令和 2 年度 愛知学泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名
実務経験のある 教員による授業
科目
基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
科目の概要
学修内容 到達目標
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性 働きかけ力 実行力
考え抜 く力
課題発見力 計画力 創造力
チ ー ム で 働 く 力
発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性
ストレスコントロール力 テキスト及び参考文献
他科目との関連、資格との関連
学修上の助言 受講生とのルール
121112037 カラーコーディネート 山中マキ
✔
専門2
選択 1年後期色の持つ物理的側面・心理的側面・デザイン的側面を講義形式による理論の説明と共に、カラーカードを用いた演習形式による 指導を行い、色彩の基礎を習得する。
色彩を系統的に学ぶことにより、それぞれの目的によって客観的に色彩を使いこなせる実践能力を修得することを目的とする。
① 色彩の本質を物理的な視点から理解する
② 色彩を感じ取る人間側について理解する
③ 色彩を組み合わせた場合の効果について理解する
④ 講義で学んだ内容を、カラーカードを用いて自ら表現できるようになることを 目的とする
⑤ 市場に流通している商品の色彩分析の仕方を理解する
① 色彩の物理的側面を理解することができる
② 色彩の心理的側面を理解することができる
③ 色彩のデザイン的側面を理解することができる
④ 自らカラーカードを使用し、講義で理解した内容を色で表現することができる
⑤ 市販されている商品の色彩分析をし、なぜその色が用いてあるのかを考察すること ができる
単にテキストを丸暗記するだけでなく、学んだことを実社会に応用できるよう常に意識することができる
・期限までに提出課題を仕上げる為に、目標を決め最後までやりきることができる
・生活の中で出会う色彩を常に意識し、疑問や課題を持ちながら授業に臨むことができる
・学んだ基礎知識を課題提出や作品に応用し、自ら考えて創造することができる
・提出課題や作品では求められている色彩表現を、誰もが分かりやすく客観的に行うことができる
・講義内容を理解しようと努力することができる
・理解できなかった内容があった場合、それを質問することができる
・テキスト通りではない実例に出会った際、なぜその配色にしたのかを別の側面から考察することができる
・自分と他者の作った配色の違いを通して、自他共に感性や考えの違い等を受け入れることができる
・提出物の期限を守ることができる
・無断欠席、遅刻、居眠り、私語、スマートフォンの使用など講義に支障をきたす行動をせず、積極的に参加することができる
■ Color Master BASIC (ADEC色彩士検定教育委員会作成) ISBN978-4-903019-07-9 2,700円(税込)
■新配色カード199a(日本色研事業) 858円(税込) ※他に工作用のハサミとノリを持参
(他科目との関連) 色彩はあらゆる分野と関連のある重要な要素である為、他科目に応用が可能
(資格との関連) 『色彩士検定(3級)』対応
『色彩検定(3級)』対応(ただし、合格率を上げる為にはAFTのテキストを別途購入することが望ましい)
『色彩検定(UC級)』対応(ただし、合格率を上げる為にはAFTのテキストを別途購入することが望ましい)
講義内では記入用のプリントを配布するが、
講義後は必ずテキストの該当ページを熟読し、
理解を深めること
・欠席者には当日使用したプリントを翌週渡し、さらに翌々週の 授業後に小テストを行うこととする
・やむを得ない理由があり、課題提出が遅れると分かっている場合は 事前に申し出ること
・社会人基礎力を自ら積極的に身に付けようとする姿勢で臨むこと
【評価方法】
評 価
対象 評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
学修成果 学期末試験
筆記(レポ ート含む)・
実技・口述 試験
①
②
③
④
⑤
平常評価
小テスト
①
②
③
④
⑤
レポート
①
②
③
④
⑤
成果発表
(プレゼンテ ーション・作 品制作等)
①
②
③
④
⑤
学修行動
社会人基礎 力(学修態
度)
10
①
②
③
④
⑤ 総合評価 割合 100
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準
✔
50
✔
✔
・授業で学習した内容の理解度を確認する目的で行う
・授業の冒頭、約5〜10分以内で行う
・前回の講義内容(テキスト及び配布プリント)から出題
(選択問題/1問1点×10問)
・15回の講義のうち、5回のみ実施
30
✔
期間内で3回提出課題有り。
講義内で学んだ理論を、カラーカードを用い色で表現できてい るかを評価する。
■課題①「対比」・・・10点
■課題②「配色Ⅰ」・・・10点
■課題③「配色Ⅱ」・・・10点 10
✔
市販されている商品のパッケージの色彩を分析及び考察し、
A3のプレゼンテーションシート1枚にまとめる。
学んだ内容を反映できているかを評価する。
■色彩の抽出、分析、考察ができている(4〜5点)
■色彩の抽出、分析ができている(2〜3点)
■色彩の抽出のみができている(1点)
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✔
✔
✔
✔
(主体性)単にテキストを丸暗記するだけでなく、学んだことを実社会に応用できるよう常に 意識することができる
(実行力)期限までに提出課題を仕上げる為に、目標を決め最後までやりきることができる (課題発見力)生活の中で出会う色彩を常に意識し、疑問や課題を持ちながら授業に臨むことができる (創造性)学んだ基礎知識を課題提出や作品に応用し、自ら考えて創造することができる
(発信力)提出課題や作品では求められている色彩表現を、誰もが分かりやすく客観的に行うことができる (傾聴力)講義内容を理解しようと努力することができる
また、理解できない内容があった場合、それを質問することができる
(柔軟性)テキスト通りではない実例に出会った際、なぜその配色にしたのかを別の側面から考察することが できる
また、自分と他者の作った配色の違いを通して、自他共に感性や考えの違い等を受け入れることが できる
(規律性)提出物の期限を守ることができる
無断欠席、遅刻、居眠り、私語など講義に支障をきたす行動をせず、積極的に参加することが できる
S(秀):総合得点が100〜90点 A(優):総合得点が89〜80点
B(良):総合得点が79〜70点
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1週 /
2週 /
3週 /
4週 /
5週 /
6週 /
7週 /
8週 /
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
■色が見える仕組み ・色知覚の三要素である
『光』『物体』『視覚』に ついて理解する。
・色が見える仕組みに ついて理解することが できる
テキストと配布プ リントを熟読し、
理解を深める 講義と実験
①回折格子を用い た分光実験
②盲点の実験
20 主体性
傾聴力 規律性
■混色
・混色の原理(加法混色、減法 混色、中間混色)と
身近にある混色の実際
講義と デモンストレーション
※小テスト(1)
(色が見える仕組み、
色知覚の三要素)
・混色の原理と実際の活 用方法について理解する ことができる
・授業内で行う小テスト で60点以上とれること。
テキストと配布プ リントを熟読し、
理解を深める
20 主体性
傾聴力 課題発
見力 規律性
■色の表示方法① ・『色名と三属性』
講義とカラーカード を用いた演習
※小テスト(2)
(混色)
・色を言葉や数値で表す 方法を理解することがで きる
・授業内で行う小テスト では60点以上とれること
テキストと配布プ リントを熟読し、
理解を深める
20
主体性 傾聴力 規律性
■色の表示方法②
・『日本色研配色体系 (PCCS)』
講義とカラーカー ドを用いた演習
※小テスト(3)
(色名と三属性)
・PCCSについて理解 することができる ・授業内で行う小テス トでは60点以上とれ ること
テキストと配布プ リントを熟読し、
理解を深める
20
主体性 傾聴力 規律性
■色の知覚的効果①
・色が同時に2色以上存在する 場合の色の見え方の変化に ついて学ぶ(対比と同化)
講義とカラーカード を用いた演習 ※小テスト(4)
(『PCCS』)
※提出課題①
・対比と同化について理 解することができる ・授業内で行う小テスト では60点以上とれること
テキストと配布プ リントを熟読し、
理解を深める
20 主体性
傾聴力 発見力 課題 実行力 規律性
■色の知覚的効果②
・情報伝達の手段として利用され ている色の機能性について学ぶ (視認性、誘目性、識別性、
色彩感情)
講義とカラーカー
ドを用いた演習 ・情報伝達の手段とし て利用されている色の 機能性を理解すること ができる
テキ ストと配布 プリントを熟読 し、理解を深める
20 主体性
傾聴力 課題 発見力 規律性
■色のユニバーサルデザイン ・多様な色覚特性を理解し、
多くの人にとって分かりやすい 色彩設計を学ぶ
パワーポイントを用いて色 覚特性や実例を紹介・解説
※小テスト(5)
(『視認性、誘目性、
識別性、色彩感情』)
・多様な色覚特性を理解する ことができ、多くの人にとっ て分かりやすい色彩設計をす ることができる
・授業内で行う小テストでは 60点以上とれること
テキストと配布プ リントを熟読し、
理解を深める
20 主体性
傾聴力 課題発
見力 規律性
■配色①
・色彩調和の原理や形式など、
考え方の基本を学ぶ (4つの原理、
色相に着目した配色、
トーンに着目した配色)
講義とカラーカー
ドを用いた演習 ・色彩調和の基本型を
理解することができる ・授業内で完成で きなかった演習問 題を宿題とする
20 主体性
実行力 傾聴力 規律性
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9週 /
10 週 /
11週 /
12 週 /
13 週 /
14 週 /
15 週 /
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
配色②
・様々な配色形式と、そこから 受ける印象の違いを学ぶ
(ドミナント、アクセント、
セパレート、リピテーション、
ナチュラルハーモニー、
コンプレックスハーモニー)
講義とカラーカー
ドを用いた演習 ・様々な配色形式を学 び、目的に合った色彩 を選ぶことができる
・授業内で完成で きなかった演習問 題を宿題とする
20 主体性
実行力 傾聴力 規律性
配色③
・様々な配色形式と、そこから 受ける印象の違いを学ぶ
(トーンオントーン、トーンイン トーン、トーナル、カマイユ、
フォカマイユ、トリコロール、
ビコロール)
講義とカラーカー
ドを用いた演習 ・様々な配色形式を学 び、目的に合った色彩 を選ぶことができる
・授業内で完成で きなかった演習問 題を宿題とする
20 主体性
実行力 傾聴力 規律性
配色④
・様々な配色形式と、そこから 受ける印象の違いを学ぶ
(ダイアード、スプリットコンプ リメンタリー、トライアド、
テトラード、ペンタード、
ヘキサード)
講義とカラーカー ドを用いた演習
※提出課題②
・様々な配色形式を学 び、目的に合った色彩 を選ぶことができる
・授業内で完成で きなかった演習問 題を宿題とする
20 主体性
実行力 傾聴力 規律性
配色➄
・パーソナルカラーで用い られる配色形式を学ぶⅠ (イエローベース/
ブルーベース)
・パワーポイントを 用いた実例紹介と解 説
・講義とカラーカー ドを用いた演習
・パーソナルカラーで用 いられる理論を理解し、
色を分類することができ る ・また、その理論を生活 の様々なデザインに応用 できる
・授業内で完成で きなかった演習問 題を宿題とする
20 主体性
実行力 傾聴力 規律性
配色⑥
・パーソナルカラーで用い られる配色形式を学ぶⅡ (フォーシーズン分類、
スプリング/サマー/
オータム/ウィンター)
・パワーポイントを 用いた実例紹介と解 説
・講義とカラーカー ドを用いた演習
・パーソナルカラーで用 いられる理論を理解し、
色を分類することができ る ・また、その理論を生活 の様々なデザインに応用 できる
・授業内で完成で きなかった演習問 題を宿題とする
20 主体性
実行力 傾聴力 創造力
配色⑦
・イメージ配色
・パワーポイントを用 いた実例紹介と解説 ・講義とカラーカード を用いた演習 ※提出課題③
・色の持つイメージを理解 し、思い通りのイメージを 色で表現することができる
・授業内で完成で きなかった演習問 題を宿題とする
20 主体性
創造力 発信力 柔軟性
配色⑧
・パッケージの 色彩分析と考察
講義とカラーカー
ドを用いた演習 これまで学習した内容 を用い、自ら色彩の分 析・考察することがで きる
テキストと配布プ リントを熟読し、
理解を深める
20 主体性
発見力 課題 発信力 柔軟性