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研 究 費 実 績 報 告 書 平成 29 年 3 月 30 日

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様式第2号

平成28年度 地 域 貢 献 特 別 研 究 費 実 績 報 告 書

平成 29 年 3 月 30 日 申 請 者 学科名 デザイン工学科 職 名 講師 氏 名 朴 貞淑

調査研究課題 「地域資源を活かした持続可能な高齢者の福祉住環境に関する研究」Ⅲ

―岡山市犬島における高齢者のリゾートレジデンス構想―

調査研究組織

氏 名 所属・職 専門分野 役割分担

朴 貞淑 デザイン工学科・講師 持続可能な高齢 者の福祉住環境

研究企画・総括、

調査・分析・評価など

森下 眞行

中村 孝文 上田 篤嗣

学外研究者 上田 恭嗣

デザイン工学科・教授

保健福祉学科・教授 デザイン工学科・助教

ノートルダム清心女子 大学人間生活学科 教授

プロダクトデザ イン、ユニバー サルデザイン 福祉人間工学

ユニバーサルデ ザイン

住宅論、都市・

地域計

研究企画・調査・分析・

評価など

調査・分析・評価など 調査・分析・評価など

研究企画・調査・分析・

評価など

調査研究実績 の概要○○○

地域貢献への 反映を踏まえ て記述のこと

本研究は地域に密着した高齢者の福祉住環境を創造するとともに高齢者のリゾートレジ デンスに係る実践的検討を行い、時代に即した新しい高齢者の福祉住環境の概念を形成し ようとするものである。進み行く少子超高齢社会は、全国共通の課題となっている。瀬戸 内海国立公園内に位置している犬島は、岡山市では唯一の有人島である。海外からもアク セスしやすいロケションを活かして、島民と共に広域圏での高齢者リゾートレジデンスの 構想は、高齢者の福祉住環境における地域創造のモデルとも言える。

犬島は人口30人で、高齢化率は約83%である(2016年)。一人暮らし高齢者や高齢者夫 婦のみ世帯が年々増加する中で、過疎・少子高齢化、核家族化の影響が大きく現れてい る。それに伴い空き地・空き家も増加する中で、高齢者や地域住民が住み慣れた地域で、

安心して安全、かつ快適に暮らせる生活の質と価値を保った住環境が求められている。犬 島では、昔ながらの地域住民同士の「絆」があり、お互いに支え合いながら、地域での暮 らしの継続を可能としてきている。

そこで、本研究では犬島を中心とした持続可能な福祉住環境について、瀬戸内海国立公園 を背景とした犬島の自然、文化、地域資源を活かした空き地・空き家の活用、高齢者の福 祉住環境におけるパラダイムの転換、地域における「新たな支え合い」の概念として、自 然との共生、社会を構成する各セクターとの関わりに着目し、高齢者が安全、安心、快適 に暮らし続けられるためには何が必要なのか、犬島における高齢者のリゾートレジデンス とは何かを探り、持続可能な高齢者の福祉住環境のあり方、そして高齢者のリゾートレジ デンスについて総合的な視点から提案することを目的とした。

次頁に続く

(2)

調査研究実績 の概要○○○

地域貢献への 反映を踏まえ て記述のこと

本研究は、以下の計画に基づいて実施している。

平成28年度に実施した犬島における自然、文化、歴史に関するレビュー及び家屋調査内容 をリストアップ、分析評価を行った。引き続き、島民の住環境におけるアンケートの実 施、現状把握、空き地・空き家の調査、リゾートレジデンス、ユニバーサルデザイン先進 市における資料収集、分析を行い、建築計画を行った。

実施した家屋の再確認の調査内容

①生活をしている、若しくはしているようであり、現状としては建物に支障はない

②不在のようであるが、建物に支障はない ③老朽化が見られるが、危険度は低い

④老朽化しており、建物の危険度は高い ⑤廃屋状態で、建物の危険度は非常に高い

⑥痕跡等があり居宅跡と思われる空き地 ⑦自然状態で活用できると思われる空き地 次は、島民の住環境における現状把握、空き地・空き家の調査のためにアンケートを実 施(6月24日、7月8日)した。

Q1.性別は女性23名(76%)、男性が7名(24%)である。Q2.年齢は50代未満5名(17

%)、60代以上25名(83%)である。Q3.家族構成は1人暮らし19名(63%)、夫婦2人は 8名(27%)、その他である。Q4. 職業は自営業8名(27%)、その他18名(60%)その 他である。Q5.犬島の在住期間は41年以上が23名(76%)その他である。Q6. 犬島の満足度 は満足している23名(76%)、その他である。Q7.島外へ外出頻度は週に数回17名(57

%)その他である。Q8. 旧犬島中学校の施設を利用する23名(76%)、その他である。

「地域資源を活かした持続可能な高齢者の福祉住環境に関する研究」における研究会にお ける検討概要と方針の策定

・持続可能な高齢者の福祉住環境及び高齢者のリゾートレジデンスについて、従来の方法 のレビューを行った。・犬島における自然、文化、地域資源、高齢者リゾートレジデンス に関する方法の検討を行った。・持続可能な高齢者の福祉住環境に関する検討を行った。

(1) 研究会の参加者のリストアップ

・参加者として地域の高齢者及びその支援者をリストアップした。・地域住民や高齢者の 参加者を募り、参加を要請した。・障がい者は主に身体障がい者として考慮した。

(2) 研究会の実施について検討を行った。

・高齢者の福祉住環境や福祉のまちづくりにおける位置づけ ・国内・国外からのアクセ ス及びユニバーサルデザインの検討 ・リゾートレジデンスにおける事例研究及び資料収 集、評価と問題点 ・行政の「福祉のまちづくりに係る事業」への関わり ・福祉住環境 にける新しい整備マニュアル作成の検討 ・昨今の高齢者・障がい者関連福祉設備の動向 の検討 ・今後の研究要素を明らかにした。

(3) 研究会による続可能な高齢者の福祉住環境

・リゾートレジデンスにおける検証 リゾートレジデンス ・住宅、公共施設、移動道路 における設備など評価を行った。 ・評価のための系統的な検証方式の検討を行った。

成果資料目録 研究の成果物として、「地域資源を活かした持続可能な高齢者の福祉住環境に関する研 究」総まとめの報告書を出版する予定である。

犬島調査実施

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