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DCPAM 実習 3. 地球実験の並列計算

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Academic year: 2025

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(1)

http://www.gfd-dennou.org

DCPAM 実習

3. 地球実験の並列計算

高橋芳幸1,

地球流体電脳倶楽部 dcmodel プロジェクト

1.神戸大学大学院理学研究科

(2)

DCPAM チュートリアル

地球実験を並列計算してみよう

.

以下では

,

作業するディレクトリの絶対パスを

$EXPDIR

と表記する

.

(3)

http://www.gfd-dennou.org

DCPAM 並列化の概要

 DCPAM

,

用いているスペクトル変換ライブラリ

ispack1

MPI

並列化に基づいて並列化されて

いる

.

格子点は

,

緯度方向に帯状にプロセス分割される

.

rank 0 rank 1 rank 2 rank 3

rank 1 rank 2 rank 3 Eq.

S.P.

N.P.

180° 360°

格子点

(4)

DCPAM 並列数

最大並列数

経度方向の格子点数を

IM

とする

緯度方向の格子点数

IM/2

 MPI

最大並列数は

IM/4

でも場合によっては

IM/8

までしか正常に並列実行でき ない

.

具体例

IM = 64 のとき (T21, 緯度経度 ∆λ~∆φ~5.6°)

IM/4 = 16

IM/8 = 8

並列数は各プロセスのデータ数が均等になるよう に選ぶことを推奨します

.

(5)

http://www.gfd-dennou.org

実験 (1) ~ 実験用ディレクトリ準備 ~

実験をするためのディレクトリを準備してください

実験用ディレクトリに実行ファイルと設定ファイルを コピーしてください

$ cd $EXPDIR

$ mkdir –p dcpam5-exp/Earth-exp-parallel

$ cd dcpam5-exp/Earth-exp-parallel

$ mkdir bin conf

$ cp ../../dcpam5-20160612/src/main/dcpam_main ./bin/

$ cp ../../dcpam5-20160612/src/main/dcpam_init_data ./bin/

$ cp ../../dcpam5-20160612/src/main/dcpam_init_data_surface ./bin/

$ cp ../../dcpam5-20160612/exp_setup_files/*.conf ./conf/

(6)

実験 (1) ~ 実験用ディレクトリ準備 ~

実験をするためのディレクトリを準備してください

$ cd $EXPDIR

$ cp -Rp dcpam5-exp/Earth-exp ¥

dcpam5-exp/Earth-exp-parallel

(7)

http://www.gfd-dennou.org

実験 (2) ~ 外部入力データの準備 1~

実験をするための外部入力データを準備してくださ い

.

ウェブページ

「ごくらく DCPAM」⇒「地球実験」⇒「サンプルデータ」

下のファイルを実験ディレクトリにダウンロード

O3_CMIP5_climatology_zonalmean_T021.nc

sic_amipII_bc_clim_T021.nc

sp_for_Earth_T021.nc

sst_amipII_bc_clim_T021.nc

例えば

:

$ wget http://www.gfd-dennou.org/library/dcpam/sample/2015-02-11_tutorial/Earth/sp_for_Earth_T02

(8)

実験 (3) ~ 外部入力データの準備 2~

外部入力データを分割してください

.

ウェブページ

「関連プログラム・スクリプト」⇒「複数プロセス用ファイルへの 分割」

util_split-2010-09-25.tgz をダウンロード

分割プログラムを準備

ファイルを分割

$ tar xvf util_split-2010-09-25.tgz

$ cd util_split-2010-09-25

$ make

$ cp split_Earth_data.nml split.nml

$ ./split_ncf

← split.nml の内容を確認

(9)

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実験 (4) ~ 外部入力データの準備 3~

分割された外部入力データを確認してください

.

以下のファイル

O3_CMIP5_climatology_zonalmean_T021.nc

sic_amipII_bc_clim_T021.nc

sp_for_Earth_T021.nc

sst_amipII_bc_clim_T021.nc

を分割した結果

,

以下のファイルができているはずです

.

*_T021_P2_rank000000.nc

*_T021_P2_rank000001.nc

(10)

実験 (5) ~ 設定ファイルの変更 ~

分割された外部入力データファイル名に合わせて

,

設定ファイルを変更してください

.

 conf/dcpam_E_T21L26.conf

内の以下の箇所を変更

O3_CMIP5_climatology_zonalmean_T021.nc

⇒ O3_CMIP5_climatology_zonalmean_T021_P2.nc

sic_amipII_bc_clim_T021.nc

⇒ sic_amipII_bc_clim_T021_P2.nc

sp_for_Earth_T021.nc

⇒ sp_for_Earth_T021_P2.nc

sst_amipII_bc_clim_T021.nc

⇒ sst_amipII_bc_clim_T021_P2.nc

(一か所ではありません.

(11)

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実験 (6) ~ 実行 ~

初期値データを生成します

.

init_T21L26_rank00000[0-1].nc ができたことを確認してください.

surface_T21_rank00000[0-1].nc ができたことを確認してください.

実行します

.

終了後に *.nc ができたことを確認してください.

$ mpiexec –n 2 ./bin/dcpam_init_data ¥ –N=./conf/init_data_E_T21L26.conf

$ mpiexec –n 2 ./bin/dcpam_main ¥

–N=./conf/dcpam_E_T21L26.conf

$ mpiexec –n 2 ./bin/dcpam_init_data_surface ¥ –N=./conf/surface_data_E_T21.conf

(12)

計算結果を統合しよう

計算結果データを統合してください

.

ウェブページ

「関連プログラム・スクリプト」⇒「複数プロセス用ファイルへの 統合」

util_merge-2011-03-28-2.tgz をダウンロード

統合プログラムを準備

ファイルを統合

$ tar xvf util_merge-2011-03-28-2.tgz

$ cd util_merge-2011-03-28-2

$ make

$ cp merge_Earth_UsingU.nml merge.nml

$ ./merge_ncf

← merge.nml の内容を確認

(13)

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結果を見てみよう (1) ~ データ結合 ~

計算からできた温度の時間発展のアニメを見て みよう

参考に分割ファイルも見てみよう

$ gpview Temp.nc@Temp --anim time ¥ --range 240:310 --smooth

$ gpview Temp_rank000000.nc@Temp --anim time ¥ --range 240:310 --smooth

$ gpview Temp_rank000001.nc@Temp --anim time ¥ --range 240:310 --smooth

(14)

長時間積分してみよう

設定ファイル

, conf/dcpam_E_T21L26.conf

を変更してください

.

使用する計算機の能力に合わせて適当に設定して ください

.

実行してください

.

EndYear = 1 EndMonth = 7 EndDay = 1

$ nohup mpiexec –n 2 ./bin/dcpam_main ¥

–N=./conf/dcpam_E_T21L26.conf < /dev/null ¥ > dcpam.log 2>&1 &

$ tail –f dcpam.log (終了する時には Ctrl-c

Referensi

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