結 果指 標^で あ る^が

，

便 宜 上 ［本部戦 略 項 目］^{に分 類 し}

　 　 て い る ．

The Japanese Association of Management Accounting

NII-Electronic Library Service

The 　Japanese 　Assoolatlon 　 ^of 　Management 　Aooountlng

管 理 会 計 学 嬉

12

巻 第1号

　　［^{本 部}戦^略項 ^目］

　　

A

．^ロイ ヤル テ ィ率 （粗利 高 比 例 方 式） 　　

B

．出店 数

　　 C

．値 入 率 （^{値 入率}

^＝ 1

一仕入原 価／予定 売価 ） 　　

D

_{．脱 退 率}

　　

E

．業 況^比率 （各 期^の 出^{店 舗 数 に占 め る} ［^{優良店 ］}［^{標 準店 ］［不振 店］の 比率 ）}

（

5

）加盟店^に

^つ

^い ては

，

［優 良店 ］ ［標 準店］［^不振 店］^の

3

^パ ター_{ンを 用}意 した ．

（

6

）加 盟 店^の店舗 オ

^ペ

^レー_シ

_ョ

_{ン の}巧 拙を 示す指標^を ［オ

^ペ

^レー_シ

_ョ

_ン項 ^目］^{と して設 定 し た}． 　 ［^{オペ レーシ}

^ョ

^ン項^目］

　　

F

_{．開店 時}の 日商 額 　　

G

．売^上高伸^び率 　　

H

．^P ス 率

　　

1

。平均 在庫 月数

　 　 　 　 標 準 店 に お け る

^こ

れ らの初 期 設定数値は，大 手 チ^ェ ー_{ン の平均 値を採用 し て}

_い

_る．_優良 店

^の

数 値

　　 　　 ^は標 準店^{よ り も}若^{干 高め に} （^{例え ば日 商} 45 万 円）， 逆^に不 振 店^は若^干低^{め に} （^{例 え ば日商} 35 万

　　 　　 ^円）^{設定 し て}

^い

^る．加 盟 店

^の

初 期 投 資 額 や 経 費 率 等 は 全て仮説 数 値

^で

あ^るが，業 界 専 門 紙^を参^考 　 　 　 　 にし て店 舗 改 装 等 が 必 要 と な る時期 や 金 額 を 極 力 現 実^に近

^い

数値^{に し て い る}．

（

7

）本 部 は， 加 盟店^の各 期^の 実現粗利益 高^か ら， 契 約^で決め た一_定率^{で ロ}イ ヤル テ ィ を 徴 収 　 す る も^の と して い る．_もちろ^ん ， 加盟店^の売^上 高 伸^び率， 粗 利^益高， さ ら に は優^良店

^，

^{標 　準 店}

^，

^{不 振 店 の比 率 に よっ て}

^{， ロ}

^{イ ヤル ティ収 入が増 減 する 設計に してい る．}

〈繍 頂 ヨ

^：

初贓 〉

套  娠

口 　　

・

₁

・

鵬 飜

＜

オ噸 ヨ^：標 獅 レ

ー

障

轣 醐

B

出 黴 100　 　 200　 　 　3〕0 姻 幻％　 　 29垢　 　 躡 蹴

侃 眺 侃 儡

働 胱 脳 働

脳 脳 儡 働

鵬 躡 蹴 脳

臓 躡 餓 臓

跚 蹴 蹴 蹴

（

8

）シ ミ^{ュ レ}ー_{シ ョ ン モ}デ^{ル の} 採 算判 断^は ， フ リー_{キ ャ}

_ッ

_{シ ュ フ}

_ロ

ー_の現在 価 値 を 基 本 と す る

　　^が，便 宜 上

IRR

を 評 価 指標と し た．フ リー_キャ

_ヅ

_シ

_ュ

_フ

_ロ

ー_の定 義は 以 下 の通 りで ある ． 　 　^フ リー_{キャ ヅ シュ フロ} ・一　＝ 営業 稼 得 資 金 一営 業 投 下 資 金

　　　　　　　

^＝

償 却 前 営業 利^益 一 （^運転資^本増^{分＋ 設 備 投 資}一_{設 備 売 却 益}）

以 上^の条 件で ^シ ミ

^ュ

^レー_シ

_ョ

_{ン し た}時^の加 盟店 収 支例を本 文末 資料

1

に _， 同 じ く 本 部 収支例 を資料

2

に示 し^{て い る} ．

56

N 工 工

一

_{Eleotronlo 　Llbrary}

CVSチ

ェ

ー_ン

_の

_{収 益構 造と}

_マ

_{ネ ジ メ}

_ン

_ト・_シ

_ス

_テ

_ム

　 　ー_{シュミ レ}ー

_{シ ョ ン モ}

_デ

_{ル に よ る}

_{分 析}一

3

。

2 _数値

^シ ミ^{ュ レ}ー _{ショ ン}（

1

_）

　^{シ ミュ レ}ー_シ

_ョ

_{ン モデル を}使

^っ

^て ， 初期 設定値を変動させ た と き， 加盟店 と本部^の収 益^に ど の よ うな変化^{が お きるか}を見^{て み よ う}．こ こ で の シ ミ

^ュ

^レー_シ

_ョ

_ンは

， 標 準店^の数値 を用^い ，

加盟店は 全 て標 準店 （

^っ

ま り優 良店

，

不振 店と も 比率

O

％）^{とい う前提で行っ て い る．}

　^まず， ［^オ

^ペ

^レーシ

^ョ

^ン項^目］（

F

．_日商額

， G

．売上高伸^び率

^，



H

．ロ ス 率

^， 1

_{．在庫月数）}

を 変 動 さ^せ た と き^の結 果 を ケー_ス

1

か ら ケー_ス

4

に示 す ． ケー_ス 1：日商額 を変 化 さ^{せ た と}き^{の シ ミュ レ}ー_シ

_ョ

_ン結 果

　 　 　（1） 　 　 　 （2）

（3）初 期 値 ^饕

Oi

簸霞

　 　 　 （4） 　 　 　（5） 　 　 （6）

加 盟 店NCF 計

i

加 盟 店IRR _{本 部}NCF _{累 計} … _{本 部}IRR

38

万 円 39 万 円 41 万 円

42

万 円

43

万 円

49

，

696 　 i

聞 無

92

，

313 　 纛 1

106

・

518 　 i

120_，

724

　 　

^：

　　　　　　，

9 ．1％

10 ．4％

12

．

9

％

14 ．1％

15 ．3％

171_，017

．．照

^，

罌ヱ．．．． 191_，

478

198_，299 205_，ll9

　… 誌

^．、

．

^…

．i葦i』

；

’ ii

：

’

i’ i

　… 　…

　…

12

．

8

％

12 ．9％

13 ．3％

13

．

4

％

13 ．

6

％

（IRR）

20覧

18覧

16覧

14瓢

12％

10％

8

覧

磯

4瑪

器

“

F．

日

商 額

　　　鹽甲． 　　．

，　● 　，　　の　． P

　　　　●　， 響 　　r唱

，　， ． ， 　　　　　　幽■

▲・’”

加

ケー_ス 2：売^上 高伸 び 率 を変化 さ^せ た とき^{のシ ミ}

^ュ

^レー_シ

_ョ

_ン結 果

　 　 （1） 　 　 （2） 　 　 （3）

（4）初 期 値 　 　 （5 ） 　 　 （6）

加 　 　 NCF 計 ^： 加 盟 店IRR _{本 部}NCF _{計 1 本}。 IRR 1％ 一

57

，

012 ； ^NA

^{143 ，}

⁹⁸⁰ …

^{12 ．1％}

％

％

臼ワ

3

一

17

，

088

．27

_，

730 ．

i

旨

2

．

0

％

7．5％

156

，

487

170 _，014

…

：

12

．

4

％

12 ．8％ 嬬 ’「〆

： 爨 iii 萋

靆 購

i

鮖瞭

iiii

^華…

i

^…

^{羣 ・}

^…

^{・ … …}

^{∵欝 躍遠}

^{li ：}

％

％

『

0

ρ

0

134 _，

757

198

，

516 …

：

15 ．

0

％

17

．

9

％

200

，

526

217

，

736 …

3

13 ．4％

13

．

8

％

（

IRR

） 207tlB

％

16M14

％ 12

_× 10St8

％

6

％

4x

器  

G．売

^上

伸び 串

，，

，．

．▲’

　，の

噸

，．

，●

．， 9o，

■

●量

●9

The Japanese Association of Management Accounting

NII-Electronic Library Service

The 　Japanese 　Assooiation 　 ^of 　Management 　Aooounting

管理 会計学　^第12巻第

¹

号

ケー_ス

3

：ロ ス 率を変化させ た とき^{の シ ミュ レ}ー_シ

_ョ

_ン結 果

　 　 　（

1

） 　 　 　（2_）

〔3）初 期 値 　 　 　（4） 　 　 　 （5_） 　 　 　（6_）

加 盟店NCF 、計

i

加盟店IRR 本 部 NCF ．、計

i

　 本臼 IRR

3

．

5

％

62

，

661 … ¹⁰

^．

²

^％

¹⁷¹

^，

^{819i 　 12}

^．

⁵

^％

　

3

，

0

％

毛

… … … … i ^…

_舞驪

^{； … ；}

^室

70

，

384

．．

i

「』

…’

…li’

；』「「』1

　

10

．

9

％

…鑓 ^…董^…竃磁

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加 盟 店

ケー_ス4：在 庫月 数 を 変 化 させたとき^の シ^{ミュ レ}ー_ション結 果

　　　（1）

　 　 　 （2_）

〔3）初 期 値 　　　（4 ） 　 　 　 （

5

） 　　　（6）

加 盟 店NCF 累 計 1

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．在 庫 月 数

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　^{これ らの}結 果を 見ると， 加 盟店^{の店 舗 オ}

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_{ル の向 上は}

， 程^{度の差 は あ るもの の 本}部^の 収 益 に も 好 影 響 を 与 え る^こと^が分^{か る}．つ ま^り，オ

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レー_{シ ョ}

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項 目 を改 善 す^ることに

^つ

いて は ， 本部 と 店 舗^との利 害^は一致^{して い}る と言^{え る}．

58

N 工 工

一

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