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付け値地代曲線の傾きを求める

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Academic year: 2023

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付け値地代曲線の傾きを求める

付け値地代曲線の傾きを厳密に求める方法は、本講義が前提とする数学のレベルを超える が、関心を持つ受講者もいるはずなのでこのノートを作成した。期末試験には出さないの で、単位のほしいだけの受講者はこれを習得する必要はない。しかし以下で述べる手法は、

「包絡線定理」の格好の例なので、より進んだ経済学の学習には有益である。

都心からの距離 t の地点における付け値地代r tb( )は、効用水準uを達成しながら支払える 最大の地代と定義されるので、次のように書ける。

   

,

( ) max | ( , )

b

z q

y z kt

r t u z q u

q

 − − 

=  = 

  (1)

上の最大化問題を解くため、ラグランジュ関数L z q( , , , )λ t を定義する。

   L z q( , , , )λ t y z kt ( ( , ) ) u z q u

q λ

= − − + − (2)

ここにλは効用水準に関する制約条件に対するラグランジュ乗数である。そして次が成立 する。

   

, ,

( ) max ( , , , )

b

z q

r t L z q t

λ λ

= (3)

ラグランジュ関数を最大化するz q, ,λの条件は     1

L u 0

z q λ z

∂ = − + ∂ =

∂ ∂ (4a)

    L y z2 kt u 0

q q λ q

∂ = − − − + ∂ =

∂ ∂ (4b)

    L ( , ) 0

u z q u

∂ =λ − =

∂ (4c)

これを解いて得られた解をz t q t*( ), *( ),λ*( )t と書けば1、(3)より    r tb( )=L z t q t( ( ),* *( ),λ*( ), )t t

付け値曲線の傾きは、tに関する導関数なので

1 これらの解はtだけでなく、他のパラメータy u k, , にも依存しているので、z t y u k*( , , , )の ように書くべきであるが、ここではtのみに着目しているので、記号の煩雑化を避けるた め、tのみの関数として表した。

(2)

    ( )

dr tb L dz L dq L d L

dt z dt q dt dt t

λ λ

∂ ∂ ∂ ∂

= + + +

∂ ∂ ∂ ∂

ところが上式右辺の最初の 3 項目までは最大化の条件(4a)-(4c)を考慮するとゼロである(包 絡線定理)。したがって

    ( ) * ( )

dr tb L k

dt t q t

=∂ = −

ところで教科書 50ページの図 4-4に示したように、t が大きくなると(都心から遠ざかる と)q t*( )は増大する。したがって上式右辺の分母は大きくなる。分母が大きくなるという ことは、傾きの絶対値が小さくなることを意味するので、付け値地代曲線の傾きは都心か ら離れるにしたがって緩くなるのである。したがって図4-6に描かれたタイプ①のように、

付け値地代曲線は原点に対して凸になるのである。

   

Referensi

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