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Academic year: 2024

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(1)

第3学年2組 国語科学習指導案

1 単元名 まとまりやつながりに気をつける 『くらしと絵文字』

2 単元でつけたい力

段落と段落とのつながりに気をつけて,説明文を読んだり書いたりし,わかりやすい説明の仕方 を考える。

3 単元について (1)単元観

本単元は,学習指導要領[第3学年及び第4学年]の[C読むこと]の目標及び内容を受けて行 われる学習である。

本単元は説明文教材と書く教材との融合単元である。読むことで学習した内容を生かして,説明 文を書くことにつなげていく。

3年生として身に付けさせたい論理的思考力として,段落ごとの内容を正確に理解すること,い くつかの段落をまとまりとして読んだり,段落どうしのつながりを考えて読んだりする力がある。

この力を,読むことだけでなく,自分でもまとまりやつながりに気をつけて文章を書いてみること で確かな力として定着させたい。

『くらしと絵文字』は,15の段落からなる説明文であるが,3つの大きなまとまりに分けるこ とができる。このまとまりに分けることで内容を大きくまとめて読む力を身につけさせる。また,

「第一の」などの言葉によって,段落相互のつながりに気をつけながら絵文字の特長を3つ探して 目標(3)目的に応じ,内容の中心をとらえたり段落相互の関係を考えたりしながら読む能力を身に

付けさせるとともに,幅広く読書しようとする態度を育てる。

内容 ①指導事項

イ 目的に応じて,中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を 考え,文章を読むこと。

エ 目的や必要に応じて,文章の要点や細かい点に注意しながら読み,文章などを引用し たり要約したりすること。

カ 目的に応じて,いろいろな本や文章を選んで読むこと。

②言語事項

ウ 記録や報告の文章を読んでまとめたものを読み合うこと。

エ 紹介したい本を取り上げて説明すること。

【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項】

イ(カ)表現したり理解したりするために必要な文字や語句について,辞書を利用して調 べる方法を理解し,調べる習慣を付けること。

(2)

(2)児童の実態

本学級は,男子13名(特別支援学級の児童を1名含む),女子22名,計35名で構成されて いる。本単元を指導するに当たり,アンケート調査を行った。

①絵文字を知っていますか。

はい いいえ

9人 25人

②「はい」に○をつけた人に,どんな絵文字を見たことがありますか。(文や絵など自由)

・信号(絵)・車いす(絵)・非常口(絵)・けんかをしている(絵)・人が座っている(絵)

・怪我をしている人間(絵)・花や野原の絵を見たことがある。(文)・元旦の日のはがき(文)

③その絵文字を見てどんな感じがしましたか。また,絵文字はどういうものだと思いますか。自由 に書いてください。

感じ方 絵文字の意味

・人になにかを知らせているような感じがした。

・おしゃれだと思う。

・きれいだと思った。

・心がさわやかになった。

・たのしいもの。

・非常口を表している。

・優先席を表している。

・絵を描くこと。

・信号は歩いたり止まったりするもの。

・絵文字は変わっている字だと思う。

・絵で表して文で表現する。

・外国人でもわかりやすい文字。

④国語の学習の中で好きなものはなんですか。あてはまるもの全てに○をつけてください。

お話を読むこと 自分の考えを書くこ

自分の考えを発表す ること

友達の意見や発表を 聞いたりすること

友達と話し合うこと

19人 16人 16人 15人 26人

(無回答 1名)

⑤運動会でおどる中学年のダンスについて説明してください。書き方は自由です。

1文しか書け ない

2文書ける 3文以上でく わしく説明し ている

箇条書きで説 明している

意味が伝わり づらい文章

日本語の表記 に間違いが見 られる

無回答

10人 12人 7人 4人 7人 3人 1名

(3)

<考察>

アンケートの結果から,まず児童は絵文字に対しての認識があまりないことがわかる。また,

知っていると答えた児童の中にも絵文字の意味を理解していない児童も見られた。国語に対しての アンケートでは,「書くこと」「発表すること」「聞くこと」を好きだと回答した児童は学級の約半 分だった。逆に,「話し合い」をすることが好きな児童が多く,『学校生活に生かす話し合いをしよ う』の学習が楽しかったようである。しかし,アンケートの⑤である説明文を自分で書くでは,順 序立てて正しく説明ができる児童が少なく,意味が伝わりづらい文章表記の児童も見られた。

以上のことから,説明文の書き方が正確に身についていない児童の様子が見られたので,今回の 単元では,もう一度自ら文章を読み取り,表現するという2つのことを同時に行うことで,アンケ ートのような説明を全員がくわしく説明文を書けるようにしていきたいと考えた。

(3)指導観

3年生になり,児童は『めだか』や『お話の好きな場面をくわしく書こう』で読み取る力や,自 分で考えて書くことを学んできているが,アンケートの結果から改めて説明文の構成や話のまとま りを読み取り,自分で考えて書けるよう指導していきたい。

『くらしと絵文字』では,「絵文字の定義」や「絵文字の三つの特長」を確実に読み取らせ,筆 者の説明から必要な情報を得て考えを理解させる。そこから自分の意見や考えを文章として書ける ようにさせたい。そのために,文章として書くということの定着が図れるように,「要点を捉える 力」やそれを「要約する力」「段落構成を捉える力」を段階的に向上させようと考えた。

また,児童がアンケートで好きだと答えていた話し合いを行い,新しい意見や見方を得ることで より内容が深められると考える。さらに発表会を行うことで達成感や充実感を味わわせ,2次につ なげられるように指導したい。

【仮説とのかかわり】

◇児童の思いや考えを大切にするための工夫

・教科書に説明文が記載されている絵文字か,身近にある絵文字のどちらかを選択できるように し,一人一人の段階に合った学習ができるようにする。

◇言語活動の取り入れ方の工夫

・学習した絵文字の紹介カードを書くようにする。

◇効果的に伝え合うための工夫

・選んだ絵文字を班の友だちに説明し,聞き手からの見方や意見を聞き改善を行うことで,自分 の考えをよりわかりやすくする。

・学校近辺や,身近な場所や交通機関などにある絵文字の写真を用意することで,自分の生活と

<仮説> 児童の思いや考えを大切にしながら,単元(教材)構成を工夫し,様々な言語活動を 意図的に取り入れることで,伝え合う意識が高まり,豊かに表現する力が育つだろう。

(4)

◇単元構成の工夫 <単元の姿>

4 単元の目標

(関心・意欲・態度) ○絵文字に興味を持ち,進んで読もうとしたり,考えを発表しようとしたり する。

(読むこと) ○中心となる語をとらえて段落相互の関係を考え,絵文字の特長や役割を読 み取ることができる。

(書くこと) ○絵文字の特長を捉えて説明を書くことができる。

(伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項)

○表現したり理解したりするために必要な語句を増し,語句には性質や役割 の上で類別があることを理解することができる。

5 指導計画(9時間扱い)

過 程

間 主な学習活動 支援(○)と評価(◎)

見 出 す (1)

1 ・単元名から学習のねらいをつかむと ともに,学習の見通しをもつ。

・全文を音読し,初発の感想を書く。

○説明文ということを理解させ,最後に発表 会を行うことを知らせる。

◎学習の見通しをもつことができたか。(観 察・ワークシート)

ま と まり や つ なが り に 気を つ け る

くら し と 絵文 字

○ 単 元の め あ て

○ 単 元計 画

並 行 読書

・ 内容 を 大 きく 三 つ に分 け る

・ 絵文 字 の 定義 や 暮 らし の 中 で役 だ っ

てい る こ とを 読 み 取る

・ 絵文 字 の 三つ の 特 長を 読 み 取り

, ま

とめ る

・ 教科 書 の 絵文 字 を 説明 す る 文を 書 く

・ オリ ジ ナ ルの 絵 文 字を 考 え て, 説 明 文を 書 く

絵 文字 の 特 長を 理 解 し, わ か りや す い 説明 を しよ う

。 絵

文 字説 明 会 を行 う

絵文字の特長を理解して,友達に説明できるようにしよう。

(5)

考 え る (5)

・段落相互の関係を考え,内容を大き く3つのまとまりに分ける。

・絵文字とは何か,どこで使われてい るのかを読み取り,ノートにまとめ る。

・紹介カードを書く。

○段落の最初の言葉に気をつけるように声掛 けを行う。

○3つのまとまりの内容を黒板に示し,それ ぞれどの段落にあてはまるのか,くぎり方 を考えさせる。

◎文章構成を理解し,全文を3つの大きなま とまりに分けることができたか。(発表・観 察)

○写真や図と言葉を結びつくような声掛けを 行う。

○読み取れていない児童には,結論をまとめ る言葉を見つけさせる。(「このように」)

○わからない言葉がある時は辞書を使うよう 声を掛ける。

◎絵文字の定義や暮らしの中で役立っている ことをまとめることができたか。(ノート・

紹介カード)

・ 5

・3つの特長を箇条書きにしてまとめ る。

・さし絵を絵文字の特長と照応させて

○拡大した絵文字を提示し,視覚的に形や色 をとらえられるようにする。

○理由が書かれているところに線を引かせる よう声掛けを行う。

○「たくさんの絵文字が使われているのはな ぜでしょうか。」という問題提起の文と関連 させて読み取ることを伝える。

◎絵文字の特長を読み取り,まとめることが できたか。(ノート)

『くらしと絵文字』を読み,内容 を読み取ろう。

絵文字とはどういったものか読み 取ろう。

絵文字が使われている理由はなん だろう。

(1) 絵文字とはどのようなもの か。

(2) 絵文字が使われる理由。

(3) これからの暮らしと絵文字 の役割。

つたえたいことを色と形にして,

見ただけでわかるようにした記 号を絵文字という。

絵文字の3つの特長

(1) そ の絵 を見 たし ゅん かん に,その意味がわかる。

(2) つたえる相手に親しみや楽 しさを感じさせる。

(3) その意味が言葉や年令など のちがいをこえてわかる。

(6)

・絵文字の果たす役割がこれからも大 きくなっていることを読み取る。

・筆者の考えを読み取る。

・紹介カードを書く。

○段落ごとにキーワードを見つけてまとめる ようにする。

○筆者の考えであることをおさえる。

◎絵文字の果たす役割について読み取ること ができたか。(ワークシート・紹介カード)

深 め る (1)

( 本時

本 時

・ワークシートをもとに選んだ絵文字 の説明文を書いてみる。

・班の友達に発表して改善点などを書 き加える。

○教師の書いたものを例示しながら,説明文 の書き方を説明する。

○前時までで,書くことが苦手な児童には教 科書の絵文字を選択させ,教科書の説明文 を参考にしてもよいことを伝える。

◎「はじめ-中―終わり」を意識して,絵文 字の説明文を書くことができたか。(ワーク シート・観察)

ま と め あ げ る (2)

・今までの学習を振り返りながら,自 分で絵文字を考え,説明文も書いてみ る。

○前時までに学んできた,「はじめ-中-終わ り」に気を付けながら書くことを促す。

○思い浮かばない児童には,用意している絵 文字の図鑑などを参考に考えるよう声掛け を行う。

◎学習してきたことをもとに,説明文を書く ことができたか。(紹介カード・観察)

・一人ずつ自分の絵文字の発表を行い,

学習のまとめにする。

○他の班の説明を聞きながら,学習してきた ことが生かされているか確認させる。

○良かったところを発表してもらうことを伝 える。

◎他の人の発表を聞いて感想をもつことがで きたか。(観察・発表)

自分で選んだ絵文字の説明文を書 こう。

これからのくらしと絵文字の役割 を読み取り,まとめよう。

自分でオリジナルの絵文字を考え て,説明文を書こう。

自分の絵文字の説明文を発表しよ う。

絵文字の役割

・外国との交流

・安全や注意をよびかける

「はじめ-中-終わり」を意識し て,説明文を書く。

・べんりで楽しく,安全にしてく れる

・世界中の人々がもっとわかり合 い,つながりを深め合う

(7)

6 本時の指導(7/9)

(1)目標

(関心・意欲・態度) ○絵文字について興味・関心をもち,学んだことを生かして進んで書こう としている。

(書くこと) ○選んだ絵文字の説明文を,学習してきたことをもとに自分で書くことが できる。

(伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項)

○表現したり,理解したりするために必要な文字や語句について,辞書を 利用して調べることができる。

(2)展開

時配 学習活動と内容 支援(○)と評価(◎)

13

1 今日の学習のめあてを確認する。

2 今まで学習してきたことを振り返 り,どのように絵文字の説明文を書 いたのか確認する。

・絵文字の定義

・絵文字の特長を確認する。

・「はじめ-中-終わり」の順で書く。

3 自分で絵文字についての説明文を 書いてみる。

○今まで学習してきたことをもとに事前に自 分で選んだ絵文字の説明文を書くことを知 らせる。

○ノートやワークシートを振り返らせ,学習し たことを思い出させる。

◎学んできたことを思い出し,進んで書こうと しているか。(観察)

○あらかじめ,前時までの様子を見て苦手な児 童には教科書の絵文字を選択させ,記載され ている言葉を参考にしながら自分でまとめ るよう声掛けを行う。

○早く書き終えた児童のために,もう1つ絵文 字を用意しておく。

◎学んできたことを生かしながら自分で説明 文を書くことができたか。(ワークシート)

自分で選んだ絵文字の説明文を書いてみよう

(8)

15

4 班になり,それぞれが自分の選んだ 絵文字の説明を行い,アドバイスや 意見を交換する。

5 代表を選び,発表をする。

6 次時の予告をする。

○友達から教えてもらったことや,指摘があっ たところは赤鉛筆で直すよう指示を出す。

○班の人の話を聞いて,誰の説明の仕方が上手 か判断させ,発表の代表を決めることを伝え る。

○友達の発表を聞いて自分との相違点などを 考えるよう声掛けを行う。

○教科書には載っていない絵文字の説明文を 書くことを伝え,最終的に発表会を行うこと を知らせる。

(3)板書計画

ら し と 絵 文 字

説 明を 書 き 方。

「 は じ め― 中

― 終わ り

」 はじ め どこ で 見 つけ た 絵 文 字か

。 何を 表 す 絵文 字 か

。 中

どん な 絵 を使 っ て いる か

くふ う さ れて い る こと は ど こか

。 終わ

り 絵文 字 に つい て 考 えた こ と

。 自分 で 作 って み た い絵 文 字

。 説明

文 の 書き 方 例

絵文 字 に つい て

、 自分 で 説 明 文を 書 い てみ よ う

。 絵

文 字 のし ょ う かい 絵

文 字 のく わ し い説 明 考

え た こと や 感 想 絵文字

( 教 師 が あ ら か じ め 用 意 し た 絵 文 字 の 説 明 文 を例 と し て板 書 す る。

Referensi

Dokumen terkait

<その他> ◆公開(研究)授業 〇平成29年告示 小学校学習指導要領 第1章総則 第3節 教育課程の実 施と学習評価 1 主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善 1 第1の3の 1 から 3 までに示すことが偏りなく実現されるよう、単 元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、児童の主体的・対話的で 深い学びの実現に向けた授業改善を行うこと。

1 第3学年 社会科 学習指導案 1.小単元名『市の様子の移り変わり』 (教科書:『小学社会3』p.140~155/学習指導要領:内容(4)) 2.小単元の目標 交通や公共施設が整備されたり,人口が増えたり,土地利用の様子が変わってきたりしている ことを調べる活動を通して,熊本市や人々の生活の様子を捉え,それらの変化を考えられるよう にする。

1 第3学年 社会科 学習指導案 1.小単元名『店で働く人と仕事』 (教科書:『小学社会3・4上』p.50~69/学習指導要領:内容(2)ア,イ) 2.小単元の目標 ○ 自分たちの住んでいる地域では,人々が工夫をしながら販売に関する仕事をしており,日々の 自分たちの生活を支えていることがわかる。 ○

1 第5学年 社会科 学習指導案 1.小単元名『世界とつながる日本の工業』 (教科書:『小学社会5上』p.132~141/学習指導要領:内容(3)ウ) 2.小単元の目標 工業生産を支える貿易や海外生産のはたらきと,それらを通じた世界各国との結びつきについて 調べ,その特色や課題を捉える。 3.小単元の評価規準 社会的事象への 関心・意欲・態度

1 第4学年 社会科 学習指導案 1.小単元名『水道水の確保と使い方』 (教科書:『小学社会3・4下』p.60~75/学習指導要領:内容(3)ア,イ) 2.小単元の目標 飲料水確保のための対策や事業が計画的・協力的に進められていることを調べて,それらが自分 たちの健康な生活や生活環境のよさを守ったり高めたりすることに役立っていることを考える。

1 第6学年 社会科 学習指導案 1.小単元名『世界の人々とともに生きる』 (教科書:『小学社会6下』p.62~77/学習指導要領:内容(3)イ) 2.小単元の目標 我が国の国際交流や国際協力の様子及び国際連合の働きを平和や発展への人々の願いと結びつけ て,世界平和の大切さや我が国が世界において重要な役割を果たしていることを考える。

「もしも」を考えることは,それまでの知識や体験を結びつけることにつながります。 新しい教科書の使い方 〜新しい教科書で,新しい生活科を〜 単元全体の流れをつかむ 1 各学習の「めあて」をつかむ 2 いつ,どのように学習を振り返るのか計画を立てる 3 そしてもっと学びを深める 4 全体を眺めて授業のイメージをつかんでください。

第6学年1組 算数科学習指導案 指導者 1 単元名 順序よく整理して調べよう(並べ方と組み合わせ方) 2 単元について (1)単元観 本単元は,学習指導要領解説の以下に該当する。 〔D 数量関係〕 D(5)起こり得る場合 (5)具体的な事柄について,起こり得る場合を順序よく整理して調べることができるよう にする。