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桜 美 林 大 学 大学教育開発センター

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大学教育開発センターNewsletter No.22 1

Newsletter

J . F. O b e r l i n   F a c u l t y   D e v e l o p m e n t   C e n t e r   N e w s l e t t e r

桜 美 林 大 学 大学教育開発センター

2017年3月31日

No. 22

Contents  第17回学内シンポジウム「志願者の安定的確保のために」の開催  『年報』  (第9号、2016年度)の刊行   活動日誌

1   第17回学内シンポジウム「志願者の安定的確保のために」の開催

大学教育開発センター長 兼 FD・SD 部門 主任

心理・教育学系/大学アドミニストレーション研究科 教授 

鈴木 克夫

 2017年2月22日(水)、第17回学内シンポジウム「志願者の安定的確保のために」を開催しました。参加者 は33名(内・大学教育開発センター研究員12名)で、内訳は教員15名、職員18名でした。

 2008年に大学教育開発センターが設置されて以来、IR(Institutional Research)部門が継続して取り組んで きたのが『桜美林大学Fact Book』の制作・刊行です。『Fact Book』の内容は、桜美林大学の教育研究組織、教 育(教育の状況、卒業者の状況、社会・地域連携)、入学・在籍者の状況、教職員の状況、研究活動と研究環 境、施設・設備、図書館、学生生活、財務状況、評価・改善活動など多岐に渡っており、しかも9年間のデー タが蓄積されました。今回のシンポジウムでは、それらの中から、特に入試に関するデータを解析することで、

喫緊の課題である「志願者の安定的確保」のための方策を提案したいと考えました。

 はじめに、(株)ベネッセi-キャリア教育事業本部営業企画部シニアコンサルタントの村山和生氏から「入試 改革の展望」について講演がありました。具体的には、①入試改革を取り巻く論点整理:「大学入試改革」とし て今議論されている内容や、これからの外部環境の変化についての論点整理、②本学の入試結果・動向分析:

模擬試験等の結果などから、本学に対する志望動向の特徴や変化についての考察、③入試改革への対応の視点:

他大学の実践事例も交えながら、これからの入試改革で求められる視点や対応策についての提案、でした。特 に、入試改革への対応の視点として示された、「入試改革は本学の教学内容の良さを発信する好機」、「ディプロ マ・ポリシーから逆算した時に、今の入試制度は『最適解』か」、「入学前→在学中→卒業後まで見据えたカリ キュラム・マネジメントの重要性」の3つが印象的でした。

 続いて、BM学群教授/大学教育開発センター IR部門主任の藤田晃氏による講演「志願者の安定的確保のた めに―9年間の『Fact Book』のデータから―」がありました。具体的には、①桜美林大学の9年分の『Fact Book』の入試データを用いた入試倍率の推移、②入試倍率の偏差値に及ぼす影響についての回帰分析の結果、

③大学の規模と入試倍率の面から明らかになる本学の位置、④以上の実態調査から、入試倍率を改善するため の提案でした。そして、腰を据えた改善策として、桜美林学園100周年事業(2021年)に向けた教育改善プロ ジェクトとして「桜美林モデルの開発」が提案されました。

 お二人の講演後に行われた質疑応答では活発な討議が行われ、参加者はやや少なかったものの充実した内容 のシンポジウムとなりました。

【再校】Newsletter22.indd 1 2017/03/23 午後1:10

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大学教育開発センターNewsletter No.22 2

編集発行:

桜美林大学 大学教育開発センター

〒194-0294 東京都町田市常盤町 3758 其中館1階 101

E-mail: [email protected] Web: http://www2.obirin.ac.jp/fdcenter/

3   活動日誌

2   『年報』(第9号、2016年度)の刊行

・1月24日(火)全国高等教育研究所等協議会総会・公開講演会参加(研究員1名)

・2月22日(水)『桜美林大学Fact Book 2016』刊行

・2月22日(水)第17回学内シンポジウム「志願者の安定的確保のために」開催

・3月28日(火)『年報』(第9号、2016年度)刊行

 『年報』(第9号、2016年度)を刊行しました。内容は以下の通りです。

 ・はしがき(鈴木克夫)

【論 考】

 ・志願者の安定的確保のために―9 年間の『Fact Book』のデータから―(藤田 晃)

 ・e-Campus 掲示の閲覧状況分析(2016 年度版)(粂川二郎)

【シンポジウム・研修会等報告】

 ・ 第16 回公開シンポジウム「教育職員と事務職員による大学改革―新たな『SD』とその義務化について考 える」

 ・明星大学・桜美林大学合同ゼミを開催して(大中 真)

 ・ ビジネスマネジメント学群との共催によるFD 研修会「実質的アクティブ・ラーニングの方法論」(兼田 麗子・有賀清一)

【セミナー・視察等報告】

 ・明星大学全学初年次教育科目「自立と体験1」を視察して(大中 真)

 ・ 帝京大学アクティブ・ラーニング室および宮原俊之准教授「アクティブ・ラーニング特論Ⅰ」見学報告

(有賀清一)

 ・ 地域科学研究会・高等教育情報センターセミナー「発達障害学生の入学・学修・就労支援の深化」参加 報告(福田 潤)

 ・全国高等教育研究所等協議会総会・公開講演会への参加報告(藤田 晃)

【書評・図書紹介】

 ・小林雅之・山田礼子編著『大学のIR―意思決定支援のための情報収集と分析―』(佐藤誠治)

【2016 年度活動報告】

 1.FD/SD 部門の活動  2.IR 部門の活動  3.全体の活動

 2016 年度大学教育開発センター構成員  ・編集後記(鳥居 聖)

 前述のように、『Fact Book』のデータは多岐に渡ることから、本学のより良い教育を考えるために、来年度 以降もデータに基づく討論の場を設定して参りたいと考えています。多くの教職員の皆様の参加を期待してお ります。 最後となりましたが、IR部門主任として『Fact Book』の改善に積極的に取り組んでこられた藤田晃教授に感 謝するとともに、先生の定年退職にあたり、あらためてお疲れ様と申し上げたいと存じます。

【再校】Newsletter22.indd 2 2017/03/23 午後1:10

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大学教育開発センターは、本学における授業内容及び方法の改善のための組織的な研究 及び研究を支援・推進すること、並びに本学の教育・研究活動等の状況を明らかにして、 本学に関する学内外の理解と支持を得ることを目的に、2008 年 4 月に設置され、さらに 2012年度には大幅な改組(FD・SD部門およびIR部門の二本立て)を行って今日に至っ