学科の教員養成の目標と計画
福祉健康学部・健康スポーツ科学科
免許状の種類 中学校教諭一種免許状(保健体育)
高等学校教諭一種免許状(保健体育)
教員養成の目標
本学科では、健康やスポーツに係る豊富な専門的な知識と学習指導要領に 定められている運動領域に係る実技スキルを培うとともに、それらを教育現 場で発揮することができる実践力を身につけた保健体育教員を養成します。
(1)広い視野と深い専門性を具え、実践的な指導力を身につけた教師 (2)強固な使命感と責任感を持ち、豊かな人間力を備えた教師
当該目標を達成する ための計画
1年次は、保健体育科教育法Ⅰや保健体育実践Ⅰの講義を通して保健体育 教員に必要な専門的な知識を構築します。2年次は、保健体育科教育法Ⅱや 保健体育科教育法Ⅲでは1年次に培った専門的知識を発揮する場(模擬授業)
を設け、実践力を身につけていきます。3年次及び4年次は、これまで培っ た専門的な知識や実践力を教育実習や教職実践演習を通して、より確かな力
(指導力)を養成していきます。
また、各運動領域における実技スキルは、1年次から4年次までを通して 習得していきます。
(1)1年次生;保健体育科教育法Ⅰ・保健体育実践Ⅰを履修し、保健体育教員 に必要な専門的な知識を身につけます。
(2)2年次生;保健体育科教育法Ⅱ・保健体育科教育法Ⅲを履修し、専門的知 識を発揮し、実践力を身につけます。
(3)3〜4年次生;教育実習・教職実践演習を履修し、培った専門的な知識や
実践力を、より確かな力(指導力)を身につけます。その他、運動実技科 目として、器械運動・陸上競技・水泳・武道(柔道/剣道)球技(ゴール 型;バスケットボール,サッカー)、(ネット型;テニス、バレーボール)、(ベ ースボール型;ソフトボール)・表現運動(創作ダンス)等。
免許状の種類 養護教諭一種免許状
教員養成の目標
本学科では、健康やスポーツに係る豊富な知識とともに、コロナウィルス 感染症などの新たな感染症などにも対応できる、養護教諭に必要な知識やス キルを培い、それらを教育現場で発揮することのできる実践力を身に付けた 養護教諭を養成する。
さらに、いじめや虐待など心身に多様で複雑な健康課題を持つ児童生徒の 課題解決に向け、学校内だけでなく様々な関係機関と連携を実践するコーデ ィネーター的な存在として、コミュニケーション力、指導力、人間力を持つ 養護教諭を目指す。
これらを可能にするため、本学科では次のような指導を実践している。
(1)医学、看護に関する専門的な知識や技能の指導;特設時間を設定し、疾病
や外傷などの適切な対応力をつけるための知識や技能などの実践力を養 う。
(2)外部講師によるライフスキル研修会の開設;養護教諭としてだけでなく、
一人の人間としてストレス解消やコミュニケーションスキルなどを学び、
あわせて児童生徒にも指導することができる。
当該目標を達成する ための計画
1年次は、保健看護学概論を通して養護教諭としての基礎となる保健看護 の知識を構築する。2年次は、学校看護学や養護概説、健康相談活動等の授 業、さらに病院での看護実習等の経験を通して養護教諭としての実践力を身 につけていく。3年次及び4年次は、これまで培った専門的な知識や実践力 を教育実習や教職実践演習の中で再考しながら、より確かな力へと養成して いく。教育実習後は、近隣校の養護教諭ボランティアとして更なる実践力を 育成する。また、健康やスポーツに係る教科は1年次から習得し、健康・ス ポーツに係る基礎的知識のある養護教諭を養成する。
(1)1年次;養護教諭の基礎的な知識として「保健看護学概論」の授業を通し て、医学、看護、地域保健の歴史やシステムを学ぶ。
(2)2年次;養護教諭としての必修科目を学ぶとともに、「看護実習」を通し て看護の実践も学ぶ。
(3)3年次;「養護実習指導論」「養護実習」を通して、これまでの知識を実践 の場にいかす。
(4)4年次;「養護実習」「教職実践演習」を通して、養護教諭免許取得及び養 護教諭としての実践力をみにつける。
△ページの先頭へ