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九州ルーテル学院と包括的連携協定を締結

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Academic year: 2024

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ルーテル学院だより

  新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。私たち教職員は、皆さんの学びを支援し、それぞれに成長していくプロセスに立ち合っていきたいと思っています。

  私は、昨年の5月に、国連の『「世界孤児の日」制定運動の趣旨に賛同いたします。』という文書を執筆しました。文書の背景には、「孤児の母」と言われた田内千鶴子氏の働きがあります。韓国でもっとも長い歴史をもつ共生園は、1928年、木浦の小川橋の下で寒さに震えている

7人の孤児を

発見し、家に連れてきて一緒に生活をしたことから始まりました。田内女史は、一人で共生園を守り、3000人の孤児を育てました。この文書は、「孤児の母」と呼ばれた田内女史の息子であり、「社会福祉法人こころの家族」の理事長である尹基(

T a u c h i M o t )

氏の国連に孤児の日を制定しようとする行動への応援をするものです。

  世界のいたるところで、戦争や内紛、テロが起こり、たくさんの命が失われています。これらの結果、もっとも弱い状況にある子どもが、大きな被害を受けています。私たちは、神から与えられた子ども一人ひとりに愛情を注 ぎ、家族と死別、離別して一人となった「孤児」が受け入れられ、胸を張って堂々と生きることのできる環境を作ることを提案しました。  人生は、「おめでとう」で始まる。そして、それぞれに生きていく。それぞれに自分らしく生きていく可能性があり、多様性がある。それぞれに目標がある。もし目標がなければ、それをルーテル学院で見つけてほしい。  その際に必要なことは、自分の考え方を知ること。他者からどう見られているかを非常に気にして、現実に努力をしていないのに自分で自分についての理想を高くしようとする優越コンプレックスを減らしていくことが必要でないでしょうか。劣等感を「客観的な事実」ではなく、他者との比較から生じる「主観的な解釈」だととらえて、その解釈自体を転換し、むしろ自分自身の成長のバネにしていくことを提唱するのが、アドラーで『人生の意味の心理学』に書かれていました。アドラーは、人はだれでも幸福になれる。ありのままの自分を受け入れ、他者貢献・役に立っているという感覚、他者信頼などを図っていくことが大切だと主張しています。  最後に、イザヤ書

35章 4節に立ち返

ります。聖書には「心おののく人々に言え。『雄々しくあれ、恐れるな。見よ、あなたたちの神を。敵を打ち、悪 に報いる神が来られる。神は来て、あなたたちを救われる。』」と書かれています。これは、私の恩師の阿部志郎先生から頂いた聖句です。ご自分の戦争体験を通して、何とおろかか。権威に服し、考え、迷いもなく、行動を考えず、全く疑わず、恐れず、戦争を起こしたことに後悔している。考え、迷い、自分で選択して決めて欲しいと思われ、この聖句をお示しになりました。様々な困難に追い込まれている人々に、彼らが受けた災いをもたらした者に対する行動を宣言され、言われています。「雄々しくあれ、恐れるな。見よ、あなたたちの神を。」この言葉は、危機に直面しても、自らが信じることを覚え、自らの力を養え、生きていくための知恵と能力、可能性を身につけるようにという神様からのメッセージと思います。  世界は混乱の中にあります。だからこそ、いかに生きていくか。ありのままの自分を受け止め、自分にはどのような力があり、可能性があり、希望を見失っているともと歩みながら、大切な人との仲直りの仕方を学習しながら、共に生きていくことを学ぶ。  そのような学生生活を送ってほしい。それぞれの「私は、ここにいるのです」

  入学、おめでとう。そして、

4年後、

一緒に卒業しましょう。   本年1月、本学院と九州ルーテル学院(熊本市)は、「学校法人間の包括的連携に関する協定」を締結しました。協定内容は、それぞれの法人が持つ使命や教育の特徴を活かしつつ、教育・学術研究・社会貢献等の機能を一層強化し、人材育成の推進と学術研究を高度化することを目的としました。

  両法人はルーテル教会に連なる教育機関として、1900   新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。新生活は不安もあるかもしれませんが、きっとそれ以上のワクワクが待っていますから期待していてください。  そんな何かと出会うために私からお願いです。大学生活の間に興味や関心を深め、何かに夢中になって打ち込んでみてください。それは将来きっと大切な経験となり、財産となります。  ルーテルは規模が小さい分、出会いの密度が濃く、肌に合う人もいれば窮屈に感じる人もいるかもしれません。たくさんの出会いの中であなたが輝ける場所で思いっきり大学生活を謳歌してください。  ワクワクを大切に、無理せず、何かを掴み、新入生の皆様の生活が恵みに溢れたものになることを祈っています。   冬の急かされるような日の短さから、春の穏やかな時間が流れだす頃、皆様の新生活をこの場を借りてお祝いできることを誇らしく思います。  さて、皆様は入学に当たって、例えば「大学は高校までとは違うから」ですとか、「大学院は今までと違うから」というような脅しはもう受けられましたか。私はよく受けたものです。ですが、私としましては皆様に安心して、適切な自尊感情と共に学生生活を歩んでいただきたいと考えております。なので、このような脅しにあまり怖がることなくいていただきたいのです。あと、食事と睡眠は大事です。それと、せっかく人を支援する術を学ぶのですから、自分自身のことも助けて差し上げてください。

  それでは、皆様のご活躍をお祈りいたします。

年代初頭よりキリスト教精神に基づく教育事業を展開していますが、従来からルーテル教会に関係する他の学校法人との活動も通して連携してきました。その中で両法人は、これまでも組織運営に共通する課題等へ対応するため、職員共同研修や役職者間の情報交換、交流があり、協定を結ぶ土壌は既に整えられていたと言えます。

  今後、互いの自主自立は尊重しつつ、様々なプログラムの共同構築・実施に向けて、取り組みの加速が期待されます。 臨床心理コース

臨床心理学専攻修士課程(千葉県立佐倉東高等学校出身)    ルーテル学院大学大学院3年渡部日菜

(ルーテル学院大学卒)    2年星野諒太

オープンキャンパスのご予約・お問い合わせ

企画広報センター 0422-32-2949までお気軽にお問い合わせください。  メールでのお問い合わせ [email protected] 12:30  受付

13:00  大学紹介

13:20  入試説明会(新高校 3 年生、新 1・2 年生向け)

14:00  模擬講義「今、東京の高齢者は !」 金子和夫 教授 15:00  模擬講義「自分を困らせる考えと助けてくれる考 えって?」(認知行動療法入門)  田副真美 教授 キャンパスツアー 14:00 〜 15:00〜

個別相談会、在学生相談は 14:00 〜随時受け付けています。

12:30  受付 13:00  大学紹介 13:30  キャンパスツアー

14:00  模擬講義「『いのち学』って何?」石居基夫 教授 15:00  模擬講義「ほめて育てよ!自分も相手も大事にで

きる人間関係の作り方」   高城絵里子 専任講師 16:00  入試説明会

個別相談会、在学生相談は 14:00 〜随時受け付けています。

5 月 25 日(土)

4 月 27 日(土)

オープンキャンパスのご案内

学生会  会長おいわいメッセージ 大学院生

おいわいメッセージ

九 州 ル ー テ ル 学 院 と 包 括 的 連 携 協 定 を 締 結

  「 、こ 。」

   

川  一

学長挨拶

事務長  高瀬  恵治 

NO. 138

2019.4.1

発 行

発行人

ルーテル学院大学・

日本ルーテル神学校

〒181-0015  東京都三鷹市大沢 3-10-20 TEL:0422-31-4611  FAX:0422-33-6405 市川 一宏 http://www.luther.ac.jp/

(2)

ルーテル学院だより

2

4月 2日㈫

入学式 4月 3日㈬~

8日㈪

オリエンテーション

4月 24日㈬

クヌーテン講演会

4月 27日㈯

受験生対象オープンキャンパス

5月中旬

社会福祉実習開始

5月 25日㈯

受験生対象オープンキャンパス

6月 5日㈬

学生総会 6月 9日㈰

受験生対象オープンキャンパス

6月 29日㈯

保護者の皆さま対象オープンキャンパス   本学のソーシャルワーク実習教育では、実習の準備のための事前学習、実習中のサポート、実習後の振り返りのための事後学習まで、実習施設・機関と大学とが協働して取り組む「包括的実習指導教育システム」を構築しています。この取り組みの一環として年に一度、実習施設・機関の実習指導者をお招きし、本学の実習指導教員との「ソーシャルワーク実習指導事前交流会」を開催しています。今年は、本学が長年実施してきている、実習指導者(実習施設・機関)、学生、実習指導教員(大学)の三者の「トライアングル指導」(図)に焦点をあて、「トライアングル指導による実習教育システムの実際」をテーマとして

2月 15日に開催しました。

  プログラムの中心は「鼎談:三者が共にふりかえるソーシャルワーク実習」で、実習指導者の小山靖夫さん(社会

行事予定

4

6

対象に   AO入試、推薦入試等の合格者を

2月 21日第二回「入学前スクー

リング」を実施しました。その後一般入試の合格者も加えて、市川学長、金子学科長、各コース主任を中心に多くの教職員も合流して「合格者の集い」を行いました。

  入学前スクーリングでは、第一回目の課題の添削を返却、第二回の課題の説明を行いました。出席した

53名全員

が真剣に課題と向き合い、真摯に課題をまとめてくれたことが何よりも嬉しいことであり、入学に向けての強い気持ちを感じました。しっかりと取り組んだことが答案からひしひしと伝わってきました。添削する側も真剣に一人ひとりの答案に向き合うことができたことは大変貴重な体験でした。

学生も含め新たな合格者   「合格者の集い」には、社会人、留

20名が合流し

て、合計

73名の出席を得て大いに盛り

上がりました。当初用意していた席を上回る出席でした。

6つのグループに

分かれ、教員も加わり、ゲーム感覚で自己紹介を行いました。飲み物やお菓子をいただきながら、会が始まる時の不安や緊張していた空気が一気に打ち解けて、帰る頃には

4月の再会を楽し

みに名残惜しく帰路につく姿が印象的でした。参加した皆さんに感謝したいと思います。  

2月 23日(

土)、日本福音ルーテル東京教会を会場に、ルーテル学院大学・日本ルーテル神学校聖歌隊とハンドベルクワイア「ラウス・アンジェリカ」のジョイントコンサートが行われました。

 

サートでした。 とされることを願ってのコン 受け入れ、主にあってひとつ けあう現代のなかで、違いを 様々な対立により互いを傷つ   は「和〜融和・調和・平和〜」です。 22回目の開催となる今回のテーマ

  聖歌隊による合唱は、

ハーモニーが生まれました。 歌い、少人数ならではの綺麗な いう人数で一人ひとりが丁寧に 7名と  

3月 8日

(金)、前日の雨が嘘のような快晴。本学のチャペルで2018年度ルーテル学院大学・大学院、日本ルーテル神学校の卒業式が執り行われました。卒業したのは、

88名の大学生、

13

名の大学院生、

4名の神学生です。

  ルーテル学院の卒業式は毎年、礼拝として行われます。本年度もパイプオルガンが奏でられ、大きな賛美の歌声が響く中に卒業生たちは入堂し、共に御言葉を分かち合い、市川学長の説教に耳を傾けました。説教題は「

0か

入学前スクーリング、

合格者の集い

准教授  上村  敏文実習主任  髙山由美子 福祉法人ときわ会)、学生の小澤満喜さん(子ども支援コース それぞれの姿がとても印象的でした。 変化と成長をサポートしていたという、 の中で、時に厳しいコメントも伝えその 浅野専任講師が小澤さんとの信頼関係 向けていくプロセスを真摯に言語化し、 んが実習生としての自分自身に視点を の強みを受け止めてくださり、小澤さ 振り返りました。小山さんが小澤さん でのプロセスを、それぞれの立場から としての“軸”が立った」と感じるま での気づきまで、小澤さんが「支援者 となった出来事、実習後の報告書作成 中の戸惑いと転機 標設定から、実習 野での実習前の目 澤さんの障がい分 の進行により、小 談は浅野専任講師 ただきました。鼎 専任講師に登壇い 導教員の浅野貴博 4年生)、実習指

  参加者からは、「実習生の声はとても貴重だった。」「自分の実習を思い出し、小澤さんほどの振り返りはできていなかった。指導力の高さを感じました。」といった感想をいただきました。実習を通した学生の気づきと成長は、その後の学びの姿勢や関心の広がりにも大きく影響しています。その事実をあらためて三者で共有することで、それぞれの立場での学びの意義を再確認することができました。今後も実習施設・機関の指導者のみなさんとこのような学びと交流の機会を大切にしていきたいと思っています。

「 20 1 8 年度ソーシャルワーク

実習指導実践交流会」 を開催しました。

  学生からの強い要望により、去る

ています。 ることを願っ 進にも寄与す 職員の健康増 運動不足の教 すが、日ごろ はもちろんで がこれまで以上に活発になること 欲しい」(職員)。学生同士の活動 ツフェスティバルでもぜひ使って めたいです」(学生)。「秋のスポー て欲しい」「たくさんシュートを決 学生生活を充実させるのに役立て を切望していたので、これからの ができるのが楽しみです」「設置 ご紹介します:「これからバスケ ついての学生及び職員の声を一部 した。バスケットゴールの設置に バスケットも加わることになりま カーやテニスが主な用途でしたが、 れまでのマルチコートでは、サッ トゴールが設置されました。こ 2月にマルチコートにバスケッ    専任講師浅野貴博

!

  また、ハンドベルの演奏では、OBOGによって構成される「響」と、現役のラウス・アンジェリカが共にベルを打ち、美しい音色が奏でられました。

  最後の曲が演奏された後の鳴り止まない拍手の中で、出演者も来場者も神様によって「ひとつ」である喜びと感謝を分かち合いました。 100ではない生き方」です。学長はそれぞれの人には、それぞれに相応しい多様な生き方が与えられており、そのすべてに神様の祝福があることを語り、新たな一歩を踏み出す卒業生たちへの励ましの言葉としました。

  また、授与式では卒業生一人ひとりの名前が呼ばれ、学長、校長から全員に直接、卒業証書、学位記が手渡されました。一人ひとりを大切にする教育を続けるルーテル学院で学んだ者たちが、手から手に卒業証書、学位記を受け取り、一人ひとりを大切にする者として本学を旅立っていきました。卒業生たちのこれからの歩みには、様々な出逢いがあるでしょう。そのすべてに神様の御守りを祈ります。

ハンドベル・聖歌隊

ジョイントコンサートが行われました。

臨床心理コース2018年度卒業  石橋  七絵 チャプレン  河田  優

教員と学外指導者とのトライアングル指導

実習前教育大学内

Referensi

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1 ルーテル学院だより 行 事 予 定 12月〜 3月 12月 4日㈬定例学生総会 12月 自己推薦・教会枠推薦入試 7日㈯ 12月 キャンパスクリスマス礼拝 11日㈬ 12月 13日㈮冬フェス 12月 専攻) 会福祉学専攻・臨床心理学 大学院オープンセミナー(社 14日㈯オープンキャンパス 12月 23日㈪通常授業終了 1月 6日㈪授業再開