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2022 年度 第 3 回 10 月九大本番レベル模試地理 採点基準

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2022年度 第3回10月九大本番レベル模試地理 採点基準

1 単答記述問題

誤字,脱字,漢字間違いは0点。

2 論述問題

①「設問別加点基準」に基づき加点する。また,その他各問題の主旨に適した解答にも適 宜加点する。ただし,満点を超える得点は与えない。

② 以下の「共通減点基準」に基づき減点する。

3 共通減点基準

① 加点要素における誤字・脱字および漢字の間違いは1点減点。

② 下線の付け忘れは1点減点。

③ 指定用語不使用は1点減点。

④ 字数オーバーは1点減点。

*減点しなくていい要素,その他の注意

① 地理用語に関して,漢字の新字体/旧字体や,スロヴェニア⇔スロベニア,パキスタ ン⇔パーキスターンといったカタカナ表記の通念の範囲内での異体に関しては減点はし ない。

② 加点要素以外で誤った記述があった場合,その部分は0点だが,減点はしない。

③ 加点項目は内容的に整合性が取れていればよく,字句の順序や表現は必ずしも完全に 一致していなくてもよい。

④ 文章が未完のものも減点しない。

4 採点記号について

1.<□□□□> 加点ポイント 2.□□□□× 事実に誤認あり 3.□□✔□□ 誤字あり/脱字あり

(2)

5 設問別加点基準

1) 部分は必須キーワードであり,この表現がなければ当該加点ポイントに おける加点はしない。その他は同義であれば加点する。

2)○○/△△ は「○○でも△△でも可」を意味する。

3)「②(①の説明として)」は,加点ポイント①を正解していなくても,加点ポイン ト②に該当すれば加点する。

4)「 A 」が「 B 」→1点 は,「 A 」と「 B 」の両方の要素があれば 1点加点する。

5)[指定語句] は,解答文中のどこかで使用していれば減点しない。

[1] 問2 20点

[指定語句] 消滅防止 言語戦争 民族島あ(下線不要)

※指定語句不足は1語につき-1点

ヨーロッパは北西部にゲルマン語派,南西部にラテン語派,東部にスラブ語派の言語を用 いる民族が多い。アとイはゲルマン語派とラテン語派の境界に位置し,アは,ゲルマン語 派のオランダ語を用いるフラマン人とラテン語派のフランス語を用いるワロン人との間に 言語戦争とも呼ばれる民族対立がみられる。イは,ゲルマン語派のドイツ語と,ラテン語 派のフランス語,イタリア語,ロマンシュ語が公用語とされるが,目立った民族対立はな い。ただし,ロマンシュ語は使用人口が少なく,消滅防止のための取り組みがみられる。

ウは,周囲にスラブ語派の言語を用いる民族が多い中で,ラテン語派のルーマニア語を用 いる人々が多いため,民族島と呼ばれる。

【加点ポイント】

ⅰ)ヨーロッパの言語分布について(3点)

①「北西部/北部」に「ゲルマン語派/ゲルマン系」 →1点

②「南西部/南部」に「ラテン語派/ラテン系」 →1点

③「東部」に「スラブ語派/スラブ系」 →1点

ⅱ)ア(ベルギー)について(6点)

① ゲルマン語派とラテン語派の境界に位置する →1点

(※「イ」について「ゲルマン語派とラテン語派の境界」としていても可)

② 言語紛争/民族対立 がみられる →1点

③(②の一方として)・ゲルマン語派/ゲルマン系/オランダ系/オランダ語を話す→1点

・フラマン人/フラマン民族 →1点

④(②の一方として)・ラテン語派/ラテン系/フランス系/フランス語を話す →1点

・ワロン人/ワロン民族 →1点

(3)

ⅲ)イ(スイス)について(6点)

①(使用言語/公用語)・ドイツ語 →1点

・フランス語 →1点

・イタリア語 →1点

・ロマンシュ語/レート・ロマンシュ語 →1点 (※「4つの公用語がある」のみ →1点)

② ロマンシュ語は消滅防止のための取り組みがみられる /ロマンシュ語は消滅防止策が必要である

/ロマンシュ語は使用人口が少なく消滅が危惧される →2点

ⅳ)ウ(ルーマニア)について(5点)

①(言語について)「ラテン語派/ラテン系」の「ルーマニア語」 →2点 (※「ラテン語派/ラテン系」のみ →1点)

② 民族島と呼ばれる →1点

③(②の理由)周囲は スラブ語派(スラブ系)が多い

/スラブ語派(スラブ系)の国に囲まれている →2点 (※「周囲の国と語派が異なる」のみ →1点)

問4 14点

[指定語句] 準公用語 情報通信技術産業 ドラヴィダ語族 連邦公用語あ

(下線不要)※指定語句不足は1語につき-1点

インドの北部と中部はインド・ヨーロッパ語族の言語が多く,その中で最も使用人口が多 いヒンディー語が連邦公用語とされる。しかし,ドラヴィダ語族の言語を用いる先住民が 多い南部はヒンディー語への反発もあり,植民地時代の宗主国の言語である英語が準公用 語とされ,インドの共通語として機能している。英語は,米国企業からソフトウエア開発 やデータ処理等の業務を受注するのに役立ち,インドの情報通信技術産業を成長させた。

【加点ポイント】

ⅰ)使用言語について(10点)

① 連邦公用語は ヒンディー語/ヒンデイー語/ヒンディー である →2点

② 準公用語は英語である →2点

③(②の背景)植民地時代の宗主国の言語である

/かつてイギリスの植民地であった →2点

④(②の背景)ドラヴィダ語族はヒンディー語への反発がある

/ドラヴィダ語族はヒンディー語を話さない

/ドラヴィダ語族への配慮 →2点

(次ページに続く)

(4)

⑤(その他)・北部(と中部)はヒンディー語の話者が多い

・ヒンディー語はインド・ヨーロッパ語族の言語である 1つ1点 ・先住民はドラヴィダ語族の言語を用いる 2点まで ・南部はドラヴィダ語族の言語の話者が多い

ⅱ)英語を準公用語とした影響について(4点)

① インドの情報通信技術産業を成長させた

/インド南部(バンガロール)で情報通信技術産業が発展した →2点

②(①の背景)アメリカ合衆国の企業から業務を受注できた

/アメリカ合衆国の企業と時差を利用した業務提携ができた →2点

[2]

問2 20点

[指定語句] 移民 英語 産業の高度化 失業率 エコツーリズムあ

(下線不要) ※指定語句不足は1語につき-1点

Eでは安価な労働力を利用したアメリカ合衆国資本の製造業が発達していたが,他の国で は一次産品や軽工業品生産が産業の中心だった。Cはエコツーリズムの発展や機械工業の 立地で経済成長が進んだが,A・B・Dでは産業の高度化が進まず経済が停滞している。

英語を公用語とするAでは早くから米国への移民による送金が経済規模に比べて大きかっ たが,失業率の高止まりや治安の悪化によって,特に米国に近接するDやEなどスペイン 語圏でも米国への移民が増加し,彼らの送金が国内経済に果たす役割が拡大した。

【加点ポイント】

★問1のA~Eで,正解している国についてのみ,加点する

ⅰ)A(ジャマイカ)について(4点)

① 産業の高度化が進んでいない/経済が停滞している/一次産品の輸出が多い →1点

② 早くから(1990年代後半から)移民からの送金が多い

/移民からの海外送金受取額の対GDP比が1997年も2019年も高い

/移民からの海外送金受取額の対GDP比が更に大きくなった →2点

(※「移民からの送金が多い(増えた)」のみ →1点)

③(②の背景)英語を公用語とする/英語の話者が多い

/イギリスの植民地だったため英語が通じる →1点

ⅱ)B(ボリビア)について(3点)

① 産業の高度化が進んでいない/経済が停滞している/一次産品の輸出が多い →1点

② 移民からの送金が増加した

/移民からの海外送金受取額の対GDP比が増加した →2点

(5)

ⅲ)C(コスタリカ)について(4点)

① 産業の高度化が進んだ/経済成長が進んだ →1点

②(①の背景)エコツーリズムの発展/エコツーリズムの導入 →2点

③(①の背景)機械工業の立地/さらに工業化が進んだ/精密機械の工場が立地 →1点

ⅳ)D(グアテマラ)について(4点)

① 産業の高度化が進んでいない/経済が停滞している/一次産品の輸出が多い →1点

② 移民からの送金が増加した

/移民からの海外送金受取額の対GDP比が増加した →2点

③(②の背景)失業率の上昇/治安の悪化/米国に近接 →1点

ⅴ)E(メキシコ)について(5点)

① もともと製造業が発達/1997年の時から自動車などの製造業が立地

/1997年時から産業の高度化が進んでいた →1点

②(①の背景)・アメリカ合衆国資本の製造業が立地

・安価な労働力 1つ1点 ・マキラドーラ/NAFTA/米国との間の関税撤廃 2点まで

③ 移民からの送金が増加した

/移民からの海外送金受取額の対GDP比が増加した →1点

④(③の背景)失業率の上昇/治安の悪化/米国に近接 →1点

問3 10点

大量に流入する中南米移民が,安価な労働力として建設業,農業や都市の雑多なサービス 業に従事している。労働力供給,移民の消費や高い出生率が米国の経済成長に寄与してい るが,英語を母語としないヒスパニックの増加は米国社会に亀裂をもたらしている。

【加点ポイント】

ⅰ)産業への影響について(6点)

①(移民は)安価な労働力となる →2点 (※「労働力」のみ →1点)

②(①の使用先)・建設業/肉体労働

・農業/農作物の収穫 1つ1点 ・労働条件の悪いサービス業 2点まで

③(移民は)米国の経済成長に寄与/米国経済に不可欠な存在となっている →2点

ⅱ)社会への影響について(4点)

① 出生率を高める/米国の人口増加に寄与 →2点

② ヒスパニックと白人との民族対立/ヒスパニックへの差別

/非移民の失業率の上昇/米国社会に亀裂をもたらす →2点

(6)

問4 10点

いずれも低緯度の高地に位置し,盆地状の地形である。農村の余剰労働力が仕事を求めて 流入し,標高の高い都市外縁部に不良住宅地を形成している。急速な都市化の進行は交通 渋滞を招き,自動車の排気ガスが盆地に滞留して大気汚染が深刻化している。

【加点ポイント】

ⅰ)共通の自然環境について(3点)

① 低緯度/赤道近く →1点

② 高地/標高が高い →1点

③ 盆地/山に囲まれている →1点

ⅱ)共通の都市問題について(7点)

① 不良住宅地の形成/スラムの増加/インフォーマルセクターの増加 →2点

②(①の背景)農村の余剰労働力の流入 →1点

③ 大気汚染 →2点

④(③の要因)自動車の排気ガス/自動車の不完全燃焼 →1点

⑤(③の要因)盆地に④が滞留する/周囲の山が④の発散を防ぐ →1点

※①③の代わりに 「インフラ整備の遅れ/交通渋滞/内水氾濫」 →1つ1点 2点まで

Referensi

Dokumen terkait

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