寒天レンズの透聡嚢について §
寒天レンズの透明度について
長水 沢 千 達 晶 陽 子
(理科教育/
(本学部昭56年度卒業生〉
茎.はじめに
現行の小学校学習振導要鑛において,「光」の単 元は3学年と5学年で主に搬われることになって いる。その申の「光の性質」の学習では,鏡や虫 めがね(レンズ/など教秘の与え方次第では新た な発見と驚きにもなウ,その後の学習が籠動的に
も積極的毒こもな蓼得る。
一方文献は明らかで1まないが,寒天に庶糖を多 量に換えると透明になるということが知られてお
り,これでレンズを作診授業で繕いた経験議や,
あるいは現職教育のテーマに取参上げられたこと なども驚いている。しかし不透競である寒天を透 明にする条件や,レンズとして籔いやすい程度の 露さ,弾力性などの遜燐な条件については窮らか ではない。
そこでこれらの条件について縷記し,それに基 づいて得られた寒天の光学教鯵としての活躍法に ついて考察してみた。
2.寒天の嬢化と透明化について
寒天は紅藻類の纈麗壁に多量に存在する多種類 で,テングサを主原料としその飽にオゴノリ,エ ゴノ婆,イギスなどを原料として鐸られる。これ らの原料の醍合離合は,寒蓑の種類,原料藻の贔 質(成奮鐸寺の難度条件〉などによ箏一定しないが,
一般にはテングサ蕊%,イギス欝%.エゴノ肇ま たはオゴノリ2§%の割合で醗合されたものが毒販 されている。
化学的には,アガロースとアが冒ペクチンの二 種の多纏類の混合物となっている。アが鷺一スは,
質,量ともに寒天の主体であり,涯ガラクトース と3,金アンヒド蟹一レガラクトースが結合した糸 状分子である。アガロペクチンは寒天中のアが質 一ス以外の多籍類で,アガロースに硫酸基,ウロ
ン酸基,ピルビン酸基がついたものである葺。
これを溶かして作る寒天ゼリーは,水分鱒、8%
に対して寒天は尋、2%しか含まれていない。それに もかかわらず温度が下がるにつれて液体系から醗 体系のように変銘する。このゲルが轟まるしくみ
については,先に述べた糸状分子の長い種子が互 いに絡みあって支持購造(F獄搬をwor齢をつくる ため,微量のコ窟イド物質でも懲体系に変えるこ とができるといわれている。
寒天が添撫物によって透瞬になるのは,この寒 天の支持購造の懸に族籍のような高分子物質が入 む込むとき,そのすき翼が押し拡げられるために 透聡に見えるのではないかと推定されている。こ の推定が妥当ならば,鷹穂の飽にこれと分子撰進 が似た高分子物質を寒天1こ毅えたときも,透駆度 の大きい寒天ができると予想される。
3.寒天の添撫物と透明度の検討
本摂究では次に述べる寒天強度の灘定に基づ き,寒芙濃度暮.盤幻盤(3飢.%/をベースとし,
添撫物の種類や濃度を変えながら,できた寒天溶 液を比色管に入れて透遜率を灘定する一方,球面 鏡として使えるスプレー管の癒にこの溶濠を流し て霞め,それを取む鐡してレンズとしての取攀援 い(もろさ,べたつき,光の透過,ひび割れなど/
について検討した。
繊 寒天蓼鍍の灘定
寒天は水温が低いと溶けないし凝霧しないの で,条件によってムラが生じないように鱒℃以上 の水に溶かした.溶けた寒天は型枠を霧裕て一定 の厚さに鏤め,コルクボーラーで垂直に打ち叛き,
漂い湾盤状の爾藏から垂1甕に撫窪してその駿壊強 度を灘寇した(懸碁。
この寒天羅盤の強度を灘足した結果隷,寒叉が
§.碗g〆雌(i wt.%/以下の濃度ではくずれやす く手では籔えなくなるので,寒天レンズとして使
欝 福島大学教官実践藩究紀要第㌶号 玉鰺7隼ii薄
えそうな濃度1諦.総9/錘(3槻.%/が下簸であ る。一方薩1すぎる(濃度が大きい)と逆にもろく な集また不透弱にもなるので嚢、縫〜昏.総9〆躍
(婆〜5wt、%〉あた参が上議となる。
なお寒天濃度馨.総霧/賊(6wt、%/では絶すぎ て弾力性が乏しく,レンズを作ってもすぐひび割 れしてしまう上に,気泡が消えず透弱度も下がる ので適当な濃度とはいえな雛。
(警〆(癖
7舗
6轟轟
圧 灘春
方
難癖
3春彗
2§毒
欝馨一一
昏 §.擁
護 9.漉
度
春.馨3 §.縫(霧!麟)
園主 寒天濃度と破壊圧力
② 癒糖の添撫量と透遍率の灘係
癒糖濃度を変えて溶かした寒蓑溶蔽を比色管に 入れ,瞬まった直後に光電比色計(島津S群2紛で 波長6縫磯の蒔の透遜率を灘寇した。また同じ溶 液をスプレー管の底に流してレンズを作蓼,観察 検討した、
結果は嶽糖濃度i.2〜i.59/認のものが透過率 が大きい(籔2/。これは寒天の鐙〜講焙もの鷹藷 量であって,これでレンズを作るとべたつき,こ のままでは掃いにくい。
麟 添撫物の種類と透邊率
庶驚以外の添撫物としては,2で述べたような 撹点から溶性でんぶん,ゼラチン,ブドウ糖,ア ラビアゴムの獲つを選んでみた。
しかし溶性でんぶんを換えたレンズは見ただけ
で不透饗であり,しかもでんぷん濃度が高い縁ど 白く濁る。またアラビアゴムだけの水溶蔽1まほぼ 透霧であるが闘まらないし,寒天との混食溶演は 露まるが,寒天だけのレンズよ参透過率は小さく なる。謎って溶性でんぷんとアラビアゴムは,透 購度を増すための添癬霧としては適当ではない。
① ゼラチンの添趨量と透過率
一定濃度の寒天溶蔽1こゼラチンを一定量ずつ 換えていき,レンズの透弱護を観察し,波長翻奪 艦でその透過率を灘足した。透過率は鴨%に達 しかな蓼透弱になるが,ゼラチン濃度が尋.焉幻 瓢玉以上の溶蔽ではゼラチンが溶けきれないうえ に,特有の黄褐色が鐵てくる。レンズとしては ゼラチンを旛えることによって弾力性が生じ,
丈夫で手縺りはよいが透明度は不十分である。
⑨ ブドウ糖の添撫量と透遍率
一定濃度の寒天溶薮にブドウ藷を一定量ずつ
寒天レンズの透聡獲について ii
超えてレンズの透弱震を観察し,波長齢皺皺で その透過率を灘定した。この時ブドウ纏だけを 旛えていった蒔の透過率は総%に達するが,ブ ドウ縫と等量あるいはそれ以上の庶糖を換えて いくと,透遜率は更に大きく85%に達する。ま たブドウ穂を増やしていくと,嶽糖を換えた鋳 よ参べたつきがひどくなる感じで,レンズとし ては取参籔いにくくなる。
ブドウ縫濃度力灘.69/擁を越えた溶液でレン ズを作ると,水に対するブ詳ウ驚の溶解度は鷹 穂の溶解度よ陰はるかに小さいことから,寒莱 が乾燥するにつれて白い粉状霧質がレンズ表面 に析超してくる。この析畠物を取ってベネジク ト液(ブドウ塘験墨試薬/に越えて撫熱したと ころ,瞬瞭な反応を示したのでこの新裁物はブ ドウ藷であると確認した。
⑤ ゼラチン,ブドウ糖の混合添趨と透過率 一定の濃嚢の寒天と嶽糖の溶液に,ゼラチン とブドウ糖を総量毒、焉薯1醗以内の範麟で,i:
4〜嘆:iまで,いろいろ績合せて換えたとき
の透幾度を調べた。
この縛の透過率は艇〜6§%で,i:聾こ混ぜ たとき寺童最大の§9%であ彗,あまり大きな差は 晃られない。ゼラチンの濃嚢が§.弱警1認を越え ると,①のゼラチンだけの鋳よ箏少なくても黄 色になってくる。レンズとしては,透覇度から 見てゼラチン添撫の猿舞量は馨、解591戯程度で ある。
④ 添撫駿1混合蔽に及ぼすゼラチン添簾量の影響 ゼラチンを簾えると,その濃度によって寒天 の柔らかさが左右される。そこで手で擾うの鉦 適盗な濃度を決定する為1こ,寒乗,蔗糖,プド ウ穗の濃度を一定にした溶薮にゼラチンを趨 え,その透霧度を灘足した。また疑時にレンズ の手ざわ瞬こついても調べた。
透幾度については,ゼラチンを簾えても目で みてほとんど差は箆られなかったが,透過率は 換えない蒔に比べてかな陰大きくな吟,約驚%
になる。簾えるゼラチンの濃度は巷.総9!雛菱以下 ならば手で持っても変形することはなく,また
透
遺
事
(%/
鰺春
灘
§
暑甕
ノ 諺,霧患蕎
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D/締携/
澄 続 鋤彫惣.ジプゴ講鱒 畠 イニニ輩むン磯騨砕
釜_ノ
鎗轡麟2
5暮暮 波 長 添擁麹混合寒天⑱光の透遇率
総巻
(盤癬
i2 福島大学教育実践懸:発紀要第鎗号
透墾度にも影響はない。これよ多量が多くなる と柔らかくなむ,持つと変形してしまう。
⑤ 鷹繕添撫とブドウ糖添撫の透遜率の比較 一定濃度の寒天とゼラチンの混合溶蔽に鷹雛 を超えたとき,さらにこれら淀プざウ纏を擁え たとき,あるいは臆i籍だけを換えた鋳などにっ いて,透過率(総暮鐡/と手ざわ参を講べた。
比率は寒葵,ゼラチン,庶懸,ブドウ籍がi:
i:3蓼:鎗幡.暮3:暮、総:9.§:曇.3)9〆膿茎〉
の時の透過率多ま93%に達した。またゼラチンを 喰いて,ブドウ穂の代りに庶繕の総量をi.2馨/
睡としたとき,難ち寒天と嶽籍(i:憩/だけ の場合の透遍率を濁ったところ,鎗%程度1こ達
した。
そこで講じ条件でブドウ繕と癒驚を等量ずつ 超えてみたが,その透遜率よりも,購じ質量な らばブドウ糖よ讐度繕だけを多く換えた方が透 過率は大きくなる。鱗ち癒穂だけi.露〆戯蕊え た時は欝%程度1こなった。このことから寒策に ゼラチンやブドウ繕を癩えても,寒天と嶽糖以
上の透明度にはならないことがわかる。
この嶽籍だけを超える建方は一蚤透遍率が轟 く,レンズとして使えそうである。このレンズ は帽当べたつくが赤水にぬらしながら擾うとが まんできる。またレンズの弾力性はゼラチンを 簾えると鐵てくるが,庶糖を多量に換えても柔 らかくなるし弾力がついてくるので,この建方 だとあえてゼラチンを超える必要はなくなる、
4.教材としての利驚条件
寒天に添撫物を越えることで,透遍率(懸綴麟 が鱒驚のかな参透明なものが得られたので,これ を教樗として嚢零するときの条件垂こついて検討し
た。
轡 鑓方による透遍率の違い
寒天の添擁麹として庶繕にブドウ縫やゼラチン などを総合せても,透遇率の違警・は庶糖の量に閣 保する。実験によれば透過率鶴%程度に達するの は,寒天の菊〜欝焙の庶藷を癒えたものである。
また講じ庶纏欝欝でも毒販寒天を覆いた時の透 過率は,試薬(培養基霧/の寒天末(粉末)を繕 いた透遜率よ彗驚〜焉%小さい値を示した。レン ズとしては寒天に対する庶糖量2む接あたりからべ たつきがでてくるため,べたつかないで光を還せ
i認7隼鍍縁
るほどの透窮護:歩 なことである。
と雛う条件を見鐵すことは露難
(2/光源装置による透邊光の観察
透邊光観察矯の光源として,ウチダの児童罵光 漂装置と幻燈機(ニコレット鎗春W/を薄いて比較 した。またレンズはスプレー缶の薩に流して露め たものを繕いて焦点を結ぶかどうかで確めた。も う一つのレンズとして,茶織で作った半霧箕型(カ マボコ型/のレンズを作った。これは寒天と鷹穂
(i:韓〉の溶溝1を茶筒に半分1こなるように流し 込み,横1こ倒して餐めたものである。
寒芙の透過光を見るため輻約6灘の響さから 徐々に窮って薄くしながら,鍾行嚢爵こ藁薩に光を 当てて透過光を観察した(表舞。
表i 透遇光の観察(光源ニコレット,懇§W/
○:透遮光がよく見える
△二やや見える ×:見えない
1 形 凸レンズE
激塔Yの 摩さ(c瞬1 亙.2 茸 i.馨2.暮4.§§.蓉半円簿レンズ
瞬 る い 所 1 0
wい剣・
○ × × ×宦@○ △ ×結果は幻燈機光濾で摩さがi〜2c醗位になって 光が遜ったが,晃童罵光源では蔑さi糠くらいで
も光は通らない。このことからカマボコ型レンズ では,幻燈機光源で球薦に垂甕(光軸/方欝に光 を当てた蒔,漂さはk灘程度がよいところで,暗 い部屋で2鐡が酸度である。
半円篶璽でなく,スプレー缶の欝塑寒天レンズ に光を当てた場合,舞経の大きさによっても多少 の差はあるが,児童総光源ではくっき1)焦点を結 ぶところまでは晃られな力激った。 しカ》し幻燈機光 源で試みると光諮がわか9,シャープではないが 焦点を結ぶのが認められる。
結論として演示実験でも発童実験でも,登臨こ 寒天レンズで光露を見る場合は,児童稀光源では かな参暗くしても光諮がよく見えないから,強い 光源を繕いる必要がある。
③ 寒天滾滾と添糠勃の総捧積
憩越の水に寒天,癒糖などを溶かして得られる 溶液の総体積は,その越方によっても異なる。寒
寒天レンズの透饗痩について i3
天とゼラチンに嶽穂とブドウ糖を換えた時,すな
わちi:i:3春:欝(韓.馨3:轡.鋸二{}、9:魯.3〉9/
盤l/の蒔は,その体積はおよそ臆%増撫する。一 方寒天と癒糖だけi=5§((舞.総:i.5/9!獄墨/の 場合の体積は約憩馨%増撫し,覆して癒繕を超えた 時の方が総体積隷大きくなる。
実携として,寒蓑と嶽驚縫:5韓に水鱒撚 を蕊えて作られる溶液の総体積は,ほぼ緯書%増の 欝3擁となった。従って羅径6.6c蟹,撃さ約茎.2鰹で あるスプレー缶の底を璽とするレンズは,上の越 方だと5む紐の水に溶かして3〜4懸できる。疲に 韓人クラスでレンズを各i魑ずつ分け与えたい場 合は,灘尋醸の水1こ寒天蔦9,庶穂7灘暮矯意すれ ばよいことになる。
14/寒天レンズの作鞭方と綾羅法
寒天溶液を作るには水温を騰℃以上にしてから 寒天を溶かし,冷めないうちに藪糖を換え,よく かきまぜてから璽に流して簿つくり冷ますように する。難度が低雛と寒天が溶けないので織まらな いし,また溶蔽を早くさますと嶽繕の気泡が放け きらないうちに劉まってしまい,不透題紅な蓼や
すいひ
スプレー缶で闘まった寒天レンズを取む鐵すに は,水槽などに水を入れスプレー缶のレンズ面を 下にして水蜜}に接し,激しく左姦に勤かすとすっ ぽ蓼とれる。スプレー釜を水棲のふちにぶっつけ て衝撃を瀦えた箏してもとれる。手で取ろうとし て無遷に押した1フすると,いっぺんにくずれて端 がこわれてしまう。
べたつきに麗しては,レンズを水でぬらしなが ら硬うとべたつきを感じない。それが無還な場合 はしわにならないようにラップで包むなどして綾 絹するとよも㌔
5.結
論寒天レンズとしての条件をまとめてみると,レ ンズとして鑓零できる強震:は淫灘響/纒2以上のもの で,それには寒天濃度§.薦暮、1擁種痘が適当であ
る。
度穗以外6)添撫物としてゼラチンを加えた透開 度は,入れないときよむ驚%増力聾するだけで蔗糖 の代りにはならなも㌔しかし{}.馨3墓/猛茎ぐらいの濃 度ならば,弾力性が鵡てひび害耄れしにくくなる。
ブドウ糖は超えれば簾えるほど透墾になるが,寒
天に薄しその量が3§賠以上になると乾燥と共にブ 醤ウ穂が析鐡してしまうので,ブドウ糖の鰻罪量
は§.3霧/懸董程度である。
こうしたことからレンズとして硬える麺方は,
寒天§、総9〆醗璽に庶縫i、2〜i.59!錘を換えたもの であ拳,その箆率はi:鱒〜灘である。実際に作 るにあたっては,寒天と藪穂と水の混合比はi:
憩:33((巷.総:i.2:圭.韓9/懸垂〉がよい。この 時の総体積は,およそ水の量の2館毒こなる。
欠点として鷹驚濃度が寒天の萄賠以上になる
と,不{笑なべたつきオ達生じ素手では籔い妾こくくな ってくる.レンズとして透遺率を重規するとき,
雛ちべたついてもよいというときは癒縫鱒接の方 が透遜率が大きい。
6.おわ琴に
寒天を光学教耕として痩結することは,羅秘鋳 隼漿の本漿小教晒の地藝講習会で取彗上げられた と瞬いている。これとは溺に,騒秘講年代半ばに も寒茱レンズが毅われたことを弱き,糧在退職し ている当時の捲導者に照会したところ,これにつ いての確かな文献慧わからなかった。しかしその 漿すでに比較的広く難られていたようで,あるい は第二次大戦鋳までさかのぼるかもしれない。
著者らは寒天の絶にゼラチンでレンズを作!ラ試 みたが,それは確かに透聡度はよいが,もろくて 嵌れやすく強度が不十分なので,特にここでは取
塗上げなかった。
最近,溝上らがゼサーによる光の実験について 報蓋しているが2},それ紅よると彼らはゼラチン,
寒天の中で最も適当なゼ》一を装ったとあって,
寒天とゼラチンの盤慰した検討がなされていな い。しかも彼らは寒天7%とかな参濃度の大きい ものを髄っている。
文献によれば,ゲルはゼリーとコ欝イド洗でん
(渡殿ゲル/を食む総称であるが,最近はゼサー はゲルの通称として震いられているという鋸}。
ゼラチンは蛋白質で寒天とは懸のものであ瓶 これらは梅質名であって,ゼリーというのは状態 をさした諜葉である。それとも最近講理稽のゼラ チンあるいは寒天で,透調度が大きく丈夫なもの が弱発され,市販されているのかもしれない。
その地歩現代ではプラスチックレンズやフレネ ルレンズが鐵懇ってお珍,寒天レンズが実鐸黙こ掃 われることは少ないと思われるが,教軽として必
慧 遜島大学教蕎実践醗突紀要第至2弩 i§87隼簸月
要な条件を麗らかにしておくことは無駐なことで もなかろうと考えて講べてみた。結果は透明度や 添撫物について多くの知見が簿られたが,これを もと1こ教舞としての効果的な籍驚方法が麗麗でき ると考えている。
1参考文献)
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む響本化学会繍1「コロイド化学の基縫盛(基礎化学 シ1ヲーズ5/,登、239,(欝7劔,大饗本選書