1
2 02 2年 度
第 3 回 阪 大 本 番 レ ベ ル 模 試 ( 人 外 法 経 )
国 語 採 点 基 準
1 文( 文 章) で 解答 す る設 問 の答 案 につ い ては
、次 の A項 の 加点 要素 の 合計 か ら次 の B項
・C 項 の減 点 要素 の合 計 を引 いた 得点 を その 設 問 の得 点と しま す
。た だ し 最低 点は 0点 と しマ イ ナ スの 得点 はつ け ませ ん
。 A a 以下 の採 点 基準 では
、 模範 解答 をい くつ か の要 素に 分割 し加 点 要素 とし ます
。答 案 中に その 加点 要 素に 相 当 する 部分 が あれ ば、 その 加点 要素 に 配点 され た得 点を 与え ま す。 b ある 加点 要 素は
、そ の 加点 要素 に配 点さ れ た得 点か 0点 で採 点 する こと を原 則と し ます
。た とえ ば 5点 配 点 され た加 点 要素 であ れば 5点 か 0点 で採 点す るこ と を原 則と しま す。 た だし
、そ の加 点 要素 中の 部分 点を 認 める 場合 も あり ます
。そ の場 合そ れ ぞれ の採 点基 準の 中に 明 記さ れて いま す。 c ある 要素 に 加点 する か 否か が、 他の 要素 と 無関 係に 決ま る場 合 と、 他の 要素 との 関 係で 決ま る場 合 があ り ま す。 前者 の 場合 は、 その 要素 を 単独 採点
(独 立採 点
)す ると 言い その 旨 必ず 明記 され て いま す。 後者 の場 合 は、 他の 要 素と の関 係に つい て以 下 の採 点基 準で 具体 的に 指 示さ れて いま す。 d 解答 通 りと い う条 件 があ る場 合は いか な る部 分点 も認 めま せん
。 B a 答案 中に 大 きな 誤読 と 判定 され る内 容( 語 句) など があ る場 合 は、 その 内容
(語 句
)を 減点 要素 と して 示 さ れて いる 場 合も あり ます
。 b 加点 要素 で も減 点要 素で もな い部 分 もあ りえ ます
。そ の部 分 は加 点も 減点 もし ませ ん
。 C 次 に該 当す るも の は、 答 案 の形 式上 の不 備 とし て
、 一箇 所に つき 1 点の 減 点 要素 とし ます
。 a 誤字
。漢 字 など の文 字の 明ら かな 誤 りは 誤字 とし ます
。 b 脱字
。 c 文末 の句 点 の脱 落。
※字 数指 定の な い場 合、 句点 の脱 落は 誤 字と し1 点の 減点 とし ま す。 d その 他不 適 切と 判断 せざ るを えな い 箇所
。 e 不適 切な 文 末処 理。 設 問の 問い 方に 対応 し てい ない 形で 答案 の 文末 を結 んで いな い 場合 は、 適切 な 文末 処 理 が行 われ て いな いと 見て 形式 上 の不 備に よる 減点 要 素と しま す。 たと え ば「
…と はど う いう こと か?
」と い う問 いに 体 言で 結ん でい ない も のな どは 適切 な文 末 処理 が行 われ てい な いと 見て 形式 上 の不 備と しま す。 ま た、 理由 が 問わ れて いる のに
、「 か ら」
「 ので
」な ど で結 んで いな いも の など も適 切な 文 末処 理が 行わ れて い ない と見 て 形式 上の 不備 と見 ます
。
※た だし
、「 こ とで あ る」 など の表 現も
「こ と
」な どで 結ん で いる もの と同 様適 切な 文 末処 理が 行わ れて い ると 見 ます
。ま た
、「 から で ある
。」 な どの 表現 も「 から
」 など で結 んで いる も のと 同様 適切 な 文末 処理 が行 われ て いる と見 ま す。
ま た文 末の 表現 を 問わ ない 場合 もあ りま す が、 その 場合 はそ の都 度 明記 され てい ます
。 2 日本 語の 表現 と して 不 適 切な もの は程 度 に応 じ て 減点 しま す。 3 次の 各項 に該 当 する も の は、 部分 点の 要 素が あ っ ても
、そ の設 問 の得 点 を 0点 とし ます
。 a 答 案が 解答 欄 の欄 外 に はみ 出し てい る もの
。 b 一 行の 解答 欄 に二 行 以 上書 いた 場合 も その 設 問 の得 点を 0点 と しま す
。 c 字 数指 定の あ る設 問 で
、字 数を オー バ ーし たも の。 d 答 案の 文章 が 最後 ま で 完結 して いな い もの
。 4 古文 ある い は漢 文 の訳 を記 述 する 設 問の 場合 も 以上 に準 じ ます が
、文 末 の句 点 や文 末 の処 理 ある い は答 案 の完 結 にこ だわ らな く とも よ い 場合 はそ の都 度 明記 さ れ てい ます
。
1 二
○ 二二 年 度 第 3 回 阪 大 本 番 レベ ル 模 試 採 点 基準
・ 採 点例
Ⅰ
( 50
点
) 問 一 各 2 点 a
= 容赦
b
=征 服 c= 余 儀 d= 円 滑 e
= 詮 索( 穿 鑿 も認 め る
) 問 二
■ 形 式上 の 不 備
・ 文末 表 現 は要 素 H 参照 基
準 配 点 14
点
■ 模 範解 答 例 A
B
C 社 会 契約 論 の 理論 家 た ちの
、 契 約 によ る 社 会の 成 立 以前 に 自 然状 態 が 存在 し た とい う 想 定に 対 す る、 そ こ
D
E
F に も 長期 的 な 言語 的 交 流、 契 約 と いう 高 度 な内 容 を 含む 合 意
、 契約 に 参 加で き る 人間 の 範 囲の 認 知 など
、 社 G 会 と 呼び う る 条件 が 存 在し た の で はな い か とい う 疑 問。
■ 採 点方 法
: 各要 素 単 独採 点
■ 字 数: 百 字
~百 二 十 字 四 十 九 字以 下 の もの は 全 体不 可
( 0点
)
■ 要 素A
「 社 会契 約 論 の理 論 家 た ちの
」
: 2点
・「 理 論 家た ち の
」は な く て も可
。 ほ ぼ同 内 容 の説 明 が なさ れ て いる と 判 断で き れ ば可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素B
「 契 約に よ る 社会 の 成 立 以前 に
」
:2 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素C
「 自 然状 態 が 存在 し た と いう 想 定
」: 2 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素D
「 長 期的 な 言 語的 交 流
」
:2 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素E
「 契 約と い う 高度 な 内 容 を含 む 合 意」
: 2 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素F
「 契 約に 参 加 でき る 人 間 の範 囲 の 認知
」
: 2点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
2
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素G
「 社 会と 呼 び うる 条 件 が 存在 し た ので は な いか
」
: 2点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素H
文 末表 現 は
「…
( と い う) 疑 問
」と い う 形が 原 則
。不 適 切 な形 で あ ると 判 断 され る 場 合は 1 点減
点
。
3 問 三
■ 形 式上 の 不 備
・ 文末 表 現 は要 素 E 参照 基
準 配 点 10
点
■ 模 範解 答 例 A
B
①
C
B② 人 び とは 社 会 にお い て は連 帯 に よ って 支 え合 う が
、市 場 に おい て は 自己 の 利 益 だけ を 追 求し 相 互に 支 え 合
D わ な いと い う
、社 会 と 市場 の 人 間 のあ り か た、 関 係 にお け る 根本 的 な 対立
。
■ 採 点方 法
: 各要 素 単 独採 点
■ 字 数: 六 十 字~ 八 十 字 二 十 九 字以 下 の もの は 全 体不 可
( 0点
)
■ 要 素A
「 人 びと は 社 会に お い て は連 帯 に よっ て
」
:2 点
・社 会 に は人 び と の連 帯 が 存 在す る と いう 内 容 が読 み 取 れれ ば 可
。ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素B
「
( 社会 に お いて は
) 支 え合 う
…
(市 場 に おい て は
)相 互 に 支え 合 わ ない
」
: 2点
・社 会 に は支 え 合 いが あ り
、 市場 に は それ が な いと い う 対比 が 読 み取 れ れ ば可
。 ほ ぼ同 内 容 の説 明 がな され て い ると 判 断 でき れ ば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素C
「
( 人び と は
)市 場 に お いて は 自 己の 利 益 だけ を 追 求し
」
: 2点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素D
「 社 会と 市 場 の人 間 の あ り方
、 関 係に お け る根 本 的 な対 立
」
:4 点
・「 根 本 的な
」 は なく て も 可
。ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れて い る と判 断 で きれ ば 可
。
・「 人 間 のあ り 方
」「
( 人 間 の) 関 係
」の い ず れか を 欠 く場 合 は 3点
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は2 点
。
■ 要 素E
文 末表 現 は
「…
( と い う) こ と
」ま た は
「… 対 立
」と い う 形が 原 則
。対 立 に つい て 説 明し た 答案
と し て 妥当 な 文 末表 現 で あ ると 判 断 出れ ば 可
。不 適 切 な形 で あ ると 判 断 され る 場 合は 1 点 減点
。
4 問 四
■ 形 式上 の 不 備
・ 文末 表 現 は要 素 G 参照 基
準 配 点 16
点
■ 模 範解 答 例 A
B 人 び とが 連 帯 し支 え 合 う関 係 は
、 社会 の み なら ず 市 場に も 保 険制 度 の よう な 形 で存 在 し
、 社会 も 市 場も
、 そ
C
D
E れ が 安定 的 に 維持 さ れ その 成 員 に留 ま る ため に は
、人 び と が多 く の ルー ル を 共 有し て 一定 の 信 頼関 係 を 築
G か ね ばな ら ず
、そ の よ うに 行 動 す る人 間 の 動機 を 利 己と 利 他 に図 式 的 に分 け る のは 困 難 であ る か ら
。
■ 採 点方 法
: 各要 素 単 独採 点
■ 字 数: 百 二 十字
~ 百 四十 字 五 十九 字 以 下の も の は全 体 不 可( 0 点
)
■ 要 素A
「 人 びと が 連 帯し 支 え 合 う関 係 は 社会 の み なら ず 市 場に も 保 険制 度 の よう な 形 で存 在 し
」: 3 点
・「 保 険 制度
」 と いう 具 体 例 はな く て も可
。 ほ ぼ同 内 容 の説 明 が なさ れ て いる と 判 断で き れ ば 可。
・「 連 帯 し」
「 支 え合 う
」 の いず れ か を欠 く 場 合は 2 点
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素B
「 社 会も 市 場 も、 そ れ が 安定 的 に 維持 さ れ
」: 2 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素C
「 そ の(
= 社 会・ 市 場 の
)成 員 に 留ま る た めに は
」
:2 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素D
「 人 びと が 多 くの ル ー ル を共 有 し て」
: 2 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素E
「 一 定の 信 頼 関係 を 築 か ねば な ら ず」
: 2 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素F
「 人 間の 動 機 を利 己 と 利 他に 図 式 的に 分 け るの は 困 難で あ る
」: 3 点
・「 図 式 的に
」 は なく て も 可
。「 利 己
・利 他
」 を区 別 し がた い 点 につ い て 具体 的 に 説明 し て いて も 可
。 ほぼ 同 内 容の 説 明 がな さ れ て いる と 判 断で き れ ば可
。
・「 動 機
」と い う 語を 欠 く 場 合は 2 点
。
・「 利 己 と利 他 に
」と い う 説 明内 容 を 欠く 場 合 は2 点
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
5
■ 要 素G
文 末表 現 は
「… か ら
・ ので
・ た め」 と い った 形 が 原則
。 理 由説 明 の 答案 と し て不 適 切 な形 で ある
と 判 断 され る 場 合は 1 点 減 点。
6
Ⅱ
( 50
点
) 問 一 各 2 点 a
= 摂理
b
=奇 跡 c= 迷 路 d= 奨 励 問 二
■ 形 式上 の 不 備
・ 文末 表 現 は要 素 F 参照 基
準 配 点 13
点
■ 模 範解 答 例
A
B 人 間 は、 い ろ いろ な 他 者、 思 想 や 観念 や 物 語、 事 物
・事 象 と の 偶 然 の 出会 い を 繰り 返 し なが ら 生 きて お り
、
C
D
E そ う した 様 々 な原 因 や 条件 の 折 り 重な り
、 複雑 な 相 互関 係 の 中で 常 に 変化 し 続 けて い る
「我
」 の 在り 方 と い う こと
。
■ 採 点方 法
: 各要 素 単 独採 点
■ 字 数: 百 字 四 十 九 字以 下 の も のは 全 体 不可
( 0 点)
■ 要 素A
「 い ろい ろ な 他者
、 思 想 や観 念 や 物語
、 事 物・ 事 象 との
」
: 1点
・要 素 B の「 偶 然 の出 会 い
」 の対 象 の 提示
。
「 様々 な も のと の
」 とい う 程 度で 可
。
■ 要 素B
「 偶 然の 出 会 いを 繰 り 返 しな が ら 生き て お り」
: 3 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・「 偶 然 の」 に 相 当す る 説 明 を欠 く 場 合は 2 点
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素C
「 様 々な 原 因 や条 件 の 折 り重 な り
」: 3 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素D
「 複 雑な 相 互 関係 の 中 で
」: 3 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素E
「 常 に変 化 し 続け て い る
「我
」 の 在り 方
」
:3 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素F
文 末表 現 は
「…
( と い う) こ と
」と い う 形が 原 則
。不 適 切 な形 で あ ると 判 断 され る 場 合は 1 点減
点
。
7 問 三
■ 形 式上 の 不 備
・ 文末 表 現 は要 素 H 参照 基
準 配 点 13
点
■ 模 範解 答 例 A
B
C
D
「 業
」を 輪 廻 の観 念 と 結び つ く 前世 の 報 いと 捉 え る ヒ ン ドゥ ー 教 とは 異 な り、 仏 教 では
、 個 の 根源 と し て
E
F
G 変 化 しな い 人 間の
「 我
」自 体 の 絶対 性 を 否定 し
、 人間 の 存 在や 価 値 観を 縁 起の 力 で 生成 し 変 化す る も の と 捉 え るか ら
。
■ 採 点方 法
: 各要 素 単 独採 点
■ 字 数: 百 字 四 十 九 字以 下 の も のは 全 体 不可
( 0 点)
* 要 素 A
・B は ヒ ンド ゥ ー 教 の考 え 方 の説 明 で ある こ と に留 意
。
■ 要 素A
「
『 業』 を 輪 廻の 観 念 と 結び つ く
(と 捉 え る)
」
: 1点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
■ 要 素B
「
(
『業
』 を
)前 世 の 報 いと 捉 え る」
: 1 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
■ 要 素C
「 ヒ ンド ゥ ー 教と は 異 な り、 仏 教 では
」
: 2点
・答 案 の どこ か か ら、 ヒ ン ド ゥー 教 と 仏教 の 対 比が 読 み 取れ れ ば 可。
・対 比 が 曖昧 と 判 断さ れ る 場 合は 1 点
。
* 要 素 D
・E は 仏 教か ら の ヒ ンド ゥ ー 教批 判 の 説明 で あ るこ と に 留意
。
■ 要 素D
「 個 の根 源 と して 変 化 し ない
」
: 2点 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素E
「 人 間の
『 我
』自 体 の 絶 対性 を 否 定し
」
: 2点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
* 要 素 F
・G は 仏 教の 考 え 方 の説 明 で ある こ と に留 意
。
■ 要 素F
「 人 間の 存 在 や価 値 観 を
」: 2 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
8
■ 要 素G
「 縁 起の 力 で 生成 し 変 化 する も の と捉 え る
」: 3 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・「 生 成
」「 変 化
」に 相 当 す る説 明 の いず れ か を欠 く 場 合は 2 点
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素H
文 末表 現 は
「… か ら
・ ので
・ た め」 と い った 形 が 原則
。 理 由説 明 の 答案 と し て不 適 切 な形 で ある
と 判 断さ れ る 場合 は 1 点 減点
。
9 問 四
■ 形 式上 の 不 備
・ 文末 表 現 は要 素 G 参照 基
準 配 点 16
点
■ 模 範解 答 例 A
B
C 煩 悩 によ っ て でき て い る人 間 は 欲望 や 怒 りか ら 解 放さ れ る こと が な く、 毎 日 生 きて 存 在 する こ と 自体 に 組
D
E み こ まれ た 罪 を犯 し て いる が
、 そ んな 人 間 の醜 さ を 照ら し 出 す阿 弥 陀 仏の 光 に よっ て
、 己 の悪 に 自 覚的 に な
F り
、 反省 的 契 機を つ か んで 救 い が 得ら れ る とい う こ と。
■ 採 点方 法
: 各要 素 単 独採 点
■ 字 数: 百 二 十字
五 十九 字 以 下 のも の は 全体 不 可
(0 点
)
■ 要 素A
「 煩 悩に よ っ てで き て い る人 間 は
」: 2 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素B
「 欲 望や 怒 り から 解 放 さ れる こ と がな く
」
:3 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・「 欲 望
」「 怒 り
」に 相 当 す る説 明 の いず れ か を欠 く 場 合は 2 点
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素C
「 毎 日生 き て 存在 す る こ と自 体 に 組み 込 ま れた 罪 を 犯し て い る」
: 3 点
・「 毎 日
」は な く ても 可
。
「 生き て
」
「存 在 す る」 は い ずれ か に 相当 す る 説明 が 一 つあ れ ば 可。 ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れて い る と 判断 で き れば 可
。
・具 体 的 な説 明 が なさ れ て い る場 合 は 2点
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素D
「 人 間の 醜 さ を照 ら し 出 す阿 弥 陀 仏の 光 に よっ て
」
:3 点
・「 醜 さ
」は
「 悪
」等 で も 可
。ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れて い る と判 断 で きれ ば 可
。
・と も か く阿 弥 陀 仏の 慈 悲 に は言 及 し 得て い る と判 断 で きれ ば 2 点。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素E
「 己 の悪 に 自 覚的 に な り
」: 2 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
■ 要 素F
「 反 省的 契 機 をつ か ん で 救い が 得 られ る
」
:3 点
・ほ ぼ 同 内容 の 説 明が な さ れ てい る と 判断 で き れば 可
。
・説 明 が 曖昧 で あ ると 判 断 さ れる 場 合 は1 点
。
10
■ 要 素G
文 末表 現 は
「…
( と い う) こ と
」と い う 形が 原 則
。不 適 切 な形 で あ ると 判 断 され る 場 合は 1 点減
点
。
★2 0 22 年度
第3 回 阪大 本 番レ ベル 模 試( 人外 法 経)
Ⅲ
(古 文『 唐 物語
』) 採点 基 準
※ 50 点満 点 問一
( a)
傍線 部を 現代 語訳 しな さい
。 基準
配点 3点
採点 方法
各要 素単 独採 点
字 数 指定 な し。
[傍 線部
]
A1
「あ はれ に悲 し
」 B2 など 言ふ もお ろか なり
。
[模 範解 答]
A1
「し みじ みと 悲 しい
」 B2 など とい う言 葉で は 言い 尽く せ ない ほど で ある
。
[ポ イ ント
] 要素 A
【1 点】
「あ はれ に悲 し」
→
「し みじ みと 悲し い」
※「 しみ じみ 悲 しい
」の 意が あれ ばよ い
。 要素
B
【2 点】
など 言ふ もお ろか なり
。
→ など と いう 言葉 で は言 い尽 くせ ない ほど で ある
。
※「 とい う言 葉
(表 現) では 言い 尽く せ ない
」の 意が あれ ばよ い
。。 問一
( b)
傍線 部を 現代 語訳 しな さい
。 基準
配点 3点
採点 方法
各要 素単 独採 点
字 数 指定 な し。
[傍 線部
]
A1 よそ に B1 だに なほ C1 忍び がた し。
[模 範解 答]
A1 はた から 見て B1 さえ もや はり C1 耐え がた い。
[ポ イ ント
] 要素 A
【1 点】
よそ に
→ はた から 見 て
※「 はた 目に
・ 他人 とし て・ 自分 のこ と でな くて
」等 の意 があ れ ばよ い。
※「 離れ てい て
・他 の場 所で
」等 は×
。 要素
B
【1 点】
だに なほ
→ さえ もや はり
※「 さえ
」、 また は「 も」 の意 があ れば
【 1点
】。
「や はり
」の 有 無は 不問
。 要素
C
【1 点】
忍び がた し。
→ 耐え がた い。
※「 耐え がた い
・我 慢で きな い・ 見て い られ ない
」等 の意 があ れ ばよ い。
※「 忍び がた い
」の まま は×
。
問一
( c)
傍線 部を 現代 語訳 しな さい
。 基準
配点 3点
採点 方法
各要 素単 独採 点
字 数 指定 な し。
[傍 線部
]
A1 まこ とに B2 こと わり なり
。
[模 範解 答]
A1 本当 に B2 もっ とも な こと であ る。
[ポ イ ント
] 要素 A
【1 点】
まこ とに
→ 本当 に
※「 本当 に・ 実 に・ まっ たく
」等 の意 が あれ ばよ い。
※「 たい そう
・ 非常 に・ とて も」 等は×
。 要素
B
【2 点】
こと わり なり
。
→ も っと もな こと であ る。
※「 もっ とも だ
・道 理だ
・理 にか なっ て いる
・そ の通 りだ
」等 の 意が あれ ばよ い。
。
問二
傍線 部( ア) にあ る「 仮の 宮」 と、 傍 線部
(イ
)に あ る「 住ま ひ」 は同 じも のを 指 して いる
。こ れ を 踏ま え て、 傍線 部
(イ
)が どの よう なこ と を述 べて いる のか
、説 明 しな さい
。 基準
配点 7点
採点 方法
各要 素単 独採 点
字 数 指定 な し。
[傍 線部
(イ
)]
A3 所 につ けた る 住ま ひは
、さ ま変 はり て、 B4 かか らぬ 折 なら ばを か しく もあ りぬ べし
[ 模範 解答
]
A3 逃亡 先 の仮 の宮 殿は
、都 の 宮殿 と違 っ てひ どく みす ぼら しい が
、B 4 逃亡 して い る時 で なけ れば
、 趣深 く感 じる こと もあ る だろ う、 とい うこ と。
[ポ イ ント
] 要素 A
【3 点】 逃 亡先 の仮 の宮 殿は
、都 の 宮殿 と違 って ひど くみ す ぼら しい が、
※「 逃亡 先の
(旅 先の
・仮 の・ 蜀の
)宮 殿( 住ま い) はみ すぼ らし い( 粗 末だ
)」 の意 があ れば
【2 点】
。 右 の意 があ る 上で
、「 都の
( これ まで の・ 正式 な) 宮 殿と 違っ て
」の 意が あれ ば【 3 点】
。「 宮殿
」の 意 がな い
「こ れま で と違 って
」で は得 点で き ない
。
※「 みす ぼら し い( 粗末 だ)
」 がな い場 合
。
「逃 亡先
の( 旅 先の
・仮 の・ 蜀の
)宮 殿( 住ま い) は、 都の
(こ れま での
・正 式 な) 宮 殿と 違っ てい る」 の意 が ある 場合 は
【2 点】
。
「逃 亡先 の( 旅先 の・ 仮 の・ 蜀の
)宮 殿
(住 ま い) は、 様子 が 異な って いる
」 の意 があ る場 合は
【1 点】
。 要素 B
【4 点】 逃 亡し てい る時 でな けれ ば
、趣 深く 感じ るこ とも あ るだ ろう
、と いう こと
。
※「 逃亡 して い る」 の意 がな い「 この よ うな 時で なけ れば
、趣 が あっ ただ ろう
」等 は【 3点
】。
問三
傍線 部に つ いて
、「 こ の御 物思 ひ
」と
「さ るべ き事
」の 内容 を 明ら かに し つつ
、わ か りや すく 現 代語 訳し な さい
。 基準
配点 7点
採点 方法
各要 素単 独採 点
字 数 指定 な し。
[傍 線部
]
(A 1) B 2 この 御物 思 ひの あま りに C 2さ るべ き事 とも D 2 思さ れず
。
[模 範 解答
] A1 玄宗 上 皇は
、 B2 楊貴 妃 を失 った こ との 御苦 悩 のあ まり に、 C2 新帝 とと もに 政 治 を行 う べき であ る とも D2 思わ れな さ らな い。
[ポ イ ント
] 要素 A
【1 点】
(補 い)
→ 玄宗 上皇 は、
※「 玄宗 は・ 上 皇は
・玄 宗皇 帝は
」で も よい
。
※「 皇帝 は」 は×
。 要素
B
【2 点】
この 御物 思ひ のあ まり に
→ 楊貴 妃 を失 った こ との 御苦 悩の あま りに
、
※「 楊貴 妃を 失 った ので
」の 意が あれ ば
【1 点】
。「 失 った
」の 意 がな い「 楊貴 妃の 問題 で
」等 は×
。
※「 苦し いの で
・苦 悩の ため に・ 悲し み のた め」 等の 意が あれ ば
【1 点】
。 要素
C
【2 点】
さる べき 事と も
→ 新 帝と とも に政 治を 行う べ きで ある とも
※「 新帝
(春 宮
)と 政治 を行 うべ きだ と
」の 意が あれ ばよ い。
※
「新 帝( 春 宮) と」 の 意が ない 場 合は
【1 点
】。 要素
D
【2 点】
思さ れず
。
→ 思わ れ なさ らな い。
※「 思わ ない
」 の意 があ れば
【1 点】
。自 発の 意(
〜 され る) の 有無 は不 問。
※右 の意 があ る 上で 尊敬 の意 があ れば
【 2点
】。
※C で「 新帝 と政 治を 行う べ きで はな い、 と、
」の よう に打 消の 意 が表 され てい る場 合は
、「 思う
」の 意 があ れば
【 1点
】、 尊敬 の意 もあ れば
【2 点】
。
問四
(1
) 傍線 部の 和歌 につ いて
、「 袖も 朽ち 果 てて
」と ある が
、何 によ って
「 朽ち 果て
」た とい うの か、 説 明し なさ い
。 基準
配点 5点
採点 方法
各要 素単 独採 点( Bは 条件 あり
)
字数 指 定な し。
[傍 線部
]
もろ とも にか さね し袖 も 朽ち 果て てい づれ の野 辺 の露 結ぶ らん
[模 範解 答]
A1 楊貴 妃を 失っ た こと を悲 しん で流 す B1 玄宗 上皇 の C3 涙。
[ポ イ ント
] 要素 A
【1 点】
楊貴 妃を 失っ たこ とを 悲 しん で流 す
※「 楊貴 妃を 失 った 悲し み」 の意 があ れ ばよ しと する
。 要素
B
【1 点】
玄宗 上皇 の
※C が0 点の 場 合は 得点 でき ない
。( 誤字 等の 減点 で0 点の 場合 は 得点 でき る)
※「 玄宗 の・ 上 皇の
」で もよ い。 要素
C
【3 点】 涙。
※「 涙」 の意 が あれ ばよ い。 問四
(2
) 傍線 部の 和歌 につ いて
、「 いづ れの 野 辺の 露結 ぶ らん
」の 部分 を、 主 語( 動作 主
)を 補っ て
、 わか り やす く現 代 語訳 しな さい
。 基準
配点 5点
採点 方法
各要 素単 独採 点
字 数 指定 な し。
[傍 線部
]
もろ とも にか さね し袖 も 朽ち 果て て
( B1
) C1 いづ れの 野 辺の A3 露結 ぶら ん
[模 範解 答
] A3 今頃 B1 楊貴 妃は
、C 1 どこ の野 辺で
(A
)露 のよ うな 涙を 流し てい る のだ ろう か。
[ポ イ ント
] 要素 A
【3 点】
露結 ぶら ん
→ 今頃
〜 露の よう な涙 を流 し てい るの だろ うか
。
※「 涙を 流す
・ 泣く
」( a) の 意が あれ ば
【1 点】
。
※a の意 があ る 上で
「〜 いる だろ う」
(現 在推 量) の意 もあ れば
【2 点】
。
※a の意 があ る 上で
「露 のよ うな
・露 の よう に」 等、
「 露」 と結 び つけ てあ れば
【2 点】
。
※ aの 意が ある 上で も「
〜い るだ ろ う」
(現 在 推量
) の意 と、
「露
」と の 結び き の両 方が あれ ば
【3 点】
。 要素 B
【1 点】 補い
→ 楊 貴妃 は、 要素 C
【1 点】
いづ れの 野辺 の
→ ど この 野辺 で
※「 どこ かの 野 で・ どこ の野 辺で
・ど こ の土 地で
」等 でも よい
。
問五
傍線 部の 和 歌に つい て、 よみ 手の 心 情を 説明 しな さい
。 基準
配点 7点
採点 方法
各要 素単 独採 点( 条件 あり
)
字数
指定 な し。
[傍 線部
]
A2 別れ にし 道の ほ とり に訪 ね来 て
(B 2・ C 2) D 1帰 さは 駒に ま かせ てぞ 行 く
[模 範解 答]
A 2 楊貴 妃を 偲 んで 最後 に 別れ た道 のほ とり ま で来 たが
、 B2 心は 癒や さ れず
、悲 しみ のた め にC 2 呆然 とし て、 D 1馬 に身 を預 け て帰 る
(C
) むな しい 気持 ち。
[ポ イ ント
] 要素 A
【2 点】
楊貴 妃を 偲ん で最 後に 別 れた 道の ほと りま で来 た が、
※「 楊貴 妃を 偲 んで
」の 意が ない 場合 は
【1 点】
。 要素
B
【2 点】
心は 癒や され ず、 悲し み のた めに
※「 悲し い・ つ らい
・思 い悩 む」 等の 意 があ れば よい
。 要素
C
【2 点】
呆然 とし て
〜 むな し い気 持ち
。
※「 呆然 とし て いる
・む なし い・ やる せ ない
」等 の意 があ れば よ い。 要素
D
【1 点】
馬に 身を 預け て帰 る
※「 馬に 身を 任 す」 の意 があ れば よい
。
問六
傍線 部は ど のよ うな こと を述 べて い るの か、 わか りや すく 説 明し なさ い。 基準
配点
10 点
採点 方 法 各要 素 単独 採点
字数
指定 なし
。
[傍 線 部]
(A 3)
B3 いと ど御 袖の 上 ひま なく 見 ゆる 心苦 し さ、 C 4よ その 袂ま で も塞 きか ぬ る 心地 す
。
[模 範解 答]
A 3 楊貴 妃に 仕 えた 女房 た ちが 楊貴 妃を 偲ん で 琴や 琵琶 を弾 くの を 聞い て、 B 3玄 宗上 皇は ま すま すひ どく 涙を 流し たが
、 C4 それ を 見た 周囲 の人 々も
、上 皇を 気の 毒に 思っ て涙 をこ らえ かね る気 持 ちに なっ た
、と いう こと
。
[ポ イ ント
] 要素 A
【3 点】
楊貴 妃に 仕え た女 房た ち が楊 貴妃 を偲 んで 琴や 琵 琶を 弾く のを 聞い て、
※「 楊貴 妃の 女 房た ちが 楽器 を演 奏す る
」( a) の意 があ れば
【 1点
】。
※a の意 があ る 上で
、「 のを 聞 いて
」の 意 があ れば
【 1点
】。
※a の意 があ る 上で
、「 楊貴 妃 を偲 ぶ」 の 意が あれ ば
【1 点】
。 要素
B
【3 点】
玄宗 上皇 はま すま すひ ど く涙 を流 した が、
※「 玄宗 上皇
( 玄宗
・上 皇) が泣 く( 悲 しむ
)」 の意 が あれ ば【 2点
】。
※右 の意 があ る 上で
「ま すま す」 の意 も あれ ば【 3点
】。 要素
C【 4点
】 それ を見 た 周囲 の人 々も 上 皇を 気 の毒 に思 っ て涙 を こら え かね る気 持ち に なっ た、 とい うこ と
。
※「 人( 周囲 の 人・ 他の 人・ 家臣
)も 気 の毒 に思 い( 悲し く・ つ らく
)、 泣く
」 の意 があ れ ば【 4点
】。
※「 気の 毒に 思 い( 悲し く・ つら く)
」が ない
、「 人( 周囲 の人
・ 他の 人・ 家臣
)も 泣く
」は
【3 点】
。
※「 泣く
」が な い、
「人
(周 囲 の人
・他 の 人・ 家臣
)も 気の 毒に 思 う( 悲し い・ つら い)
」 は【 3点
】。