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岡山理科大学獣医学部学生が有する生物学的知識の背景と現状

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岡山理科大学獣医学部学生が有する生物学的知識の背景と現状

深瀬 徹・中村有加里・向田昌司・望月庸平

岡山理科大学獣医学部獣医学科

1.はじめに

獣医学は,基本的には生物学に立脚した 学問である。したがって,その修得にあた っては,生物学に関連する基礎的な知識を 有していることが必須である。獣医学部に 入学以降に大学における各種の科目,とく にいわゆる専門科目を円滑に履修していく ためには,高等学校在学時に生物学に関連 する科目,すなわち「基礎生物」や「生物」

を履修し,その内容を十分に理解している ことが望ましい。

しかし,本学獣医学部への入学者のなか には,高等学校で「基礎生物」あるいは「生 物」を履修していない学生あるいは履修し ていても十分な知識を得ていない学生が散 見される。これらの学生には,入学後に大 学での受講に際して,とくに生物学に関連 の深い科目の履修に際して多少の困惑があ ると聞いている。

生物学的な知識に乏しい学生に対しては,

入学前教育 [1] として,また,入学後には リメディアル教育 [2-4] として,生物学に 関する教育を提供する必要があろう。この たび,本学獣医学部に在学する学生を対象 として高等学校在学時の理科科目の履修状 況と大学の入学試験受験に際していずれの 理科科目を受験科目としたかに関するアン ケート調査および生物学的知識についての 基礎学力調査を試み,入学前教育やリメデ ィアル教育の一環として生物学教育を実施 する必要性を検討した。

2.調査方法

2020

年

9

月

18

日に実施した秋学期オリ エンテーションの際に,この時点で岡山理 科大学獣医学部獣医学科と獣医保健看護学 科に在学する

1

年次学生と

2

年次学生,3 年次学生を対象として,高等学校における 理科科目の履修状況と大学の入学試験にお ける理科科目の利用状況に関するアンケー ト調査と生物学的知識についての基礎学力 調査を実施した。なお,本学獣医学部は

2018

年

4

月に開学したものであり,現在,

最上級学年は

3

年次である。

アンケート調査では,「基礎物理」「物理」

「基礎化学」「化学」「基礎生物」「生物」「基 礎地学」「地学」を履修したか否かを問い,

さらに本学獣医学部および他大学・他学部

(岡山理科大学の獣医学部以外の学部を含 む)の入学試験の受験に際して「基礎物理」

または「物理」,「基礎化学」または「化学」,

「基礎生物」または「生物」,「基礎地学」

または「地学」を受験科目としたか否かを 質問した。

生物学的知識の保有状況の調査は,「生物 学基礎学力調査」と称して実施し,高等学 校「基礎生物」および「生物」の内容に準 拠して自作した問題

50

問を出題した。作 問にあたっては,「基礎生物」と「生物」の 各領域からの出題数がなるべく均等になる ように配慮した。なお,これらの問題はす べて

5

つの選択肢から正答

1

つを選択する 方式とし,解答時間は

30

分とした。解答

(2)

表1 調査参加者

はマークシートへの記入とし,スキャナー

(ScanSnap iX1500,富士通株式会社)

を用 いて採点を行った。

3.調査結果 3-1 調査参加者

2020

年

9

月

18

日時点で,岡山理科大学 獣医学部には,獣医学科

452

名 (1年次

153

名,

2

年次

160

名,

3

年次

139

名),獣医保 健看護学科

141

名 (1年次

69

名,2 年次

38

名,

3

年次

34

名) の合計

593

名 (1年次

222

名,2年次

198

名,3年次

173

名) が 在学しており,そのうち

513

名 (87%) が 本調査に参加した (表

1)。

3-2 高等学校における理科科目の履修 状況

高等学校における理科科目のうち「基礎 物理」は獣医学科

3

学年の各学年で

79~

85% (3

学年の合計で

82%),獣医保健看護

学科

3

学年の各学年で

68~79% (3

学年の

合計で

72%)

の学生が履修していたが,「物

表2 高等学校における理科科目の履修状況

(3)

理」の履修者の割合は獣医学科で

22~31%

(3

学年の合計で

27%),獣医保健看護学科

で

8~15% (3

学年の合計で

12%)

と,両学 科ともに「基礎物理」の履修者よりも著し く少なかった (表

2)。

これに対して,「基礎化学」の履修者の割 合は獣医学科で

89~95% (3

学年の合計で

92%),獣医保健看護学科で 92~97% (3

学 年の合計で

94%),

「化学」の履修者の割合 は獣医学科で

87~94% (3

学年の合計で

92%),獣医保健看護学科で 72~79% (3

学 年の合計で

75%)

であり,両科目ともに多 くの学生が履修していた。獣医保健看護学 科の学生の「化学」履修者は,「基礎化学」

履修者と比べると少なかったが,「基礎物理」

と「物理」の間にみられたほどの減少では なかった (表

2)。

「基礎生物」の履修者の割合は,獣医学 科で

79~93% (3

学年の合計で

86%)

と,

「基礎化学」の履修者よりも少なかったが,

獣医保健看護学科では93~100% (3学年の

合計で

97%)

の学生が履修していた。「生

物」の履修者は,獣医学科は

71~73% (3

学年の合計で

72%),獣医保健看護学科は 64~83% (3

学年の合計で

72%)

であり,

「基礎生物」と比べて履修者の割合が減少 していた (表

2)。

一方,「基礎地学」の履修者は,獣医学科 で

10~15% (3

学年の合計で

12%),獣医保

健看護学科で

10~26% (3

学年の合計で

19%)

と,他の理科科目と比べて非常に少

なく,さらに「地学」の履修者は,獣医学 科では

2~4% (3

学年の合計で

3%),獣医

保健看護学科では

0~8% (3

学年の合計で

5%)

にすぎなかった (表

2)。

3-3 大学の入学試験受験に際しての理 科科目の利用状況

大学の入学試験受験に際して「基礎物理」

または「物理」を受験科目としたと回答し たのは,獣医学科

3

学年では本学獣医学部 の受験が 5~7% (3学年の合計で

6%),他

大学・他学部の受験が

11~16% (3

学年の

合計で

13%),獣医保健看護学科 3

学年で

は本学獣医学部の受験が

0~6% (3

学年の

合計で

4%),他大学・他学部の受験が 4~

表3 大学受験に際しての理科科目の利用状況

(4)

~10% (3学年の合計で

7%)

と,比較的少 数であった (表

3)。

「基礎化学」と「化学」については,こ れらの科目を受験科目としたのは,獣医学 科では本学獣医学部の受験が

41~45% (3

学年の合計で

43%),他大学・他学部の受

験が

52~63% (3

学年の合計で

57%),獣医

保健看護学科では本学獣医学部の受験が

17~34% (3

学年の合計で

23%),他大学・

他学部の受験が

34~42% (3

学年の合計で

36%)

であった (表

3)。

また,「基礎生物」と「生物」は,獣医学 科では

53~57% (3

学年の合計で

55%)

が 本学獣医学部,51~64% (3 学年の合計で

59%)

が他大学・他学部の受験に利用し,

獣医保健看護学科では

53~83% (3

学年の 合計で

60%)

が本学獣医学部,

47~63% (3

学年の合計で

51%)

が他大学・他学部の受 験に利用したとのことであった (表

3)。

なお,「基礎地学」と「地学」を入学試験 の受験に利用した学生はほとんどいなかっ た。本学獣医学科では「基礎地学」または

「地学」を受験科目として設定していない ため,この学科の受験にこれらの科目を利 用した学生はなく,他大学・他学部の受験 に利用したのが

0~2% (3

学年の合計で

1%)

であった。獣医保健看護学科では,本 学獣医学部の受験に利用したのが

0~2%

(3

学科の合計で

1%)

で,他大学・他学部 の受験に利用したのも

0~2% (3

学年の合

計

1%)

にすぎなかった (表

3)。

3-4 生物学的知識の保有状況

生物学的知識の保有状況を確認した「生 物学基礎学力調査」の成績は,解答者

513

名の全体としてみると,

50

点満点の得点と して

15~47

点 (中央値

32

点) で,これを 百分率の得点率に換算すると

30~94% (中

央値

64%)

であった (表

4)。

この成績を学科別,学年別にみると,得 点率に換算した場合,獣医学科は

1

年次が

36~94% (中央値 70%), 2

年次が

34~90%

(中央値 68%),3

年次が

34~88% (中央値

66%),獣医保健看護学科は 1

年次が

30~

84% (中央値 52%),2

年次が

32~74% (中

央値

52%), 3

年次が

44~68% (中央値 52%)

であった。ここで,獣医学科

3

学年合計の 得点率は,獣医保健看護学科

3

学年合計の 得点率と比べて,統計学的に有意 (

p < 0.05,

Wilcoxon

の順位和検定) に高いことが確

認された (表

4,図 1)。

以上の各学科の各学年の得点率について,

大学の入学試験受験にあたって「基礎生物」

または「生物」を受験科目としたか否かを 加味して検討したところ,獣医学科では

3

学年ともに,受験に利用した学生の得点率

(1

年次:48~94%,中央値

76%,2

年次:

52~90%,中央値 72%, 3

年次:

42~88%,

中央値

70%)

は,利用しなかった学生の得

点率 (1年次:36~84%,中央値

54%,2

表4 「生物学基礎学力調査」の得点状況

(5)

図1 「生物学基礎学力調査」の学科別・学年別得点状況

図2 獣医学科1年次学生の「生物学基礎学力調査」の得点分布 大学の入学試験の受験科目として「基礎生物」「生物」を利用

高等学校で「基礎生物」「生物」を履修したが,入学試験の受験科目としては利用せず 高等学校で「基礎生物」「生物」を履修せず

海外の高等学校を卒業, 無回答

年次:34~78%,中央値

57%,3

年次:40

~82%,中央値

58%)

よりも有意 (

p < 0.05,

Wilcoxon

の順位和検定) に高いことが明

らかになった (図

2-4)。一方,獣医保健

看護学科に関しては,在学者数が少ないた め,今回は参考として提示するにとどめた い (図

5-7)。

なお,本調査に出題した

50

問の内容と

(6)

図3 獣医学科2年次学生の「生物学基礎学力調査」の得点分布 大学の入学試験の受験科目として「基礎生物」「生物」を利用

高等学校で「基礎生物」「生物」を履修したが,入学試験の受験科目としては利用せず 高等学校で「基礎生物」「生物」を履修せず

海外の高等学校を卒業, 無回答

各々の問題ごとの学科別,学年別正答者割 合は,本稿末に [附] としてまとめて掲載 した。

4.考 察

獣医学の修得にあたって,生物学に関連 する知識を有していることは必須の前提で あろう。そのためには,高等学校で「基礎 生物」と「生物」を履修していることが望 ましい。このたびの調査では,「基礎生物」

「生物」ともに,多くの学生が履修してい たことが示されたが,一方では,これらの 科目を履修していない学生も一定数が存在 していることが明らかになった。

また,大学の入学試験受験に際しての理 科科目の利用状況に関しては,学生の半数 以上が「基礎生物」または「生物」を利用

していたが,その割合は高等学校でこれら の科目を履修した学生の割合と比べると少 なく,履修はしても受験には利用しないと いう学生も多いことが判明した。高等学校 で「基礎化学」や「化学」を履修し,これ らを受験に利用した学生も多いことから,

受験にあたっては「基礎化学」「化学」の利 用者と「基礎生物」「生物」の利用者に大き く分かれていることが推察される。ある科 目を高等学校で履修したとしても,それだ けでは知識が定着しないことが多いであろ う。高等学校で「基礎生物」や「生物」を 履修しなかった学生に限らず,履修はして も受験に利用しなかった学生も,十分な生 物学的な知識の保有には至っていないこと がうかがわれる。

本学獣医学部の学生が有する生物学関連

(7)

図4 獣医学科3年次学生の「生物学基礎学力調査」の得点分布 大学の入学試験の受験科目として「基礎生物」「生物」を利用

高等学校で「基礎生物」「生物」を履修したが,入学試験の受験科目としては利用せず 高等学校で「基礎生物」「生物」を履修せず

海外の高等学校を卒業, 無回答

図5 獣医保健看護学科1年次学生の「生物学基礎学力調査」の得点分布 大学の入学試験の受験科目として「基礎生物」「生物」を利用

高等学校で「基礎生物」「生物」を履修したが,入学試験の受験科目としては利用せず 高等学校で「基礎生物」「生物」を履修せず

海外の高等学校を卒業

(8)

図6 獣医保健看護学科2年次学生の「生物学基礎学力調査」の得点分布 大学の入学試験の受験科目として「基礎生物」「生物」を利用

高等学校で「基礎生物」「生物」を履修したが,入学試験の受験科目としては利用せず 高等学校で「基礎生物」「生物」を履修せず

無回答

図7 獣医保健看護学科3年次学生の「生物学基礎学力調査」の得点分布 大学の入学試験の受験科目として「基礎生物」「生物」を利用

高等学校で「基礎生物」「生物」を履修したが,入学試験の受験科目としては利用せず

の知識の保有状況を検索した「生物学基礎 学力調査」では,獣医保健看護学科の学生 と比べて獣医学科の学生のほうが高い得点 率を示したが,ここで在学者数が多い獣医 学科の学生についてみると,いずれの学年 にあっても,受験で「基礎生物」または「生 物」を利用した学生の得点率が高いことが 明らかになった。このことは,受験科目と することによって,知識が定着していく可

能性があることを示していると思われる。

以上のことから,高等学校で「基礎生物」

や「生物」を履修しなかった学生,また,

履修はしても,受験に利用しなかった学生 に対しては,入学前教育やリメディアル教 育として生物学関連の知識を提供する必要 があると考えた。

ただし,このたびの「生物学基礎学力調 査」に出題した

50

問について,問題別に

(9)

正答率を検討すると,

[附]

として掲載した

「生物学基礎学力調査」問題別正答者割合 にみることができるように,学年が進行す るにしたがって正答者割合が低くなった問 題が一部に存在した。高等学校で履修して 以降,あるいは大学の入学試験のために学 習して以降,年月を経るにしたがって次第 に忘却しているということもあろうが,そ の一方,本学獣医学部に入学してからもい くつかの科目で教育を受けている事項であ るにもかかわらず,次第に正答率が低下し ている問題もあった。入学前教育や初年次 におけるリメディアル教育に限らず,必要 に応じて繰り返しの学習を推奨し,知識の 定着を図るとよいと思われる。

なお,近年の獣医学では,生物学に限ら ず,物理学や化学の知識も多く求められる 傾向にある。獣医学科,獣医保健看護学科 ともに,「基礎物理」については,「基礎生 物」ほどではないが,比較的多くの学生が 履修していたが,「物理」の履修者の割合は 少なかった。これに対して,「基礎化学」と

「化学」を履修していた学生の割合は,「基 礎生物」と「生物」の履修者の割合と同程 度か,それ以上に大きかった。これは,大 学の入学試験受験に際して「基礎化学」な いしは「化学」を利用する学生が多いこと と関連があることが推察される。なお,「基 礎地学」と「地学」を履修した学生はほと んどおらず,本学獣医学部獣医学科を含め,

「基礎地学」または「地学」を受験科目と して採用している大学が少ないことがその 背景の一部にあると考えた。いずれにして も,生物学のほか,物理学や化学について も,高等学校でこれらに相当する科目を履 修してこなかった学生に対して,ある程度 の入学前教育やリメディアル教育を提供す るとよいと思われる。

現在,多くの大学で入学前教育やリメデ ィアル教育が行われ [1-4],医学部,歯学

部,薬学部,看護学部,医療技術・臨床検 査系学部などのいわゆる医療系学部におい ても,リメディアル教育の必要性が指摘さ れている [5]。たとえば,近畿大学医学部 では,20年ほど前の

1999

年から

2002

年 のデータではあるが,高等学校で「生物」

を履修していなかったのは入学者の

45.8

~61.6%にも及んでいたという [6]。本学獣 医学部の入学者のうち,「基礎生物」または

「生物」を履修していない学生の割合は,

これよりもはるかに小さい。しかし,一般 にいわれているように,近年の大学入学者 の学力ないしは理解力,理論的思考力等が 低下している [5] ことは事実であろう。高 等学校において「基礎生物」や「生物」を 履修した学生の割合が多いとしても,入学 前教育やリメディアル教育の必要性が低下 するとは考えにくい。

他大学の獣医学部あるいは獣医学科にお いて,本調査のような試みが行われたとの 報告はない。今後,同様の調査を継続的に 行うとともに,今回の調査で得た知見等に もとづいて,生物学について,さらに将来 的には物理学や化学についても,入学前教 育やリメディアル教育を積極的に行ってい きたいと考えている。

本研究は2020年度岡山理科大学教育改革推進事業の 助成を受けて実施したものです。

また,「生物学基礎学力調査」の実施にあたりご協力 を賜った岡山理科大学 今治キャンパス 教学・学生支援 部 教学・学生支援課の各位に深謝いたします。

参考文献

1) 松本美奈:広がりを見せる入学前教育 (大学の実力調 査から), リメディアル教育研究, 4 (1), pp. 4-7 (2009) 2) 谷川裕稔:リメディアル教育と初年次教育の概念枠組 みに関する研究 (中教審答申による定義の限界とその 対案について), リメディアル教育研究, 8 (1), pp. 55- 66 (2013)

(10)

3) 谷川裕稔:JADE会員が共有できる「リメディアル教 育」の定義の構築に向けて, リメディアル教育研究, 12 (1), pp. 1-3 (2018)

4) 谷川裕稔・長尾佳代子:再考:「リメディアル教育」

概念, リメディアル教育研究, 8 (1), pp. 43-48 (2013) 5) 岡田弥生・廣井直樹・佐藤二美:医療系分野における

リメディアル教育の必要性, およびその問題点, リメ ディアル教育研究, 11 (2), pp. 197-200 (2016) 6) 後藤敏一・松尾 理・伊藤浩行・安富正幸:「生物学」

リメディアル教育の効果, 医学教育, 34 (5), pp. 303- 309 (2003)

[附] 「生物学基礎学力調査」問題別正答者割合

縦軸:正答者割合 (%)

VM 1:獣医学科1年次学生,VM 2:獣医学科2年次学生,VM 3:獣医学科3年次学生

VAS 1:獣医保健看護学科1年次学生,VAS 2:獣医保健看護学科2年次学生,VAS 3:獣医保健看護学科3年次学生

問1.原核生物はどれか。

1.大腸菌 2.酵母菌 3.アメーバ 4.シダ 5.イモリ

問3.タンパク質を構成する単位はどれか。

1.リボース

2.グルコース (ブドウ糖) 3.アミノ酸

4.脂肪酸

5.アデニン等の塩基

問2.植物細胞に存在し,動物細胞には存在しない構造はどれか。

1.細胞膜 2.細胞壁 3.ミトコンドリア 4.リボソーム 5.小胞体

問4.細胞膜が示さない性質はどれか。

1.全透性 2.半透性 3.選択透過性 4.ナトリウムポンプ 5.能動輸送 0

20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

(11)

問5.減数分裂の説明として誤っているのはどれか。

1.2回の分裂が連続して起こる。

2.第二分裂の前にDNAが複製される。

3.相同染色体どうしが対合して二価染色体を形成する。

4.染色体数が半減する。

5.遺伝子の組み合わせの多様性を増す。

問7.酵素の説明として誤っているのはどれか。

1.主成分はタンパク質である。

2.生体触媒である。

3.化学反応における活性化エネルギーを上昇させること により触媒作用を示す。

4.酵素-基質複合体を形成する。

5.酵素濃度が一定の条件下では,基質濃度がある値以上 になると酵素反応の速度は上昇しなくなる。

問9.呼吸の反応における解糖系が行われる場はどれか。

1.ミトコンドリア 2.葉緑体 3.リボソーム 4.ゴルジ体 5.細胞質基質

問6.アデノシン三リン酸 (ATP) の構成成分はどれか。

1.グアニン 2.チミン 3.リボース 4.デオキシリボース 5.脂肪酸

問8.同化はどれか。

1.乳酸発酵 2.アルコール発酵 3.呼吸における解糖系 4.呼吸におけるクエン酸回路 5.光合成

問10.独立栄養生物はどれか。

1.硝酸菌 2.乳酸菌 3.大腸菌 4.ナンバンギセル 5.イモリ 0

20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

(12)

問11.有性生殖はどれか。

1.分裂 2.出芽 3.胞子生殖 4.栄養生殖

5.配偶子を介する生殖

問13.哺乳類の受精卵のタイプと卵割様式の組合せはどれか。

1.等黄卵 - 全割 2.等黄卵 - 部分割 3.端黄卵 - 全割 4.端黄卵 - 部分割 5.心黄卵 - 部分割

問15.胎盤を形成するのはどれか。

1.硬骨魚類 2.両生類 3.爬虫類 4.鳥類 5.哺乳類

問12.1個の一次卵母細胞から生じる卵の数はどれか。

1.1個 2.2個 3.3個 4.4個 5.5個

問14.外胚葉から分化する器官はどれか。

1.肝臓 2.膵臓 (すい臓) 3.肺

4.甲状腺 5.脳

問16.メンデルの遺伝の法則のうち「2つの対立遺伝子が存在 するときは一方の遺伝子の働きのみが現れる」ことを示し たのはどれか。

1.優性の法則 2.分離の法則 3.独立の法則 4.自然選択説 5.突然変異説 0

20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

(13)

問17.ヒトのABO式血液型で表現型がO型となる遺伝子型ど れか。

1.AOのみ 2.BOのみ 3.OOのみ 4.AOとBO 5.AOとBOとOO

問19.ヒトの性決定様式はどれか。

1.雌ヘテロ型・ZW型 2.雌ヘテロ型・ZO型 3.雌ヘテロ型・XY型 4.雄ヘテロ型・XY型 5.雄ヘテロ型・XO型

問21.デオキシリボ核酸 (DNA) の構成成分でない塩基はどれ か。

1.アデニン 2.グアニン 3.シトシン 4.チミン 5.ウラシル

問18.同一染色体上にある遺伝子が互いに一緒に行動する現象 を何というか。

1.接合 2.連鎖 3.乗換え 4.組換え 5.交雑

問20.雌雄で共通する性染色体上に存在する遺伝子による遺伝 を何というか。

1.伴性遺伝 2.限性遺伝 3.従性遺伝 4.遅滞遺伝 5.細胞質遺伝

問22.デオキシリボ核酸 (DNA) でアデニンと相補的に結合し ている塩基はどれか。

1.アデニン 2.グアニン 3.シトシン 4.チミン 5.ウラシル 0

20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

VM1 VM2 VM3 VAS1 VAS2 VAS3

0 20 40 60 80 100

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(14)

問23.デオキシリボ核酸 (DNA) の半保存的複製に際して,鋳 型鎖をもとにしての新しいヌクレオチド鎖の合成反応を触 媒する酵素はどれか。

1.DNAヘリカーゼ 2.DNAポリメラーゼ 3.RNAポリメラーゼ 4.DNAリガーゼ 5.DNAヌクレアーゼ

問25.染色体数の異数性によって生じる異常でないのはどれか。

1.赤緑色覚異常 2.ダウン症候群 3.パトウ症候群

4.クラインフェルター症候群 5.ターナー症候群

問27.交感神経と副交感神経を総称して何というか。

1.中枢神経 2.末梢神経 3.体性神経 4.感覚神経 5.自律神経

問24.メッセンジャーRNA (mRNA) の塩基配列をもとに,ト ランスファーRNA (tRNA) が運搬したアミノ酸からペプ チド鎖が合成される反応の場となるのはどれか。

1.核小体 2.ミトコンドリア 3.リボソーム 4.リソソーム 5.ゴルジ体

問26.神経細胞に存在する1本の長い突起を何というか。

1.神経細胞体 2.樹状突起 3.軸索 4.神経鞘 5.髄鞘

問28.ほとんどの交感神経節後線維から放出される神経伝達物 質はどれか。

1.グルタミン酸 2.ノルアドレナリン 3.アドレナリン 4.セロトニン 5.アセチルコリン 0

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問29.複眼をもつのはどれか。

1.プラナリア 2.オウムガイ 3.タコ 4.昆虫 5.クモ

問31.哺乳類の赤血球中に存在し,酸素の運搬に関与するタン パク質はどれか。

1.アルブミン 2.グロブリン 3.フィブリノゲン 4.ヘモグロビン 5.ヘモシアニン

問33.体液性免疫で抗体産生細胞となるのはどれか。

1.マクロファージ 2.ヘルパーT細胞 3.キラーT細胞 4.B細胞

5.ナチュラルキラー細胞 (NK細胞)

問30.動物が体外に分泌し,同種の異個体に作用する物質を何 というか。

1.神経伝達物質 2.酵素 3.ホルモン 4.フェロモン 5.アレロケミカル

問32.血液凝固反応に関与する血液の細胞成分はどれか。

1.赤血球 2.白血球 3.マクロファージ 4.リンパ球 5.血小板

問34.ヒトで尿素を生成する器官はどれか。

1.肝臓 2.胆嚢 (胆のう) 3.膵臓 4.腎臓 5.脾臓 0

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問35.脳下垂体後葉から内分泌されるホルモンはどれか。

1.成長ホルモン 2.甲状腺刺激ホルモン 3.バソプレシン 4.チロキシン 5.アドレナリン

問37.休眠している植物の種子の発芽に関与するのはどれか。

1.オーキシン 2.ジベレリン 3.サイトカイニン 4.アブシシン酸 5.エチレン

問39.植物の花芽形成に際して光周期を感知する器官はどれか。

1.根 2.茎 3.葉 4.花 5.種子

問36.植物ホルモンはどれか。

1.エクジソン 2.エストロゲン 3.オーキシン 4.オキシトシン 5.チロキシン

問38.植物の気孔についての説明として誤っているのはどれか。

1.蒸散を行う。

2.葉の裏面に多く存在する。

3.孔辺細胞に挟まれた隙間である。

4.昼間は閉じ,夜に開く。

5.気孔が開くにはフォトトロピンが関与する。

問40.長日植物はどれか。

1.アサガオ 2.イネ 3.キク 4.ダイコン 5.ダイズ 0

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問41.植生の説明として誤っているのはどれか。

1.ある場所に植物が生育しているとき,その植物全体の ことをいう。

2.その植生を構成する植物のうち,背が高く,量も多く,

葉がもっとも地表面を覆っている種を優占種という。

3.他の植生にはほとんど出現せず,その植生を特徴づけ る種を標徴種という。

4.標徴種によって植生を分類する。

5.植生の外観上の特徴を相観という。

問43.動物の個体群内での種内競争を減らす仕組みでないのは どれか。

1.順位制 2.リーダー制 3.共同繁殖

4.縄張り (テリトリー) 5.棲み分け

問45.相利共生の関係にある生物の組合せはどれか。

1.アリとアリマキ 2.カクレウオとフジナマコ 3.コバンザメとサメ 4.カイチュウとヒト 5.ナンバンギセルとススキ

問42.東南アジアや沖縄などの亜熱帯の地域でみられるバイオ ームはどれか。

1.熱帯多雨林 2.亜熱帯多雨林 3.雨緑樹林 4.照葉樹林 5.硬葉樹林

問44.個体数は少ないが,その場所に生息する生物全体の構成 に大きな影響を及ぼす生物を何というか。

1.優占種 2.標徴種

3.先駆種 (パイオニア種) 4.極相種

5.キーストーン種

問46.地球上に生物が誕生したのはいつか。

1.約46憶年前 2.約38憶年前 3.約20憶年前 4.約10憶年前 5.約6憶年前 0

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問47.霊長目の動物の特徴でないのはどれか。

1.左右の眼窩が前方を向き,立体視が可能である。

2.1対の乳房をもつ。

3.肩の関節の可動範囲が狭い。

4.前肢の親指が他の指と向き合う構造 (拇指対向性) にな っている。

5.平爪をもつ。

問49.生きている化石 (遺存種) でないのはどれか。

1.アジアゾウ 2.カモノハシ 3.カブトガニ 4.オウムガイ 5.シーラカンス

問48.相同器官はどれか。

1.コウモリの翼と鳥の翼 2.鳥の翼と昆虫の翅

3.エンドウの巻きひげとブドウの巻きひげ 4.ジャガイモのイモとサツマイモのイモ 5.サボテンのトゲとカラタチのトゲ

問50.ダーウィンが提唱した進化論はどれか。

1.用不要説 2.自然選択説 3.隔離説 4.定向進化説 5.突然変異説 0

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