片 蟹矛 、集歳事オ1こお津ナる切篭彗ノ｛ダーング）考察（その2） 玉
集成材における切削パターンの考察（その2）
片 塗 Ψ下
は じ め に
福島大学教育学部論集35号「集成赫にお謬る燐 離パターンの考察葺では、集成紡を構造的な露か らとらえ，集成された内｛難の購造や継立てと，そ の材料に施された窮醗との関係をみた。そこでは 集絞縁料を造形的概灘からみた場合の不連続的な 外観上の特徴を，いかに造形的に連続性をもつ，
造形的薄能姓を包含する赫料にできるかについて 考察をした。そのため木片を集成する舞の基本的 要素を，§然韓のもつ本選の形絞の要素に求めた。
露然紡の奉遷一ここでは「年輪麟の広い狭いお モむよび均斉，不均斉の関係雌に譲って｛吏濡する一 の形状は樹種や自然深填等によって異なるものの 晩紡と早麸の交互の成長瞬のちがいによって確認 できる。そして本舞藏に1まそれが年輪としてあら われ，極重オ1こお・ける牽蕊藩には蓬i目摸季柔や板農模牽羨
として麦畠する。特に叛羅紡にお馨る木表，木裏 面の木理は多様な変化を示す。それは露然誘を形 づくる「羅錐形をした輯子をいくつも蓬二1こ毒養み重 ををま
ねたような」威1畏輪の購造と，その幸全の木取り方 法によって毒形や波形などが混合した様々の醍舞
として表嚢にあらわれるものである。この販§材 にあらわれる本選は，橿§材と比較した場合，燐 藪の位譲や表嚢の甥§彗によって著しく変化をする。
それを板§とその木口との穫聾系でみてみると，｛雰 籔線と成長輪のつくる角度が小さいほど一繧斜が 大きい一つまり材の外鋼であるほど，木謹の懇羅 が広く，窮濤彗による木攣への影響が大きい。そし てこのような板§を影議する一つの要遜である成長
牽禽の羅撃力ず季オ片のな港・で一定の舜質斜をしな寿ぐら醤避霧鐘
しているということを，集成粧に置き換える葬祭の 最も基本的要素として据えたわけである。
右の褻蚕は藩報（35号〉にのせたものの再掲で ある。これは木口嚢にあらわれ．ている成長1輪の形塵穴 を，漸次木表鋳に移動させることで，単純な年輪
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屡が，木表露にどのような木遅としてあらわれる かをみたものである。蟹では，木口上に任意の窮 籔線の起点を定め，その線をaざとする。次に木表
穣蛾こ＿とから耀毫に，疑ジ，cゼ，（i｛ギの各線を羅意する。
そしてその各々の線と＆ガを結んだ醸がそれぞれ
＆ざ繍／，aガ。♂，aガδざという形になる。この各々 が＆ガを起点に窮離した露の形であり，至舞えば，
＆a／ﾙ｝ノの場合を具｛本的に縫1ことれ鱈f，aa！を結ぶ線 に刃物をあて，それをもガの位置に請けて窮1蟹して いる場合とみているわけである。そのようにした 場合に，この紡癒上にあらわれるxガの年輪響の影
は，下の図の（瞬のような形としてでてくるのであ り，（c〉，（のの場合についても瞬様である。この ように韓癒を木 から纈に木表面（又は木裏灌タ にうつしていくと，末羅懇の年輪と木表懸の木蓮 の関係を連続的にみることができるとともに，先
織島大学教畜学部譲集第38号
に述べた集成の基本的要素としての，一定の傾 斜による醗舞ということが，集成牽オに新たな造 形的変化と可能性をもたらす要懸となる意鎌が わかるのである。
澄し，鐙号ではすでに記してあるが，寂然材の 木理の彩疲では，年輪まぱこみえる傾傘尋とともに，
一L下プ7肉（元来の方鶴〉にも智嚢斜をしている。（自 然条件や成長の遍程における複雑な要馨をはぶい て車楽毫銘して考えた場合） しかし，ここでの集成 雛の置き換えにはこの二つの方海への傾斜を基本 的要素として瞬時に具体化することは技衛的に難 しく，又段隣的に考察をする意味からも，一方禽 の傾斜に駁つた一とで，それがいかに窮巻獣こ対する 表屡一との交善果として表われるかを随醤寺みて㌧Σくこ
ととした。
基本的集成材の構造と切麟の効果
集成梅は，基本的に2種類の材 料を購いて製作 した。黒い韓料としてウ穿一ルナット秘，白い麸 料としてメープル材を絹意し，図（21のような角度 α≒35。によって紡料を交互に醍擁し，それを一定の 大きさ（縦2§c醗，重責i7c鵬／のあ痩材とする。それを 曲懸鋳な毯懸と直線的な聾面によって甥離する。
それが右の写真轡のような波形となってあらわれ，
拳然韓の木理の原理と最も近い影で集成したもの の葡果である。次に騒（31のように，一定方禽に傾 斜する集成を途中で逆につなげた場合，一つひと つの基本的形状が平行腿辺形の影から，台形又は 二等透三角形の藪面形をした離季オの形となる。そ
してこれをやはり羅む条件で窮灘を施したものが 写真（2）のような，広い狭いを交互に繰り返す形と
して表出してくる。
数種の集成構造と湧潮形状の繧合せから表 出する造形的効果について
35号にお1ナる考察では．数種類の切離パターン について，すべて実季蜜：よってその変化を考察し たが，本稿では，3§暑で試みた幾つかの擁を参考 としながら，集成の継立て方と嫌麟の形状との関 係を，図面上の形から考察し，そこにあらわれる 幾つかのノぐターンを探ってみることとする。
そこで，この集絞構造をもつ季嘘料に，｛漂麟を毒蓬こ すことによって生ずる様々の形を，その生ずる要 遜にそって，以下の3つに分けて考えてみたい。
一，頷斜角や傾斜の方講など，集成縁そのものに
鯵8誓一蓑
國2
写 韓）
國3 写 （21
かかわる撰彗覆恥
一，準の変龍や，集成樗の醗置等にかかわる構成 的要素の｛難薩。
一，窮醗の形や方法など欝欝にかかわる簿露。
第一の要素である「集成越そのものにかかわる 要素」では，この集成方法の基本的要素である，
集成をする葬祭の季雛傘洋の大きさと，その方葬韓の点に 大皺できる。これは写韓）と写（2馨こその特徴的なノ｛
ターンがでているのであるが，写（麟，写（21のサン プルではその傾斜・の手前｛難の季オ嚢上からの角度が 55。であり，鱗の場合では平行に繧斜し重んだもの，
写（2）の場合には，繧斜が一つおきに対称的に遜の 方南に厳んだものである。この頷斜の大きさの要 素については，35号でみた自然の木理の形成に絶 する部分と圭ヒ較させてみることで，機ねの窮毒鰯と
片野 ：築成舞におけると毒麹パターンの考察（その2｝
の関係がっかめる。つまり，峯覆審導が ほとんどない場合において1ま，その 溺醗との麗係は擾§樗の木理のよう に，鬘付の変化が左右の変髭（写真 サンプ陶で1ま上下の変化1としてあ らわれず，燐醜によって新たな形の 動きはでてこない。それを除々に角 度をつけ繧斜させること1こよって一 飯醤材の壕糞態に透づける一興ぞテの変
｛ヒを差右の変｛ヒとして圭塵動させるこ と力宰できるよう1こなる。であるから 右の緩｛虜，藪紛にあるように，構蓼 雛醜状態であっても愁5紛ような繧
きのノ墾さ雛ものと，騒纏／（r）ような大 きなものの燐鐸藩1こよる交き果の差1ま，
鑑比鰹の縫孫で表われてくる。そし てこの傾斜率を顯に変えた各部樗に よって翫擁し纂成したものを甥凝す ることで，形態的なグラデーション
の交書果をつくりだすことンダできる。，
図麟
次に方禽の要素であるが，これは 写真！2！の綴に典型的に表われている。
方向の要素をノ棄えると，悠然華言の木 理の形状との畷孫は騒のもののよう になる。 しかし造形費二の方法として は極めて熟案の高いものであり，傾 斜をもつ集成構造の展講には重要な
要素である。1翼翼7）は方1鋳と看頃余響の要
素を複合的に継合わせて燐凝した溺 である。藪面が菱形や，つつみ影を したような彫を半分に分け，その麗 にi垂直な材」料を入れ，それを繰弓返 した集美羨1構造であ弩， この勉ζこも，
欝欝形状との関連で多様性に富んだ 形懇の麦畠が考えられる。
醍置や晦の変化，つまり構絞的要 素の鰯藏を次に考えてみる。この構 成的要素については，特に集蔽1構造 をもつ季重料の｛毒離とその造形納受む果 という場台・に轟轟られるわ静ではないα 勉の技法の展購においても常に応驚 されるもので，その点では，本稿の 中心的譲讐から終れる面をもつ。そ
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至 難島大単数蕎学藩灘集第38号
の点を承簿しっっ，幾つかの農溝擁 を考えてみたい。まず串について変 化をつけることであるが，これは1先 の頗斜角の大小との関連でも必然的 に表われることである。背癒灘の醗 翼が懸一一の鐵で一叢んでいても，その 蔀秘の傾斜が異なると鳶藻蚕にあらわ れてくる瞬が当然変免するからであ る。饅しこの嫌な縫では，その変免 が確認しにくい場合や造形、ヒの熱果 として必ずしも妥当でない肇鍾匪iに彗又 ってしまう。騒麟では懲の変化を．
造形的な意緩｛生をもってつけたもの である。又，次に説鱗をする，線的 な集絞構造のつくり方も，鷲の見方 をすると，1鱗こよる変化とも考えら れ，そのような方法も含め，晦を変 化させることによって，「リズム3や 5リピテーション（くり返しの1ナズ ム擁又．ヂグラデーション」といっ た縫1成的義義力蕎義購できるのである。
この集成方法を線で行なうことは，
デザインの方法1こお1ナる，形慈をε線」
でみるが「醸1でみるかということ
と支重奏嚢できる。なお， この点1ま，先 の「集歳縁そのものにかかわる要素ゴ の御1面から考えることもできる。そ れはこの場合の集成方法が，勉の擁 とは異なり，講一樹種、で，属…の色 合をもった部材の霧に勉の色をし た木の単板等をはきみ込むからであ
る。｛疑しここでは，「線の表現憾「薩1 の表現」ということカぐ， デザインの 方法として常琴韮されることから，こ の項で援うこととした。 さてこの線 状の表わし方であるが，露状に交互
に勉の魚食が綴合わされるのに鈍べ，
そのξ鐸象的嚢羊さは異なるが，形態的 なアウトラインは変わらない。馨（霧 一写真12遊参考。しかし，この線状 の表現を購ぴることによって，構成 上の要素である「重重毒憲」や「アクセ ント雄く薮i｛懇などの交善果を弓1き畠す ことができる。
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片野 集腹材冨こお締る弱撰パターンの考察（その2｝
次は，切離の方法や形状による点から考える。
雛麟の方法については，一般的に，誘料の表面を 醜りとる葎業の場合，ルーターのような赫錘上を 一定の影をした刃物（ビット）を購いて溺醸する ことが最も叢…率的である。 しかし本稿のような季叢 々な切離形状によって造影的考察を試みようとす る場合，適雅な形状の刃物が殿存の姦品σ〉なかに みあたらないことが多く，逆に刃物の形状の継合 せの電離襲1でサンフうレを鐸らなければならないこと 力尽おきてくる。写真（葺，（2）のサンプルの製作には ルーターを覆いておらず，男舞のi寒露牽云型のヌ罫物に よってつくっているeこのような場合の燐麟の方 法については，基本的に手工によることが最も「自 由ゴであり，のみや鉋を購いることによって造形 上の多様性を求めることができる。特にのみのよ
うな道具は，表面上の刃勃 麟繋 跡（テクスチュア／の表畠
があり，効果的な痩弄穣こよ っては一屡の造形的広が弓 をもつものと考えられる。
一方集成韓においては，木 の繊維方晦が自然韓のよう に矯難的に翫麺していない こともあ吟，高ξ羅華表型の工 具類の場合は塁として，
手工のレベルでは刃翰の扱 いに一屡の技｛毒を要求され
る。
琢灘の方法や刃鞠につい ては上記のようなことであ
隙2
るが，…方その形状については，この集成方法の 基本的要素である繧斜をした醍爽ということと其 に，この窮麟パターンの表畠にかかわっては重要 な要欝である。 そのため写真縫），槍）のサンプルで は，麟線鉤，直線的形状の二種類の形を施してみ たのである。醒§建ま瞬む集舞奨構造をした季オ料に業ま
して，写真li），②と購じように柔かい葭線を難い た壕舎と，鋭どい竃線的な燐躍を施したことを想 達して蟹示したものである。隅奪集成構造でも燐 酸の形状・種類によっては全く異った勲業として あらわれてくる。又次の図泌はこの燐酸形状の種 類をいくつか繰合せ，先の構成的灘醸の要素を簾
えてあらわしたものである。
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6 篠島大学教育学謬論集第38号 i§85一舞
器暢等の立体表面における考察
ここまで自然韓の木鍾の麦畠に壼ける要露を参 考としつつ，それを集成構造におきかえ．樋状の サンプルを黍響摩した。そして交謬果的なあらわれ方 が集成の組立て方やその地の要素と関連しつつ，
どのように展霧1するものかをみ，いわば造影｛との 方海についての基本的毒窪認を，サンプルや，それ をもとにした緩彩ま二から綾討をしたものである。
そこでこの項は，これまで検討した幾つかの事 項を実際の器物など購途性をもつ工芸的形態に対 応させ，あてはめた場合の展琴獄：ついて考察を試 みた。まず前項でみた麟麟の申実部の漁るやかな 曲面に着察する。この離分は平娠な飯状の表露の 雛毒藝であ離，表蚤郵二あらわれてくる麟線1ま葉の形 をした繕長い，又は集歳の傾斜等によってはラグ ビーのボールのような形態となってあらわれる。
そこでこのゆるやかな麹率によって耀薄窪した形態
騨3
藤分を譲出し，この麟率を連続させることとする。
傷乏にこの饒率が18（〉貧％であるとすれば， そのま ま塞勺i，i3G％の夕事周寸法をした円形の立で本となる。
そしてなお，この麟率を連続させることで，そこ にあらわれる「葉の形」の表屡線も連続してつな げることが召葬髭となる。これは下の図！紬のような 低い山影に窮遙暮したものを連続させ，出形の「谷」
にあたる部分を下方1こ広寿ぐる二三角形の影で湧藪し，
これを1頓次内｛魏に陶けて折って㌧玉く。そうするこ とで，この山影が，円をつくる。そしてその表面 の「葉の形」も識影が連続してつながる擁爺蔀こ，
連続した形となって驚霧の表露一とにあらわれてく るものである。写麟 この写鯵を図形釣に説窮した ものが緩／鱒である。この餐輩ま璽三パ，角彫になるよう に部材 を組立てたものである。xガの実線が， 器 物としてのアウトラインであり，破線のaa懲冠そ の勉が一つひとつの部韓となっている。そしてxガ の響醜線は，aざの位置においては，本来のaかもざ 籔5
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片聾 藁葺愛牽孝1こお1ナる舞茸嚢i！パダ一団ンの考察（その2｝
写／3／
の容積の水塊の最も中心寄鯵を遠計｝一つまり深く 馨趨をする一次に醒に震うそのちょうど中鷺の
位｛蓋で鍛も夕軽錘の｛立直一さ斐い｛雰謬重一を毒彗りながら 又，もう一一度協／の毬置で再度深い湧趨をしてい く。それが瀬にC以下の水塊の場合もくり返えさ れていく。…方これを集歳構造の断嚢の耀からみ てみると，最も深い総麟の部分では，集絞樗を緯 合せた三角形の曖点の近くまで｛野離が施こされる。
つまり図1鰺でみるyジを結ぶ佳麗とブ賞ックの表 健zz の懸の寸法は，この器形を建るxx／がブロッ
クaガ馳／につくった燐醗の深さの差といえるので ある。これを表面．とにあらわれる形でみると，こ の場合には，葬葉の形」が薦端で多少接線しながら つながることとなる。そしてなお馨1響を続けた場 麟§ 疑
えてみるG麟（鍛において，先の擁のよう
の遷馨浮ま線1よ9菖 の｛立憲では最も深く中・むに寄った
点まで燐醜をするが，（この麟欝は，各ブロック の手妻続する木隠のつくる角度をちがえ，集成蔀分 の表出する大きさに変髭をつくることを暮的とし ているため，先の1薄舞41のよう 嬢蕃7
に均等な裁台で各ブ冒ックの 琶の琶欝
壷 呂の位置嚢蝶iを雛凝していな㌧㌔1先の
謬暮と異なる点1ま，図嚢7｝にある
ように，この婿離点は，集疲 材のブ震ックの摩みのちょう ど中鷺点程の建直に及び，集 成部分を最も多く表面にあら わすことになる。そして次に
xx■ﾌ｛雰轟彗線ノ〆， 99■， ｝滋■ の
申闘魚に浸ぶところで1ま，集
∠α
∠β 、
合には，それぞれの新葉の 形1は離iれていく。
以上の考察における集成 韓の季薄造を，その欝露語から みた場合，器の外鰯に難く ような一升薩1部分を底辺と する二等辺三角形一彰で幾 種類かの樗料が纂絞されて いるが，次にこの集絞の方 麟を遂にした場合を考察す るとともに，表鐵する形態 の大きさの調籔について考
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8 福島大学教欝学藻譲葉簗38号 齢85一鋒
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絞部分縁懸とんど表面1こは 鐵ないで次グ）本日の蝶に海
う。つまり先の倒とは逆に 9ぎなどの各ブ蟹ックの端の 薄葬分で1ま，広も藁r諺としてあ らわれそれが瀬次ブロック 中奥に商うにつれ緩くなり，
又蜷に1舞うにつれ広くなる。
この緩では，やや広い一
躍iく一→消える一一→・纏く一 触鍛も広い一→繙く一→消 える一纏く一→やや広い。
、L記のようにくり返えす。そしてもう一つ異なる 点は，先の鰹とは集成構造の聞く醜きが遵である ためそこに麦畠する形が「葉の形珪から，ド菱形の 各透が内｛選にそった形」としてあらわれることで ある。写真縫！は上記のように各ブ窪ックの継ぐ角 度に変化をつけ，それによって麦蛾する形態に大 小をつけた鐸品擁である。この表鐵する形懇の大 小は，図麟からもわかるように，一一つ壽きの各ブ 冒ックがつくる角度の差（藝甕嬉にむける∠α一∠
β） 寿ξ大きけれ1ま，大／罫の形の差薄霞まっきり表わ れ，ノシさ謬ればあま移変わらない大きさとして表 われる。又，本稿では，2つの纒とも八角形にブ ロックを継んだが，六角形や，十角形でも遜様で ある。｛塁し，蓑綴じ瞬繕1をもつ器形の場合，選の数 が少ないと，各ブロックの講端と中奥部分の溺醗 の量1に差ができるため，そのことを考癒して集成 部分の優麗や，繧斜の角度を決定しなくてはなら ない。還の数が多くなる場合にはその這になる。
この地霧聡の大小によっても，集成位置や角度を 変更しなくてはならない。
舞土，実際の器物に，この集絞構造をあてはめ た場合の展露について考察をしたわ酵であるが，
この勉にもこれまでみてきた影懇の表鐡方法の感 用によって多様性に富んだ器物のデザインが可能 となる。更にこれ．まで，木二藍品等の本の懸麟ま二の 装簸方法は，燧めて経験的な難易度の高い妓籍が 必要ときれてきたが，この方法によると比較的篶 便に形を麟面一とにあらわすことができる。本稿で 考察した内容を，工芸的形態との驚連でみた場合 それは，集成構造を窮醸することによって表われ る形の範囲でのデザイン姓に鰻られるが， ここま でみてきたような集成構造の彫や溺醜の緯合せに
よる造形的始果や，その応罵発展により，かなり 鳶交毒なデザインの基本的方法になるといえるので はないだろうか。又一方，今馨，木の作品や製品
にお縁るデザイン方法が，極めて難しい技鱗を背 景にした仕事か，「素木仕ま1盛等にみられるような 篶潔な木地仕上，及び漆塗りなど塗装によるデザ
イン方法等に大きく分かれ，木■1そのものとして の独霧のデザイン方法や簾舞法があまりみられな い現況では，やはり必要な本工のデザイン方法と 考えられる。
今後，課題として，先にあげた集1戎材トの麗翼に 関する点一自然轄の元来の傾斜縫線の護き換え．
一の考察や，器物に譲らない立体、との形態の衰顔 への癒霧など，幾つかの興味ある婦象が考えられ
る。
携用・参考文献
i）島地 謙勉著：本経の緯織 森嚢畠蔽 Pi（）7 ig7｛｝
2ラ片蟹野 …一：集疲材1こおける｛謬轟彗パターンの考察 福騒人学教官学離論集第3§号 P鶴 鴛83
轟，離島大学教育掌議論箋第衡号の「集成材にお 1ナる湧簿彗ノ章ターンの考察」の弓1絹支藩ぐの提示におい て一！7｝ 善本矢嚢孝著 木の1よなし 大月書店 駐52
／983一が被けていたので，ここに補足すると共に，
不手焼を郷容赦いただきた㌧池ウ
片聾 集破墨オ1こお1ナる窮導シ｛ターンの考察（その2｝ 9
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3．F我。老・rs＆ssoc賊e綾wlも薮嚥tl盤gs騒。暴asc越緬9獄et鼓。δ雛δ
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