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2019 年度 第3回 10 月東大本番レベル模試 地理 採点基準

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2019 年度 第3回 10 月東大本番レベル模試 地理 採点基準

1 単答記述問題

誤字,脱字,漢字間違いは0点。

2 論述問題

①「設問別加点基準」に基づき加点する。また,その他各問題の主旨に適した解答にも適宜加点する。

ただし,満点を超える得点は与えない。

② 以下の「共通減点基準」に基づき減点する。

3 共通減点基準

① 加点要素における誤字・脱字および漢字の間違いは1点減点。

② 下線の付け忘れは(1つの設問につき)1点減点。

③ 指定用語不使用は1点減点。

④ 字数オーバーは1点減点。

*減点しなくていい要素,その他の注意

① 地理用語に関して,漢字の新字体/旧字体や,スロヴェニア⇔スロベニア,パキスタン⇔パーキス ターンといったカタカナ表記の通念の範囲内での異体に関しては減点はしない。

② 加点要素以外で誤った記述があった場合,その部分は0点だが,減点はしない。

③ 加点項目は内容的に整合性が取れていればよく,字句の順序や表現は必ずしも完全に一致していな くてもよい。

④ 文章が未完のものも減点しない。

4 採点記号について

1.<□□□□> 加点ポイント 2.□□□□× 事実に誤認あり 3.□□✔□□ 誤字あり/脱字あり

(2)

5 設問別加点基準

1) 部分は必須キーワードであり,この表現がなければ当該加点ポイントにおける加点は しない。その他は同義であれば加点する。

2)○○/△△ は「○○でも△△でも可」を意味する。

3)「②(①の説明として)」は,加点ポイント①を正解していなくても,加点ポイント②に該当す れば加点する。

4)「 A 」や「 B 」→1 点 は,「 A 」と「 B 」の両方の要素があれば 1 点加点する。

第1問 設問A

⑴ 1点×2

ア-サイクロン ウ-ハリケーン (※イについては採点対象外 )

⑵ 3 点 (2行)

東側海域の海面付近の暖水が貿易風によって西側に吹き送られ,北上するペルー海流や下層からの冷た い湧昇流がこれを補うから。

【加点ポイント】

① 「貿易風/南東貿易風/北東貿易風」 が 「暖水を西側へ運ぶ」 →1点

(「東寄りの風」では加点しない) (「南赤道海流/赤道反流 を形成する」でも可)

② ペルー海流が北上する/寒流が流れてくる/下層から冷たい湧昇流が上がってくる →1点

③ ②は①の補流である/①を補うのが②である →1点

(※①の暖水の後に②が流れてくる という関係が捉えられていれば加点する)

⑶ 2 点 (1行)

湧昇に伴う栄養塩の供給が減り,アンチョビー漁が不漁になる。

【加点ポイント】

①(水産業への影響として)不漁になる/漁獲量が減る →1点

②(①の要因として)栄養塩類が減る/プランクトンの餌となる栄養が減る →1点 (※「プランクトンが減る」では加点しない)

設問B

⑴ 2点(完答)

a-干ばつ b-地震 c-感染症

(3)

⑵ 2点 (1行)

治水への投資が進まないうえに,氾濫危険地域の居住者が多い。

【加点ポイント】

① 治水への投資が進まない/洪水予防のための資金がない/堤防やダムの建設が進まない →1点

② 氾濫危険地域の居住者が多い/低地に集住している/洪水の危険情報が伝わりにくい →1点

⑶ 4点 (2行)

平年は夏でも冷涼な気候の下で熱ストレスに弱いうえ,ヒートアイランド現象が生じる都市部において も高齢者の割合が高いため。

【加点ポイント】

①(気候の特徴として)冷涼である/夏でも気温が低い →1点

②(①により)熱に弱い/暑さになれていない/クーラーなどの備えがない →1点

③(社会的背景として)都市でヒートアイランド現象が生じやすい →1点

④(社会的背景として)高齢化が進んでいる/老人がとくに暑さに弱い →1点

設問C

⑴ 1点

土石流/土砂崩れ/土砂災害

⑵ 4点 (3行)

過去の被災状況などを伝承する碑の位置を示して住民に注意喚起し,防災に活用するために制定された が,古い碑文には難解なものもあり,インターネットなどを通して情報を提供する必要がある。

【加点ポイント】

①(理由・目的として)過去の災害を伝承する/地形図から過去の災害地域であることがわかる →1点

②(理由・目的として)住民に注意喚起する/防災のために活用する →2点

③(課題として)碑文が難解である/インターネットなどを通じて情報提供する必要がある →1点

(4)

第2問 設問A

⑴ 2点

a-アメリカ合衆国/アメリカ b-ブラジル c-中国 d-インド

※4個正解 →2点 1~3個正解 →1点 0個正解 →0点

⑵ 3点 (2行)

ヒンドゥー教徒が食べない牛肉の生産量は上位5か国に入らないが,宗教的制約を受けにくい牛乳と鶏 肉の生産は拡大している。

【加点ポイント】

★⑴「d-インド」を正解していることが加点の前提

① 牛肉の生産量が少ない/牛肉の生産量は上位5か国に入らない →1点

② 牛乳(または鶏肉)の生産が増えている/白い革命が進んだ/ピンクの革命が進んだ

/牛乳の流通ルートが確立された →1点

③(①②の背景として)ヒンドゥー教徒が多い/ヒンドゥー教徒は牛肉を食べない

ヒンドゥー教徒は牛肉を食べないが牛乳は飲める →1点

⑶ 4点 (3行)

[指定語句] 土地改良 遺伝子組み換え大豆 経済成長 3つ全て 下線付きで使用

日本の援助を受けて土地改良されたセラードにaの穀物メジャーが進出して遺伝子組み換え大豆が普及 し,経済成長で飼料や油脂原料としての需要が高まったcに大量輸出されるようになったため。

【加点ポイント】

★⑴「a-アメリカ合衆国,b-ブラジル」を正解していることが加点の前提

① b(ブラジル)では日本の援助によりセラードの土地改良を行って大豆栽培を拡大した →1点 (※土地改良が日本の援助(ODA)により行われたことが分かれば加点する)

②aの穀物メジャーが進出して遺伝子組み換え大豆が普及した →1点

(※遺伝子組み換え大豆が「a」か「穀物メジャー」から供給されたことが分かれば加点する)

③ bの大豆はc(中国)へ輸出される →1点

④ c(中国)は,「経済成長」で「飼料/油脂原料」の需要が高まった →1点 (※経済成長という背景 + 用途(飼料・油脂原料など)で1点加点する)

(5)

設問B

⑴ 1点(完答)

f-日本 g-フランス h-スペイン

⑵ 3点 (2行)

家畜飼育と農耕を組み合わせた混合農業が盛んであり,砂糖をとった後のしぼりかすと葉が飼料になる テンサイが栽培されるため。

【加点ポイント】(※⑴の可否は問わない)

①(ドイツとgは)混合農業が盛ん/家畜飼育と農作物栽培を組み合わせている →1点

②(砂糖の原料として)テンサイを栽培する →1点

③(②は)飼料にもなる →1点

⑶ 4点(2行)

カナダは冷涼地域でも栽培の可能な菜種,hは夏季の高温と乾燥に耐え,肥沃でないテラロッサでも育 つオリーブの生産量が多い。

【加点ポイント】

★⑴「h-スペイン」を正解していることが「③④」の加点の前提

①(カナダは)菜種/なたね/アブラナ を栽培する →1点

②(カナダの気候として)冷涼である/気温が低い/寒い →1点

③(hは)オリーブを栽培する →1点

④(hの気候と土壌として)「夏季の高温/夏季の乾燥」と 「テラロッサ/やせた土壌」 →1点 「テラローシャ」は×

設問C

⑴ 1点(完答)

J-コーヒー豆 K-茶 L-切り花 M-カカオ豆 (「豆」抜け →誤字 -1点)

⑵ 2点 (2行)

バラの生産に適した気温が一年中続く低緯度の高原を持つ上に,ハブ空港経由の空輸により短時間で届 けられるようになったため。

【加点ポイント】

★⑴「L-切り花」を正解していることが加点の前提

①(Lの気候として)バラの生産に適した気温が一年中続く/常春気候である

/高原なので低緯度の割に気温が低い →1点

②(交通の変化として)ハブ空港を利用できるようになった

/ドバイ空港経由で輸出するようになった →1点

(6)

第3問 設問A

⑴ 1点(完答)

(イ)-日本 (ウ)-バングラデシュ (エ)-エチオピア

(※(ア) (オ) (カ)については採点対象外 )

⑵ 2点

(ア)-トロント (オ)-ニューヨーク (カ)-ベルリン

※3個正解 →2点 1~2個正解 →1点 0個正解 →0点

⑶ 2点 (1行)

(ア)国は寒冷で可住面積が小さく,少数の都市に集住する。

【加点ポイント】(※⑵の可否は問わない)

①(自然的要因として)寒冷である/冷帯・寒帯に属する/可住面積が小さい →1点

②(社会的要因として)少数の都市に集住する/都市の数も人口も少ない →1点

⑷ 4点 (3行)

中央集権的な体制である(イ)国は,少ない平野に都市域が連続して形成され,ここに多くの人口が集中し ている。連邦制をとる(カ)国は,平原に広がる国土全体に,同規模の都市が散在している。

【加点ポイント】★⑴「(イ)-日本」を正解していることが「①」の加点の前提

①((イ)国の都市分布として)少ない平野に都市域が連続して形成される /海岸沿いに帯状に都市が分布する

/太平洋メガロポリスが形成されている

/東京への一極集中が見られる →1点

②((カ)国の都市分布として)国土全体に,同規模の都市が散在している

/1つの都市への人口集中は顕著ではない →1点

③(①②の自然的背景として)(イ)国は山がちで平野が少ない

/(カ)国は平野が広がる →1点

④(①②の社会的背景として)(イ)国は中央集権体制をとる/(イ)国は首都が政治・経済の中心地となる

/(カ)国は連邦制をとる/(カ)国は地方分権が進んでいる

/(カ)国は各州の政治権限が強い →1点

(7)

⑸ 2点 (2行)

[指定語句] 人口爆発 雇用 2つ全て 下線付きで使用

人口爆発がおこり,雇用を求めて農村から大量の人口が流入した首都では,劣悪な居住環境や雇用機会 の不足が課題となっている。

【加点ポイント】

①(背景として)「人口爆発により」,「農村から(地方から)」大量の人口が首都に流入した →1点

②(首都の課題として)「雇用機会が不足し」,「劣悪な居住環境」が生じている →1点

スラム/ホームレス/インフォーマルセクター

/ストリートチルドレン/治安の悪化 などでも可

設問B

⑴ 1点×3 (各1行)

X-オフィス開発や過密による環境悪化で人口が郊外流出した。

【加点ポイント】

①X-「環境悪化/過密/騒音/地価・家賃の上昇」 などで 「郊外に流出」した →1点

Y-農村の若年層が,雇用を求めて都市やその郊外に移動した。

【加点ポイント】

①Y-(農村から)「雇用を求めた若者」の 「都市/郊外への流出」 が見られた →1点

Z-良質な住宅や生活環境を求めて都市住民が郊外に移動した。

【加点ポイント】

①Z-「都市(X)の住民」が「郊外のZに移動した/良質な住宅や生活環境を求めて流入した」→1点 「都心」も可

⑵ 2 点 (2行)

Xでは人口流出が進みコミュニティの維持が難しくなり,Yではスプロール現象が進み都市インフラの 未整備が課題となった。

【加点ポイント】

①(Xでは)「人口流出」で「コミュニティの維持が困難/自治会などが成り立たない

/住民同士の交流がなくなる」 →1点

②(Yでは)スプロール現象が進んだ/虫食い状に市街地化が進んだ/無計画な開発が進んだ

/農地に工場や住宅地が混在した/都市インフラの未整備 →1点

(8)

⑶ 4点 (3行)

[指定語句] 海外移転 高層住宅 子ども世代 3つ全て 下線付きで使用

地価の低下や製造業の海外移転で開発用地が増加したXでは,高層住宅の開発が進んだから。YではⅡ 期に流入した世代の高齢化やその子ども世代が利便性を求めて職場に近い都市に移動したから。

【加点ポイント】

①(Xの人口急増の要因について)高層住宅が多く建てられた →1点

②(①の背景として)製造業の海外移転 →1点

③(①の背景として)地価の下落 →1点

③(Yの人口減少の理由として)「Ⅱ期に流入した世代」の 「子ども世代が流出した」 →1点 「ニュータウンの入居者」などでも可

Referensi

Dokumen terkait

問1 4点 1点×4 化学式,色とも解答の通り。配点が一点のため色を付けている場合は✓。 問2 2点 1点×2 解答と同等であれば可。両辺を=,⇄で結んでいる場合は不可。 問3 6点 2点×3 解答の数値通り。(これらの数値しか算出されないため。) 問4 3点 解答と同等であれば可。K1およびK2をイタリックで書いていなくても可。これらを小文字で書