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滋賀大会ニュース(第 6 号)

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Academic year: 2023

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1 2017.8.28

大会実行委員長 久保 英也

「 3 日間に及ぶ大会の初日から 2 日目早朝にかけての行事」

2017年度日本保険学会全国大会(於:滋賀大学彦根キャンパス)の開催期間は、従来の 2日間ではなく、3 日間となります。では、「土曜日(10 月28日)、日曜日(29 日)の 2 日間は予想がつくが、初日の金曜日(27 日)には何があるのか?」と疑問を持たれる方も 多いかと思います。この大会ニュースでは、皆様の参加日程を決めるにあたり重要となる であろう大会初日から 2 日目早朝までの行事について説明したいと思います(大会プログ ラム、附属史料館パンフについては、8月末に会員各位に郵送いたします)。

この期間の行事は、日本保険学会と日本リスク研究学会の連携大会の特徴を生かした 4 つの行事の開催を予定しています。

(1)【日本リスク研究学会の提供プログラム】10月27日(金)14:30~17:00「体験学 習で考えるリスク認知が保険加入等の行動に及ぼす影響と活用」と題した企画セッシ ョン

連携大会にふさわしく、保険研究とリスク研究との接合を企図しています。

具体的には、保険は消費者がリスクを認知して加入行動に入りますが、その過程で 大きなバイアスがかかることが知られています。このバイアスの理解やその修正がで きることを実体験いただいた上で、リスク学の分析手法を用いて生命保険の加入行動

(死亡保障、医療保障、老後保障)を高める要因などについて分析します。リスク教 育プログラムによる体験学習、2名のパネラーの報告を交えた2時間半の「参加型」の セッションです。定員は30名となります。

なお、参加ご希望の方は,事前に kanazawa@akita-pu.ac.jp(担当:金澤)までご 一報をお願いいたします。

○セッションの内容

①体験学修「リスク認知のバイアス体験」 金澤伸浩,内藤博敬,建部彰一

②話題提供「リスク認知の特徴とバイアス」 田中 豊

③話題提供「リスク認知と保険加入行動の関係」 小山浩一

④グループディスカッション(随時実施) 建部彰一,金澤伸浩 第71回日本保険学会全国大会

滋賀大会ニュース(第 6 号)

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(2)【両学会が連携して行うプログラム】10月27日(金)17:00~19:00「学会はこう なって欲しい!」と題した両学会の若手による連携セッション(※)

今大会の主要テーマである「若手研究者の育成」について、若手研究者の目線から、

若手研究者が集う学会の姿を自在に議論してもらう企画です。まず、両学会の若手研 究者(各3~5名程度)から、①日本保険学会/日本リスク研究学会に参加し感じている こと、②参加する際に期待したこと、③入ってみて違ったこと等を語ってもらい(放 談)、そのギャップを埋めるためのアイデアを出し合うとともに、これなら自分も活躍 したいと思う学会像を考えます。また、会場の参加者全員が自在に議論に参加し、こ の場を両学会の研究者が接点を持つ交流の場とします。

若手研究者の方のみならずベテランの研究者の方々にも今後の若手育成を考える際 に重要な示唆があると思います。

なお、開始時間が遅いことから、このセッションでは、会場でサンドイッチとコー ヒーが無料提供されます。

司会は、村上道夫福島県立医科大学医学部健康リスクコミュニケーション学講座准 教授が行います。

(3)【両学会が連携して行うプログラム】16:00~16:45「滋賀大学経済学部付属史料館 見学ツアー」(※)

同史料館は、伊藤忠商事、丸紅、大丸などのルーツである近江商人に関連する古文 書17.6万点を所蔵する日本で最大の史料館です。また、民俗資料も約1,000点を数え、

行政(高札等)、経済(含藩札等)、宿駅、度量衡(秤・枡等)、商業、手工業製品(武佐墨・

湖東焼等)、農具、生活民具、信仰、教育用具などが展示されています。

近江商人は、①同郷のネットワークと②行商の情報力、③リスクを恐れない気概、

を武器に、近江八幡 (蚊帳,畳表) ,日野 (売薬) ,五箇荘 (呉服,太物) ,長浜 (ちり めん,肥料) などの産物を扱い、全国で商権(販売代理)を握るというビジネススタイ ルが特徴でした。また、金貸業や海運(菱垣廻船)業にも進出し、全国的な商いを展 開しました。

特徴的なことは、お客様に喜んでもらうことに加え、社会貢献ができてこそ良い商 売であるとするソーシャルマーケティングの視点を当時から有していたことです。

「売り手よし 買い手よし 世間よし」の いわゆる「三方よしの精神」に、触れていた だきたいと思います。

(右の写真)

代表:金澤伸浩 秋田県立大学システム科学技術学部准教授

(日本リスク研究学会所属)。

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なお、参加ご希望の方は、当日15:50に、資料館前にご集合ください(案内の担当 者がお待ちしています)。館内は史料館専任の学芸員がご案内いたします。

また、内部を解説なしに自由に見学したいという方は、金曜日の9:00~14:30に ついては、入館が可能です。

(4)【両学会が連携して行うプログラム】10月28日(土)8:30~9:20「モーニングセ ッション:海外ジャーナルへの投稿のために―保険学における国際的な研究報告の観 点から」(※)

もっと学習したいという方のために、早朝のセッションを設けました。経済・商学 分野では、海外ジャーナルに論文が掲載されることが研究者としての重要な実績とな り、大学教員への求職や大学内での昇格に必須の要件となってきました。

また、海外ジャーナルに自分の論文が掲載されることにより、海外の研究者や大学、

学会と接点ができることもあり、研究者のみならず、実務家にとっても仕事のネット ワーク拡大に大きな武器となります。

ただ、そこに掲載されるには、国内での論文投稿とは異なるハードルがあるため、

それを突破するスキルも必要になります。そのスキル獲得の一助とするため、このセ ッションをご利用ください。

開始時間が早いのですが、参加者にはコーヒーを無料提供いたします。

講師は、大倉真人 同志社女子大現代社会学部社会システム学科 准教授です。

このように、大会初日から 2 日目の早朝にかけても興味深い企画を用意いたしておりま

すので、是非、10月27日金曜日からのご参加を検討いただきましたら幸いです。

以 上

※(2)(3)(4)の参加申込につきましては、8月末に発送される大会の開催案内状に添 付の出欠通知の所定欄に出席の旨を記載し、事務局宛に連絡願います。

当館所蔵:琉球貿易図屏風

19世紀作)

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